JP2001199836A - 球状複合粉体を配合した化粧料 - Google Patents

球状複合粉体を配合した化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚刺激性のある化粧料用の各種原料を皮膚
に刺激性のない形態で添加することができ、かつ、優れ
た滑沢性を与える複合粉体を配合した化粧料を提供する
こと。 【解決手段】 熱可塑性樹脂及び少なくとも1種の充填
剤から実質的になるほぼ球状の複合粉体を配合した化粧
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚に対して刺激
の少ない球状複合粉体を配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化粧品に対する多様なニーズか
ら、化粧料にはこれまでにも増して多くの種類の原料が
使用される傾向にある。この中には、活性の高い粉体や
皮膚に対して刺激を与えるような粉体が使用されるケー
スも増えてきている。このために化粧料に配合する顔料
等の粉体に表面処理を施して、皮膚に対する刺激を少な
くする対策が試みられている。この例としては、特開平
11−1411、同11−1420、同11−1420
等に記載されたシリコーン処理された無機粉体、特開平
11−92333に記載されたフッ素化合物等により処
理された無機粉体、及び、特開平11−124323に
開示されているジメチルポリシロキサン等により処理さ
れた無機粉体、等が挙げられる。一方、ファンデーショ
ン等の化粧料には多くの原料が配合され、この中にはナ
イロン等熱可塑性樹脂のパウダーも頻用されている。顔
料をはじめとする無機の充填剤をこの熱可塑性樹脂の粒
子内部に含有させて、皮膚に直接触れなくする試みがあ
る、このような内包型複合粉体としては、例えば、樹脂
粉体内部に酸化チタンや酸化亜鉛微粉体を分散させた複
合粒子(特開平9−30935)、樹脂粉体内部に着色
顔料を分散させた複合粒子(特開平10−23123
2)等の内包型複合粉体に関する出願公開がある。しか
しながら、熱可塑性樹脂と充填剤の組合せは限定されて
いる。熱可塑性樹脂と添加剤とを自由に組み合わせて、
所望の粒子径を有する略球形の複合粉体が、化粧料に配
合する成分として強く望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、化粧料に配合するための各種原料、例えば
無機又は有機の顔料等の皮膚に対して刺激性を有する原
料を、皮膚に対する刺激のない形態で配合することがで
き、かつ、略球形状を呈した優れた滑沢性を与えること
ができる複合粉体を配合した化粧料を提供するすること
である。本発明の更に詳細な課題は、以下の詳細な説明
から明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記諸課題は、
以下の方法により解決された。以下に好ましい実施態様
と共に列挙する。 項1) 熱可塑性樹脂及び少なくとも1種の充填剤から
実質的になる略球状の複合粉体を配合した化粧料、 項2) 充填剤が着色顔料である項1)記載の化粧料、 項3) 充填剤が着色顔料である項1)記載の化粧料、 項4) 着色顔料が黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、二
酸化チタン、酸化亜鉛、群青、紺青、カーボンブラッ
ク、チタンブラック、窒化ホウ素、二酸化チタン被覆雲
母、及び、ベンガラ、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボン
ブラック若しくはチタンブラックにより被覆された雲母
チタン、よりなる群から選ばれた項)2記載の化粧料、 項5)体質顔料がタルク、カオリン、マイカ、セリサイ
ト、黄土、アンバー、二酸化チタン、酸化亜鉛、モンモ
リロナイト、クレー、及びベントナイトよりなる群から
選ばれた項3)記載の化粧料、 項6) 熱可塑性樹脂が、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロ
ン12、テフロン、エチレン・酢酸ビニルコポリマー
(EVA)よりなる群より選ばれた項1)ないし5)い
ずれか1項に記載の化粧料、 項7) 複合粉体が1μm以上であって100μm以下
である平均直径を有する、項1)ないし項6)いずれか
1項に記載の化粧料、 項8) 複合粉体が3μm以上であって20μm以下で
ある平均直径を有する、項1)ないし項7)いずれか1
項に記載の化粧料。 項9) ファンデーションである項1)ないし項8)い
ずれか1項に記載の化粧料、 項10) ファンデーションが、パウダータイプ、モイ
スチャー・パウダータイプ、クリームタイプ、又は、リ
キッドタイプである項9)記載の化粧料。
