JP2001198602A - 高光沢金属帯板の製造方法 - Google Patents
高光沢金属帯板の製造方法Info
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Abstract
い光沢度の金属帯板を高圧延能率で製造できる、高光沢
金属帯板の製造方法を提供する。 【解決手段】 大径ロールで圧延した後、小径ワークロ
ールの直径を20mm以上、150mm 以下とし、かつ小径ワー
クロールの表面にクロス研磨目を付与する。
Description
アルミニウム帯板等の光沢度の高い金属帯板の製造方法
に関するもので、特に、熱間圧延後の金属帯板に大径ワ
ークロールでの冷間圧延を施し、次いで小径ワークロー
ルでの冷間圧延を施す、圧延能率の高い高光沢金属帯板
の製造方法に関する。
テンレス帯板を例に説明する。ステンレス帯板は、普
通、所定の成分に調整された溶鋼を連続鋳造し、連続鋳
造されたスラブを所定の厚みに熱間圧延し、焼鈍・酸洗
を施し、この冷間圧延用素材を冷間圧延し、その後、所
定の仕上処理を施して、製造されている。
ト系ステンレス帯板では、焼鈍・酸洗、調質圧延を施
し、オーステナイト系ステンレス帯板では、焼鈍・酸
洗、調質圧延後バフ研磨を施している。従来の高光沢金
属帯板を製造する冷間圧延工程においては、冷間圧延用
素材を直径が150mm 以下の小径ワークロールを備えたク
ラスター圧延機で可逆圧延していた。このため、仕上処
理を施したステンレス帯板の表面光沢度は良好である
が、冷間圧延工程の圧延能率は著しく低かった。
造方法としては、近年、複数のスタンドで1方向に圧延
できる冷間タンデム圧延機を用い、ワークロールの表面
粗さを所定値とした圧延が試みられているが、直径が15
0mm 以上と大きいワークロールで冷間圧延するので、仕
上処理を施したステンレス帯板の表面光沢度が低いとい
う欠点を抱えていた。
は、圧延能率が高く、かつ表面欠陥が少ないステンレス
帯板を得ることを可能とした、150mm 以上の大径ワーク
ロールを有するタンデム圧延機で全圧下量の50%以上を
冷間圧延し、次いで100mm 以下の小径ワークロールを有
するゼンジミア圧延機で全圧下量の10%以上を境界潤滑
条件で冷間圧延する冷間圧延方法が開示されている。
ジミア圧延機によるステンレス鋼帯の冷間圧延方法にお
いて、仕上パス以前のパスで表面粗さRa=0.2 〜1.0
μmのワークロールを使用し、かつ圧下率18〜25%にす
ることを特徴とするステンレス鋼帯の冷間圧延方法が開
示されている。しかしながら、特開昭61−49701 号公報
に記載されている冷間圧延方法では、大径ワークロール
のタンデム圧延機で冷間圧延を施し、次いで小径ワーク
ロールのゼンジミア圧延機で冷間圧延を施しているの
で、圧延能率は高いけれども、ステンレス帯板の光沢度
は、小径ワークロールでのみ冷間圧延した場合と大径ワ
ークロールでのみ冷間圧延した場合との中間の値とな
り、光沢度が不十分であるという問題があった。
ている冷間圧延方法は、小径ワークロールでのみ冷間圧
延しているため、仕上処理を施したステンレス帯板の光
沢度は、大径ワークロールで冷間圧延を施し、次いで小
径ワークロールで冷間圧延を施した場合より高いが、ロ
ールの円周方向に平行な研磨目を付与した小径ワークロ
ールでのみ冷間圧延しているので、光沢度が不十分であ
るうえ、圧延能率が著しく低くなる。
術の問題点を解決することにあり、光沢度の高い金属帯
板を高圧延能率で製造可能な高光沢金属帯板の製造方法
を提供することにある。
は、熱間圧延後の金属帯板を、直径が150mm を超える大
径ワークロールで冷間圧延し、次いで前記大径ワークロ
ールの直径よりも小さい小径ワークロールで冷間圧延
し、光沢度の高い金属帯板を製造する高光沢金属帯板の
製造方法において、前記小径ワークロールの直径を20mm
以上、150mm 以下とし、かつ前記小径ワークロールの表
面にクロス研磨目を付与することを特徴とする高光沢金
