JP5459199B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源管理装置やモータを備える画像形成装置に関する。
特許文献1には、モータドライバと複数のDC/DCコンバータを備えた1つの複合IC(Integrated Circuit)を使用した印刷装置が開示されている。この複合ICでは、特定のDC/DCコンバータが保護回路によって停止されたことをCPU(Central Processing Unit)に通知することができる。また、CPUから信号を出力することによって、複合IC自体の電源をオフすることなく、停止されたDC/DCコンバータを復帰させることができる。
特開2006−20495号公報
しかし、発熱対策や、ノイズ対策等の理由により、モータドライバと複数のDC/DCコンバータを備えた複合ICを、印刷装置に複数個使用する場合がある。この場合、特許文献1の技術では、CPUを介して複数の複合IC間での通信を行うことになる。しかし、CPUを介して通信を行う場合には、例えば異常が発生した複合ICからCPUが電源供給を受けている場合などには、CPUが正常に動作せずに、複合IC間での通信を行うことができない事態が発生しうる。この場合、ある複合ICが故障した旨を、他の複合ICに報知することができないため、2次的な故障が発生するおそれがあるため、使用者にとって不便である。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本願に記載の画像形成装置は、複数の電源管理装置と、画像形成に関連する情報処理を行う中央処理装置と、画像形成に用いられる可動部品を動作させる少なくとも1つのモータと、を備える画像形成装置である。複数の電源管理装置の各々は、モータを駆動する少なくとも1つ以上の駆動回路と、中央処理装置や外部装置などに電力を供給する少なくとも1つ以上の電力供給回路と、電源管理装置自身の機能に異常を検出する異常検出回路と、異常検出回路により異常を検出することに応じて、停止信号を他の電源管理装置へ出力する信号出力回路と、他の電源管理装置からの停止信号の入力を受け付ける受信回路と、受信回路で停止信号を受信するか、又は、異常検出回路で異常が検出されることに応じて、当該電源管理装置の動作を停止させる停止回路と、解除条件が満たされたことを検出することに応じて、電源管理装置の動作を復帰させる復帰回路と、を備えることを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、電源管理装置自身の機能に異常を検出することに応じて、当該電源管理装置の動作を停止させるとともに、停止信号を他の電源管理装置へ出力することができる。そして、他の電源管理装置では、停止信号を受信することに応じて、当該電源管理装置の動作を停止させることができる。よって、中央処理装置等の外部装置を介さずに、複数の電源管理装置同士が直接に停止信号を通信することができるため、外部装置が正常に動作しない場合などにおいても、確実に電源管理装置の動作を停止することが可能となる。これにより、2次的な故障が発生することを防止できるため、利用者の利便性を高めることができる。
また、請求項2に記載の画像形成装置では、何れかの電源管理装置において、中央処理装置に電力を供給する電力供給回路に異常が検出された場合には、複数の電源管理装置に備えられている、全ての電力供給回路の動作および全ての駆動回路の動作が停止される。中央処理装置に電力を供給する電力供給回路の異常は、重大な故障に発展するおそれがあるため、2次的な故障が発生することを確実に防止することが可能となる。そして、当該電源管理装置へ電源が再投入されたことを条件として、電力供給回路および駆動回路の動作が復帰される。これにより、ノイズ信号等によって、誤って電力供給回路等の動作が復帰してしまう事態を防止できる。よって、電源管理装置の動作を、確実に停止状態に維持することが可能となる。
また、請求項3に記載の画像形成装置では、何れかの電源管理装置において、電源管理装置の温度が所定温度を越えて上昇したことが検出された場合には、複数の電源管理装置に備えられている、全ての電力供給回路の動作および全ての駆動回路の動作が停止される。これにより、電源管理装置の熱暴走などの2次的な故障が発生することを、確実に防止することが可能となる。そして、当該電源管理装置への電源が再投入されたことを条件として、電力供給回路および駆動回路の動作が復帰される。これにより、電力供給回路等の動作を、確実に停止状態に維持することが可能となる。
また、請求項4に記載の画像形成装置では、何れかの電源管理装置において、駆動回路に異常が検出された場合には、複数の電源管理装置に備えられている、全ての駆動回路の動作が停止される。これにより、異常発生したモータが暴走することにより、モータの駆動系などにさらなる故障が発生してしまう事態を、確実に防止することが可能となる。また、電力供給回路は停止されないため、例えば中央処理装置を用いた各種の処理など、モータを用いない処理を続行することが可能となる。そして、当該電源管理装置へ復帰信号が入力されたことを条件として、駆動回路の動作が復帰される。これにより、電源を再投入するなどの操作を行うことなく、迅速および簡易に復帰を行うことが可能となる。
また、請求項5に記載の画像形成装置では、何れかの電源管理装置において、基準クロックに異常が検出された場合には、複数の電源管理装置に備えられている、全ての駆動回路の動作が停止される。これにより、異常発生したモータが暴走することにより、モータの駆動系などにさらなる故障が発生してしまう事態を、確実に防止することが可能となる。また、電力供給回路は停止されないため、例えば中央処理装置を用いた各種の処理など、モータを用いない処理を続行することが可能となる。そして、当該電源管理装置へ復帰信号が入力されたことを条件として、駆動回路の動作が復帰される。これにより、電源を再投入するなどの操作を行うことなく、迅速および簡易に復帰を行うことが可能となる。
また、キャリッジモータの駆動回路は、キャリッジを長時間往復運動させる必要があるため、他のモータの駆動回路に比して、発熱量が高い。そこで、請求項6に記載の画像形成装置では、キャリッジモータを駆動するための駆動回路を備える電源管理装置の回路規模を、他の電源管理装置に比して小さくしている。これにより、放熱性を高めること等ができるため、発熱対策を十分に行うことが可能となる。
また、オートシートフィードモータとペーパーフィードモータとは同時駆動されることが多い。そこで、請求項7に記載の画像形成装置では、オートシートフィードモータを駆動するための駆動回路を備える電源管理装置と、ペーパーフィードモータを駆動するための駆動回路を備える電源管理装置とが、別体の電源管理装置とされている。これにより、電源管理装置の各々における発熱量を、より低く抑えることが可能となる。
また、中央処理装置のコア部分に供給される電力が停止等してしまうと、中央処理装置の故障等が発生するおそれがあるため、コア部分に供給される電力は重要な電力である。そこで、請求項8に記載の画像形成装置では、中央処理装置のコア部分へ電力を供給するための電力供給回路を備える電源管理装置は、他の電源管理装置に比して回路規模が小さくされている。これにより、コア部分へ電力を供給する電力供給回路を備えた電源管理装置において、故障が発生する確率を低下させることや、発熱量を低下させることができる。よって、コア部分に電力を安定して供給することが可能となる。
