JP3748752B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示装置に関し、特に2枚の基板それぞれに設けられた入力端子を、テープ状接続部材を介して一方の基板の外側面に配されたプリント基板に接続した構成の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の液晶表示装置の一例を示したものである。この例の装置は単純マトリクス液晶表示パネルを用いたもので、対向配置された2枚の基板、すなわち上基板11と下基板12の間には液晶(図示せず)が封入されている。2枚の基板11,12の内側面にはそれぞれ互いに並行な複数本の透明電極(図示せず)が設けられている。また両基板11,12の一端部には接続端子部14が設けられており、ここには同一基板上の透明電極にそれぞれ接続している入力端子が複数設けられている。両基板11,12は、上基板11の透明電極と下基板12の透明電極とが互いに直交するように対向配置され、両基板11,12の透明電極が重なる領域が表示部13となる。一方、上基板11の接続端子部14および下基板12の接続端子部14は、それぞれ相手の基板と対向しておらず、表示部13の異なる2方向の外方へそれぞれはみ出すように構成されている。
また上基板11の外側面上にはフレキシブルプリント基板15(以下、FPCと略記する)が配されており、上基板11の接続端子部14の入力端子は、可撓性を有するテープ状接続部材16を介してFPC15の回路に接続されている。また下基板12の接続端子部14の入力端子もテープ状接続部材17を介してFPC15の回路に接続されている。
【0003】
上基板11に用いられるテープ状接続部材16と下基板12に用いられるテープ状接続部材17は同じ構造のものであり、図5,6に示すように可撓性の樹脂テープ21の一面上にICチップ23が設けられており、他面上に導電膜からなる配線22が形成されている。そして上基板11については、図5に示すように、テープ状接続部材16の一端部16aの配線22が形成されている面が上基板11の内側面の接続端子部14上に接着されるとともに、テープ状接続部材16が断面略U字状に折り曲げられて、その他端部16bの配線22が形成されている面が上基板11の外側面上のFPC15の端部に接着されている。テープ状接続部材16が折り曲げられる部位には、樹脂テープ21にスリット状の開口21aが形成されており、曲がり易くなっている。
一方、下基板12については、図6に示すように、テープ状接続部材17の一端部17aの配線22が形成されている面が下基板12の内側面の接続端子部14上に接着されるとともに、テープ状接続部材17が断面略U字状に折り曲げられて、その他端部17bのICチップ23が設けられている方の面が、上基板11の外側面上のFPC15の端部に接触するように接着されている。ここで、このテープ状接続部材17の他端部17bでは、樹脂テープ21に窓状の開口21bが形成されており、この開口21b内では配線22が剥き出しになっている。したがって、この開口21b内において半田付けを行うことにより、FPC15とテープ状接続部材17とが接着されて、テープ状接続部材17の配線22とFPC15の回路が接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造においては、下基板12のテープ状接続部材17とFPC15との接続部分において、剥がれが生じ易い、あるいは配線22が切れ易い等の問題があった。すなわち、下基板12のテープ状接続部材17は、可撓性を有するものの、配線22やICチップ23が設けられるので、有る程度の剛性を有するように構成されている。そして図6に示すように、配線22が形成されている面が外側となる方向に、すなわち配線22が伸ばされる方向に折り曲げられると、図5に示すように配線22が縮められる方向に折り曲げられる場合に比べて、テープ状接続部材17が元に戻ろうとする応力が大きくなる。また下基板12のテープ状接続部材17の配線22とFPC15との間には樹脂テープ21が介在しており、配線22とFPC15とが密着しない状態で接着されている。このためテープ状接続部材17とFPC15との接続部分に、両者を引き剥がす方向の応力が作用して剥がれや断線が生じ易いという問題があった。一方、図6のようにテープ状接続部材17を折り曲げる構造とすれば、下基板12の接続端子部14が形成されている端部が上基板11よりも外方にはみ出す面積が比較的小さくても、接続端子部14とテープ状接続部材17とを接着させることが可能であるが、テープ状接続部材17の折り曲げ部分が下基板12の端縁から大きくはみ出すので取り扱い難く、このはみ出した折り曲げ部分を保護する必要があるので、結果的に装置が大きくなるという不都合もあった。
【0005】
