JP2001205470A - レーザ加工用マスク及びその製造方法 - Google Patents

レーザ加工用マスク及びその製造方法

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    • G03F1/20Masks or mask blanks for imaging by charged particle beam [CPB] radiation, e.g. by electron beam; Preparation thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光照射に起因する発熱により変形を生
じることの無いレーザ加工用のマスクを提供すること。 【解決手段】 レーザ加工用の加工パターンを持つマス
ク10を、前記加工パターンを持つ金属材料によるマス
ク部材層12と、該マスク部材層を上下両面から挟んで
いるレーザ光の透過材料より成る第1、第2の基板部材
11、13とで形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ発振器から
のレーザ光を、あらかじめ定められた加工パターンを持
つマスクを通してワークに照射することにより、ワーク
に対して加工パターンで規定された加工を行うレーザ加
工装置用のマスク及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームをプリント配線基板の樹脂
層に照射して穴あけを行うレーザ穴あけ加工装置が提供
されている。特に、最近では、複数の穴あけを一括して
行うレーザ穴あけ加工装置も提供されている。図2を参
照して、その一例を説明する。図2において、CO2
ーザ発振器21からのパルス状レーザ光を均一光学系2
2に入射させてその断面に関するエネルギー密度分布を
均一にする。均一光学系22を出たレーザ光は折り返し
ミラー23で下方に折り返され、変換光学系24に入射
される。変換光学系24は、レーザ光の断面形状を円形
あるいは矩形状から一定の幅W及び長さLを持つ線状の
レーザ光に変換するためのものである。このため、変換
光学系24は、幅Wを規定するためのシリンドリカルレ
ンズ24−1と、長さLを規定するためのシリンドリカ
ルレンズ24−2とを有する。このような変換光学系2
4は周知であり、幅Wとしては数mm程度、長さLは数
十mm程度のサイズが得られている。
【0003】変換光学系24の直下には、マスク26を
一軸方向に駆動するためのマスクステージ25が配置さ
れている。マスク26は、後で説明されるように、プリ
ント配線基板の樹脂層のようなワーク27に対する加工
パターンを規定する多数の穴を有する。マスクステージ
25とワーク27との間には、イメージングレンズ28
が配置されている。イメージングレンズ28は、ワーク
27に投影されるマスク26の加工パターンの縮小比を
規定するためのものである。ここでは、縮小比は1:1
とする。
【0004】ワーク27は、少なくともマスクステージ
25と同軸方向かつ逆向きに可動のワークステージ29
に搭載されている。特に、マスクステージ25とワーク
ステージ29とは、図示しない制御装置により同期して
駆動するように制御される。
【0005】図3は、マスク26と変換光学系24によ
り変換された線状のレーザ光の断面形状との関係を示
す。マスク26は、矢印で示す移動方向に関して一定ピ
ッチPで複数の穴26−1がランダムに形成されて成る
加工パターンを持つ。線状のレーザ光は、幅Wが穴26
−1の直径より大きく、長さLがマスク26の幅方向に
関する加工パターンの範囲よりも大きくなるようにされ
る。図3に斜線を付して示した線状のレーザ光の照射域
を横切るようにマスク26が通過することにより、マス
ク26の一列の穴26−1を透過した複数のレーザビー
ムがイメージングレンズ28を通してワーク27に照射
される。特に、マスクステージ25の移動とワークステ
ージ29の移動とが同じ軸方向で逆向きに同期するよう
に制御されるので、ワーク27にはマスク26の加工パ
ターンによる穴あけが一列ずつ順に連続して行われる。
勿論、CO2 レーザ発振器21からのレーザ光のパルス
周波数は、マスクステージ25における1ピッチ当たり
の移動に同期するように設定される。例えば、マスク2
6の同じ列の穴26−1にはレーザ光のエネルギー強度
に応じて少なくとも1回、必要であれば2回レーザ光が
照射される。これは、ワーク27の同じ領域に少なくと
も1回、必要であれば2回のレーザビームの照射が行わ
れる。その結果、レーザビームが照射されたワーク27
の領域には穴が形成される。
【0006】上記の例は、レーザ光が固定で、マスクス
テージ25、ワークステージ29が可動の場合の例であ
る。これに代えて、ワークに形成される穴の直径、列方
向の間隔、ピッチがすべて同じでかつレーザ光のパルス
