JP2001213243A - 車載用情報処理装置 - Google Patents

車載用情報処理装置

Info

Publication number
JP2001213243A
JP2001213243A JP2000027316A JP2000027316A JP2001213243A JP 2001213243 A JP2001213243 A JP 2001213243A JP 2000027316 A JP2000027316 A JP 2000027316A JP 2000027316 A JP2000027316 A JP 2000027316A JP 2001213243 A JP2001213243 A JP 2001213243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
fan
information processing
speed
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000027316A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
弘 小林
Hideki Odate
英樹 大舘
Hiroaki Fujita
宏明 藤田
Masashi Kawamoto
正史 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2000027316A priority Critical patent/JP2001213243A/ja
Priority to US09/770,455 priority patent/US6427103B2/en
Priority to EP01102041A priority patent/EP1122990A3/en
Publication of JP2001213243A publication Critical patent/JP2001213243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20209Thermal management, e.g. fan control

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内の静粛性の保持とファンとして必要な
回転速度の確保とを両立させつつ当該ファンを動作させ
ることが可能な車載用情報処理装置を提供する。 【解決手段】 回転する空冷用のファン18と、速度、
車両の振動の発生状況等の車両の動作状態を検出すると
共に、検出された動作状態に応じてファン18の回転速
度を制御するCPU1と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用オーディオ
装置等の車載用情報処理装置の技術分野に属し、より詳
細には、冷却又は埃除去等用のファンを内蔵して車両に
搭載される車載用情報処理装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の車室内にいわゆるカーラジ
オやカセットデッキ又はCD(Compact Disc)プレー
ヤ等のオーディオ装置を搭載し、これらにより当該車室
内において音楽等を楽しむことが広く行われている。
【0003】また、近年においては、車室内に液晶ディ
スプレイ等の表示装置を搭載し、これに必要な地図等を
表示することにより当該車両の運行を補助するいわゆる
ナビゲーション装置も一般化しつつある。
【0004】ここで、これらオーディオ装置又はナビゲ
ーション装置においては、その動作に当たって発熱を伴
う機器(例えばCPU又はアンプ)と、その動作に当た
って高温となることを抑制しなければならない機器(例
えば、MD(Mini Disc)ドライブ)とがその中に併存
する場合がある。よって、当該発熱を伴う機器からの発
熱を抑制すべく、冷却用のファンが内蔵されている場合
が多い。
【0005】このとき、当該ファンの動作については、
当該オーディオ装置又はナビゲーション装置に対する電
源電力の供給が開始されると同時にその回転を開始させ
て冷却機能を発揮させることが一般的であり、その回転
速度(単位時間当たりの回転数を言う。以下、同じ。)
については一定とされるのが通常であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該オ
ーディオ装置又はナビゲーション装置は車両の車室内に
搭載されることが一般的であるところ、近年は車室内の
静粛性が重視される傾向が顕著である。
【0007】従って、静粛性を重視するように車室内を
設計しても、当該オーディオ装置又はナビゲーション装
置内の上記ファンの回転による風切り音により当該静粛
性が保持されなくなってしまう場合があるという問題点
があった。
【0008】一方で、車室内の静粛性を重視する余りに
当該ファンの回転速度を低減すると、当該ファンとして
の十分な冷却機能が発揮できず、この場合には当該オー
ディオ装置又はナビゲーション装置の加熱による故障を
招来する場合があるという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は、上記の各問題点を鑑み
て為されたもので、その課題は、車室内の静粛性の保持
とファンとして必要な回転速度の確保とを両立させつつ
当該ファンを動作させることが可能な車載用情報処理装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、回転するファンと、車
両の動作状態を検出する検出手段と、前記検出された動
作状態に応じて前記ファンの回転速度を制御するCPU
等の制御手段と、を備える。
【0011】よって、車両の動作状態に応じてファンの
回転速度を制御するので、車両の動作状態に応じて、例
えば、静粛性を優先する場合は回転速度を低減すること
でファンによる不要な風切り音を抑制して車両の車室内
の静粛性を保持すると共に、静粛性を優先しない場合に
は回転速度を上げてファンとして必要な回転速度を確保
する等の制御が可能となる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の車載用情報処理装置に
おいて、前記検出手段は、前記車両における車室内の静
粛度を検出する音声マイク等の静粛度検出手段であると
共に、前記制御手段は、前記車室内が静粛である場合、
前記ファンの回転速度を低速度とするか又は前記ファン
の回転を停止し、前記車室内が静粛でない場合、前記フ
ァンの回転速度を高速度とするように構成される。
【0013】よって、車室内が静粛である場合ファンを
低速度で回転させるか又は当該回転を停止させると共
に、車室内が静粛でない場合にファンを高速度で回転さ
せるので、ファンによる風切り音の抑制による車室内の
静粛性の保持とファンとして必要な回転速度を確保とを
両立させることができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載用情報処理
装置において、前記検出手段は、前記車両の移動速度に
対応して出力される車速パルス信号に基づいて当該移動
速度を検出する走行距離センサ等の速度検出手段である
と共に、前記制御手段は、前記検出された移動速度が予
め設定された所定速度以下の場合、前記ファンの回転速
度を低速度とするか又は前記ファンの回転を停止するよ
うに構成される。
【0015】よって、車両が所定速度以下で移動してい
るの場合ファンの回転速度を低速度とするか又はファン
の回転を停止するので、より確実に車室内の静粛性を確
保することができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載用情報処理
装置において、前記検出手段は、前記車両の移動速度に
対応して出力される車速パルス信号に基づいて当該移動
速度を検出する走行距離センサ等の速度検出手段である
と共に、前記制御手段は、前記検出された移動速度が予
め設定された所定速度以上である場合、前記ファンの回
転速度を高速度とするように構成される。
【0017】よって、車両が所定速度以上で移動してい
る場合にはファンの回転速度を高速度とするので、当該
所定速度以上で移動している場合、すなわち車室内の静
粛性を確保する必要がないと見なせる場合には、ファン
として必要な回転速度を確保することができる。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載用情報処理
