JPH04240052A - Nc旋盤の形状測定方法 - Google Patents

Nc旋盤の形状測定方法

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Publication number
JPH04240052A
JPH04240052A JP2412791A JP2412791A JPH04240052A JP H04240052 A JPH04240052 A JP H04240052A JP 2412791 A JP2412791 A JP 2412791A JP 2412791 A JP2412791 A JP 2412791A JP H04240052 A JPH04240052 A JP H04240052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
shape
lathe
turret
displacement measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2412791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Sone
裕喜 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2412791A priority Critical patent/JPH04240052A/ja
Publication of JPH04240052A publication Critical patent/JPH04240052A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレット旋盤等にお
いて、加工済みワークの所望形状との誤差を測定するN
C旋盤の形状測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】旋盤で加工する場合、各部の剛性,熱変
位,工具の磨耗等、種々の要因により加工誤差が生じる
【0003】そのため、従来タレット旋盤においては、
一つの工具ステーションにタッチセンサを設け、タッチ
センサがワークを検出したときのタレットの位置から、
ワーク寸法を計測することが行われている。
【0004】すなわち、図4に示すようにワークWのA
点あるいはB点にタッチセンサ(図示せず)を接触させ
ることにより、これらA点およびB点における直径D1
,D2や、軸方向長さが測定できる。この測定値から理
論値に対する加工誤差が演算でき、次のワークの加工時
にその加工誤差の補正を行って加工精度の向上を図るこ
とができる。また、ワークを主軸に装着したままで測定
が行え、測定時間が短くて済む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タッチセンサ
による測定では、何箇所かの測定点の測定しか行えず、
ワークWの正確な形状を測定することができない、例え
ばワークWの丸み付け部Rが設計図面通りの曲率に仕上
がっているか、あるいはテーパ部Tの傾き角度が所望の
角度に仕上がっているか等の測定を行うことができない
【0006】このような丸み付け部Rやテーパ部Tの測
定は、ワークWを取り外して通常のノギス等の測定工具
を用い測定することも難しい。
【0007】この発明の目的は、ワークの形状測定が正
確に行え、かつ旋盤にワークを取付けたままで測定でき
るNC旋盤の形状測定方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。このNC旋盤の形状測
定方法は、変位測定器(12)を刃物台(7)に取付け
て測定する方法である。変位測定器(12)は、可動検
出子(12a)がワーク(W)に接触して変位を測定す
る形式のものを用いる。
【0009】このように変位測定器(12)を取付けて
おき、NC装置(14)の演算制御部(16)に、刃物
台(7)をワーク(W)の所望形状に沿って移動させる
測定プログラム(18)を実行させる。この実行過程に
おける変位測定器(12)の変位測定値から実寸と所望
形状との誤差を検出する。
【0010】
【作用】測定プログラム(18)の実行により、刃物台
(7)がワーク(W)の所望形状に沿って移動する。こ
のとき、変位測定器(12)は可動検出子(12a)が
変位自在であるため、ワーク(W)の実際の形状に誤差
がある場合は、可動検出子(12a)が変位測定器(1
2)の本体に対して変位しながら、ワーク表面との接触
を維持する。この移動過程の各位置における変位測定器
(12)の変位測定値から実寸と所望形状との誤差が検
出される。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図1はこの発明を適用するタレット旋盤
の平面図とNC装置の概念図とを示す。
【0012】ベッド1に設置した主軸台2に、チャック
爪3aを有する主軸3が設けられ、主軸台2に隣り合っ
てタレットスライド4のレール5がベッド1上に設置し
てある。タレットスライド4は、タレット軸6を介して
刃物台であるタレット7を割り出し回転および前後(Z
軸方向)移動可能に搭載したものであり、X軸サーボモ
ータ8および送りねじ9によりX軸方向に駆動される。 タレット7の前後移動は、タレットスライド4に搭載し
たZ軸サーボモータ10および送りねじ(図示せず)に
より行われる。
【0013】タレット7は、正面形状が多角形のドラム
状のものであり、各周面部分からなる工具ステーション
に各種の工具11が装着してある。タレット7の一つの
工具ステーションには、変位測定器12が取付けてある
【0014】変位測定器12は、図2に示すように先端
にボール状の可動検出子12aを有する検出アーム12
bを、支軸13回りで回動可能に検出器本体12cに取
付けたものであり、検出アーム12の回動角度が、内蔵
の作動トランス等により変位検出信号として出力される
。検出アーム12は、ワークWへの押し付け側に付勢さ
れ、押し付け側への回動範囲の端部よりも所定角度戻っ
た角度位置が原点角度になるように設定してある。