【0005】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
化粧料には、熱可塑性樹脂及び少なくとも1種の充填剤
から実質的になる略球状を呈した複合粉体が配合され
る。熱可塑性樹脂は、加熱により可塑性を有する樹脂で
あり、複合球状粉体を形成する上で、充填剤を保持する
バインダーとなる。熱可塑性樹脂には、多くの合成高分
子が該当し、本発明で好ましい例は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリア
ミド類、特に各種ナイロン、例えばナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1、ナイロン12、ナイロン46、ポリエステル類、例
えばポリエチレンテレフタート、ポリカーボネート、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリふっ化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアセター
ル、ポリスルホン、ポリスチレン、アクリル酸メチル・
メタクリル酸メチルコポリマー、アクリロニトリル・ス
チレンコポリマー、エチレン・酢酸ビニルコポリマー
(EVA)、エチレン・アクリル酸コポリマー、エチレ
ン・プロピレンコポリマー、ABS樹脂(アクリロニト
リル・ブタジエン・スチレンコポリマー)、熱可塑性弾
性体、例えばスチレン・ブタジエンブロックポリマー等
の付加重合体である。
【0006】熱可塑性樹脂は、2種以上の、同種又は異
種の、熱可塑性樹脂の混合物であっても良い。異種の熱
可塑性樹脂混合物(ポリマーブレンド)の成分が非相溶
である場合には、相溶化剤を用いて両相の分散を良化さ
せることが好ましい。更に好ましくは混合状態を制御し
たいわゆるポリマーアロイを本発明に用いることができ
る。ポリマーアロイを用いて、耐熱性、強靱性、造粒性
を改良することができる。ポリマーアロイの例として
は、ポリフェニレンオキサイド(PPO)/ポリスチレ
ン(PS)、ポリベンズイミダゾール(PBI)/ポリ
イミド(PI)、PPO/ABS、ABS/ポリカーボ
ネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)/PC、PET/PC、PBT/PET、PBI/
PI、ナイロン/変性ポリオレフィン、PBT/変性ポ
リオレフィン、ナイロン/PPO、ABS/ナイロン、
ABS/PBT、ナイロン/PPO、ナイロン/AB
S、ナイロン/PCを挙げることができ、その他の具体
例は、高分子学会編、先端高分子材料シリーズ3「高性
能ポリマーアロイ」、(平成3年、丸善)等に記載され
ている。
【0007】本発明に使用する充填剤は、光学的、機械
的、電気的、又は熱的性質を改良しうる性質を有し、少
なくとも1種の有機充填剤、無機充填剤、及びこれらの
2種以上の、同種又は異種の、充填剤の混合物であり、
熱可塑性樹脂と混合可能な成分である。本発明の充填剤
には、紫外線を吸収ないし散乱する物質、顔料、染料、
赤外線吸収剤、電磁波ないし放射線の吸収剤等が含まれ
る。本発明の充填剤は大別すると、(1)着色顔料、
(2)体質顔料、(3)着色顔料の混合物、及び、
(4)着色顔料で被覆した体質顔料がある。着色顔料の
例を挙げると、酸化チタン(チタンホワイト、チタンブ
ラック)、酸化亜鉛、酸化鉄(ベンガラ、黄酸化鉄、黒
酸化鉄、超微粒子酸化鉄)、酸化アルミニウム、水酸化
アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化チタン、窒化ジ
ルコニウム、酸化セレン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、炭
化ホウ素、窒化ホウ素、アルミン酸ストロンチウム、等
である。又、体質顔料としては、タルク、カオリン、マ
イカ、セリサイト、黄土、アンバー、二酸化チタン、酸
化亜鉛、モンモリロナイト、クレー、ベントナイト等が
挙げられる。着色顔料の混合物としては、単なる混合物
に加えて、ある種の着色顔料で被覆した別種の着色顔料
があり、後者の例としては、二酸化チタン被覆雲母、及
び、ベンガラ、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラッ
ク若しくはチタンブラック1種又は2種以上により被覆
された雲母チタンが挙げられる。着色顔料で被覆した体
質顔料の例としては、二酸化チタン被覆雲母、及び、ベ
ンガラ、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック若し
くはチタンブラック1種又は2種以上により被覆された
体質顔料がある。
【0008】本発明において、必要に応じて、機能の異
なる又は同一の、2以上の異なった充填剤を併用するこ
とができる。充填剤は熱可塑性樹脂の球状粒子内部に含
