JPH0755339B2 - パイプ材等の芯歪矯正装置 - Google Patents

パイプ材等の芯歪矯正装置

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JPH0755339B2
JPH0755339B2 JP2303723A JP30372390A JPH0755339B2 JP H0755339 B2 JPH0755339 B2 JP H0755339B2 JP 2303723 A JP2303723 A JP 2303723A JP 30372390 A JP30372390 A JP 30372390A JP H0755339 B2 JPH0755339 B2 JP H0755339B2
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JP
Japan
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gauge
pipe
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meter
core strain
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JP2303723A
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Inventor
輝雄 高井
Original Assignee
輝雄 高井
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はパイプ材等の芯歪矯正装置に関するもので、油
圧シリンダのロッドやシリンダ、複写機、印刷機等に使
用するガイド棒や芯棒など高度な直軸が要求される分野
に使用する各種パイプや棒材の芯歪の効率的な矯正に用
いる装置である。
【従来の技術】
従来から、芯歪を矯正すべきパイプ等を載置、回転させ
るゲージ台と、パイプ等の上部に当てるゲージメータ
と、パイプ上部からの押えヘッドを備えた装置は存在い
ているが、ゲージ台の手前に1台のゲージがあり、この
ゲージをパイプ等(以下単にパイプという)の全域にわ
たり作業者が手で移動させながらゲージ台上のパイプを
回転させ、押えヘッドで各部を矯正し、芯歪を正してい
た。
【発明が解決しようとする課題】
以上のように歪矯正は、要求性能にもよるが、通常パイ
プを1m間隔でチェックし、ゲージ差が±0.05〜0.005mm
内に収まるようにしなければならず、これまで1人の作
業者で1時間当り5〜10本が限度であった。 本発明は、このような歪矯正装置に対して、合理的なレ
イアウトと自動化の機構を組入れ、迅速、正確に歪矯正
作業が可能なようにするために、ゲージ台とゲージメー
タの移動手段とパイプ材等交換時のゲージメータの退避
手段及び押えヘッドの移動ゲージなどに工夫を加えたも
のである。
【課題を解決するための手段】
まず、全体的な構成としては、芯歪を矯正すべきパイプ
(1)等を載置、回転させる左右一対のゲージ台(2)
と、パイプ(1)等の上部に当てる少なくとも左右一対
のゲージメータ(3)と、パイプ上部からの押えヘッド
(4)を備えた装置において、長尺の摺動べース(5)
両端部に設けたゲージ台(2)(2)を等距離宛接近・
離反させる駆動手段と、これらゲージ台(2)(2)か
ら夫々内方へ所定長さのチェン(16)等曲折可能な連結
材により連結した両端ゲージメータ(3)(3)をゲー
ジ台摺動べース(5)の背面にこれと平行に設けたゲー
ジメータ摺動レール(8)上へ摺動可能に設けてなるこ
とを特徴とする。 また、同様の構成の装置において、ゲージ台摺動べース
(5)背面にこれと平行に設けたゲージメータ摺動レー
ル(8)をゲージメータ(3)ごと後方へ回動、起立可
能にしている。 更に、押えヘッドについては、押えシリンダ(9)先端
の押えヘッド(4)に対して自在リング(10)を挿着
し、この自在リング(10)を押えヘッド(4)の上下軸
と平行なガイドロッド(11)により摺動するゲージ針ベ
ース(12)に連結してゲージ針(23)と押えヘッド
(4)のコラム側に設けたゲージ(24)との位置関係を
規制してなる構造としている。また、必要により大径パ
イプにも適合できるように、ヘッドを直列分離構造とし
たのである。
【作用】
