JP2002299807A - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents

回路基板及びその製造方法

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JP2002299807A
JP2002299807A JP2001101344A JP2001101344A JP2002299807A JP 2002299807 A JP2002299807 A JP 2002299807A JP 2001101344 A JP2001101344 A JP 2001101344A JP 2001101344 A JP2001101344 A JP 2001101344A JP 2002299807 A JP2002299807 A JP 2002299807A
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land
circuit board
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wiring
resist
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Toshiaki Kori
利明 郡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線パターンを補強することができる回路基
板及びその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 回路基板は、電子部品40のリード挿入
穴12を有するベース基板10と、ベース基板10に形
成された配線パターン20と、ベース基板10に設けら
れたレジスト30と、を含み、配線パターン20は、リ
ード挿入穴12と重なる穴26が形成された円形状のラ
ンド22を有し、レジスト30は、ランド22の穴26
を避けて、ランド22の端部を複数箇所で覆うように設
けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板及びその
製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】電子部品を回路基板に実装する工程で、
挿入実装型の電子部品のリードを回路基板のスルーホー
ルに挿入し、その後、フローハンダ付けを行うことが知
られている。回路基板の表面には、スルーホールの位置
に配線パターンのランドが形成されている。そして、ハ
ンダをスルーホール内部及びランド表面に設けることに
よって、電子部品及び回路基板の電気的な接続を図る。
【0003】しかしながら、フローハンダ付け工程を終
えると、ハンダや回路基板の収縮によって、ランドが浮
き上がってしまい回路基板から剥がれることがあった。
特に、鉛フリーハンダを使用する場合に、ランドが浮き
上がる可能性があった。ランドが浮き上がると、ランド
とそこに接続される配線(信号線)との間の接続部が断
線する可能性があった。
【0004】改善策としてフローハンダ付け工程後に、
回路基板全体を急速に冷却する方法が知られているが、
その場合、電子部品及び回路基板にストレスが加わって
破損することがあった。
【0005】本発明は、この問題点を解決するためのも
のであり、その目的は、配線パターンを補強することが
できる回路基板及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る回路
基板は、電子部品のリード挿入穴を有するベース基板
と、前記ベース基板に形成された配線パターンと、前記
ベース基板に設けられたレジストと、を含み、前記配線
パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形成された
円形状のランドを有し、前記レジストは、前記ランドの
前記穴を避けて、前記ランドの端部を複数箇所で覆うよ
うに設けられてなる。
【0007】本発明によれば、レジストは、ランドの端
部を上から部分的に覆う。そのため、ランドがベース基
板から浮き上がりにくい方向に応力が加わる。したがっ
て、例えば、電子部品のフローハンダ付けなどで、ラン
ドがベース基板から浮き上がるような応力が加わって
も、ランドがベース基板から剥離するのを防止すること
ができる。
【0008】(2)本発明に係る回路基板は、電子部品
のリード挿入穴を有するベース基板と、前記ベース基板
に形成された配線パターンと、前記ベース基板に設けら
れたレジストと、を含み、前記配線パターンは、前記リ
ード挿入穴と重なる穴が形成された円形状のランドを有
し、前記レジストは、前記ランドの前記穴を避けるとと
もに、前記ランドの端部を全周の半分以下が露出するよ
うに覆って設けられてなる。
【0009】本発明によれば、レジストは、ランドの端
部をその全周の半分以上の部分で覆う。そのため、ラン
ドがベース基板から浮き上がりにくい方向に応力が加わ
る。したがって、例えば、電子部品のフローハンダ付け
などで、ランドがベース基板から浮き上がるような応力
が加わっても、ランドがベース基板から剥離するのを防
止することができる。
【0010】(3)この回路基板において、前記レジス
トは、前記ランド上において、前記ランドの中心を通る
直線を軸として左右対称になるように設けられてもよ
い。
【0011】これによれば、レジストのランドを覆う部