画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 電源管理装置の詳細なブロック図(その1)である。 電源管理装置の詳細なブロック図(その2)である。 電源管理装置の異常発生時の動作一覧表(その1)である。 電源管理装置の異常発生時の動作一覧表(その2)である。 ジャム処理の動作フローである。 USB異常処理の動作フローである。
<画像形成装置の構成>
図1は、本願に係る画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いた画像形成装置である。図1に示すように、画像形成装置1は、CPUおよびASIC10、記録ヘッド11、USBホスト12、電源管理装置100および200、ペーパーフィードモータ131、オートドキュメントフィードモータ132、フラットベッドモータ133、キャリッジモータ231、オートシートフィードモータ232、を備える。
CPU(Central Processing Unit)は、画像形成に関連する情報処理を行う回路である。ASIC(Application Specific Integrated Circuit)は、キャリッジモータ231などの各種のモータや、記録ヘッド11を制御するための制御信号を生成する、特殊用途集積回路である。CPUおよびASIC10は、CPUやASIC、あるいはそれらが一体化された1チップICであるシステムICやLSIでもよい。
電源管理装置100および200は、各々、別体のIC(Integrated Circuit)として形成されている。電源管理装置100および200は、ペーパーフィードモータ131やキャリッジモータ231などの各種のモータを駆動するモータ駆動手段と、電力供給のためのDC/DCコンバータとを備えた複合ICである。即ち、本願に係る画像形成装置1は、複合ICを2つ用いた構成を有している。
ペーパーフィードモータ131は、記録位置において印刷用紙の紙送りをするためのモータである。オートドキュメントフィードモータ132は、複数枚の原稿用紙を連続して紙送りするためのモータである。フラットベッドモータ133は、読み取り部を移動させるためのモータである。キャリッジモータ231は、印刷を行なうキャリッジをその走査方向へ往復移動させるためのモータである。オートシートフィードモータ232は、印刷用紙を給紙カセットから記録位置へ給紙するためのモータである。なお、ペーパーフィードモータ131、キャリッジモータ231およびオートシートフィードモータ232は同時期に駆動することがある。ペーパーフィードモータ131、キャリッジモータ231、オートシートフィードモータ232は、DCモータである。また、オートドキュメントフィードモータ132およびフラットベッドモータ133は、ステッピングモータである。
記録ヘッド11は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう部品である。記録ヘッド11は、キャリッジに搭載される。USBホスト12は、USBインターフェースの電力供給部(VBUS)に接続されており、接続されたUSB機器に5V(ボルト)の電力を供給できる構成となっている。
<電源管理装置100>
図2に、電源管理装置100の詳細なブロック図を示す。電源管理装置100は、制御手段101、電力供給手段120、モータ駆動手段130、温度監視回路105、リセット回路106、ウォッチドッグタイマ112、を備える。
モータ駆動手段130の構成を説明する。モータ駆動回路109ないし111の各々は、ペーパーフィードモータ131ないしフラットベッドモータ133の各々を駆動する回路である。モータ駆動回路109ないし111の各々は、CPUおよびASIC10から入力されるモータ基準クロック信号OSC_Mに基づいて、モータを駆動する。モータ駆動回路110および111は、それぞれ2つのHブリッジ回路を備えている。これにより、ステッピングモータを使用しているオートドキュメントフィードモータ132やフラットベッドモータ133を駆動することができる。よって、フィードバック制御を行うことなしに紙送り等を制御することが可能となる。また、モータ駆動回路109は、1つのHブリッジ回路を備えている。
過電流検出回路108は、ペーパーフィードモータ131ないしフラットベッドモータ133に所定値を超える電流が流れたことを検出する。これにより、ショートといった異常発生の検出が可能となる。また、モータの負荷が非常に大きくなった過負荷状態(紙詰まり等)の検出が可能となる。保護回路107は、過電流検出時や内部温度上昇時などの異常発生時に、モータ駆動回路109ないし111を停止させる回路である。
電力供給手段120の構成を説明する。DC/DCコンバータ121ないし123は、不図示の電源回路から電源管理装置100に入力される所定電圧の電源Dを、それぞれ所望の電圧に変換して電力供給を行う回路である。DC/DCコンバータ121は、外部ポート用の5V(ボルト)の電力をCPUおよびASIC10に供給する。DC/DCコンバータ122は、外部ポート用の3.3Vの電力をCPUおよびASIC10に供給する。DC/DCコンバータ123は、インクを吐出させるための電力HVDDを記録ヘッド11に供給する。
過電圧/減電圧検出回路124は、DC/DCコンバータ121ないし123の出力電圧が、設定電圧から所定の割合を超えて上昇または下降したことを検出する回路である。保護回路125は、過電圧/減電圧や内部温度上昇時などの異常発生時に、DC/DCコンバータ121ないし123を停止させる回路である。
温度監視回路105は、電源管理装置100内部の温度を検出する回路である。リセット回路106は、温度監視回路105や保護回路125などによって異常が検出されることに応じて、リセット信号RESET1を電源管理装置200へ出力する回路である。
ウォッチドッグタイマ112には、CPUおよびASIC10からモータ基準クロック信号OSC_Mが入力される。ウォッチドッグタイマ112は、モータ基準クロック信号OSC_Mに異常を検出した場合には、保護回路107を介してモータ駆動回路109ないし111を停止させる回路である。
制御手段101の構成を説明する。制御手段101には、CPUおよびASIC10から、クロック信号CLK、データ信号DATA、ストローブ信号STB1、が入力される。また、電源管理装置200から、リセット信号RESET2、スリープ信号SLEEP2が入力される。また、制御手段101、電力供給手段120およびモータ駆動手段130には、不図示の電源回路から電源Dが入力される。制御手段101は、CPUおよびASIC10から、シリアル通信によりコントロールされる。具体的には、クロック信号CLK、データ信号DATA、ストローブ信号STB1の3つの制御信号によって、シリアル通信を行う。これにより、例えば、16ビットのシリアルデータを通信することができる。また、制御手段101は、図2中に図示していないが、電力供給手段120、過電流検出回路108、リセット回路106、ウォッチドッグタイマ112など、電源管理装置100内部に備えられている回路と通信が可能とされている。
