JPH068530Y2 - 衝撃試験機 - Google Patents
衝撃試験機Info
- Publication number
- JPH068530Y2 JPH068530Y2 JP7805989U JP7805989U JPH068530Y2 JP H068530 Y2 JPH068530 Y2 JP H068530Y2 JP 7805989 U JP7805989 U JP 7805989U JP 7805989 U JP7805989 U JP 7805989U JP H068530 Y2 JPH068530 Y2 JP H068530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test piece
- test
- test strip
- impact tester
- hammer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は衝撃試験機の試験片供給装置に関する。
［従来の技術］ シャルピ衝撃試験機における試験片の取付は、従来作業
者が治具を用いて人手で行なうのが一般的であった。こ
の他に、衝撃試験の自動化を促進するため試験片取付作
業をロボットで行なうようにしたものもあった。
者が治具を用いて人手で行なうのが一般的であった。こ
の他に、衝撃試験の自動化を促進するため試験片取付作
業をロボットで行なうようにしたものもあった。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、人手で試験片をセットする方法は、作業
中に何らかの理由でハンマが落下した場合に作業者が怪
我をするので危険であるという問題点があった。
中に何らかの理由でハンマが落下した場合に作業者が怪
我をするので危険であるという問題点があった。
本考案は上記事情に鑑み、比較的簡単な動作で、安全か
つ確実に試験片をセットすることができる衝撃試験機用
の試験片供給装置を提供するものである。
つ確実に試験片をセットすることができる衝撃試験機用
の試験片供給装置を提供するものである。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本考案は次のような構成を採
用した。
用した。
すなわち、本考案にかかる衝撃試験機の装置は、衝撃試
験機の試験片取付位置に対しハンマ通路と傾斜する方向
に前後動自在に設けられた試験片受台と、該試験片受台
を駆動する駆動手段と、試験片受台上に設けられた試験
片供給位置から該試験片受台に沿つて試験片を前記試験
片取付位置まで移動させる移動手段とを具備している。
験機の試験片取付位置に対しハンマ通路と傾斜する方向
に前後動自在に設けられた試験片受台と、該試験片受台
を駆動する駆動手段と、試験片受台上に設けられた試験
片供給位置から該試験片受台に沿つて試験片を前記試験
片取付位置まで移動させる移動手段とを具備している。
［作用］ 試験片受台上の試験片供給位置に試験片を人手でセット
し、試験片受台を前進させるとともに、移動手段で試験
片を試験機の試験片取付位置まで移動させる。試験片受
台はハンマ通路に対し傾斜した方向で前後動するように
なっており、試験片供給位置はハンマ通路を避けた位置
にあるので、万一ハンマが落下しても安全である。
し、試験片受台を前進させるとともに、移動手段で試験
片を試験機の試験片取付位置まで移動させる。試験片受
台はハンマ通路に対し傾斜した方向で前後動するように
なっており、試験片供給位置はハンマ通路を避けた位置
にあるので、万一ハンマが落下しても安全である。
［実施例］ 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
この試験片供給装置１は、基台２に固定した受台用シリ
ンダ３のロッド先端部に試験片受台５が取り付けられて
いる。試験片受台５は、基台２上面に設けたレール７に
リニアベアリング８を介して摺動自在に支持されてい
る。試験片受台５の両側部には断面カギ形の試験片ガイ
ド１０，１０が設けられている。
ンダ３のロッド先端部に試験片受台５が取り付けられて
いる。試験片受台５は、基台２上面に設けたレール７に
リニアベアリング８を介して摺動自在に支持されてい
る。試験片受台５の両側部には断面カギ形の試験片ガイ
ド１０，１０が設けられている。
試験片受台５の後部には支持部材１２が立設され、これ
に押出しシリンダ１５が取り付けられている。押出しシ
リンダ１５のロッド先端部には垂直に垂下するアーム１
６が設けられ、その下端部に前記試験片受台５上を摺動
する押出し具１７が取り付けられている。
に押出しシリンダ１５が取り付けられている。押出しシ
リンダ１５のロッド先端部には垂直に垂下するアーム１
６が設けられ、その下端部に前記試験片受台５上を摺動
する押出し具１７が取り付けられている。
シャルピ衝撃試験機２０の試験片支持台２１，２１とア
ンビル２２，２２は基台２の前方に設置されている。こ
の試験機２０のハンマの通路Ｈは平面視において前記試
験片受台５の中心線と角αをなしており、アンビル２
２，２２と試験片支持台２１，２１はハンマの通路Ｈに
直角に設けられている。一方の試験片支持台２１上には
試験片の一方の端部が当接する位置決め部材２５が設け
られている。試験片Ｓは間隔２６をおいて設けられてい
る１対の試験片支持台２１，２１にまたがるように載置
され、背面をアンビル２２，２２で支持される。なお、
前記試験片受台５の先端部５ａは、平面視おいてアンビ
ル２２，２２の前面と平行に形成されている。
ンビル２２，２２は基台２の前方に設置されている。こ
の試験機２０のハンマの通路Ｈは平面視において前記試
験片受台５の中心線と角αをなしており、アンビル２
２，２２と試験片支持台２１，２１はハンマの通路Ｈに
直角に設けられている。一方の試験片支持台２１上には
