JP2001210886A - 積層型圧電アクチュエータ - Google Patents

積層型圧電アクチュエータ

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JP2001210886A
JP2001210886A JP2000024705A JP2000024705A JP2001210886A JP 2001210886 A JP2001210886 A JP 2001210886A JP 2000024705 A JP2000024705 A JP 2000024705A JP 2000024705 A JP2000024705 A JP 2000024705A JP 2001210886 A JP2001210886 A JP 2001210886A
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electrode
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piezoelectric actuator
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Koki Ashida
幸喜 芦田
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い印加電界で高速で長期間連続作動する場合
でも、内部電極と外部電極との接続を十分に確保できる
積層型圧電アクチュエータを提供する。 【解決手段】第1外部電極6aが形成されるアクチュエ
ータ本体1の側面に、複数の内部電極3a、3bの端部
がそれぞれ露出する凹溝7を形成し、第1内部電極3a
の端部が露出した凹溝7に導電体9を、第2内部電極3
bの端部が露出した凹溝7に絶縁体11を充填するとと
もに、第2外部電極6bが形成されるアクチュエータ本
体1の側面に、複数の内部電極3a、3bの端部がそれ
ぞれ露出する凹溝7を形成し、第1内部電極3aの端部
が露出した凹溝7に絶縁体11を、第2内部電極3bの
端部が露出した凹溝7に導電体9を充填した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型圧電アクチ
ュエータに係わり、例えば、自動車用燃料噴射弁、光学
装置等の精密位置決め装置や振動防止用の駆動素子等に
使用される積層型圧電アクチュエータに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来、電歪効果を利用して大きな変位量を
得るために、圧電体と内部電極を交互に積層した積層型
圧電アクチュエータが提案されている。積層型圧電アク
チュエータには、同時焼成タイプと圧電磁器と内部電極
板を交互に積層した単板積層タイプの2種類に分類され
ており、低電圧化、製造コスト低減の面から考慮する
と、同時焼成タイプの積層型圧電アクチュエータが薄層
化に対して有利であるために、その優位性を示しつつあ
る。
【0003】同時焼成タイプの積層型圧電アクチュエー
タとして、例えば、特公平6−66484号公報に記載
されているように、アクチュエータ本体の側面に露出し
た内部電極の端部に一層おきにガラスからなる絶縁層を
被覆し、外部電極には、この絶縁層と絶縁層の間に絶縁
層が形成されていない内部電極の端部を導電性ガラス膜
で被覆し、電気的に接続した積層型圧電アクチュエータ
が開示されている。
【0004】しかしながら、特公平6−66484号公
報に開示された積層型圧電アクチュエータでは、アクチ
ュエータ本体の側面に露出した内部電極の端部には一層
おきにガラスからなる絶縁層が被覆され、内部電極とそ
の両側の圧電体が強固に接合されており、外部電極と内
部電極との絶縁性が確保されているが、長期間連続駆動
させた場合、導電性ガラス膜に割れが生じ、この割れを
介して内部電極と外部電極との間で剥離が生じ、一部の
圧電体に電圧が供給されなくなり、駆動中に変位特性が