制御手段101は、電源管理装置200から有効なリセット信号RESET2が入力されることに応じて、電源管理装置100を通常動作状態からリセット状態に移行させる。リセット状態では、電力供給手段120およびモータ駆動手段130の動作が停止される。そして、パワーオンリセット動作(画像形成装置1の電源コードを抜き差しすることで、電源管理装置100へ電源を再投入する動作)が行われたことを条件として、電力供給手段120およびモータ駆動手段130の動作が復帰される。これにより、電力供給手段120およびモータ駆動手段130の動作を、確実に停止状態に維持することが可能となる。
また、制御手段101は、電源管理装置200から有効なスリープ信号SLEEP2が入力されることに応じて、電源管理装置100を通常動作状態からスリープ状態に移行させる。スリープ状態では、モータ駆動手段130の動作が停止される。そして、電源管理装置100へ復帰信号が入力されたことを条件として、モータ駆動手段130の動作が復帰される。これにより、パワーオンリセット動作を行うことなく、迅速および簡易にモータ駆動手段130の復帰を行うことが可能となる。
制御手段101の構成を説明する。制御手段101は、記憶手段102、信号出力手段103、復帰手段104を備える。信号出力手段103は、過電流検出回路108またはウォッチドッグタイマ112で異常が検出されることに応じて、スリープ信号SLEEP1を電源管理装置200に出力する。また、信号出力手段103は、温度監視回路105で異常が検出されることに応じて、アラーム信号TH_ALM1をCPUおよびASIC10に出力する。
復帰手段104は、CPUおよびASIC10から復帰信号が入力されることに応じて、停止しているモータ駆動手段130の動作を復帰させる。なお復帰信号は、前述したシリアル通信によって、CPUおよびASIC10から入力される。
記憶手段102は、前述したシリアル通信によって、CPUおよびASIC10から送信された設定情報を記憶するレジスタである。記憶手段102に記憶する設定情報の例としては、モータ駆動手段130の動作を復帰させる復帰信号や、記録ヘッド11を用いて印刷用紙に記録を行う際の記録処理指令などが挙げられる。
<電源管理装置200>
図3に、電源管理装置200の詳細なブロック図を示す。電源管理装置200は、制御手段201、電力供給手段220、モータ駆動手段230、温度監視回路205、リセット回路206、ウォッチドッグタイマ212、を備える。
モータ駆動手段230の構成を説明する。モータ駆動回路209は、キャリッジモータ231を駆動する回路である。またモータ駆動回路210は、オートシートフィードモータ232を駆動する回路である。なお、モータ駆動回路209および210は、それぞれ1つのHブリッジ回路を備えている。
電力供給手段220の構成を説明する。DC/DCコンバータ221は、1.2V(ボルト)の電力をCPUおよびASIC10に供給する。この電力は、各種の演算を実行するコア部分へ供給される、コア電力である。また、DC/DCコンバータ222は、USB用の5Vの電力を、USBホスト12に供給する。
制御手段201の信号出力手段103は、アラーム信号USB_ALMをCPUおよびASIC10に出力する。アラーム信号USB_ALMは、USBホスト12において、過電圧/減電圧等の異常が発生したことをCPUおよびASIC10へ報知する信号である。また、リセット回路106は、リセット信号RESET2を電源管理装置100へ出力するとともに、リセット信号RESET0をCPUおよびASIC10へ出力する。リセット信号RESET0は、リセット状態に移行する旨をCPUおよびASIC10へ報知する信号である。
なお、電源管理装置200(図3)におけるその他の構成要素は、電源管理装置100(図2)における同一の名称を有する構成要素と同様の機能を有している。よって、詳細な説明はここでは省略する。
<電源管理装置100と200の関係>
また、電源管理装置100と200との関係を説明する。電源管理装置200(図3)は、電源管理装置100(図2)に比して回路規模が小さくされている。これは、第1に、電源管理装置200は、キャリッジモータ231を駆動するためのモータ駆動回路209を備えているためである。モータ駆動回路209は、キャリッジを長時間往復運動させる必要があるため、他のモータ駆動回路に比して、発熱量が高い。そこで、キャリッジモータ231を駆動するためのモータ駆動回路209を備える電源管理装置200の回路規模を、電源管理装置100に比して小さくすることで、電源管理装置200の放熱性をより高めることができる。これにより、電源管理装置200の発熱対策を十分に行うことが可能となる。
また、第2に、電源管理装置200は、CPUおよびASIC10の各種の演算を実行するコア部分へ1.2Vのコア電力を供給するための、DC/DCコンバータ221を備えているためである。CPUおよびASIC10のコア電力が停止した状態でI/Oポート用電力等が入力されると、CPUおよびASIC10のポートなどに故障が発生するおそれがあるため、コア電力は重要な電力である。そこで、コア電力を供給するためのDC/DCコンバータ221を備える電源管理装置200は、電源管理装置100に比して回路規模が小さくされている。これにより、電源管理装置200において、故障が発生する確率を低下させることや、発熱量を低下させることができる。よって、コア電力をより安定して供給することが可能となる。
また、オートシートフィードモータ232を駆動するためのモータ駆動回路210を備える電源管理装置200と、ペーパーフィードモータ131を駆動するためのモータ駆動回路109を備える電源管理装置100とが、別体のICとされている。オートシートフィードモータ232とペーパーフィードモータ131とは、同時駆動されることが多い。そこで、モータ駆動回路210を備える電源管理装置200と、モータ駆動回路109を備える電源管理装置100とを、別体のICとすることにより、電源管理装置100および200の各々における発熱量を、より低く抑えることが可能となる。
また、電源管理装置200が主、電源管理装置100が従の関係とされている。よって、電源管理装置200からは、リセット信号RESET0がCPUおよびASIC10へ出力されている。また、電源管理装置100および200の両方が停止する際の順番としては、電源管理装置100の電力供給手段120が停止した後に、電源管理装置200の電力供給手段220が停止する順番が好ましい。電源管理装置200は、1.2Vのコア電力を供給するためのDC/DCコンバータ221を備えているためである。これにより、コア電力が停止した状態でI/Oポート用電力等が入力されてしまい、CPUおよびASIC10のポートなどに故障が発生する事態を防止することができる。
<画像形成装置1の動作>
