JP2009014375A - 電子機器、印刷装置及び駆動動作強制停止方法 - Google Patents

電子機器、印刷装置及び駆動動作強制停止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来手法は、リセット信号の出力にCPUの介在が不可欠である。このため、CPUが正常動作していいないと迅速かつ確実な動作の強制停止を行えない。
【解決手段】電解型コンデンサから供給される直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部と、電源異常検出回路部と駆動回路部とを直接接続する配線であって、リセット信号の駆動回路部への直接的な供給を可能とする配線とを電子機器に搭載する。
【選択図】図2

Description

この明細書で説明する発明は、直流電源を構成する電解型コンデンサの劣化に伴う電子機器の誤動作防止技術に関する。なお、本明細書で説明する発明は、例えば電子機器、印刷装置及び駆動動作強制停止方法としての側面を有する。
電子機器は、駆動電力の供給源としてスイッチング電源その他の電源装置を搭載する。スイッチング電源は、電力変換トランスの出力を整流する整流回路と整流後の電圧を安定した直流電圧出力に変換する平滑回路で構成される。
一般に、平滑回路には、安価で比較的大容量が確保できるアルミニウム電解コンデンサ(以下、「アルミ電解コンデンサ」という。)が用いられる。
ところが、アルミ電解コンデンサは消耗部品である。実際、直流電流が流れる使用時には、温度上昇に伴う電解液の蒸発や分解により電解液が減少する現象が発生する。また、無負荷放置時にも、電解液と誘電体皮膜との化学反応や電解液の蒸発により電解液の減少が発生する。
結果として、アルミ電解コンデンサの性能劣化が徐々に進行する劣化現象が認められる。この劣化現象は、「容量抜け」と呼ばれる。経年変化により容量抜けが進行することが、電子機器の製品寿命を決定する一因となっている。
「容量抜け」を伴う電源装置では平滑化が不十分となり、脈動振幅の大きい直流電圧が出力され易くなる。ところで、CPU(Central Processing Unit) は、ハードウエアだけで構成された回路デバイスに比べてノイズや電源異常に弱い。
理由として、最近のCPUの高機能化に伴う動作クロックの高速化、製造プロセスルールの微細化、駆動電圧特にCPUコア電圧の低電圧化、さらには複雑化したソフトウエアによる不具合(バグ)や完全でないフェイルセーフ処理の混入が考えられる。
実際、CPUの電源として脈動振幅の大きい直流電圧を供給すると、定格入力電圧範囲内であってもCPUが誤動作を起こすことが知られており、CPUが機能を停止又はプログラムにない異常な動作をする可能性がある。
さらに、CPUが一度このような異常状態になると、脈動振幅幅がその後小さくなってもCPUが正常復帰する可能性が少ない。
例えば印刷装置のシステム全体を制御するCPUに、容量抜けにより脈動振幅が大きくなった直流電圧が供給されると、異常動作や故障を起す可能性が高くなる。
特に、プリントヘッドの動作中は電源部への負荷が大きくなる。このため、アルミ電解コンデンサの容量抜けの影響が出やすい。実際に、印刷動作中に脈動振幅が大きくなると、CPUが誤動作する可能性が高くなる。
そこで、この種の電源装置から電源の供給を受ける電子機器には、CPUの異常や誤動作の影響を最小化する機能が搭載されている。例えばパワーオンリセット機能やウオッチドッグタイマー機能が搭載されている。
このうち、パワーオンリセット機能とは、直流電圧が基準電圧以下となった時点でリセット信号をハードウエア的に発生し、CPUをリセットする機能をいう。この機能の搭載により、直流電圧の低下時におけるCPUの誤動作を回避することができる。
また、ウオッチドッグタイマー機能とは、規定時間を計測するカウントアップ動作を繰り返すことでプログラムの正常動作を確認する機能をいう。この機能の搭載により、例えば電源異常に起因するプログラムやシステム異常を防ぐことができる。
しかし、前述した機能はいずれも容量抜けに伴う脈動振幅の異常を検出することはできない。このため、これらの機能を搭載する場合でも、脈動振幅を持つ直流電源が制御部(CPU及び各種周辺機能)に供給され続けるのを停止することはできない問題がある。
また、ウオッチドッグタイマーを備える場合でも、CPUの誤動作発生からウオッチドッグタイマーによるアクセスの停止、リセット信号の出力までに数秒以上の時間が必要となる。機種によっては5秒以上が必要になる場合もある。
このように、いずれの機能を搭載してもアルミ電解コンデンサの容量抜けに起因する誤動作への対策としては不十分である。
下記特許文献には、アルミ電解コンデンサの容量抜けを検出する手法が提案されている。
特開2006−133046号公報 特開平7−92213号公報 特開平11−231008号公報 特開平3−269268号公報 特開平2−51365号公報
