JP2001064395A - 金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体及びその製造方法並びにそれを配合した化粧料 - Google Patents

金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体及びその製造方法並びにそれを配合した化粧料

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JP2001064395A
JP2001064395A JP24392099A JP24392099A JP2001064395A JP 2001064395 A JP2001064395 A JP 2001064395A JP 24392099 A JP24392099 A JP 24392099A JP 24392099 A JP24392099 A JP 24392099A JP 2001064395 A JP2001064395 A JP 2001064395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属酸化物粉体の光学的性質をコントロール
し、且つ分散性、分散安定性、撥水性、硬い感触を改善
したハイブリッド粉体及びそれを配合した化粧料を提供
する。 【解決手段】オルガノポリシロキサンの珪素原子が酸素
を介して金属原子と共有結合し均質に複合化している金
属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体で
ある。上記の金属原子はチタン及び/又はジルコニウム
が好ましい。金属のアルコキシドを加水分解したゾル
に、アルコキシ基含有オルガノポリシロキサンなどの反
応性オルガノポリシロキサンを添加してハイブリッドゾ
ルを生成させ、これを粉体化することによって製造す
る。このハイブリッド粉体を化粧料に配合することで、
使用感、自然な仕上がり、化粧持ち、紫外線防御効果に
優れる化粧料を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属酸化物・オルガ
ノポリシロキサンハイブリッド粉体及びその製造方法に
関し、更にそれを配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来技術】金属酸化物の中でも屈折率の高い酸化チタ
ン等の粉体は、隠蔽力が高いこと、化学的安定性に優れ
ていることから白色顔料として汎用されている。しか
し、この屈折率の高さは場合によって欠点となることが
ある。特に化粧料に用いた場合には、いわゆる“白浮
き”と呼ばれる不自然な化粧の原因となる。そのため、
酸化チタンなどの屈折率の高い金属酸化物を化粧料に利
用する場合には、上記の問題点を解消すべく、粉体の形
状や粒径を変えたり、他の粉体と複合化するなど種々の
工夫が採られてきたが、屈折率はそれぞれの粉体の持つ
本質的な性質であるがために、上記の問題点を完全に解
決するには至らなかった。
【0003】また、金属酸化物には媒質中で凝集を起こ
しやすいものがあり、この凝集を起こしやすい金属酸化
物の粉体は、安定な分散状態を保つことが難しい。また
金属酸化物の粉体は水に対して濡れ易いため、これらの
粉体を配合した配合物の塗膜は耐水性が弱いという欠点
がある。これらの問題点を改善するため、金属酸化物の
粉体の表面をオルガノポリシロキサンやフッ素系高分子
物などの表面処理剤でで処理して撥水性を付与する方法
が種々提案されている。しかし、これらの表面処理によ
っては、撥水性ひいては耐水性を改善することは可能で
あっても、分散性や分散安定性の改善は充分には行われ
難い。
【0004】また、金属酸化物と有機物質とのハイブリ
ッド材料の開発もなされてきており、金属酸化物と有機
高分子化合物とを共有結合させたハイブリッド体の粉体
が提案されている(特開平7−265686号公報)。
この提案された発明の粉体は、代表的には、ビニル単量
体を重合させて得た高分子化合物をシード粒子となし、
このシード粒子をビニル基含有の重合性金属アルコキサ
イドを含む膨潤溶媒で膨潤させた後、重合性金属アルコ
キサイドを重合、加水分解、縮合することでハイブリッ
ドを得るものであるが、この提案された発明は均一の粒
径の粒子からなるという特性を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属酸化物
粉体の改良、具体的には、金属酸化物の特性を活かしつ
つ、金属酸化物の屈折率などの光学的性質をコントロー
ルでき、また分散性、分散安定性、硬い感触を改善し、
更に撥水性を付与した金属酸化物ハイブリッド粉体を提
供することを目的とする。また、本発明はこれらの金属
酸化物ハイブリッド粉体を配合した化粧料を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、オルガノポリ
シロキサンの珪素原子が酸素を介して金属原子と共有結
合し均質に複合化していることを特徴とする金属酸化物