変化するという問題があった。
【0005】また、この様なアクチュエータにおいて
は、外部電極にリード線を半田付けにより形成すること
から、外部電極に使用している導電性ガラス膜が半田食
われを生じ、導通の信頼性を著しく低下させる問題があ
った。
【0006】このような問題に対し、特開昭63−15
3870号公報では、外部電極と内部電極の剥離を防止
するためと、リード線、外部電極、内部電極間の導通の
信頼性を向上させるため、積層アクチュエータ本体の側
面に露出した内部電極の端部に一層おきにガラスからな
る絶縁層を被覆し、外部電極には、絶縁層と同じピッチ
で、かつ絶縁層の断面よりやや大きい凹部を形成し、こ
の凹部内に絶縁層を収容するようにして、かつ、凹部間
の凸部に、絶縁層が形成されていない内部電極の端部
を、導電性接着剤で接着した積層型圧電アクチュエータ
が開示されている。
【0007】また、特開平10−229227号公報に
おいては、積層圧電体の側面に基礎金属被膜を被覆し、
該基礎金属被膜と部分的な接触箇所を介して、三次元構
造化された導電性の電極が結合され、前記三次元構造化
された導電性電極が、接触箇所において伸長可能な状態
で形成された積層型圧電アクチュエータが開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、小型
の圧電アクチュエータで大きな圧力下において大きな変
位量を確保するため、より高い電界を印加し、長期間連
続駆動させることが行われているが、高電界、高圧力下
で長期間連続駆動させた場合には、特開昭63−153
870号公報に開示された積層型圧電アクチュエータに
おいては、圧電体間に形成された内部電極と正極、負極
用の外部電極との間で剥離が発生し、一部の圧電体に電
圧供給されなくなり、駆動中に変位特性が変化するとい
う問題があった。
【0009】また、特開平10−229227号公報に
開示されたアクチュエータであっても、基礎金属被膜と
圧電体の間の界面において剥離が生じ、その剥離が進行
することにより、内部電極と外部電極の導通不良を生
じ、一部の圧電体に電圧供給されなくなり、駆動中に変
位特性が変化するという問題があった。
【0010】本発明は、高い印加電界で高速で長期間連
続作動する場合でも、内部電極と外部電極との接続を十
分に確保でき、外部電極と内部電極の剥離の生じない信
頼性の高い積層型圧電アクチュエータを提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型圧電アク
チュエータは、複数の圧電体と複数の内部電極とを交互
に積層してなり、前記内部電極が交互に第1内部電極ま
たは第2内部電極とされたアクチュエータ本体と、該ア
クチュエータ本体の異なる側面にそれぞれ設けられ、前
記第1内部電極同士をそれぞれ電気的に接続する第1外
部電極、および前記第2内部電極同士をそれぞれ電気的
に接続する第2外部電極を具備する積層型圧電アクチュ
エータであって、前記第1外部電極が形成される前記ア
クチュエータ本体の側面に、前記複数の内部電極の端部
がそれぞれ露出する複数の凹溝を形成し、前記第1内部
電極の端部が露出した凹溝に導電体を、前記第2内部電
極の端部が露出した凹溝に絶縁体を充填するとともに、
前記第2外部電極が形成される前記アクチュエータ本体
の側面に、前記複数の内部電極の端部がそれぞれ露出す
る複数の凹溝を形成し、前記第1内部電極の端部が露出
した凹溝に絶縁体を、前記第2内部電極の端部が露出し
た凹溝に導電体を充填したものである。
【0012】このような積層型圧電アクチュエータで
は、内部電極と外部電極が、アクチュエータ本体内に埋
設された、内部電極の厚みよりも幅広の導電体を介して
接続されるため、内部電極と外部電極の剥離を抑制する
ことができる。これにより、高い印加電界で高速で長期
連続駆動させる場合においても、外部電極と内部電極が
剥離や断線することなく高い耐久性を備えた信頼性の高
