JP2003069163A - フレキシブルプリント基板 - Google Patents

フレキシブルプリント基板

Info

Publication number
JP2003069163A
JP2003069163A JP2001251681A JP2001251681A JP2003069163A JP 2003069163 A JP2003069163 A JP 2003069163A JP 2001251681 A JP2001251681 A JP 2001251681A JP 2001251681 A JP2001251681 A JP 2001251681A JP 2003069163 A JP2003069163 A JP 2003069163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible printed
circuit board
printed circuit
coverlay film
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001251681A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumuto Honda
澄人 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001251681A priority Critical patent/JP2003069163A/ja
Priority to CN 02129879 priority patent/CN1254159C/zh
Publication of JP2003069163A publication Critical patent/JP2003069163A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーレイフィルム開口部に複数のチップ部
品が実装され、部品ランド同士が接続されている時に、
断線しづらいフレキシブルプリント基板を提供する。 【解決手段】 少なくとも2個以上の部品が1つのカバ
ーレイフィルムの開口部内に実装されているフレキシブ
ルプリント基板において、各部品ランド(56,57)
にスルーホール(63,64)を設けて、表面に露出し
ない部分で接続することを特徴とするフレキシブルプリ
ント基板を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に搭載さ
れたフレキシブルプリント基板に係わり、特に耐久性を
向上させたフレキシブルプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図4〜7を用いて説
明する。図4は、両面フレキシブルプリント基板の一部
を上面からみたものである。フレキシブルプリント基板
においては、通常は、図4に示すように、絶縁皮膜とし
て基板全面を覆っているカバーレイフィルムの開口部3
内にチップ部品1が部品ランド5と部品ランド6上に実
装され、さらに、カバーレイフィルム開口部4内にチッ
プ部品2が部品ランド7、部品ランド8上に実装されて
いる。
【0003】前記チップ部品同士をカバーレイフィルム
で覆われている部分9で接続されている。同様の構成で
チップ部品が複数配置されている。
【0004】次に、図5は図4の断面図である。ポリイ
ミドなどの絶縁材が用いられるベース材10を中心に上
下に不図示の接着剤層を介して、導電材層11、導電材
層12がある。さらに、不図示の接着剤層を介してカバ
ーレイフィルム層13、カバーレイフィルム層14が配
置されている。また、チップ部品1、チップ部品2が実
装されている部分は、カバーレイフィルム層13が開口
し、導電材層11が露出している。2つの部品ランド同
士が接続されている部分9はカバーレイフィルム層13
で覆われている。
【0005】また、近年、電子機器の小型化が進み、高
密度に実装する要求が増えている。
【0006】図6は、図5に示した例よりも高密度に実
装するために、例えば4つのチップ部品のカバーレイフ
ィルム開口部を結合し、カバーレイフィルム開口部35
のようにすることによって互いに隣り合っているチップ
部品との間隔を近づけた場合の例を示している。
【0007】チップ部品21、22、23、24の部品
ランド25、26、27、28、29、30、31、3
2の大きさは、図4で示したカバーレイフィルム開口部
3と部品ランド5の重なっている部分の大きさと等しく
なっているので半田の付く面積は変わらないため実装上
は問題ない。図7は図6の断面図である。ポリイミドな
どの絶縁材が用いられるベース材40を中心に上下に不
図示の接着剤層を介して、導電材層41、導電材層42
がある。
【0008】さらに、不図示の接着剤層を介してカバー
レイフィルム層43、カバーレイフィルム層44があ
る。チップ部品21、チップ部品22が実装されている
部分は、カバーレイフィルム層43が開口し、導電材層
41が露出している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、部品ランド同
士が接続されている部分33もカバーレイフィルム層4
3が開口しているため、フレキシブルプリント基板を電
子機器に組み込む際、フレキシブルプリント基板がたわ
んだ時などに、部品ランド同士を接続している部分33
に応力がかかり、断線しやすいという問題があった。
【0010】そこで、本発明は以上のような問題点を解
決する為になされたものであって、カバーレイフィルム
開口部に複数のチップ部品が実装され、部品ランド同士
が接続されている時に、断線しづらいフレキシブルプリ
ント基板を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるフレキシブ
ルプリント基板は、少なくとも2個以上の部品が1つの
カバーレイフィルムの開口部内に実装されているフレキ
シブルプリント基板において、各部品ランドにスルーホ
ールを設けて、表面に露出しない部分で接続することを
特徴とする。
【0012】また、少なくとも2個以上の部品が一つの
カバーレイフィルムの開口部内に実装されているフレキ
シブルプリント基板において、前記部品ランドを接続す
るパターンが、フレキシブルプリント基板の強度上、折
れ曲がりやすい方向に対して、垂直方向の時にカバーレ
イフィルムの開口部の外側で接続することを特徴とす
る。
【0013】また、前記カバーレイフィルムが感光性絶
縁材料で構成されていることを特徴とするフレキシブル
プリント基板である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図面を
用いて説明する。
【0015】まず、図1は、本発明の実施形態の両面フ
レキシブルプリント基板の一部を上面から見た図であ
る。図6と同様に、チップ部品51、52、53、54
の部品ランド55、56、57、58、59、60、6
