JP2001202102A - サーボ制御装置 - Google Patents

サーボ制御装置

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JP2001202102A JP2000012972A JP2000012972A JP2001202102A JP 2001202102 A JP2001202102 A JP 2001202102A JP 2000012972 A JP2000012972 A JP 2000012972A JP 2000012972 A JP2000012972 A JP 2000012972A JP 2001202102 A JP2001202102 A JP 2001202102A
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    • G05B9/02Safety arrangements electric
    • G05B9/03Safety arrangements electric with multiple-channel loop, i.e. redundant control systems
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/14Control arrangements for mechanically-driven presses
    • B30B15/148Electrical control arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボ制御装置の構成要素に異常が発生して
も負荷のサーボ制御を継続させる。 【解決手段】 サーボコントローラ3a,3bとサーボ
アンプ4a,4bと、サーボモータ5a,5bと、フィ
ードバック検出器6a,6bと、異常検出器7a,7b
とによりマスター側及びスレーブ側のサーボ制御回路2
a及び2bを構成し、各サーボモータ5a,5bを機械
的に連動させて1つの負荷に接続する。サーボアンプ4
bの上流側位置には、異常検出器7aにてサーボ制御回
路2aの異常が検出されると、サーボアンプ4bに入力
されるトルク指令値を、サーボコントローラ3a由来の
ものからサーボコントローラ3b由来のものへ切り替え
るトルク指令値選択器21を設ける。通常はサーボモー
タ5aと5bにより負荷のトルクマスタースレーブ制御
を行わせ、サーボ制御回路2a,2bのいずれかに異常
が生じたときは、異常の生じた側のサーボモータ5a又
は5bをフリーランさせ、正常な方のサーボ制御回路2
a又は2bにより負荷のサーボ制御を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷を駆動させるサ
ーボ制御装置に関するもので、特に、異常が発生しても
負荷が制御目標値に追従するようにサーボ制御するよう
にしたサーボ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】負荷として、たとえば、プレス機械のト
ランスファー機構を駆動するサーボ制御装置において
は、サーボ制御装置の構成要素(サーボコントローラ、
サーボアンプ、サーボモータ、フィードバック検出器
等)に異常が発生した場合でも、金型が停止するまでト
ランスファー機構が金型に同期して運動しないと、金型
とトランスファー機構が衝突するおそれがある。そのた
め、サーボ制御装置の構成要素に異常が発生した場合に
もサーボ制御を継続できるようにすることが必要であ
る。
【0003】上記、サーボ制御装置に異常が発生した場
合でもサーボ制御を継続できるようにする従来技術の1
つとして、トルクマスタースレーブ方式により1つの負
荷を2組のサーボアンプ及びサーボモータで駆動させる
ようにしたものがある。すなわち、図4に一例を示す如
く、制御目標指示器1で求められた制御目標値に負荷
(図示せず)が追従するように制御演算を行うサーボコ
ントローラ3と、該サーボコントローラ3からのトルク
指令値に基づいてサーボモータへ供給される電力を制御
するサーボアンプ4と、該サーボアンプ4から電力を供
給され負荷を駆動するサーボモータ5と、該サーボモー
タ5のフィードバック値を検出するためのフィードバッ
ク検出器6と、サーボコントローラ3、サーボアンプ
4、サーボモータ5及びフィードバック検出器6の異常
を検出して、制御目標指示器1とサーボアンプ4へ指令
を送るようにしてある異常検出器7とを、一組として備
え、上記サーボコントローラ3は、制御目標指示器1か
らの制御目標値とフィードバック検出器6からのフィー
ドバック値とに基いてトルク指令値を計算し、該計算さ
れたトルク指令値をサーボアンプ4へ入力し、サーボモ
