JPH0452009A - ステンレス冷延鋼帯の製造方法 - Google Patents
ステンレス冷延鋼帯の製造方法Info
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- JPH0452009A JPH0452009A JP15544990A JP15544990A JPH0452009A JP H0452009 A JPH0452009 A JP H0452009A JP 15544990 A JP15544990 A JP 15544990A JP 15544990 A JP15544990 A JP 15544990A JP H0452009 A JPH0452009 A JP H0452009A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B3/00—Rolling materials of special alloys so far as the composition of the alloy requires or permits special rolling methods or sequences ; Rolling of aluminium, copper, zinc or other non-ferrous metals
- B21B3/02—Rolling special iron alloys, e.g. stainless steel
-
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
-
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、優れた表面光沢を有するステンレス冷延鋼帯
を有利に生産し得る製造方法に関する。
を有利に生産し得る製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、ステンレス冷延鋼帯は、熱延鋼帯を焼鈍酸洗し、
ワークロール径150mmφ以下のゼンジミアミル等に
おいて冷間圧延を施した後、仕上焼鈍酸洗又は仕上光輝
焼鈍して圧下率1.2%以下の仕上調質圧延を施し製造
していた。
ワークロール径150mmφ以下のゼンジミアミル等に
おいて冷間圧延を施した後、仕上焼鈍酸洗又は仕上光輝
焼鈍して圧下率1.2%以下の仕上調質圧延を施し製造
していた。
これら工程を経て製造されたステンレス冷延鋼帯は、例
えば、5US430に代表されるフェライト系の場合、
製造後の表面のまま使用されることが多く、仕上調質圧
延後の製品に優れた表面光沢か要求される。又、5US
304に代表されるオーステナイト系の場合、仕上調質
圧延後にパフ研磨を施すことか多く、このパフ研磨後に
優れた表面光沢を呈することか重要である。
えば、5US430に代表されるフェライト系の場合、
製造後の表面のまま使用されることが多く、仕上調質圧
延後の製品に優れた表面光沢か要求される。又、5US
304に代表されるオーステナイト系の場合、仕上調質
圧延後にパフ研磨を施すことか多く、このパフ研磨後に
優れた表面光沢を呈することか重要である。
そこで、従来、ゼンジミアミル等の小径ワークロールを
用いる冷間圧延において、例えば特開昭57−1336
2に示されるロール粗さを工夫する方法等が採られてい
た。然しなから、この方法を用いても、冷間圧延前の熱
延後に焼鈍酸洗した銅帯表面の著しく大きい粗さが、冷
間圧延後まで残留する結果、表面光沢は満足できるもの
ではなかった。
用いる冷間圧延において、例えば特開昭57−1336
2に示されるロール粗さを工夫する方法等が採られてい
た。然しなから、この方法を用いても、冷間圧延前の熱
延後に焼鈍酸洗した銅帯表面の著しく大きい粗さが、冷
間圧延後まで残留する結果、表面光沢は満足できるもの
ではなかった。
又、一方、圧延時間を大幅に短縮して高能率にステンレ
ス冷延鋼帯を製造するものとして、1505mφ以上の
大径ワークロールて冷間圧延する方法か採られている。
ス冷延鋼帯を製造するものとして、1505mφ以上の
大径ワークロールて冷間圧延する方法か採られている。
