JP6804479B2 - モータ駆動制御装置およびこれを備えてなる工作機械 - Google Patents
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Description
1.第1軸と第2軸とが必ず存在する工作機械10において、移動対象物11および被接触物12が剛体からなる構成でありながら、接触時における移動速度を向上でき、工作機械10による測定時間を短縮化することができる。
2.第1軸および第2軸の最大速度や許容加速度・許容減速度に応じて、減速制御中における第1軸および第2軸の速度プロファイルを任意に設定し制御することができる。
3.移動対象物11の退避動作を行う前に、移動対象物11の位置および姿勢を、減速制御を開始する直前の状態に復帰させ、移動対象物11等が被接触物12等と干渉し損傷するのを防止することができる。
4.移動対象物11としての工具を被接触物12としてのツールプリセッタに接触させる構成、または移動対象物11としてのタッチプローブを被接触物12としてのワークに接触させる構成において、本発明を適切に適用することができる。
5.工具が停止するまでに要する減速停止時間を延長することなく、工具を最短時間で停止することができる。
6.従来の減速制御時には移動されない第2軸が移動し過ぎることを防止し、移動対象物11が被接触物12等と干渉して損傷してしまうのを防止することができる。
1.工作機械10による測定作業や加工作業等において、移動対象物11と被接触物12との干渉時における減速制御に本発明を適切に適用することができる。
2.移動対象物11と被接触物12との干渉を検出または予測し、減速制御時の制動距離を短縮化するため、干渉時における工作機械10の破損を軽減ないし防止することができる。
3.工作機械10による加工時間を短縮することができる。
1a モータ駆動制御プログラム
2 記憶手段
3 演算処理手段
10 工作機械
11 移動対象物
12 被接触物
21 プログラム記憶部
22 測定用プログラム記憶部
23 位置姿勢記憶部
24 速度プロファイル記憶部
31 接触状態信号取得部
32 減速制御開始判定部
33 速度プロファイル作成部
34 駆動制御部
35 第2軸判定部
Claims (8)
- 移動対象物を移動させる第1軸と、前記第1軸の移動方向に沿う移動方向成分を有する第2軸とを備えた工作機械のモータを駆動制御するモータ駆動制御装置であって、
前記移動対象物と、前記移動対象物と接触する被接触物との接触時またはその前後に変化する接触状態信号を取得する接触状態信号取得部と、
前記接触状態信号に基づいて、前記移動対象物の減速制御を開始するか否かを判定する減速制御開始判定部と、
前記減速制御を開始する場合、前記第1軸を減速制御するとともに、前記移動対象物と前記被接触物とが離れる方向に前記第2軸を駆動制御する駆動制御部と、
前記第1軸の減速制御における移動速度の時間変化を表す第1速度プロファイルおよび/または前記第2軸の駆動制御における移動速度の時間変化を表す第2速度プロファイルを作成する速度プロファイル作成部と、
を有し、
前記駆動制御部は、前記第1速度プロファイルに基づいて前記第1軸を減速制御し、前記第2速度プロファイルに基づいて前記第2軸を駆動制御する、モータ駆動制御装置。 - 工作機械のモータを駆動制御するモータ駆動制御装置であって、
前記工作機械によって移動される移動対象物と、前記移動対象物と接触する被接触物との接触時またはその前後に変化する接触状態信号を取得する接触状態信号取得部と、
前記接触状態信号に基づいて、前記移動対象物の減速制御を開始するか否かを判定する減速制御開始判定部と、
前記減速制御を開始する場合、前記移動対象物を移動させている第1軸の移動方向に沿う移動方向成分を有する第2軸があるか否かを判定する第2軸判定部と、
前記第2軸がない場合、前記第1軸のみで減速制御し、前記第2軸がある場合、前記第1軸を減速制御するとともに、前記移動対象物と前記被接触物とが離れる方向に前記第2軸を駆動制御する駆動制御部と、
前記第1軸の減速制御における移動速度の時間変化を表す第1速度プロファイルおよび/または前記第2軸の駆動制御における移動速度の時間変化を表す第2速度プロファイルを作成する速度プロファイル作成部と、
を有し、
前記駆動制御部は、前記第1速度プロファイルに基づいて前記第1軸を減速制御し、前記第2速度プロファイルに基づいて前記第2軸を駆動制御する、モータ駆動制御装置。 - 前記減速制御を開始する直前における前記移動対象物の位置および/または姿勢を記憶する位置姿勢記憶部を有しており、
前記駆動制御部は、前記移動対象物の停止が完了した後、前記移動対象物の位置および/または姿勢を前記減速制御を開始する直前の状態に復帰させるように前記第1軸および/または前記第2軸を駆動制御する、請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置。 - 前記接触状態信号取得部は、前記移動対象物としての工具と接触する被接触物としてのツールプリセッタからの出力信号、または前記被接触物としてのワークと接触する前記移動対象物としてのタッチプローブからの出力信号を前記接触状態信号として取得し、
前記減速制御開始判定部は、前記出力信号が検出されたとき、前記移動対象物の減速制御を開始すると判定する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。 - 前記接触状態信号取得部は、前記モータを駆動する電流信号を前記接触状態信号として取得し、
前記減速制御開始判定部は、前記電流信号の電流値が所定の閾値を超えたとき、または前記工作機械における干渉の発生が予測されたとき、前記移動対象物の減速制御を開始すると判定する、請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。 - 前記速度プロファイル作成部は、前記第1速度プロファイルにおける移動速度がゼロとなる時間以前に、前記第2速度プロファイルにおける移動速度がゼロとなるように、各速度プロファイルを作成する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
- 前記速度プロファイル作成部は、前記第2軸の移動量が所定の最大移動量を超えないように前記第2速度プロファイルを作成する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
- 請求項1から請求項7のいずれかに記載のモータ駆動制御装置を備えてなる工作機械。
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JP2018003936A JP6804479B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | モータ駆動制御装置およびこれを備えてなる工作機械 |
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Family Applications (1)
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