左右のゲージ台(2)(2)に連結した駆動手段として
の押しシリンダ(6)により、ゲージ台の間隔が歪を矯
正すべきパイプ(1)の長さに即対応できる間隔に調整
できる。ゲージ台間隔を広狭変化させても、各ゲージメ
ータ(3)(3)がゲージ台(2)にチェン連結されて
いるので、チェンを緊張状態にさえすれば常にゲージ台
とゲージメータとの間隔がそれぞれ左右同一となり、測
定位置の設定変更が即座にできる。 これら左右の両端ゲージメータ(3)(3)及びこれら
と中間部のゲージメータ(7)など多数のゲージメータ
に設けていても、ゲージメータ摺動レール(8)を各ゲ
ージメータ(3)ごと後方へ回動又は後退可能にしたの
で、パイプ(1)のゲージ台への搬入、搬出に際してじ
ゃまにならず、作業が極めて容易となる。また、高価な
ゲージメータを破損させる心配もない。 押えヘッドに挿着した自在リング(10)とガイドロッド
(11)により、押えシリンダの押圧によって押えヘッド
に回動力が加わっても、自在リング(10)は回転せず、
押えヘッドの先端位置がゲージ針ベース(12)によって
読みとれ、押圧力の調整が容易となる。
【実施例】
以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明装置全体の正面図であり、第2図は同側
面図である。第3図はゲージ台送り装置の平面図であ
り、第4図はゲージ台の倒し装置の側面図である。第5
図は押えヘッド部分の一部破断拡大図である。 本装置の全体構成は、第1図及び第2図に示すところ
で、ほぼ作業台の高さに設定した横長のフレーム(13)
と、その上のゲージ台摺動べース(5)に対して、芯歪
を矯正すべきパイプ(1)等を載置、回転させる左右一
対のゲージ台(2)(2)と、中間部数個所でパイプ
(1)等の上部に当てる左右一対のゲージメータ(3)
と中間のゲージメータ(7)と、中間部でパイプ(1)
等の上部からの押えヘッド(4)を備えた装置であっ
て、長尺の摺動べース(5)両端部に設けたゲージ台
(2)(2)を等距離宛接近離反させる駆動手段として
のゲージ台押しシリンダ(6)及び連結ワイヤ(15)等
により両者の間隔を広狭可能に連結している。その具体
的構造は第3図に示すところで、ゲージ台押しシリンダ
(6)は一方のゲージ台(2)のみを直接押すようにピ
ストン先端に押しマグネット(14)を設け、これと他方
の押しマグネット(14)が互いに等距離だけ接近離反す
るように連結ワイヤ(15)で連結している。したがっ
て、ゲージ台押しシリンダで所定位置まで押し、ゲージ
台(2)(2)の間隔を調節した後、押しマグネット
(14)(14)のスイッチ切って電磁力を消去すれば、ゲ
ージ台押しシリンダを元へ戻してもゲージ台(2)
(2)はその位置を保つことになる。これら各ゲージ台
(2)(2)からは、夫々内方へ所定長さのチェン(1
6)(16)等曲折可能な連結材により連結した両端ゲー
ジメータ(3)(3)を設けている。両端ゲージメータ
(3)(3)は後述するようにゲージ台ベース(5)の
背面にこれと平行に設けたゲージメータ摺動レールによ
り、自由に移動、固定可能になっているから、ゲージ台
(2)(2)の間隔が狭まるときはその位置を保持して
チェン等(16)(16)が緩んで垂れ下り、広がるときは
チェン等(16)(16)が緊張してゲージ台(2)(2)
と共に引張られることになる。 したがって、パイプ(1)等の長さに応じてゲージ台押
しシリンダ(6)のピストンを伸縮すると、自動的にゲ
ージ台間隔が調整でき、同時にチェン(16)(16)がた
るんでいるときは、これを張ることによりゲージ台から
内方へ常に一定位置で歪の程度を測定することができ
る。 第4図にゲージ台の倒し装置を示すが、これはゲージ台
(2)にパイプ(1)等を載せる際にゲージメータ
(3)を後方へ逃し、パイプ(1)がゲージメータ
(3)に当ることなく安全に作用するためである。その
ために、フレーム(13)の後方へフレームとは独立にか
つゲージ台摺動べース(5)と平行にゲージメータ摺動
レール(8)を設け、マグネット台(17)と共に後へ回
動傾斜するよう、倒しシリンダ(18)とレバー(19)に
対してゲージメータ摺動レール(8)を連結し、レバー
(19)の基部に回動軸(20)を設けている。中央の押え
ヘッド(4)付近のゲージメータ(7)はコラム(21)
がじゃまになるので、コラムベース(22)上を前後に摺