い積層型圧電アクチュエータを提供することができる。
【0013】また、外部電極を構成する金属薄板が凹溝
内の導電体に当接した状態で固着されていることが望ま
しい。このように、アクチュエータ本体の側面に形成し
た凹溝内の導電体と、金属薄板を溶接、ろう付けなどに
よって強固に接合することにより、内部電極と外部電極
の接合強度を向上できる。
【0014】さらに、金属薄板を導電性接着剤により被
覆して外部電極が構成されるとともに、凹溝内の導電体
に凹部が形成されており、前記金属薄板を被覆した導電
性接着剤が、前記導電体の凹部内に充填されていること
が望ましい。これは、金属薄板を被覆する導電性接着剤
が凹溝内の導電体の凹部に充填されることにより、導電
性接着剤にアンカー効果が生じ、平面上で接着される場
合よりも更に導電性接着剤の固着力が増加し、これによ
り、内部電極と外部電極の剥離をさらに抑制できる。
【0015】また、金属薄板を導電性接着剤により被覆
して外部電極が構成されるとともに、凹溝内の導電体が
外方へ向かって突出しており、該導電体の突出部に金属
薄板が当接した状態で固着され、かつ、前記金属薄板を
被覆した導電性接着剤が、前記導電体の突出部周囲に充
填されていることが望ましい。このようにすることによ
り、導電性接着剤にアンカー効果が生じ、平面上で接着
される場合よりも更に導電性接着剤の固着力が増加し、
これにより、内部電極と外部電極の剥離をさらに抑制で
きる。
【0016】さらに、金属薄板が、NiおよびFeを含
有する合金からなることが望ましい。このような金属薄
板を用いることにより、圧電アクチュエータの伸縮によ
り外部電極に応力が作用した場合においても、発生した
応力に対して金属薄板が十分な強度を有するため、金属
薄板の断裂を抑制し、高耐久性を備えた積層型圧電アク
チュエータを提供することができる。
【0017】また、金属薄板が、金属メッシュまたは波
板形状の金属薄板からなることが望ましい。圧電アクチ
ュエータの伸縮により外部電極に応力が作用した場合に
おいても、発生した応力を金属メッシュまたは波板形状
の金属薄板の変形により緩和でき、外部電極の断裂を抑
制し、高耐久性を備えた積層型圧電アクチュエータを提
供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の積層型圧電アクチ
ュエータの断面図であり、図2は図1の一部を拡大して
示す断面図である。図1および図2において、符号1
は、複数の圧電体2と複数の内部電極3a、3bとを交
互に積層してなる四角柱状のアクチュエータ本体を示す
もので、このアクチュエータ本体1の対向する2つの側
面には、第1内部電極3aが電気的に接続される第1外
部電極6a、および第2内部電極3bが電気的に接続さ
れる第2外部電極6bが形成されている。
【0019】圧電体2は、例えば、チタン酸ジルコン酸
鉛Pb(Zr,Ti)O3(以下PZTと略す)或い
は、チタン酸バリウムBaTiO3 を主成分とする圧電
セラミック材料などが使用されるが、これらに限定され
るものではなく、圧電性を有するセラミックスであれば
何れでも良い。この圧電体材料としては、圧電歪み定数
33が高いものが望ましい。また、圧電体2の厚みt、
つまり内部電極3間の距離は、小型化および高い電界を
印加するという点から0.05〜0.2mmであること
が望ましい。
【0020】内部電極3a、3bは、アクチュエータ本
体1の4つの側面全てに端部が露出しており、アクチュ
エータ本体1の第1外部電極6aが形成された側面に
は、全ての内部電極3a、3bの端部がそれぞれ露出す
る複数の凹溝7が形成され、第1内部電極3aの端部が
露出した凹溝7には導電体9が、第2内部電極3bの端
部が露出した凹溝7には絶縁体11が充填されている。
【0021】また、アクチュエータ本体1の第2外部電
極6bが形成された側面には、全ての内部電極3a、3
bの端部がそれぞれ露出する複数の凹溝7が形成され、
第1内部電極3aの端部が露出した凹溝7には絶縁体1
