JP4684428B2 - ツールプリセッタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、旋回可能な工具主軸台を有する工作機械に搭載されるツールプリセッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、旋削加工以外にフライス加工、ドリル加工等を行うことができる複合加工旋盤には、斜め穴加工等を行うことができるものもあり、こういった複合加工旋盤は、工具マガジンに収容された種々の工具が自動工具交換装置(ATC)によって着脱される工具主軸台を備えている。
【0003】
この種の複合加工旋盤は、例えば、図3に示すように、ベッド11の一端側に主軸台12が固定設置されていると共にベッド11の他端側には心押台13がZ軸方向に移動可能に設置されており、主軸台12と心押台13との間には、ベッド11上をZ軸方向に移動するサドル14が設置されている。このサドル14には、ベッド11の前後方向に移動可能なコラム15が立設されていると共にこのコラム15の傾斜面には工具主軸台17の支持ベース16がX軸方向に移動可能に設置されており、工具主軸台17は、B軸方向に旋回可能に支持ベース16に支持されている。従って、この複合加工旋盤では、工具主軸台17をB軸方向に旋回させることで主軸に対して工具主軸を任意の角度で設定することができ、主軸に取り付けたワークに対して斜め穴加工等を行うことが可能となる。
【0004】
また、この複合加工旋盤には、機内ツールプリセッタが搭載されており、工具補正量を測定する際は、工具刃先を接触させるプリセッタセンサを先端に有するプリセッタアーム(図示せず)が主軸台12側から工具主軸台17側に向かって加工領域内に突出するようになっている。
【0005】
このような旋回可能な工具主軸台17を有する複合加工旋盤に搭載された機内ツールプリセッタを用いて工具補正量を求める場合は、通常、図4に示すように、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台17を−90度旋回させた状態で、工具主軸台17に装着された工具Tの刃先を加工領域内の所定位置に設置されたプリセッタセンサ18のZ軸方向及びX軸方向の検出点にそれぞれ接触させることによって、工具刃先がプリセッタセンサ18の検出点に接触したときの工具主軸台17のZ軸方向及びX軸方向の機械座標値Zm、Xmを求め、この機械座標値Zm、Xmと、プリセッタセンサ18のZ軸方向及びX軸方向の検出点の機械座標値A、Bとに基づいて基準工具補正量Lz、Lxを算出するようになっている。即ち、この機内ツールプリセッタでは、A−ZmをZ軸方向の基準工具補正量Lzとし、B−XmをX軸方向の基準工具補正量Lxとするようになっている。なお、旋盤系におけるX軸方向の工具補正値は直径値であるので、実際に使用するX軸方向の基準工具補正量はLx×2となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、搭載された機内ツールプリセッタを用いて基準工具補正量Lz、Lxを測定するためには、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台17を旋回させた状態で工具刃先をプリセッタセンサ18に接触させなければならないが、例えば、工具主軸に対して傾斜した状態で工具主軸台17に装着される、図5(a)、(b)に示すような旋削工具のように、工具T自体や工具を取り付ける工具ホルダH等の形状によっては、プリセッタセンサ18のZ軸方向の検出点及びX軸方向の検出点の双方に工具刃先を接触させることができない場合がある。
【0007】
こういった形状の工具Tであっても、図6に示すように、工具主軸台17を旋回させることによって、工具刃先をプリセッタセンサ18のZ軸方向の検出点及びX軸方向の検出点の双方に接触させることは可能であるが(図7(a)、(b)参照)、上述したように、工具主軸台17を−90度旋回させた状態でプリセッタセンサ18の検出点に工具刃先を接触させたときの機械座標値Zm、Xmと、プリセッタセンサ18のZ軸方向及びX軸方向の検出点の機械座標値A、Bとに基づいて、基準工具補正量Lz、Lxを算出している従来のツールプリセッタでは、工具主軸台17を旋回させた状態でプリセッタセンサ18に工具刃先を接触させても、適正な基準工具補正量Lz、Lxを算出することはできない。