・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体である。上
記の金属酸化物は酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウ
ムが好ましい。このハイブリッド粉体は化粧料への配合
に適する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の金属酸化物・オルガノポ
リシロキサンハイブリッド粉体は、オルガノポリシロキ
サンの珪素原子が酸素を介して金属原子と共有結合して
いる。この状態で共有結合することによって、金属酸化
物とオルガノポリシロキサンとが均質に複合化したハイ
ブリッド体が得られる。このとき、オルガノポリシロキ
サンは例えば、下記一般式(1’)
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、Rはアルキル基、アリール基又は
アラルキル基であって、それぞれ同一でも異なってもよ
い。Yは、−R又は−R1−Si(−O−)3で示される
基(但し、R1は炭素数1〜5のアルキレン基)であ
り、同一でも異なってもよいが、少なくとも1個は−R
1−Si(−O−)3である。また、n=1〜100、m
=0〜5である。〕で表される残基を形成するものが好
ましい。
【0010】オルガノポリシロキサンとハイブリッドさ
せる金属酸化物の金属としてはチタン、ジルコニウム、
アルミニウム、鉄、セリウム、亜鉛、銅、イットリウ
ム、アンチモン等が挙げられ、更に珪素も用いられる。
これらの金属の酸化物は1種単独で使用してもよいし、
2種以上混合して使用してもよい。金属酸化物の中でも
酸化チタン、酸化ジルコニウムが好ましく、特に酸化チ
タンが好適である。これらの金属酸化物は、後述するご
とく、アルコキシド(アルコール類の水酸基の水素を金
属で置換した化合物)を出発物質として用い、ハイブリ
ッド化の過程において金属酸化物に変化する。このアル
コキシドとしては、メトキシド、エトキシド、プロポキ
シド、ブトキシドなどが挙げられる。
【0011】また、金属酸化物とハイブリッドさせるの
に使用するオルガノポリシロキサンは、その末端或は側
鎖に反応性の官能基をもつオルガノポリシロキサン(本
発明では、反応性オルガノポリシロキサンという)であ
れば特に限定されない。反応性の官能基は例えばアルコ
キシ基、シラノール基、カルボキシル基、アミノ基、エ
ポキシ基等であるが、アルコキシ基を持つオルガノポリ
シロキサンやシラノール基を持つオルガノポリシロキサ
ン(ここでは、これらアルコキシ基やシラノール基を持
つオルガノポリシロキサンを、単にアルコキシ基含有オ
ルガノポリシロキサンということがある。)が好ましく
用いられる。アルコキシ基はメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、ブトキシ基などである。特に次式の一般
式(1)で示されるアルコキシ基を有するオルガノポリ
シロキサン誘導体が好ましく用いられる。
【0012】
【化5】
【0013】〔式中、Rはアルキル基、アリール基又は
アラルキル基であって、それぞれ同一でも異なってもよ
い。Xは、−R又は−R1−Si(OR23で示される
基(但し、R1は炭素数1〜5のアルキレン基、R2は炭
素数1〜5のアルキル基)であり、同一でも異なっても
よいが、少なくとも1個は−R1−Si(OR23であ
る。また、n=1〜100、m=0〜5である。〕上記
Rのアルキル基はメチル基、エチル基、プロピル基など
であり、特にメチル基の化合物が好ましく用いられる。
また上記Rのアリール基はフェニル基、トリル基などで
あり、アラルキル基はフェネチル基などである。これら
のオルガノポリシロキサン誘導体の具体例として、次式
(3)、(4)で示される化合物が挙げられる。
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】本発明の金属酸化物・オルガノポリシロキ
サンハイブリッド粉体の製造方法について説明する。本
発明の金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッ
ド粉体の製造は、まずハイブリッドゾルを合成し、次に
これを粉体化するという2段階で行なわれる。金属のア
ルコキシドとしてチタンのアルコキシドを用い、反応性
オルガノポリシロキサンとしてアルコキシ基含有オルガ
ノポリシロキサンを用いた場合を例にして説明する。チ
タンのアルコキシドに水と有機溶媒と酸の混合液を滴下
して加水分解しゾルを生成させる。このとき、混合液を
ゆっくり滴下して透明なゾルが得られるようにするのが
好ましい。このゾルにアルコキシ基含有オルガノポリシ
ロキサン誘導体を添加して、ハイブリッドゾル溶液を生
成させ、次いでこのハイブリッドゾル溶液をアルカリ水
溶液と有機溶媒の混合液に滴下してチタン酸化物・オル
ガノポリシロキサンハイブリッド粉体を製造する。ジル
コニウム酸化物のハイブリッド粉体の場合も同様に製造
できる。また例えばチタン酸化物とジルコニウム酸化物
の混合物のハイブリッド粉体も同様に製造することがで
きる。