画像形成装置1の動作を説明する。画像形成装置1は、インクを吐出して記録を行なう記録ヘッド11を搭載したキャリッジ(不図示)を、キャリッジモータ231によって往復移動させる。具体的には、キャリッジモータ231の正転及び逆転によって、不図示のガイドシャフトに沿ってキャリッジを往復移動させる。また、ペーパーフィードモータ131およびオートシートフィードモータ232を駆動することにより、印刷用紙をオートシートフィード機構およびペーパーフィード機構(不図示)を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド11から印刷用紙の表面にインクを吐出することで記録を行う。
<異常発生時の動作(パターン1)>
電源管理装置100および200の、異常発生時の動作について以下に説明する。例として、図4および図5を用いて、パターン1ないし5の5つのパターンについて説明する。図4は、電源管理装置100についての、異常発生時の動作の一覧表である。図5は、電源管理装置200についての、異常発生時の動作の一覧表である。
電源管理装置100における、パターン1の動作(図4)について説明する。パターン1の動作は、CPUおよびASIC10へ電源を供給するDC/DCコンバータに異常が発生した場合の動作である。
電源管理装置100の過電圧/減電圧検出回路124において、CPUおよびASIC10に電力を供給するDC/DCコンバータ121または122に異常が検出された場合には、保護回路125および107、リセット回路106、制御手段101に異常が報知される。異常が報知された保護回路125は、電源管理装置100に備えられている全てのDC/DCコンバータ121ないし123の動作を停止する。また、異常が報知された保護回路107は、電源管理装置100に備えられている全てのモータ駆動回路109ないし111の動作を停止する。また、異常が報知されたリセット回路106は、もう一方の電源管理装置200に対して、有効なリセット信号RESET1を出力する。
電源管理装置200の制御手段201は、リセット信号RESET1を受信することに応じて、電源管理装置200に備えられている全てのDC/DCコンバータ221および222の動作と、全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。
復帰動作を説明する。電源管理装置100の復帰手段104は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ121ないし123およびモータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置200の復帰手段204は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ221、222およびモータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。以上より、図4の一覧表に示すパターン1の動作が実現できる。
また、電源管理装置200におけるパターン1の動作(図5)について説明する。電源管理装置200の過電圧/減電圧検出回路224において、CPUおよびASIC10に電力を供給するDC/DCコンバータ221に異常が検出された場合には、保護回路225および207、リセット回路206、制御手段201に異常が報知される。異常が報知された保護回路225は、電源管理装置200に備えられている全てのDC/DCコンバータ221および222の動作を停止する。また、異常が報知された保護回路207は、電源管理装置200に備えられている全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。また、異常が報知されたリセット回路206は、もう一方の電源管理装置200に対して有効なリセット信号RESET1を出力するとともに、CPUおよびASIC10に対して有効なリセット信号RESET0を出力する。
電源管理装置100の制御手段101は、リセット信号RESET2を受信することに応じて、電源管理装置100に備えられている全てのDC/DCコンバータ121ないし123の動作と、全てのモータ駆動回路109および111の動作を停止する。
また、CPUおよびASIC10は、電源管理装置200からリセット信号RESET0を受信することに応じて、電源管理装置100または200に致命的な異常が発生したことを認識し、異常に対応した処理を実行する。CPUおよびASIC10が行う処理の一例としては、モータ駆動手段130およびモータ駆動手段230を停止する旨の命令を、電源管理装置100および200にシリアル通信を用いて送信する処理が挙げられる。また、電源管理装置100または200に異常が発生した旨を、不図示のパネルに表示する処理が挙げられる。
復帰動作を説明する。電源管理装置200の復帰手段204は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ221、222およびモータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置100の復帰手段104は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ121ないし123およびモータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。以上より、図5の一覧表に示すパターン1の動作が実現できる。
パターン1の動作における効果を説明する。CPUおよびASIC10に電力を供給するDC/DCコンバータの異常は、重大な故障に発展するおそれがある。よって、全てのDC/DCコンバータおよびモータ駆動回路の動作を停止することで、2次的な故障が発生することを確実に防止することが可能となる。また、電源管理装置100および200へパワーオンリセット動作が行われたことを条件として、DC/DCコンバータおよびモータ駆動回路の動作が復帰される。これにより、ノイズ信号等によって、誤ってDC/DCコンバータ等の動作が復帰してしまう事態を防止できる。よって、電源管理装置100および200の動作を、確実に停止状態に維持することが可能となる。
<異常発生時の動作(パターン2)>
電源管理装置100における、パターン2の動作(図4)について説明する。パターン2の動作は、電源管理装置にて熱による異常が発生した場合の動作である。
温度監視回路105で、電源管理装置100の温度が所定温度を越えて上昇したことが検出された場合には、保護回路125および107、リセット回路106、制御手段101に異常が報知される。異常が報知された保護回路125は、電源管理装置100に備えられている全てのDC/DCコンバータ121ないし123の動作を停止する。また、異常が報知された保護回路107は、電源管理装置100に備えられている全てのモータ駆動回路109ないし111の動作を停止する。また、異常が報知されたリセット回路106は、もう一方の電源管理装置200に対して、有効なリセット信号RESET1を出力する。また、制御手段101に備えられている信号出力手段103は、アラーム信号TH_ALM1をCPUおよびASIC10に出力する。これにより、電源管理装置100がリセット状態に移行したことを、CPUおよびASIC10に通知することができる。
