JP2004128412A - フレキシブル回路基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備える。表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有する。さらに、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆するようにベース基板の表面に貼付けられた絶縁フィルムを備える。この絶縁フィルムの上記境界部分側の端縁を非直線状に形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブル回路基板に関し、特に、回路パターンが電子部品を搭載する部分と配線部分とを有するフレキシブル回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレキシブル回路基板に電子部品を搭載する場合、従来は、個々の搭載部品に合わせた形状の回路パターンである部品搭載部(以下、部品搭載パターンまたはランドと称する場合がある)の周囲を絶縁フィルム(カバーレイ)で押さえて、ランドの剥離や回路パターンの断線を防いでいた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、電子部品を搭載したフレキシブル回路基板は、柔軟性のある接続配線部(以下、接続配線パターンまたはケーブル部と称する場合がある)と部品搭載パターンとが一体になっており、折り曲げて小さなスペースに組み込めることから、電子機器を小さく、薄くするためカメラや液晶パネルなどの多くの電子機器に使用されている。従来、搭載部パターンの半田付け部のクラック防止を目的に部品搭載パターンの裏面に貼られていた補強フィルムは、薄型化のため現在では省略されることが多くなっている。
【0004】
また、搭載する電子部品も小型化が進み、抵抗やチップコンデンサなどは1005サイズ(長さ1mm×幅0.5mm)、あるいは0603サイズ(長さ0.6mm×幅0.3mm)が使われるようになってきており、そのため1005サイズの部品搭載用のランドのサイズは0.5mm×0.45mmと小さく、フレキシブル基板の精度上、部品搭載パターンの周囲全て、すなわち接続配線パターンを部品搭載パターンとの境界部までを絶縁フィルムで押さえることができなくなっている。つまり、この絶縁フィルムを貼り合わせる作業は人手による場合がほとんどで、位置決め用治具を使用しても、絶縁フィルムの回路パターンへの貼り合わせ精度は0.1mm程度が限界であり、部品搭載パターン付近の周囲を絶縁フィルムで押さえる設計にすると、貼り合わせずれのためツームストン現象(マンハッタン現象ともいう)を起こし易くなる。そのため、絶縁フィルムで部品搭載パターン付近の周囲を押さえる設計を行わない場合が多くなっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−129988号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、絶縁フィルムで部品搭載パターンの周囲を押さえることができず、かつ裏面に補強フィルムも貼り付けられないフレキシブル回路基板では、折り曲げて電子機器に組み込む際に部品搭載パターンやそれに繋がる接続配線パターンの曲げ剛性の最も小さいところで断線が発生するという問題があった。特に、幅のある部品搭載パターンとそれよりも細い接続配線パターンとの境界部分では、応力が集中し易くパターン断線が発生し易い。このようなパターン断線としては、主に図9〜図14に示すような場合がある。
【0007】
図9に示す従来例1のフレキシブル回路基板60は、ベース基板67の表面側に回路パターン61が形成されており、この回路パターン61は、例えばチップ抵抗やチップコンデンサ等の小さな電子部品62を複数個並んで搭載した部品搭載パターン63の対が、複数対平行に等ピッチで、かつ接続配線パターン64との境界部65を同一の直線L上に位置させて配置されているものである。そして、これら複数対の部品搭載パターン63の周囲を絶縁フィルム66にて被覆している。なお、図9において、66aは矩形状に切除された絶縁フィルム66の開口端縁である。
このようなフレキシブル回路基板60では、図10に示すように、折り曲げると曲げ剛性の小さい絶縁フィルム66の開口端縁66aに沿った部分の接続配線パターン64が断線し易い。図10において、69は電子部品62を部品搭載パターン63に電気的に接続する半田であり、この半田69の一部は部品搭載パターン63に繋がる外部露出部分の接続配線パターン64にまで至っている。なお、図9では半田69を省略している。
【0008】
