JP2001191346A - サンドイッチ構造の車体部品の製作方法 - Google Patents
サンドイッチ構造の車体部品の製作方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0212—Roof or head liners
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンドイッチ構造の車体部品を製作するため
の簡単で、確実で、そしてコストや操作が低減される方
法を提供する。 【解決手段】 車両の車体部品が外側シェル10と内側
シェル11からサンドイッチ構造に層状に形成され、こ
の外側シェル10が外板14を有する発泡層12からな
る、車両の車体部品、特に車両ルーフを製作するための
方法において、内側シェル11が既製部品として型の第
1の型半部に挿入され、発泡材料が第2の型半部内に配
置され成形された外板14に取付けられ、両型半部が閉
鎖され、発泡材料が温度を高めて硬化させられる。
の簡単で、確実で、そしてコストや操作が低減される方
法を提供する。 【解決手段】 車両の車体部品が外側シェル10と内側
シェル11からサンドイッチ構造に層状に形成され、こ
の外側シェル10が外板14を有する発泡層12からな
る、車両の車体部品、特に車両ルーフを製作するための
方法において、内側シェル11が既製部品として型の第
1の型半部に挿入され、発泡材料が第2の型半部内に配
置され成形された外板14に取付けられ、両型半部が閉
鎖され、発泡材料が温度を高めて硬化させられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車体部品が
外側シェルと内側シェルからサンドイッチ構造に層状に
形成され、この外側シェルが外板を有する発泡層からな
る、車両の車体部品、特に車両ルーフを製作するための
方法に関し、更に詳しくは、内側シェルが既製部品とし
て型の第1の型半部に挿入され、発泡材料が第2の型半
部内に配置され成形された外板に取付けられ、両型半部
が閉鎖され、発泡材料が温度を高めて硬化させられる、
方法に係わる。
外側シェルと内側シェルからサンドイッチ構造に層状に
形成され、この外側シェルが外板を有する発泡層からな
る、車両の車体部品、特に車両ルーフを製作するための
方法に関し、更に詳しくは、内側シェルが既製部品とし
て型の第1の型半部に挿入され、発泡材料が第2の型半
部内に配置され成形された外板に取付けられ、両型半部
が閉鎖され、発泡材料が温度を高めて硬化させられる、
方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】当該種類のサンドイッチ構造の車体部品
は、顧客に合った車両個性化を可能にする。それによっ
て、車両ルーフに適用すると、例えば従来の車両ルーフ
パネルがモジュールルーフシステムによって代替可能で
ある。このようなモジュールルーフシステムは例えば車
両メーカーにとって迅速および低コストで製造可能であ
り、かつ市場動向に対応することができる。このような
モジュールルーフは例えばドイツ連邦共和国特許出願公
開第19709016号公報によって知られている。こ
の公知のモジュールルーフは分離不能に一体的に形成さ
れた内側シェルと外側シェルを備えている。内側シェル
と外側シェルは別々に製作され、その後で一体化され
る。サンドイッチ構造の車体部品の外側シェルの外板は
一般的に、シートまたは金属薄板を深絞りして形成さ
れ、そして発泡材、例えばポリウレタンが発泡され、そ
れによって外側シェルが完成する。続いて、別個に製作
された内側シェルが発泡型の一方の型半部に挿入され、
他方の型半部内に外側シェルが位置決めされる。その後
で、発泡型が閉鎖され、サンドイッチ構造の車体部品が
硬化し、そして発泡型から組み立て可能な完成部品とし
て取り出される。
は、顧客に合った車両個性化を可能にする。それによっ
て、車両ルーフに適用すると、例えば従来の車両ルーフ
パネルがモジュールルーフシステムによって代替可能で
ある。このようなモジュールルーフシステムは例えば車
両メーカーにとって迅速および低コストで製造可能であ
り、かつ市場動向に対応することができる。このような
モジュールルーフは例えばドイツ連邦共和国特許出願公
開第19709016号公報によって知られている。こ
の公知のモジュールルーフは分離不能に一体的に形成さ
れた内側シェルと外側シェルを備えている。内側シェル
と外側シェルは別々に製作され、その後で一体化され
る。サンドイッチ構造の車体部品の外側シェルの外板は