電源管理装置200の制御手段201は、リセット信号RESET1を受信することに応じて、電源管理装置200に備えられている全てのDC/DCコンバータ221および222の動作と、全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。
復帰動作を説明する。電源管理装置100の復帰手段104は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ121ないし123およびモータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置200の復帰手段204は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ221、222およびモータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。以上より、図4の一覧表に示すパターン2の動作が実現できる。
また、電源管理装置200におけるパターン2の動作(図5)について説明する。温度監視回路205で、電源管理装置200の温度が所定温度を越えて上昇したことが検出された場合には、保護回路225および207、リセット回路206、制御手段201に異常が報知される。異常が報知された保護回路225は、電源管理装置200に備えられている全てのDC/DCコンバータ221および222の動作を停止する。また、異常が報知された保護回路207は、電源管理装置200に備えられている全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。また、異常が報知されたリセット回路206は、もう一方の電源管理装置100に対して、有効なリセット信号RESET2を出力するとともに、CPUおよびASIC10に対して有効なリセット信号RESET0を出力する。
また、制御手段201に備えられている信号出力手段203は、アラーム信号TH_ALM2をCPUおよびASIC10に出力する。
電源管理装置100の制御手段101は、リセット信号RESET2を受信することに応じて、電源管理装置100に備えられている全てのDC/DCコンバータ121ないし123の動作と、全てのモータ駆動回路109ないし111の動作を停止する。
また、CPUおよびASIC10は、電源管理装置200からリセット信号RESET0を受信することに応じて、電源管理装置100または200に致命的な異常が発生したことを認識し、異常に対応した処理を実行する。
復帰動作を説明する。電源管理装置200の復帰手段204は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ221、222およびモータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置100の復帰手段104は、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ121ないし123およびモータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。以上より、図5の一覧表に示すパターン2の動作が実現できる。
パターン2の動作における効果を説明する。パターン2の動作により、電源管理装置100および200に、熱暴走などの2次的な故障が発生することを、確実に防止することが可能となる。また、電源管理装置100および200へパワーオンリセット動作が行われたことを条件として、DC/DCコンバータおよびモータ駆動回路の動作が復帰される。これにより、DC/DCコンバータ等の動作を、確実に停止状態に維持することが可能となる。
<異常発生時の動作(パターン3)>
電源管理装置100における、パターン3の動作(図4)について説明する。パターン3の動作は、モータ系に異常が発生した場合の動作である。
電源管理装置100の過電流検出回路108において、モータ駆動回路109ないし111の何れかに過電流が検出された場合には、保護回路107および制御手段101に異常が報知される。異常が報知された保護回路107は、電源管理装置100に備えられている全てのモータ駆動回路109ないし111の動作を停止する。なお、DC/DCコンバータ121ないし123は、通常動作を続行する。また、制御手段101に備えられている信号出力手段103は、もう一方の電源管理装置200に対して、有効なスリープ信号SLEEP1を出力する。
電源管理装置200の制御手段201は、有効なスリープ信号SLEEP1を受信することに応じて、電源管理装置200に備えられている全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。なお、DC/DCコンバータ221および222は、通常動作を続行する。
復帰動作を説明する。電源管理装置100の復帰手段104は、シリアル通信によってCPUおよびASIC10から復帰信号が入力されるか、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、モータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置200の復帰手段204は、復帰信号が入力されるか、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、モータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。以上より、図4の一覧表に示すパターン3の動作が実現できる。
なお、電源管理装置200におけるパターン3の動作(図5)も、電源管理装置100におけるパターン3の動作(図4)と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
パターン3の動作における効果を説明する。パターン3の動作により、異常発生したモータが暴走することにより、モータの駆動系などにさらなる故障が発生してしまう事態を、確実に防止することが可能となる。また、DC/DCコンバータは停止されないため、例えばCPUおよびASIC10を用いた各種の処理など、モータを用いない処理を続行することが可能となる。そして、電源管理装置100および200へ復帰信号が入力されたことを条件として、モータ駆動回路の動作が復帰される。これにより、パワーオンリセット動作を行うことなく、迅速および簡易に復帰を行うことが可能となる。
<異常発生時の動作(パターン4)>
電源管理装置100における、パターン4の動作(図4)について説明する。パターン4の動作は、モータ基準クロック信号OSC_Mに異常が発生した場合の動作である。
電源管理装置100のウォッチドッグタイマ112において、モータ基準クロック信号OSC_Mに異常が検出された場合には、保護回路107および制御手段101に異常が報知される。異常が報知された保護回路107は、電源管理装置100に備えられている全てのモータ駆動回路109ないし111の動作を停止する。なお、DC/DCコンバータ121ないし123は、通常動作を続行する。また、制御手段101に備えられている信号出力手段103は、もう一方の電源管理装置200に対して、有効なスリープ信号SLEEP1を出力する。