ータ5がトルク指令値に従ってトルクを発生するように
サーボアンプ4からサーボモータ5への電力制御が行わ
れるようにしたものをマスター側サーボ制御回路2とし
て構成し、更に、予備のために、上記と同様な構成、機
能を有するサーボアンプ9と、サーボモータ10と、両
者の異常を検出して制御目標指示器1とサーボアンプ9
へ指令を送る異常検出器11とを備えたスレーブ側サー
ボ制御回路8を構成し、且つサーボモータ5と10が互
いに機械的に連動して負荷を駆動するように、該サーボ
モータ5と10により回転させられるようにしたシャフ
ト12と、シャフト12の回転を負荷に伝える動力伝達
機構13を設けて、負荷を駆動するようにしたものがあ
る。
【0004】又、別な従来技術としては、特開平2−8
7985号公報に開示されたサーボ制御装置がある。こ
れは、図5に示す如く、交流電流をコンバータ部15の
単相整流回路16を用いて直流電流に変換し、前記直流
電流に基づいて3相ACサーボモータ17を駆動制御す
るACサーボモータ駆動制御回路14において、前記A
Cサーボモータ17の3相の電源線の中、いずれか2つ
の電源線と前記コンバータ部15を構成する平滑用コン
デンサ18とを異常時において直列に接続するリレー1
9,20を備え、前記リレー19,20を用いてACサ
ーボモータ17と平滑用コンデンサ18とを直列接続す
ることで前記平滑用コンデンサ18に蓄積された静電エ
ネルギを前記ACサーボモータ17に供給し固定磁界を
生成することでACサーボモータ17を停止させるよう
にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示し
たトルクマスタースレーブ方式による方法では、サーボ
コントローラ3及びフィードバック検出器6は1組しか
存在せず、サーボアンプ4,9はともに1つのサーボコ
ントローラ3からトルク指令を受けている構成であるこ
とから、該サーボコントローラ3やフィードバック検出
器6に異常が発生した場合には、サーボモータ5,10
はともに制御不能になり、この場合、サーボモータ5及
び10は2台ともフリーラン状態にせざるを得ないこと
になる。そのため、負荷が運動中に、サーボコントロー
ラ3やフィードバック検出器6に異常が発生した場合に
負荷を停止させる際に、負荷を停止させる方法として
は、摩擦力により自然に停止するのを待つ方法、機
械ブレーキの発生する制動力を用いる方法、サーボモ
ータ5又は10の電機子を短絡することによるダイナミ
ックブレーキを用いる方法のいずれかを用いる必要があ
るが、の方法では、一般に、サーボモータにより駆動
される負荷に働く摩擦力は小さいので負荷が大きく過走
するという問題があり、の方法では、機械ブレーキが
作動するまでの時間の遅れが大きいため負荷の過走距離
が長くなるという問題があり、の方法では、ダイナミ
ックブレーキが機械的に動作するコンタクタでオンオフ
されるため、該ダイナミックブレーキが動作するまでの
時間遅れが大きくて負荷が過走すること、及び、サーボ
モータ5及び10としては、交流モータが使用できず、
直流モータしか使用できないという問題がある。又、上
記のいずれの方法においても、負荷がフリーラン
状態となってから以降は、負荷の位置、速度制御が不可
能になるという問題がある。
【0006】一方、図5に示したACサーボモータ駆動
制御回路14では、負荷の過走は防止されるが、負荷の
位置、及び、速度制御は不可能になるという問題があ
り、更に、ACサーボモータ17は1台しかないので、
該ACサーボモータ17に異常が発生した場合には、サ
ーボ制御不能になるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、サーボコントローラ、
サーボアンプ、サーボモータ及びフィードバック検出器
のいかなる部分に異常が発生した場合にも、負荷が制御
目標値に追従するように制御を継続することができるサ
ーボ制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために制御目標指示器で設定した制御目標値に負
荷が追従するように制御計算を行うサーボコントローラ
と、該サーボコントローラからの指令値に基づいてサー
ボモータへ供給される電力を制御するサーボアンプと、
サーボアンプから電力を供給され負荷を駆動するサーボ
モータと、サーボモータの作動状態を検出してサーボコ
ントローラにフィードバックするフィードバック検出器
とを備えて、単独で負荷をサーボ制御できるようにした
サーボ制御回路を複数組設け、該各サーボ制御回路のサ
ーボモータを、機械的に連動させて動力伝達機構を介し
1つの負荷を駆動できるようにし、更に、上記複数組の
サーボ制御回路のいずれかに異常が発生した場合に、正
常なサーボ制御回路により負荷のサーボ制御を継続させ
るようにしてなる構成とする。