幅がμsecオーダである場合、図4に示されるよう
な、一列分の穴26−1´を持つマスク26´が使用さ
れる。この場合、マスクステージは不要であり、変換光
学系24からの線状のレーザ光は常時固定状態におかれ
ているマスク26´に照射され、ワークステージ29の
みが図4中、矢印方向に可動であれば良い。
【0007】更に、マスク26を固定とし、線状のレー
ザ光をガルバノスキャナによりマスク26上で一軸方向
にスキャンしてワーク27に照射する場合もある。この
場合、ワークステージ29は、ガルバノスキャナによる
スキャン終了後、ワーク27の次の加工領域をガルバノ
スキャナによるスキャン領域に移動させるために用いら
れる。
【0008】いずれにしても、上記の穴あけ加工により
形成される穴の直径は50〜100μm程度である。こ
の場合、イメージングレンズ28の縮小比を1:1とす
ると、マスク26に形成する穴26−1の直径も50〜
100μmとなる。マスク26は、通常、金属材料で作
られ、穴26−1のアスペクト比(穴の直径と深さの
比)は1程度である。従って、穴26−1の直径が50
μmであればマスク26の厚さも50μmとなる。これ
は、図4に示されたマスク26´の場合にも同様であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な厚さのマスクでは、穴26−1の密度が大きくなる
と、レーザ光照射による熱の逃げ量が少ないので、マス
ク26が高温になって変形してしまうという問題点があ
る。マスク26が変形すると、加工される穴の位置がず
れたり、穴の形状が歪んだりしてしまう。
【0010】そこで、本発明の課題は、レーザ光照射に
起因する発熱により変形を生じることの無いレーザ加工
用のマスクを提供することにある。
【0011】本発明はまた、上記のマスクに適した製造
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、あらか
じめ定められた加工パターンを持つレーザ加工用マスク
であって、前記マスクを、前記加工パターンを持つ金属
材料によるマスク部材と、該マスク部材を上下両面から
挟んでいるレーザ光の透過材料より成る基板部材とで形
成したことを特徴とするレーザ加工用マスクが提供され
る。
【0013】具体的には、本発明によるレーザ加工用マ
スクは、レーザ発振器からのレーザ光を、あらかじめ定
められた加工パターンを持つマスクを通してワークに照
射することにより、前記ワークに対して前記加工パター
ンで規定された加工を行うレーザ加工装置に適用され、
前記マスクを、前記加工パターンを持つ金属材料による
マスク部材と、該マスク部材を上下両面から挟んでいる
レーザ光の透過材料より成る2枚の基板部材とで形成し
たことを特徴とする。
【0014】前記マスク部材はAu、Cu、Ni、ベリ
リウム銅のいずれかであり、前記基板部材はGe、Zn
S、ZnSeのいずれかで実現される。
【0015】前記レーザ発振器がCO2 レーザ発振器で
ある場合、前記マスク部材はAu、前記基板部材はGe
であることが好ましい。
【0016】本発明によればまた、あらかじめ定められ
た加工パターンを持つレーザ加工用マスクの製造方法が
提供される。この製造方法は、レーザ光の透過材料によ
る第1の基板部材の一面側に金属材料層を形成する第1
の工程と、前記金属材料層に前記加工パターンを形成す
る第2の工程と、前記加工パターンを形成された前記金
属材料層の、前記第1の基板部材が形成されていない側
に、前記第1の基板部材と同じ材料による第2の基板部
材を接合する第3の工程とを含むことを特徴とする。
【0017】具体的には、本発明によるレーザ加工用の
マスクの製造方法は、レーザ発振器からのレーザ光を、
あらかじめ定められた加工パターンを持つマスクを通し
てワークに照射することにより、前記ワークに対して前
記加工パターンで規定された加工を行うレーザ加工用の
マスクに適用され、レーザ光の透過材料による第1の基
板部材の一面側に金属材料層を形成する第1の工程と、
前記金属材料層に前記加工パターンを形成する第2の工
程と、前記加工パターンを形成された前記金属材料層の
上面側に、前記第1の基板部材と同じ材料による第2の
基板部材を接合する第3の工程とを含むことを特徴とす
る。
【0018】前記第1の工程は、蒸着法あるいはメッキ
法により行われる。
【0019】前記第2の工程は、リソグラフィ及びエッ
チングあるいはレーザ加工により行われる。
【0020】前記第3の工程は、前記加工パターンを形
成された前記金属材料層と前記第1の基板部材の組合わ
せ体と前記第2の基板部材の少なくとも一方に面方向に
平行な高周波振動を与えることにより、前記金属材料層
と前記第2の基板部材との間の摩擦熱により両者を接合
することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の実施の
