JP2001212729A - 棒状ワークの研削方法及び研削装置 - Google Patents

棒状ワークの研削方法及び研削装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】棒状ワークの外周部を基準とした同軸度を高精
度に仕上げることができる研削方法及び研削装置を提供
する。 【解決手段】ワークWが嵌挿されるワーク支持孔11,
12を備え、圧力流体が供給される凹形状の静圧作用部
13,14をワーク支持孔11,12の内周面に備えた
ワーク支持体10と、ワークWの一方端部に係合して、
軸中心に回転させる回転駆動手段3,4と、研削砥石2
0を備え、ワークWの非支持部を研削加工する砥石台
と、静圧作用部13,14に圧力流体を供給する圧力流
体供給手段とを設ける。静圧作用部13,14に供給さ
れる圧力流体がワークWの外周部に作用し、その静圧作
用によってワークWが支持され、回転駆動手段により回
転駆動される。これにより、ワークは外周部を基準とし
て軸中心に回転し、かかる外周部を基準とした同軸度を
高精度に仕上げることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形若しくは円
柱形をした棒状ワークを研削加工する研削方法及び研削
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した棒状ワーク(以下、単に「ワー
ク」という)の一例を図4に示す。このワークWは自動
車エンジンに使用されるノズルニードルと呼ばれる部品
であって、段付形状をしており、2つの小径部Wa,W
cと、その中間の大径部Wbと、小径部Wcの右端に形
成されたテーパ部Wtとを有してなる。このワークW
は、エンジンのシリンダ内に燃焼ガスを導入するための
ノズルを構成する部品であり、したがって、小径部Wc
及び大径部Wbの外周を基準とした前記テーパ部Wtの
同軸度や面粗度に関して厳しい加工精度が要求される。
【0003】従来、このようなワークWを加工するに当
たり、まず、小径部Wc及び大径部Wbの外周を研削加
工した後、図5に示すように、円筒研削盤100の主軸
101に装着したチャック102によってワークWの大
径部Wbを把持し、これを主軸101の軸中心に回転さ
せ、砥石台(図示せず)に装着された回転砥石103に
よって前記テーパ部Wtを加工するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記チャッ
ク102を用いた研削加工においては、経時変化などに
より主軸101とチャック102の把持部とが心ずれを
起こし易く、また、チャック102によってワークWを
把持する際に、把持部とワークWとの間に塵埃を噛み込
み易いなど、加工誤差を生じる種々の要因が存在してお
り、主軸101の回転中心とワークWの軸中心とが心ず
れした状態でワークWが回転せしめられ、加工が行われ
るという問題があった。したがって、上記のような、小
径部Wc及び大径部Wbの外周を基準としたテーパ部W
tの同軸度を高精度に仕上げることができなかった。
【0005】また、図5に示すように、チャック102
からのワークWの突き出しが長く、その先端部を加工す
るような場合には、研削抵抗によってワークWが大きく
撓むため、このような状態で加工した場合にも、上記同
軸度を高精度に仕上げるのは甚だ困難であった。
【0006】本発明は以上の実情に鑑み成されたもので
あって、円筒形若しくは円柱形をした棒状ワークの外周
部を基準とした同軸度を高精度に仕上げることができる
研削方法及び研削装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明の請求項1に係る発明は、円筒形
若しくは円柱形をした棒状ワークを研削加工する方法の
発明であって、前記棒状ワークの外周部に圧力流体を作
用させた状態で該棒状ワークを回転自在に支持し、前記
棒状ワークを回転駆動手段により軸中心に回転させて、
前記棒状ワークの非支持部を研削砥石によって研削加工
することを特徴とする。
【0008】かかる研削方法によると、棒状ワークはそ
の外周部に圧力流体が作用し、当該圧力流体の静圧作用
によって支持された状態で、前記回転駆動手段により回
転駆動される。したがって、棒状ワークはその外周部を