分が左右対称になる。そのため、ランドがベース基板か
ら浮き上がりにくい方向に加わる応力を均等にすること
ができる。したがって、ランドが浮き上がる方向に応力
が加わっても、その応力をランド全体に分散して緩和す
ることができるので、さらに有効にランドが剥離するの
を防止することができる。
【0012】(4)この回路基板において、前記配線パ
ターンは、前記ランドの幅よりも小さな幅で、前記ラン
ドの端部に接続された配線を有し、前記レジストは、前
記配線と前記ランドとの間の接続部を含む領域に設けら
れてもよい。
【0013】これによれば、少なくとも配線とランドと
の間の接続部にレジストを設けるので、接続部を補強す
ることができる。これによって、ランドが浮き上がる方
向に加わる応力が接続部に集中して接続部が断線するの
を防止することができる。
【0014】(5)本発明に係る回路基板は、電子部品
のリード挿入穴を有するベース基板と、前記ベース基板
に形成された配線パターンと、を含み、前記配線パター
ンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形成された円形状
のランドを有し、前記ベース基板には、前記ランドの端
部に接続された補強部が形成されてなる。
【0015】本発明によれば、ランドの端部に補強部が
接続されているので、ランドがベース基板から浮き上が
りにくい方向に応力が加わる。したがって、例えば、電
子部品のフローハンダ付けなどで、ランドがベース基板
から浮き上がるような応力が加わっても、ランドがベー
ス基板から剥離するのを防止することができる。
【0016】(6)この回路基板において、前記配線パ
ターンは、前記ランドの端部に接続された配線を有し、
前記配線は、前記ランドの幅よりも小さい幅で、かつ、
一定の幅で引き廻されてもよい。
【0017】これによって、ランドがベース基板から剥
離することを防止して、配線とランドとの間の接続部が
断線するのを防止することができる。
【0018】(7)この回路基板において、複数の前記
補強部を有し、複数の前記補強部は、前記ランドの端部
に複数箇所で接続されてもよい。
【0019】これによれば、複数の補強部がランドの端
部に複数箇所で接続されているので、さらに有効にラン
ドが剥離するのを防止することができる。
【0020】(8)この回路基板において、各補強部
は、前記配線の側部から引き廻されるとともに、前記配
線と前記ランドとの間の接続部を避けて前記ランドの端
部に接続されてもよい。
【0021】これによれば、配線とランドとの接続部の
ほかに、複数の補強部が両者を接続する。したがって、
ランドが浮き上がっても、応力が配線とランドとの間の
接続部に集中するのを防止して、接続部の断線を防止す
ることができる。
【0022】(9)この回路基板において、各補強部
は、前記配線と前記ランドとの間の接続部に近接するよ
うに、前記ランドの端部に接続されてもよい。
【0023】これによれば、補強部は、配線とランドと
の間の接続部に近接して形成されるので、さらに有効に
接続部を補強することができる。
【0024】(10)この回路基板において、前記補強
部は、前記配線と前記ランドとの間の接続部を含む領域
に形成され、前記配線の幅よりも大きく、かつ、前記ラ
ンドの幅よりも小さい幅で前記ランドの端部に接続され
てもよい。
【0025】これによって、ランドがベース基板から浮
き上がりにくい方向に応力が加わるとともに、配線とラ
ンドとの接続部を補強することができる。したがって、
配線とランドとの間の接続部が断線するのをさらに有効
に防止することができる。
【0026】(11)この回路基板において、前記補強
部は、前記ランドの端部に複数箇所で外接された前記ラ
ンドの外枠であってもよい。
【0027】これによれば、補強部がランドの端部に複
数箇所で外接されているので、さらに有効にランドが剥
離するのを防止することができる。
【0028】(12)この回路基板において、前記補強
部は、前記ランドの中心を通る直線を軸として左右対称
になるように形成されてもよい。
【0029】これによって、ランドがベース基板から浮
き上がりにくい方向に加わる応力を均等にすることがで
きる。したがって、ランドが浮き上がる方向に応力が加
わっても、その応力をランド全体に分散することができ
るので、さらに有効にランドが剥離するのを防止するこ
とができる。
【0030】(13)この回路基板において、前記補強
部は、前記配線パターンと同じ材料で形成されてもよ
い。
【0031】これによって、部品点数を少なくするの
で、低コストの回路基板を提供できる。
【0032】(14)この回路基板において、前記ベー
ス基板に設けられたレジストをさらに含み、前記レジス
トは、前記補強部の少なくとも一部を覆うように設けら
れてもよい。
【0033】これによれば、レジストが補強部の少なく
とも一部を覆う。レジストで覆うことによって、ランド
がベース基板から浮き上がりにくい方向に応力が加わ
る。したがって、さらに有効にランドが剥離するのを防
止することができる。
【0034】(15)本発明に係る回路基板の製造方法
は、ベース基板に配線パターンを形成し、電子部品のリ
ード挿入穴を形成し、レジストを設けることを含み、前
記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形成
された円形状のランドを有し、前記レジストを設ける工
程で、前記レジストを、前記ランドの前記穴を避けて、