【0009】各サーボ制御回路のいずれにも異常が発生
していない状態では、各サーボ制御回路により共同し
て、負荷が制御目標値に追従するようにサーボ制御が行
われる。
【0010】いずれかのサーボ制御回路のサーボコント
ローラ、サーボアンプ、サーボモータ、フィードバック
検出器のいずれかに異常が発生した場合には、異常が発
生したサーボ制御回路においてサーボアンプからサーボ
モータへの電力供給を打ち切り、該サーボモータをフリ
ーランさせることで、正常なサーボ制御回路により、負
荷が制御目標値に追従するように制御が継続される。
【0011】したがって、いずれかのサーボ制御回路に
異常が発生したときに、制御目標指示器が負荷を停止さ
せるような制御目標値を生成するようにすると、他の正
常なサーボ制御回路により制御が継続され、負荷は制御
目標値に追従して停止させられるようになる。
【0012】更に、複数組のサーボ制御回路の1つをマ
スター側サーボ制御回路とし、他をスレーブ側サーボ制
御回路とし、且つ該スレーブ側サーボ制御回路のサーボ
アンプの上流側位置に、スレーブ側のサーボアンプに対
して通常はマスター側のサーボコントローラより指令が
入力されるようにし、且つマスター側サーボ制御回路に
何らかの異常が発生した場合にスレーブ側のサーボコン
トローラより指令値が入力されるように切替作動する指
令値選択器を設けた構成とすることにより、マスター側
及びスレーブ側のサーボ制御回路のいずれにも異常が発
生していない状態では、マスター側及びスレーブ側の両
サーボモータにより、負荷が制御目標値に追従するよう
にマスタースレーブ制御を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1及び図2は本発明のサーボ制御装置の
実施の一形態を示すもので、サーボコントローラ3a,
3bと、サーボアンプ4a,4bと、サーボモータ5
a,5bと、フィードバック検出器6a,6bと、異常
検出器7a,7bとを、図4に示したマスター側サーボ
制御回路2と同様にそれぞれ配置構成してなる2組のサ
ーボ制御回路を設けて、一方をマスター側サーボ制御回
路2aとし且つ他方をスレーブ側サーボ制御回路2bと
し、上記マスター側サーボ制御回路2aのサーボモータ
5aとスレーブ側サーボ制御回路2bのサーボモータ5
bの軸を、一本のシャフト12の両端部に連結し、該シ
ャフト12に動力伝達機構13を介して図示しない1つ
の負荷を連結して、上記両サーボモータ5a及び5bに
より負荷を、制御目標指示器1で設定した制御目標値に
追従するように制御を行わせることができるようにし、
更に、上記スレーブ側サーボ制御回路2bにおける上記
サーボアンプ4bの上流側位置に、マスター側サーボ制
御回路2aの異常検出器7aからの信号に応じて切替作
動する指令値選択器としてのトルク指令値選択器21を
介在させた構成とし、マスター側サーボコントローラ3
aが計算したトルク指令値はマスター側サーボアンプ4
aに入力されるようにし、且つ、スレーブ側サーボアン
プ4bには、トルク指令値選択器21によりマスター側
又はスレーブ側のサーボコントローラ3a又は3bのい
ずれか一方よりトルク指令値が入力されるようにする。
【0015】上記制御目標指示器1は、上記負荷が追従
すべき制御目標値、たとえば位置目標値や速度目標値を
時々刻々生成し、サーボコントローラ3a及び3bへ指
示するようにしてある。又、上記フィードバック検出器
6a及び6bとしては、ロータリーエンコーダ、レゾル
バ又はパルスジェネレータ等によりシャフト12の回転
角やシャフト12の回転角速度等を検出するようにして
ある。上記動力伝達機構13としては、歯車、ラック−
ピニオン、チェーン、タイミングベルト等から構成され
るようにしてある。
【0016】上記各サーボコントローラ3a及び3b
は、それぞれ制御目標指示器1からの制御目標値と、そ
れぞれ対応するフィードバック検出器6a,6bからの
フィードバック値に基づいてサーボアンプ4a,4bに
指令するためのトルク指令値を計算する。制御目標値と
フィードバック値に基づいてトルク指令値を計算する方
法としては、たとえば、制御目標値とフィードバック値
が速度の場合には、PID制御や2自由度PID制御等
が使用可能である。又、制御目標値とフィードバック値
が位置の場合には、PID制御や2自由度PID制御に
より速度目標値を計算し、速度目標値と、位置フィード
バック値をサーボコントローラ3a,3b内で時間微分
することにより得られる速度フィードバック値との差に
比例したトルク指令値を計算する方法等がある。
【0017】図2は上記サーボコントローラ3aの一例
の詳細を示すもので、該サーボコントローラ3aは、制
御目標値が位置目標値であり、フィードバック値が位置
フィードバック値であり、制御目標値とフィードバック