【0008】
従って、こういった工具Tに対して基準工具補正量Lz、Lxを求める場合において、工具主軸をZ軸に平行にした状態では工具刃先をプリセッタセンサ18の検出点に接触させることができないX軸方向については、図8に示すように、プリセッタセンサ18の近傍で工具刃先を目視しながらX軸方向の検出点の位置まで移動させ、その状態で検出点に指F等を接触させることによって、工具刃先を検出点に接触させた場合と同様の動作を擬似的に行うようにしている。
【0009】
しかしながら、このようにして求めたX軸方向の基準工具補正量Lxは、十分な精度を有しているとはいえないので、求めた基準工具補正量LxをNC装置に入力した状態で実際にサンプルワークを加工した後、そのサンプルワークが適正に加工されたか否かを確認し、サンプルワークが適正に加工されていない場合は、求めた基準工具補正量Lxを修正するといった面倒な作業を行わなければならないという問題があった。
【0010】
そこで、この発明の課題は、上述した複合加工旋盤等のように、旋回可能な工具主軸台を有する工作機械において、正確な基準工具補正量を簡単に求めることができるツールプリセッタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、旋回可能な工具主軸台を有する工作機械に搭載され、工具主軸が制御軸と平行でない角度となり、且つ、前記工具主軸台に装着された工具が加工位置となるように、前記工具主軸台を旋回させた状態で前記工具の刃先位置を測定するツールプリセッタにおいて、前記工具の刃先を、所定位置に設置されたプリセッタセンサに接触させたときの機械座標値を測定し、この機械座標値と、前記工具主軸台の旋回角度とに基づいて、工具主軸が制御軸に平行になるように前記工具主軸台を設定した状態における制御軸方向の基準工具補正量を算出するようにしたことを特徴とするツールプリセッタを提供するものである。
【0012】
以上のように、このツールプリセッタは、工具主軸が制御軸と平行でない角度となり、且つ、工具主軸台に装着された工具が加工位置となるように、工具主軸台を旋回させた状態で工具の刃先をプリセッタセンサに接触させたときの機械座標値と、工具主軸台の旋回角度とに基づいて、工具主軸が制御軸に平行になるように工具主軸台を設定した状態における制御軸方向の基準工具補正量を算出するようにしたので、プリセッタセンサに工具刃先を接触させる際、必ずしも、工具主軸が制御軸に平行になるように工具主軸台を設定する必要がなく、プリセッタセンサに工具刃先を接触させる際の自由度が広がるという効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図3に示す複合加工旋盤は、図1に示すように、工具主軸台17をZ軸、X軸に沿って移動させたり、B軸を中心に旋回させたりする駆動機構部20と、この駆動機構部20を制御するNC制御部30及びPLC(プログラマブルコントローラ)制御部40と、これらNC制御部30及びPLC制御部40を介して駆動機構部20を操作する操作盤50と、工具主軸台17の機械座標値等を表示する表示手段60と、プリセッタセンサ18とを備えており、前記NC制御部30、PLC制御部40、表示手段60及びプリセッタセンサ18によってツールプリセッタが構成されている。
【0015】
前記駆動機構部20は、工具主軸台17を駆動するサーボモータ21と、このサーボモータ21の作動を制御するサーボアンプ22と、サーボモータ21の回転速度を検出する速度検出器(タコジェネレータ)23と、サーボモータ21の回転位置を検出する位置検出器(エンコーダ)24とを備えており、この駆動機構部20は、工具主軸台17を、X軸、Z軸に沿って移動させたり、B軸を中心に旋回させたりすることができるように、各軸毎にそれぞれ個別に設けられている。
【0016】
この駆動機構部20は、後述するコントローラ32と共に、いわゆるセミクローズドループ方式のサーボ機構を構成しており、速度検出器23により検出された速度検出信号がサーボアンプ22にフィードバックされ、位置検出器24により検出された位置検出信号がコントローラ32にフィードバックされるようになっている。
【0017】