図11および図12に示す従来例2のフレキシブル回路基板70は、従来例1のものにさらにベース基板67の裏面に裏面回路パターン71が形成され、かつその裏面回路パターン71も絶縁フィルム72にて被覆されたものであって、表面側の絶縁フィルム66の開口端縁66aと裏面回路パターン71の端部71aの位置が平面的に見てほぼ一致しているものである。従来例2のその他の構成は従来例1と同様であり、同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略する。このようなフレキシブル回路基板70でも、矢印C方向に折り曲げると曲げ剛性の小さい表面側の絶縁フィルム66の開口端縁66aに沿った部分の接続配線パターン64が断線し易い。
【0009】
図13および図14に示す従来例3のフレキシブル回路基板80は、ベース基板67の表面側に、例えばICやパッケージ部品等の大きい電子部品82の複数の端子82aを各々搭載した複数の部品搭載パターン83が等ピッチで形成され、かつこれらの部品搭載パターン83の列の近傍に、従来例1、2で説明したような小さな電子部品62を搭載する複数対の部品搭載パターン63が部品搭載部83の列と同じ方向に並列した回路パターンを有している。そして、複数対の部品搭載パターン63および複数の部品搭載部83の周囲が絶縁フィルム66にて被覆されている。なお、図13および図14において、84は電子部品82の端子82aを部品搭載部83に電気的に接続する半田であり、かつ従来例1と同一の要素には同一の符号を付している。
このフレキシブル回路基板80では、半田84を含む大きな電子部品82の範囲Aはそれ自体が補強板のような作用をなして剛性が高まり、半田69を含む小さな電子部品62の範囲Bも剛性が高くなっているので、矢印C方向に折り曲げると上記範囲A、B間における絶縁フィルム66の開口端縁66aに沿った部分に応力が最も集中し、その部分の各接続配線パターン64が断線し易い。
【0010】
本発明の主要な目的の一つは、曲げ応力が加わっても断線し難い構造のフレキシブル回路基板を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るフレキシブル回路基板は、フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、さらに、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆するようにベース基板の表面に貼付けられた絶縁フィルムを備え、この絶縁フィルムの上記境界部分側の端縁を非直線状に形成したものである。
【0012】
つまり、本発明では、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆する絶縁フィルムの境界部分側の端縁を非直線状、例えば凹凸形状に形成することによって、フレキシブル回路基板の折曲げ時において、応力の方向が絶縁フィルムの非直線状の端縁に沿って分散するので各接続配線部にかかる応力が低減し断線が効果的に防止される。さらに、本発明のフレキシブル回路基板において、隣接する複数の境界部分のうちの一の境界部分と隣接する他の境界部分とを非直線上、例えば複数の境界部分の少なくとも隣接するもの同士を交互に位置ずれさせるのもよく、このようにすれば各接続配線部にかかる応力がより一層低減して断線の防止効果をより高めることができる。
【0013】
本発明において、ベース基板としては、ポリイミドフィルムやポリエステル等を用いることができ、このフィルムに銅箔を貼り合わせた基材をエッチングして任意の回路パターンを形成することができる。一方、別のポリイミドフィルム等のフィルムの片面に接着剤層を形成し、かつ回路パターンを露出させたい箇所をパンチングにより孔を開けて形成した絶縁フィルム(カバーレイ)を、上記基材に貼り合わせることにより、例えば厚さ0.15〜0.3mmのフレキシブル回路基板を形成することができる。
【0014】
本発明は、別の観点によれば、フレキシブルなベース基板と、このベース基板の表裏両面に形成された表面回路パターンおよび裏面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、さらに、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆する絶縁フィルムを備え、この絶縁フィルムの端縁と裏面回路パターンの端部とを相対的に位置ずれして対向させたフレキシブル回路基板を提供することができる。
このように構成することによっても、フレキシブル回路基板の折曲げ時において、応力集中を回避して各接続配線部の断線を防止することができる。
【0015】