有させることが好ましい。又、充填剤に予め表面処理を
行っておき、熱可塑性樹脂への内包や被覆を容易にして
も良い。微粒子に分散する工程において、充填剤の熱可
塑性樹脂への内包や被覆を行うこともできる。「実質的
に熱可塑性樹脂及び充填剤からなる」とは、その他の成
分が20重量%以下、好ましくは10重量%以下であっ
て、充填剤の特性が阻害されないことを意味する。充填
剤の熱可塑性樹脂組成物全体に対する配合量にはこの組
成物が微粒子に分散され造粒される以上特に制限はない
が、一般的には、0.1重量%以上90重量%以下であ
る。より詳しくは、項2)に記載した着色顔料を内包す
る熱可塑性樹脂の場合には、好ましくは0.1重量%以
上60重量%以下、更に好ましくは0.1重量%以上3
0重量%以下である。着色顔料の混合物の場合にも、こ
の配合比に準じる。又項3)に記載した体質顔料を内包
する熱可塑性樹脂の場合には、好ましくは10重量%以
上90重量%以下、更に好ましくは30重量%以上90
重量%以下である。着色顔料で被覆した体質顔料の配合
比もこれに準じる。
【0009】本発明に使用する複合粉体は、以下の工程
(1)及び(2)を含む製造方法により製造される: (1)熱可塑性樹脂及び少なくとも1種の充填剤から実
質的になる熱可塑性樹脂組成物を、この組成物と相溶性
のない分散媒と共にこの組成物の融点以上の温度に加熱
して混合し、微粒子に分散する工程(1)、及び(2)
得られた熱可塑性樹脂組成物の微粒子をその融点以下の
温度に冷却して、平均粒径が約0.01μm以上約1,
000μm以下である、略球状の複合粉体とする工程
(2)、を含むことを特徴とする球状複合粉体の製造方
法。
【0010】分散媒は、前記の工程(1)の分散工程に
おいて、熱可塑性樹脂組成物を微粒子に分散させるため
の連続相を形成し、熱可塑性樹脂と相溶性を有しない。
相溶性を有しないとは、加熱温度において、1重量%以
上の溶解度を有しないことをいう。分散媒は、好ましく
は熱可塑性樹脂に対して、相溶性を有さず、好ましくは
貧溶剤であることが望ましい。ここで、貧溶媒とは、所
定温度における熱可塑性樹脂溶液に添加するとその熱可
塑性樹脂の溶解度が減少するような溶媒をいう。本発明
の分散媒は、2以上の分散媒の混合物であっても良く、
熱可塑性樹脂組成物に対して、室温から工程(1)の加
熱温度の範囲にわたり、貧溶媒であることが望ましい。
本発明の分散媒は、熱可塑性樹脂組成物に対して、容量
で、0.5倍以上5以下使用される。
【0011】本発明に使用する分散媒の好ましい例は、
ポリアルキレンオキサイド類、例えばポリエチレンオキ
サイド、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル及びその誘導体(アセタール化体等)、ポリブテン、
ワックス、天然ゴム、合成ゴム、例えばポリブタジエ
ン、スチレン・ブタジエン共重合ゴム、石油樹脂等であ
り、これらを単独で、あるいは組み合わせて使用するこ
とができる。ポリアルキレンオキサイド類は、異なった
重合度のものが市販されており、これらの成分を適宜組
み合わせることにより、工程(1)の分散温度において
分散媒が所望の粘弾性を有するように調節することがで
きる。
【0012】本発明において、熱可塑性樹脂組成物の融
点は、示差走査熱量測定(DSC)法により測定した融
点をいう。熱可塑性樹脂及び無機充填剤から実質的にな
る熱可塑性樹脂組成物の融点は、熱可塑性樹脂の融点で
近似することができる。種々の熱可塑性樹脂の融点は、
ハンドブック類、製造メーカーの技術資料等に記載され
ている(例えば、実用プラスチック辞典、材料編、増補
改訂、320ページ、表1−4(1993年、産業調査
会発行)。例えば、ナイロン12の融点は、約180℃
である。本発明において、熱可塑性樹脂の融点は30℃
以上300℃以下であることが好ましい。工程(1)の
微粒子分散工程の温度は、使用する熱可塑性樹脂の融点
よりも、10℃ないし200℃高い温度に加熱し、好ま
しくは20℃ないし150℃高い温度に加熱し、混合す
ることが好ましい。加熱温度が低すぎると、熱可塑性樹
脂組成物は微粒子に分散されにくく、絡まった繊維状に
なりやすい。加熱温度が高すぎると、熱分解等が起こる
ために好ましくない。
【0013】本発明に使用するほぼ球状の複合粉体の製
造方法において、工程(1)において樹脂組成物を分散
媒中に微粒子に分散するための方法・装置は特に限定さ
れない。例えば、ロール、バンバリーミキサー、ニーダ
ー、単軸押出機、2軸押出機等によって分散することが
できる。本発明の造粒方法では、湿式撹拌造粒に属する
と考えられ、微粒子を分裂する力である、撹拌による剪
断力と、微粒子を保持する力である、組成物の粘弾性及
び界面張力とのバランスにより、粒子サイズが決定され
ると考えられる。均一な粒子サイズ分布を得るために