属帯板の製造方法である。
クロールを超硬合金製とすることを特徴とする請求項1
に記載の発明である。請求項3に記載の本発明は、前記
超硬合金の金属炭化物を炭化タングステンとし、該炭化
タングステン含有量の質量百分率を50〜95%とすること
を特徴とする請求項2に記載の発明である。
発明者らがこの発明に至った経緯を含めて、ステンレス
帯板を製造する場合を例にとり説明する。本発明の高光
沢金属帯板の製造方法に用いるステンレス帯板は、所定
の成分に調整された溶鋼を連続鋳造してスラブとし、こ
のスラブを所定の厚みに熱間圧延し、焼鈍・酸洗を施し
たものが好ましい。本発明の高光沢金属帯板の製造方法
の特徴は、熱間圧延後の金属帯板を直径が150mm を超え
る大径ワークロールで冷間圧延し、次いで小径ワークロ
ールで冷間圧延することにある。その後、所定の仕上処
理を施し、ステンレス帯板を製造するようにされてい
る。仕上処理としては、フェライト系ステンレス帯板で
は、焼鈍・酸洗、調質圧延を施し、オーステナイト系ス
テンレス帯板では、焼鈍・酸洗、調質圧延後バフ研磨を
施すとよい。
板の表面光沢度は、冷間圧延後の帯板の表面粗さに左右
されることが知られている。冷間圧延後のステンレス帯
板の表面粗さは、深さ数μm程度のオイルピットと、ロ
ールの研磨目の転写に起因する凹凸が1μm程度のスク
ラッチとからなり、一方のスクラッチの凹凸は、冷間圧
延後の仕上げ焼鈍・酸洗または仕上げ光輝焼鈍し、調質
圧延することによって著しく低減されるので、ステンレ
ス帯板の表面光沢度に及ぼす影響は比較的小さいが、他
方のオイルピットは、通常の研磨目を付与したロールで
圧延しても凹みが残り、ステンレス帯板の表面光沢度に
比較的大きな影響を及ぼしている。
ルで冷間圧延したステンレス帯板の表面には、小径ワー
クロールで冷間圧延した場合に比較して、深くて大きい
オイルピットが生じることもよく知られている。そし
て、従来は、直径が150mm 以上の大径ワークロールで冷
間圧延した後、円周方向に平行な研磨目を付与した小径
ワークロールで冷間圧延していたため、圧延能率は高い
が、大径ワークロールで生成したオイルピットの凹み量
を充分に小さくできず、ステンレス帯板の光沢度が不十
分となっていたのである。
帯板を直径が150mm 以上の大径ワークロールでタンデム
冷間圧延し、次いで小径ワークロールで可逆圧延する高
圧延能率な製造方法を採用するとともに、小径ワークロ
ールの直径を20mm以上、150mm 以下とし、かつ小径ワー
クロールの表面にクロス研磨目を付与することで、大径
ワークロールで生成したオイルピットを効果的に減少さ
せ、小径ワークロールで冷間圧延する際のオイルピット
の発生を抑制したのである。
の表面に付与するクロス研磨目は、図1(a)、図1
(b)、図1(c)に示すように、ロールの円周方向に
対して、一方に傾斜した研磨目と他方に傾斜した研磨目
とが互いに交差し、それぞれ断続した研磨目となってい
るものである。クロス研磨目は、それぞれの方向に傾斜
した研磨目が図1(a)に示すように平行であっても、
図1(b)に示すように平行でなくとも良い。また、ク
ロス研磨目は、一方に傾斜した研磨目と他方に傾斜した
研磨目とが、円周方向に対して左右対称でも、図1
(c)に示すように、円周方向に対して対称でなくても
良い。
で冷間圧延することにより、オイルピットの凹み量を小
さくできるのは、ロールバイト内でステンレス帯板の表
面近傍の圧延方向のせん断変形が大きくなり、ワークロ
ールにより帯板表面が平滑化されるためである。なお、
クロス研磨目は、一方に傾斜した研磨目と他方に傾斜し
た研磨目とがそれぞれ断続した研磨目となっているの
で、スパイラル状の模様が発生することはない。研磨目
が連続してスパイラル状になると、このワークロールで
圧延したステンレス帯板にスパイラル状の模様が発生
し、好ましくない。
るクロス研磨目は、図2に示すように、中空円盤状砥石
2を用い、砥石回転軸2Aのオフセット量Xをロール法線