値とに基づいてトルク指令値を計算する方法としてPI
D制御により速度目標値を計算し、該速度目標値と、位
置フィードバック値をサーボコントローラ3a内で時間
微分することによって得られる速度フィードバック値と
の差に比例したトルク指令値を計算する方法を用いる場
合のものを示してある。制御目標指示器1より入力され
る制御目標値とフィードバック検出器6aより入力され
る位置フィードバック値との差、すなわち位置偏差を計
算する減算器22と、該減算器22で算出した位置偏差
を入力してPID演算により速度目標値を計算するPI
D制御器23と、上記位置フィードバック値を時間微分
して速度フィードバック値を計算する微分器24と、上
記PID制御器23で得られる速度目標値と微分器24
で得られる速度フィードバック値との差、すなわち、速
度偏差を算出する減算器25と、該減算器25で得られ
る速度偏差にゲインを乗じてサーボアンプ4aに送るた
めのトルク指令値を計算する乗算器26とを備えた構成
とし、更に、フィードバック値の信号に異常がないかを
チェックして、たとえば、信号の電圧が小さすぎたりパ
リティチェックの結果が不正な場合に異常と判定して異
常信号を発するフィードバック値チェック器27と、減
算器22で計算される位置偏差が過大な場合に異常と判
定して異常信号を発する過大判定器28と、減算器25
で計算される速度偏差が過大な場合に異常と判断して異
常信号を発する過大判定器29と、サーボコントローラ
3a内の演算回路の動作を監視して、万一タイムアウト
した場合に異常と判定し、異常信号を発するウォッチド
ッグタイマ30とを備えた構成としてある。なお、フィ
ードバック値チェック器27、各過大判定器28及び2
9及びウォッチドッグタイマ30から発せられた異常信
号はすべて異常検出器7aへ送られるようにしてある。
又、サーボコントローラ3bも上記サーボコントローラ
3aと同様の構成としてある。
【0018】各サーボアンプ4a及び4bは、それぞれ
対応するサーボモータ5a及び5bがトルク指令値に従
ってトルクを発生させることができるように電力制御を
行い、該制御された電力をそれぞれ対応するサーボモー
タ5a及び5bに供給するようにしてある。なお、電力
制御を行う方法としては、たとえば、ベクトル制御に基
づいてIGBTやパワートランジスタをオンオフしパル
ス幅変調(PWM)制御を行う方法等を用いるようにす
る。
【0019】各サーボモータ5a及び5bは、それぞれ
対応するサーボアンプ4a及び4bから供給される電力
によりトルク指令値に従ってトルクを発生させ、シャフ
ト12を回転させることにより、動力伝達機構13を介
して負荷が制御目標値に追従するように駆動することが
できるようにしてある。
【0020】マスター側及びスレーブ側の各サーボ制御
回路2a及び2bの各異常検出器7a及び7dは、それ
ぞれ対応するサーボコントローラ3a及び3b、サーボ
アンプ4a及び4b、サーボモータ5a及び5b、フィ
ードバック検出器6a及び6bにおける異常を検出する
ようにしてあり、該各検出方法としては以下のようなも
のがある。
【0021】先ず、サーボコントローラ3a及び3bに
おける異常の検出方法としては、たとえば、ウォッチド
ッグタイマ30のタイムアウトにより演算回路の異常を
検出する方法、制御目標値とフィードバック値との偏差
が過大であることにより制御の異常を検出する方法、フ
ィードバック検出器6a及び6bからの信号の電圧の過
小やパリティの異常などによりフィードバック値の読み
込みの異常を検出する方法等がある。
【0022】次に、サーボアンプ4a及び4bにおける
異常の検出方法としては、たとえば、図示しないウォッ
チドッグタイマのタイムアウトにより演算回路の異常を
検出する方法や、図示しない電力制御素子を流れる電流
が過大であることを検出することにより制御ないし回路
の異常を検出する方法や、図示しない電力制御素子の温
度を測定し温度が過度に上昇していることを検出するこ
とにより制御ないし回路の異常を検出する方法等があ
る。
【0023】又、サーボモータ5a及び5bにおける異
常の検出方法としては、たとえば、図示しないモータ本
体に埋め込んだ温度センサにより温度を測定し、温度が
過度に上昇していることにより制御ないし回路の異常を
検出する方法等がある。
【0024】更に、フィードバック検出器6a及び6b
における異常の検出方法としては、たとえば、上記各フ
ィードバック検出器6a及び6bが光学式エンコーダを
用いた形式としてあるものでは、該光学式エンコーダに
おいて光量を測定し、光量が不足していれば異常と判定
する方法等がある。
【0025】トルク指令値選択器21は、異常が発生し
ていない場合には、スレーブ側のサーボアンプ4bに、
マスター側サーボコントローラ3aよりトルク指令値が