然しながら、大径ワークロールで冷間圧延した銅帯の表
面粗さは、前述の通り、熱延鋼帯を焼鈍酸洗した表面の
著しく大きな粗さか冷間圧延後に残留し、然も、小径ワ
ークロールを用いる冷間圧延に比べて更に大きい粗さと
して残留するため、その製品は、表面光沢を要求される
用途には全く適用てきなかった。そこで、この種の表面
光沢低下問題を解決する方法として、従来、例えば特開
昭61−49701等のワークロール径の組合わせを工
夫する方法が開示されている。これは、ゴールドダスト
と称する疵を防止する方法であり、表面光沢そのものを
向上する本発明とは目的を異にするものであるが、この
方法を採用した場合、前述の特開昭57−13362と
同様に、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯の表面の著しく大き
い粗さが冷間圧延後に残留し、製品の表面光沢は不充分
であって、更に改良を必要としていた。
面粗さは、前述の通り、熱延鋼帯を焼鈍酸洗した表面の
著しく大きな粗さか冷間圧延後に残留し、然も、小径ワ
ークロールを用いる冷間圧延に比べて更に大きい粗さと
して残留するため、その製品は、表面光沢を要求される
用途には全く適用てきなかった。そこで、この種の表面
光沢低下問題を解決する方法として、従来、例えば特開
昭61−49701等のワークロール径の組合わせを工
夫する方法が開示されている。これは、ゴールドダスト
と称する疵を防止する方法であり、表面光沢そのものを
向上する本発明とは目的を異にするものであるが、この
方法を採用した場合、前述の特開昭57−13362と
同様に、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯の表面の著しく大き
い粗さが冷間圧延後に残留し、製品の表面光沢は不充分
であって、更に改良を必要としていた。
(発明か解決しようとする課題)
本発明は、冷間タンデムミル等の大径ワークロールを用
いて圧延する場合、又は、タンデムミル圧延後にゼンジ
ミアミル等の小径ワークロールて圧延する場合において
、従来からかかえていた表面光沢低下問題を解決するこ
とを目的とする。
いて圧延する場合、又は、タンデムミル圧延後にゼンジ
ミアミル等の小径ワークロールて圧延する場合において
、従来からかかえていた表面光沢低下問題を解決するこ
とを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
1、本発明は、複数のスタンドを有するタンデム圧延機
によりステンレス鋼帯を冷間圧延するにあたり、第1ス
タンドにおいて、ワークロール表面に液体潤滑剤を厚み
1μ園以下にして塗布したまま圧延した後、少なくとも
最終スタンドのワークロール径を4001φ以下にして
圧延するようにしたものである。
によりステンレス鋼帯を冷間圧延するにあたり、第1ス
タンドにおいて、ワークロール表面に液体潤滑剤を厚み
1μ園以下にして塗布したまま圧延した後、少なくとも
最終スタンドのワークロール径を4001φ以下にして
圧延するようにしたものである。
2、本発明は、上記1において、冷間タンデム圧延機で
圧延後に、更に、ワークロール径 150IIIφ以下
の小径ロールで圧延するようにしたものである。
圧延後に、更に、ワークロール径 150IIIφ以下
の小径ロールで圧延するようにしたものである。
(作用)
以下、本発明について詳細に説明する。
従来、ステンレス冷延鋼帯の表面光沢を良好にするには
、その製品の表面粗さを左右する冷間圧延後の鋼帯の表
面粗さを低減すると良いことが知られていた。
、その製品の表面粗さを左右する冷間圧延後の鋼帯の表
面粗さを低減すると良いことが知られていた。
然しなから、本発明者らの検討において、上述の冷間圧
延後の銅帯の表面粗さは、冷間圧延前の銅帯、即ち、熱
延後に焼鈍酸洗した銅帯の表面粗さの一部が冷間圧延後
に残存するものであることを見出した。
延後の銅帯の表面粗さは、冷間圧延前の銅帯、即ち、熱
延後に焼鈍酸洗した銅帯の表面粗さの一部が冷間圧延後
に残存するものであることを見出した。
そこで、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯の表面粗さについて