一般的に、シートまたは金属薄板を深絞りして形成さ
れ、そして発泡材、例えばポリウレタンが発泡され、そ
れによって外側シェルが完成する。続いて、別個に製作
された内側シェルが発泡型の一方の型半部に挿入され、
他方の型半部内に外側シェルが位置決めされる。その後
で、発泡型が閉鎖され、サンドイッチ構造の車体部品が
硬化し、そして発泡型から組み立て可能な完成部品とし
て取り出される。
【0003】冒頭に述べた種類の方法を既に知られてい
るように実施する際に、2個の別個の型が製作のために
必要である。すなわち、深絞り型と発泡型が必要であ
る。これにより、型のコストが高くつき、製作時間が比
較的に長くなる。
るように実施する際に、2個の別個の型が製作のために
必要である。すなわち、深絞り型と発泡型が必要であ
る。これにより、型のコストが高くつき、製作時間が比
較的に長くなる。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第3604175号
公報により、硬質合成樹脂に関連して発泡材を発泡成形
するための方法と装置が知られている。この方法では、
硬質の合成樹脂が発泡材の発泡成形の前に型の一方の型
半部に接触させて予備成形される。この予備成形は、型
半部に固定保持された硬質の合成樹脂を型開放時にこの
型半部に設けられた可動のパンチ工具によって成形する
ことによって行われる。そして、発泡材は蒸気を硬質合
成樹脂にパルス状に供給することによって発泡成形され
る。この方法は外板を備えた発泡成形品を製造するため
に1個の型を使用するがしかし、一方の型半部がパンチ
工具とパンチ工具駆動装置を備えているので比較的に複
雑に形成され、それに相応して操作が面倒である。
公報により、硬質合成樹脂に関連して発泡材を発泡成形
するための方法と装置が知られている。この方法では、
硬質の合成樹脂が発泡材の発泡成形の前に型の一方の型
半部に接触させて予備成形される。この予備成形は、型
半部に固定保持された硬質の合成樹脂を型開放時にこの
型半部に設けられた可動のパンチ工具によって成形する
ことによって行われる。そして、発泡材は蒸気を硬質合
成樹脂にパルス状に供給することによって発泡成形され
る。この方法は外板を備えた発泡成形品を製造するため
に1個の型を使用するがしかし、一方の型半部がパンチ
工具とパンチ工具駆動装置を備えているので比較的に複
雑に形成され、それに相応して操作が面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この技術水準に鑑み
て、本発明の根底をなす課題は、冒頭に述べた方法を実
施する際のコストや操作を低減し、サンドイッチ構造の
車体部品を製作するための簡単かつ確実な方法を提供す
ることである。
て、本発明の根底をなす課題は、冒頭に述べた方法を実
施する際のコストや操作を低減し、サンドイッチ構造の
車体部品を製作するための簡単かつ確実な方法を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、まず最初
に、外板の偏平材料を一方の型半部内に配置し、両型半
部を最大ストロークで閉鎖することにより、外板が成形
され、そして再び開放され、その後で発泡材料が成形さ
れた外板内に挿入され、両型半部がキャビティを形成す
るように短いストロークで閉鎖され、このキャビティに
より、発泡材料が熱供給時に外側シェルの発泡層の最終
厚さまで膨張可能であることによって解決される。本発
明の有利な実施形は従属請求項に記載されている。
に、外板の偏平材料を一方の型半部内に配置し、両型半
部を最大ストロークで閉鎖することにより、外板が成形
され、そして再び開放され、その後で発泡材料が成形さ
れた外板内に挿入され、両型半部がキャビティを形成す
るように短いストロークで閉鎖され、このキャビティに
より、発泡材料が熱供給時に外側シェルの発泡層の最終
厚さまで膨張可能であることによって解決される。本発
明の有利な実施形は従属請求項に記載されている。
【0007】本発明による方法は1個だけの成形型を使
用し、続けて行われる、2つのストロークによる型閉鎖
により、まず最初に外側シェルの外板が成形され、そし
て次の閉鎖ストロークによって外側シェルの発泡層が形
成され、外側シェルと内側シェルの一体化が行われる。
同一の1つの型内での車体部品のこの2段階の製作の
際、第1段階で両型半部の最大ストロークによって外板
の成形が行われ、第2段階でストロークを短くして外側
シェルと内側シェルの一体化が行われる。この短いスト
ロークは外側シェルの発泡層の目標厚さを生じるために