入力されるように切り替わっており、マスター側サーボ
制御回路2aに何らかの異常が発生した場合にのみ上記
サーボアンプ4bにスレーブ側のサーボコントローラ3
bよりトルク指令値が入力されるようにすると、マスタ
ー側及びスレーブ側のサーボ制御回路2a及び2bのい
ずれにも異常が発生していない状態では、マスター側の
サーボコントローラ3aによるトルク指令値がマスター
側サーボアンプ4aと、トルク指令値選択器21を介し
てスレーブ側サーボアンプ4bに入力され、これにより
マスター側及びスレーブ側の両サーボモータ5a及び5
bにより、負荷が制御目標値に追従するようにトルクマ
スタースレーブ制御が行われる。この際、スレーブ側の
サーボコントローラ3bにより計算されたトルク指令値
は使用されない。
【0026】マスター側サーボ制御回路2aのサーボコ
ントローラ3a、サーボアンプ4a、サーボモータ5
a、フィードバック検出器6aのいずれかに異常が発生
して、異常検出器7aにより異常が検出された場合に
は、該異常検出器7aからの信号によりマスター側サー
ボアンプ4aはサーボモータ5aへの電力供給を打ち切
り、該サーボモータ5aはフリーランさせられる。又、
上記異常検出器7aからの信号により、トルク指令値選
択器21が切り替えられ、スレーブ側サーボアンプ4b
にスレーブ側サーボコントローラ3bからのトルク指令
値が入力されるようになり、スレーブ側サーボ制御回路
2bのサーボコントローラ3b、サーボアンプ4b、サ
ーボモータ5b、フィードバック検出器6bから構成さ
れる制御ループにより、負荷が制御目標値に追従するよ
うに制御が継続される。この際、トルク指令値選択器2
1が切り替えられる以前から、スレーブ側のサーボコン
トローラ3bはトルク指令値の計算を行っていることか
ら、過去の制御履歴に依存する値、たとえば、積分要素
の出力等も適切な値となり、これによりトルク指令値選
択器21が切り替わる前後で、サーボアンプ4bへのト
ルク指令値は滑らかに繋がるようになる。
【0027】一方、スレーブ側サーボ制御回路2bのサ
ーボコントローラ3b、サーボアンプ4b、サーボモー
タ5b、フィードバック検出器6bのいずれかに発生し
た異常が異常検出器7bで検出されたときには、スレー
ブ側のサーボアンプ4bはサーボモータ5bへの電力供
給を打ち切り、該サーボモータ5bはフリーランさせら
れる。これにより、マスター側サーボ制御回路のサーボ
コントローラ3a、サーボアンプ4a、サーボモータ5
a、フィードバック検出器6aから構成される制御ルー
プにより負荷が制御目標値に追従するように制御が継続
される。
【0028】したがって、上記マスター側又はスレーブ
側のいずれか一方においてサーボ制御回路2a又は2b
の異常が異常検出器7a又は7bで検出されたときに、
制御目標指示器1が負荷を停止させるような制御目標値
を生成するようにすると、マスター側又はスレーブ側の
いずれか一方の正常なサーボ制御回路2a又は2bによ
り制御が継続されることから、負荷は制御目標値に追従
して停止させられるようになる。
【0029】なお、上記サーボモータ5a又は5bへの
電力供給を打ち切る方法としては、IGBTやパワート
ランジスタのゲートを制御する信号をオフにする方法
や、コンタクタを開く方法等により行うようにすればよ
い。
【0030】このように、本発明のサーボ制御装置によ
れば、構成要素としての、サーボコントローラ3a,3
b、サーボアンプ4a,4b、サーボモータ5a,5
b、フィードバック検出器6a,6bのいかなる部分に
異常が発生した場合にも、負荷が制御目標値に追従する
ようにサーボ制御を継続することができ、又、異常が発
生した場合には、サーボモータ5a,5bが電気的に発
生する制動力により負荷を停止させることが可能とな
り、負荷の暴走を防止することができる。したがって、
上記サーボ制御装置を、プレス機械のトランスファー機
構を駆動するサーボ制御装置として適用した場合には、
たとえサーボ制御装置にいかなる異常が発生した場合で
あっても、金型が停止するまでトランスファー機構を金
型に同期して運動させることができ、該金型とトランス
ファー機構が衝突することを回避することができ、更
に、プレス機械のトランスファー機構の如く負荷の可動
範囲が狭い場合には、異常発生時に負荷としてのトラン
スファー機構の過走を防止することができ、プレス機械
の破損を防止することができ、該プレス機械の稼動率を
高めることができる。
【0031】又、本装置を構成する電気回路は、リレー
接点等の経年劣化する部品を使用せずに構成することが
できることから、長期間にわたり安定して動作させるこ
とができる。
【0032】次に、図3は本発明の実施の他の形態を示
すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成とし