装置において、前記検出手段は、前記車両の振動を検出
する角速度センサ等の振動検出手段であると共に、前記
制御手段は、前記振動検出手段により当該車両の停止が
検出された場合、前記ファンの回転速度を低速度とする
か又は前記ファンの回転を停止するように構成される。
【0019】よって、車両が停止している場合にはファ
ンの回転速度を低速度とするか又はファンの回転を停止
するので、より確実に車室内の静粛性を確保することが
できる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載用情報処理
装置において、前記検出手段は、前記車両の振動を検出
する角速度センサ等の振動検出手段であると共に、前記
制御手段は、前記振動検出手段により当該車両が振動し
ていることが検出された場合、前記ファンの回転速度を
高速度とするように構成される。
【0021】よって、車両が振動している場合にはファ
ンの回転速度を高速度とするので、当該車両が振動して
いる場合、すなわち車両が移動中で車室内の静粛性を確
保する必要がないと見なせる場合には、ファンとして必
要な回転速度を確保することができる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
車載用情報処理装置において、前記車室内の音を検出す
る音声マイク等の音検出手段を更に備え、前記制御手段
は、当該音が所定音量以上の場合、前記検出手段におけ
る検出結果を無視して前記ファンの回転速度を高速度と
するように構成される。
【0023】よって、車両の動作状態に拘らず、車室内
が実際に静粛でない場合にはファンとして必要な回転速
度を確保することができる。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
車載用情報処理装置において、前記車室内の音を検出す
る音声マイク等の音検出手段を更に備え、前記制御手段
は、当該音が所定音量以下の場合、前記検出手段におけ
る検出結果を無視して前記ファンの回転速度を低速度と
するか又は前記ファンの回転を停止するように構成され
る。
【0025】よって、車両の動作状態に拘らず、車室内
が実際に静粛である場合には、その静粛性を乱すような
風切り音の発生を抑制することができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
車載用情報処理装置において、当該車載用情報処理装置
内の温度を検出するサーミスタ等の温度検出手段を更に
備え、前記制御手段は、前記検出された温度が予め設定
された温度以上である場合、前記検出手段における検出
結果を無視して前記ファンの回転速度を高速度とするよ
うに構成される。
【0027】よって、車両の動作状態に拘らず、実際に
車載用情報処理装置内の温度が高い場合にはファンを高
速度で回転させてこれを冷却することができる。
【0028】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載
の車載用情報処理装置において、当該車載用情報処理装
置内の温度を検出するサーミスタ等の温度検出手段を更
に備え、前記制御手段は、前記検出された温度が予め設
定された温度以下である場合、前記検出手段における検
出結果を無視して前記ファンの回転速度を低速度とする
か又は前記ファンの回転を停止するように構成される。
【0029】よって、車両の動作状態に拘らず、実際に
車載用情報処理装置内の温度が低い場合にはファンによ
る不要な風切り音を抑制し、静粛性を確保することがで
きる。
【0030】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、回転するファンと、車室内に発生して
いる音の音量を検出する雑音マイク等の音量検出手段
と、前記検出された音量に応じて前記ファンの回転速度
を制御するCPU等の制御手段と、を備える。
【0031】よって、車室内の音の音量に応じてファン
の回転速度を制御するので、当該音量に応じて、例え
ば、静粛性を優先する場合には回転速度を低減すること
でファンによる不要な風切り音を抑制して車室内の静粛
性を保持すると共に、静粛性を優先しない場合には回転
速度を上げてファンとして必要な回転速度を確保する等
の制御が可能となる。
【0032】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項11に記載の車載用情報処理装
置において、前記制御手段は、前記音が所定音量以下の
場合、前記ファンの回転速度を低速度とするか又は前記
ファンの回転を停止するように構成される。
【0033】よって、車室内の音量が所定音量以下であ
る場合ファンを低速度で回転させるか又は当該回転を停
止させるので、ファンによる不要な風切り音を抑制して
車室内の静粛性を保持することができる。
【0034】上記の課題を解決するために、請求項13
に記載の発明は、請求項11に記載の車載用情報処理装
置において、前記制御手段は、前記音が所定音量以上の
場合、前記ファンの回転速度を高速度とするように構成
される。
【0035】よって、車室内の音量が所定音量以上であ
る場合ファンの回転速度を高速度とするので、車室内が
実際に静粛でない場合にはファンとして必要な回転速度
を確保することができる。
【0036】上記の課題を解決するために、請求項14
に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に
記載の車載用情報処理装置において、当該車載用情報処
理装置内の温度を検出するサーミスタ等の温度検出手段
を更に備え、前記制御手段は、前記検出された温度が予
め設定された温度以上である場合、前記音量検出手段に
おける検出結果を無視して前記ファンの回転速度を高速
度とするように構成される。
【0037】よって、車室内の音量の大小に拘らず、実
際に車載用情報処理装置内の温度が高い場合にはファン
を高速度で回転させてこれを冷却することができる。
【0038】上記の課題を解決するために、請求項15
に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に
記載の車載用情報処理装置において、当該車載用情報処
理装置内の温度を検出するサーミスタ等の温度検出手段
を更に備え、前記制御手段は、前記検出された温度が予
め設定された温度以下である場合、前記音量検出手段に
おける検出結果を無視して前記ファンの回転速度を低速
度とするか又は前記ファンの回転を停止するように構成
される。
【0039】よって、車室内の音量の大小に拘らず、実
際に車載用情報処理装置内の温度が低い場合にはファン
を低速度で回転させて不要な風切り音を抑制し、車載用
情報処理装置自体の静粛性を確保することができる。
【0040】上記の課題を解決するために、請求項16
に記載の発明は、回転するファンと、車両の動作状態を
検出する雑音マイク等の動作状態検出手段、前記車両の
車室内の音を検出する音声マイク等の音検出手段又は前
記車載用情報処理装置内の温度を検出するサーミスタ等
の温度検出手段のうち少なくともいずれか二つ以上と、
前記動作状態検出手段、前記音検出手段又は前記温度検
出手段のうち少なくともいずれか一つにおける検出結果
が、当該動作状態検出手段、当該音検出手段又は当該温
度検出手段毎に予め設定された所定値以上である場合、
前記ファンの回転速度を高速度とするCPU等の制御手
段と、を備える。
【0041】よって、いずれかの検出手段における検出
結果が各検出手段毎に設定されている所定値以上である
場合、すなわちファンとしての風切り音の発生が許され
る場合にファンの回転速度を高速度とするので、必要な
場合にファンとして必要な回転速度を確保することがで
きる。
【0042】上記の課題を解決するために、請求項17
に記載の発明は、請求項1から16のいずれか一項に記
載の車載用情報処理装置において、当該車載用情報処理
装置は複数種類の供給源から供給される情報を再生する
車載用情報再生装置であるように構成される。
【0043】よって、車室内で当該情報を再生する場合
において、必要な場合にファンの回転速度を制御して当
該車室内の静粛性の保持と必要な回転速度の確保とを両
立させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】(I)実施形態 次に、本発明に好適な実施の形態について、図1及び図