電源管理装置200の制御手段201は、有効なスリープ信号SLEEP1を受信することに応じて、電源管理装置200に備えられている全てのモータ駆動回路209および210の動作を停止する。なお、DC/DCコンバータ221および222は、通常動作を続行する。
復帰動作を説明する。電源管理装置100の復帰手段104は、CPUおよびASIC10から復帰信号が入力されるか、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、モータ駆動回路109ないし111の動作を復帰させる。同様に、電源管理装置200の復帰手段204は、復帰信号が入力されるか、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、モータ駆動回路209および210の動作を復帰させる。以上より、図4の一覧表に示すパターン4の動作が実現できる。
なお、電源管理装置200におけるパターン4の動作(図5)も、電源管理装置100におけるパターン4の動作(図4)と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
パターン4の動作における効果を説明する。パターン4の動作により、異常発生したモータが暴走することにより、モータの駆動系などにさらなる故障が発生してしまう事態を、確実に防止することが可能となる。また、DC/DCコンバータは停止されないため、例えばCPUおよびASIC10を用いた各種の処理など、モータを用いない処理を続行することが可能となる。
<異常発生時の動作(パターン5)>
電源管理装置200における、パターン5の動作(図5)について説明する。パターン5の動作は、USBホスト12に電力を供給するDC/DCコンバータ222に異常が発生した場合の動作である。電源管理装置200の過電圧/減電圧検出回路224において、USBホスト12に電力を供給するDC/DCコンバータ222に異常が検出された場合には、保護回路225および制御手段101に異常が報知される。異常が報知された保護回路225は、DC/DCコンバータ222の動作のみを停止する。よって、DC/DCコンバータ221は動作状態が維持される。また、制御手段101に備えられている信号出力手段103は、アラーム信号USB_ALMをCPUおよびASIC10に出力する。これにより、DC/DCコンバータ222が停止したことを、CPUおよびASIC10に通知することができる。
復帰動作を説明する。電源管理装置200の復帰手段204は、シリアル通信によってCPUおよびASIC10から復帰信号が入力されるか、パワーオンリセット動作が行われることを条件として、DC/DCコンバータ222の動作を復帰させる。以上より、図5の一覧表に示すパターン5の動作が実現できる。
パターン5の動作における効果を説明する。パターン5の動作では、異常が発生したDC/DCコンバータ222のみが停止され、コア電力を供給するDC/DCコンバータ221は停止されない。よって、CPUおよびASIC10を用いた各種の処理など、USBホスト12以外での処理を続行することが可能となる。
<ジャム処理>
CPUおよびASIC10によって行われるジャム処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。ジャム処理は、印刷用紙のジャム(紙詰まり)が発生した場合に行われる処理である。またジャム処理は、CPUおよびASIC10によって、ソフトウェア制御によって行われる処理である。
図6のフローは、印刷用紙等のジャムが発生したことが検出されることに応じて開始される。ジャム発生は、例えば、ペーパーフィードモータ131などの各種のモータの何れかにおいて、モータの電流値が過電流となったことが検知されることによって、検出される。また例えば、不図示のエンコーダ(モータの回転数を知らせるためのセンサ)によって、モータの回転が停止している等の異常を検知することによって、検出される。
S112において、CPUおよびASIC10は、動作停止処理を行う。動作停止処理では、データ信号DATAなどの電源管理装置100、200への送信停止が行なわれる。S114において、CPUおよびASIC10は、ジャム発生報知処理を行う。具体的には、「印刷用紙が詰まりました」等の警告を、不図示のパネルに表示する。
S116において、CPUおよびASIC10は、再印字指令が入力されたか否かを判断する。再印字指令は、例えば、詰まっていた印刷用紙が除去された後に、ユーザが不図示のOKボタン等を押下することで入力される。再印字指令が入力された場合(S116:YES)にはS118に進み、CPUおよびASIC10は、前述したシリアル通信によって、復帰信号を含む記録処理指令を電源管理装置100および200へ再出力する。一方、再印字指令が入力されない場合(S116:NO)にはS120へ進む。S120において、CPUおよびASIC10は、所定時間が経過したか否かを判断する。経過していない場合(S120:NO)にはS116へ戻り、経過した場合(S120:YES)にはフローを終了する。
<USB異常処理>
CPUおよびASIC10によって行われるUSB異常処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。USB異常処理は、USBホスト12で過電流等の異常が発生した場合に行われる処理である。またUSB異常処理は、CPUおよびASIC10によって、ソフトウェア制御によって行われる処理である。
図7のフローは、USBホスト12で異常が発生したことが、電源管理装置200からCPUおよびASIC10へ、アラーム信号USB_ALMによって報知されることに応じて開始される。
S212において、CPUおよびASIC10は、USBホスト12で異常が発生したか否かを判断する。当該判断は、電源管理装置100または200から入力された信号の種類を識別することによって行われる。入力信号がアラーム信号USB_ALMである場合には、USBホスト12で異常が発生したと判断される。USBホスト12で異常が発生していないと判断される場合(S212:NO)には、S226へ進み、各種の異常をユーザへ報知する処理が行われる。例えば、入力信号がアラーム信号TH_ALM1である場合には、電源管理装置100の温度異常である旨を、不図示のパネルに表示する。
一方、USBホスト12で異常が発生したと判断される場合(S212:YES)には、S214に進む。S214において、CPUおよびASIC10は、USBホスト12に接続されている外部機器を取り外す旨の指示を、不図示のパネルに表示する。また、USBポートに接続されている外部機器を取り外した後に、ストップキー(不図示)を押下する旨の指示を、不図示のパネルに表示する。