、以下に示す。
、以下に示す。
即ち、最終仕上製品で平均粗さRaO,1μm以下の表
面粗さを目標とするステンレス冷延鋼帯の製造において
、熱延鋼帯を焼鈍酸洗した直後の銅帯表面粗さは、酸洗
時のショツトブラスト等の機械的脱スケール処理及び硫
酸等の酸により、平均粗さRa2〜4μmと著しく大き
な粗さを有している。
面粗さを目標とするステンレス冷延鋼帯の製造において
、熱延鋼帯を焼鈍酸洗した直後の銅帯表面粗さは、酸洗
時のショツトブラスト等の機械的脱スケール処理及び硫
酸等の酸により、平均粗さRa2〜4μmと著しく大き
な粗さを有している。
ところで、一般に、冷間圧延時には圧延機の入側より大
量の圧延油がロールと鋼帯に供給される。これは、圧延
油による潤滑と冷却とを同時に実施し、ヒートストリー
ク等の焼付き疵の発生を防止して、安定して銅帯を製造
するために行われる。
量の圧延油がロールと鋼帯に供給される。これは、圧延
油による潤滑と冷却とを同時に実施し、ヒートストリー
ク等の焼付き疵の発生を防止して、安定して銅帯を製造
するために行われる。
従って、冷間圧延機の入側において、ロール及び鋼帯表
面に数μm以上の厚みの圧延油が付着し、熱延後に焼鈍
酸洗した銅帯表面の著しく大きい凹みに圧延油か溜って
ロールバイトに噛み込まれる。この凹みに溜った油は、
ロールバイトの中でロールと銅帯か接触している間逃げ
場がなくなり、封じ込められたまま圧延される。
面に数μm以上の厚みの圧延油が付着し、熱延後に焼鈍
酸洗した銅帯表面の著しく大きい凹みに圧延油か溜って
ロールバイトに噛み込まれる。この凹みに溜った油は、
ロールバイトの中でロールと銅帯か接触している間逃げ
場がなくなり、封じ込められたまま圧延される。
一般に、圧延油を含めた液体は、空気等の気体に比較し
て著しく圧縮され難いのて、圧延中に油を封し込めた凹
みは、圧延前よりいくらか小さくなるが、大部分か圧延
後も残留する。
て著しく圧縮され難いのて、圧延中に油を封し込めた凹
みは、圧延前よりいくらか小さくなるが、大部分か圧延
後も残留する。
以上のように、冷間圧延前の銅帯の表面粗さが、冷間圧
延後も残留し製品の表面光沢を著しく損なうわけである
。
延後も残留し製品の表面光沢を著しく損なうわけである
。
そこで、表面光沢の良好な銅帯を得るためには、冷間圧
延開始時の銅帯の表面粗さを小さくすると良い。
延開始時の銅帯の表面粗さを小さくすると良い。
即ち、上述の知見より、圧延油等の液体潤滑剤を用いな
い無潤滑圧延を、冷間タンデムミルの第1スタンドにて
施すと良いのである。
い無潤滑圧延を、冷間タンデムミルの第1スタンドにて
施すと良いのである。
ところが、無潤滑圧延を施すと、ロールと銅帯が焼付い
て摩擦係数が著しく大きくなり、圧延荷が著しく大きく
なる結果、銅帯表面の凹凸を充分低減させるのに必要な
圧下率が採れない場合が生じた。
て摩擦係数が著しく大きくなり、圧延荷が著しく大きく
なる結果、銅帯表面の凹凸を充分低減させるのに必要な
圧下率が採れない場合が生じた。
そこで、本発明者らは、以下の2点を同時に満足するス
テンレス冷延鋼帯の製造方法を検討した。
テンレス冷延鋼帯の製造方法を検討した。
(1)冷間圧延機第1スタンドでの圧延時に、ロールと
鋼帯が焼付かないこと。
鋼帯が焼付かないこと。
(2)熱延鋼帯後を焼鈍酸洗した後の銅帯表面の凹凸を
、冷間圧延に残留させない程度に処理可能なこと。
、冷間圧延に残留させない程度に処理可能なこと。
その結果以下の方法かあることがわかった。
(A)ロール表面にごく薄い液体潤滑剤の膜を形成させ
潤滑する方法。
潤滑する方法。
(B)表面処理したロールで無潤滑圧延する方法。
ここで、CB)ロールの表面処理活用方法は、従来知ら
れている表面処理を種々試みたが、無垢ロールに比べて
焼付き防止効果を有するものの未た不充分である。
れている表面処理を種々試みたが、無垢ロールに比べて
焼付き防止効果を有するものの未た不充分である。
これに比べて、(A)薄膜潤滑方法は、液体の膜が薄い
にもかかわらず、焼付防止効果か著しく大きい。又、液
体の膜を薄くするほど、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯の表