前記ランドの端部を複数箇所で覆うように設ける。
【0035】本発明によれば、レジストを、ランドの端
部を上から部分的に覆うように設ける。そのため、ラン
ドがベース基板から浮き上がりにくい方向に応力が加わ
る。したがって、例えば、電子部品のフローハンダ付け
などで、ランドがベース基板から浮き上がるような応力
が加わっても、ランドがベース基板から剥離するのを防
止することができる。
【0036】(16)本発明に係る回路基板の製造方法
は、ベース基板に配線パターンを形成し、電子部品のリ
ード挿入穴を形成し、レジストを設けることを含み、前
記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形成
された円形状のランドを有し、前記レジストを設ける工
程で、前記レジストを、前記ランドの前記穴を避けると
ともに、前記ランドの端部を全周の半分以下が露出する
ように覆って設ける。
【0037】本発明によれば、レジストを、ランドの端
部をその全周の半分以上の部分で覆うように設ける。そ
のため、ランドがベース基板から浮き上がりにくい方向
に応力が加わる。したがって、例えば、電子部品のフロ
ーハンダ付けなどで、ランドがベース基板から浮き上が
るような応力が加わっても、ランドがベース基板から剥
離するのを防止することができる。
【0038】(17)本発明に係る回路基板は、ベース
基板に配線パターンを形成し、電子部品のリード挿入穴
を形成することを含み、前記配線パターンは、前記リー
ド挿入穴と重なる穴が形成された円形状のランドを有
し、前記ベース基板に、前記ランドの端部に接続する補
強部を形成することをさらに含む。
【0039】本発明によれば、ランドの端部に補強部を
接続するので、ランドがベース基板から浮き上がりにく
い方向に応力が加わる。したがって、例えば、電子部品
のフローハンダ付けなどで、ランドがベース基板から浮
き上がるような応力が加わっても、ランドがベース基板
から剥離するのを防止することができる。
【0040】(18)この回路基板において、前記補強
部は、前記配線パターンと同じ材料からなり、前記配線
パターンを形成する工程で、前記配線パターンとともに
前記補強部を形成してもよい。
【0041】これによれば、配線パターンを形成すると
ともに、補強部を形成するので、少ない工程で簡単に補
強部を形成することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、
以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0043】(第1の実施の形態)図1〜図5(D)
は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る回路基板
及びその製造方法を示す図である。
【0044】図1は、本実施の形態における回路基板の
平面図である。図2は、図1のII−II線断面図であり、
回路基板に電子部品が搭載されている図である。回路基
板1は、ベース基板10と、配線パターン20と、レジ
スト30と、を含む。なお、回路基板1は、プリント配
線基板(Printed Wiring Boards)又はマザーボードと
称してもよい。
【0045】ベース基板10は、有機系又は無機系のい
ずれの材料で形成されてもよく、あるいは、それらの複
合構造からなるものであってもよい。ベース基板10
は、リジッド基板又はフレキシブル基板のいずれであっ
てもよい。ベース基板10の全体形状及び厚みは限定さ
れない。
【0046】ベース基板10には、電子部品40のリー
ド42が挿入される複数のリード挿入穴12が形成され
ている。すなわち、リード挿入穴12は、挿入実装型の
電子部品40を実装するための貫通穴である。
【0047】配線パターン20は、銅などの材料で形成
されることが多いが、その材料は限定されない。配線パ
ターン20は、複数のランド22と、複数の配線24
(ライン)と、を有する。
【0048】ランド22は、リード挿入穴12の径より
も大きい径を有する。それぞれのランド22は、いずれ
かのリード挿入穴12の位置に形成され、リード挿入穴
12と重なる(径の大きさがほぼ等しい)穴26を有す
る。穴26は、ランド22の中央に形成されることが好
ましい。また、ランド22は、ベース基板10の両面に
形成されることが多い。ランド22を形成することで、
電子部品40と配線パターン20との電気的な接続信頼
性が高まる。ランド22の形状は、円形状(丸形状)で
あることが多い。
【0049】配線24は、ベース基板10の少なくとも
一方の面(片面又は両面)で所定の形状に引き廻され、
ランド22の端部に接続されている。ベース基板10の
一方の面に配線24が形成される場合、配線24は、電
子部品40の搭載面に形成されてもよく、あるいはそれ
とは反対の面に形成されてもよい。配線24の幅は、ラ
ンド22の幅よりも小さい。こうすることで、ベース基
板10上での配線24の引き廻しの自由度を向上させる
ことができる。
【0050】図2に示すように、配線パターン20の一
部は、リード挿入穴12の内壁面にも形成される。こう
することで、ベース基板10の両面に形成された各ラン
ド22を電気的に接続するとともに、リード挿入穴12
の内部において電子部品40と配線パターン20との電
気的な接続が図れる。
【0051】レジスト30は、ベース基板10の少なく
とも一方の面(片面又は両面)に設けられる。ベース基
板10の一方の面にレジスト30が設けられる場合、レ