S216において、CPUおよびASIC10は、ストップキーが押下されたか否かを判断する。押下されていない場合(S216:NO)にはS224へ進み、所定時間が経過したか否かを判断する。経過していない場合(S224:NO)にはS216へ戻り、経過した場合(S224:YES)にはS226へ進む。一方、S216において、ストップキーが押下された場合(S216:YES)にはS218へ進む。S218において、CPUおよびASIC10は、前述したシリアル通信によって、DC/DCコンバータ222の動作を再開させる。S220において、CPUおよびASIC10は、電源管理装置200からアラーム信号USB_ALMが再通知されるか否かを監視する。再通知された場合(S220:YES)にはS214へ戻り、再通知されない場合(S220:NO)にはS222へ進む。S222において、CPUおよびASIC10は、前述したシリアル通信によって、復帰信号を電源管理装置200へ送信する。そしてフローを終了する。
<効果>
本願に係る画像形成装置1の効果を説明する。本願の画像形成装置1では、電源管理装置100および200は、各々、別体のICとして形成されている。これにより、電源管理装置100および200の機能を1つのICに統合する場合に比して、以下の効果が得られる。第1に、各ICのパッケージを小さくすることができるため、放熱性をより高めることができる。また、第2に、ICの外部ピン周りに配置する外付部品のレイアウトの自由度を高めることができる。DC/DCコンバータ121ないし123、221、222を動作させるためには、平滑コンデンサやインダクタなどの外付部品を、電源管理装置として機能するICの周囲に配置する必要がある。ここで、電源管理装置100および200の機能が、一体の1つのICとして実現されている場合には、当該ICの近傍のスペースが少ないため、配線を引き回して外付部品を実装することになる。すると、回路基板上の配線長が長くなり、寄生インダクタンス等が大きくなるため、DC/DCコンバータのレギュレーション特性の悪化などの不都合が発生する。そこで本願では、電源管理装置100および200の機能を、別体のICで実現することで、外付部品のレイアウトの自由度を高めている。これにより、外付部品の配線長を短くすることができるため、寄生インダクタンス等が大きくなってしまう事態を防止できる。また、第3に、DCコンバータ121ないし123、221、222はアナログ回路であるため、同一IC内に配置すると干渉し、ノイズが発生しやすくなる。そこで本願では、電源管理装置100および200の機能を、別体のICで実現することで、干渉を減らし、ノイズを減少させることができる。
また、電源管理装置100によれば、電源管理装置100自身の機能に異常を検出することに応じて、電源管理装置100の動作を停止させるとともに、リセット信号RESET1を電源管理装置200へ出力する。そして、電源管理装置200では、リセット信号RESET1を受信することに応じて、電源管理装置200の動作を停止させることができる。また同様に、電源管理装置200に異常が発生した場合には、電源管理装置200の動作を停止させるとともに、リセット信号RESET2を電源管理装置100へ出力する。そして、電源管理装置100では、リセット信号RESET2を受信することに応じて、電源管理装置100の動作を停止させることができる。よって、CPUおよびASIC10の外部装置を介さずに、電源管理装置100と200が直接にリセット信号RESET1やRESET2を通信することができるため、CPUおよびASIC10が正常に動作しない場合などにおいても、確実に電源管理装置100および200の動作を停止することが可能となる。これにより、2次的な故障が発生することを防止できるため、利用者の利便性を高めることができる。
<変形例>
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
電源管理装置100と200の機能が、2つの別体のICによって実現されている場合を説明したが、この形態に限られない。3つ以上の別体のICによって実現されていてもよい。ICの数を増やすほど、放熱性やレイアウトの自由度やノイズ減少効果を高めることができる。
本実施例では、電源管理装置100および200において、モータとモータ駆動回路を合わせて5個備える形態を説明した。また、DC/DCコンバータを、合わせて5個備える形態を説明した。しかし、これらの数は5つに限られず、6個以上の場合においても本願の技術を適用することが可能である。
また、電源管理装置200の制御手段201は、電源管理装置100に対して有効なスリープ信号SLEEP2を出力する場合に、スリープ信号SLEEP0をCPUおよびASIC10にも出力する形態としてもよい。これにより、スリープ状態に移行する旨を、CPUおよびASIC10へ報知することが可能となる。
また、電源管理装置200の制御手段201は、リセット信号RESET1を電源管理装置100から受信することに応じて、リセット回路206からCPUおよびASIC10へ、有効なリセット信号RESET0を送信させるとしてもよい。これにより、電源管理装置100および200の何れにおいて致命的な異常が発生した場合にも、異常発生の旨をCPUおよびASIC10へ報知することが可能となる。
本実施例では、インクジェット画像形成装置に本発明を適用した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。モータ駆動回路と複数のDC/DCコンバータとを含む回路構成であれば、画像形成装置に限定されず、様々な機器の制御回路にも適用することが可能である。
また、電源管理装置100および200は、CPUおよびASIC10からシリアル通信によりコントロールされる例を説明したが、信号線の数やレイアウトなどの制約がなければ、複数の信号線(パラレル転送)により通信を行う形態としてもよい。
また、上記実施形態においては、電源管理装置100および200に複数のDC/DCコンバータが内蔵される場合を説明したが、DC/DCコンバータ以外のレギュレータ等の電源供給回路を複数含む場合においても、本発明を適用することは可能である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、CPUおよびASIC10は中央処理装置の一例である。モータ駆動回路109ないし111、209、210は駆動回路の一例である。DC/DCコンバータ121ないし123、221、222は電力供給回路の一例である。温度監視回路105および205、過電流検出回路108および208、減電圧検出回路124および224は異常検出回路の一例である。リセット信号RESET1およびRESET2、スリープ信号SLEEP1およびSLEEP2は停止信号の一例である。信号出力手段103および203、リセット回路106および206は信号出力回路の一例である。制御手段101および201は受信回路の一例である。制御手段101および201は停止回路の一例である。復帰手段104および204は復帰回路の一例である。
1:画像形成装置、10:CPUおよびASIC、100および200:電源管理装置、109ないし111、209、210:モータ駆動回路、121ないし123、221、222:DC/DCコンバータ、105および205:温度監視回路、108および208:過電流検出回路、124および224:減電圧検出回路、RESET1およびRESET2:リセット信号、SLEEP1およびSLEEP2:スリープ信号、103および203:信号出力手段、106および206:リセット回路