2を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態
は、車両に搭載され、当該車両内においてCD又はDV
D(CDの数倍に記録容量を高めた光ディスク)等に記
録されているオーディオ情報(音楽情報及びそれ以外の
音情報を含む。以下、同じ。)の再生が可能であると共
に、地図等を表示しつつ当該車両の移動を補助するナビ
ゲーション処理を行うことも可能である情報処理装置に
対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0045】また、図1は実施形態に係る情報処理装置
の概要構成を示すブロック図であり、図2は当該情報処
理装置において実行される本発明に係るファン制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【0046】先ず、図1を用いて実施形態に係る情報処
理装置の構成及び概要動作について説明する。
【0047】図1に示すように、実施形態に係る情報処
理装置Sは、制御手段としてのCPU1と、GPS(Gl
obal Positioning System)アンテナ2と、GPSレ
シーバ3と、検出手段及び温度検出手段としてのサーミ
スタ4と、検出手段及び速度検出手段としての走行距離
センサ5と、ジャイロセンサ等よりなる検出手段及び振
動検出手段としての角速度センサ6と、AD(Analog/D
igital)コンバータ7と、検出手段、静粛度検出手段及
び音検出手段としての音声マイク8と、コーデック部9
と、検出手段、音検出手段、音量検出手段及び動作状態
検出手段としての雑音マイク10と、エコーキャンセラ
11と、CD−ROM(CD-Read OnlyMemory)ドライ
ブ又はDVD−ROMドライブを含むROMドライブ1
2と、MDドライブ13と、カセットデッキ14と、ラ
ジオ放送電波を受信するラジオチューナ及びテレビ放送
電波を受信するテレビチューナを含むチューナ15と、
ファン用電源16と、電子ボリューム17と、情報処理
装置S内冷却用のファン18と、アンプ19と、車室内
の進行方向左前方に配置されている左前スピーカ20
と、車室内の進行方向右前方に配置されている右前スピ
ーカ21と、車室内の進行方向左後方に配置されている
左後スピーカ22と、車室内の進行方向右後方に配置さ
れている左後スピーカ23と、により構成されている。
【0048】次に、各部の概要動作を説明する。
【0049】先ず、GPSアンテナ2は、GPS衛星か
らの電波を受信して受信信号Srgを生成しGPSレシー
バ3へ出力する。
【0050】これにより、GPSレシーバ3は、当該受
信信号Srgに基づき、GPS測位データ並びに自車の進
行方向の絶対方位データを生成し、それらを含むGPS
信号Sgpsを生成してCPU1へ出力する。
【0051】これと並行して、サーミスタ4は、情報処
理装置S内(特にMDドライブ13、CPU1及びアン
プ19の周辺部分)の温度を検出し、温度信号Stmを生
成してCPU1へ出力する。
【0052】また、走行距離センサ5は、車輪の回転に
伴って出力される車速パルス信号におけるパルス数をカ
ウントすることにより車輪一回転当たりのパルス数を算
出し、当該一回転当たりのパルス数に基づく走行距離デ
ータ及び速度データを含む走行諸元信号Splを生成して
CPU1へ出力する。
【0053】更に、角速度センサ6は、車両の方向変換
時の角速度を検出して角速度データ及び相対方位データ
を生成すると共に当該車両の振動の程度を検出して振動
データを生成し、これら各データを含むジャイロ信号S
gyを生成してADコンバータ7へ出力する。これによ
り、ADコンバータ7はジャイロ信号Sgyをディジタル
化し、ディジタルジャイロ信号Sdgyを生成してCPU
1へ出力する。
【0054】一方、例えばハンドルの近辺に配置される
音声マイク8は、図示しないスイッチにおけるオン/オ
フの切り換えにより運転者等から入力されてくる音声
(より具体的には、ナビゲーション処理に関する指令音
声等)を入力するために用いられ、当該入力された音声
に応じた音声信号Svoを生成し、コーデック部9及びエ
コーキャンセラ11へ出力する。
【0055】他方、常時オンとされている雑音マイク1
0は、車室内に発生している音(より具体的には、上記
音声マイク8により検出される音声、当該音声以外のロ
ードノイズ、風切り音又は車両の振動音等の雑音及び上
記各スピーカから出力される音)を検出するために用い
られ、当該入力される音に応じた雑音信号Snzを生成
し、エコーキャンセラ11へ出力する。
【0056】これにより、エコーキャンセラ11は、雑
音信号Snzに含まれている音(上述した音声以外のロー
ドノイズ等、当該音声及び各スピーカから出力されてい
る音が混ざって車室内に発生している音)と音声信号S
voに含まれている音(大部分は当該運転者等から発せら
れた指令音声等)とを比較し、音声以外のロードノイズ
等及び各スピーカから出力されている音のみを示すエコ
ー信号Secを生成してコーデック部9及びCPU1へ出
力する。
【0057】そして、コーデック部9は、音声信号Sv
o、エコー信号Sec並びに後述する前オーディオ信号Sf
及び後オーディオ信号Srに基づいて、上記運転者等か
らの音声のみを抽出すると共に当該抽出された音声を解
読し、解読信号Scdを生成してCPU1へ出力する。
【0058】これらと並行して、ROMドライブ12
は、CPU1との間で制御信号Scrの授受を行うことに
より、装填されている図示しないCD−ROM又はDV
D−ROMに記録されているオーディオ情報及びナビゲ
ーション情報を再生し、この内のオーディオ情報をオー
ディオ信号Sroとして電子ボリューム17へ出力する。
このとき、当該ナビゲーション情報は、CPU1に出力
されることにより、情報処理装置Sとしてのナビゲーシ
ョン処理の実行に供される。
【0059】また、MDドライブ13は、CPU1との
間で制御信号Scmの授受を行うことにより、装填されて
いる図示しないMDに記録されているオーディオ情報を
再生し、当該オーディオ情報をオーディオ信号Smoとし
て電子ボリューム17へ出力する。
【0060】更に、カセットデッキ14は、CPU1と
の間で制御信号Sccの授受を行うことにより、装填され
ている図示しないオーディオカセットテープに記録され
ているオーディオ情報を再生し、当該オーディオ情報を
オーディオ信号Scoとして電子ボリューム17へ出力す
る。
【0061】更にまた、チューナ15は、CPU1との
間で制御信号Sctの授受を行うことにより、受信された
ラジオ放送電波又はテレビ放送電波に含まれていたオー
ディオ情報をオーディオ信号Stoとして電子ボリューム
17へ出力する。
【0062】これらにより、電子ボリューム17は、C
PU1との間で制御信号Sevの授受を行うことにより、
各オーディオ機器からのオーディオ信号Sro、Smo、S
co又はStoのうちのいずれか一つの出力レベルを制御
し、左前スピーカ20から出力されるべきオーディオ情
報である左前オーディオ情報及び右前スピーカ21から
出力されるべきオーディオ情報である右前オーディオ情
報を夫々別個に含む上記前オーディオ信号Sfを生成し
てアンプ19、コーデック部9及びCPU1へ出力する
と共に、左後スピーカ22から出力されるべきオーディ
オ情報である左後オーディオ情報及び右後スピーカ23
から出力されるべきオーディオ情報である右後オーディ
オ情報を夫々別個に含む上記後オーディオ信号Srを生
成してアンプ19、コーデック部9及びCPU1へ出力
する。
【0063】そして、アンプ19は、前オーディオ信号
Sfから左前オーディオ情報及び右前オーディオ情報を
分離抽出して当該左前オーディオ情報に対応する左前オ
ーディオ信号Slf並びに当該右前オーディオ情報に対応
する右前オーディオ信号Srfを生成し、更に当該左前オ
ーディオ信号Slfを増幅して左前スピーカ20へ出力し
車室内に放音させると共に、当該右前オーディオ信号S
rfを増幅して右前スピーカ21へ出力し車室内に放音さ
せる。
【0064】これと並行して、アンプ19は、後オーデ
ィオ信号Srから左後オーディオ情報及び右後オーディ
オ情報を分離抽出して当該左後オーディオ情報に対応す
る左後オーディオ信号Slr並びに当該右後オーディオ情
報に対応する右後オーディオ信号Srrを生成し、更に当
該左後オーディオ信号Slrを増幅して左後スピーカ22
へ出力し車室内に放音させると共に、当該右後オーディ