ジスト30は、配線24が形成される面に設けられても
よい。その場合、レジスト30は、配線24を覆う。レ
ジスト30として、例えばソルダレジストを使用しても
よい。
【0052】レジスト30は、複数のランド22のいず
れかの位置に開口部32を有する。開口部32は、レジ
スト30が部分的に除去された抜き穴である。開口部3
2は、ランド22の穴26(リード挿入穴12)を露出
させる。すなわち、レジスト30は、少なくともランド
22の穴26を避けて設けられる。そして、開口部32
の端部は、部分的にランド22の内側に位置する。詳し
くは、レジスト30は、ランド22の端部を複数箇所で
覆うように設けられている。
【0053】例えば、開口部32は、ランド22を内側
に含む多角形を基準として、レジスト30が多角形の複
数の辺から中央に向かって、ランド22の端部に重なる
長さで突起するような形状に形成されてもよい。あるい
は、開口部32は、ランド22を内側に含む円形を基準
として、レジスト30が複数位置から中央に向かって、
ランド22の端部に重なる長さで突起するような形状に
形成されてもよい。図1に示す例では、開口部32は、
ランド22を内側に含む四角形を基準として、レジスト
30が四角形の各4辺から中央に向かって、ランド22
の端部に重なる長さで突起するような形状に形成されて
いる。言い換えると、レジスト30の突起部34、3
5、36、37が、ランド22の端部を複数箇所で覆っ
ている。
【0054】これによれば、レジスト30がランド22
の端部を上から部分的に覆うので、ランド22がベース
基板10から浮き上がりにくい方向に応力が加わる。し
たがって、図1に示すように、電子部品40がハンダ4
4によって接合(フローハンダ付け)され、ハンダ44
又はベース基板10の収縮によって、ランド22がベー
ス基板10から浮き上がるような応力が加わっても、ラ
ンド22がベース基板10から剥離するのを防止するこ
とができる。特に、ハンダ44として、鉛フリーハンダ
を使用するとランド22が浮き上がる可能性があるの
で、その場合に有効である。これによれば、ランド22
がベース基板10から浮き上がるのを防止して、配線2
4とランド22との間の接続部28が断線するのを防止
することができる。
【0055】レジスト30は、ランド22の端部を2箇
所以上で覆っていればよく、その形態は上述の例に限定
されない。また、レジスト30は、ランド22の穴26
(リード挿入穴12)を塞がなければよく、突起部34
〜37がランド22の中央に向かって突起する部分の長
さは問わない。なお、ランド22がベース基板10の両
面に形成される場合には、本実施の形態におけるレジス
ト30を、ベース基板10の両方の面に形成してもよ
く、あるいはいずれか一方の面に形成してもよい。
【0056】レジスト30は、配線24とランド22と
の間の接続部28を含む領域に設けられることが好まし
い。図1に示す例では、複数の突起部のうち、突起部3
4が接続部28を覆うように設けられている。これによ
って、接続部28を補強して、接続部28が断線するの
をさらに有効に防止することができる。
【0057】本発明は、上述の例に限定されるものでは
なく、以下に示すように種々な変形が可能である。
【0058】(第1変形例)図3に示すように、レジス
ト130は、ランド22上で左右対称となるように、ラ
ンド22の端部を覆ってもよい。詳しくは、ランド22
の端部を複数箇所で覆うレジスト130の突起部13
4、135、136、137が、ランド22の中心を通
る仮想直線(例えば仮想直線50)を軸として、左右対
称になっている。図3に示す例では、配線24が延びる
方向と平行な仮想直線50を軸として左右対称になって
いる。なお、開口部132は、ランド22を内側に含む
四角形を基準として、レジスト130が四角形の各4角
から中央に向かって、ランド22の端部に重なる長さで
突起するような形状に形成されている。
【0059】これによれば、ランド22がベース基板1
0から浮き上がりにくい方向に加わる応力を均等にする
ことができる。したがって、ランド22が浮き上がる方
向に応力が加わっても、その応力をランド22全体に分
散して緩和することができる。したがって、さらに有効
にランド22が剥離するのを防止することができる。
【0060】なお、図1に示す例においても、レジスト
30は、図示しない仮想直線を軸として、ランド22上
で左右対称となるようにランド22の端部を覆ってい
る。
【0061】(第2変形例)図4に示すように、レジス
ト230は、ランド22の端部を全周の半分以下が露出
するように覆ってもよい。すなわち、レジスト230の
開口部232によって、ランド22の全周の半分以下が
露出される。言い換えると、レジスト230のランド2
2に対する重なり部234は、ランド22の端部を全周
の半分以上で覆う。重なり部234は、配線24とラン
ド22との間の接続部28を含む領域に設けられてもよ
い。
【0062】図4に示すように、1つのランド22に対
して、レジスト230の重なり部234は1つであって
もよく、あるいは複数であってもよい。ランド22の端
部を複数箇所で覆う場合には、複数の重なり部234を
合わせた領域が、ランド22の端部を全周の半分以上で
覆う。
【0063】これによれば、ランド22の端部を全周の
半分以下しか露出させないので、ランド22がベース基
板10から浮き上がりにくい方向に大きな応力が加わ
る。したがって、さらに有効にランド22が剥離するの