形態によるマスクの製造方法について説明する。ここで
は、レーザ発振器が、図2に示したようなCO2 レーザ
発振器である場合について説明する。
【0022】図1(a)において、CO2 レーザの波長
(9.3μm、9.4μm、あるいは10.6μm等)
に対して透過率の良いGeによる基板部材11(第1の
基板部材)の一面側に、蒸着により、Auを蒸着させて
厚さ50μm程度のマスク部材層12を形成する。蒸着
法に代えてメッキ法を用いても良い。
【0023】次に、図1(b)において、周知のリソグ
ラフィ技術とエッチング手法あるいはレーザ加工による
直接描画加工により、マスク部材層12に、加工パター
ンを規定する直径50μmの複数の穴12−1を形成す
る。
【0024】続いて、図1(c)において、多数の穴1
2−1を持つマスク部材層12の基板部材11とは反対
側の面に、基板部材11と同じ材料による基板部材13
(第2の基板部材)を載せて接合させる。接合の一手法
として、基板部材11とマスク部材層12との組み合わ
せ体、基板部材13の少なくとも一方を、面に平行な方
向に高周波数で振動させる。すると、マスク部材層12
と基板部材13との間に発生する摩擦熱により両者は接
着される。
【0025】その結果、アスペクト比1による直径50
μmの複数の穴12−1を持つマスク10が得られる。
なお、第1、第2の基板部材11、13の厚さは、数十
〜数百μm程度とする。
【0026】このようなマスク10によれば、マスク部
材層12の穴12−1に対応する部分にはGeしか無
く、CO2 レーザの透過性が良い。そして、Auのレー
ザ反射性は高く、吸収された熱は第1、第2の基板部材
11、13を通して放散されるので、高温になることは
なく、変形も生じない。また、第1、第2の基板部材1
1、13は、その間にあるマスク部材層12の熱による
変形を機械的に押さえ込んで抑制する効果もある。
【0027】次に、マスク10の各構成要素の材料とし
ては、以下の組合わせが考えられる。第1、第2の基板
部材11、13の材料としては、Geの外、ZnS(ジ
ンクサルファ)、ZnSe(ジンクセレン)を用いるこ
とができる。一方、マスク部材層12の材料としては、
Auの外、Cu、Ni、ベリリウム銅を用いることがで
きる。
【0028】中でも、好ましい組合わせは、Ge−A
u、Ge−Cu、Ge−Niである。Ge−Auの場合
には、ほとんど溶け合うことなく共晶合金となる。共晶
組成は、27at%Geで、共晶温度は356℃と低
く、低融点合金である。
【0029】Ge−Cuの場合、GeはCuに約10a
t%溶け込む。それよりGeの多い領域では、種々の金
属間化合物を形成し、約25at%以上ではCu3 Ge
とGeとの共晶合金(共晶点約640℃)となる。
【0030】また、Ge−Niの場合、GeはNiに約
12at%溶け込む。それよりGeの多い領域では、種
々の金属間化合物を形成し、約50at%以上ではNi
GeとGeとの共晶合金(共晶点約780℃)となる。
【0031】以上の説明から、合金になり易いという点
ではGe−Au系が最も好ましいが、低融点であるため
356℃で溶融するという点に留意する必要がある。G
eとAuは共晶合金になり易いので、GeとAuは一体
構造となって熱伝達がスムーズになる他、わずかにAu
で吸収されるレーザ光による発熱も第1、第2の基板部
材11、13を通じて逃げ易くなる。
【0032】上記の形態では、プリント配線基板の樹脂
層に穴あけを行うレーザ穴あけ加工装置に適用する場合
について説明したが、本発明によるマスクは、レーザ穴
あけ加工装置用のマスクに限定されるものでは無い。例
えば、一列状に配列された複数の微小なセラミック基板
にそれぞれ、一括して複数のレーザビームを照射して微
小な歪みを与える加工を行うためのレーザ歪み加工装置
に使用されるマスクにも適用され得る。
【0033】また、レーザ発振器もCO2 レーザ発振器
に限らず、他のレーザ発振器、例えばYAGあるいはY
LFレーザ発振器を使用でき、これに応じて第1、第2
の基板部材、マスク部材層の材料が選定される。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、第1、第2の基板部材によりマスク部材層の放熱が
行われ、しかもマスク部材層を機械的に押さえ込むこと
ができるので、レーザ光照射に起因する発熱により変形
を生じることの無いレーザ加工用のマスクを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマスクの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図2】本発明が適用され得る複数の穴の一括形成に用
いられるレーザ加工装置の構成の一例を示した図であ
る。
【図3】図2に示されたレーザ加工装置に用いられるマ