ところが、これらの方式も、コンデンサの寿命(容量抜け)を知らせる異常検出信号はCPUに通知されると考えられ、システム全体の動作の停止はCPUを通じて実行される。ところが、コンデンサの寿命(容量抜け)が検出されたということは、既に直流電圧には大きな脈動振幅が現れているということである。従って、CPUが正常に動作する保証がない。
(A)解決手段1
そこで、発明者は、以下の構成を有する電子機器を提案する。
(a)プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部
(b)システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部
(c)電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部
(d)電解型コンデンサから供給される直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部
(e)電源異常検出回路部と駆動回路部とを直接接続する配線であって、リセット信号の駆動回路部への直接供給を可能とする配線
(A)解決手段2
また、発明者は、以下の構成を有する電子機器を提案する。
(a)プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部
(b)システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部
(c)電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部
(d)電解型コンデンサから供給される直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部
(e)電源異常検出回路部と電源回路部とを直接接続する配線であって、駆動回路部への電源の供給停止を指示するリセット信号を供給する配線
発明者の提案する技術の場合、電源異常検出回路部による電源異常(電解型コンデンサの劣化に伴う異常)の検出を示すリセット信号をハードウエア的に駆動回路部に直接通知できる。このリセット信号の通知には、システム制御部(いわゆるCPU)は一切関与しない。従って、大きな脈動振幅の検出時に既にシステム制御部が誤動作している場合でも、遅滞なく確実に駆動動作を停止することができる。
以下、昇華型のプリントヘッドを搭載する印刷装置に発明技術を適用する場合について説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例1
(A−1)外観構成
図1に、印刷装置の外観構成例を示す。勿論、この外観構成は一例であり、スキャナ機能も有する複合型の印刷装置や店頭設置型の印刷装置(キオスク型印刷装置)にも適用できる。
この形態例の場合、印刷装置1は、昇華型の印刷装置である。すなわち、インクリボンに塗布された昇華性染料をサーマルヘッドの熱エネルギーで記録紙上に昇華熱転写させ、印画する方式を採用する。
筐体3の前面には、ロール紙装填口を覆うドアパネル5、各種の媒体フォーマットに対応するメモリカード用スロット7、排紙口9が配設される。
筐体3の後面側には、外部接続用のコネクタ接続部(図示せず)や主電源スイッチ(図示せず)などが配設される。
筐体3の一方の側面には、リボンドア11が配置される。このリボンドア11の開くことで、インクリボンを装置内部に装填することができる。
筐体3の天面には、LCDパネル13が設置される。LCDパネル13には、必要に応じて各種のメッセージや画像が表示される。
(A−2)印刷関連操作及び基本印刷動作
まず、準備作業では、ドアパネル5とリボンドア11を開き、印刷用紙をリールに巻回したロール紙と昇華性インクを塗布したリボンフィルムをリールに巻回したインクリボンとが装填される。
準備完了後は、LCDパネル13の操作画面及び案内表示に従って印刷の実行が指示される。なお、印刷装置1は、操作内容に従ってコネクタ接続部又はメモリカード用スロット7から入力画像情報を読み出し、ロール紙上に対応する画像イメージを印画する動作が実行される。この印画動作が終了すると、ロール紙が所定サイズにカットされ、排紙口9より排紙される。これが印刷完了までの一連の動作である。
(A−3)機能ブロック構成
図2に、形態例に係る印刷装置1の機能ブロック構成を示す。
図2に示すように、印刷装置1は、電源21、電源異常検出回路23、プリントヘッド25、CPU27を主要な構成要素とする。
CPU27は、特許請求の範囲における「システム制御部」に対応する。CPU27は、制御バス29経由でインターフェース(IF)部31、表示部33、SDRAM35、フラッシュメモリ37、プリントエンジン39、プリントヘッド駆動回路41と接続される。
この形態例の場合、電源21はスイッチング電源で構成する。スイッチング電源は、商用交流電源を直流化し、これを半導体素子で高速スイッチングしたものを整流・平滑化して希望の直流電圧を発生する。スイッチング電源自体は既知の技術であるので説明は省略する。