を防止することができる。
【0064】本実施の形態に係る回路基板は、上述した
ように構成されており、以下に回路基板の製造方法につ
いて説明する。図5(A)〜図5(D)は、本実施の形
態に係る回路基板の製造方法を示す図である。
【0065】図5(A)に示すように、ベース基板10
の両面に導電部材14を設ける。導電部材14の材料
は、例えば銅系の材料を使用してもよい。導電部材14
は、ベース基板10の平面の全体に設けてもよい。導電
部材14は、接着剤(図示しない)を介してベース基板
10に接着してもよい。
【0066】図5(B)に示すように、ベース基板10
及び導電部材14を貫通するリード挿入穴12を形成
し、その内壁面に導電部材(例えば銅系の材料)を設け
て回路基板のスルーホールを形成する。リード挿入穴1
2は、パンチ又はドリルで穴あけ加工することで形成し
てもよい。リード挿入穴12の導電部材は、メッキ処理
(電解又は無電解メッキ)によって形成してもよい。
【0067】図5(C)に示すように、ベース基板10
の面に設けられた導電部材14をエッチングして、配線
パターン20を形成する。ランド22は、リード挿入穴
12の位置でベース基板20の両面に形成してもよい。
配線24は、ベース基板10の一方の面に形成してもよ
い。配線24は、ランド22の端部と接続する。ランド
22及び配線24は、エッチング用のレジスト(図示し
ない)をパターン形成して、そのレジストからの露出部
分をエッチングして形成する。
【0068】図5(D)に示すように、ランド22の端
部を覆うレジスト30を設ける。レジスト30は、ベー
ス基板10の配線24が形成された面に形成してもよ
い。こうすれば、配線24を保護するとともに、ランド
22がベース基板10から剥離するのを防止することが
できる。あるいは、レジスト30は、図示するように、
ベース基板10の両面に形成してもよい。
【0069】レジスト30は、フォトリソグラフィ技術
を適用して形成してもよく、スクリーン印刷などの印刷
法を適用して形成してもよい。あるいは、インクジェッ
ト方式を適用して、高速かつレジストの材料を無駄なく
経済的に設けてもよい。なお、レジスト30の形態は、
上述した通りである。
【0070】本実施の形態によれば、ランド22がベー
ス基板10から浮き上がりにくい方向に応力が加わる。
したがって、例えば、電子部品40のフローハンダ付け
などで、ランド22がベース基板10から浮き上がるよ
うな応力が加わっても、ランド22がベース基板10か
ら剥離するのを防止することができる。
【0071】(第2の実施の形態)図6〜図11は、本
発明を適用した第2の実施の形態に係る回路基板を示す
図である。本実施の形態に係る回路基板は、ベース基板
10と、円形状のランド22を有する配線パターン20
と、ランド22の端部に接続された補強部と、を含む。
【0072】配線パターン20は、配線24を有しても
よい。その場合、配線24は、ランド22の幅よりも小
さい幅で、かつ、一定の幅で引き廻される。なお、図示
するように、必要があれば、ベース基板10の補強部が
形成された面に、レジスト60を設けてもよい。
【0073】(第1例)図6は、本実施の形態の第1例
における回路基板を示す図である。本例では、ランド2
2の端部に、複数箇所で接続される複数の補強部70が
形成されている。補強部70は、ベース基板10の面上
に形成される。なお、図示する例では、ベース基板10
の配線24が形成された面に補強部70が形成されてい
る。
【0074】補強部70は、ランド22の外周から突起
して形成されてもよい。各補強部70の形状は限定され
ない。図示する例では、4つの補強部70がランド22
の端部に接続されているが、2箇所以上で接続されてい
ればその形態は限定されず、ランド22の端部との接続
位置も限定されない。
【0075】これによれば、ランド22の端部に補強部
70が接続されているので、ランド22がベース基板1
0から浮き上がりにくい方向に応力が加わる。詳しく
は、補強部70がランド22の押さえになる。したがっ
て、電子部品40がハンダ44によって接合(フローハ
ンダ付け)され、ハンダ44又はベース基板10の収縮
によって、ランド22がベース基板10から浮き上がる
ような応力が加わっても、ランド22がベース基板10
から剥離するのを防止することができる。これによっ
て、配線24とランド22との間の接続部28が断線す
るのを防止することができる。
【0076】各補強部70は、ランド22の中心を通る
仮想直線(例えば仮想直線50)を軸として左右対称に
なるように形成されてもよい。図示する例では、配線2
4が延びる方向と平行な仮想直線50を軸として左右対
称になっている。こうすることで、ランド22がベース
基板10から浮き上がりにくい方向に加わる応力を均等
にすることができる。したがって、ランド22が浮き上
がる方向に応力が加わっても、その応力をランド22全
体に分散して緩和することができる。したがって、さら
に有効にランド22が剥離するのを防止することができ
る。
【0077】補強部70は、配線パターン20と同じ材
料で形成されてもよく、例えば銅系の材料で形成されて
もよい。これによれば、部品点数を少なくするので、コ
ストを削減できる。また、導電部材をエッチングすると
きに、ランド22とともに補強部70も形成すれば、少
ない工程数でランド22に接続する補強部70を形成す
ることができる。
【0078】複数の補強部70は、図示するように配線