スクの一例と断面線状のレーザ光の断面形状との関係を
示した図である。
【図4】マスクの他の例と断面線状のレーザ光の断面形
状との関係を示した図である。
【符号の説明】
10 マスク 11 第1の基板部材 12 マスク部材層 13 第2の基板部材 22 均一光学系 23 折り返しミラー 24 変換光学系 24−1、24−2 シリンドリカルレンズ 25 マスクステージ 26 マスク 27 ワーク 28 イメージングレンズ 29 ワークステージ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められた加工パターンを持
    つレーザ加工用マスクであって、 前記マスクを、前記加工パターンを持つ金属材料による
    マスク部材と、該マスク部材を上下両面から挟んでいる
    レーザ光の透過材料より成る基板部材とで形成したこと
    を特徴とするレーザ加工用マスク。
  2. 【請求項2】 レーザ発振器からのレーザ光を、あらか
    じめ定められた加工パターンを持つマスクを通してワー
    クに照射することにより、前記ワークに対して前記加工
    パターンで規定された加工を行うレーザ加工装置におい
    て、 前記マスクを、前記加工パターンを持つ金属材料による
    マスク部材と、該マスク部材を上下両面から挟んでいる
    レーザ光の透過材料より成る2枚の基板部材とで形成し
    たことを特徴とするレーザ加工用マスク。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレーザ加工用マスクにお
    いて、前記マスク部材はAu、Cu、Ni、ベリリウム
    銅のいずれかであり、前記基板部材はGe、ZnS、Z
    nSeのいずれかであることを特徴とするレーザ加工用
    マスク。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレーザ加工用マスクにお
    いて、前記レーザ発振器はCO2 レーザ発振器であり、
    前記マスク部材はAu、前記基板部材はGeであること
    を特徴とするレーザ加工用マスク。
  5. 【請求項5】 あらかじめ定められた加工パターンを持
    つレーザ加工用マスクの製造方法において、 レーザ光の透過材料による第1の基板部材の一面側に金
    属材料層を形成する第1の工程と、 前記金属材料層に前記加工パターンを形成する第2の工
    程と、 前記加工パターンを形成された前記金属材料層の、前記
    第1の基板部材が形成されていない側に、前記第1の基
    板部材と同じ材料による第2の基板部材を接合する第3
    の工程とを含むことを特徴とするレーザ加工用マスクの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 レーザ発振器からのレーザ光を、あらか
    じめ定められた加工パターンを持つマスクを通してワー
    クに照射することにより、前記ワークに対して前記加工
    パターンで規定された加工を行うレーザ加工用のマスク
    の製造方法において、 レーザ光の透過材料による第1の基板部材の一面側に金
    属材料層を形成する第1の工程と、 前記金属材料層に前記加工パターンを形成する第2の工
    程と、 前記加工パターンを形成された前記金属材料層の上面側
    に、前記第1の基板部材と同じ材料による第2の基板部
    材を接合する第3の工程とを含むことを特徴とするレー
    ザ加工用マスクの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のレーザ加工用マスクの製
    造方法において、前記第1の工程は、蒸着法あるいはメ
    ッキ法により行われることを特徴とするレーザ加工用マ
    スクの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のレーザ加工用マスクの製
    造方法において、前記第2の工程は、リソグラフィ及び
    エッチングあるいはレーザ加工により行われることを特
    徴とするレーザ加工用マスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のレーザ加工用マスクの製
    造方法において、前記第3の工程は、前記加工パターン
    を形成された前記金属材料層と前記第1の基板部材の組
    合わせ体と前記第2の基板部材の少なくとも一方に面方
    向に平行な高周波振動を与えることにより、前記金属材
    料層と前記第2の基板部材との間の摩擦熱により両者を
    接合することを特徴とするレーザ加工用マスクの製造方
    法。
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