1が、第2内部電極3bの端部が露出した凹溝7には導
電体9が充填されている。
【0022】凹溝7の積層方向の高さhは圧電体2の厚
みtの約1/5〜1/3とされている。これは、凹溝7
の積層方向の高さhが圧電体2の厚みtの1/3よりも
大きい場合には、凹溝7の高さhが圧電体2の厚みtの
1/2では溝として成立しなくなり、また、1/2以下
でも凹溝7が削除された残りの圧電体2の厚みが薄くな
り、強度が保てなくなり、加工時のハンドリングにおい
て破損してしまう危険があるからである。また、凹溝7
の高さhが圧電体2の厚みtの1/5よりも小さい場合
には、凹溝7の高さhが極端に小さくなり、加工が困難
となったり、導電体9及び絶縁体11の充填不良が生じ
易くなるためである。凹溝7の形状は断面が四角形状と
されているが、断面が円形状であっても良い。
【0023】導電体9は、例えば、Agを主体とする合
金、Cuを主体とする合金等の導体金属材料からなり、
凹溝7の形成後、スクリーン印刷やディッピング等によ
り凹溝7内に充填し、約600℃〜900℃で焼成する
ことにより得られる。
【0024】また、絶縁体11は、例えば、ガラス、エ
ポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、
シリコーンゴム等の絶縁性材料からなり、凹溝7内に絶
縁性材料を充填し、硬化することにより得られる。尚、
絶縁体11は低ヤング率の材質、例えばシリコーンゴム
等が好ましい。これは、高ヤング率の材質を充填すると
圧電アクチュエータとして駆動した場合の伸長により絶
縁体11と圧電体2の界面で剥離を生じ、絶縁性がとれ
なくなったり、破壊に至ったり、もしくは、圧電体2に
亀裂が生じ、破壊に至る虞があるからである。
【0025】ここで、凹溝7内に充填される導電体9と
絶縁体11の形成の順序は、一体焼成して得られたアク
チュエータ本体1に凹溝7を形成し、この凹溝7内に一
つ置きに導電体9を充填し、焼成した後に、残りの凹溝
7内に絶縁体11を充填することが望ましい。
【0026】外部電極6a、6bは、金属薄板15と導
電性接着剤17とから構成されており、金属薄板15
は、導電性接着剤17中に埋設して形成され、金属薄板
15は、凹溝7内の導電体9に当接した状態で、ロウ付
けしたり、溶接することにより固着され、これにより、
外部電極6a、6bがアクチュエータ本体1に接合され
ている。金属薄板15が導電体9に当接する部分の面積
は広い方、即ち、平坦であることが、確実に固着すると
いう点から望ましい。また、外部電極6a、6bは、導
電性接着剤17によってもアクチュエータ本体1に接合
されている。
【0027】金属導板15は、導電性があり、加工可能
であればいずれの金属でもかまわないが、好ましくは、
ステンレス(NiおよびFeを含有する合金)、Ni−
Fe合金、Ni−Fe−Co合金等の高ヤング率を有す
る金属により形成されることが望ましい。これは、Ni
およびFeを主体とする高ヤング率を有する合金を用い
ることにより、圧電アクチュエータの伸縮によって外部
電極6a、6bに応力が作用した場合においても、発生
した応力に対し十分な強度を保つため、金属薄板15の
断裂を抑制が可能となるためである。
【0028】導電性接着剤17としては、ニッケル、
銀、白金、金などの周期律表第6〜9族の比較的体積固
有抵抗が小さい導電剤を含有するポリイミド樹脂、導電
性シリコーンゴム等があるが、これに限定されるもので
はない。
【0029】また、アクチュエータ本体1の積層方向の
両端面には、アクチュエータ本体1を機械的に保持し、
発生するパワーを外部へ伝達するための不活性部19が
積層され、接合されている。さらに、図示されてはいな
いが、外部電極6a、6bの外側を含むアクチュエータ
本体1の側面全体がシリコーンゴム等の絶縁被覆材によ
って被覆され、これにより、外部からの水分の進入を防
ぐことができ、内部電極及び外部電極間のエレクトロマ