1Nに対して0を超え砥石2の外径Dの1/2 未満の範囲と
し、かつ砥石回転軸2Aをロール法線1Nに対して平行とし
て砥石2を配置することによって、図3に示すように、
砥石研磨面をロール軸1A方向に半分に分割が可能な分割
可能線2Dの両側で砥石研磨面を小径ワークロール1に接
触させ、砥石2を回転させつつ、回転させた小径ワーク
ロール1のロール軸1A方向に移動させ、分割可能線2Dの
両側におけるロール1と砥石2との接触面3L、3Rで付与
するようにしてもよい。
ークロール1にクロス研磨目を付与した場合には、図3
に示す砥石2の周速度ベクトルの傾斜角度θ1 とθ2 と
が異なるため、接触面3L、3Rで付与される研磨目は平行
でないが、鋼帯表面の平滑化効果は充分にある。ここ
で、小径ワークロールの直径を20mm以上、150mm 以下と
する理由は、直径が150mm を超えた場合には、鋼帯表面
の平滑化効果が不充分となり、一方、小径ワークロール
の直径を20mm未満とした場合には、ロールの水平方向の
撓みが大きくなって、良好な形状のステンレス帯板が製
造できないからである。
製造方法においては、熱間圧延後の金属帯板を直径が15
0mm 以上の大径ワークロールで冷間圧延し、次いで直径
を20mm以上、150mm 以下とし、かつロールの表面にクロ
ス研磨目を付与した小径ワークロールで冷間圧延したの
で、小径ロールでのみ冷間圧延した場合よりも光沢度の
高い金属帯板を高圧延能率で製造できる。
る理由は、次のとおりである。 本発明に用いる小径ワ
ークロールに付与したクロス研磨目は、冷間圧延の初期
においては、一方に傾斜した研磨目と他方に傾斜した研
磨目とが互いに交差しているので、大幅な光沢向上効果
が得られる。しかし、小径ワークロールを鋼系製とした
場合には、冷間圧延を続けていくと、150mm 以下、20mm
以上の小径ワークロールであるので研磨目が摩耗し、光
沢が低下してしまう。そこで、小径ワークロールを超硬
合金製とすることにより、耐摩耗性を改善できるととも
に、超硬合金は、セラミックやサーメットよりも良好な
靭性を有するからである。
クロールの金属炭化物としては、WCやTiC や、CrC を用
いるのが、耐摩耗性やロール強度の点で好ましい。ま
た、本発明に用いる小径ワークロールの超硬合金の金属
炭化物を炭化タングステンとし、炭化タングステン含有
量の質量百分率を50〜95%とするのが好ましい。
〜95%とする理由は、50%未満とした場合には、小径ワ
ークロールの強度が不十分で圧延中にロールが変形して
しまい、一方、炭化タングステンの含有量の質量百分率
が95%を超えると、小径ワークロールの脆性が大きくな
ってロールが破損してしまうためである。本発明に用い
る超硬合金製の小径ワークロールは、金属粉末にコバル
ト、ニッケル、クロム、チタン等の1種または2種類以
上の金属粉末を混合して製造することができる。
た厚み4.0mm のSUS 430 のフェライト系ステンレス帯板
を、表1に示すように、大径ワークロールを有する5ス
タンドからなる冷間タンデム圧延機で1.5mm の中間厚に
所定の圧延速度で冷間圧延し、次いで直径を150mm 以
下、20mm以上とした小径ワークロールを有する可逆式圧
延機を用い、5パスで0.8mm に所定の圧延速度で冷間圧
延した。
であり、可逆式圧延機は、12段クラスターミルである。
また、可逆式圧延機の小径ワークロールでの圧延長さは
18kmとした。また、一部小径ワークロールでの圧延長さ
を2倍の36kmとして、光沢度を調査したものもある。な
お、発明例(区分A04 〜A13 )では、可逆式圧延機の小
径ワークロール直径を150mm 以下、20mm以上の範囲で変
え、かつ小径ワークロール材質を変え、さらに小径ワー
クロール表面にクロス研磨目を付与している。クロス研
磨目の傾斜角度は、円周方向に対し約30゜とし、鋼系の
小径ワークロール表面粗さは、全パス0.3 μmRaとし、
超硬合金製の小径ワークロールの表面粗さは、全パス0.