基準として回転し、その非支持部が当該外周部を基準と
して研削される。斯くして、このように研削された棒状
ワークの加工部位は、前記外周部を基準とした同軸度に
ついて、極めて高精度に仕上げられたものとなる。
【0009】上記請求項1に係る研削方法は請求項2に
係る装置発明によってこれを好適に実施することができ
る。即ち、請求項2に係る発明は、円筒形若しくは円柱
形をした棒状ワークを研削加工する装置であって、ワー
ク支持孔を備え、前記棒状ワークを該ワーク支持孔に嵌
挿した状態で支持するとともに、圧力流体が供給される
凹形状の静圧作用部を前記ワーク支持孔の内周面に備え
たワーク支持体と、前記ワーク支持体に支持された前記
棒状ワークの一方端部に係合して、前記棒状ワークを軸
中心に回転させる回転駆動手段と、研削砥石を備え、該
研削砥石を回転させて前記棒状ワークの非支持部を研削
加工する砥石台と、前記ワーク支持体の静圧作用部に圧
力流体を供給する圧力流体供給手段とを設け、前記ワー
ク支持体のワーク支持孔に嵌挿された棒状ワークの外周
部に圧力流体を作用させ、該圧力流体の静圧作用により
前記棒状ワークを回転自在に支持するように構成したこ
とを特徴とする。
【0010】この研削装置によると、棒状ワークは、ワ
ーク支持体のワーク支持孔に嵌挿され、静圧作用部に供
給された圧力流体の静圧作用によって支持された状態
で、回転駆動手段により回転駆動される。これにより、
棒状ワークはその外周部を基準として軸中心に回転し、
上述した研削方法の実施が可能となる。
【0011】上記回転駆動手段は、請求項3に係る発明
のように、軸中心に回転する回転駆動部と、この回転駆
動部に連結され、かかる回転駆動部とともに回転する一
方、ワーク支持体に支持された棒状ワークの一方端部を
吸着する吸着部とを設けて構成し、前記棒状ワークの一
方端部が前記吸着部に吸着された状態で、当該棒状ワー
クが前記回転駆動部によって回転駆動されるように、こ
れを構成することができる。
【0012】このようにすれば、チャックなどよって棒
状ワークを把持する場合に比べて、棒状ワークをその径
方向に拘束する力が弱いので、回転駆動部の回転中心と
棒状ワークの軸中心との間に多少の心ずれが存在したと
しても、両者の滑り接触により当該心ずれが解消され、
棒状ワークをその外周部を基準として軸中心に回転させ
ることができる。
【0013】かかる吸着部は、具体的には請求項4に係
る発明のように、これを電磁チャックから構成すること
ができ、また、この他に、真空吸引する手段などから構
成することができる。
【0014】また、本発明の請求項5に係る発明は、大
径部及び小径部を少なくとも有する段付状の前記棒状ワ
ークを研削加工する装置発明であって、前記棒状ワーク
の大径部側の端部が前記回転駆動手段と係合し得る状態
で前記棒状ワークを支持するように、前記ワーク支持体
を構成するとともに、前記ワーク支持孔に嵌挿された前
記棒状ワークの段部が位置する部分の前記ワーク支持体
に、前記圧力流体供給手段から圧力流体が供給される圧
力室を形成し、前記圧力室に供給された圧力流体によっ
て前記棒状ワークの段部端面が押圧され、前記棒状ワー
クが前記回転駆動手段側に付勢されるように構成したこ
とを特徴する。
【0015】この研削装置によれば、被研削加工物が上
記段付状の棒状ワークである場合に、前記圧力室に供給
された圧力流体により棒状ワークの段部端面が押圧され
て、当該棒状ワークが回転駆動手段側に付勢され、これ
に圧接した状態で回転駆動される。したがって、回転駆
動手段の回転駆動力を効率よく棒状ワークに伝達するこ
とができ、より大きい研削負荷を掛けた加工を行うこと
ができる。また、逆に、軽い研削負荷で加工する場合に
は、回転駆動手段からの回転駆動力の伝達を、上述した
吸着などによらず、例えば摩擦抵抗の高い弾性部材など
比較的簡易な手段によって行うことができ、装置コスト
の低減を図ることができる。尚、圧力流体供給手段から
前記静圧作用部及び圧力室にそれぞれ供給される圧力流
体は、これが同じものであっても、或いは別のものであ
っても、いずれでも良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、本実施形
態に係る研削装置の概略構成を一部断面で示す正面図で