イグレーションの発生を抑制し、電極接続の信頼性を確
保できる。
【0030】以上のように構成された積層型圧電アクチ
ュエータは、以下のプロセスにより製造される。先ず、
チタン酸ジルコン酸鉛Pb(Zr,Ti)O3などの圧
電体セラミックスの仮焼粉末と、有機高分子からなるバ
インダーと、可塑剤とを混合したスラリーを作製し、ス
リップキャステイング法により、厚み100〜200μ
mのセラミックグリーンシートを作製する。
【0031】このグリーンシートの片面に、内部電極3
a、3bとなる銀−パラジウムを主成分とする導電性ペ
ーストをスクリーン印刷法により1〜10μmの厚みに
印刷する。この導電性ペーストを乾燥させた後、導電性
ペーストが塗布された複数のグリーンシートを所定の枚
数だけ積層し、この積層体の積層方向の両端部に、導電
性ペーストが塗布されていないグリーンシートを積層す
る。
【0032】次に、この積層体を50〜200℃で加熱
しながら加圧し、積層体を一体化する。一体化された積
層体は所定の大きさに切断された後、400〜800℃
で5〜40時間、脱バインダが行われ、900〜120
0℃で2〜5時間焼成し、両端面に不活性部19を有す
るアクチュエータ本体1を得る。このアクチュエータ本
体1の側面には、内部電極3a、3bの端部が露出して
いる。
【0033】この後、アクチュエータ本体1を固定治具
にセットし、所定の形状になるまで平面研削盤等を用い
てアクチュエータ本体1の側面の加工を行う。
【0034】その後、アクチュエータ本体1の2つの対
向する側面において、内部電極3a、3b端部が露出し
た部分を、深さ100〜500μm、積層方向の高さh
が20〜50μmの凹溝7を形成し、該凹溝7内に一つ
置きにAg−Pd等の導体性ペーストを充填した後、6
00〜900℃で2〜5時間焼成することにより導電体
9を充填する。
【0035】そして、導電体9間の開口している凹溝7
内にシリコーンゴム等の絶縁体11を充填する。この
後、金属薄板15をアクチュエータ本体1に当接した状
態で、例えば、導電体9にスポット溶接、超音波溶接等
の溶接手法、あるいは、ろう付け等の手法により固着
し、この後、アクチュエータ本体1の側面および金属薄
板15の表面に導電性接着剤17を塗布し、外部電極6
a、6bが形成される。特に、導電性接着剤17を塗布
し、真空引きすることにより、金属薄板15とアクチュ
エータ本体1との間に確実に充填することができる。
【0036】外部電極6a、6bの導電性接着剤17と
してポリイミドを用いた場合について説明する。先ず、
導電性接着剤17として用いるポリイミド樹脂は、濃硫
酸以外には溶解しない難溶解性の樹脂であるため、ポリ
イミドの前駆体であるポリアッミク酸を適当な溶媒,例
えば、N- メチル- 2- ピロリドン(NMP)やテトラ
ヒドロフラン(THF)などに溶解させ、ワニス状にす
る。このワニスに望みとする体積分率で導電剤を混合、
混練し、ペースト状にする。
【0037】なお、混練の際には、3本ローラーミル等
の混練機を用いるのが望ましい。また、導電性接着剤1
7中に含有する導電剤としては、特にニッケル、銀、白
金、金などの周期律表第6〜9族の比較的体積固有抵抗
が低い金属粉末を用いることが望ましい。
【0038】上記のようにして作製した導電性接着剤1
7のペーストを、導電体9と接続された金属薄板15の
露出面、および外部電極6a、6bを形成するようにア
クチュエータ本体1の所定の位置に塗布し、室温〜40
0℃の空気中または窒素雰囲気中で溶媒を蒸発させると
ともに、硬化反応を起こさせることにより、外部電極6
a、6bを形成することができる。
【0039】この後、図示しないが、正極用および負極
用の外部電極6a、6bにリード線を接続し、圧電アク
チュエータの周囲にデイッピング等の方法により、シリ
コーンゴム等の被覆材を被覆する。さらに、正極、負極
用の外部電極6a、6bに約1〜3kV/mmの分極電
界を印加し、圧電板2への分極処理を行い、本発明の積
層型圧電アクチュエータが得られる。