【0017】上記で述べたチタン酸化物・オルガノポリ
シロキサンハイブリッド粉体の製造方法における反応ス
キームは、理論的には、例えば下記の化8に示したよう
になっていると考えられる。すなわち、(1)加水分解
した加水分解物同士が、(2)共縮合反応し、チタン酸
化物とオルガノポリシロキサンとが複合化してハイブリ
ッドゾルを生成すると考えられる。しかして、本発明で
いう「酸化チタンとオルガノポリシロキサンが均質に複
合化している」とは、粉体を光学顕微鏡で観察したと
き、相の分離がみられないことを意味する。すなわち、
光学顕微鏡でみたとき、酸化チタン相とオルガノポリシ
ロキサン相とが区別できないことを意味する。また、本
発明の金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッ
ド粉体の粒径は金属酸化物の種類、製造時の条件等によ
って異なるが、一般には1nm〜1000μmである。
【0018】
【化8】
【0019】また、アルコキシ基含有ジメチルポリシロ
キサンとして、次式の一般式(2)で表される化合物
(但し式中、R1は炭素数2〜4のアルキレン基、R2
CH3又はC25、nは6〜16)を用い、金属のアル
コキシドとして例えばチタンのアルコキシドを用いる場
合は、チタンのアルコキシドとアルコキシ基含有ジメチ
ルポリシロキサン誘導体を、特定のモル比、すなわちモ
ル比1:1〜10:1の割合で使用して縮合させると球
状の酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド
粉体を製造することができる。上記の方法によると、丸
い形をした球状の粉体を得ることができる。
【0020】
【化9】
【0021】次に、酸化チタン・ジメチルポリシロキサ
ンハイブリッド粉体の製造方法について、より具体的に
説明する。 第一工程:酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブ
リッドゾルの合成 チタンテトライソプロポキシド(和光純薬製)をポリメ
チルペンテン製の三角フラスコに入れ、マグネティック
スターラーにて攪拌し、ここに水、塩酸、有機溶媒の混
合液を約1.0ml/分の速さで滴下して透明なゾル溶
液を得る。滴下終了後すぐにアルコキシ基含有ジメチル
ポリシロキサンと有機溶媒の混合物を攪拌しながら加え
る。酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド
ゾルが得られる。ここで使用する有機溶媒は、チタンテ
トライソプロポキシドとアルコキシ基含有オルガノポリ
シロキサンとが溶解するものであればいずれも使用でき
るが、イソプロピルアルコールが好適である。
【0022】第二工程:酸化チタン・ジメチルポリシロ
キサンハイブリッド粉体の合成 第一工程で得た酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハ
イブリッドゾルを、アンモニア、水及び有機溶媒の混液
に滴下し、粉体化する。滴下中は常に攪拌を行い、滴下
終了後約30分攪拌を続ける。その後遠心分離を行い、
上清み液を捨て、粉体部分を有機溶媒に超音波を用いて
再分散し、遠心分離後室温あるいは加熱乾燥し、解砕を
行う。ハイブリッド粉体が得られる。ここで用いる有機
溶媒はアンモニア、水と混合するものであればいずれの
ものも使用できるが、メタノールが好適である。
【0023】また、球状の酸化チタン・ジメチルポリシ
ロキサンハイブリッド粉体の合成は次のとおりである。
すなわち、上記の第一工程における酸化チタン・ジメチ
ルポリシロキサンハイブリッドゾルの合成において、ア
ルコキシ基含有ジメチルポリシロキサンが上記化学式
(3)で示されるオルガノポリシロキサンを用い、また
その量をチタンテトライソプロポキシドに対してモル比
で1:1〜10:1にして同様にハイブリッドゾルを合
成する。得られたハイブリッドゾルを、アンモニア、
水、メタノール又はエタノールの混液に滴下することに
よって、球状の酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハ
イブリッド粉体を得ることができる。このとき、アンモ
ニア、水、メタノールの混液に低HLBのオルガノポリ
シロキサン系界面活性剤を添加することで、より形状の
そろったハイブリッド粉体を得ることができる。低HL
Bのオルガノポリシロキサン系界面活性剤の例として
は、KF−6016(信越化学株式会社製)などがあげ
られる。
【0024】本発明の酸化チタン・ジメチルポリシロキ
サンハイブリッド粉体(後記する3種)、並びに従来の
酸化チタン粉末、微粒子酸化チタン粉末、及びオルガノ
ポリシロキサン処理酸化チタン粉末(メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン処理酸化チタン粉末とジメチルポリ
シロキサン処理酸化チタン粉末の2種)について、屈折
率、分散性、硬さの感触について、次の方法により評価
を行い、その結果を表1に示す。
【0025】(a)屈折率:液浸法により測定した。屈
