JP2001209066A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001209066A JP2000015055A JP2000015055A JP2001209066A JP 2001209066 A JP2001209066 A JP 2001209066A JP 2000015055 A JP2000015055 A JP 2000015055A JP 2000015055 A JP2000015055 A JP 2000015055A JP 2001209066 A JP2001209066 A JP 2001209066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の接続端子部をTCPなどのテープ状接
続部材を介してプリント基板に接続させた構造におい
て、剥がれや断線を防止して信頼性を向上する。 【解決手段】内側面に複数の透明電極が設けられた表示
部13を有するとともに、内側面の一端部に接続端子部14
を有する2枚の基板11,12が、表示部13が互いに対向
し、かつ接続端子部14が相手の基板よりはみ出すように
対向配置されて、2枚の基板11,12間に液晶が封入され
た液晶表示装置であって、2枚の基板11,12の接続端子
部14はそれぞれテープ状接続部材1,16を介して、一方の
基板11の外側面上に配されたプリント基板15に接続され
ており、一方の基板11の接続端子部14に接続されたテー
プ状接続部材16は断面略U字状に折り曲げられており、
他方の基板12の接続端子部14に接続されたテープ状接続
部材1は折り曲げられていないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、特に2枚の基板それぞれに設けられた入力端子を、
テープ状接続部材を介して一方の基板の外側面に配され
たプリント基板に接続した構成の液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の液晶表示装置の一例を示
したものである。この例の装置は単純マトリクス液晶表
示パネルを用いたもので、対向配置された2枚の基板、
すなわち上基板11と下基板12の間には液晶(図示せ
ず)が封入されている。2枚の基板11,12の内側面
にはそれぞれ互いに並行な複数本の透明電極(図示せ
ず)が設けられている。また両基板11,12の一端部
には接続端子部14が設けられており、ここには同一基
板上の透明電極にそれぞれ接続している入力端子が複数
設けられている。両基板11,12は、上基板11の透
明電極と下基板12の透明電極とが互いに直交するよう
に対向配置され、両基板11,12の透明電極が重なる
領域が表示部13となる。一方、上基板11の接続端子
部14および下基板12の接続端子部14は、それぞれ
相手の基板と対向しておらず、表示部13の異なる2方
向の外方へそれぞれはみ出すように構成されている。ま
た上基板11の外側面上にはフレキシブルプリント基板
15(以下、FPCと略記する)が配されており、上基
板11の接続端子部14の入力端子は、可撓性を有する
テープ状接続部材16を介してFPC15の回路に接続
されている。また下基板12の接続端子部14の入力端
子もテープ状接続部材17を介してFPC15の回路に
接続されている。
【0003】上基板11に用いられるテープ状接続部材
16と下基板12に用いられるテープ状接続部材17は
同じ構造のものであり、図5,6に示すように可撓性の
樹脂テープ21の一面上にICチップ23が設けられて
おり、他面上に導電膜からなる配線22が形成されてい
る。そして上基板11については、図5に示すように、
テープ状接続部材16の一端部16aの配線22が形成
されている面が上基板11の内側面の接続端子部14上
に接着されるとともに、テープ状接続部材16が断面略
U字状に折り曲げられて、その他端部16bの配線22
が形成されている面が上基板11の外側面上のFPC1
5の端部に接着されている。テープ状接続部材16が折
り曲げられる部位には、樹脂テープ21にスリット状の
開口21aが形成されており、曲がり易くなっている。
一方、下基板12については、図6に示すように、テー
プ状接続部材17の一端部17aの配線22が形成され
ている面が下基板12の内側面の接続端子部14上に接
着されるとともに、テープ状接続部材17が断面略U字
状に折り曲げられて、その他端部17bのICチップ2
3が設けられている方の面が、上基板11の外側面上の
FPC15の端部に接触するように接着されている。こ