なお、スイッチング電源は、小型かつ軽量で、高効率の電源を実現できるため、多くの電子機器に採用されている。この形態例の場合、電源21は、プリントヘッド用電源とロジック用電源を発生し、それぞれ対応するデバイスに供給する。
電源21には、整流化後の電圧を平滑化するためにアルミ電解コンデンサ43が内蔵される。アルミ電解コンデンサ43を配置することで、直流電圧からリップル成分やノイズ成分等の脈動振幅を除去し、直流電圧の安定化が図られている。
電源異常検出回路23は、直流電圧の出力異常を検出するための回路であり、パワーオンリセット回路45、コンデンサ寿命検出回路47及びオア回路49で構成される。オア回路49には、パワーオンリセット回路45のアラーム信号Salm1とコンデンサ寿命検出回路47のアラーム信号Salm2が入力される。オア回路49は、これらアラーム信号のいずれか一方又は両方の信号入力時にリセット信号Srst を出力する。
因みに、パワーオンリセット回路45は、ロジック用電源を監視する検出回路であり、ロジック用電源が基準電圧以下になったことを検出した場合にアラーム信号Salm1を出力する。
一方、コンデンサ寿命検出回路47は、アルミ電解コンデンサ43の寿命に伴う脈動振幅の変化を監視する検出回路であり、脈動振幅が規定値を超えた場合に(すなわち、使用寿命が到来した(容量抜けが発生した)場合に)アラーム信号Salm2を出力する。
なお、リセット信号Srst は、リセット信号線51を通じてプリントヘッド駆動回路41、CPU27及び電源21に供給される。
この形態例の場合、リセット信号線51を2種類のアラーム信号で共用するが、それぞれ専用のリセット信号線を用意しても良い。
ただし、コンデンサ寿命検出回路47のアラーム信号Salm2に起因するリセット信号Srst に関しては、少なくとも電力消費が大きいプリントヘッド駆動回路41に供給されるものとする。
因みに、図2に示すように、コンデンサ寿命検出回路47のアラーム信号Salm2に起因するリセット信号Srst をCPU27にも供給することで、CPU27が正常動作していれば印刷動作の強制終了を表示部33に表示する等の効果を実現できる。
ただし、この形態例の特徴部分は、あくまでもCPU27の処理動作を経ることなく、すなわちハードウエア信号としてのリセット信号Srst をプリントヘッド駆動回路41に直接供給できる点にある。
参考までに、コンデンサ寿命検出回路47の回路構成の一例を図3に示す。図3に示すコンデンサ寿命検出回路47は、ピーク検出部61、平均値検出部63、差分検出部65及び比較回路67で構成する。ピーク検出部61は、図4に示すように直流電圧のピーク電圧Vpeakを検出する回路である。平均値検出部63は、図4に示すように直流電圧の平均電圧Vave
を検出する回路である。
差分検出部65は、ピーク電圧Vpeakと平均電圧Vave との差分値ΔVを検出する回路である。この差分値ΔVが脈動振幅を表す。比較回路67は、検出された差分値ΔVと差分上限値とを比較し、差分値ΔVと差分上限値との大小関係をアラーム信号Salm2として出力する回路である。
ここで、差分上限値は、脈動振幅として許容される電圧範囲の最大値を与える。すなわち、差分上限値は、CPU27が正常に動作できる電圧変動の限界値を与える。図4に示すように、脈動振幅はアルミ電解コンデンサ43の劣化の進行に伴って大きくなるので、比較回路67は、差分値ΔVが差分上限値より大きくなった時点からアラーム信号Salm2の論理レベルを切り換える。
この形態例の場合、アラーム信号Salm2は負論理で用いる。すなわち、差分値ΔVがCPU27の動作に影響のない場合はHレベルのアラーム信号Salm2が出力され、CPU27の動作に影響を与える可能性のある大きな脈動振幅が検出された場合はLレベルのアラーム信号Salm2が出力される。
この形態例では直流電圧のピーク電圧を検出する構成をとったが、直流電圧の脈動振幅の上限電圧(ピーク電圧)とともに下限電圧を検出して、その差分すなわち脈動振幅電圧幅を求めて、その脈動振幅電圧幅が予め設定した設定電圧幅より大きくなった場合に、アラーム信号を出力する構成をとっても良い。
プリントヘッド25は、熱昇華型のヘッドデバイスである。プリントヘッド25には、複数の発熱素子(抵抗素子)が一列に配列されており、各発熱素子が階調レベルに応じて選択的に通電駆動される。この通電駆動時に発生する熱エネルギーにより、インクリボンに塗布された昇華性染料がロール紙に熱転写される。
CPU27は、印刷装置(印刷システム)を構成する各部の動きを制御する制御部である。なお、CPU27の正常動作は、直流電圧に現れる脈動振幅が差分上限値以下の場合に保証される。もっとも、正常動作を保証できないだけで、脈動振幅が差分上限値以上でも正常動作する可能性がある。
インターフェース(IF)部31は、外部機器との間で各種データを送受信する回路デバイスである。例えばEthernet(登録商標)インターフェース、USBインターフェース、ワイヤレスUSBインターフェース、IrDAインターフェース、赤外線リモコンインターフェース及びBluetoothインターフェース等が搭載される。