1、62の大きさは、図4で示したカバーレイフィルム
開口部3と部品ランド5の重なっている部分の大きさと
等しくなっているので半田の付く面積は変わらないので
実装上は問題ない。また、前記チップ部品51とチップ
部品52が、それぞれ前記部品ランド56、部品ランド
57に設けられたスルーホール63、スルーホール64
によって裏面に接続され、さらに裏面でスルーホール同
士が接続されることでチップ部品51とチップ部品52
は電気的に接続されている。
【0016】次に、図2は、上述した図1の断面図であ
る。ポリイミドなどの絶縁材が用いられるベース材70
を中心に上下に不図示の接着剤層を介して、導電材層7
1、導電材層72がある。さらに、不図示の接着剤層を
介してカバーレイフィルム層73、カバーレイフィルム
層74がある。そして、前記チップ部品51、チップ部
品52が実装されている部分は、カバーレイフィルム層
73が開口し、導電材層71が露出している。
【0017】また、前記部品ランド56は、スルーホー
ル63を介して、導電材層71と72を接続している。
そして、部品ランド57は、スルーホール64を介して
導電材層71と72を接続している。また、導電材層7
2で2つのスルーホールが接続されている。このような
構成にすることにより、接続ラインに垂直な方向に変形
する力が加わってもカバーレイフィルム層とベース材で
保護されているため、応力が導電材層にかかりにくくな
り、断線しづらいフレキシブルプリント基板となる。さ
らに、部品ランド56、57はスルーホール63、64
によって裏面パターンと接続されている為、導電材層が
剥がれにくいという利点もある。
【0018】次に、図3を用いて、本発明の第2の実施
形態を説明する。図3は、フレキシブルプリント基板の
一部を上面から見た図である。また、図6と構成が同様
な部分の説明は省くが、チップ部品81とチップ部品8
2の部品ランド89、90が接続されている部分93が
カバーレイ開口部より外側で接続されている。
【0019】このような構成にすることにより、接続ラ
インに垂直な方向に変形する力が加わっても、カバーレ
イフィルム層で保護されているため、応力が導電材層に
かかりにくくなり、断線しづらいフレキシブルプリント
基板となる。また、上記の実施形態において、カバーレ
イフィルム層に感光性絶縁材を用いることで、導電材層
に対する開口部のズレを接着剤にて貼りつけるタイプの
カバーレイフィルムより抑えることができるので、図1
に示す部品ランド55,56,57,58とカバーレイ
開口部69との間隔を近づけられるので、より高密度の
実装が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カバーレ
イフィルム開口部に複数のチップ部品が実装され、接続
されている時に、断線しづらいフレキシブルプリント基
板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る両面フレキシブルプリ
ント基板の一部を上面から見た図。
【図2】本発明の実施形態に係る図1の断面図。
【図3】本発明の実施形態に係る両面フレキシブルプリ
ント基板の一部を上面から見た図。
【図4】従来例に係る両面フレキシブルプリント基板の
一部を上面図。
【図5】従来例に係る図4の断面図。
【図6】従来例に係る図5に示した例よりも高密度に実
装するために、例えば4つのチップ部品のカバーレイフ
ィルム開口部を結合し、カバーレイフィルム開口部のよ
うにすることによって互いに隣り合っているチップ部品
との間隔を近づけた場合を示す図。
【図7】従来例に係る図6の断面図。
【符号の説明】
1、2…チップ部品、3、4、35…カバーレイフィル
ム開口部、 5、6、7、8、25、26、55、5
6、89、90…部品ランド、9、33、93…ランド
同士が接続されている部分、10…ベース材、11、1
2…導電材層、13、14、73、74…カバーレイフ
ィルム層、21、22、81、82…チップ部品、4
0、70…ベース材、41、42、71、72…導電材
層、43、44…カバーレイフィルム層、51、52…
チップ部品、63、64…スルーホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個以上の部品が1つのカバ
    ーレイフィルムの開口部内に実装されているフレキシブ
    ルプリント基板において、 各部品ランドにスルーホールを設けて、表面に露出しな
    い部分で接続することを特徴とするフレキシブルプリン
    ト基板。
  2. 【請求項2】 少なくとも2個以上の部品が一つのカバ
    ーレイフィルムの開口部内に実装されているフレキシブ
    ルプリント基板において、 前記部品ランドを接続するパターンが、フレキシブルプ
    リント基板の強度上、折れ曲がりやすい方向に対して、
    垂直方向の時にカバーレイフィルムの開口部の外側で接
    続することを特徴とするフレキシブルプリント基板。
  3. 【請求項3】 前記カバーレイフィルムが感光性絶縁材
    料で構成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のフレキシブルプリント基板。
JP2001251681A 2001-08-22 2001-08-22 フレキシブルプリント基板 Withdrawn JP2003069163A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251681A JP2003069163A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 フレキシブルプリント基板
CN 02129879 CN1254159C (zh) 2001-08-22 2002-08-20 柔性印刷电路板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251681A JP2003069163A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 フレキシブルプリント基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003069163A true JP2003069163A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19080287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001251681A Withdrawn JP2003069163A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 フレキシブルプリント基板

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2003069163A (ja)