オ信号Srrを増幅して右後スピーカ23へ出力し車室内
に放音させる。
【0065】一方、ファン用電源16は、CPU1から
の制御信号Sfbに基づいて、ファン18を回転させるた
めの電源電力を含む電源信号Sfcを生成し、当該ファン
18に出力する。
【0066】そして、ファン18は、当該電源信号Sfc
のレベルに対応した回転速度で回転することにより、情
報処理装置S内に空気流を発生させ、当該情報処理装置
S内の各機器(特に発熱し易いCPU1、アンプ19及
び熱の影響を受け易いMDドライブ13)を空冷する。
【0067】上記した各構成部材の動作と並行して、C
PU1は、当該各動作を制御すべく、上記各制御信号S
cr、Scm、Sct、Sev並びにSfbを生成して当該各構成
部材に出力すると共に、上記GPS信号Sgps、走行諸
元信号Spl、解読信号Scd及びディジタルジャイロ信号
Sdgyに基づいて情報処理装置Sとして必要なナビゲー
ション処理を実行する。
【0068】更にCPU1は、上記温度信号Stm、ディ
ジタルジャイロ信号Sdgyに含まれる上記振動データ、
エコー信号Secに含まれている雑音レベルデータ、解読
信号Scdに含まれている音声レベルデータ、走行諸元信
号Splに含まれている速度データ並びに上記前オーディ
オ信号Sf及び上記後オーディオ信号Srに基づいて、以
下に説明するファン18における回転速度の制御を行
う。
【0069】次に、実施形態に係るファン18の回転速
度の制御について、図2を用いて説明する。なお、図2
は主としてCPU1において実行されるファン制御ルー
チンを示すものであり、当該ファン制御ルーチンは、情
報処理装置Sにおいて実行されるナビゲーション処理及
びオーディオ情報再生処理(以下、当該ナビゲーション
処理及びオーディオ情報再生処理を纏めて情報処理と称
する。)の実行中において定期的に繰り返される割り込
みルーチンである。
【0070】図2に示すように、実施形態に係るファン
1の回転速度の制御のためのファン制御ルーチンにおい
ては、始めに、情報処理装置Sが搭載されている車両に
おける図示しないACC(Accessory)スイッチがオン
とされているか否かが確認され(ステップS1)、オン
とされていない場合は(ステップS1;NO)、ファン
18を回転させることなく(ステップS9)元の情報処
理に戻る。
【0071】一方、ステップS1の判定において、AC
Cスイッチがオンとされている場合には(ステップS
1;YES)、次に、情報処理装置S自体のシステム電
源(すなわち、情報処理を実際に実行する際に用いられ
る電源)が当該情報処理装置Sにおいてオンとされてい
るか否かが確認され(ステップS2)、オンとされてい
ない場合は(ステップS2;NO)、ファン18を回転
させることなく(ステップS9)元の情報処理に戻る。
【0072】一方、ステップS2の判定において、シス
テム電源がオンとされている場合には(ステップS2;
YES)、次に、サーミスタ4からの温度信号Stmに基
づいて、情報処理装置Sの内部の温度が予め設定された
第1設定温度(例えば50℃であり、情報処理装置Sの
冷却が緊急に必要な状態であることを示す基準温度であ
る。)以上であるか否かが確認される(ステップS
3)。
【0073】そして、ステップS3の判定において、内
部温度が当該第1設定温度以上となっている場合は(ス
テップS3;YES)、例えば車両が停車中であったと
しても車室内の静粛度の如何に拘らず更に情報処理装置
S内を冷却してこれを保護する必要があるとして、ファ
ン18を情報処理装置Sの冷却するために十分な高い回
転速度で回転させ(ステップS11)、元の情報処理に
戻る。
【0074】一方、ステップS3の判定において、内部
温度が当該第1設定温度以上となっていない場合は(ス
テップS3;NO)、次に、走行諸元信号Splに含まれ
ている速度データに基づいて、現在の車両の速度が予め
設定されている設定速度(例えば時速30キロメート
ル)以上か否かが判定される(ステップS4)。
【0075】そして、ステップS4の判定において、当
該速度が設定速度以上である場合は(ステップS4;Y
ES)、当該高速度に起因するロードノイズ等の発生に
より車室内の静粛性も保持する必要がないとして、次
に、内部温度が予め設定されている第2設定温度(上記
第1設定温度より低い温度(例えば30℃)であり、情
報処理装置S冷却の必要性がそれほどない状態を示す閾
値温度であってファン18の回転速度を低減するための
閾値温度として設けられた温度である。)以下であるか
否かが温度信号Stmに基づいて確認される(ステップS
10)。
【0076】そして、ステップS10の判定において、
内部温度が第2設定温度以下でない場合は(ステップS
10;NO)、例えば車両が停車中であったとしても車
室内の静粛度の如何に拘らず情報処理装置S内を冷却し
て故障予防を図る必要があるとして、上記ステップS1
1に移行し、その後元の情報処理に戻る。
【0077】一方、ステップS10の判定において、当
該内部温度が第2設定温度以下であるときは(ステップ
S10;YES)、当面は情報処理装置Sを冷却する必
要はないとして、ファン18を予め設定された処理によ
り車内の静粛性が確保できる程度の低い回転速度で回転
させるか又は当該回転を停止させるかのいずれか一方と
し(ステップS8)、元の情報処理に戻る。
【0078】他方、ステップS4の判定において、車両
の現在速度が設定速度以上でない場合は(ステップS
4;NO)、次に、ディジタルジャイロ信号Sdgyに含
まれる振動データに基づいて、現在車両に発生している
振動が予め設定されている設定振動以上であるか否かが
判定される(ステップS5)。
【0079】そして、ステップS5の判定において、当
該設定振動以上の振動が発生している場合は(ステップ
S5;YES)、例えば停車中であってもエンジン等の
稼動により雑音が多いか又は砂利道等の振動の多い道路
を移動中でありやはり雑音が多いと考えられるとして、
次に、上記ステップS10に移行し、それ以後の上記し
た処理を実行する。
【0080】また、ステップS5の判定において、当該
設定振動以上の振動が発生していない場合は(ステップ
S5;NO)、当該設定されている設定振動以上の振動
が発生しない程の低速度で静粛に移動しているか又は舗
装道路等を低速度で静粛に移動しているとして、次に、
エコー信号Secに含まれている雑音レベルデータ及び解
読信号Scdに含まれている音声レベルデータに基づい
て、車室内の雑音(当該雑音レベルデータに対応するロ
ードノイズ等の雑音及び音声レベルデータに対応する音
声が含まれている。)が予め設定されている設定音量以
上であるか否かが確認される(ステップS6)。
【0081】そして、ステップS6の判定において、車
室内の雑音が当該設定音量以上である場合は(ステップ
S6;YES)、次に、上記ステップS10に移行し、
それ以後の上記した処理を実行する。
【0082】一方、ステップS6の判定において、車室
内の雑音が当該設定音量以上でない場合は(ステップS
6;NO)、次に、上記前オーディオ信号Sf及び上記
後オーディオ信号Srに基づいて、各スピーカから予め
設定された設定音量以上の音が出力されているか否かが
確認される(ステップS7)。
【0083】そして、ステップS7の判定において、当
該設定音量以上の音が出力されている場合は(ステップ
S7;YES)、例えば車室内の雑音が少ないとしても
ファン18の回転速度を落として静粛とさせる必要はな
いとして、次に、上記ステップS10に移行し、それ以
後の上記した処理を実行する。
【0084】一方、ステップS7の判定において、当該
設定音量以上の音が出力されていない場合は(ステップ
S7;NO)、雑音及び各スピーカからの音が小さく車
室内が静粛とされているとして、ファン18を予め設定
された処理により車内の静粛性が確保できる程度の低い
回転速度で回転させるか又は当該回転を停止させるかの
いずれか一方とし(ステップS8)、元の情報処理に戻
る。
【0085】以上説明したように、実施形態に係る情報
処理装置Sにおけるファン制御ルーチンによれば、車両
の動作状態に応じてファン18の回転速度を制御するの
で、車両の動作状態に応じて、例えば、静粛性を優先す
る場合は回転速度を低減することでファン18による不
要な風切り音を抑制して車両の車室内の静粛性を保持す
ると共に、静粛性を優先しない場合は回転速度を上げて
ファン18として必要な回転速度を確保する等の制御が
可能となる。