この他、インターフェース(IF)部31には、外部記憶媒体を読み書き対象とするカードリーダー装置も考えられる。インターフェース(IF)部31の搭載により、メモリースティック、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD等の多様な記憶媒体から画像データ信号を直接読み出すことができる。すなわち、パソコンを経由しないダイレクト印刷機能に対応する。
表示部33は、画像の内容、ユーザーの指令内容、動作の進行状況その他の情報を画面表示するために搭載される表示デバイスである。この形態例の場合、表示部33にはLCDパネル13(図1)を使用する。もっとも、表示部33には、LEDの点灯状態と点滅状態の組み合わせによる簡易表示方法や数個の数字やアルファベットの組合せによる簡易表示方法を用いても良い。
SDRAM35は、スプーラ等を構成する半導体メモリである。SDRAM35は、インターフェース(IF)部31を通じて外部装置や外部記憶媒体より受信又は入力された画像データ信号を一時的に保持するのに用いられる。
なお、スプーラ内の画像データ信号はサイクリックバッファ構成で保持される。すなわち、最古に受信又は入力された画像データエリアに最新の画像データ信号を記録する方式を採用する。これにより、同一画像の再印刷する場合でも、同じ画像データ信号を入力し直す手間を省くことができる。
また、SDRAM35は、受信又は入力した画像データ信号をCPU27の演算処理によって変換し、プリントヘッド駆動回路41に送るためのプリントデータ信号として一時的に保持するためにも用いられる。
フラッシュメモリ37は、不揮発性の半導体メモリで構成されるファームウエアの格納領域である。
プリントエンジン39は、プリントヘッド25と協働する各種機構部である。プリントエンジン39は、CPU27から与えられる制御データに基づいて、ロール紙の搬送やインクリボンの給送等を行う。
プリントヘッド駆動回路41は、プリントヘッド25を構成する複数の発熱素子をCPU27の制御に基づいて実質的に駆動する回路部分である。このプリントヘッド駆動回路41には、印刷対象としてSDRAM35からプリントデータ信号が読み出され、プリントヘッド25に対して、プリントデータ信号(DATA)の他、発熱素子への通電時間を制御するためのストローブ信号(STROBE)、印画動作の基本信号であるクロック信号(CLOCK)、プリントデータ信号をラッチするたのラッチ信号(LATCH)が出力される。
また、このプリントヘッド駆動回路41は、プリントヘッド25の発熱素子を多数駆動するために大量の電力をプリントヘッド25に供給する回路部分としても機能する。このため、プリントヘッド駆動回路41には、電源21からプリントヘッド用電源が直接給電されている。
(A−4)容量抜けの検出及びリセット動作
次に、アルミ電解コンデンサ43の容量抜けの検出とこれに伴うリセット動作の進行動作を説明する。
前述したように、電源異常検出回路23は、リセット信号線51を通じてプリントヘッド駆動回路41と直結されている。従って、電源異常検出回路23から出力されるリセット信号Srst は、CPU27を経由することなくプリントヘッド駆動回路41に直接的に入力される。
すなわち、リセット信号SrstをCPU27の信号処理を経ないハードウエア信号のままプリントヘッド駆動回路41に与えることができる。
換言すると、容量抜けの進行に伴う電源異常により、CPU27の動作が不安定又は異常状態になった場合にも、プリントヘッド25の発熱素子への通電を強制的に停止させることができる。
なお、電源電位の低下検出に伴うリセット信号Srst の場合にも、容量抜けと同様の効果を期待できる。
以下、リセット動作の具体例を説明する。
図5は、プリントヘッド25周辺の詳細ブロック図である。プリントヘッド駆動回路41とプリントヘッド25は、各種電源線と各種信号線(DATA、STROBE、CLOCK、LATCH)で結線されている。
このプリントヘッド駆動回路41は、駆動用基本回路71と、ストローブ変換回路73と、データ変換回路75で構成される。
駆動用基本回路71は、プリントヘッド25の発熱素子をそれぞれ選択的に通電駆動するための回路デバイスである。回路構成自体は既知であるので詳細な説明は省略する。駆動用基本回路71には、プリントヘッド用電源が電源21から直接給電される。また、プリントヘッド25の駆動に必要な全ての種類の信号線は、この駆動用基本回路71から与えられる。
ストローブ変換回路73は、駆動用基本回路71とプリントヘッド25を接続する信号線の一つであるストローブ信号線上に配置され、ストローブ信号(STROBE)のリセット処理を実行する。
データ変換回路75は、駆動用基本回路71とプリントヘッド25を接続する信号線の一部であるプリントデータ信号線上に配置し、プリントデータ信号(DATA)のリセット処理を実行する。