24とランド22との間の接続部28を避けて、ランド
22の端部に接続されてもよい。あるいは、いずれかの
補強部70が接続部28を含む領域(接続部28と重な
る領域)に形成されても構わない。また、ベース基板1
0のうち、配線24が形成されない面のランド22の端
部に、補強部70が接続されてもよい。
【0079】必要があれば、ベース基板10にレジスト
60が設けられてもよい。レジスト60は、複数のラン
ド22のいずれかの位置に開口部62を有する。開口部
62の形状は限定されず、例えば、ベース基板10の平
面視において円形状をなしてもよい。開口部62によっ
て、少なくともランド22の穴26(リード挿入穴1
2)を露出させる。そして、レジスト60は、複数の補
強部70の少なくとも一部(一部又は全部)を覆う。こ
うすることで、レジスト60が補強部70を上から覆う
ので、ランド22が剥離するのをさらに有効に防止する
ことができる。また、補強部70を上から覆うので、ラ
ンド22の径を小さくせずに済む。そのため、ランド2
2の表面にハンダを良好な状態で設けることができる。
あるいは、レジスト60は、ランド22の端部に重なる
まで設けても構わない。
【0080】図示する例とは別に、レジスト60は、ラ
ンド22の端部に至るまで設けられてもよい。その場
合、ランド22の端部を複数箇所で覆ってもよく、第1
の実施の形態で説明した内容(変形例を含む)のいずれ
かを選択的に、本実施の形態(第1例から第5例を含
む)に適用することができる。なお、レジスト60のそ
の他の構成は、第1の実施の形態で説明した通りであ
る。
【0081】(第2例)図7は、本実施の形態の第2例
における回路基板を示す図である。本例では、複数の補
強部72が、配線24とランド22との間の接続部28
に近接するように、ランド22の端部に接続されてい
る。言い換えれば、複数の補強部72は、ランド22の
端部の配線24が接続された側に形成されている。例え
ば、図示するように、各補強部72は、配線24の両隣
であって、配線24の延びる方向と平行な方向に突起し
て形成されてもよい。
【0082】こうすることで、ランド22がベース基板
10から浮き上がる方向の応力が、配線24とランド2
2との間の接続部28に集中するのを防ぐことができ
る。すなわち、補強部72にもその応力が加わるので、
配線24とランド22との間の接続部28が断線するの
を防止することができる。
【0083】また、補強部72は配線24に近接して設
けられるので、ランド22の端部のあらゆる箇所に補強
部を設けるよりも、ランド22及び補強部72が設けら
れるスペースを小さくすることができる。したがって、
ランド22同士の距離が狭ピッチであっても、容易にラ
ンド22が浮き上がるのを防止することができる。
【0084】レジスト60の開口部64は、四角形をな
してもよくその形状は限定されない。なお、本例におい
ても、第1例で説明した内容を選択的に適用することが
できる。
【0085】(第3例)図8は、本実施の形態の第3例
における回路基板を示す図である。本例では、複数の補
強部74が、配線24の側部から引き廻され、配線24
とランド22との間の接続部28を避けて、ランド22
の端部に接続されている。本例は、第2例の補強部72
が配線24と接続された形態である。
【0086】複数の補強部74は、導電性の部材で形成
されることが好ましく、特に、配線パターン20と同じ
材料で形成されることが好ましい。これによれば、配線
24とランド22との接続部28のほかに、複数の補強
部74が両者を電気的に接続する。したがって、ランド
22が浮き上がっても、応力が配線24とランド22と
の間の接続部28に集中するのを防止して、接続部28
の断線を防止することができる。
【0087】なお、本例においても、第1例及び第2例
で説明した内容を選択的に適用することができる。
【0088】(第4例)図9は、本実施の形態の第4例
における回路基板を示す図である。本例では、補強部7
6が、配線24とランド22との間の接続部28を含む
領域に形成されている。補強部76は、配線24の幅よ
りも大きく、かつ、ランド22の幅よりも小さい幅で、
ランド22の端部に接続されている。補強部76の形状
は、図示するように、ランド22との接続部を1辺とす
る矩形形状をなしてもよい。あるいは、配線24からラ
ンド22の方向に従って、補強部76の幅が大きくなる
ような形状であってもよい。
【0089】これによって、ランド22がベース基板1
0から浮き上がりにくい方向に応力が加わるとともに、
配線24とランド22との接続部28を補強することが
できる。したがって、配線24とランド22との間の接
続部28が断線するのをさらに有効に防止することがで
きる。
【0090】なお、本例においても、第1例から第3例
で説明した内容を選択的に適用することができる。
【0091】(第5例)図10及び図11は、本実施の
形態の第5例における回路基板を示す図である。本例で
は、補強部78は、ランド22の端部に複数箇所で外接
されたランド22の外枠として形成されている。言い換
えると、ランド22は、一定の幅を有し帯状をなす補強
部78で囲まれている。補強部78の外形は、四角形な
どの多角形であってもよく、複数箇所でランド22を支
持するために外接されていればその外形は問わない。例
えば、ランド22を囲む帯状の部分は、互いに距離が等
しい4箇所でランド22の端部に外接してもよい。図1
0に示す例では、補強部78は、ランド22を囲む帯状