【0086】また、実際に車室内が静粛である場合ファ
ン18を低速度で回転させるか又は当該回転を停止させ
るかのいずれか一方とすると共に、車室内が静粛でない
場合ファン18を高速度で回転させるので、ファン18
による風切り音の抑制による車室内の静粛性の保持とフ
ァン18として必要な回転速度を確保とを両立させるこ
とができる。
【0087】更に、車両が上記設定速度以下で移動して
いる場合ファン18の回転速度を低速度とするか又は当
該回転を停止するかのいずれか一方とするので、より確
実に車室内の静粛性を確保することができる。
【0088】更にまた、車両が設定速度以上で移動して
いる場合はファン18の回転速度を高速度とするので、
当該設定速度以上で移動している場合、すなわち車室内
の静粛性を確保する必要がないと見なせる場合は、ファ
ン18として必要な回転速度を確保することができる。
【0089】また、車両が振動していない場合(すなわ
ち停止している場合)はファン18の回転速度を低速度
とするか又は当該回転を停止するかのいずれか一方とす
るので、より確実に車室内の静粛性を確保することがで
きる。
【0090】更に、車両が振動している場合はファン1
8の回転速度を高速度とするので、当該車両が振動して
いる場合、すなわち車両が移動中で車室内の静粛性を確
保する必要がないと見なせる場合は、ファン18として
必要な回転速度を確保することができる。
【0091】更にまた、ロードノイズ等の雑音により車
室内が静粛でない場合は、車両の動作状態に拘らずファ
ン18の回転速度を高速度とするので、ファン18とし
て必要な回転速度を確保することができる。
【0092】また、車室内が静粛である場合は、車両の
動作状態に拘らずファン18の回転速度を低速度とする
か又は当該回転を停止するかのいずれか一方とするの
で、車室内が実際に静粛である場合には、その静粛性を
乱すような風切り音の発生を抑制することができる。
【0093】更に、車両の動作状態に拘らず、実際に車
載用情報処理装置S内の温度が高い場合にはファン18
を高速度で回転させてこれを冷却することができる。
【0094】また、車両の動作状態に拘らず、実際に車
載用情報処理装置S内の温度が低い場合にはファン18
による不要な風切り音を抑制し、静粛性を確保すること
ができる。
【0095】なお、上述した実施形態は、情報処理装置
Sの内部を冷却するためのファン18の回転速度を制御
する場合について説明したが、これ以外に、情報処理装
置Sの内部に溜まった塵又は埃等を外部に吸い出すため
に用いられるファンの回転速度制御に対して本発明を適
用することも可能である。
【0096】(II)変形形態 次に、本発明に係る変形形態について説明する。本発明
は、上記した実施形態の場合に限らず、種々の変形形態
に適用することが可能である。
【0097】すなわち、第1の変形形態として、上記し
た実施形態においてはファン18の回転速度を三段階
(すなわち、回転停止(図2ステップS9に対応)、静
粛回転(図2ステップS8に対応)及び冷却(高速度)
回転(図2ステップS11に対応)の三段階)に変化さ
せたが、これ以外に、設定温度等の設定閾値を複数設け
ることにより、四段階以上多段階に回転速度を変化させ
るように構成することもできる。また、各設定閾値に対
応して無段階に(直線的又は二次曲線的に)回転速度を
制御するように構成することもできる。
【0098】また、第2の変形形態として、車室内の音
の大きさを検出する方法としては、運転者等の音声の大
きさ及び各スピーカから出力される音の大きさについて
はコーデック部9からの上記解読信号Scdに含まれてい
る音声レベルデータの他に電子ボリューム17のボリュ
ーム値を当該音のレベルと見なしてもよく、また、ロー
ドノイズ等の雑音については上記エコー信号Secに含ま
れている雑音レベルデータの他にディジタルジャイロ信
号Sdgyに含まれる振動データのレベルを雑音レベルと
見なすか又は走行諸元信号Splに含まれる速度データの
レベルを雑音レベルと見なしてもよい。
【0099】更に、第3の変形形態として、情報処理装
置Sの内部温度を検出する方法としては、上記温度信号
Stmを用いる他に、情報処理装置S自体の動作状態、計
器照明のオン/オフ又は電子ボリューム17のボリュー
ム値から夫々当該内部温度を推測するように構成するこ
ともできる。
【0100】このとき、情報処理装置S自体の動作状態
から当該内部温度を推測する場合には、熱の影響を受け
易いMDドライブ13が動作するときに予めファン18
を高速度回転させるように構成することができる。ま
た、計器照明のオン/オフから内部温度を推測する場合
には、発熱量の大きい照明モードのときに予めファン1
8を高速度回転させるように構成することができる。更
に、電子ボリューム17のボリューム値から内部温度を
推測する場合には、アンプ19の発熱量が電子ボリュー
ム17のボリューム値におおよそ比例すると考え、当該
ボリューム値が大きい場合に予めファン18を高速度回
転させるように構成することができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、車両の動作状態に応じてファンの回転速
度を制御するので、車両の動作状態に応じて、例えば、
静粛性を優先する場合は回転速度を低減することでファ
ンによる不要な風切り音を抑制して車両の車室内の静粛
性を保持すると共に、静粛性を優先しない場合には回転
速度を上げてファンとして必要な回転速度を確保する等
の制御が可能となる。
【0102】従って、その場合には、車室内の静粛性の
保持とファンとして必要な回転速度の確保とを、車両の
動作状態に応じて両立させることができる。
【0103】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、車室内が静粛である場合
ファンを低速度で回転させるか又は当該回転を停止させ
ると共に、車室内が静粛でない場合にファンを高速度で
回転させるので、ファンによる風切り音の抑制による車
室内の静粛性の保持とファンとして必要な回転速度を確
保とを両立させることができる。
【0104】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、車両が所定速度以
下で移動しているの場合ファンの回転速度を低速度とす
るか又はファンの回転を停止するので、より確実に車室
内の静粛性を確保することができる。
【0105】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、車両が所定速度以
上で移動している場合にファンの回転速度を高速度とす
るので、当該所定速度以上で移動している場合、すなわ
ち車室内の静粛性を確保する必要がないと見なせる場合
には、ファンとして必要な回転速度を確保することがで
きる。
【0106】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、車両が停止してい
る場合にはファンの回転速度を低速度とするか又はファ
ンの回転を停止するので、より確実に車室内の静粛性を
確保することができる。
【0107】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、車両が振動してい
る場合にはファンの回転速度を高速度とするので、当該
車両が振動している場合、すなわち車両が移動中で車室
内の静粛性を確保する必要がないと見なせる場合には、
ファンとして必要な回転速度を確保することができる。
【0108】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、車
両の動作状態に拘らず、車室内が実際に静粛でない場合
にはファンとして必要な回転速度を確保することができ
る。
【0109】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、車
両の動作状態に拘らず、車室内が実際に静粛である場合
には、その静粛性を乱すような風切り音の発生を抑制す
ることができる。
【0110】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、車
両の動作状態に拘らず、実際に車載用情報処理装置内の
温度が高い場合にはファンを高速度で回転させてこれを
冷却することができる。
【0111】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