こで、このテープ状接続部材17の他端部17bでは、
樹脂テープ21に窓状の開口21bが形成されており、
この開口21b内では配線22が剥き出しになってい
る。したがって、この開口21b内において半田付けを
行うことにより、FPC15とテープ状接続部材17と
が接着されて、テープ状接続部材17の配線22とFP
C15の回路が接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造においては、下基板12のテープ状接続部材1
7とFPC15との接続部分において、剥がれが生じ易
い、あるいは配線22が切れ易い等の問題があった。す
なわち、下基板12のテープ状接続部材17は、可撓性
を有するものの、配線22やICチップ23が設けられ
るので、有る程度の剛性を有するように構成されてい
る。そして図6に示すように、配線22が形成されてい
る面が外側となる方向に、すなわち配線22が伸ばされ
る方向に折り曲げられると、図5に示すように配線22
が縮められる方向に折り曲げられる場合に比べて、テー
プ状接続部材17が元に戻ろうとする応力が大きくな
る。また下基板12のテープ状接続部材17の配線22
とFPC15との間には樹脂テープ21が介在してお
り、配線22とFPC15とが密着しない状態で接着さ
れている。このためテープ状接続部材17とFPC15
との接続部分に、両者を引き剥がす方向の応力が作用し
て剥がれや断線が生じ易いという問題があった。一方、
図6のようにテープ状接続部材17を折り曲げる構造と
すれば、下基板12の接続端子部14が形成されている
端部が上基板11よりも外方にはみ出す面積が比較的小
さくても、接続端子部14とテープ状接続部材17とを
接着させることが可能であるが、テープ状接続部材17
の折り曲げ部分が下基板12の端縁から大きくはみ出す
ので取り扱い難く、このはみ出した折り曲げ部分を保護
する必要があるので、結果的に装置が大きくなるという
不都合もあった。
【0005】よって本発明の目的は、基板の接続端子部
とFPCとの接続構造において、剥がれや断線を防止し
て信頼性を向上すること、取り扱い性を向上させるこ
と、および装置をより小型化できるようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の液晶表示装置は、内側面に複数の透明電極が
設けられた表示部を有するとともに、該内側面の一端部
に前記透明電極にそれぞれ接続する入力端子が設けられ
た接続端子部を有する2枚の基板が、前記表示部が互い
に対向し、かつ前記接続端子部が設けられている一端部
は相手の基板の外方に位置するように対向配置されて、
該2枚の基板間に液晶が封入された液晶表示装置であっ
て、前記2枚の基板の接続端子部はそれぞれ可撓性を有
するテープ上に導電膜からなる配線とICチップが設け
られたテープ状接続部材を介して、前記2枚の基板の一
方の基板の外側面上に配されたプリント基板に接続され
ており、前記一方の基板の接続端子部に接続された前記
テープ状接続部材は断面略U字状に折り曲げられてお
り、他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状
接続部材は折り曲げられていないことを特徴とする。本
発明の構成によれば、プリント基板が配されている側の
一方の基板については、テープ状接続部材を折り曲げて
使用し、他方の基板についてはテープ状接続部材を折り
曲げないで使用することにより、基板の接続端子部とF
PCとの接続構造における剥がれや断線を防止して信頼
性を向上することができる。また、従来は、テープ状接
続部材の折り曲げ部が基板から大きくはみ出していた部
位において、テープ状接続部材のはみ出しがなくなるこ
とにより取り扱い性が向上するとともに、装置の小型化
を図ることも可能となる。ここで、本発明においてテー
プ状接続部材が折り曲げられているとは、テープ状接続
部材の配線方向における両端部が同じ方向を向いている
状態をいう。また、折り曲げられていないとは前記両端
部が互いに反対の方向をそれぞれ向いている状態をいう
もので、テープ状接続部材は必ずしも平坦でなくてもよ
い。
【0007】テープ状接続部材としては、樹脂テープの
一面上にICチップが設けられ、他面上に導電膜からな
る配線が設けられてなる構成のものを用いることができ
る。テープ状接続部材とプリント基板との接続は、テー
プ状接続部材の導電膜が形成されている面にプリント基
板が接触した状態で、テープ状接続部材とプリント基板
とを半田付けすることが好ましい。他方の基板の接続端