折率が既知である様々な液体に粉体を分散し、透明にな
ったところをその粉体の屈折率とした。
【0026】(b)分散性:各粉体を10%濃度でデカ
メチルシクロペンタシロキサン中に混合し、1.5mm
φのセラミックスビーズと共にペイントシェイカーを用
いて5時間振とうしたものを測定用検体とし、下記判断
基準に従って、目視にて分散性を判定した。 ○:分散性が良好であり、凝集が観察されない。 △:分散性は良好であるが、少し凝集が観察される。 ×:分散性が悪く、かなり凝集が観察される。
【0027】(c)分散安定性:上記検体について、2
時間経過後の沈降の様子を観察し、下記判断基準によ
り、目視にて分散安定性を判定した。 ○:分散安定性が良好であり、沈降が見られない。 △:分散安定性は良好であるが、若干の沈降が見られ
る。 ×:分散安定性が悪く、沈降が見られる。
【0028】(d)硬さの感触:官能評価パネル16人
により上腕内側でテスト(試料の一定量を上腕内部に指
で少しずつ広げたときの感触のテスト)を行い、下記判
定基準により、判定した。 判定基準 ◎:非常に柔らかい感じがする。 ○:柔らかい感じがする。 △:硬い感じがする。 ×:非常に硬い感じがする。
【0029】(e)撥水性:上記検体金皿にプレスし、
表面に水滴をおとし、その直後の接触角を測定した。
【0030】
【表1】
【0031】上記の評価に用いたハイブリッド粉体の組
成は以下のとおりである。 (A)ハイブリッド粉体1 アルコキシ基含有ジメチルポリシロキサン誘導体として
化学式(3)のオルガノポリシロキサンを用い、チタン
テトライソプロポキシドとアルコキシ基含有ジメチルポ
リシロキサンの仕込み比をモル比で5:2とした酸化チ
タン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体。この
粉体は球状であった。 (B)ハイブリッド粉体2 アルコキシ基含有ジメチルポリシロキサン誘導体として
化学式(3)のオルガノポリシロキサンを用い、チタン
テトライソプロポキシドとアルコキシ基含有ジメチルポ
リシロキサンの仕込み比をモル比で5:1とした酸化チ
タン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体。この
粉体は球状であり、図1はその写真(3000倍)であ
る。 (C)ハイブリッド粉体3 アルコキシ基含有ジメチルポリシロキサン誘導体として
化学式(3)のオルガノポリシロキサンを用い、チタン
テトライソプロポキシドとアルコキシ基含有ジメチルポ
リシロキサンの仕込み比をモル比で10:1とした酸化
チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体。こ
の粉体は不定形であり、図2はその写真(500倍)で
ある。
【0032】表1の結果より明らかなように、本発明の
酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体
は、従来の酸化チタンと比較して分散性、分散安定性、
撥水性に優れ、また従来は不可能であった屈折率、硬さ
の感触のコントロールが可能であることがわかる。
【0033】次に本発明に係わる化粧料について説明す
る。本発明の化粧料は上述したハイブリッド粉体を配合
することによって使用感、自然な仕上がり、化粧持ち、
紫外線防御効果に優れたものを得ることができる。化粧
料の剤型としては、乳液、化粧水等のスキンケア化粧
料、ファンデーション、口紅等のメイクアップ化粧料、
日焼け止め化粧料、頭髪化粧料等に用いることができ
る。配合量は特に限定されないが、好ましくは0.1〜
70重量%である。
【0034】更に、本発明の化粧料には、剤型を保持す
るためやその他種々の目的に応じて通常化粧料に用いら
れる成分を本発明の効果を損なわない範囲で使用するこ
とができる。例えば、炭化水素、高級脂肪酸エステル、
動植物油脂、オルガノポリシロキサン油、フッ素系油剤
等の油性成分によりエモリエント感を付与したり、有機
顔料、無機顔料等の粉体により着色効果やパウダリー感
を付与したり、水溶性高分子、アルコール類、水等の水
性成分によりモイスチュア感を付与したり、界面活性
剤、ポリマーエマルジョン等の皮膜形成剤、紫外線吸収
剤、保湿剤、酸化防止剤、美容成分、防腐剤、香料など
を各種の効果を付与するために適宜配合することができ
る。
【0035】実施例1. 酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体
(ハイブリッド粉体4)の製造例 50mmolのチタンテトライソプロポキシド(和光純
薬製)をポリメチルペンテン製の三角フラスコに入れ、
マグネティックスターラーにて攪拌し、ここに50mm
olの水、3mmolの塩酸、イソプロピルアルコール
の混合液を約1.0ml/分の速さで滴下した。透明な
ゾル溶液が得られた。滴下終了後すぐに10mmolの
化学式(4)のアルコキシ基含有ジメチルポリシロキサ
ンとイソプロピルアルコールの混合物を攪拌しながら加
えて酸化チタン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド
ゾルを得た。上記の酸化チタン・ジメチルポリシロキサ
ンハイブリッドゾルを、アンモニア、水、イソプロピル
アルコールの混液に滴下してハイブリッド粉体を合成し
た。滴下中は常に攪拌を行った。また滴下終了後約30
分攪拌を続けた。その後遠心分離を行い、上清み液を捨
て、粉体部分を有機溶媒に超音波を用いて再分散し、遠
心分離後室温あるいは加熱乾燥し、解砕し、不定形のハ
イブリッド粉体を得た。以上の操作で得られた酸化チタ
ン・ジメチルポリシロキサンハイブリッド粉体の屈折率
は1.54で、分散性及び分散安定性も良好であった。
【0036】実施例2. 酸化ジルコニウム・ジメチルポリシロキサンハイブリッ
ド粉体(ハイブリッド粉体5)の製造例 22.57gの85%ジルコニウム(IV)ブトキシド1
−ブタノール溶液(ジルコニウムブトキシドに換算して
50mmol)をポリメチルペンテン製の三角フラスコ
に入れ、マグネティックスターラーにて攪拌し、ここに
10mmolの化学式(3)のアルコキシ基含有ジメチ
ルポリシロキサンとイソプロピルアルコールの混合物を
攪拌しながら加えて、酸化ジルコニウム・ジメチルポリ
シロキサンハイブリッドゾルを得た。上記の酸化ジルコ
ニウム・ジメチルポリシロキサンハイブリッドゾルを、
アンモニア、水、メタノールの混液に滴下することによ
ってハイブリッド粉体を合成した。滴下中は常に攪拌を
行い、滴下終了後約30分攪拌を続けた。その後遠心分
離を行い、上清み液を捨て、粉体部分を有機溶媒に超音
波を用いて再分散し、遠心分離後室温あるいは加熱乾燥
し、解砕し、不定形のハイブリッド粉体を得た。得られ
た酸化ジルコニウム・ジメチルポリシロキサンハイブリ
ッド粉体は屈折率が1.52であり、分散性及び分散安
定性も良好であった。
【0037】実施例3. 酸化アルミニウム・ジメチルポリシロキサンハイブリッ
ド粉体の製造例 実施例2の85%ジルコニウム(IV)ブトキシド1−ブ
タノール溶液に代えて85%アルミニウムトリイソプロ
ポキシド2−プロパノール溶液を用い、化学式(3)の
アルコキシ基含有ジメチルポリシロキサンに代えて一般
式(1)でX=C36−Si−(OC25)3,m=0,
n=20,R=CH3のものを用い、実施例2と同様に
して酸化アルミニウム・ジメチルポリシロキサンハイブ
リッド粉体を得た。
【0038】実施例4. 酸化鉄・メチルフェニルポリシロキサンハイブリッド粉
体の製造例 実施例2の85%ジルコニウム(IV)ブトキシド1−ブ
タノール溶液に代えて85%鉄トリ−n−ブトキシド1
−ブタノール溶液を用い、化学式(3)のアルコキシ基
含有ジメチルポリシロキサンに代えて一般式(1)でX
=C36−Si−(OCH3)3,m=0,n=8,R=
CH3,C65のものを用い、実施例2と同様にして酸
化鉄・メチルフェニルポリシロキサンハイブリッド粉体
を得た。
【0039】 実施例5. W/O型乳化ファンデーションの製造例 (成分) (%) 1.ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0 2.オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 3.2−エチルヘキサン酸トリグリセライド 5.0 4.流動パラフィン 3.0 5.セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 6.ハイブリッド粉体3 15.0 7.ベンガラ 0.2 8.黄酸化鉄 1.5 9.黒酸化鉄 0.2 10.グリセリン 5.0 11.1,3−ブチレングリコール 5.0 12.精製水 適 量 13.有機変性ベントナイト 0.5 14.流動パラフィン 10 15.香料 適 量 (調製方法)成分1〜5を混合し、これに6〜9を予め
混合したものを添加混合後、10〜12を加え乳化す
る。これに13〜15を添加混合してW/O型乳化ファ
ンデーションを得た。本発明のW/O型乳化ファンデー
ションは、使用感、自然な仕上がり、化粧持ち、紫外線
防御効果に優れたものであった。ハイブリッド粉体3の
かわりに、ジメチルポリシロキサン5%処理酸化チタン
(ジメチルポリシロキサンで付着量5%に表面処理した
酸化チタン)を用いた場合、使用感及び自然な仕上がり
の点で劣るものであった。
【0040】 実施例6. 二層型ファンデーションの製造例 (成分) (%) 1.ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0 2.オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 3.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 4.流動パラフィン 3.0 5.セスキオレイン酸ソルビタン 0.1 6.トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.1 7.エタノール 10.0 8.グリセリン 5.0 9.1,3−ブチレングリコール 5.0 10.精製水 残 量 11.ハイブリッド粉体4 15.0 12.ベンガラ 0.2 13.黄酸化鉄 1.5 14.黒酸化鉄 0.2 15.香料 適 量 (調製方法)成分1〜6を混合し、これに7〜10を混