車両の動作状態に拘らず、実際に車載用情報処理装置内
の温度が低い場合にはファンによる不要な風切り音を抑
制し、静粛性を確保することができる。
【0112】請求項11に記載の発明によれば、車室内
の音の音量に応じてファンの回転速度を制御するので、
当該音量に応じて、例えば、静粛性を優先する場合には
回転速度を低減することでファンによる不要な風切り音
を抑制して車室内の静粛性を保持すると共に、静粛性を
優先しない場合には回転速度を上げてファンとして必要
な回転速度を確保する等の制御が可能となる。
【0113】従って、車室内の静粛性の保持とファンと
して必要な回転速度の確保とを、車両の動作状態に応じ
て両立させることができる。
【0114】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11に記載の発明の効果に加えて、車室内の音量が所定
音量以下である場合ファンを低速度で回転させるか又は
当該回転を停止させるので、ファンによる不要な風切り
音を抑制して車室内の静粛性を保持することができる。
【0115】請求項13に記載の発明によれば、請求項
11に記載の発明の効果に加えて、車室内の音量が所定
音量以上である場合ファンの回転速度を高速度とするの
で、車室内が実際に静粛でない場合にはファンとして必
要な回転速度を確保することができる。
【0116】請求項14に記載の発明によれば、請求項
11から13のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、車室内の音量の大小に拘らず、実際に車載用情報処
理装置内の温度が高い場合にはファンを高速度で回転さ
せてこれを冷却することができる。
【0117】請求項15に記載の発明によれば、請求項
11から13のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、車室内の音量の大小に拘らず、実際に車載用情報処
理装置内の温度が低い場合にはファンを低速度で回転さ
せて不要な風切り音を抑制し、車載用情報処理装置自体
の静粛性を確保することができる。
【0118】請求項16に記載の発明によれば、動作状
態検出手段、音検出手段又は温度検出手段のうち少なく
ともいずれか一つの検出手段における検出結果が各検出
手段毎に設定されている所定値以上である場合、すなわ
ちファンとしての風切り音の発生が許される場合にファ
ンの回転速度を高速度とするので、必要な場合にファン
として必要な回転速度を確保することができる。
【0119】請求項17に記載の発明によれば、請求項
1から16のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、車室内で当該情報を再生する場合において、必要な
場合にファンの回転速度を制御して当該車室内の静粛性
の保持と必要な回転速度の確保とを両立させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る情報処理装置の概要構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施形態のファン制御ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…CPU 2…GPSアンテナ 3…GPSレシーバ 4…サーミスタ 5…走行距離センサ 6…角速度センサ 7…ADコンバータ 8…音声マイク 9…コーデック部 10…雑音マイク 11…エコーキャンセラ 12…ROMドライブ 13…MDドライブ 14…カセットデッキ 15…チューナ 16…ファン用電源 17…電子ボリューム 18…ファン 19…アンプ 20…左前スピーカ 21…右前スピーカ 22…左後スピーカ 23…左後スピーカ S…情報処理装置 Srg…受信信号 Sgps…GPS信号 Stm…温度信号 Spl…走行諸元信号 Sgy…ジャイロ信号 Sdgy…ディジタルジャイロ信号 Svo…音声信号 Snz…雑音信号 Svo…音声信号 Sec…エコー信号 Sf…前オーディオ信号 Sr…後オーディオ信号 Scd…解読信号 Scr、Scm、Scc、Sct、Sev、Sfb…制御信号 Sro、Smo、Sco、Sto…オーディオ信号 Slf…左前オーディオ信号 Srf…右前オーディオ信号 Slr…左後オーディオ信号 Srr…右後オーディオ信号 Sfc…電源信号
フロントページの続き (72)発明者 藤田 宏明 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 河本 正史 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するファンと、 車両の動作状態を検出する検出手段と、 前記検出された動作状態に応じて前記ファンの回転速度
    を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする車載用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車載用情報処理装置に
    おいて、 前記検出手段は、前記車両における車室内の静粛度を検
    出する静粛度検出手段であると共に、 前記制御手段は、前記車室内が静粛である場合、前記フ
    ァンの回転速度を低速度とするか又は前記ファンの回転
    を停止し、前記車室内が静粛でない場合、前記ファンの
    回転速度を高速度とすることを特徴とする車載用情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車載用情報処理
    装置において、 前記検出手段は、前記車両の移動速度に対応して出力さ
    れる車速パルス信号に基づいて当該移動速度を検出する
    速度検出手段であると共に、 前記制御手段は、前記検出された移動速度が予め設定さ
    れた所定速度以下の場合、前記ファンの回転速度を低速
    度とするか又は前記ファンの回転を停止することを特徴
    とする車載用情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の車載用情報処理
    装置において、 前記検出手段は、前記車両の移動速度に対応して出力さ
    れる車速パルス信号に基づいて当該移動速度を検出する
    速度検出手段であると共に、 前記制御手段は、前記検出された移動速度が予め設定さ
    れた所定速度以上である場合、前記ファンの回転速度を
    高速度とすることを特徴とする車載用情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の車載用情報処理
    装置において、 前記検出手段は、前記車両の振動を検出する振動検出手
    段であると共に、 前記制御手段は、前記振動検出手段により当該車両の停
    止が検出された場合、前記ファンの回転速度を低速度と
    するか又は前記ファンの回転を停止することを特徴とす
    る車載用情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の車載用情報処理
    装置において、 前記検出手段は、前記車両の振動を検出する振動検出手
    段であると共に、 前記制御手段は、前記振動検出手段により当該車両が振
    動していることが検出された場合、前記ファンの回転速
    度を高速度とすることを特徴とする車載用情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    車載用情報処理装置において、 前記車室内の音を検出する音検出手段を更に備え、 前記制御手段は、当該音が所定音量以上の場合、前記検
    出手段における検出結果を無視して前記ファンの回転速
    度を高速度とすることを特徴とする車載用情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    車載用情報処理装置において、 前記車室内の音を検出する音検出手段を更に備え、 前記制御手段は、当該音が所定音量以下の場合、前記検
    出手段における検出結果を無視して前記ファンの回転速
    度を低速度とするか又は前記ファンの回転を停止するこ
    とを特徴とする車載用情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    車載用情報処理装置において、 当該車載用情報処理装置内の温度を検出する温度検出手