は、撹拌による剪断力と組成物の粘弾性を均一にするこ
とが好ましく、このためには、密閉型の分散機を用い
て、かつその分散機内部の温度分布を均一にすることが
好ましい。
【0014】本発明において、工程(2)の後に、熱可
塑性樹脂組成物と分散媒の混合物を、融点以下に冷却し
た後、該組成物の貧溶媒でかつ分散媒の良溶媒である展
開溶媒とこの混合物を混合して、複合粉体の懸濁液とし
ても良い。この場合、該混合物を冷却した後、クラッシ
ャー等で粉砕したり、ペレタイザーでペレット化した
り、押出機、ロール等でシート状に成形してから展開溶
媒中に浸漬してもよい。
【0015】展開溶媒としては、水、有機溶媒及びこれ
らの混合物を用いることができる。分散媒として、ポリ
アルキレンオキシド類を用いると、水を展開溶剤として
使用することができる。複合粉体の懸濁液から目的とす
る球状複合粉体を、遠心分離、濾過、又はこれらの方法
を組み合わせて分離することができる。分離した複合粉
体は、必要に応じて、乾燥してから使用する。又、内包
型複合粉体に、引き続き適当な物質で表面処理を行い、
内包・被覆型複合粉体としても良い。表面処理の方法と
しては、湿式粉砕装置を用いて、内包型複合粉体表面に
金属酸化物(鉄、亜鉛、アルミニウム、ジルコニウム、
セリウム、コバルト等の酸化物)をメカノケミカル的に
被覆する方法も採用できる(特開平8−59433)。
【0016】本発明の複合粉体の製造方法によれば、平
均粒子径が約0.01μm以上であって約1,000μ
m以下の略球状の粒子(以下、単に「球状粒子」ともい
う。)を得ることができる。ここで、「略球状」とは、
粒子の直交3軸の比が2以下のものをいう。略球状の粒
子には、真球状の粒子を含むことはいうまでもない。約
0.01μm以上とは、0.01μmの数分の1までを
含むことをいう。約1,000μm以下とは、数mmの
粒子径のものまで含むことを意味する。好ましくは、
0.01μm以上であって、1,000μm以下の平均
粒子径である。中でも平均粒子径が1μm以上であって
100μm以下の粒子は、多くの用途に好ましく使用さ
れる。又、粒子径は、電子顕微鏡、光学顕微鏡等により
測定できる。本発明の平均粒子径とは、粒子の直径の数
平均をいう。
【0017】化粧品配合用には、一般に3μm以上15
μmの平均粒子径の球状複合粉体が好ましく使用され
る。合成高分子の球状粒子は、ローリング効果を有し、
化粧品ののびがよく、サラサラした感触を与える。又、
プレス製品への配合では、プレス性が向上するため、作
業性が向上し、ワレの防止に有効である。球状複合粒子
は、これらの特性を維持しつつ、充填剤が有する機能を
付加することができる。酸化チタン又は酸化亜鉛を内包
する球状複合粒子は、紫外線防止用の配合剤となる。そ
の他、化粧品配合用としては、化粧品に従来から使用さ
れてきた粉体、油剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、粘
剤、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、色素を同時に
配合することができる。
【0018】本発明において、熱可塑性樹脂、充填剤、
分散媒、展開溶剤、等の要素の好ましい例、又は、工程
条件の好ましい範囲から任意の2以上を組み合わせた態
様は、更に好ましい実施態様である。以下に本発明の実
施例を挙げるが、本発明はこれに限られるものではな
い。
【0019】
【実施例】(粉体製造1:球状ナイロン複合粉体1)ダ
イセル化学工業(株)性のダイアミド(ナイロン12)
0.75Kgと黄酸化鉄0.25Kgとを、明成化学工
業(株)製のポリエチレンオキサイドR150の1.3
Kgと良く混合した後、2軸型の加圧混練機中で、23
0℃に均一に加熱しながら混合し、黄酸化鉄内包微粒子
ナイロンを製造した。得られた混合物を約150℃に冷
却した後、分散媒である水20リットルと混合して黄酸
化鉄内包ナイロン複合粉体の懸濁液とした。遠心分離法
により目的とする複合粉体を分離した後、加熱乾燥し
て、平均粒子径が5μmの黄酸化鉄を内包したほぼ真球
状の球状ナイロン複合粉体1を得た。 (粉体製造2:球状ナイロン複合粉体2)上記の粉体製
造1において、黄酸化鉄0.25Kgに替えて、ベンガ
ラ0.25Kgを使用する以外は全く同様にして、ベン
ガラを内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体2を
得た。
【0020】上記の球状ナイロン複合粉体1及び2を使