発泡過程のキャビティを形成する。それ自体公知の熱の
作用により、発泡層のための発泡材料はこのキャビティ
内で膨張し、発泡層が完全に硬化するや否や、外側シェ
ルと内側シェルの間の永久的な結合材を形成する。
用し、続けて行われる、2つのストロークによる型閉鎖
により、まず最初に外側シェルの外板が成形され、そし
て次の閉鎖ストロークによって外側シェルの発泡層が形
成され、外側シェルと内側シェルの一体化が行われる。
同一の1つの型内での車体部品のこの2段階の製作の
際、第1段階で両型半部の最大ストロークによって外板
の成形が行われ、第2段階でストロークを短くして外側
シェルと内側シェルの一体化が行われる。この短いスト
ロークは外側シェルの発泡層の目標厚さを生じるために
発泡過程のキャビティを形成する。それ自体公知の熱の
作用により、発泡層のための発泡材料はこのキャビティ
内で膨張し、発泡層が完全に硬化するや否や、外側シェ
ルと内側シェルの間の永久的な結合材を形成する。
【0008】発泡材料として好ましくはポリウレタンが
使用される。発泡材料は場合によっては、発泡層の強度
を高めるために、ガラス繊維を含んでいてもよい。外側
シェルの外板については、成形可能で必要な強度を有す
るものであれば、任意の偏平材料を使用することができ
る。外板のための適切な材料はシートの形をした合成樹
脂と金属薄板である。
使用される。発泡材料は場合によっては、発泡層の強度
を高めるために、ガラス繊維を含んでいてもよい。外側
シェルの外板については、成形可能で必要な強度を有す
るものであれば、任意の偏平材料を使用することができ
る。外板のための適切な材料はシートの形をした合成樹
脂と金属薄板である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図を参照して本発明を例示
的に詳しく説明する。
的に詳しく説明する。
【0010】例えば車両ルーフとして設計され予め製作
された、図1に示した車体部分は、サンドイッチ構造を
し、そして互いに連結された一体のシェル、すなわち外
側シェル10と内側シェル11からなっている。図示し
た実施の形態の場合、両シェル10、11は発泡体すな
わち発泡層を備えている。この発泡層は、その互いに向
き合った側が互いに連結されている。外側シェル10の
発泡層は硬質発泡層12として形成され、内側シェル1
1の発泡層は軟質発泡層13として形成されている。両
発泡層12、13はその外面がそれぞれ被覆層によって
覆われている。硬質発泡層12の外側の被覆層は、比較
的に硬質で剛性のある外板14によって形成され、例え
ば合成樹脂または金属薄板からなっている。一方、軟質
発泡層13の被覆層は例えば、車両の内側に向いた装飾
材として形成されている。図1に示した実施の形態の場
合には、外側シェル10と内側シェル11は周方向に延
びる面一のエッジを備えている。しかし、実際には、車
両ホワイトボディのルーフエッジに対する連結手段を提
供するために、内側シェル11のエッジは外側シェル1
0のエッジから突出している。
された、図1に示した車体部分は、サンドイッチ構造を
し、そして互いに連結された一体のシェル、すなわち外
側シェル10と内側シェル11からなっている。図示し
た実施の形態の場合、両シェル10、11は発泡体すな
わち発泡層を備えている。この発泡層は、その互いに向
き合った側が互いに連結されている。外側シェル10の
発泡層は硬質発泡層12として形成され、内側シェル1
1の発泡層は軟質発泡層13として形成されている。両
発泡層12、13はその外面がそれぞれ被覆層によって
覆われている。硬質発泡層12の外側の被覆層は、比較
的に硬質で剛性のある外板14によって形成され、例え
ば合成樹脂または金属薄板からなっている。一方、軟質
発泡層13の被覆層は例えば、車両の内側に向いた装飾
材として形成されている。図1に示した実施の形態の場
合には、外側シェル10と内側シェル11は周方向に延
びる面一のエッジを備えている。しかし、実際には、車
両ホワイトボディのルーフエッジに対する連結手段を提
供するために、内側シェル11のエッジは外側シェル1
0のエッジから突出している。
【0011】図1に示したモジュールルーフすなわち既
製ルーフの製作は、図2(A)〜(E)から明らかであ
る。このルーフ部材を製作するために、2個の型半部1
6、17を備えた1個の型が用いられる。製作プロセス
は次のように行われる。
製ルーフの製作は、図2(A)〜(E)から明らかであ
る。このルーフ部材を製作するために、2個の型半部1
6、17を備えた1個の型が用いられる。製作プロセス