25μmRaとした。
熱間圧延後、焼鈍・酸洗を施した厚み4.0mm のSUS 430
のフェライト系ステンレス帯板を冷間タンデム圧延機で
のみ板厚0.8mm に冷間圧延し、従来例(区分A02 )で
は、小径ワークロールに円周方向に平行な研磨目を付与
し、この小径ワークロールでのみ板厚0.8mm に冷間圧延
した。また、比較例(区分A03 )では、可逆式圧延機の
小径ワークロールに、円周方向に平行な研磨目を付与
し、1パスから3パスのロール粗度を0.35μmRa 、4パ
ス、5パスのロール粗度を0.10μmRa とし、その他は発
明例と同様にし、冷間圧延した。
と所要圧延時間から冷間圧延能率を求め、またそれぞれ
の冷間圧延後のステンレス帯板を、同一条件にて焼鈍・
酸洗、調質圧延し光沢度(Gs20゜)を測定した。冷間圧
延能率および光沢度(Gs20゜)の結果を表1に合わせて
示す。
(Gs20゜)の結果から、発明例では、熱間圧延後の金属
帯板を、直径が150mm を超える大径ワークロールで冷間
圧延し、次いで直径を150mm 以下、20mm以上とし、かつ
小径ワークロールの表面にクロス研磨目を付与した小径
ワークロールで冷間圧延したので、小径ワークロールで
のみ冷間圧延した従来例(区分A02 )よりも高い光沢度
の金属帯板を高圧延能率で製造できることがわかった。
なお、発明例では、比較例(区分A03 )よりも高い光沢
度の金属帯板を同程度の圧延能率で製造できる。一方、
従来例(区分A01)は、光沢度が発明例よりも低く、光
沢が不十分であった。
材質を超硬合金製とした場合には、鋼系製とした場合に
比し、長い距離圧延しても光沢度が維持できることがわ
かった。 (実施例2)熱間圧延後、焼鈍・酸洗を施した厚み3.0m
m のSUS 304 のオーステナイト系ステンレス帯板を、表
2に示すように、大径ワークロールを有する4スタンド
からなる冷間タンデム圧延機で1.2mm の中間厚に所定の
圧延速度で冷間圧延し、次いで直径を150mm 以下、20mm
以上とした小径ワークロールを有する可逆式圧延機を用
い、7パスで0.5mm に所定の圧延速度で冷間圧延した。
であり、可逆式圧延機は、20段クラスターミルである。
また、可逆式圧延機の小径ワークロールでの圧延長さは
31kmとした。また、小径ワークロールでの圧延長さを2
倍として、光沢度を調査したものもある。なお、発明例
(区分B04 〜B08 )では、可逆式圧延機の小径ワークロ
ールの直径を150mm 以下、20mm以上の範囲で変え、かつ
小径ワークロールの材質を変え、さらに小径ワークロー
ル表面にクロス研磨目を付与している。クロス研磨目の
傾斜角度は、円周方向に対し約5゜とし、鋼系の小径ワ
ークロールの表面粗さは全パス0.3 μmRaとし、超硬合
金製の小径ワークロールの表面粗さは全パス0.25μmRa
とした。
熱間圧延後、焼鈍・酸洗を施した厚み3.0mm のSUS 304
のオーステナイト系ステンレス帯板を冷間タンデム圧延
機でのみ板厚0.5mm に冷間圧延し、従来例(区分B02 )
では、小径ワークロールに円周方向に平行な研磨目を付
与し、この小径ワークロールでのみ板厚0.5mm に冷間圧
延した。
小径ワークロールに、円周方向に平行な研磨目を付与