用して下記のパウダーファンデーション1を製造した。 (実施例1) (パウダーファンデーション1) 球状ナイロン複合粉体1 16重量部 (12重量部のナイロン12に4重量部の黄酸化鉄を分散) 球状ナイロン複合粉体2 4重量部 (3重量部のナイロン12に1重量部のベンガラを分散) 二酸化チタン 15重量部 タルク 25重量部 表面処理セリサイト 30重量部 (鉄ドープチタン及びステアリン酸亜鉛を被覆) ジメチルシリコーン 5重量部 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 5重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション1とした。
【0021】(粉体製造2A:球状ナイロン複合粉体2
A)上記の粉体製造1において、黄酸化鉄0.25Kg
に替えて、黄酸化鉄0.20Kg及びベンガラ0.05
0Kgを使用する以外は全く同様にして、黄酸化鉄及び
ベンガラを内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体
2Aを得た。
【0022】上記の球状ナイロン複合粉体2Aを使用し
て下記のパウダーファンデーションを製造した。 (実施例2) (パウダーファンデーション2) 球状ナイロン複合粉体2A 20重量部 (15重量部のナイロン12に4重量部の黄酸化鉄及び1重量部のベンガ ラを分散) 二酸化チタン 15重量部 タルク 25重量部 表面処理セリサイト 30重量部 (鉄ドープチタン及びステアリン酸亜鉛を被覆) ジメチルシリコーン 5重量部 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 5重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション2とした。
【0023】(粉体製造3:球状ナイロン複合粉体3)
上記の粉体製造1において、黄酸化鉄0.25Kgに替
えて、黄酸化鉄0.20Kg及びベンガラ0.05Kg
を使用する以外は全く同様にして、黄酸化鉄及びベンガ
ラを内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体3を得
た。この球状ナイロン複合粉体3を使用して次のパウダ
ーファンデーション3を製造した。 (実施例3) (パウダーファンデーション3) 球状ナイロン複合粉体3 20重量部 (15重量部のナイロン12に4重量部の黄酸化鉄及び1重量部のベンガ ラを分散) タルク 25重量部 表面処理タルク 30重量部 (肌色の鉄をドープした二酸化チタンを被覆:特開平11−43626の 実施例7参照) ジメチルシリコーン 5重量部 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 5重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション3とした。
【0024】(粉体製造4:球状ナイロン複合粉体4)
上記の粉体製造1において、ダイアミド1640(ナイ
ロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替
えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)
0.56Kgと黄酸化鉄0.44Kgを使用する以外は
全く同様にして、黄酸化鉄を内包したほぼ真球状の球状
ポリエチレン複合粉体4を得た。 (粉体製造5:球状ポリエチレン複合粉体1)上記の粉
体製造1において、ダイアミド1640(ナイロン1
2)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替えて、
それぞれ、高密度ポリエチレン0.825Kgとベンガ
ラ0.175Kgを使用する以外は全く同様にして、黄
酸化鉄を内包したほぼ真球状の球状ポリエチレン複合粉
体1を得た。上記の球状ナイロン複合粉体4及び球状ポ
リエチレン複合粉体1を下記のパウダーファンデーショ
ン4の製造に使用した。
【0025】 (実施例4) (パウダーファンデーション4) 球状ナイロン複合粉体4 9重量部 (5重量部のナイロン12に4重量部の黄酸化鉄を分散) 球状ポリエチレン複合粉体1 4重量部 (4.7重量部の高密度ポリエチレンに1重量部のベンガラを分散) 赤色透明粉体 20重量部 シリコーン処理タルク 20重量部 シリコーン処理二酸化チタン 10重量部 シリコーン処理酸化亜鉛 5重量部 シリコーン処理マイカ 5重量部 エスカロール507 3重量部 ネオへリオパン 2重量部 ブチルバラベン 0.3重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション4とした。
【0026】(粉体製造6:球状ナイロン複合粉体5)
上記の粉体製造1において、ダイアミド1640(ナイ
ロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替
えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)
0.66Kgと黄酸化鉄0.27Kg及びベンガラ0.