面凹凸を充分低減できる。本発明者らの検討ては、ロー
ル表面の膜厚を1μ謹以下にすると、大部分の前記表面
凹凸を消去できて、然も、膜厚0.5μm以下にすると
更に良いこと、又反面、膜厚が1μmを超えると凹凸か
多量に残留し、その後の冷間圧延においても消去できな
いことを把握した。
にもかかわらず、焼付防止効果か著しく大きい。又、液
体の膜を薄くするほど、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯の表
面凹凸を充分低減できる。本発明者らの検討ては、ロー
ル表面の膜厚を1μ謹以下にすると、大部分の前記表面
凹凸を消去できて、然も、膜厚0.5μm以下にすると
更に良いこと、又反面、膜厚が1μmを超えると凹凸か
多量に残留し、その後の冷間圧延においても消去できな
いことを把握した。
尚、液体潤滑剤として、水、圧延油、圧延油エマルショ
ン、スキンパス油等いずれも焼付防止効果、表面凹凸低
減効果を有するが、望ましくは、1〜15cSt程度の
粘度を有する液体潤滑剤が良い。
ン、スキンパス油等いずれも焼付防止効果、表面凹凸低
減効果を有するが、望ましくは、1〜15cSt程度の
粘度を有する液体潤滑剤が良い。
然しなから、第1スタンドてワークロール表面に厚み1
μ朧以下の液体潤滑剤を塗布して圧延を実施した後のス
テンレス鋼帯を第2スタンド以降で冷間圧延する場合、
圧延中にオイルビットと称する表面欠陥が生成する場合
があり、圧延後に仕上げた製品の表面光沢を低下させる
新たな問題が生じた。
μ朧以下の液体潤滑剤を塗布して圧延を実施した後のス
テンレス鋼帯を第2スタンド以降で冷間圧延する場合、
圧延中にオイルビットと称する表面欠陥が生成する場合
があり、圧延後に仕上げた製品の表面光沢を低下させる
新たな問題が生じた。
一般に、オイルビットは、材質関係でいわれる結晶粒の
粒内すべり線が板表面に残留したものであり、圧延中に
ロールと銅帯の間に封じ込められた圧延油のごく薄い層
が関係することか知られている。
粒内すべり線が板表面に残留したものであり、圧延中に
ロールと銅帯の間に封じ込められた圧延油のごく薄い層
が関係することか知られている。
そこで、本発明者らは、このオイルビットな防止する方
法として冷間タンデムミルの各スタンドのワークロール
径に着目し検討を加えた。
法として冷間タンデムミルの各スタンドのワークロール
径に着目し検討を加えた。
一般に、ワークロール径を小さくすると銅帯の表面光沢
が良好になることは知られていた。しかし、目的とする
センシミアミル製品同等以上の表面光沢を得るのに必要
なワークロール径の大きさ、及び、冷間タンデムミルの
複数スタンドのいずれに適用すべきか等、全く明らかて
なかった。
が良好になることは知られていた。しかし、目的とする
センシミアミル製品同等以上の表面光沢を得るのに必要
なワークロール径の大きさ、及び、冷間タンデムミルの
複数スタンドのいずれに適用すべきか等、全く明らかて
なかった。
特に、前述した第1スタンドて、ワークロール表面に厚
み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延したステンレ
ス鋼帯を第2スタンド以降て冷間圧延する場合について
、全く明確てなかった。
み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延したステンレ
ス鋼帯を第2スタンド以降て冷間圧延する場合について
、全く明確てなかった。
そこて、本発明者らは、種々のワークロール径を組合わ
せた冷間タンデムミルにより、第1スタンドてワークロ
ール表面に厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延
し、第2スタンド以降て大量の圧延油を供給して冷間圧
延し、その後、仕上焼鈍酸洗及び仕上げ調質圧延を施し
た。そのステンレス冷延鋼帯の表面光沢を調査した結果
、以下のことか明らかとなった。即ち、従来の冷間タン
デムミルは、 4Qhmφ以上のワークロールを用いて
圧延していたか、これに比べてより小さい400Ill