【0015】図1において、NC装置14は、加工プロ
グラム15を解析して実行する演算制御部16を有し、
演算制御部16から出力された各軸駆動指令は、サーボ
ドライバ17を介してX軸サーボモータ8およびZ軸サ
ーボモータ10等に与えられる。加工プログラム15は
NCコードで記述されたものであり、M.S.Tコード
等のシーケンス制御コードは、演算制御部16からプロ
グラマブルコントローラ(図示せず)に転送される。
【0016】NC装置14には、変位測定器12の角度
信号からなる変位検出信号sを座標変換手段21でX軸
誤差およびY軸誤差に変換する誤差演算手段19が設け
てあり、演算結果は誤差記憶手段20に記憶される。誤
差演算手段19は、所定のサンプリング周期で変位検出
信号sを取り込むものであり、誤差記憶手段20には各
サンプリング点におけるX軸誤差とZ軸誤差とがテーブ
ルとして記憶される。サンプリング周期は、可能な範囲
で短くすることが望ましい。
【0017】操作盤22は、NC装置14のスタートや
条件設定の操作等を行うスイッチ群を設けたものであり
、CRT等からなる表示装置23が設けてある。
【0018】つぎに、形状測定方法を説明する。形状測
定に際しては、加工プログラム15の代わりに、測定プ
ログラム18を演算制御部16に実行させる。測定プロ
グラム18は、加工プログラム15と同様にNCコード
で記述したものであり、タレット7の変位測定器12を
割り出す工具指令コード(Tコード)を記述し、かつタ
レット7をワークWの所望形状に沿って移動させるX軸
送り量およびZ軸送り量の指令値等を記述しておく。こ
の場合に、前記送り量指令値は、変位測定器12の可動
検出子12aが原点角度において、図3の所望形状の曲
線aに沿って移動するように設定する。
【0019】測定プログラム18の実行により、タレッ
ト7がワークWの所望形状に沿って移動する。このとき
の可動検出子12aの実際の移動経路が曲線bで示す経
路であるとすると、曲線a,bの誤差が変位測定器12
の変位検出信号sとして出力される。Xa,Zaは、各
々サンプリング点CにおけるX軸方向およびZ軸方向の
誤差を示す。
【0020】変位測定器12の可動検出子12aは、原
点角度よりもワークWへの押し付け側に付勢してあるた
め、ワークWの加工形状が図3の曲線cのように所望形
状よりも小さい場合でも、測定が行える。
【0021】このように測定した所望形状と実際の加工
形状との誤差は、表示装置23の画面に図形または数値
として所望形状と共に表示される。
【0022】この形状測定方法は、このように変位測定
器12をタレット7に設け、かつタレット7をワークW
の所望形状に沿って移動させるようにしたため、図2に
示すようにワークWにテーパ部Tや丸み付け部Rがあっ
ても、その形状測定が正確に行える。例えば、丸み付け
部Rの曲率半径や、テーパ部Tの傾斜角度θが図面通り
に仕上がっているか等の測定も行える。しかも、旋盤に
ワークWを取付けたままで測定できて測定時間が短くて
済む。
【0023】なお、前記実施例では変位測定器12に検
出アーム12bが回動するものを使用したが、検出アー
ム12aがX軸方向,Z軸方向,または斜め方向に進退
のみするものであっても、この発明を適用することがで
きる。また、前記実施例はタレット旋盤に適用した場合
につき説明したが、この発明はその他の刃物台形式の旋
盤にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明のNC旋盤の形状測定方法は、
刃物台に変位測定器を取付け、刃物台を測定プログラム
によりワークの所望形状に沿って動かしながら、変位測
定器の測定値を読み取るようにしたため、ワークにテー
パ部や丸み付け部があっても、その形状測定が正確に行
える。しかも、旋盤にワークを取付けたままで測定でき
て測定時間が短くて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用する旋盤の平面図と
NC装置の概念構成とを示す説明図である。
【図2】その測定方法の説明図である。
【図3】同じくその形状誤差の説明図である。
【図4】従来の測定方法の説明図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可動検出子がワークに接触して変位を
    測定する変位測定器を刃物台に設け、加工プログラムを
    解析して刃物台の移動指令を出力する演算制御部に、刃
    物台をワークの所望形状に沿って移動させる測定プログ
    ラムを実行させ、この実行過程における前記変位測定器
    の変位測定値から実寸と所望形状との誤差を検出するN
    C旋盤の形状測定方法。
JP2412791A 1991-01-23 1991-01-23 Nc旋盤の形状測定方法 Pending JPH04240052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3395483A4 (en) * 2015-12-22 2019-08-28 Murata Machinery, Ltd. TOOL MACHINE AND CUTTING PROCESS
JP2020089924A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 株式会社日立製作所 切削加工システム、加工誤差測定方法、および加工誤差測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3395483A4 (en) * 2015-12-22 2019-08-28 Murata Machinery, Ltd. TOOL MACHINE AND CUTTING PROCESS
JP2020089924A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 株式会社日立製作所 切削加工システム、加工誤差測定方法、および加工誤差測定装置

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