07Kgを使用する以外は全く同様にして、黄酸化鉄及
びベンガラを内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉
体5を得た。上記の球状ナイロン複合粉体5を下記のパ
ウダーファンデーション5の製造に使用した。
【0027】 (実施例5) (パウダーファンデーション5) 球状ナイロン複合粉体5 9重量部 (9.7重量部のナイロン12に4重量部の黄酸化鉄及び1重量部のベン ガラを分散) 赤色透明粉体 20重量部 シリコーン処理タルク 20重量部 シリコーン処理二酸化チタン 10重量部 シリコーン処理酸化亜鉛 5重量部 シリコーン処理マイカ 5重量部 エスカロール507 3重量部 ネオへリオパン 2重量部 ブチルバラベン 0.3重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション5とした。
【0028】(粉体製造7:球状複合粉体6)上記の粉
体製造1において、ダイアミド1640(ナイロン1
2)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替えて、
それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)0.7
6Kgと酸化亜鉛0.24Kgを使用する以外は全く同
様にして、酸化亜鉛を内包したほぼ真球状の球状ナイロ
ン複合粉体6を得た。上記の球状ナイロン複合粉体1及
び6を下記のパウダーファンデーション6の製造に使用
した。
【0029】 (実施例6) (パウダーファンデーション6) 球状ナイロン複合粉体6 3.3重量部 (2.5重量部のナイロン12に0.8重量部の酸化亜鉛を分散) 球状ナイロン複合粉体1 10重量部 (7.5重量部のナイロン12に2.5重量部の酸化鉄を分散) 球状複合粉体10 10重量部 硫酸バリウム 5重量部 橙色系パール剤 5重量部 タルク 20重量部 二酸化チタン 10重量部 スクワラン 0.1重量部 流動パラフィン 8重量部 ミツロウ 2重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.1重量部 防腐剤 適量 香料 微量 マイカ 残量 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション6とした。
【0030】(粉体製造8:球状ナイロン複合粉体7)
上記の粉体製造1において、黄酸化鉄0.25Kgに替
えて、黄酸化鉄0.19Kg及び酸化亜鉛0.06Kg
を使用する以外は全く同様にして、黄酸化鉄及び酸化亜
鉛を内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体7を得
た。上記の球状ナイロン複合粉体7を下記のパウダーフ
ァンデーション6の製造に使用した。
【0031】(実施例7) (パウダーファンデーション7)実施例6において、球
状ナイロン複合粉体6を9重量部、及び球状ナイロン複
合粉体1を10重量部使用する替わりに、球状ナイロン
複合粉体7を13.3重量部使用する以外は、全く実施
例6と同様にしてパウダーファンデーション7を製造し
た。
【0032】(粉体製造9:球状ナイロン複合粉体8)
上記の粉体製造1において、ダイアミド1640(ナイ
ロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替
えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)
0.745Kgと黄酸化鉄0.255Kgを使用する以
外は全く同様にして、黄酸化鉄を内包したほぼ真球状の
球状ナイロン複合粉体8を得た。 (粉体製造10:球状ナイロン複合粉体9)上記の粉体
製造1において、ダイアミド1640(ナイロン12)
0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替えて、それ
ぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)0.97K
gと黒酸化鉄0.03Kgを使用する以外は全く同様に
して、黒酸化鉄を内包したほぼ真球状の球状ナイロン複
合粉体9を得た。上記の球状ナイロン複合粉体2、8及
び9を下記のパウダーファンデーション8の製造に使用
した。
【0033】 (実施例8) (パウダーファンデーション8) 球状ナイロン複合粉体8 9.8重量部 (7.3重量部のナイロン12に2.5重量部の黄酸化鉄を分散) 球状ナイロン複合粉体2 3.2重量部 (2.4重量部のナイロン12に0.8重量部のベンガラを分散) 球状ナイロン複合粉体9 0.4重量部 (3.0重量部のナイロン12に0.1重量部の黒酸化鉄を分散) マイカ 残量 単分散球状シリカ(平均粒径0.4μm、変動係数4%)10重量部 紫色系パール剤 10重量部 タルク 20重量部 二酸化チタン 10重量部 流動パラフィン 8重量部 ミツロウ 2重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.1重量部 防腐剤 適量 香料 微量 合計 100重量部 上記成分を混合撹拌することにより均一化してパウダー
