JP2001212731A - 熱膨張と前調整と取り付けられたアセンブリの測定とによって、ツールキャリヤにツールを組み立てる装置 - Google Patents

熱膨張と前調整と取り付けられたアセンブリの測定とによって、ツールキャリヤにツールを組み立てる装置

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JP2001212731A JP2000357071A JP2000357071A JP2001212731A JP 2001212731 A JP2001212731 A JP 2001212731A JP 2000357071 A JP2000357071 A JP 2000357071A JP 2000357071 A JP2000357071 A JP 2000357071A JP 2001212731 A JP2001212731 A JP 2001212731A
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Laurent Mallet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けられたアセンブリを動かさないで、
１度の操作で行える、ツールキャリヤへツールを組み立
てる装置を提供する。 【解決手段】 本装置は、交換可能なツール担持ソケッ
ト２を備えた支持フレーム１と、寸法測定アーム４およ
び誘導ヒータ５を支持する少なくとも１つのカラム３
と、測定値を表示するためのコンソール６と、コントロ
ールパネル７と、ツールの外向きに延びる長さを正確に
調整するための調整装置８とで実質上構成されることを
特徴とする。本発明は、より詳細には、工作機械の環境
の分野に適用可能であり、特に高速機械加工用の、また
は高い寸法精度および同心度が要求される、デジタル制
御機械、マシニングセンタ、機械またはライントランス
ファの環境の分野に適用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の環境の
分野に関するものであり、特に、高速機械加工用、また
は高い寸法精度および同心度が要求される、デジタル制
御機械、マシニングセンタ、機械またはライントランス
ファに関するものであり、熱膨張と前調整とによってツ
ールキャリヤにツールを組み立て、取り付けられている
アセンブリを測定する装置を目的としている。
【０００２】
【従来の技術】現在、ツールキャリヤにツールをシュリ
ンクオン（熱いうちにとりつけて後急速に冷却する）し
て、組立を行う様々な装置が存在している。エンスリー
ビングのための手動または自動化された介入を備える、
ツールキャリヤ−ツールアセンブリのためのこれらのシ
ュリンクオン装置は、既存のツールの工業的使用および
準備の状況において不可欠である、ツールの測定、正確
な位置決め、および制御ができない。
【０００３】また、ツールの測定を可能とする、前調整
または測定のバンクとも呼ばれる、前調整のための装置
も知られているが、これらのバンクは自律的であり、一
般に、ツールキャリヤへのツールのシュリンクオンには
適合されない。その結果、アセンブリの十分な知識のた
めに必要な情報にアクセスするために、ツールキャリヤ
−ツールアセンブリを何回か操作する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱膨
張と前調整と取り付けられたアセンブリの測定とによっ
て、ツールキャリヤにツールを組み立てる装置であっ
て、ツールの脱着が可能であり、さらにツールを長手方
向に正確に配置できて、またはツールの大きさを測定で
き、これらの操作は、このようにして取り付けられたア
センブリを動かさないで、１度の操作で行える装置を提
供することによって、上記の欠点を克服することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このために、熱膨張と前
調整と取り付けられたアセンブリの測定とによって、ツ
ールホルダへツールを組み立てる装置は、交換可能なツ
ールキャリヤソケットを備えた支持フレームと、寸法測
定アームおよび誘導ヒータを支持する少なくとも１つの
カラムと、測定値を表示するためのコンソールと、コン
トロールパネルと、ツールの外向きに延びる長さを正確
に調整するための調整装置とで実質上構成されているこ
とを特徴とする。
【０００６】本発明は、非限定的な例として行い、添付
の概略図面に関して説明する好ましい実施形態に関連す
る以下の説明からよりよく理解されよう。
【０００７】
【発明の実施の形態】添付の図面の図１と図２には、例
として、熱膨張と前調整と取り付けられたアセンブリの
測定とによって、ツールホルダにツールを組み立てる装