よって本発明の目的は、基板の接続端子部とFPCとの接続構造において、剥がれや断線を防止して信頼性を向上すること、取り扱い性を向上させること、および装置をより小型化できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の液晶表示装置は、内側面に複数の透明電極が設けられた表示部を有するとともに、該内側面の一端部に前記透明電極にそれぞれ接続する入力端子が設けられた接続端子部を有する2枚の基板が、前記表示部が互いに対向し、かつ前記接続端子部が設けられている一端部は相手の基板の外方に位置するように対向配置されて、該2枚の基板間に液晶が封入された液晶表示装置であって、前記2枚の基板の接続端子部はそれぞれ可撓性を有するテープ上に導電膜からなる配線が設けられたテープ状接続部材を介して、前記2枚の基板の一方の基板の外側面上に配されたプリント基板に接続されており、前記一方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は断面略U字状に折り曲げられており、他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は折り曲げられていないとともに、前記他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材が、一方の基板と他方の基板との段差部上に配されており、該段差部とテープ状接続部材との間隙に防湿コート剤が塗布されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、プリント基板が配されている側の一方の基板については、テープ状接続部材を折り曲げて使用し、他方の基板についてはテープ状接続部材を折り曲げないで使用することにより、基板の接続端子部とFPCとの接続構造における剥がれや断線を防止して信頼性を向上することができる。また、従来は、テープ状接続部材の折り曲げ部が基板から大きくはみ出していた部位において、テープ状接続部材のはみ出しがなくなることにより取り扱い性が向上するとともに、装置の小型化を図ることも可能となる。ここで、本発明においてテープ状接続部材が折り曲げられているとは、テープ状接続部材の配線方向における両端部が同じ方向を向いている状態をいう。また、折り曲げられていないとは前記両端部が互いに反対の方向をそれぞれ向いている状態をいうもので、テープ状接続部材は必ずしも平坦でなくてもよい。
更に本発明によれば、防湿コート剤を設けることにより両基板の段差部とテープ状接続部材との間隙から、接続端子部の入力端子とテープ状接続部材の配線との接合部分へ、水分が侵入するのを防止することができるので、品質、信頼性の向上を図ることができる。
【0007】
テープ状接続部材としては、樹脂テープの一面上にICチップが設けられ、他面上に導電膜からなる配線が設けられてなる構成のものを用いることができる。
テープ状接続部材とプリント基板との接続は、テープ状接続部材の導電膜が形成されている面にプリント基板が接触した状態で、テープ状接続部材とプリント基板とを半田付けすることが好ましい。
他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材、すなわち折り曲げられないテープ状接続部材は、その一方の端部を基板の接続端子部と接続して、該テープ状接続部材の一方の端部の端縁と前記基板との間に防湿コート剤を塗布することが好ましい。これにより、テープ状接続部材の端縁と基板との間隙から、接続端子部の入力端子とテープ状接続部材の配線との接合部分へ、水分が侵入するのを防止することができるので、品質、信頼性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。図1〜3は本発明の液晶表示装置の一実施形態を示したもので、図1は外観図、図2(a)はテープ状接続部材の平面図、(b)は断面図、図3は図1中III−III線に沿う断面図である。図1〜3において、図4〜6と同一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略することがある。
本実施形態の装置が図4に示した従来の液晶表示装置と大きく異なる点は、下基板12の接続端子部14とFPC15とを接続しているテープ状接続部材1が折り曲げられていない点である。
【0009】
本実施形態で用いられるテープ状接続部材1は、図2に示すように、例えばポリイミド等からなる可撓性の樹脂テープ21の一面上にICチップ23が設けられており、他面上に導電膜からなる配線22が形成されているものである。配線22に沿う方向(配線方向)において、ICチップ23は、中央よりFPC側に接続される端部側に設けられており、樹脂テープ21のICチップ23が設けられる部位には窓状の開口21cが形成されている。配線22は、ICチップ23よりも基板側では、接続端子部14における多数の入力端子に対向可能な多数の基板側配線22aが形成されており、ICチップ23よりもFPC側では、FPCの端子に対応する複数のFPC側配線22bが形成されている。基板側配線22aは開口21c内でICチップ23下面の基板側電極23aに接続されており、FPC側配線22bは開口21c内でICチップ23下面のFPC側電極23bに接続されている。
ICチップ23よりFPC側の端部において、樹脂テープ21には窓状の開口21bが設けられており、この開口21b内にはFPC側配線22bが簾状に剥き出しとなっている。またICチップ23より基板側において、樹脂テープ21にはスリット状の開口21aが2本形成されており、テープ状接続部材1はこの開口21aの位置で曲がり易くなっている。また、配線方向の両端部を除いて、開口21a上からICチップ23上にかけて配線22上には被覆層24が形成されている。これによりスリット状の開口21a内等における配線22の断線が防止される。