子部に接続された前記テープ状接続部材、すなわち折り
曲げられないテープ状接続部材は、その一方の端部を基
板の接続端子部と接続して、該テープ状接続部材の一方
の端部の端縁と前記基板との間に防湿コート剤を塗布す
ることが好ましい。これにより、テープ状接続部材の端
縁と基板との間隙から、接続端子部の入力端子とテープ
状接続部材の配線との接合部分へ、水分が侵入するのを
防止することができるので、品質、信頼性の向上を図る
ことができる。また他方の基板の接続端子部に接続され
た前記テープ状接続部材、すなわち折り曲げられないテ
ープ状接続部材は、一方の基板と他方の基板との段差部
上に配されるので、該段差部とテープ状接続部材との間
隙に防湿コート剤を塗布することが好ましい。これによ
り、両基板の段差部とテープ状接続部材との間隙から、
接続端子部の入力端子とテープ状接続部材の配線との接
合部分へ、水分が侵入するのを防止することができるの
で、品質、信頼性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1〜3は本発明の液晶表示装置の一実施形態を示した
もので、図1は外観図、図2(a)はテープ状接続部材
の平面図、(b)は断面図、図3は図1中III−III線に
沿う断面図である。図1〜3において、図4〜6と同一
の構成要素には同一符号を付してその説明を省略するこ
とがある。本実施形態の装置が図4に示した従来の液晶
表示装置と大きく異なる点は、下基板12の接続端子部
14とFPC15とを接続しているテープ状接続部材1
が折り曲げられていない点である。
【0009】本実施形態で用いられるテープ状接続部材
1は、図2に示すように、例えばポリイミド等からなる
可撓性の樹脂テープ21の一面上にICチップ23が設
けられており、他面上に導電膜からなる配線22が形成
されているものである。配線22に沿う方向(配線方
向)において、ICチップ23は、中央よりFPC側に
接続される端部側に設けられており、樹脂テープ21の
ICチップ23が設けられる部位には窓状の開口21c
が形成されている。配線22は、ICチップ23よりも
基板側では、接続端子部14における多数の入力端子に
対向可能な多数の基板側配線22aが形成されており、
ICチップ23よりもFPC側では、FPCの端子に対
応する複数のFPC側配線22bが形成されている。基
板側配線22aは開口21c内でICチップ23下面の
基板側電極23aに接続されており、FPC側配線22
bは開口21c内でICチップ23下面のFPC側電極
23bに接続されている。ICチップ23よりFPC側
の端部において、樹脂テープ21には窓状の開口21b
が設けられており、この開口21b内にはFPC側配線
22bが簾状に剥き出しとなっている。またICチップ
23より基板側において、樹脂テープ21にはスリット
状の開口21aが2本形成されており、テープ状接続部
材1はこの開口21aの位置で曲がり易くなっている。
また、配線方向の両端部を除いて、開口21a上からI
Cチップ23上にかけて配線22上には被覆層24が形
成されている。これによりスリット状の開口21a内等
における配線22の断線が防止される。
【0010】上基板11および下基板12はいずれも長
方形で、表示部13も長方形である。下基板12の長辺
は上基板11の長辺よりも長く、表示部13の長辺方向
の一端部において、下基板12の接続端子部14が上基
板11よりも外方へはみ出している。一方、上基板11
の短辺は下基板12の短辺よりも長く、表示部13の短
辺方向の一端部において、上基板11の接続端子部14
が下基板12よりも外方へはみ出している。図3に示す
ように、下基板12の接続端子部14上には、テープ状
接続部材1の配線22が形成されている面が、テープ状
接続部材1の端縁が下基板12の端縁よりやや内方に位
置するように重ね合わされている。そして、接続端子部
14とテープ状接続部材1とは異方性導電フィルム等の
接着手段により接着され、これにより接続端子部14の
入力端子とテープ状接続部材1の配線22とが接続され
ている。テープ状接続部材1は、下基板12と上基板1
1との段差部30に沿うようにスリット状の開口21a
の位置で湾曲して、上基板11上に配されたFPC15
に接続されている。また、下基板12と上基板11との
段差部30とテープ状接続部材1との間の間隙、および
下基板12とテープ状接続部材1の端縁との間隙を封止
するように、それぞれ防湿コート剤31,32が被覆さ
れている。この防湿コート剤としては、例えばシリコー