試験片の一方の端部が当接する位置決め部材２５が設け
られている。試験片Ｓは間隔２６をおいて設けられてい
る１対の試験片支持台２１，２１にまたがるように載置
され、背面をアンビル２２，２２で支持される。なお、
前記試験片受台５の先端部５ａは、平面視おいてアンビ
ル２２，２２の前面と平行に形成されている。
この試験片供給装置１の使用に際しては、先ずシリンダ
３を収縮させて試験片受台５を後退させた状態で試験片
セット位置Ａに試験片Ｓを人手でセットする。このとき
シリンダ１５も収縮しており、試験片受台５の先端部５
ａはｃで示す位置にある。試験片ＳをＡ位置にセットし
たら、シリンダ３を伸長させて試験片受台５を第１図の
実線で示す位置まで前進させる。つぎに、シリンダ１５
を伸長させて押出し具１７で試験片Ｓを所定の試験位置
Ｂまで移動させる。押出し具１７の前端部１７ａは平面
視においてアンビル２２，２２の前面と平行な傾斜面と
して形成されており、一方の端部には試験片Ｓの端部を
支持するコーナー部１７ｂが形成されているので、試験
片Ｓを正確に試験位置Ｂにセットすることができる。
３を収縮させて試験片受台５を後退させた状態で試験片
セット位置Ａに試験片Ｓを人手でセットする。このとき
シリンダ１５も収縮しており、試験片受台５の先端部５
ａはｃで示す位置にある。試験片ＳをＡ位置にセットし
たら、シリンダ３を伸長させて試験片受台５を第１図の
実線で示す位置まで前進させる。つぎに、シリンダ１５
を伸長させて押出し具１７で試験片Ｓを所定の試験位置
Ｂまで移動させる。押出し具１７の前端部１７ａは平面
視においてアンビル２２，２２の前面と平行な傾斜面と
して形成されており、一方の端部には試験片Ｓの端部を
支持するコーナー部１７ｂが形成されているので、試験
片Ｓを正確に試験位置Ｂにセットすることができる。
試験片Ｓを試験位置Ｂにセットしたら、シリンダ１５お
よびシリンダ３を収縮させ、押出し具１７と試験片受台
５を後退させる。この待機位置では、試験片受台５の先
端部５ａがハンマ通路Ｈを避けた位置Ｃに位置するの
で、巾Ｗのハンマが試験片受台５に衝突することはな
い。
よびシリンダ３を収縮させ、押出し具１７と試験片受台
５を後退させる。この待機位置では、試験片受台５の先
端部５ａがハンマ通路Ｈを避けた位置Ｃに位置するの
で、巾Ｗのハンマが試験片受台５に衝突することはな
い。
［考案の効果］ 以上の説明から明らかなように、この衝撃試験機の試験
片供給装置は、衝撃試験機のハンマの通路を避けた位置
で試験片を供給し、しかるのち移動手段によって試験片
をハンマの通路に対し傾斜した方向で所定の試験位置に
移動させるものであるから、衝撃試験機への試験片のセ
ットを簡単な動作で安全かつ確実に行なうことが可能と
なった。
片供給装置は、衝撃試験機のハンマの通路を避けた位置
で試験片を供給し、しかるのち移動手段によって試験片
をハンマの通路に対し傾斜した方向で所定の試験位置に
移動させるものであるから、衝撃試験機への試験片のセ
ットを簡単な動作で安全かつ確実に行なうことが可能と
なった。
第１図は本考案の１実施例をあらわす平面図、第２図は
その正面図である。 １……試験片供給装置、２……基台、３，１５……シリ
ンダ、５……試験片受台、１７……押出し具、２０……
衝撃試験機、Ｈ……ハンマ通路、Ｓ……試験片
その正面図である。 １……試験片供給装置、２……基台、３，１５……シリ
ンダ、５……試験片受台、１７……押出し具、２０……
衝撃試験機、Ｈ……ハンマ通路、Ｓ……試験片
Claims (1)
- 【請求項１】衝撃試験機の試験片取付位置に対しハンマ
通路と傾斜する方向に前後動自在に設けられた試験片受
台と、該試験片受台を駆動する駆動手段と、試験片受台
上に設けられた試験片供給位置から該試験片受台に沿っ
て試験片を前記試験片取付位置まで移動させる移動手段
とを具備してなる試験片供給装置を有することを特徴と
する衝撃試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7805989U JPH068530Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 衝撃試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7805989U JPH068530Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 衝撃試験機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317546U JPH0317546U (ja) | 1991-02-21 |
| JPH068530Y2 true JPH068530Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31621004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7805989U Expired - Lifetime JPH068530Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 衝撃試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068530Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP7805989U patent/JPH068530Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317546U (ja) | 1991-02-21 |
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