本発明は、さらに別の観点によれば、フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、大きな電子部品の複数の端子を一列に搭載する複数の第1電子部品搭載部と、これらの第1電子部品搭載部の列の近傍に、かつこの列と同じ方向に複数の小さな電子部品を並んで搭載する複数の第2電子部品搭載部と、各第2電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、各接続配線部の各第2電子部品搭載部に繋がる連設部を、第1電子部品搭載部の列の方向と略同一方向に向けたフレキシブル回路基板を提供することができる。
このように構成することによっても、フレキシブル回路基板の折曲げ時において、応力集中を回避して各接続配線部の断線を防止することができる。
【0016】
本発明は、さらに別の観点によれば、フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、この接続配線部側の曲げ剛性を電子部品搭載部側のそれよりも小さく設定したフレキシブル回路基板を提供することができる。
具体的には、▲1▼ベース基板またはベース基板と絶縁フィルムの一部を取り除くことや、▲2▼接続配線部における電子部品搭載部から離間した部分の幅を、接続配線部における電子部品搭載部との境界部分付近の幅よりも小さくすることや、▲3▼ベース基板の幅を狭くすることや、▲4▼部分的に絶縁フィルムを取り除くことや、▲5▼これら▲1▼〜▲4▼の組み合わせによって、接続配線部側の曲げ剛性を電子部品搭載部側の曲げ剛性よりも小さく設定することができる。
このように構成することによっても、フレキシブル回路基板の折曲げ時において、応力集中を回避して各接続配線部の断線を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るフレキシブル回路基板を図面に基づいて説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。
【0018】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図であり、図2は同実施の形態1のフレキシブル回路基板を折り曲げた状態を示す要部断面図である。
実施の形態1のフレキシブル回路基板10は、ベース基板11と、このベース基板11の表面側に形成された回路パターン12と、回路パターン12に所定部位を残して被覆される絶縁フィルム13とを備えている。
【0019】
回路パターン12は、比較的小さな電子部品1を平行に並んで搭載した電子部品搭載部14の対を複数対等ピッチで有すると共に、異なる対の電子部品搭載部14相互を電気的に接続するように各電子部品搭載部14に連設された複数の接続配線部15を有している。この電子部品1としては、例えば1005サイズ(長さ1mm×0.5mm)のチップ抵抗やチップコンデンサ等が挙げられる。図2において、2は電子部品1を部品搭載部14に電気的に接続する半田であり、この半田2は部品搭載部14に繋がる外部露出部分の接続配線パターン15にまで至っている。なお、図1では半田2を省略している。
【0020】
各対の電子部品搭載部14において、対をなす2つの電子部品搭載部14、14の範囲長さLは一定(同一)である。また、略五角形に形成された電子部品搭載部13は、上記のような小さな電子部品1を搭載するため、そのサイズは0.5mm×0.45mmと小さく、かつ接続配線部14側は幅がテーパ状に小さく減少している。なお、電子部品搭載部14の幅が0.45mmであるのに対し、接続配線部15の幅は0.2mm以下である。
【0021】
また、各電子部品搭載部13と各接続配線部14との境界部分16は、隣接する少なくとも2つが非直線上に配置されている。より具体的に説明すると、実施の形態1の場合、回路パターン12は4対の電子部品搭載部13を有する。これら4対の電子部品搭載部13における一方側(または他方側)の4個の電子部品搭載部13と接続配線部15との4つの境界部分16について見ると、これら4つの境界部分16のうちの隣接する3つが同一直線上からずれた位置に交互に配置されている。
【0022】
絶縁フィルム13は、これら4対の部品搭載部14の周囲を覆うようにベース基板11の表面に密着被覆されている。この際、部品搭載部14のサイズが小さいため、貼合せずれによる部品搭載部14の面積のばらつきで発生するツームストン現象(マンハッタン現象)を回避するために、絶縁フィルム13を各電子部品搭載部14との境界部分16に至らない近傍まで被覆する形状に切除して各接続配線部15を被覆している。ここで、本発明において、各対の電子部品搭載部14と各接続配線部15との境界部分16側を左右側と定義すると、ベース基板11に貼付けられた絶縁フィルム13の開口端縁17の左右側は、凹凸形の非直線状に形成されている。
【0023】