動するようにしてゲージメータ(7)を後方へ逃してい
る。 本装置では、押えヘッド(4)にも工夫がなされてい
る。 第5図にその例を示したが、押えシリンダ(9)先端の
押えヘッド(4)に対して自在リング(10)を挿着し、
該自在リング(10)を押えヘッド(4)の上下軸と平行
なガイドロッド(11)により摺動するゲージ針ベース
(12)に連結している。これにより押えシリンダ(9)
の押圧時の回転力に関係なくゲージ針(23)を位置規制
して上下に移動可能とし、コラムに設けたゲージ(24)
により、押えヘッド(4)の移動距離を読みとって歪矯
正をより短時間で行なうことができる。 また、大径パイプの歪矯正をも実施可能なように、押え
ヘッド(4)をねじ込み式の2重ヘッドとし、内部に短
軸押えヘッド(25)を収容した形体の直列分離構造とし
たのである。
【発明の効果】
本発明は、以上のような構成及び作用により、極めて迅
速かつ正確にパイプ等の歪矯正を実施することができ、
従来の数倍もの速さが確保され、作業の省力化、合理化
が達成できたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の正面図であり、第2図は同側面図であ
る。第3図はゲージ台送り装置の平面図である。第4図
はゲージ台の倒し装置の側面図である。第5図は押えヘ
ッド部分の一部破断拡大図である。 (1)……パイプ、(2)……ゲージ台 (3)(7)……ゲージメータ、(4)……押えヘッド (5)……摺動べース、(6)……ゲージ台押しシリン
ダ (8)……ゲージメータ摺動レール (9)……押えシリンダ、(10)……自在リング (11)……ガイドロッド、(12)……ゲージ針ベース (15)……連結ワイヤ、(16)……チェン (25)……短軸押えヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯歪を矯正すべきパイプ(1)等を載置、
    回転させる左右一対のゲージ台(2)と、パイプ(1)
    等の上部に当てる少なくとも左右一対のゲージメータ
    (3)と、中間部に設けたパイプ上部からの押えヘッド
    (4)を備えた装置において、長尺の摺動ベース(5)
    両端部に設けたゲージ台(2)(2)を等距離宛接近・
    離反させる駆動手段と、これらゲージ台(2)(2)か
    ら夫々内方へ所定長さのチェン(16)等曲折可能な連結
    材により連結した両端ゲージメータ(3)(3)をゲー
    ジ台摺動ベース(5)の背面にこれと平行に設けたゲー
    ジメータ摺動レール(8)上へ摺動可能に設けてなるこ
    とを特徴とするパイプ材等の芯歪矯正装置。
  2. 【請求項2】芯歪を矯正すべきパイプ(1)等を載置、
    回転させるゲージ台(2)と、パイプ(1)等の上部に
    当てるゲージメータ(3)と、パイプ上部からの押えヘ
    ッド(4)を備えた装置において、長尺のゲージ台摺動
    ベース(5)背面にこれと平行に設けたゲージメータ摺
    動レール(8)をゲージメータ(3)ごと後方へ回動、
    起立可能にしてなることを特徴とするパイプ材等の芯歪
    矯正装置。
  3. 【請求項3】芯歪を矯正すべきパイプ(1)等を載置、
    回転させるゲージ台(2)と、パイプ(1)等の上部に
    当てるゲージメータ(3)と、パイプ上部からの押えヘ
    ッド(4)を備えた装置において、押えヘッド(4)に
    対して自在リング(10)を挿着し、該自在リング(10)
    を押えヘッド(4)の上下軸と平行なガイドロッド(1
    1)により摺動するゲージ針ベース(12)に連結してゲ
    ージ針(23)と押えヘッド(4)のコラム側に設けたゲ
    ージ(24)との位置関係を規制してなるパイプ材等の芯
    歪矯正装置。
JP2303723A 1990-11-07 1990-11-07 パイプ材等の芯歪矯正装置 Expired - Lifetime JPH0755339B2 (ja)

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JPH04172127A JPH04172127A (ja) 1992-06-19
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