合したものを添加して乳化混合する。これに11〜14
の混合液及び15を添加、混合して二層型ファンデーシ
ョンを得た。本発明の二層型ファンデーションは、使用
感、自然な仕上がり、化粧持ち、紫外線防御効果に優れ
たものであった。ハイブリッド粉体4のかわりに、ジメ
チルポリシロキサン5%処理酸化チタンを用いた場合、
使用感及び自然な仕上がりの点で劣るものであった
【0041】 実施例7. W/O型日焼け止め乳液の製造例 (成分) (%) 1.ジメチルポリシロキサン 2 2.デカメチルシクロペンタシロキサン 30 3.ポリエーテル変性シリコーン 3 4.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7 5.有機変性ベントナイト 1 6.ハイブリッド粉体3 20 7.精製水 残部 8.防腐剤 適量 (調製方法)成分1〜6を分散した後、7〜8を加えて
乳化し、W/O型日焼け止め乳液を得た。本発明のW/
O型日焼け止め乳液は、使用感、自然な仕上がり、化粧
持ち、紫外線防御効果に優れたものであった。ハイブリ
ッド粉体3のかわりに、ジメチルポリシロキサン5%処
理酸化チタンを用いた場合、使用感及び自然な仕上がり
の点で劣るものであった。
【0042】 実施例8. O/W型日焼け止め乳液の製造例 (成分) (%) 1.ハイブリッド粉体3 10.0 2.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 2.0 3.ステアリン酸 2.0 4.セチルアルコール 1.0 5.ワセリン 2.0 6.ジメチルポリシロキサン 5.0 7.流動パラフィン 5.0 8.モノステアリン酸グリセリル 1.0 9.モノオレイン酸ポリエチレングリコール(23モル) 1.0 10.ポリエチレングリコール1500 5.0 11.ビーガム 0.5 12.トリエタノールアミン 1.0 13.精製水 残 量 14.香料 適 量 15.防腐剤 適 量 (調製方法)成分1〜7を加熱して混合分散した後、予
め混合しておいた8〜11を添加して乳化する。その
後、12〜15を加えて混合し、O/W型日焼け止め乳
液を得た。本発明のハイブリッド粉体を配合したO/W
型日焼け止め乳液は、使用感、自然な仕上がり、化粧持
ち、紫外線防御効果に優れたものであった。ハイブリッ
ド粉体3のかわりに、ジメチルポリシロキサン5%処理
酸化チタンを用いた場合、使用感及び自然な仕上がりの
点で劣るものであった。
【0043】 実施例9. コンシーラーの製造例 (成分) (%) 1.キャンデリラワックス 4 2.パラフィンワックス 5 3.ワセリン 5 4.メチルポリシロキサン 10 5.スクワラン 10 6.トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量 7.ハイブリッド粉体3 45 8.ナイロンパウダー 5 9.着色顔料 適量 10.抗酸化剤 適量 11.香料 適量 (調製方法)成分1〜6を加熱溶解した後、7〜11を
加え均一に混合し、容器に充填し、冷却固化してコンシ
ーラーを得た。本発明のコンシーラーは、使用感、自然
な仕上がり、化粧持ち、紫外線防御効果に優れたもので
あった。ハイブリッド粉体3のかわりに、ジメチルポリ
シロキサン5%処理酸化チタンを用いた場合、使用感及
び自然な仕上がりの点で劣るものであった。
【0044】実施例10. パウダーファンデーションの製造例 (成分) (%) 1.ハイブリッド粉体2 30 2.タルク 20 3.マイカ 残量 4.着色顔料 適量 5.ワセリン 1 6.流動パラフィン 2 7.ジメチルポリシロキサン 3 8.香料 適量 (調製方法)成分1〜4を混合した後、予め加熱溶解、
混合した成分5〜8を添加、混合分散し、金皿に充填す
る。本発明のパウダーファンデーションは、使用感、自
然な仕上がり、化粧持ち、紫外線防御効果に優れたもの
であった。ハイブリッド粉体2のかわりに、ジメチルポ
リシロキサン5%処理酸化チタンを用いた場合、使用感
及び自然な仕上がりの点で劣るものであった。
【0045】 実施例11. 油性コンパクトファンデーションの製造例 (成分) (%) 1.ハイブリッド粉体4 30.0 2.ハイブリッド粉体5 15.0 3.タルク 5.0 4.ベンガラ 1.0 5.黄酸化鉄 1.5 6.黒酸化鉄 0.5 7.流動パラフィン 残 量 8.ジメチルポリシロキサン 10.0 9.メチルフェニルポリシロキサン 10.0 10.カルナウバワックス 1.5 11.キャンデリラワックス 3.0 12.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0 13.香料 適 量 (調製方法)成分1〜6を混合し、これを7〜12を加
熱溶解したもの及び13に添加混合して三本ロールミル
で混練する。これを中皿に溶融充填し、冷却固化して油
性コンパクトファンデーションを得た。本発明の油性コ