このように構成された実施の形態1のフレキシブル回路基板10は、電子部品1および半田2を含む領域は電子部品1および半田2により剛性が高まっており、絶縁フィルム13が貼られた領域は接続配線部15が補強されている。したがって、図2に示すようにフレキシブル回路基板10の左右側を折り曲げると絶縁フィルム13の開口端縁17に沿った厚みの薄い部分に応力がかかり易いが、この部分は凹凸形の非直線状に形成されているので、応力が直線上に集中せず面的な範囲に分散するので各接続配線部15にかかる応力が低減して断線が防止される。
【0024】
[実施の形態2]
図3は本発明の実施の形態2のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図であり、図4は同実施の形態2のフレキシブル回路基板の要部断面図である。なお、この実施の形態2において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付している。
【0025】
この実施の形態2のフレキシブル回路基板20は、ベース基板11と、このベース基板11の表面側に形成された表面回路パターン22と、表面回路パターン22に所定部位を残して被覆される絶縁フィルム13と、ベース基板11の裏面に形成された裏面回路パターン24と、裏面回路パターン24を被覆する絶縁フィルム25とを備えている。なお、図3において、斜線部分は裏面回路パターン24を表している。
【0026】
上記実施の形態1の表面回路パターン12の場合は複数対の電子部品搭載部14の列がずれていたのに対し、この実施の形態2の表面回路パターン22は複数対の電子部品搭載部14の列が真っ直ぐに揃って配置されている。すなわち、表面回路パターン22において、隣接する各電子部品搭載部14と各接続配線部15との各境界部分16が同一直線上に配置されている。このような表面回路パターン22に貼り付けられる絶縁フィルム13は、複数対の部品搭載部14を露出させる矩形状の開口部が形成されている。すなわち、表面回路パターン22の左右の境界部分16側の絶縁フィルム13の開口端縁27は、境界部分16よりも僅かに接続配線部15側の位置に直線状に形成されている。
【0027】
裏面回路パターン24としては、この実施の形態2のように例えば矩形状に形成された場合、表面回路パターン22の左右の境界部分16側において、表面側の絶縁フィルム13の開口端縁27と裏面回路パターン24の直線状の端部28とを相対的に位置ずれして対向させている。すなわち、上記開口端縁27と上記端部28の位置が平面的に見て一致せず左右方向にずれている。
【0028】
このように構成された実施の形態2のフレキシブル回路基板20の左右側を矢印C方向に折り曲げた場合、絶縁フィルム13の開口端縁27に沿った部分に応力がかかるが、この部分の裏面側に積層された裏面回路パターン24と絶縁フィルム25によって補強されているので表面回路パターン22の各接続配線部15の断線が防止される。
【0029】
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図であり、図6は同実施の形態3のフレキシブル回路基板の要部断面図である。なお、この実施の形態3において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付している。
【0030】
この実施の形態3のフレキシブル回路基板30は、ベース基板11と、このベース基板11の表面側に形成された表面回路パターン32と、表面回路パターン32に所定部位を残して被覆される絶縁フィルム13とを備え、上述した小さな電子部品1(チップ抵抗やチップコンデンサ等)を実装する他に、大きな電子部品3(ICやパッケージ部品等)を実装するのに用いられる。
【0031】
表面回路パターン32は、大きな電子部品3の複数の端子3aを一列に搭載する複数の第1電子部品搭載部33と、これらの第1電子部品搭載部33の列の近傍に、かつこの列と同じ方向に複数の小さな電子部品2を並んで搭載する複数の(上記実施の形態1、2と同様の)第2電子部品搭載部14と、各第2電子部品搭載部14とそれぞれ連設された複数の接続配線部15とを有している。なお、図5と図6において、34は大きな電子部品3の端子3aを第1電子部品搭載部33に電気的に接続する半田であり、小さな電子部品2を第2電子部品搭載部14に電気的に接続する半田は図示省略されている。
【0032】
さらに、表面回路パターン32は、各接続配線部15の各第2電子部品搭載部14に繋がる連設部15aが、第1電子部品搭載部33の列の方向と略同一方向に向いて形成されている。さらに詳しく説明すると、対をなす第2電子部品搭載部14、14の対向する方向を、第1電子部品搭載部33の列と略同一方向に設定した上で、各対の第2電子部品搭載部14を配置し、異なる対の第2電子部品搭載部14、14同士を接続する接続配線部15における第2電子部品搭載部14との繋がり部分(連設部15a)の方向を、第1電子部品搭載部33の列と略同一方向に形成している。