これら2つの変換回路を各信号線上に配置することにより、電源異常を示すリセット信号Srst の入力時には、他の信号線の電位状態にかかわらず、プリントヘッド25の画像形成動作を停止させることができる。
なお、ストローブ変換回路73は、リセット信号Srst の入力と同時に、ストローブ信号(STROBE)を強制的にデゼイブル(Disable)(発熱素子に通電しない)状態に変換する。このストローブ信号がデゼイブル(Disable)状態になると、他の信号線によるプリントシーケンスが継続していても、画像の形成自体は即座に停止させることができる。
一方、データ変換回路75は、リセット信号Srst の入力後以降に受信する画像データ信号(DATA)を強制的に全白データ(発熱素子が発熱しないデータ)に変換する。このように画像データ信号が全白データになると、他の信号線によるプリントシーケンスが続行していても、画像の形成を停止できる。
なお、リセット信号Srst が電源21にも供給されると、プリントヘッド用電源の供給が停止される。勿論、プリントヘッド用電源が供給されなければ、プリントヘッド25は動作することができない。一方、ロジック用電源が供給され続けることで、CPU27及びその他ロジック回路により、エラー処理の実行が期待できる。
図6に、前述したリセット動作を可能とする回路ブロック間の結線状態を示す。図7に、結線図(図6)に対応するタイミングチャートを示す。
なお、図6の図中、R1〜Rnは、それぞれ複数の発熱素子群を表している。すなわち、Ri(iは1〜n)は、それぞれ複数個の発熱素子の配列で構成される。
また、図6の図中、IC1〜ICnは、対応する発熱素子群の駆動回路を表している。画像データ信号DATA1〜DATAnはシリアル形式で入力されるので、各駆動回路IC1〜ICnは、画像データ信号DATA1〜DATAnをパラレル変換して対応する発熱素子に供給する。
図6に示すデータ変換回路75は、プリントデータ信号とリセット信号(負論理であるので通常時はHレベル、異常検出時にはLレベル)との論理積(AND)機能を有し、その演算結果を各IC1〜ICnに供給する。
図7に示すように、電源異常の検出に伴いリセット信号がHレベルからLレベルに切り替わると、当該切り替わりタイミング以降のプリントデータ信号が強制的に全白データ(Lレベル)に変換される。
一方、ストローブ変換回路73は、ストローブ信号とリセット信号(通常時はHレベル、異常検出時にはLレベル)との論理積(AND)機能を搭載し、その演算結果を各IC1〜ICnに供給する。
結果として、電源異常の検出に伴いリセット信号Srst がHレベルからLレベルに切り替わると、当該切り替わりタイミングからストローブ信号は強制的にデゼイブル状態に変換される。このストローブ信号の動作により、リセット信号Srstの出力と同時に画像の形成動作を停止する動作が実現される。
(A−5)効果
以上説明したリセット方法の採用により、電源異常の検出時にCPU27の動作が不安定又は異常動作(機能停止又はプログラムにない動作)の可能性があったとしても、迅速かつ確実にプリントヘッド25の画像形成動作を停止させることができる。
特に、前述したリセット方法は、アルミ電解コンデンサの寿命(容量抜け)に起因する電源異常に対して有効であり、事前に設定された上限値以上の脈動振幅の発生検出に基づくアラーム信号(リセット信号)を速やかかつ確実にプリントヘッド25その他の駆動部に伝達することができる。これにより、異常動作から装置を保護することができる。
(B)他の形態例
(B−1)駆動動作の他の強制停止方法
前述の形態例では、リセット信号線51を電源21、CPU27、ストローブ変換回路73及びデータ変換回路75に接続し、リセット信号の発生と同時に、以下の(a)〜(c)に示す動作を実行する場合について説明した。
(a)プリントヘッド用電源の給電を強制的に遮断(オフ)する。
(b)ストローブ信号を強制的にデゼイブル状態(発熱素子に通電しない)に変換する。
(c)画像データ信号を強制的に全白データ(発熱素子が発熱しないデータ)に変換する。
すなわち、プリントヘッド25の発熱素子を発熱させないだけでロジック電源その他の電源供給は継続し、一連のプリントシーケンスは継続させる場合について説明した。
しかし、ハードウエア的に出力されるリセット信号Srst だけを用い、可能な範囲で一連のプリントシーケンスの一部又は全部を停止させるようにしても良い。
なお、形態例の説明では、前述した(a)〜(c)の停止動作を全て組み合わせる場合について説明した。
しかし、リセット信号Srst による停止動作はそれぞれ単独で行っても良い。もっとも、前述したように複数の停止動作を組み合わせることにより、停止動作の確実性を高めることができる。すなわち、安全性を高めることができる。
(B−2)リセット信号の生成方法
前述した形態例の場合には、電源異常検出回路23をパワーオンリセット回路45とコンデンサ寿命検出回路47とで形成し、各回路のアラーム信号の論理和出力をリセット信号として用いる場合について説明した。