置であって、交換可能なツール担持ソケット２を備えた
支持フレーム１と、寸法測定アーム４および誘導ヒータ
５を支持する少なくとも１つのカラム３と、測定値を表
示するためのコンソール６と、コントロールパネル７
と、ツールの外向きに延びる長さを正確に調整するため
の装置８とで、実質上構成されている装置が示されてい
る。図１と図２に示されている実施形態では、本発明に
よる装置は、垂直バンクの形態をしている。
【０００８】測定値を表示するためのコンソール６と、
コントロールパネル７とは、支持フレーム１上のカラム
３に対して側方に固定されていることが好ましい。
【０００９】寸法測定アーム４は、プロジェクタまたは
カメラアセンブリ９、およびエピスコープ照明手段１０
またはダイアスコープ照明手段１０’の支持体の形態、
またはツールの位置のための別の視覚化装置の支持体の
形態であることが好ましい。このアセンブリは、Ｘ軸お
よびＺ軸（図２）に沿って移動可能に取り付けられてお
り、すなわち、カラム３の軸に平行に、またカラム３の
軸に平行な平面に近づくか、または該平面から遠ざかる
方向においてカラム３に垂直に移動可能に取り付けられ
ており、ツールキャリヤとツールの位置領域および誘導
ヒータ５の作用領域に直接入る可能性はない。したがっ
て、寸法測定アーム４によって視覚化装置は、ツールキ
ャリヤ−ツールアセンブリの回りを動くことができ、同
時に、このアセンブリの設置または引込みの可能な動き
を妨害したり、シュリンクオン動作を妨害する危険はな
い。
【００１０】誘導ヒータ５は、知られている方法でカラ
ム３のスライドガイドに取り付けられ、Ｚ軸に沿って垂
直方向の変位をする（図１および２）。この動作は、手
動または自動で行われ、対応する調整は、寸法測定アー
ム４と、プロジェクタまたはカメラアセンブリ９、およ
びエピスコープ照明手段１０またはダイアスコープ照明
手段１０’などとの調整動作とは、完全に無関係であ
る。
【００１１】本発明の１つの特徴によれば、装置を自動
化するために、添付の図面の図１に詳細に示すように、
交換可能なシャンク１２を備えるシャンクホルダ１１に
よって、装置を完成させることができる。このようにす
ると、装置は、一方では、ツールホルダを直接に交換可
能なソケット２に自動的に供給し、他方では、異なる口
径のツールを自動的に供給することが可能になる。これ
は、例えば、自動化されたアームまたは抜取りグリッパ
を備えたカラム３上に取り付けられたスライドなどによ
り、シャンクキャリヤ１１の交換可能なシャンク１２と
ともに作動することによって可能になる。
【００１２】知られているように、シュリンクオンに専
用の装置の一部には、誘導ヒータ５の他に、カラム３の
上端部にカラム３に可動に設けられた引込み可能なエン
スリービングアセンブリ１３を含んでいる。このエンス
リービングアセンブリは、誘導加熱によって前に加熱さ
れたツールホルダ内のツールの後端を導入し易くしてい
る。
【００１３】ツールの突出する長さを正確に調整するた
めの調整装置８は、添付の図面には詳細に示されていな
いが、好ましくは、フレーム１中に配設された当接手段
の形態である。該調整装置のコントロールアセンブリ
は、交換可能なツール保持ソケット２の下に配置されて
おり、該調整装置の当接部材は、このソケットを介して
ツールキャリヤの中央穴中に入り込むことができ、この
当接手段は、前記フレーム１の側面または表面上で開く
ノブ８’などによって作動可能である。
【００１４】本発明の１つの特徴によれば、この調整装
置は、ノブ８’の手動操作による機械式装置とすること
ができる。ただし、ノブ８’を用いてインパルスによっ
てその作動が起こる、電気式または油圧式の駆動装置の
形態をしている調整装置８を設けることも可能である。
【００１５】そのような装置８により、プロジェクタま
たはカメラアセンブリ９、およびエピスコープ照明手段
１０またはダイアスコープ照明手段１０’などによっ
て、配置されているエレメントの位置に応じて、ツール
の軸方向の位置を正確に調整することができ、測定値を
表示するコンソール６によって再生され、コントロール
パネル７によって、基準値が前記コンソール６に表示さ
れるようになる。
【００１６】支持フレーム１は、知られているように、
機械溶接された構造の形態であって、支持フレーム１の
上に、交換可能なツール保持シャンク２および調整装置
８を備えたカラム３と、コンソール６を備えたコントロ
ールパネル７とが固定されている。
【００１７】本発明によれば、多くの工作機械、または
マシニングセンタなどに適合されるツールホルダ−ツー
ルアセンブリのシュリンクオンのための装置、前調整の
ためおよび測定のための装置を提供することが可能であ
り、該装置は、取り外したり、動作を中断したり、ある
いは調整ステーションを変更したりすることなく、シュ