前記操作盤50には、駆動機構部20の制御モードを選択することができるモード選択スイッチ、手動操作により工具主軸台17を移動または旋回させる駆動軸を選択する軸選択スイッチ、手動操作により工具主軸台17の移動を操作するパルスハンドルや、パルスハンドルから出力されるパルスに対する工具主軸台17の移動量の比率を既定値から選択する倍率選択スイッチ等が設けられている。
【0018】
前記PLC制御部40は、各種インターロックに関する制御や主軸、工具主軸の制御等、旋盤の基本的な機能部分の制御、並びに、ワークや加工工程に応じて旋盤に装備される治具、切削油供給装置、切粉処理装置、被工作物の供給排出装置等、旋盤の補助的な機能部分の制御を行うものであり、前記モード選択スイッチ、軸選択スイッチ及び倍率選択スイッチ等からの種々の信号を受信し、これらの信号をそのまままたは所定の処理を行った後、前記NC制御部30に出力するようになっている。
【0019】
前記NC制御部30は、加工プログラム、MDIデータ、手動早送り信号及び手動パルス信号等に基づいて各駆動機構部20を数値制御するものであり、前記操作盤50から出力された種々の信号がPLC制御部40を経由して入力されると共にプリセッタセンサ18から出力されるスキップ信号や各駆動機構部20の位置検出器24から出力された位置検出信号が入力される信号処理部31と、各駆動機構部20に対応してそれぞれ設けられたコントローラ32と、前記PLC制御部40を経由して信号処理部31に入力された種々の信号に基づいて、工具主軸台17の移動指令信号や旋回指令信号等を対応するコントローラ32にそれぞれ出力する分配処理部33と、種々のデータを記憶する記憶部34とから構成されている。
【0020】
前記信号処理部31は、ツールプリセット時における工具主軸台17の軸移動中は、各駆動機構部20の位置検出器24から入力される位置検出信号に基づき、工具主軸台17の機械座標値を算出し、この機械座標値を前記表示手段60に常時出力すると共に、工具主軸台17に装着された工具Tの刃先が前記プリセッタセンサ18によって検出された時点でプリセッタセンサ18から入力されるスキップ信号を前記表示手段60に出力するようになっている。
【0021】
また、この信号処理部31は、前記スキップ信号が入力された時点で、工具主軸台17の移動指令信号の分配処理部33への出力を強制停止することで工具主軸台17の軸移動を停止させると共に、その時点での位置検出器24からの位置検出信号に基づいて算出された機械座標値と工具主軸台17の旋回角度とから、基準工具補正量を算出し、この基準工具補正量を前記記憶部34の工具補正量格納領域34aに記憶させるようになっている。
【0022】
例えば、図2(a)、(b)に示すように、工具主軸台17を旋回角度αだけ旋回させた状態でプリセッタセンサ18の検出点に工具Tの刃先を接触させたときに検出される機械座標値はZm、Xmである。従って、この機械座標値Zm、Xmとプリセッタセンサ18のZ軸方向及びX軸方向の検出点の機械座標値A、Bとに基づいて算出される工具補正量Oz(=A−Zm)、Ox(=B−Xm)は、工具主軸台17を旋回角度αだけ旋回させた状態で加工する場合の工具補正量となり、求めようとしている基準工具補正量Lz、Lx、即ち、工具主軸台17を−90度旋回させた状態でプリセッタセンサ18の検出点に工具Tの刃先を接触させたときに求められる工具補正量Ozb(=Lz)、Oxb(=Lx)とは異なる値になる。
【0023】
そこで、このとき算出されたOx、Ozと工具主軸台17の旋回角度αとから、数1に示す演算式を用いて基準工具補正量Lz、Lxを算出し、これを工具補正量格納領域34aに記憶するようになっている。なお、上述したように、旋盤系におけるX軸方向の工具補正値は直径値であるので、工具補正量格納領域34aにはOxb×2が基準工具補正量Lxとして記憶されることになる。
【0024】
【数1】
【0025】
従って、工具主軸台17を旋回角度βだけ旋回させた状態でワークの加工を行う場合は、工具補正量格納領域34aに記憶された基準工具補正量Lz、Lx及び工具主軸台17の旋回角度βから、数2に示す演算式を用いて、旋回角度βにおける工具補正量Oz、Ox(実際にはOx×2)を自動的に算出し、この工具補正量Oz、Oxを加味した状態で複合加工旋盤の運転を行うことになる。
【0026】
【数2】
【0027】