【0010】
上基板11および下基板12はいずれも長方形で、表示部13も長方形である。下基板12の長辺は上基板11の長辺よりも長く、表示部13の長辺方向の一端部において、下基板12の接続端子部14が上基板11よりも外方へはみ出している。一方、上基板11の短辺は下基板12の短辺よりも長く、表示部13の短辺方向の一端部において、上基板11の接続端子部14が下基板12よりも外方へはみ出している。
図3に示すように、下基板12の接続端子部14上には、テープ状接続部材1の配線22が形成されている面が、テープ状接続部材1の端縁が下基板12の端縁よりやや内方に位置するように重ね合わされている。そして、接続端子部14とテープ状接続部材1とは異方性導電フィルム等の接着手段により接着され、これにより接続端子部14の入力端子とテープ状接続部材1の配線22とが接続されている。テープ状接続部材1は、下基板12と上基板11との段差部30に沿うようにスリット状の開口21aの位置で湾曲して、上基板11上に配されたFPC15に接続されている。また、下基板12と上基板11との段差部30とテープ状接続部材1との間の間隙、および下基板12とテープ状接続部材1の端縁との間隙を封止するように、それぞれ防湿コート剤31,32が被覆されている。この防湿コート剤としては、例えばシリコーン樹脂、紫外線硬化型樹脂等が用いられる。テープ状接続部材1の端縁から下基板12の端縁までの距離Aは、0.3〜0.7mmの範囲内で好ましく設定され、本実施形態では約0.5mmとなっている。この距離Aが小さすぎると、防湿コート剤が塗布できなくなり、長すぎると下基板12が必要以上に長くなり、装置を小型化する上で好ましくない。また、テープ状接続部材1の配線22とFPC15との接続は、配線22が露出している開口21b内で両者を接続することが好ましい。
【0011】
上基板11の接続端子部14については、図5に示す従来の構成と同様に、テープ状接続部材16を断面U字状に折り曲げて用い、このテープ状接続部材16を介してFPC15に接続されている。上基板11のテープ状接続部材16としては、図3に示したテープ状接続部材1とほぼ同じ構成のものを用いることができ、本実施形態では、入力端子の数等に応じて配線22の数および配置を変更したものが2枚用いられている。
上基板11の接続端子14とテープ状接続部材16との接合部分は、図5に示されるように、上基板11の内側面とテープ状接続部材16の配線が形成されている面が密着しており、上基板11の端縁とテープ状接続部材16の間隙は、略U字状に折り曲げられたテープ状接続部材16によって包囲されているので、ここに防湿コート剤を設けなくても水分が侵入し難い構造となっている。
【0012】
本実施形態によれば、同一構成のテープ状接続部材1,16を用い、上基板11についてはこれを折り曲げて使用し、下基板12については折り曲げずに使用することにより、両基板の接続端子部14を上基板11の外側面上に配された1枚のFPC15に接続することができる。下基板12の接続端子部14とFPC15とを接続するテープ状接続部材1が折り曲げられていないので、テープ状接続部材1とFPC15との半田付け部分を引き剥がす方向に応力が作用するおそれがなく、剥がれや断線が防止される。また、下基板のテープ状接続部材1は、配線22が形成されている面がFPC15に接触した状態で半田付けされているので、配線22とFPC15の回路との密着性が良好で、接続強度が高い。したがって、図6に示すように、テープ状接続部材17を不適切な方向に折り曲げて使用していた従来の構成に比べて接続の信頼性が向上する。またテープ状接続部材1,16として、従来用いられていたテープ状接続部材17,16を変更せずに使用することも可能である。
さらに、従来の構成と比べて、下基板12の接続端子部14とテープ状接続部材1との接合に必要な最小面積は、従来の構成の方が小さくて済むが、本実施形態の構成によれば下基板12の外方へのテープ状接続部材1のはみ出しが全くないので、結果的には、表示部13の長辺方向における装置の長さを縮小することができる。また表示部13の長辺方向の両端部において、下基板12の外方へのテープ状接続部材1のはみ出しが全くないので、取り扱い性が良い。
また、下基板12とテープ状接続部材1の端縁との間、および上基板11と下基板12との段差部30とテープ状接続部材1との間には防湿コート剤32,31がぞれぞれ塗布されているので、これらの間隙からの水分の侵入に起因する接続端子部14の入力端子とテープ状接続部材1の基板側配線22aとの接続不良が防止され、表示の信頼性が向上する。
【0013】
尚、本実施形態では、単純マトリクス液晶パネルを用いた装置を一例として挙げたが、本発明はこれに限らず、液晶を挟持する2枚の基板11,12の内側面端部にそれぞれ接続端子部14が設けられており、両基板11,12の接続端子部14を一方の基板の外側面に配されたプリント基板に接続する構成の液晶表示装置であれば適用可能である。
また本実施形態ではFPC15を用いたが、これに限らず、各種のプリント基板が使用可能である。テープ状接続部材1の材質、形状等は図示したものに限らず本発明に適用可能な範囲で適宜変更可能である。