【0033】
また、このような表面回路パターン32に貼り付けられる絶縁フィルム13は、複数の第1電子部品搭載部33の両端部分を除いて露出させる矩形状の開口部と、複数対の第2部品搭載部14を露出させる矩形状の開口部が形成されている。
【0034】
このように構成された実施の形態3のフレキシブル回路基板30では、半田34を含む大きな電子部品3の範囲はそれ自体が補強板のような作用をなして剛性が高まっているので、矢印C方向に折り曲げると厚みの薄いベース基板11が露出した部分、特に、絶縁フィルム13の小さな電子部品1側の開口端縁35に沿った部分に応力が最も集中するが、この部分には接続配線部15を形成しない設計が可能であるため各接続配線パターン64の断線を防止することができる。
【0035】
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図であり、図8は同実施の形態4のフレキシブル回路基板の要部断面図である。なお、この実施の形態4において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付している。
【0036】
この実施の形態4のフレキシブル回路基板40は、フレキシブルなベース基板41と、このベース基板41の表面側に形成された表面回路パターン42と、表面回路パターン42に所定部位を残して被覆される絶縁フィルム43とを備え、表面回路パターン42は、複数の小さな電子部品1を並んで搭載する複数の電子部品搭載部14と、各電子部品搭載部14とそれぞれ連設された複数の接続配線部15とを有している。
【0037】
さらに、実施の形態4のフレキシブル回路基板40は、接続配線部15側の曲げ剛性を電子部品搭載部14側の曲げ剛性よりも小さく設定している。つまり、接続配線部15側の曲げ剛性を電子部品搭載部14側の曲げ剛性よりも小さく設定する構成は、ベース基板41の幅を狭くすること、ベース基板41および絶縁フィルム43の一部を取り除くこと、接続配線部15における電子部品搭載部14から離間した部分の幅を、接続配線部15における電子部品搭載部14との境界部分16付近の幅よりも小さくすること、部分的に絶縁フィルム43を取り除くことにより形成することができる。
【0038】
この場合、ベース基板41は、表面回路パターン42の複数対の電子部品搭載部14が配置された部分は幅が広く、各対の電子部品搭載部14から一方側へ延びる接続配線部15が配置された部分は幅が狭くなっている。また、ベース基板41の幅が狭い領域の一部に長円形の孔44を形成してベース基板41と絶縁フィルム43の一部を取り除いている。また、ベース基板41の幅が狭い領域の方に延びる接続配線部15の幅を電子部品搭載部14側よりも細くしている。また、ベース基板41の幅が広い領域の絶縁フィルム43を部分的に取り除いている。
【0039】
このようにフレキシブル回路基板40を構成することによって、複数対の電子部品搭載部14が配置された領域の曲げ剛性に比して、その両側の曲げ剛性が小さくなる。したがって、フレキシブル回路基板40を矢印C方向に折り曲げると、複数対の電子部品搭載部14が配置された領域の両側、具体的にはフレキシブル回路基板40が広い幅から狭い幅になった境界付近(点線45付近)と、フレキシブル回路基板40の幅の広い領域における絶縁フィルム43の端部46、47に沿った部分に応力が集中する。この応力が集中する部分の各接続配線部15は絶縁フィルム43にて被覆されているので、各接続配線部15の断線が防止される。
【0040】
[他の実施の形態]
1.上記実施の形態1では、表面回路パターンの各対の電子部品搭載部と各接続配線部との各境界部分が非直線上に配置された場合を例示したが、各境界部分を直線上に配置し、絶縁フィルムの開口端縁が隣接する各対の電子部品搭載部の間に入り込むように構成してもよい。このようにしても、フレキシブル回路基板の折り曲げによる応力集中を回避して各接続配線部の断線を防止することができる。