は次のように行われる。
【0012】まず最初に、開放した型の一方の型半部1
7内に中子18が挿入される。他方の型半部16に向い
た中子の表面は、完成したルーフ部材の外板14の内側
輪郭に一致している。他方の型半部16内には、外板1
4のための出発製品を形成する偏平材料19が挿入され
る。その代わりに、偏平材料19を中子18の上に配置
してもよい。型半部16の内面は完成したルーフ部材外
板14の外側輪郭に一致している。
7内に中子18が挿入される。他方の型半部16に向い
た中子の表面は、完成したルーフ部材の外板14の内側
輪郭に一致している。他方の型半部16内には、外板1
4のための出発製品を形成する偏平材料19が挿入され
る。その代わりに、偏平材料19を中子18の上に配置
してもよい。型半部16の内面は完成したルーフ部材外
板14の外側輪郭に一致している。
【0013】その後で、図2(B)に示すように、型は
完全に閉鎖される。すなわち、両型半部16、17の最
大の相対的閉鎖ストロークで閉鎖される。それによっ
て、例えば金属薄板からなる偏平材料19は変形され
て、完成した形の外板14となる。前記最大の相対的閉
鎖ストロークとは、両型半部16、17が完全に閉鎖す
る両型半部16、17の閉鎖ストロークである。
完全に閉鎖される。すなわち、両型半部16、17の最
大の相対的閉鎖ストロークで閉鎖される。それによっ
て、例えば金属薄板からなる偏平材料19は変形され
て、完成した形の外板14となる。前記最大の相対的閉
鎖ストロークとは、両型半部16、17が完全に閉鎖す
る両型半部16、17の閉鎖ストロークである。
【0014】そして、型は図2(C)に示すように再び
開放される。中子18は型半部17から取り出され、中
子の代わりに、軟質発泡層13と装飾層15からなる予
め製作された内側シェル11がこの型半部17に挿入さ
れる。他方の型半部16内には、先行する方法ステップ
において外板14として成形された偏平材料19がその
まま残っている。この外板14の内面に、発泡材料2
0、例えばポリウレタンが取付けられる。
開放される。中子18は型半部17から取り出され、中
子の代わりに、軟質発泡層13と装飾層15からなる予
め製作された内側シェル11がこの型半部17に挿入さ
れる。他方の型半部16内には、先行する方法ステップ
において外板14として成形された偏平材料19がその
まま残っている。この外板14の内面に、発泡材料2
0、例えばポリウレタンが取付けられる。
【0015】その後で、図2(D)に示すように、型が
新たに閉鎖される。しかし、図2(B)に概略的に示し
た閉鎖過程のストロークよりも短いストロークで閉鎖さ
れるので、発泡材料20の表面と内側シェル11の対向
する表面の間には、中空室すなわちキャビティ21が残
っている。
新たに閉鎖される。しかし、図2(B)に概略的に示し
た閉鎖過程のストロークよりも短いストロークで閉鎖さ
れるので、発泡材料20の表面と内側シェル11の対向
する表面の間には、中空室すなわちキャビティ21が残
っている。
【0016】そして、図2(E)に示すように、熱の供
給によって発泡材料20が発泡させられ、内側シェル1
1に連結される。適切な硬化時間の後で、型は新たに開
放され、完成したルーフ部材を取り出すことができる。
給によって発泡材料20が発泡させられ、内側シェル1
1に連結される。適切な硬化時間の後で、型は新たに開
放され、完成したルーフ部材を取り出すことができる。
【図1】既製部品として車両ホワイトボディに組み込む
ための車両ルーフの断面を概略的に示す図である。この
場合、車両ルーフのエッジ範囲だけが示してある。
ための車両ルーフの断面を概略的に示す図である。この
場合、車両ルーフのエッジ範囲だけが示してある。
【図2】(A)〜(E)は、図1に示した車体部分を製
作するためのステップを製作順序で示す図である。
作するためのステップを製作順序で示す図である。
10…外側シェル、11…内側シェル、12…硬質発泡
層、13…軟質発泡層、14…外板、15…装飾層、1
6…型半部、17…型半部、18…中子、19…偏平材
料、20…発泡材料、21…キャビティ
層、13…軟質発泡層、14…外板、15…装飾層、1
6…型半部、17…型半部、18…中子、19…偏平材
料、20…発泡材料、21…キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:12 B29K 105:12 B29L 31:30 B29L 31:30 (72)発明者 ミヒャエル・ケルブル ドイツ連邦共和国、82061 ノイリート、 ヤーゲルバウエルシュトラーセ 9 (72)発明者 フランソワ・ド−ギャラール フランス共和国、85390 モビレオ・エ・ パルト、ルー・ド・ラ・モット 02