ンパクトファンデーションは、使用感、自然な仕上が
り、化粧持ち、紫外線防御効果に優れたものであった。
ハイブリッド粉体4及び5のかわりに、それぞれジメチ
ルポリシロキサン5%処理酸化チタン及びジメチルポリ
シロキサン5%処理酸化ジルコニウム用いたものは、使
用感及び自然な仕上がりの点で劣るものであった。
【0046】実施例12. 白粉の製造例 (成分) (%) 1.タルク 30.0 2.ハイブリッド粉体5 10.0 3.ハイブリッド粉体2 30.0 4.マイカ 残 量 5.ベンガラ 0.2 6.黄酸化鉄 0.5 7.黒酸化鉄 0.05 8.ジメチルポリシロキサン 2.0 9.流動パラフィン 3.0 10.防腐剤 適 量 11.香料 適 量 (調製方法)成分1〜7を混合し、これに8〜10を加
熱溶解したもの及び11を混合したものを添加混合後、
粉砕し、これを金皿にプレス成型して白粉を得た。本発
明の白粉は、使用感、自然な仕上がり、化粧持ち、紫外
線防御効果に優れたものであった。ハイブリッド粉体2
及び5のかわりに、それぞれジメチルポリシロキサン5
%処理酸化チタン及びジメチルポリシロキサン5%処理
酸化ジルコニウム用いたものは、使用感及び自然な仕上
がりの点で劣るものであった。
【0047】実施例13. 固形粉末状アイシャドウの製造例 (成分) (%) 1.マイカ 残 量 2.タルク 20.0 3.雲母チタン 5.0 4.窒化ホウ素 5.0 5.ハイブリッド粉体1 3.0 6.群青 2.0 7.黄色401号 0.5 8.スクワラン 2.0 9.ワセリン 1.0 10.ジメチルポリシロキサン 3.0 11.防腐剤 適 量 (調製方法)成分1〜7を混合したのち、予め混合した
8〜11を添加混合し、これを粉砕して金皿にプレス成
型して固形粉末状アイシャドウを得た。本発明のアイシ
ャドウは、使用感、自然な仕上がり、化粧持ちに優れた
ものであった。ハイブリッド粉体1のかわりに、ジメチ
ルポリシロキサン5%処理酸化チタンを用いたものは、
使用感及び自然な仕上がりの点で劣った。
【0048】 実施例14. 口紅の製造例 (成分) (%) 1.ポリイソブチレン 5.0 2.セレシンワックス 10.0 3.キャンデリラワックス 5.0 4.カルナウバワックス 3.0 5.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 20.0 6.トリイソステアリン酸ジグリセリル 20.0 7.ワセリン 5.0 8.ヒマシ油 残 量 9.ハイブリッド粉体1 3.0 10.赤色202号 3.0 11.黄色4号アルミニウムレーキ 1.5 12.香料 適 量 (調製方法)成分1〜8を加熱溶解し、これに9〜11
を混合したものを添加した後、三本ロールミルで混練す
る。これを加熱して12を添加混合し容器に充填、冷却
し口紅を得た。本発明の口紅は、使用感、自然な仕上が
り、化粧持ち、紫外線防御効果に優れたものであった。
ハイブリッド粉体1のかわりに、ジメチルポリシロキサ
ン5%処理酸化チタンを用いた場合、使用感及び自然な
仕上がりの点で劣るものであった。
【0049】 実施例15. ネイルエナメルの製造例 (成分) (%) 1.ニトロセルロース 10.0 2.アルキッド樹脂 10.0 3.クエン酸アセチルトリブチル 4.0 4.dl−カンフル 1.0 5.有機変性ベントナイト 1.0 6.酢酸エチル 20.0 7.酢酸ブチル 残 量 8.イソプロピルアルコール 5.0 9.赤色202号 0.1 10.ハイブリッド粉体1 0.5 (調製方法)上記成分1〜10を混合する。以上のよう
にして得られたネイルエナメルは、顔料の分散性、沈降
性、化粧持ち及び塗膜のつやに優れるものであった。ハ
イブリッド粉体1のかわりに、ジメチルポリシロキサン
5%処理酸化チタンを用いたものは、顔料の分散性、沈
降性、化粧持ち及び塗膜のつやにの点で劣るものであっ
た。
【0050】
【発明の効果】本発明の金属酸化物・オルガノポリシロ
キサンハイブリッド粉体は、金属酸化物粉体の各種の性
質を改善できる。すなわち、金属酸化物をオルガノポリ
シロキサンとハイブリッドさせることによって、金属酸
化物粉体の光学的性質、例えば屈折率をコントロールす
ることができ、また金属酸化物粉体の分散性、分散安定
性を改善することができ、更に該粉体に撥水性を付与す
ることができる。また、金属酸化物粉体の有する硬い感
触を柔らげることができる。更に本発明の金属酸化物・
オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体は化粧料への
配合に適し、これを配合した化粧料は使用感、自然な仕
上がり、化粧持ち、紫外線防御効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の球状の金属酸化物・オルガノポリシロ
キサンハイブリッド粉体の一例の写真である。
【図2】本発明の不定形の金属酸化物・オルガノポリシ