リンクオンと、前調整および測定との２つの動作を行う
ことができる。
【００１８】その結果、操作時間は実質的に節約でき、
操作は簡単になり、２つの操作を同時に同じ作業ステー
ションで実施するよう適合される。
【００１９】さらに本発明によれば、従来は個別の機械
によって行われていたが、必要なフロアースペースの対
応する削減を意味する単一の機械によって、２つの分離
する操作を組み合わせたので、作業現場のスペースが節
約できる。
【００２０】当然ながら、本発明は、添付の図面に図示
し説明した実施形態に限定されるものではない。特に種
々のエレメントの構成に関して、または技術的等価物の
代用によって、本発明の保護範囲から逸脱することな
く、変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による装置の正面図である。
【図２】図１に関する装置の側面図である。
【符号の説明】
１ 支持フレーム ２ ツール保持ソケット ３ カラム ４ 寸法測定アーム ５ 誘導ヒータ ６ コンソール ７ コントロールパネル ８ 調整装置 ８’ ノブ ９ カメラアセンブリ １０ エピスコープ照明手段 １０’ ダイアスコープ照明手段 １１ シャンクキャリヤ １２ 交換可能なシャンク １３ エンスリーブアセンブリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 熱膨張と前調整と取り付けられたアセン
    ブリの測定とによって、ツールホルダにツールを組み立
    てる装置であって、交換可能なツール保持ソケット
    （２）を備えた支持フレーム（１）と、寸法測定アーム
    （４）および誘導ヒータ（５）を支持する少なくとも１
    つのカラム（３）と、測定値を表示するためのコンソー
    ル（６）と、コントロールパネル（７）と、ツールの外
    向きに延びる長さを正確に調整するための調整装置
    （８）とで実質上構成されていることを特徴とする、ツ
    ールホルダにツールを組み立てる装置。
  2. 【請求項２】 寸法測定アーム（４）は、プロジェクタ
    アセンブリまたはカメラ（９）、およびエピスコープ照
    明手段（１０）またはダイアスコープ照明手段（１
    ０’）の支持体の形態、またはツールの位置のための別
    の視覚化装置の支持体の形態であることが好ましく、該
    アセンブリは、Ｘ軸およびＺ軸（図２）に沿って移動可
    能に取り付けられており、すなわち、カラム（３）の軸
    に平行に、またカラム（３）の軸に平行な平面に近づく
    か、または該平面から遠ざかる移動方向にカラム（３）
    に垂直に移動可能に取り付けられており、ツールキャリ
    ヤとツールとの位置領域および誘導ヒータ（５）の作用
    領域に直接入る可能性がないことを特徴とする請求項１
    に記載の装置。
  3. 【請求項３】 交換可能なシャンク（１２）を備えるシ
    ャンクキャリヤ（１１）によって完成されることを特徴
    とする請求項１に記載の装置。
  4. 【請求項４】 さらに、抜取りグリッパを備えた自動化
    されたアームまたはスライドを備えており、前記スライ
    ドはカラム（３）上に取り付けられていることを特徴と
    する請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 ツールの外向きに延びる長さを正確に調
    整するための調整装置（８）は、フレーム（１）中に配
    設された当接手段の形態であり、該調整装置のコントロ
    ールアセンブリは、交換可能なツール担持ソケット
    （２）の下に配置されており、該調整装置の当接部材
    は、ツール担持ソケットを介してツールキャリヤの中央
    穴中に入り込むことができ、該当接手段は、前記フレー
    ム（１）の側面または表面上で開くノブ（８’）などに
    よって作動可能であることを特徴とする請求項１に記載
    の装置。
  6. 【請求項６】 調整装置（８）が、ノブ（８’）による
    手動駆動の機械的装置であることを特徴とする請求項５
    に記載の装置。
  7. 【請求項７】 調整装置（８）が、ノブ（８’）からの
    駆動によって作動が起こる、電気式または油圧式の駆動
    装置の形態であることを特徴とする請求項５に記載の装
    置。
JP2000357071A 1999-11-26 2000-11-24 熱膨張と前調整と取り付けられたアセンブリの測定とによって、ツールキャリヤにツールを組み立てる装置 Pending JP2001212731A (ja)

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