ある。尚、本例における被加工物たるワークは、図4に
示した段付状の棒状ワーク(以下、単に「ワーク」とい
う)Wとした。
【0017】上記図1に示すように、本例の研削装置1
は、主軸3を回転自在に支持する主軸台2と、加工領域
側の主軸3端部(前端部)に装着された電磁チャック4
と、前記ワークWを回転自在に支持するワーク支持体1
0と、研削砥石20を回転自在に支持し、これを適宜回
転せしめる砥石台(図示せず)などを備えてなり、前記
主軸台2は、図示しないベッド上に固設され、ワーク支
持体10は同じく前記ベッド(図示せず)上に矢示C−
D方向に移動可能に載置されている。
【0018】前記電磁チャック4は、主軸3前端部の周
囲に配設され、適宜電源から電力が供給されるコイル5
と、主軸3の前端面に装着された吸着体6とを備えてな
り、コイル5に電力が供給されると、吸着体6を含む領
域に磁界が生じ、吸着体6の端面6aに前記ワークWを
吸着,保持することができるようになっている。
【0019】前記ワーク支持体10は、前記ワークWの
小径部Wcが嵌挿されるワーク支持孔12、及び大径部
Wbが嵌挿されるワーク支持孔11を備えている。そし
て、図2に示すように、ワーク支持孔11の内周面には
凹形状をした4つの静圧作用部13が周方向等間隔に形
成されている。尚、図2は、図1における矢視A−A方
向の断面図である。また、特に断面形状については図示
しないが、ワーク支持孔12の内周面にも同様に4つの
静圧作用部14が周方向等間隔に形成されている。
【0020】また、ワーク支持体10には、前記静圧作
用部13,14のそれぞれに連通する供給路15が形成
されており、適宜油圧供給手段(図示せず)からこの供
給路15を介して前記静圧作用部13,14に圧力流体
たる圧油が供給されるようになっている。尚、前記静圧
作用部13,14の各部に接続する部分の前記供給路1
5には、それぞれ絞り弁16が設けられており、各静圧
作用部13,14に供給される圧油量がこの絞り弁16
によって適宜調整されるようになっている。
【0021】また、前記ワーク支持体10には、前記ワ
ーク支持孔11とワーク支持孔12との間に、これらよ
り大径の内周面を有する圧力室17が形成され、ワーク
Wがワーク支持孔11,12内に嵌挿された際、大径部
Wbと小径部Wcとの段部がこの圧力室17内に位置す
るようになっている。そして、図3は、図1における矢
視B−B方向の断面図であるが、これら図1及び図3に
示すように、ワーク支持体10には、前記圧力室17に
連通する供給路18が形成され、適宜圧縮空気供給手段
(図示せず)からこの供給路18を介して前記圧力室1
7に圧力流体たる圧縮空気が供給されるようになってい
る。尚、この圧縮空気供給手段(図示せず)及び前記油
圧供給手段(図示せず)から請求項5にいう圧力流体供
給手段が構成される。
【0022】また、特に図示しないが、本例の研削装置
1には、加工材料たるワークWを加工領域に供給して、
当該ワークWを前記ワーク支持体10のワーク支持孔1
1,12に嵌挿せしめる一方、加工後のワークWを前記
ワーク支持体10から抜き取って加工領域外に排出する
ローディング装置が付設されている。また、前記ワーク
支持体10は、そのワーク支持孔11,12の中心軸が
前記主軸3の中心軸と同軸となるように、その配設位置
が調節されている。
【0023】斯くして、以上の構成を備えた本例の研削
装置1によれば、以下のようにして前記ワークWのテー
パ部Wtが研削加工される。尚、ワーク支持体10には
ワークWが装着されておらず、静圧作用部13,14に
は圧油が供給されておらず、圧力室17には圧縮空気が
供給されておらず、更に、電磁チャック4には電力が供
給されていないものとする。また、ワーク支持体10は
D方向の移動端に移動し、ワーク支持体10と前記電磁
チャック4との間に十分な空間が形成されているものと
する。
【0024】まず、前記ローディング装置(図示せず)
によって、ワークWが加工領域内に供給され、ワーク支
持体10のワーク支持孔11,12に嵌挿される。この
後、ローディング装置(図示せず)が加工領域外に退避
し、退避後、ワークWの小径部Waの端面が吸着体6の
端面6aと僅かな間隙をもって対峙する位置まで、ワー
ク支持体10が矢示C方向に移動する。
【0025】次に、前記油圧供給手段(図示せず)から