ロキサンハイブリッド粉体の一例の写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/025 A61K 7/025 7/032 7/032 7/035 7/035 7/04 7/04 7/42 7/42 C08J 3/16 CFH C08J 3/16 CFH // C08L 83:14 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB152 AB232 AB242 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC242 AC342 AC352 AC372 AC422 AC442 AC542 AC732 AC792 AC852 AD022 AD072 AD092 AD112 AD151 AD152 AD162 AD172 AD262 AD352 AD532 CC05 CC12 CC13 CC14 CC19 CC28 DD05 DD31 EE06 EE07 EE17 4F070 AA60 AB01 DA35 DC01 DC11 4J035 HA05 HB02 LA03 LB14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オルガノポリシロキサンの珪素原子が酸素
    を介して金属原子と共有結合し均質に複合化しているこ
    とを特徴とする金属酸化物・オルガノポリシロキサンハ
    イブリッド粉体。
  2. 【請求項2】金属酸化物が、酸化チタン及び/又は酸化
    ジルコニウムであることを特徴とする請求項1記載の金
    属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体。
  3. 【請求項3】オルガノポリシロキサンが、下記一般式
    (1’) 【化1】 〔式中、Rはアルキル基、アリール基又はアラルキル基
    であって、それぞれ同一でも異なってもよい。Yは、−
    R又は−R1−Si(−O−)3で示される基(但し、R
    1は炭素数1〜5のアルキレン基)であり、同一でも異
    なってもよいが、少なくとも1個は−R1−Si(−O
    −)3である。また、n=1〜100、m=0〜5であ
    る。〕で表される残基であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイ
    ブリッド粉体。
  4. 【請求項4】一般式(1’)のRがメチル基であること
    を特徴とする請求項3記載の金属酸化物・オルガノポリ
    シロキサンハイブリッド粉体。
  5. 【請求項5】金属のアルコキシドを加水分解してゾルを
    生成させ、このゾルに反応性オルガノポリシロキサンを
    添加してハイブリッドゾル溶液を生成させ、次いでこの
    ハイブリッドゾル溶液をアルカリ水溶液と有機溶媒の混
    合液に滴下することを特徴とする金属酸化物・オルガノ
    ポリシロキサンハイブリッド粉体の製造方法。
  6. 【請求項6】金属が、チタン及び/又はジルコニウムで
    あることを特徴とする請求項5記載の金属酸化物・オル
    ガノポリシロキサンハイブリッド粉体の製造方法。
  7. 【請求項7】反応性オルガノポリシロキサンが、下記一
    般式(1) 【化2】 〔式中、Rはアルキル基、アリール基又はアラルキル基
    であって、それぞれ同一でも異なってもよい。Xは、−
    R又は−H又は−R1−Si(OR23で示される基
    (但し、R1は炭素数1〜5のアルキレン基、R2は水素
    又は炭素数1〜5のアルキル基)であり、同一でも異な
    ってもよいが、少なくとも1個は−H又は−R1−Si
    (OR23である。また、n=1〜100、m=0〜5
    である。〕で表されるオルガノポリシロキサン誘導体で
    あることを特徴とする請求項5又は6記載の金属酸化物
    ・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体の製造方
    法。
  8. 【請求項8】チタンのアルコキシドを加水分解してゾル
    を生成させ、このゾルに下記一般式(2) 【化3】 (式中、R1は炭素数2〜4のアルキレン基、R2は−C
    3又は−C25、nは6〜16)で表される末端アル
    コキシ基のジメチルポリシロキサン誘導体を、チタンの
    アルコシドと該ジメチルポリシロキサン誘導体とのモル
    比が1:1〜10:1の割合になるように添加して、ハ
    イブリッドゾル溶液を生成させ、次いでハイブリッドゾ
    ル溶液をアルカリ水溶液と有機溶媒の混合液に滴下する
    ことを特徴とする球状の酸化チタン・ジメチルポリシロ
    キサンハイブリッド粉体の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜4のいずれかに記載の金属酸化
    物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体を含有す
    ることを特徴とする化粧料。
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