の部分から、さらに部分的に外側に突起して形成されて
いる。
【0092】これによれば、補強部78がランド22の
端部に複数箇所で外接されているので、さらに有効にラ
ンド22が剥離するのを防止することができる。また、
電子部品を回路基板にフローハンダ付けした後、ランド
22の熱が補強部78に放熱されるので、リード挿入穴
12の内部と、ランド22の表面と、の両方に設けられ
るハンダの温度差を小さくすることができる。したがっ
て、リード挿入穴12の内部のハンダが先に冷えて固ま
り、その後にランド22の表面のハンダがリード挿入穴
12の内部に引きつけられるのを妨げることができる。
すなわち、ハンダの収縮で生じるランド22の剥離を防
止することができる。
【0093】図11に示すように、補強部80は、一定
の幅を有する帯状に形成され、その外形は多角形(例え
ば八角形)をなしてもよい。また、レジスト60は、補
強部80を覆うとともに、ランド22の端部を複数箇所
で覆ってもよい。例えば、レジスト60の開口部63
は、ランド22を内側に含む円形を基準として、レジス
ト60が複数位置から中央に向かって、ランド22の端
部に重なる長さで突起するような形状に形成されてもよ
い。言い換えると、レジスト60の突起部66、67、
68、69が、ランド22の端部を複数箇所で覆ってい
る。こうすることで、さらに有効にランド22が浮き上
がるのを防止することができる。
【0094】本実施の形態に係る回路基板の製造方法
は、ベース基板10にランド22を有する配線パターン
20と、電子部品のリード挿入穴12と、補強部70〜
80と、を形成することを含む。補強部70〜80は、
配線パターン20と同じ材料で形成してもよい。その場
合、配線パターン20を形成するとともに、補強部70
〜80を形成すれば、工程数を少なくして簡単に回路基
板を製造することができる。補強部70〜80の形態
は、既に説明した通りである。なお、その他の形態は、
第1の実施の形態で説明した製造方法の内容のいずれか
を選択的に適用することができる。ただし、レジスト6
0は、必要に応じてベース基板10に設ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る回路基板の平面を示す図である。
【図2】図2は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る回路基板の断面を示す図である。
【図3】図3は、本発明を適用した第1の実施の形態の
第1変形例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第1の実施の形態の
第2変形例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図5】図5(A)〜図5(D)は、本発明を適用した
第1の実施の形態に係る回路基板の製造方法を示す図で
ある。
【図6】図6は、本発明を適用した第2の実施の形態の
第1例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図7】図7は、本発明を適用した第2の実施の形態の
第2例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図8】図8は、本発明を適用した第2の実施の形態の
第3例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図9】図9は、本発明を適用した第2の実施の形態の
第4例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図10】図10は、本発明を適用した第2の実施の形
態の第5例に係る回路基板の平面を示す図である。
【図11】図11は、本発明を適用した第2の実施の形
態の第5例に係る回路基板の平面を示す図である。
【符号の説明】
10 ベース基板 12 リード挿入穴 20 配線パターン 22 ランド 24 配線 26 穴 28 接続部 30 レジスト 40 電子部品 60 レジスト 70 補強部 72 補強部 74 補強部 76 補強部 78 補強部 80 補強部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E314 AA25 BB02 BB11 BB12 CC01 FF01 FF19 GG10 GG12 5E319 AA02 AA07 AB01 AC02 AC13 AC15 AC16 AC17 BB01 CC23 CD45 GG11 5E338 AA02 BB04 BB13 BB25 BB63 BB72 BB75 CC01 CD33 EE27 EE51

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品のリード挿入穴を有するベース
    基板と、前記ベース基板に形成された配線パターンと、
    前記ベース基板に設けられたレジストと、を含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記レジストは、前記ランドの前記穴を避けて、前記ラ
    ンドの端部を複数箇所で覆うように設けられてなる回路
    基板。
  2. 【請求項2】 電子部品のリード挿入穴を有するベース
    基板と、前記ベース基板に形成された配線パターンと、
    前記ベース基板に設けられたレジストと、を含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記レジストは、前記ランドの前記穴を避けるととも