lφ以下のワークロールを用いるとオイルピットを著し
く低減できる。又、40hvψ以下のワークロールを最
も必要とするスタンドは最終スタンドてあり、他のスタ
ンドにこの径のワークロールを用いると、更にオイルピ
ットか低減でき、その結果、表面光沢か向上する。
せた冷間タンデムミルにより、第1スタンドてワークロ
ール表面に厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延
し、第2スタンド以降て大量の圧延油を供給して冷間圧
延し、その後、仕上焼鈍酸洗及び仕上げ調質圧延を施し
た。そのステンレス冷延鋼帯の表面光沢を調査した結果
、以下のことか明らかとなった。即ち、従来の冷間タン
デムミルは、 4Qhmφ以上のワークロールを用いて
圧延していたか、これに比べてより小さい400Ill
lφ以下のワークロールを用いるとオイルピットを著し
く低減できる。又、40hvψ以下のワークロールを最
も必要とするスタンドは最終スタンドてあり、他のスタ
ンドにこの径のワークロールを用いると、更にオイルピ
ットか低減でき、その結果、表面光沢か向上する。
尚、これらのワークロール径を所定の値以下にし、所定
のスタンドに適用する上記方法は、本発明の圧延を実施
して、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯表面の著しく大きい粗
さを低減した後、初めて良好な効果を示すものであって
、単に、ワークロール径のみを変更するだけの従来方法
においてはその効果か小さい。
のスタンドに適用する上記方法は、本発明の圧延を実施
して、熱延後に焼鈍酸洗した銅帯表面の著しく大きい粗
さを低減した後、初めて良好な効果を示すものであって
、単に、ワークロール径のみを変更するだけの従来方法
においてはその効果か小さい。
(実施例)
以下、本発明方法に従って、熱延後に焼鈍酸洗したフェ
ライト系の例として5LIS430鋼帯、及び、オース
テナイト系の例として5US304銅帯を用いて、冷間
タンデムミル第1スタンドにおいて、ワークロール表面
に厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延し、第2
スタンド以降て圧延油エマルションを大量に供給して冷
間圧延した後、仕上焼鈍酸洗及び仕上調質圧延を施した
。
ライト系の例として5LIS430鋼帯、及び、オース
テナイト系の例として5US304銅帯を用いて、冷間
タンデムミル第1スタンドにおいて、ワークロール表面
に厚み1μm以下の液体潤滑剤を塗布して圧延し、第2
スタンド以降て圧延油エマルションを大量に供給して冷
間圧延した後、仕上焼鈍酸洗及び仕上調質圧延を施した
。
尚、5US304の仕上焼鈍酸洗した銅帯は、仕上調質
圧延後にパフ研磨を同一条件て施した。
圧延後にパフ研磨を同一条件て施した。
又、上記タンデムミルて圧延した鋼帯の一部に、更に、
ゼンジミアミルによる小径ワークロールを用いた圧延を
施し、その後、仕上光輝焼鈍及び仕上調質圧延を施した
。
ゼンジミアミルによる小径ワークロールを用いた圧延を
施し、その後、仕上光輝焼鈍及び仕上調質圧延を施した
。
これらステンレス冷延鋼帯の表面光沢について、JIS
−28741光沢度測定方法5(GS20°)に従って
測定し、光沢度950以上を特A、光沢度800〜95
0をA、光沢度600〜800をB、光沢度400〜6
00をC1光沢度400以下をDとして、特A−Dの5
段階で評価し、結果を第1表及び第2表に示した。
−28741光沢度測定方法5(GS20°)に従って
測定し、光沢度950以上を特A、光沢度800〜95
0をA、光沢度600〜800をB、光沢度400〜6
00をC1光沢度400以下をDとして、特A−Dの5
段階で評価し、結果を第1表及び第2表に示した。
又、従来の方法て得られたステンレス冷延鋼帯の表面光
沢の目視判定結果も合わせて示した。
沢の目視判定結果も合わせて示した。
フェライト系303430及びオーステナイト系5US
304ともに、第1表及び第2表に示す冷間タンデムミ
ル等の大径ワークロールを用いる圧延及びタンデムミル
圧延後にゼンジミアミル等の小径ワークロールを用いる