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の車体部品が外側シェル(10)と
内側シェル(11)からサンドイッチ構造に層状に形成
され、この外側シェルが外板(14)を有する発泡層
(12)からなる、車両の車体部品、特に車両ルーフを
製作するための方法であって、内側シェル(11)が既
製部品として型(16、17)の第1の型半部(17)
に挿入され、発泡材料(20)が第2の型半部(16)
内に配置され成形された外板(14)に取付けられ、両
型半部が閉鎖され、発泡材料(20)が温度を高めて硬
化させられる、方法において、まず最初に、外板の偏平
材料(19)を一方の型半部内に配置し、両型半部(1
6、17)を最大ストロークで閉鎖することにより、外
板(14)が成形され、そして再び開放され、その後で
発泡材料(20)が、前記外板(14)内に挿入され、
両型半部がキャビティ(21)を形成するように短いス
トロークで閉鎖され、このキャビティにより、発泡材料
(20)が熱供給時に外側シェル(10)の発泡層の最
終厚さまで膨張可能であることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 外板の偏平材料(19)が型(17)に
挿入された中子(18)によって変形されることを特徴
とする請求項1記載のサンドイッチ構造の車体部品の製
作方法。 - 【請求項3】 発泡材料(20)がポリウレタンを含ん
でいることを特徴とする請求項1または2記載のサンド
イッチ構造の車体部品の製作方法。 - 【請求項4】 発泡材料(20)がガラス繊維を含んで
いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記
載のサンドイッチ構造の車体部品の製作方法。 - 【請求項5】 外板(14)が合成樹脂シートからなっ
ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
記載のサンドイッチ構造の車体部品の製作方法。 - 【請求項6】 外板(14)が金属薄板からなっている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
サンドイッチ構造の車体部品の製作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19955167A DE19955167C2 (de) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | Verfahren zur Herstellung eines Fahrzeug-Karosserieteils in Sandwich-Bauweise |
DE19955167:7 | 1999-11-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001191346A true JP2001191346A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=7929260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000340498A Pending JP2001191346A (ja) | 1999-11-16 | 2000-11-08 | サンドイッチ構造の車体部品の製作方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6378208B1 (ja) |
EP (1) | EP1101590A1 (ja) |
JP (1) | JP2001191346A (ja) |
DE (1) | DE19955167C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231618A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-09-02 | Toray Ind Inc | 自動車用外板部材 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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