    に、前記ランドの端部を全周の半分以下が露出するよう
    に覆って設けられてなる回路基板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の回路基板
    において、 前記レジストは、前記ランド上において、前記ランドの
    中心を通る直線を軸として左右対称になるように設けら
    れてなる回路基板。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の回路基板において、 前記配線パターンは、前記ランドの幅よりも小さな幅
    で、前記ランドの端部に接続された配線を有し、 前記レジストは、前記配線と前記ランドとの間の接続部
    を含む領域に設けられてなる回路基板。
  5. 【請求項5】 電子部品のリード挿入穴を有するベース
    基板と、前記ベース基板に形成された配線パターンと、
    を含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記ベース基板には、前記ランドの端部に接続された補
    強部が形成されてなる回路基板。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回路基板において、 前記配線パターンは、前記ランドの端部に接続された配
    線を有し、 前記配線は、前記ランドの幅よりも小さい幅で、かつ、
    一定の幅で引き廻されてなる回路基板。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の回路基板
    において、 複数の前記補強部を有し、 複数の前記補強部は、前記ランドの端部に複数箇所で接
    続されてなる回路基板。
  8. 【請求項8】 請求項6を引用する請求項7記載の回路
    基板において、 各補強部は、前記配線の側部から引き廻されるととも
    に、前記配線と前記ランドとの間の接続部を避けて前記
    ランドの端部に接続されてなる回路基板。
  9. 【請求項9】 請求項6を引用する請求項7又は請求項
    8に記載の回路基板において、 各補強部は、前記配線と前記ランドとの間の接続部に近
    接するように、前記ランドの端部に接続されてなる回路
    基板。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の回路基板において、 前記補強部は、前記配線と前記ランドとの間の接続部を
    含む領域に形成され、前記配線の幅よりも大きく、か
    つ、前記ランドの幅よりも小さい幅で前記ランドの端部
    に接続されてなる回路基板。
  11. 【請求項11】 請求項5又は請求項6に記載の回路基
    板において、 前記補強部は、前記ランドの端部に複数箇所で外接され
    た前記ランドの外枠である回路基板。
  12. 【請求項12】 請求項5から請求項11のいずれかに
    記載の回路基板において、 前記補強部は、前記ランドの中心を通る直線を軸として
    左右対称になるように形成されてなる回路基板。
  13. 【請求項13】 請求項5から請求項12のいずれかに
    記載の回路基板において、 前記補強部は、前記配線パターンと同じ材料からなる回
    路基板。
  14. 【請求項14】 請求項5から請求項13のいずれかに
    記載の回路基板において、 前記ベース基板に設けられたレジストをさらに含み、 前記レジストは、前記補強部の少なくとも一部を覆うよ
    うに設けられてなる回路基板。
  15. 【請求項15】 ベース基板に配線パターンを形成し、
    電子部品のリード挿入穴を形成し、レジストを設けるこ
    とを含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記レジストを設ける工程で、前記レジストを、前記ラ
    ンドの前記穴を避けて、前記ランドの端部を複数箇所で
    覆うように設ける回路基板の製造方法。
  16. 【請求項16】 ベース基板に配線パターンを形成し、
    電子部品のリード挿入穴を形成し、レジストを設けるこ
    とを含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記レジストを設ける工程で、前記レジストを、前記ラ
    ンドの前記穴を避けるとともに、前記ランドの端部を全
    周の半分以下が露出するように覆って設ける回路基板の
    製造方法。
  17. 【請求項17】 ベース基板に配線パターンを形成し、
    電子部品のリード挿入穴を形成することを含み、 前記配線パターンは、前記リード挿入穴と重なる穴が形
    成された円形状のランドを有し、 前記ベース基板に、前記ランドの端部に接続する補強部
    を形成することをさらに含む回路基板の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の回路基板の製造方法
    において、 前記補強部は、前記配線パターンと同じ材料からなり、 前記配線パターンを形成する工程で、前記配線パターン
    とともに前記補強部を形成する回路基板の製造方法。
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