以上のように、このツールプリセッタでは、工具刃先をプリセッタセンサ18に接触させたときの機械座標値Zm、Xmと、工具刃先をプリセッタセンサ18に接触させる際の工具主軸台17の旋回角度αとに基づいて、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台17を設定した状態におけるZ軸方向及びX軸方向の基準工具補正量Lz、Lxを算出するようにしたので、プリセッタセンサ18に工具刃先を接触させる際、必ずしも、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台17を設定する必要がない。
【0028】
従って、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台17を設定した状態では、プリセッタセンサ18に工具刃先を接触させることができないような工具Tについても、工具刃先をプリセッタセンサ18に接触させることができるように工具主軸台17を旋回させた状態で通常のプリセット作業を行うことによって、簡単に基準工具補正量を求めることができ、工具主軸がZ軸に平行になるように工具主軸台を設定しておかなければ適正な基準工具補正量を求めることができない従来のツールプリセッタのように、求めた基準工具補正量に対して面倒な確認作業や修正作業を行う必要もないので、工具主軸台17に装着する工具Tの形状に拘わらず、正確な基準工具補正量を短時間で簡単に求めることが可能となる。
【0029】
なお、このツールプリセッタでは、工具主軸をZ軸に平行になるように工具主軸台17を設定したときのZ軸方向及びX軸方向の工具長を基準工具補正量Lz、Lxとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、工具主軸をZ軸に平行になるように工具主軸台17を設定したときの基準工具のZ軸方向及びX軸方向の工具長と対象工具のZ軸方向及びX軸方向の工具長との差を基準工具補正量とすることも可能である。
【0030】
また、上述した実施形態では、旋回可能な工具主軸台を備えた複合加工旋盤に搭載されたツールプリセッタについて説明したが、本発明のツールプリセッタ及び工具補正量算出方法は、こういった複合加工旋盤に限定されるものではなく、旋回可能な工具主軸台を備えた種々の工作機械に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回可能な工具主軸台を備えた複合加工旋盤に搭載される、この発明にかかるツールプリセッタの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】(a)、(b)は同上のツールプリセッタにおける工具補正量算出方法を説明するための説明図である。
【図3】旋回可能な工具主軸台を備えた複合加工旋盤を示す斜視図である。
【図4】従来のツールプリセッタにおける工具補正量算出方法を説明するための説明図である。
【図5】(a)、(b)は従来のツールプリセッタを用いて工具補正量を求める場合の問題点を説明するための説明図である。
【図6】工具主軸台を旋回させたときの工具の状態を示す概略図である。
【図7】(a)、(b)は工具主軸台を旋回させることによって工具刃先をプリセッタセンサに接触させることができることを説明するための説明図である。
【図8】従来のツールプリセッタを用いて工具補正量を求める場合のツールプリセット作業を示す概略図である。
【符号の説明】
17 工具主軸台
18 プリセッタセンサ
20 駆動機構部
30 NC制御部
31 信号処理部
34 記憶部
40 PLC制御部
50 操作盤
60 表示手段
Claims (1)
- 旋回可能な工具主軸台を有する工作機械に搭載され、工具主軸が制御軸と平行でない角度となり、且つ、前記工具主軸台に装着された工具が加工位置となるように、前記工具主軸台を旋回させた状態で前記工具の刃先位置を測定するツールプリセッタにおいて、
前記工具の刃先を、所定位置に設置されたプリセッタセンサに接触させたときの機械座標値を測定し、
この機械座標値と、前記工具主軸台の旋回角度とに基づいて、工具主軸が制御軸に平行になるように前記工具主軸台を設定した状態における制御軸方向の基準工具補正量を算出するようにしたことを特徴とするツールプリセッタ。
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