てあるマスター側サーボ制御回路2aと、図1及び図2
に示したスレーブ側サーボ制御回路と同様な構成として
ある3組のサーボ制御回路2b,2c,2dを設けて、
該4組のサーボ制御回路2a,2b,2c,2dを互い
に機械的に連動させて、図示しない1つの負荷を、制御
目標指示器1で設定した制御目標値に追従するように制
御を行わせるようにしたものである。
【0033】上記各スレーブ側サーボ制御回路2b,2
c,2dに設けた各トルク指令値選択器21は、以下の
ように構成されている。サーボ制御回路2bに設けたト
ルク指令値選択器21は、異常検出器7aがサーボ制御
回路2aの異常を検出していない場合にはサーボコント
ローラ3aからのトルク指令値を、異常検出器7aがサ
ーボ制御回路2aの異常を検出している場合にはサーボ
コントローラ3bからのトルク指令値を選択し、サーボ
アンプ4bへ出力する。サーボ制御回路2cに設けたト
ルク指令値選択器21は、異常検出器7aがサーボ制御
回路2aの異常を検出していない場合にはサーボコント
ローラ3aからのトルク指令値を、異常検出器7aがサ
ーボ制御回路2aの異常を検出しており且つ異常検出器
7bがサーボ制御回路2bの異常を検出していない場合
にはサーボコントローラ3bからのトルク指令値を、異
常検出器7aがサーボ制御回路2aの異常を検出してお
り且つ異常検出器7bがサーボ制御回路2bの異常を検
出している場合にはサーボコントローラ3cからのトル
ク指令値を選択し、サーボアンプ4cへ出力する。サー
ボ制御回路2dに設けたトルク指令値選択器21は、異
常検出器7aがサーボ制御回路2aの異常を検出してい
ない場合にはサーボコントローラ3aからのトルク指令
値を、異常検出器7aがサーボ制御回路2aの異常を検
出しており且つ異常検出器7bがサーボ制御回路2bの
異常を検出していない場合にはサーボコントローラ3b
からのトルク指令値を、異常検出器7aがサーボ制御回
路2aの異常を検出しており且つ異常検出器7bがサー
ボ制御回路2bの異常を検出しており且つ異常検出器7
cがサーボ制御回路2cの異常を検出していない場合に
はサーボコントローラ3cからのトルク指令値を、異常
検出器7aがサーボ制御回路2aの異常を検出しており
且つ異常検出器7bがサーボ制御回路2bの異常を検出
しており且つ異常検出器7cがサーボ制御回路2cの異
常を検出している場合にはサーボコントローラ3dから
のトルク指令値を選択し、サーボアンプ4dへ出力す
る。
【0034】なお、31はスレーブ側サーボモータ5c
及び5dの軸を両端部に接続したシャフト、32はシャ
フト12と31を機械的に連動させて図示しない負荷を
駆動させるための動力伝達装置であり、該動力伝達機構
32は、図示しない歯車、ラック−ピニオン、チェー
ン、タイミングベルト等から構成されるようにしてあ
る。
【0035】その他、図1に示したものと同一のものに
は同一符号が付してあり、且つスレーブ側サーボ制御回
路2c及び2dの各構成要素には対応する構成要素の符
号のアルファベットをc又はdに替えた符号が付してあ
る。
【0036】本実施の形態によれば、たとえば、異常検
出器7aがサーボ制御回路2aの異常を検出し且つ異常
検出器7bがサーボ制御回路2bの異常を検出している
場合には、サーボ制御回路2cのサーボコントローラ3
cからのトルク指令値が、サーボアンプ4c及び4dへ
出力される。すなわち、正常である2組のサーボ制御回
路2c,2dのうち、サーボ制御回路2cがマスター、
サーボ制御回路2dがスレーブとなり、トルクマスター
スレーブ方式による制御が継続され、負荷が制御目標指
示器1からの制御目標値に追従するように制御される。
【0037】又、たとえば、異常検出器7aがサーボ制
御回路2aの異常を検出し且つ異常検出器7cがサーボ
制御回路2cの異常を検出している場合には、サーボ制
御回路2bのサーボコントローラ3bからのトルク指令
値が、サーボアンプ4b及び4dへ出力される。すなわ
ち、正常である2組のサーボ制御回路2b,2dのう
ち、サーボ制御回路2bがマスター、サーボ制御回路2
dがスレーブとなり、トルクマスタースレーブ方式によ
る制御が継続され、負荷が制御目標指示器1からの制御
目標値に追従するように制御される。
【0038】更に、たとえば、異常検出器7aがサーボ
制御回路2aの異常を検出し且つ異常検出器7bがサー
ボ制御回路2bの異常を検出し且つ異常検出器7cがサ
ーボ制御回路2cの異常を検出している場合には、サー
ボ制御回路2dのサーボコントローラ3dからのトルク
指令値が、サーボアンプ4dへ出力される。すなわち、
正常である1組のサーボ制御回路2dによる制御が継続
され、負荷が制御目標指示器1からの制御目標値に追従
するように制御される。
【0039】このように、各サーボ制御回路2a,2