ン樹脂、紫外線硬化型樹脂等が用いられる。テープ状接
続部材1の端縁から下基板12の端縁までの距離Aは、
0.3〜0.7mmの範囲内で好ましく設定され、本実
施形態では約0.5mmとなっている。この距離Aが小
さすぎると、防湿コート剤が塗布できなくなり、長すぎ
ると下基板12が必要以上に長くなり、装置を小型化す
る上で好ましくない。また、テープ状接続部材1の配線
22とFPC15との接続は、配線22が露出している
開口21b内で両者を接続することが好ましい。
【0011】上基板11の接続端子部14については、
図5に示す従来の構成と同様に、テープ状接続部材16
を断面U字状に折り曲げて用い、このテープ状接続部材
16を介してFPC15に接続されている。上基板11
のテープ状接続部材16としては、図3に示したテープ
状接続部材1とほぼ同じ構成のものを用いることがで
き、本実施形態では、入力端子の数等に応じて配線22
の数および配置を変更したものが2枚用いられている。
上基板11の接続端子14とテープ状接続部材16との
接合部分は、図5に示されるように、上基板11の内側
面とテープ状接続部材16の配線が形成されている面が
密着しており、上基板11の端縁とテープ状接続部材1
6の間隙は、略U字状に折り曲げられたテープ状接続部
材16によって包囲されているので、ここに防湿コート
剤を設けなくても水分が侵入し難い構造となっている。
【0012】本実施形態によれば、同一構成のテープ状
接続部材1,16を用い、上基板11についてはこれを
折り曲げて使用し、下基板12については折り曲げずに
使用することにより、両基板の接続端子部14を上基板
11の外側面上に配された1枚のFPC15に接続する
ことができる。下基板12の接続端子部14とFPC1
5とを接続するテープ状接続部材1が折り曲げられてい
ないので、テープ状接続部材1とFPC15との半田付
け部分を引き剥がす方向に応力が作用するおそれがな
く、剥がれや断線が防止される。また、下基板のテープ
状接続部材1は、配線22が形成されている面がFPC
15に接触した状態で半田付けされているので、配線2
2とFPC15の回路との密着性が良好で、接続強度が
高い。したがって、図6に示すように、テープ状接続部
材17を不適切な方向に折り曲げて使用していた従来の
構成に比べて接続の信頼性が向上する。またテープ状接
続部材1,16として、従来用いられていたテープ状接
続部材17,16を変更せずに使用することも可能であ
る。さらに、従来の構成と比べて、下基板12の接続端
子部14とテープ状接続部材1との接合に必要な最小面
積は、従来の構成の方が小さくて済むが、本実施形態の
構成によれば下基板12の外方へのテープ状接続部材1
のはみ出しが全くないので、結果的には、表示部13の
長辺方向における装置の長さを縮小することができる。
また表示部13の長辺方向の両端部において、下基板1
2の外方へのテープ状接続部材1のはみ出しが全くない
ので、取り扱い性が良い。また、下基板12とテープ状
接続部材1の端縁との間、および上基板11と下基板1
2との段差部30とテープ状接続部材1との間には防湿
コート剤32,31がぞれぞれ塗布されているので、こ
れらの間隙からの水分の侵入に起因する接続端子部14
の入力端子とテープ状接続部材1の基板側配線22aと
の接続不良が防止され、表示の信頼性が向上する。
【0013】尚、本実施形態では、単純マトリクス液晶
パネルを用いた装置を一例として挙げたが、本発明はこ
れに限らず、液晶を挟持する2枚の基板11,12の内
側面端部にそれぞれ接続端子部14が設けられており、
両基板11,12の接続端子部14を一方の基板の外側
面に配されたプリント基板に接続する構成の液晶表示装
置であれば適用可能である。また本実施形態ではFPC
15を用いたが、これに限らず、各種のプリント基板が
使用可能である。テープ状接続部材1の材質、形状等は
図示したものに限らず本発明に適用可能な範囲で適宜変
更可能である。また上基板11に使用するテープ状接続
部材16と下基板12に使用するテープ状接続部材1と
は必ずしも同一構成でなくてもよいが、本実施形態のよ
うに両者を同一構成とすると部材を共用化することがで
きるので、部品点数の削減を図れるという利点がある。
また、本実施形態においては、表示部13の長辺方向の
一端部に下基板12の接続端子部14をはみ出させ、こ
こにテープ状接続部材1を折り曲げずに使用したが、基
板の寸法を変更して、表示部13の短辺方向の一端部に
下基板12の接続端子部14をはみ出させ、これについ
てテープ状接続部材1を折り曲げずに使用してもよい。