【0040】尚、本発明の積層型圧電アクチュエータ
は、四角柱、六角柱、円柱等、どのような柱体であって
も構わないが、切断の容易性から四角柱状が望ましい。
【0041】以上のように構成された積層型圧電アクチ
ュエータでは、内部電極3a、3bと外部電極6a、6
bが、アクチュエータ本体1内に埋設された、内部電極
3a、3bの厚みよりも幅広の導電体9を介して接続さ
れるため、内部電極3a、3bと外部電極6a、6bの
剥離を抑制することができ、これにより、高い印加電界
で高速で長期連続駆動させる場合においても、外部電極
6a、6bと内部電極3a、3bが剥離や断線すること
なく高い耐久性を備えた信頼性の高い積層型圧電アクチ
ュエータを提供することができる。
【0042】図3は、本発明の他の積層型圧電アクチュ
エータを示すもので、図3の積層型圧電アクチュエータ
では、凹溝7内の導電体9に凹部21が形成されてお
り、金属薄板15を被覆した導電性接着剤17が、導電
体9の凹部21内に充填されている。図4は、図3の導
電性接着剤17を除去した状態の側面図を示すもので、
凹溝7および導電体9の凹部21は金属薄板15の幅よ
りも少々広く形成され、導電性接着剤17は凹溝7全体
を覆うように形成されている。
【0043】この導電体9に形成される凹部21は、上
記と同様のアクチュエータ本体1を得た後、アクチュエ
ータ本体1の凹溝7内に導電体9を充填し、アクチュエ
ータ本体1の凹溝7を形成する場合と同じピッチにおい
て導電体9に深さ50〜150μm、積層方向の高さ1
0〜30μmの凹部21を形成する。その後、上記と同
様にして、金属薄板15をアクチュエータ本体1に当接
した状態で導電体9に固着し、導電体9表面を含むアク
チュエータ本体1の側面、および金属薄板15の表面に
導電性接着剤17を塗布し、導電性接着剤17を凹部2
1内に充填する。特に、真空引きすると導電性接着剤1
7を凹部21内に確実に充填できる。
【0044】このような積層型圧電アクチュエータで
は、金属薄板15を被覆する導電性接着剤17が導電体
9の凹部21内に充填されることにより、導電性接着剤
17にアンカー効果が生じ、図1に示したように、アク
チュエータ本体1の平面上で接着する場合よりも更に導
電性接着剤17の固着力が増加し、これにより、内部電
極3a、3bと外部電極6a、6bの剥離をさらに抑制
できる。
【0045】図5は、本発明のさらに他の積層型圧電ア
クチュエータを示すもので、図5の積層型圧電アクチュ
エータでは、凹溝7内の導電体9が外方へ向かって突出
しており、この導電体9の突出部31に、外部電極6
a、6bを構成する金属薄板15が当接した状態で固着
されている。
【0046】この突出部31は、上記と同様のアクチュ
エータ本体1を得た後、凹溝7内に導電体9を充填し、
乾燥した後、予めアクチュエータ本体1の凹溝7の導電
体9が充填されている以外の部分にマスキングを行い、
所定の突出部31が形成されるようなスクリーンパター
ンを用い、導電性ペーストを印刷、乾燥することによ
り、突出部31が形成される。その後、上記と同様にし
て、金属薄板15をアクチュエータ本体1に当接した状
態で導電体9の突出部31に固着し、突出部31の周囲
を含むアクチュエータ本体1の側面、および金属薄板1
5の表面に導電性接着剤17を塗布し、積層型圧電アク
チュエータを得る。
【0047】以上のように構成された積層型圧電アクチ
ュエータでも、金属薄板15とアクチュエータ本体1と
の間であって、突出部31の周囲に導電性接着剤17を
充填することにより、外部電極6a、6bを構成する導
電性接着剤17のアンカー効果により、アクチュエータ
本体1の平面上で接着する場合よりも更に導電性接着剤
17の固着力が増加し、これにより、内部電極3a、3
bと外部電極6a、6bの剥離をさらに抑制できる。
【0048】図6および図7は、本発明のさらに他の積
層型圧電アクチュエータを示すもので、図6の積層型圧
電アクチュエータでは、金属薄板41が波板形状とされ