b,2c及び2dのうち、たとえ同時に2組又は3組に
おいて異常が発生したとしても、残る正常な組のサーボ
制御回路2a,2b,2c,2dのいずれかによりトル
クマスタースレーブ方式によるサーボ制御を継続させる
ことができることから、信頼性をより高いものとするこ
とができる。
【0040】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、図1では、2台のサーボモータ3
a及び3bが1本のシャフト12の両端を駆動すること
により連動しているものを示したが、歯車を介して連動
する方法やタイミングベルトを介して連動する方法とし
てもよいこと、マスター側サーボ制御回路2aの異常が
異常検出器7aで検出されたときにはスレーブ側サーボ
コントローラ3bの制御ゲインを、又、スレーブ側サー
ボ制御回路2bの異常が異常検出器7bで検出されたと
きにはマスター側サーボコントローラ3aの制御ゲイン
をそれぞれ変化させるようにしてもよく、この場合に
は、異常発生時にサーボモータ5a又は5bの一方しか
動作しないことによる制御特性の変化を補償することが
できること、マスター側又はスレーブ側サーボ制御回路
2a又は2bの異常が異常検出器7a又は7bで検出さ
れたとき、制御目標指示器1は正常時に比べ加速度の最
大値を小さくした制御目標値を生成するようにしてもよ
く、この場合には、異常時にはサーボモータ5a又は5
bのどちらか一方しかトルクを発生しないため正常時の
制御目標値に追従させるためにはトルクが不足するよう
な場合にも本発明のサーボ制御装置を適用できること、
又、マスター側又はスレーブ側サーボ制御回路2a又は
2bの異常が異常検出器7a又は7bで検出されたと
き、制御目標指示器1が生成する制御目標値の種類、及
び、サーボコントローラ3a,3bがトルク指令値を計
算する方法を切り変えることも可能であること、たとえ
ば、正常時には制御目標指示器1は位置目標を生成しサ
ーボコントローラ3a,3bは位置フィードバック制御
を行い、異常検出器7a又は7bが異常を検出したとき
には制御目標指示器1は速度目標値を生成しサーボコン
トローラ3a,3bは速度フィードバックを行うように
切り変えるようにすることも可能であること、異常検出
器7a,7bの一部もしくは全部が、サーボコントロー
ラ3a,3bもしくはサーボアンプ4a,4bに集中し
て、あるいは分散して内蔵されている構成も可能であ
り、又、ある組のサーボコントローラ3a,3b、サー
ボアンプ4a,4b、サーボモータ5a,5b、フィー
ドバック検出器6a,6bが他の組のサーボコントロー
ラ3a,3b又はサーボアンプ4a,4bに内蔵されて
いる構成も可能であること、サーボコントローラ3a,
3bとサーボアンプ4a,4bが一体となっている構成
や、それぞれのサーボコントローラ3a,3bに制御目
標値を生成するための制御目標指示器が内蔵されている
構成、又は、サーボアンプ4a,4bを速度指令値を入
力することが可能なものとして、サーボコントローラか
らサーボアンプへトルク指令の代わりに速度指令を送る
構成も可能であること、図1では異常が発生していない
ときには2台のサーボモータ5aおよび5bがトルクマ
スタースレーブ方式で動作している場合を示している
が、サーボモータ5aと5bの間の機械的剛性が低い場
合には、トルク指令値選択器21を省略した構成、すな
わち、サーボアンプ4aはトルク指令値を常にサーボコ
ントローラ3aから受け取り、サーボアンプ4bはトル
ク指令値を常にサーボコントローラ3bから受け取る構
成も可能であること、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のサーボ制御装
置によれば、制御目標指示器で設定した制御目標値に負
荷が追従するように制御計算を行うサーボコントローラ
と、該サーボコントローラからの指令値に基づいてサー
ボモータへ供給される電力を制御するサーボアンプと、
サーボアンプから電力を供給され負荷を駆動するサーボ
モータと、サーボモータの作動状態を検出してサーボコ
ントローラにフィードバックするフィードバック検出器
とを備えて、単独で負荷をサーボ制御できるようにした
サーボ制御回路を複数組設け、該各サーボ制御回路のサ
ーボモータを、機械的に連動させて動力伝達機構を介し
1つの負荷を駆動できるようにし、更に、上記複数組の
サーボ制御回路のいずれかに異常が発生した場合に、正
常なサーボ制御回路により負荷のサーボ制御を継続させ
るようにしてなる構成としてあるので、サーボ制御装置
の構成要素であるサーボコントローラ、サーボアンプ、
サーボモータ及びフィードバック検出器のいかなる部分
に異常が発生した場合にも、負荷が制御目標値に追従す
るようにサーボ制御を継続することができ、又、異常が
発生した場合には、サーボモータが電気的に発生する制