    段を更に備え、 前記制御手段は、前記検出された温度が予め設定された
    温度以上である場合、前記検出手段における検出結果を
    無視して前記ファンの回転速度を高速度とすることを特
    徴とする車載用情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から6のいずれか一項に記載
    の車載用情報処理装置において、 当該車載用情報処理装置内の温度を検出する温度検出手
    段を更に備え、 前記制御手段は、前記検出された温度が予め設定された
    温度以下である場合、 前記検出手段における検出結果を無視して前記ファンの
    回転速度を低速度とするか又は前記ファンの回転を停止
    することを特徴とする車載用情報処理装置。
  11. 【請求項11】 回転するファンと、車室内に発生して
    いる音の音量を検出する音量検出手段と、 前記検出された音量に応じて前記ファンの回転速度を制
    御する制御手段と、を備えることを特徴とする車載用情
    報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の車載用情報処理装
    置において、 前記制御手段は、前記音が所定音量以下の場合、前記フ
    ァンの回転速度を低速度とするか又は前記ファンの回転
    を停止することを特徴とする車載用情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の車載用情報処理装
    置において、 前記制御手段は、前記音が所定音量以上の場合、前記フ
    ァンの回転速度を高速度とすることを特徴とする車載用
    情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項11から13のいずれか一項に
    記載の車載用情報処理装置において、 当該車載用情報処理装置内の温度を検出する温度検出手
    段を更に備え、 前記制御手段は、前記検出された温度が予め設定された
    温度以上である場合、前記音量検出手段における検出結
    果を無視して前記ファンの回転速度を高速度とすること
    を特徴とする車載用情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項11から13のいずれか一項に
    記載の車載用情報処理装置において、 当該車載用情報処理装置内の温度を検出する温度検出手
    段を更に備え、 前記制御手段は、前記検出された温度が予め設定された
    温度以下である場合、前記音量検出手段における検出結
    果を無視して前記ファンの回転速度を低速度とするか又
    は前記ファンの回転を停止することを特徴とする車載用
    情報処理装置。
  16. 【請求項16】 回転するファンと、 車両の動作状態を検出する動作状態検出手段、前記車両
    の車室内の音を検出する音検出手段又は前記車載用情報
    処理装置内の温度を検出する温度検出手段のうち少なく
    ともいずれか二つ以上と、 前記動作状態検出手段、前記音検出手段又は前記温度検
    出手段のうち少なくともいずれか一つにおける検出結果
    が、当該動作状態検出手段、当該音検出手段又は当該温
    度検出手段毎に予め設定された所定値以上である場合、
    前記ファンの回転速度を高速度とする制御手段と、 を備えることを特徴とする車載用情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項1から16のいずれか一項に記
    載の車載用情報処理装置において、 当該車載用情報処理装置は複数種類の供給源から供給さ
    れる情報を再生する車載用情報再生装置であることを特
    徴とする車載用情報処理装置。
JP2000027316A 2000-01-31 2000-01-31 車載用情報処理装置 Pending JP2001213243A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000027316A JP2001213243A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 車載用情報処理装置
US09/770,455 US6427103B2 (en) 2000-01-31 2001-01-29 Information processing apparatus of on-vehicle type
EP01102041A EP1122990A3 (en) 2000-01-31 2001-01-30 Information processing apparatus of on-vehicle type

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000027316A JP2001213243A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 車載用情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001213243A true JP2001213243A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18552903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000027316A Pending JP2001213243A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 車載用情報処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6427103B2 (ja)
EP (1) EP1122990A3 (ja)
JP (1) JP2001213243A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165926A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Denso Corp データ記録装置の放熱制御装置
JP2014058307A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Parrot 自動車車両内に設置可能なマルチメディアカーラジオのようなオーディオ/ビデオ電子装置
KR20190040213A (ko) * 2016-09-02 2019-04-17 젠텍스 코포레이션 풀 디스플레이 미러를 냉각시키는 방법

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1152424A3 (en) * 2000-04-24 2003-07-30 Pioneer Corporation Disk drive device
US6608906B2 (en) * 2001-12-27 2003-08-19 Visteon Global Technologies, Inc. Cooling fan control strategy for automotive audio system
US7090510B1 (en) * 2002-04-02 2006-08-15 Ford Global Technologies, Llc Audio input jack assembly in a vehicle
US20060004501A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-05 Martin Volkening Method of operating an engine cooling permanent magnet DC motor to increase motor life
JP2007102335A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toshiba Corp 情報処理装置および情報処理装置の制御方法
US9302630B2 (en) * 2007-11-13 2016-04-05 Tk Holdings Inc. System and method for receiving audible input in a vehicle