前記静圧作用部13,14に圧油が供給され、前記圧縮
空気供給手段(図示せず)から前記圧力室17に圧縮空
気が供給されるとともに、前記電磁チャック4のコイル
5に電力が供給される。これにより、前記静圧作用部1
3,14に供給される圧油がワークWの外周部に作用し
て、ワークWがその静圧作用によって支持されるととも
に、その大径部Wbと小径部Wcとの段部端面に圧縮空
気圧が作用し、これによってワークWが前記吸着体6側
に付勢され、当該吸着体6に圧接した状態となり、更
に、吸着体6の吸着作用によってこれに吸着,保持され
た状態となる。
【0026】ついで、主軸3により吸着体6を介してワ
ークWが軸中心に回転せしめられ、そのテーパ部Wtが
研削砥石20によって研削加工される。そして、このよ
うにして加工を終えた後、前記静圧作用部13,14へ
の圧油の供給が停止され、前記圧力室17への圧縮空気
の供給が停止されるとともに、前記コイル5への電力の
供給が遮断され、しかる後、ワーク支持体10が矢示D
方向に移動せしめられ、ローディング装置(図示せず)
によってワークWが加工領域外に排出される。
【0027】このように、本例の研削装置1によれば、
ワークWがその外周に作用する静圧により支持された状
態で回転駆動されるので、ワークWはその外周部を基準
として回転せしめられ、前記テーパ部Wtが研削加工さ
れる。したがって、ワークWの外周部を基準とした前記
テーパ部Wtの同軸度を極めて高精度に仕上げることが
できる。また、本例では、電磁チャック4によりワーク
Wを吸着,保持するようにしているので、チャックなど
よってワークWを把持する場合に比べて、ワークWをそ
の径方向に拘束する力が弱く、このため、主軸3の回転
中心とワーク支持体10に支持されたワークWの軸中心
との間に多少の心ずれが存在したとしても、両者の滑り
接触によって当該心ずれが解消され、ワークWを正確
に、その外周部を基準として軸中心に回転させることが
でき、上記のように、外周部を基準としたテーパ部Wt
の同軸度を極めて高精度に仕上げることができる。
【0028】また、ワークWを圧力室17に供給される
圧縮空気によって電磁チャック4側に付勢し、その吸着
体6に圧接させるようにしているので、吸着体6による
ワークWの吸着,保持をより確実且つ強固なものとする
ことができ、このため、主軸3の回転駆動力を効率よく
ワークWに伝達することができ、より大きい研削負荷を
掛けた加工を行うことができる。
【0029】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、言うまでもなく、本発明の採り得る具体的な態様
はこれに限られるものでない。例えば、上例ではワーク
Wを吸着する手段として電磁チャック4を採用したが、
真空吸引する手段を用いてこれを吸着するようにしても
良い。
【0030】また、上例では、圧力室17に供給される
圧縮空気によってワークWを電磁チャック4側に付勢
し、その吸着体6に圧接させるようにしている。したが
って、軽い研削負荷で加工する場合には、前記電磁チャ
ック4に代えて、前記主軸3の端面に摩擦抵抗の高い、
例えばゴムなどからなる弾性体プレートを装着し、この
弾性体プレートとワークWとの間の摩擦力によって当該
ワークWを回転させるようにすることもできる。このよ
うにすれば、電磁チャックが不要となり、装置のコスト
低減を図ることができる。尚、この場合、ワークWの主
軸3に対する接圧力を高めることができる点で、前記圧
力室17には圧縮空気に代えて圧油を供給する方が好ま
しい。そして、このようにする場合には、静圧作用部1
3,14に圧油を供給する前記油圧供給手段(図示せ
ず)を用いて油圧室7にも圧油を供給することができ
る。
【0031】また、上例では、段付形状のワークWを加
工対象としたが、加工対象となるワークはこれに限られ
るものではなく、例えば、段のない、即ち同一径からな
るワークなど、棒形状をした全てのものが含まれる。
尚、同一径からなるワークの場合には、言うまでもな
く、前記圧力室17,供給路18及び圧縮空気供給手段
(図示せず)はこれを設けるには及ばない。
【0032】また、あまり好ましくはないが、前記電磁
チャック4に代えて、チャックを主軸3に装着し、この
チャックによりワークWを把持してこれを回転させるこ