動力により負荷を停止させることが可能となることか
ら、負荷の暴走を防止することができ、したがって、上
記サーボ制御装置を、プレス機械のトランスファー機構
を駆動するサーボ制御装置として適用した場合には、た
とえサーボ制御装置にいかなる異常が発生した場合であ
っても、金型が停止するまでトランスファー機構を金型
に同期して運動させることができ、該金型とトランスフ
ァー機構が衝突するおそれを回避することができ、更
に、プレス機械のトランスファー機構の如く負荷の可動
範囲が狭い場合には、異常発生時に負荷としてのトラン
スファー機構の過走を防止することができ、プレス機械
の破損を防止することができて、該プレス機械の稼動率
を高めることができることになり、又、本装置を構成す
る電気回路は、リレー接点等の経年劣化する部品を使用
せずに構成することができることから、長期間にわたり
安定して動作させることができるという優れた効果を発
揮し、更に、複数組のサーボ制御回路の1つをマスター
側サーボ制御回路とし、他をスレーブ側サーボ制御回路
とし、且つ該スレーブ側サーボ制御回路のサーボアンプ
の上流側位置に、スレーブ側のサーボアンプに対して通
常はマスター側のサーボコントローラより指令が入力さ
れるようにし、且つマスター側サーボ制御回路に何らか
の異常が発生した場合にスレーブ側のサーボコントロー
ラより指令値が入力されるように切替作動する指令値選
択器を設けた構成とすることにより、マスター側及びス
レーブ側のサーボ制御回路のいずれにも異常が発生して
いない状態では、マスター側及びスレーブ側の両サーボ
モータにより、負荷が制御目標値に追従するようにマス
タースレーブ制御を行うことができるという効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーボ制御装置の実施の一形態を示す
概要図である。
【図2】図1のサーボ制御装置に用いるサーボコントロ
ーラの一例の詳細を示す拡大図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示す概要図である。
【図4】従来のサーボ制御装置の一例を示す概要図であ
る。
【図5】従来のサーボ制御装置の他の例を示す概要図で
ある。
【符号の説明】
1 制御目標指示器 2a マスター側サーボ制御回路(サーボ制御回路) 2b,2c,2d スレーブ側サーボ制御回路(サーボ
制御回路) 3a,3b,3c,3d サーボコントローラ 4a,4b,4c,4d サーボアンプ 5a,5b,5c,5d サーボモータ 6a,6b,6c,6d フィードバック検出器 21 トルク指令値選択器(指令値選択器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E090 GA03 5H209 AA05 AA06 BB08 CC01 DD02 DD03 DD04 DD05 DD18 EE05 EE06 HH13 SS01 SS04 SS07 TT01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御目標指示器で設定した制御目標値に
    負荷が追従するように制御計算を行うサーボコントロー
    ラと、該サーボコントローラからの指令値に基づいてサ
    ーボモータへ供給される電力を制御するサーボアンプ
    と、サーボアンプから電力を供給され負荷を駆動するサ
    ーボモータと、サーボモータの作動状態を検出してサー
    ボコントローラにフィードバックするフィードバック検
    出器とを備えて、単独で負荷をサーボ制御できるように
    したサーボ制御回路を複数組設け、該各サーボ制御回路
    のサーボモータを、機械的に連動させて動力伝達機構を
    介し1つの負荷を駆動できるようにし、更に、上記複数
    組のサーボ制御回路のいずれかに異常が発生した場合
    に、正常なサーボ制御回路により負荷のサーボ制御を継
    続させるようにしてなる構成を有することを特徴とする
    サーボ制御装置。
  2. 【請求項2】 複数組のサーボ制御回路の1つをマスタ
    ー側サーボ制御回路とし、他をスレーブ側サーボ制御回
    路とし、且つ該スレーブ側サーボ制御回路のサーボアン
    プの上流側位置に、スレーブ側のサーボアンプに対して
    通常はマスター側のサーボコントローラより指令が入力
    されるようにし、且つマスター側サーボ制御回路に何ら
    かの異常が発生した場合にスレーブ側のサーボコントロ
    ーラより指令値が入力されるように切替作動する指令値
    選択器を設けた請求項1記載のサーボ制御装置。
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