圧延いずれにおいても、本発明方法で製造したステンレ
ス冷延鋼帯は、従来の方法て製造した銅帯に比較して著
しく良好な光沢を有していた。
304ともに、第1表及び第2表に示す冷間タンデムミ
ル等の大径ワークロールを用いる圧延及びタンデムミル
圧延後にゼンジミアミル等の小径ワークロールを用いる
圧延いずれにおいても、本発明方法で製造したステンレ
ス冷延鋼帯は、従来の方法て製造した銅帯に比較して著
しく良好な光沢を有していた。
[発明の効果]
以上のとおり、本発明方法により製造したステンレス冷
延鋼帯は、従来の方法により製造した銅帯に比較して著
しく優れた表面光沢を有する。特に、冷間タンデムミル
等の大径ワークロールのみを用いた圧延の場合、従来全
く到達不可能てあったゼンジミアミル等の小径ワークロ
ールを用いた圧延と同等以上の優れた表面光沢を有する
。
延鋼帯は、従来の方法により製造した銅帯に比較して著
しく優れた表面光沢を有する。特に、冷間タンデムミル
等の大径ワークロールのみを用いた圧延の場合、従来全
く到達不可能てあったゼンジミアミル等の小径ワークロ
ールを用いた圧延と同等以上の優れた表面光沢を有する
。
代理人 弁理士 塩 川 修、治
11崎町1番地
川崎製鉄株式会社千葉製鉄所
Claims (2)
- (1)複数のスタンドを有するタンデム圧延機によりス
テンレス鋼帯を冷間圧延するにあたり、第1スタンドに
おいて、ワークロール表面に液体潤滑剤を厚み1μm以
下にして塗布したまま圧延した後、少なくとも最終スタ
ンドのワークロール径を400mmφ以下にして圧延す
ることを特徴とするステンレス冷延鋼帯の製造方法。 - (2)請求項1において、冷間タンデム圧延機で圧延後
に、更に、ワークロール径150mmφ以下の小径ロー
ルで圧延することを特徴とするステンレス冷延鋼帯の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15544990A JPH0452009A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15544990A JPH0452009A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452009A true JPH0452009A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15606289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15544990A Pending JPH0452009A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452009A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198602A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-24 | Kawasaki Steel Corp | 高光沢金属帯板の製造方法 |
CN117900267A (zh) * | 2024-03-14 | 2024-04-19 | 山东新美达科技材料有限公司 | 一种消除hc轧机边浪缺陷的方法 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP15544990A patent/JPH0452009A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198602A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-24 | Kawasaki Steel Corp | 高光沢金属帯板の製造方法 |
CN117900267A (zh) * | 2024-03-14 | 2024-04-19 | 山东新美达科技材料有限公司 | 一种消除hc轧机边浪缺陷的方法 |
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