し、1パスから6パス目のロール粗度を0.30μmRa、7
パス目のロール粗度を0.05μmRaとし、その他は発明例
と同様にし、冷間圧延した。また、比較例(区分B09 、
区分B10 )では、小径ワークロールにおける超硬合金の
炭化タングステン含有量が本発明の範囲を外れたものと
し、その他は発明例と同様にし、冷間圧延した。
と所要圧延時間から冷間圧延能率を求め、またそれぞれ
の冷間圧延後のステンレス帯板を、同一条件にて焼鈍・
酸洗、調質圧延し光沢度(Gs20゜)を測定した。冷間圧
延能率および光沢度(Gs20゜)の結果を表2に合わせて
示す。
(Gs20゜)の結果から、発明例では、熱間圧延後の金属
帯板を、150mm を超える直径の大径ワークロールで冷間
圧延し、次いで直径を150mm 以下、20mm以上とし、かつ
小径ワークロールの表面にクロス研磨目を付与した小径
ワークロールで冷間圧延しているので、小径ワークロー
ルでのみ冷間圧延した従来例(区分B02 )よりも、高い
光沢度の金属帯板を高圧延能率で製造できることがわか
った。なお、発明例では、比較例(区分B03 )よりも高
い光沢度の金属帯板を同程度の圧延能率で製造できる。
一方、従来例(区分B01 )は、光沢度が発明例よりも低
く、光沢が不十分であった。
材質を超硬合金製とした場合には、鋼系とした場合に比
し、長い距離圧延しても光沢度が維持できることがわか
った。また、超硬合金の金属炭化物粉末を炭化タングス
テンとし、炭化タングステン含有量の質量百分率が50〜
95%を外れた比較例(区分B09 、区分B10 )では、所定
荷重を加えた直後の破損、もしくは圧延中のロール変形
により、圧延不可になった。
を高圧延能率で製造できる。
明に用いる小径ワークロールに付与するクロス研磨目の
傾斜角度を示すロール表面の概略図である。
るための砥石の配置図および砥石の断面図であり、図1
(a)は部分正面図、図1(b)は部分平面図、図1
(c)は図1(b)のA−A断面図である。
る原理を説明する部分平面図である。
よび内周の速度ベクトルの傾斜角度 α、β クロス研磨目の一方および他方の傾斜角度
Claims (3)
- 【請求項1】 熱間圧延後の金属帯板を、直径が150mm
を超える大径ワークロールで冷間圧延し、次いで前記大
径ワークロールの直径よりも小さい小径ワークロールで
冷間圧延し、光沢度の高い金属帯板を製造する高光沢金
属帯板の製造方法において、前記小径ワークロールの直
径を20mm以上、150mm 以下とし、かつ前記小径ワークロ
ールの表面にクロス研磨目を付与することを特徴とする
高光沢金属帯板の製造方法。 - 【請求項2】 前記小径ワークロールを超硬合金製とす
ることを特徴とする請求項1に記載の高光沢金属帯板の
製造方法。 - 【請求項3】 前記超硬合金の金属炭化物を炭化タング
ステンとし、該炭化タングステン含有量の質量百分率を
50〜95%とすることを特徴とする請求項2に記載の高光
沢金属帯板の製造方法。
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JP3770024B2 (ja) | 2006-04-26 |
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