US9520061B2 (en) 2008-06-20 2016-12-13 Tk Holdings Inc. Vehicle driver messaging system and method
US8260495B2 (en) * 2008-09-30 2012-09-04 Visteon Global Technologies, Inc. Method for reducing audible noise in a vehicle
DE102013221516A1 (de) * 2013-10-23 2015-04-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Luftversorgungseinrichtung für einen Fahrzeugsitz und Verfahren zum Betreiben der Luftversorgungseinrichtung
CN110397611B (zh) * 2018-04-25 2021-07-06 硕天科技股份有限公司 适用于不断电系统的音量控制装置
GB201819022D0 (en) * 2018-11-22 2019-01-09 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle controller and control method
EP4102334A1 (en) * 2019-02-15 2022-12-14 Arriver Software AB A cooling arrangement for a motor vehicle

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57151416A (en) * 1981-03-14 1982-09-18 Diesel Kiki Co Ltd Controlling method of air blower of airconditioner
JPS60174312A (ja) * 1984-02-15 1985-09-07 Nippon Denso Co Ltd カ−エアコン制御装置
JP2535361B2 (ja) * 1987-12-08 1996-09-18 日産自動車株式会社 自動車用空調装置
DE3827377A1 (de) * 1988-08-12 1990-02-15 Audi Ag Klimatisierungseinrichtung fuer kraftfahrzeuge
US5293578A (en) * 1989-07-19 1994-03-08 Fujitso Ten Limited Noise reducing device
JPH04208626A (ja) * 1990-11-30 1992-07-30 Mazda Motor Corp 車両用空調制御装置
CA2165583A1 (en) * 1994-12-27 1996-06-28 Bruce P. Williams Compliant drive for internal combustion engine cooling fan
DE19526450C1 (de) * 1995-07-20 1996-05-09 Daimler Benz Ag Verfahren zur Steuerung einer Fahrzeuginnenraumklimatisierungseinrichtung
DE19710384A1 (de) * 1997-03-13 1998-09-17 Behr Gmbh & Co Drehzahlregeleinrichtung für eine Flüssigkeitsreibungskupplung
DE19829567A1 (de) * 1998-07-02 2000-01-05 Mannesmann Vdo Ag Luftzuführungseinrichtung und Verfahren zur Regelung der Luftzuführung in einem Fahrzeug
DE19944735C1 (de) * 1999-09-17 2000-12-21 Siemens Ag Verfahren zum Steuern des Luftdurchsatzes bei einer Klimaanlage eines Kraftfahrzeugs

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165926A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Denso Corp データ記録装置の放熱制御装置
JP4697136B2 (ja) * 2006-12-28 2011-06-08 株式会社デンソー データ記録装置の放熱制御装置
JP2014058307A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Parrot 自動車車両内に設置可能なマルチメディアカーラジオのようなオーディオ/ビデオ電子装置
KR20190040213A (ko) * 2016-09-02 2019-04-17 젠텍스 코포레이션 풀 디스플레이 미러를 냉각시키는 방법
JP2019529208A (ja) * 2016-09-02 2019-10-17 ジェンテックス コーポレイション 全画面表示ミラーを冷却する方法
US10627597B2 (en) 2016-09-02 2020-04-21 Gentex Corporation Method of cooling full display mirror
KR102397389B1 (ko) * 2016-09-02 2022-05-12 젠텍스 코포레이션 풀 디스플레이 미러를 냉각시키는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20010011200A1 (en) 2001-08-02
EP1122990A3 (en) 2003-10-29
EP1122990A2 (en) 2001-08-08
US6427103B2 (en) 2002-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001213243A (ja) 車載用情報処理装置
US20080112575A1 (en) Volume control device for vehicle audio system
JP4853814B2 (ja) 冷却装置
JP2001116581A (ja) ナビゲーションシステム
JP2003326961A (ja) 車載電子機器の冷却ファン制御装置
JP2005280580A (ja) 車載音響機器の制御装置
US10102842B2 (en) Vehicle and method for manufacturing the vehicle
KR101716248B1 (ko) 오디오 장치, 그를 가지는 차량 및 그 제어방법
JPH08105753A (ja) 車載用経路誘導システム
JP2002344268A (ja) 音声再生装置
JPH0877690A (ja) 情報処理装置
JPH0632532B2 (ja) 車両の車室騒音低減装置
JPS6148210A (ja) 車両用音響装置
JPS637978B2 (ja)
JP2002213985A (ja) オーディオ装置とナビゲーション装置
JP2005153659A (ja) 車載用オーディオ装置
JP2007172808A (ja) 記録再生装置及びプログラム
JP2002362241A (ja) 車速度により音量調節される車載用音響機器
JP2568302Y2 (ja) ナビゲ−ション装置
JP3280130B2 (ja) 車両用音声ミキシング装置
JP2001071823A (ja) 車載音響装置
JP2002009565A (ja) 車載用自動音量調節装置
JPH11281388A (ja) ナビゲーション装置
JP2003345387A (ja) 音声制御装置および音響装置
RU173003U1 (ru) Автотранспортное управляющее устройство для управления эквалайзером

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926