ており、図7では、金属薄板45が金属メッシュにより
形成されている。
【0049】このような積層型圧電アクチュエータで
は、伸縮により外部電極6a、6bに応力が作用した場
合においても、発生した応力を金属メッシュまたは波板
形状の金属薄板41、45の変形により緩和でき、外部
電極6a、6bの断裂を抑制できる。
【0050】
【実施例】PZTを主成分とする厚み200μmのグリ
ーンシートにAg/Pdを主成分とする内部電極ペース
トを厚み5μmで印刷形成した。内部電極ペーストが塗
布されたグリーンシートを300枚積層し、この後、両
面に内部電極ペーストが塗布されていないグリーンシー
トを積層し、加熱接合して一体化した。
【0051】積層体を縦10mm×横10mm×高さ4
0mmになるように切断し、最高温度700〜800
℃、20〜30時間で脱バインダを行った。その後、最
高温度900℃〜1100℃で3〜5時間焼成を行い、
アクチュエータ本体を得た。
【0052】次に、得られたアクチュエータ本体を固定
治具にセットし、アクチュエータ本体の側面の平面研削
を行った。その後、図2に示した形状で、アクチュエー
タ本体の側面の内部電極が露出している部分(圧電板及
び内部電極)をカット・ソーにより削除し、深さ方向に
500μm、積層方向の高さh50μmの凹溝7を形成
した。
【0053】この後、アクチュエータ本体1の凹溝7に
Ag−Pd(97:3)ペーストをディスペンサーを用
いて注入し、充填を行った。そして、120℃で10分
間予備乾燥させた後、900℃、2時間の焼成を行い、
導電体9を形成した。
【0054】次に、導電体9の充填されていない凹溝7
内にシリコーンゴムを常温で塗布し、真空脱泡により充
填した。その後、コバール箔からなる金属薄板15をア
クチュエータ本体1の側面に配置し、導電体9の位置の
金属薄板15を超音波溶接により接合した。
【0055】そして、銀ポリイミド樹脂からなる導電性
接着剤17をアクチュエータ本体1の所定部分および金
属薄板15表面に塗布し、220℃の乾燥炉にて硬化接
着を行った。その後、リード線を金属薄板15に半田付
けし、シリコーンゴムにて全体を被覆し、正極および負
極の外部電極6a、6bに2.5kV/mmの直流電界
を30分間印加して分極処理を行ない、積層型圧電アク
チュエータを得た。
【0056】そして、積層圧電アクチュエータに応力2
0MPaを印加し、駆動電圧200Vにて変位量を確認
したところ、40μmの変位量が得られた。次に、応力
20MPaを印加し、0〜200Vのパルス交番電界を
周波数60Hzにて印加し、連続駆動試験を行った。
【0057】その結果、本発明の積層型圧電アクチュエ
ータでは、駆動サイクル1×109回でも破損はなく、
変位量も40μmを維持した。外観上でスパーク跡は確
認できなかったため、断面観察を行ったところ、外部電
極6a、6bと内部電極3a、3bの剥離は生じていな
いことを確認した。
【0058】比較として、凹溝内に絶縁体だけ充填して
一方の内部電極と絶縁するとともに、アクチュエータ本
体に他方の内部電極の端部を露出させ、これに金属薄板
をAgポリイミドで埋設した外部電極を接続した積層型
圧電アクチュエータを作製し、同様の評価を行った結
果、初期の評価においては、上記のサンプル同様、40
μmの変位量を示した。その後、連続駆動試験を行った
ところ、駆動サイクル7×107回にて、外部電極がア
クチュエータ本体から剥離し、内部電極から外部電極が
剥離し、変位量が初期状態から大きく低下し、30μm
となった。
【0059】
【発明の効果】本発明の積層型圧電アクチュエータで
は、内部電極と外部電極が、アクチュエータ本体内に埋
設された、内部電極の厚みよりも幅広の導電体を介して
接続されるため、内部電極と外部電極の剥離を抑制する
ことができる。これにより、高い印加電界で高速で長期
連続駆動させる場合においても、外部電極と内部電極が
剥離や断線することなく高い耐久性を備えた積層型圧電
アクチュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層型圧電アクチュエータを示す断面
図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の他の積層型圧電アクチュエータを示す
断面図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す側面図である。
【図5】本発明のさらに他の積層型圧電アクチュエータ
を示す断面図である。
【図6】波板形状の金属薄板を用いた場合の断面図であ
る。
【図7】金属メッシュからなる金属薄板を用いた場合の
断面図である。
【符号の説明】
1・・・アクチュエータ本体 2・・・圧電体 3a、3b・・・内部電極 6a、6b・・・外部電極 7・・・凹溝 9・・・導電体 11・・・絶縁体 15、41、45・・金属薄板 17・・導電性接着剤 21・・・導電体の凹部 31・・導電体の突出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の圧電体と複数の内部電極とを交互に
    積層してなり、前記内部電極が交互に第1内部電極また
    は第2内部電極とされたアクチュエータ本体と、該アク
    チュエータ本体の異なる側面にそれぞれ設けられ、前記
    第1内部電極同士をそれぞれ電気的に接続する第1外部
    電極、および前記第2内部電極同士をそれぞれ電気的に
    接続する第2外部電極とを具備する積層型圧電アクチュ
    エータであって、前記第1外部電極が形成される前記ア
    クチュエータ本体の側面に、前記複数の内部電極の端部
    がそれぞれ露出する凹溝を形成し、前記第1内部電極の
    端部が露出した凹溝に導電体を、前記第2内部電極の端
    部が露出した凹溝に絶縁体を充填するとともに、前記第
    2外部電極が形成される前記アクチュエータ本体の側面
    に、前記複数の内部電極の端部がそれぞれ露出する凹溝
    を形成し、前記第1内部電極の端部が露出した凹溝に絶
    縁体を、前記第2内部電極の端部が露出した凹溝に導電
    体を充填したことを特徴とする積層型圧電アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】外部電極を構成する金属薄板が凹溝内の導
    電体に当接した状態で固着されていることを特徴とする
    請求項1記載の積層型圧電アクチュエータ。
  3. 【請求項3】金属薄板を導電性接着剤により被覆して外
    部電極が構成されるとともに、凹溝内の導電体に凹部が
    形成されており、前記金属薄板を被覆した導電性接着剤
    が、前記導電体の凹部内に充填されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の積層型圧電アクチュエー
    タ。
  4. 【請求項4】金属薄板を導電性接着剤により被覆して外
    部電極が構成されるとともに、凹溝内の導電体が外方へ
    向かって突出しており、該導電体の突出部に前記金属薄
    板が当接した状態で固着され、かつ、前記金属薄板を被
    覆した導電性接着剤が、前記導電体の突出部周囲に充填
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の積
    層型圧電アクチュエータ。
  5. 【請求項5】金属薄板が、NiおよびFeを含有する合
    金からなることを特徴とする請求項2乃至4のうちいず
    れかに記載の積層型圧電アクチュエータ。
  6. 【請求項6】金属薄板が、金属メッシュまたは波板形状
    の金属薄板からなることを特徴とする請求項2乃至5の
    うちいずれかに記載の積層型圧電アクチュエータ。
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