2.本発明は上述の実施の形態1〜4に限定されず、これらを適宜組み合わせることもできる。例えば、実施の形態1、3または4において、ベース基板の裏面に裏面回路パターンおよびそれを被覆する絶縁フィルムを設ける場合、実施の形態2のように表面側の絶縁フィルムの開口端縁と裏面回路パターンの端部を相対的に位置ずれして対向させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、絶縁フィルムのベース基板への貼付け精度上、回路パターンの電子部品搭載部の周囲全てを絶縁フィルムで押さえることができない場合や、薄型化により裏面に補強フィルムを貼り付けられない場合等の条件を満たし、かつ折曲げ時の応力集中を回避して回路パターンの断線を効果的に防止することができるフレキシブル回路基板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図2】同実施の形態1のフレキシブル回路基板を折り曲げた状態を示す要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図4】同実施の形態2のフレキシブル回路基板の要部断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図6】同実施の形態3のフレキシブル回路基板の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図8】同実施の形態4のフレキシブル回路基板の要部断面図である。
【図9】従来例1のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図10】同従来例1のフレキシブル回路基板を折り曲げた状態を示す要部断面図である。
【図11】従来例2のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図12】同従来例2のフレキシブル回路基板の要部断面図である。
【図13】従来例3のフレキシブル回路基板を部分的に示す要部平面図である。
【図14】同従来例3のフレキシブル回路基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 (小さな)電子部品
3 (大きな)電子部品
3a 端子
11、41 ベース基板
12、22、32、42 表面回路パターン
13、43 絶縁フィルム
14 電子部品搭載部(第2電子部品搭載部)
15 接続配線部
15a 連設部
16 境界部分
17、27、35 端縁
24 裏面回路パターン
28 端部
33 第1電子部品搭載部
Claims (7)
- フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、さらに、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆するようにベース基板の表面に貼付けられた絶縁フィルムを備え、この絶縁フィルムの上記境界部分側の端縁を非直線状に形成したことを特徴とするフレキシブル回路基板。
- 隣接する複数の境界部分のうちの一の境界部分と隣接する他の境界部分とが非直線上に配置されてなる請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
- フレキシブルなベース基板と、このベース基板の表裏両面に形成された表面回路パターンおよび裏面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、さらに、各接続配線部を各電子部品搭載部との境界部分近傍まで被覆する絶縁フィルムを備え、この絶縁フィルムの端縁と裏面回路パターンの端部とを相対的に位置ずれして対向させたことを特徴とするフレキシブル回路基板。
- フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、大きな電子部品の複数の端子を一列に搭載する複数の第1電子部品搭載部と、これらの第1電子部品搭載部の列の近傍に、かつこの列と同じ方向に複数の小さな電子部品を並んで搭載する複数の第2電子部品搭載部と、各第2電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、各接続配線部の各第2電子部品搭載部に繋がる連設部を、第1電子部品搭載部の列の方向と略同一方向に向けたことを特徴とするフレキシブル回路基板。
- フレキシブルなベース基板と、このベース基板の少なくとも表面に形成された表面回路パターンとを備え、表面回路パターンが、複数の電子部品を並んで搭載する複数の電子部品搭載部と、各電子部品搭載部とそれぞれ連設された複数の接続配線部とを有し、この接続配線部側の曲げ剛性を電子部品搭載部側のそれよりも小さく設定したことを特徴とするフレキシブル回路基板。
- 接続配線部側の曲げ剛性が、少なくともベース基板の一部を取り除くことにより、小さく設定された請求項5に記載のフレキシブル回路基板。
- 接続配線部側の曲げ剛性が、接続配線部における電子部品搭載部から離間した部分の幅を、接続配線部における電子部品搭載部との境界部分付近の幅よりも小さくすることにより、小さく設定された請求項5または6に記載のフレキシブル回路基板。
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