とを否定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る研削装置の概略構成
を一部断面で示す正面図である。
【図2】図1における矢視A−A方向の断面図である。
【図3】図1における矢視B−B方向の断面図である。
【図4】研削加工の対象物たるワークの一例を示す平面
図である。
【図5】従来の研削装置の概略構成を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 研削装置 2 主軸台 3 主軸 4 電磁チャック 5 コイル 6 吸着体 10 ワーク支持体 11,12 ワーク支持孔 13,14 静圧作用部 17 圧力室 15 供給路 16 絞り弁 17 圧力室 18 供給路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C016 AA01 BA04 BA05 CA05 CB06 CE02 DA01 GA10 3C034 AA01 BB07 BB09 BB73 3C043 AA01 AA14 AC02 AC04 DD05 DD06 EE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形若しくは円柱形をした棒状ワーク
    を研削加工する方法であって、 前記棒状ワークの外周部に圧力流体を作用させた状態で
    該棒状ワークを回転自在に支持し、 前記棒状ワークを回転駆動手段により軸中心に回転させ
    て、前記棒状ワークの非支持部を研削砥石によって研削
    加工することを特徴とする棒状ワークの研削方法。
  2. 【請求項2】 円筒形若しくは円柱形をした棒状ワーク
    を研削加工する装置であって、 ワーク支持孔を備え、前記棒状ワークを該ワーク支持孔
    に嵌挿した状態で支持するとともに、圧力流体が供給さ
    れる凹形状の静圧作用部を前記ワーク支持孔の内周面に
    備えたワーク支持体と、 前記ワーク支持体に支持された前記棒状ワークの一方端
    部に係合して、前記棒状ワークを軸中心に回転させる回
    転駆動手段と、 研削砥石を備え、該研削砥石を回転させて前記棒状ワー
    クの非支持部を研削加工する砥石台と、 前記ワーク支持体の静圧作用部に圧力流体を供給する圧
    力流体供給手段とを設け、 前記ワーク支持体のワーク支持孔に嵌挿された棒状ワー
    クの外周部に圧力流体を作用させ、該圧力流体の静圧作
    用により前記棒状ワークを回転自在に支持するように構
    成したことを特徴とする棒状ワークの研削装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段を、軸中心に回転する
    回転駆動部と、該回転駆動部に連結されて該回転駆動部
    とともに回転する一方、前記ワーク支持体に支持された
    棒状ワークの一方端部を吸着する吸着部とを設けて構成
    し、前記棒状ワークが、その一方端部が前記吸着部に吸
    着された状態で前記回転駆動部によって回転駆動される
    ように構成したことを特徴とする請求項2記載の棒状ワ
    ークの研削装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着部が電磁チャックからなる請求
    項3記載の棒状ワークの研削装置。
  5. 【請求項5】 大径部及び小径部を少なくとも有する段
    付状の前記棒状ワークを研削加工する装置であって、前
    記棒状ワークの大径部側の端部が前記回転駆動手段と係
    合し得る状態で前記棒状ワークを支持するように、前記
    ワーク支持体を構成するとともに、 前記ワーク支持孔に嵌挿された前記棒状ワークの段部が
    位置する部分の前記ワーク支持体に、前記圧力流体供給
    手段から圧力流体が供給される圧力室を形成し、前記圧
    力室に供給された圧力流体によって前記棒状ワークの段
    部端面が押圧され、前記棒状ワークが前記回転駆動手段
    側に付勢されるように構成したことを特徴する請求項2
    乃至4記載のいずれかの棒状ワークの研削装置。
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