ファンデーション8とした。
【0034】(粉体製造11:球状ナイロン複合粉体1
0)上記の粉体製造1において、ダイアミド1640
(ナイロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25K
gに替えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン
12)0.746Kgと黄酸化鉄0.187Kg、ベン
ガラ0.06Kg及び黒酸化鉄0.007Kgを使用す
る以外は全く同様にして、黄酸化鉄、ベンガラ及び黒酸
化鉄を内包したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体10
を得た。上記の球状ナイロン複合粉体10を下記のパウ
ダーファンデーション8の製造に使用した。
【0035】(実施例9) (パウダーファンデーション9)実施例8において、球
状ナイロン複合粉体8を9.8重量部、球状ナイロン複
合粉体2を3.2重量部、及び球状ナイロン複合粉体9
を0.4重量部使用する替わりに、球状ナイロン複合粉
体10を13.4重量部使用する以外は、全く同様にし
てパウダーファンデーション9を製造した。
【0036】(粉体製造12:球状ナイロン複合粉体1
1)上記の粉体製造1において、ダイアミド1640
(ナイロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25K
gに替えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン
12)0.2Kgと二酸化チタン0.8Kgを使用する
以外は全く同様にして、二酸化チタンをナイロンで被覆
したほぼ真球状の球状ナイロン複合粉体11を得た。 (粉体製造13:球状ナイロン複合粉体12)上記の粉
体製造1において、ダイアミド1640(ナイロン1
2)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25Kgに替えて、
それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン12)0.2
Kgとタルク0.8Kgを使用する以外は全く同様にし
て、タルクをナイロンで被覆したほぼ真球状の球状ナイ
ロン複合粉体12を得た。上記の球状ナイロン複合粉体
11及び12を使用して、下記のパウダーファンデーシ
ョン10を製造した。
【0037】(実施例10) (パウダーファンデーション10)実施例1において、
二酸化チタン15重量部を粉体製造12のナイロン被覆
二酸化チタン15重量部に変更し、かつ、タルク25重
量部を粉体製造13のナイロン被覆タルク25重量部に
替えて使用する以外は、全く同様にしてパウダーファン
デーション10を製造した。
【0038】(粉体製造14:球状ナイロン複合粉体1
3)上記の粉体製造1において、ダイアミド1640
(ナイロン12)0.75Kg及び黄酸化鉄0.25K
gに替えて、それぞれ、ダイアミド1640(ナイロン
12)0.2Kgとマイカ0.8Kgを使用する以外は
全く同様にして、マイカをナイロンで被覆したほぼ真球
状の球状ナイロン複合粉体13を得た。上記の球状ナイ
ロン複合粉体11ないし13を使用して、下記のパウダ
ーファンデーション11を製造した。
【0039】(実施例11) (パウダーファンデーション11)実施例6において、
二酸化チタン10重量部を粉体製造12のナイロン被覆
二酸化チタン10重量部に変更し、かつ、タルク20重
量部を粉体製造13のナイロン被覆タルク20重量部に
変更し、かつ、マイカによる残量を粉体製造14のナイ
ロン被覆マイカによる残量とした以外は、全く同様にし
てパウダーファンデーション11を製造した。
【0040】
【本発明の効果】本発明の球状複合粉体を配合した化粧
料は、化粧くずれ防止、しっとり感、透明感、美白効
果、紫外線遮蔽効果を有し、かつ、皮膚への刺激が少な
いので、従来品よりも、一層安全性が高い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂及び少なくとも1種の充填
    剤から実質的になる略球状の複合粉体を配合した化粧
    料。
  2. 【請求項2】 充填剤が着色顔料である請求項1記載の
    化粧料。
  3. 【請求項3】 充填剤が体質顔料である請求項1記載の
    化粧料。
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