しかし、各アラーム信号をリセット信号としてそれぞれ独立したリセット信号線に供給しても良い。
また、検出手法の異なる複数個のコンデンサ寿命検出回路45を設置し、これら複数個のコンデンサ寿命検出回路45のアラーム信号の論理和出力でリセット信号Srst を生成しても良い。また、電源異常検出回路23は、コンデンサ寿命検出回路45のみで構成しても良い。
(B−3)他の電子機器への応用
前述した形態例の場合には、コンデンサ寿命検出回路47のハードウエア信号(アラーム信号)をそのままリセット信号Srst としてプリントヘッド駆動回路41に直接入力し、その駆動を強制的に停止させる動作について説明した。
しかし、この強制停止技術は、CPUが誤動作すると情報を失う又は情報を誤る電子機器(例えばハードディスクを使用した機器等)、誤動作が周囲物や広範囲の人や物に影響を与える可能性のある機器(例えばモーターで重量物を駆動する機器、通信機器、医療機器等)にも適用できる。
昨今の電子機器(工作機器や産業機械を含む。)では、負荷駆動部の動作をCPUが制御するのが一般であり、その駆動電圧としての直流電圧の供給にはアルミ電解コンデンサを搭載する電源を用いる場合が多い。従って、この電子機器にも、前述した仕組みをそのまま応用できる。
実際、CPUの介在なく、ハードウエア的に発生されたリセット信号をハードウエア信号(リセット信号)として各電子機器の駆動回路部に供給することにより、駆動デバイスの動作を即座に停止することができ、機器の故障や誤動作の影響を最小化することができる。
図8に、形態例で説明した駆動動作の強制停止技術を応用する電子機器81の機能構成例を示す。
なお、図8には図2との対応部分に同一符号を付して示す。図8に示す電子機器81は、電子機器の機能構成を汎用的に表現している。このため、適用する電子機器の種類によっては、追加の機能デバイスが必要となったり、一部の機能デバイスを削除する必要がある。
図8の場合、アルミ電解コンデンサの容量抜け等に起因するリセット信号の供給先をデバイス駆動回路83とし、その駆動対象を駆動デバイス85として表している。
例えば電子機器が複写機の場合、駆動デバイス85にはスキャナ、帯電機、露光機、現像機、転写機、剥離機、定着機等が考えられる。
また例えば電子機器が炊飯器の場合、駆動デバイス85には電熱機が考えられる。
また例えば電子機器が冷蔵庫や空調機の場合、駆動デバイス85にはコンプレッサやファンモータ等が考えられる。
また例えば電子機器がコンピュータ(サーバーを含む。)や金融機関の端末の場合、駆動デバイス85には、ハードディスクドライブ等が考えられる。
また例えば電子機器が産業機械や医療装置等の場合、駆動デバイス85にはモーターや放射線等の発生装置が考えられる。
(B−4)その他
前述した形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
印刷装置の外観構成例を示す図である。 印刷装置の機能ブロック構成を示す図である。 コンデンサ寿命検出回路の構成例を示す図である。 脈動振幅を説明する図である。 プリントヘッド周辺の詳細ブロック図を示す図である。 プリントヘッド周辺の結線関係を示す図である。 ストローブ信号と画像データ信号のリセット動作を説明する図である。 他の電子機器の機能ブロック構成を示す図である。
符号の説明
23 電源異常検出回路
45 パワーオンリセット回路
47 コンデンサ寿命検出回路
51 リセット信号線
61 ピーク検出部
63 平均値検出部
65 差分検出部
67 比較回路
73 ストローブ変換回路
75 データ変換回路

Claims (9)

  1. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、
    前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部と、
    電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部と、
    前記電解型コンデンサから供給される前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部と、
    前記電源異常検出回路部と前記駆動回路部とを直接接続する配線であって、前記リセット信号の前記駆動回路部への直接供給を可能とする配線と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記駆動デバイスは大電力負荷である
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記リセット信号は、前記駆動回路部から前記駆動デバイスに供給されるストローブ信号を強制的にリセットする
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記リセット信号は、前記駆動回路部から前記駆動デバイスに供給される駆動データ信号を強制的にリセットする