Claims (8)

  1. 複数の電源管理装置と、
    画像形成に関連する情報処理を行う中央処理装置と、
    画像形成に用いられる可動部品を動作させる少なくとも1つのモータと、
    を備える画像形成装置であって、
    複数の前記電源管理装置の各々は、
    前記モータを駆動する少なくとも1つ以上の駆動回路と、
    前記中央処理装置や外部装置などに電力を供給する少なくとも1つ以上の電力供給回路と、
    前記電源管理装置自身の機能に異常を検出する異常検出回路と、
    前記異常検出回路により異常を検出することに応じて、停止信号を他の前記電源管理装置へ出力する信号出力回路と、
    他の前記電源管理装置からの前記停止信号の入力を受け付ける受信回路と、
    前記受信回路で前記停止信号を受信するか、又は、前記異常検出回路で異常が検出されることに応じて、当該電源管理装置の動作を停止させる停止回路と、
    解除条件が満たされたことを検出することに応じて、当該電源管理装置の動作を復帰させる復帰回路と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 何れかの前記電源管理装置の前記異常検出回路において前記中央処理装置に電力を供給する前記電力供給回路に異常が検出された場合には、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記停止回路は、当該電源管理装置に備えられている全ての前記電力供給回路の動作および全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記信号出力回路は、他の全ての電源管理装置に対して前記停止信号を出力し、
    他の全ての電源管理装置の前記停止回路は、前記停止信号を受信することに応じて、当該電源管理装置に備えられている全ての前記電力供給回路の動作および全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    複数の前記電源管理装置の前記復帰回路は、当該電源管理装置へ電源が再投入されたことを条件として、前記電力供給回路および前記駆動回路の動作を復帰させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の前記電源管理装置の各々は、該電源管理装置の温度を監視する温度監視回路をさらに備え、
    前記温度監視回路で前記電源管理装置の温度が所定温度を越えて上昇したことが検出された電源管理装置の前記停止回路は、当該電源管理装置に備えられている全ての前記電力供給回路の動作および全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    前記温度監視回路で前記電源管理装置の温度が所定温度を越えて上昇したことが検出された前記電源管理装置の前記信号出力回路は、他の全ての電源管理装置に対して前記停止信号を出力し、
    他の全ての電源管理装置の前記停止回路は、前記停止信号を受信することに応じて、当該電源管理装置に備えられている全ての前記電力供給回路の動作および全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    複数の前記電源管理装置の前記復帰回路は、当該電源管理装置へ電源が再投入されたことを条件として、前記電力供給回路および前記駆動回路の動作を復帰させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 何れかの前記電源管理装置の前記異常検出回路において前記駆動回路に異常が検出された場合には、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記停止回路は、当該電源管理装置に備えられている全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記信号出力回路は、他の全ての電源管理装置に対して前記停止信号を出力し、
    他の全ての電源管理装置の前記停止回路は、前記停止信号を受信することに応じて、当該電源管理装置に備えられている全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    複数の前記電源管理装置の前記復帰回路は、当該電源管理装置へ復帰信号が入力されたことを条件として、前記駆動回路の動作を復帰させることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記電源管理装置の前記駆動回路は、入力される基準クロックに基づいて前記モータを駆動しており、
    何れかの前記電源管理装置の前記異常検出回路において前記基準クロックに異常が検出された場合には、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記停止回路は、当該電源管理装置に備えられている全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    異常が発生した前記電源管理装置の前記信号出力回路は、他の全ての電源管理装置に対して前記停止信号を出力し、
    他の全ての電源管理装置の前記停止回路は、前記停止信号を受信することに応じて、当該電源管理装置に備えられている全ての前記駆動回路の動作を停止し、
    複数の前記電源管理装置の前記復帰回路は、当該電源管理装置へ復帰信号が入力されたことを条件として、前記駆動回路の動作を復帰させることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 少なくとも1つの前記モータは、印刷を行なうキャリッジをその走査方向へ往復移動させるキャリッジモータを備えており、
    前記キャリッジモータを駆動するための前記駆動回路を備えている前記電源管理装置は、他の前記電源管理装置に比して回路規模が小さくされていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 少なくとも1つの前記モータは、印刷用紙を給紙するためのオートシートフィードモータと、前記印刷用紙の紙送りをするためのペーパーフィードモータとを備えており、
    前記オートシートフィードモータを駆動するための前記駆動回路を備える前記電源管理装置と、前記ペーパーフィードモータを駆動するための前記駆動回路を備える前記電源管理装置とが、別体の電源管理装置とされていることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記中央処理装置の各種の演算を実行するコア部分へ電力を供給するための前記電力供給回路を備える前記電源管理装置は、
    他の前記電源管理装置に比して回路規模が小さくされていることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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