この場合には、表示部13の短辺方向において、装置の
長さを縮小することができ、取り扱い性が良くなる。さ
らに基板および表示部の形状は長方形に限らず、適宜変
更可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶を挟持する2枚の基板の内側面端部にそれぞれ設けら
れた接続端子部を、一方の基板の外側面に配されたプリ
ント基板に接続する際に、プリント基板が配されている
側の一方の基板については、テープ状接続部材を折り曲
げて使用し、他方の基板についてはテープ状接続部材を
折り曲げないで使用することにより、基板の接続端子部
とFPCとの接続構造における剥がれや断線を防止して
信頼性を向上することができる。また、テープ状接続部
材を折り曲げずに使用することによって、折り曲げ部の
はみ出しを無くして取り扱い性を向上させるこことがで
きるとともに、装置の小型化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施形態を示した外
観図である。
【図2】本発明で用いられるテープ状接続部材の例を示
したもので(a)は平面図、(b)は(a)中B−B線
に沿う断面図である。
【図3】図1中III−III線に沿う断面図である。
【図4】従来の液晶表示装置の一例を示す外観図であ
る。
【図5】図4中V−V線に沿う断面図である。
【図6】図4中VI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1,16,…テープ状接続部材、11…上基板、12…
下基板、13…表示部、14…接続端子部、15…FP
C(プリント基板)、21…樹脂テープ、22…配線、
23…ICチップ、30…段差部、31,32…防湿コ
ート剤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側面に複数の透明電極が設けられた表示
    部を有するとともに、該内側面の一端部に前記透明電極
    にそれぞれ接続する入力端子が設けられた接続端子部を
    有する2枚の基板が、前記表示部が互いに対向し、かつ
    前記接続端子部が設けられている一端部は相手の基板の
    外方に位置するように対向配置されて、該2枚の基板間
    に液晶が封入された液晶表示装置であって、 前記2枚の基板の接続端子部はそれぞれ可撓性を有する
    テープ上に導電膜からなる配線とICチップが設けられ
    たテープ状接続部材を介して、前記2枚の基板の一方の
    基板の外側面上に配されたプリント基板に接続されてお
    り、 前記一方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状
    接続部材は断面略U字状に折り曲げられており、他方の
    基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は
    折り曲げられていないことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ状接続部材が、樹脂テープの
    一面上にICチップが設けられ、他面上に導電膜からな
    る配線が設けられてなることを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ状接続部材の前記導電膜が形
    成されている面に前記プリント基板が接触した状態で、
    前記テープ状接続部材と前記プリント基板とが半田付け
    されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記他方の基板の接続端子部に接続され
    た前記テープ状接続部材は、前記テープ状接続部材の一
    方の端部が前記基板の接続端子部と接続されており、該
    テープ状接続部材の一方の端部の端縁と前記基板との間
    に防湿コート剤が塗布されていることを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記他方の基板の接続端子部に接続され
    た前記テープ状接続部材は、一方の基板と他方の基板と
    の段差部上に配されており、該段差部とテープ状接続部
    材との間隙に防湿コート剤が塗布されていることを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
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