CN (1) CN1254159C (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173236A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその製造方法、電子機器
JP2006237320A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd フレキシブル実装基板
JP2009094349A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Nok Corp フレキシブルプリントサーキットへの構成部品の実装方法
US8758028B2 (en) 2011-11-10 2014-06-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Television and electronic apparatus
WO2015174202A1 (ja) * 2014-05-13 2015-11-19 株式会社村田製作所 樹脂封止型モジュール
JP2020202303A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 三菱電機エンジニアリング株式会社 プリント基板
JP2022089301A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 矢崎総業株式会社 端子の固着方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102625581B (zh) * 2012-03-14 2014-11-05 华为终端有限公司 柔性电路板及其制造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173236A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその製造方法、電子機器
JP4525065B2 (ja) * 2003-12-11 2010-08-18 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置及びその製造方法、電子機器
JP2006237320A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd フレキシブル実装基板
JP2009094349A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Nok Corp フレキシブルプリントサーキットへの構成部品の実装方法
US8758028B2 (en) 2011-11-10 2014-06-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Television and electronic apparatus
WO2015174202A1 (ja) * 2014-05-13 2015-11-19 株式会社村田製作所 樹脂封止型モジュール
JPWO2015174202A1 (ja) * 2014-05-13 2017-04-20 株式会社村田製作所 樹脂封止型モジュール
US10251277B2 (en) 2014-05-13 2019-04-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resin-sealed module
JP2020202303A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 三菱電機エンジニアリング株式会社 プリント基板
JP7427378B2 (ja) 2019-06-11 2024-02-05 三菱電機エンジニアリング株式会社 プリント基板
JP2022089301A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 矢崎総業株式会社 端子の固着方法
JP7315523B2 (ja) 2020-12-04 2023-07-26 矢崎総業株式会社 端子の固着方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1254159C (zh) 2006-04-26
CN1404352A (zh) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2682477B2 (ja) 回路部品の実装構造
US5615088A (en) Flexible printed circuit device
KR100983401B1 (ko) 다층 회로기판에서 층수를 줄이는 기술
JPH02272737A (ja) 半導体の突起電極構造及び突起電極形成方法
KR20010029892A (ko) 에리어 어레이형 반도체 장치
US20140353026A1 (en) Wiring board
US6256207B1 (en) Chip-sized semiconductor device and process for making same
JPH07153869A (ja) 半導体装置
JP2003069163A (ja) フレキシブルプリント基板
JP2005071808A (ja) キーシートモジュール
US7135204B2 (en) Method of manufacturing a wiring board
JPH09307208A (ja) フレキシブルプリント基板の接続端部構造
JP3615672B2 (ja) 半導体装置とそれに用いる配線基板
JP2001144387A (ja) 配線板のシールド配線構造
JP2002299807A (ja) 回路基板及びその製造方法
US7084355B2 (en) Multilayer printed circuit board
EP1337134A2 (en) Terminal structure having large peel strength of land portion and ball
JP2003060324A (ja) プリント配線板
JP2000003978A (ja) 半導体装置
JP2562259Y2 (ja) ベアチップを取付けたハイブリッドic
JPH118443A (ja) 印刷配線基板
JPH08130361A (ja) プリント配線基板
JP2571902Y2 (ja) 電子部品の実装構造
JPS618987A (ja) 複合プリント配線基板
JP2007013144A (ja) 厚膜及びプリント回路相互接続を利用して信号を集積回路からルーティングする為のシステム、方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104