    ことを特徴とする電子機器。
  5. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、
    前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部と、
    電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部と、
    前記電解型コンデンサから供給される前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部と、
    前記電源異常検出回路部と前記電源回路部とを直接接続する配線であって、前記駆動回路部への電源の供給停止を指示するリセット信号を供給する配線と
    を有することを特徴とする電子機器。
  6. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、
    複数の記録素子が形成された印刷ヘッドを、前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動する印刷ヘッド駆動回路部と、
    電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記印刷ヘッド駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部と、
    前記電解型コンデンサから供給される前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部と、
    前記電源異常検出回路部と前記印刷ヘッド駆動回路部とを直接接続する配線であって、前記リセット信号の前記印刷ヘッド駆動回路部への直接供給を可能とする配線と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  7. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、
    複数の記録素子が形成された印刷ヘッドを、前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動する印刷ヘッド駆動回路部と、
    電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記印刷ヘッド駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部と、
    前記電解型コンデンサから供給される前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、異常検出時にはリセット信号を出力する電源異常検出回路部と、
    前記電源異常検出回路部と前記電源回路部とを直接接続する配線であって、前記印刷ヘッド駆動回路部への電源の供給停止を指示する前記リセット信号を供給する配線と
    を有することを特徴とする電子機器。
  8. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部と、電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部とを有する電子機器の駆動動作強制停止方法であって、
    前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、前記電解型コンデンサの劣化に伴う直流電圧の異常をハードウエア的に検出する処理と、
    異常検出時、前記駆動回路部の動作を停止させるリセット信号をハードウエア的に出力する処理と
    を有することを特徴とする駆動動作強制停止方法。
  9. プログラムに基づいて、システム全体を制御するシステム制御部と、前記システム制御部から与えられる制御データに基づいて駆動デバイスを駆動する駆動回路部と、電解型コンデンサを用いた平滑回路を有し、少なくとも前記システム制御部と前記駆動回路部に直流電圧を供給する電源回路部とを有する電子機器の駆動動作強制停止方法であって、
    前記直流電圧に現れる脈動振幅を監視し、前記電解型コンデンサの劣化に伴う直流電圧の異常をハードウエア的に検出する処理と、
    異常検出時、前記駆動回路部への電力の供給停止を指示するリセット信号を、前記電源回路部にハードウエア的に出力する処理と
    を有することを特徴とする駆動動作強制停止方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020162223A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 Tdk株式会社 電源装置および医療システム

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