また上基板11に使用するテープ状接続部材16と下基板12に使用するテープ状接続部材1とは必ずしも同一構成でなくてもよいが、本実施形態のように両者を同一構成とすると部材を共用化することができるので、部品点数の削減を図れるという利点がある。
また、本実施形態においては、表示部13の長辺方向の一端部に下基板12の接続端子部14をはみ出させ、ここにテープ状接続部材1を折り曲げずに使用したが、基板の寸法を変更して、表示部13の短辺方向の一端部に下基板12の接続端子部14をはみ出させ、これについてテープ状接続部材1を折り曲げずに使用してもよい。この場合には、表示部13の短辺方向において、装置の長さを縮小することができ、取り扱い性が良くなる。さらに基板および表示部の形状は長方形に限らず、適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、液晶を挟持する2枚の基板の内側面端部にそれぞれ設けられた接続端子部を、一方の基板の外側面に配されたプリント基板に接続する際に、プリント基板が配されている側の一方の基板については、テープ状接続部材を折り曲げて使用し、他方の基板についてはテープ状接続部材を折り曲げないで使用することにより、基板の接続端子部とFPCとの接続構造における剥がれや断線を防止して信頼性を向上することができる。また、テープ状接続部材を折り曲げずに使用することによって、折り曲げ部のはみ出しを無くして取り扱い性を向上させるこことができるとともに、装置の小型化を図ることも可能となる。
更に本発明について、他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材が、一方の基板と他方の基板との段差部上に配されており、該段差部とテープ状接続部材との間隙に防湿コート剤が塗布されているので、両基板の段差部とテープ状接続部材との間隙から、接続端子部の入力端子とテープ状接続部材の配線との接合部分へ、水分が侵入するのを防止することができるので、品質、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施形態を示した外観図である。
【図2】本発明で用いられるテープ状接続部材の例を示したもので(a)は平面図、(b)は(a)中B−B線に沿う断面図である。
【図3】図1中III−III線に沿う断面図である。
【図4】従来の液晶表示装置の一例を示す外観図である。
【図5】図4中V−V線に沿う断面図である。
【図6】図4中VI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1,16,…テープ状接続部材、11…上基板、12…下基板、
13…表示部、14…接続端子部、15…FPC(プリント基板)、
21…樹脂テープ、22…配線、23…ICチップ、30…段差部、
31,32…防湿コート剤。
Claims (4)
- 内側面に複数の透明電極が設けられた表示部を有するとともに、該内側面の一端部に前記透明電極にそれぞれ接続する入力端子が設けられた接続端子部を有する2枚の基板が、前記表示部が互いに対向し、かつ前記接続端子部が設けられている一端部は相手の基板の外方に位置するように対向配置されて、該2枚の基板間に液晶が封入された液晶表示装置であって、前記2枚の基板の接続端子部はそれぞれ可撓性を有するテープ上に導電膜からなる配線が設けられたテープ状接続部材を介して、前記2枚の基板の一方の基板の外側面上に配されたプリント基板に接続されており、前記一方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は断面略U字状に折り曲げられており、他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は折り曲げられていないとともに、
前記他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材が、一方の基板と他方の基板との段差部上に配されており、該段差部とテープ状接続部材との間隙に防湿コート剤が塗布されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記テープ状接続部材が、樹脂テープの一面上にICチップが設けられ、他面上に導電膜からなる配線が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記テープ状接続部材の前記導電膜が形成されている面に前記プリント基板が接触した状態で、前記テープ状接続部材と前記プリント基板とが半田付けされていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記他方の基板の接続端子部に接続された前記テープ状接続部材は、前記テープ状接続部材の一方の端部が前記基板の接続端子部と接続されており、該テープ状接続部材の一方の端部の端縁と前記基板との間に防湿コート剤が塗布されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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