JP2001328099A - 表皮材の端末処理方法並びに端末構造 - Google Patents

表皮材の端末処理方法並びに端末構造

Info

Publication number
JP2001328099A
JP2001328099A JP2000150478A JP2000150478A JP2001328099A JP 2001328099 A JP2001328099 A JP 2001328099A JP 2000150478 A JP2000150478 A JP 2000150478A JP 2000150478 A JP2000150478 A JP 2000150478A JP 2001328099 A JP2001328099 A JP 2001328099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin material
cushion layer
top layer
terminal
surface material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000150478A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Hiroki
一人 廣木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000150478A priority Critical patent/JP2001328099A/ja
Publication of JP2001328099A publication Critical patent/JP2001328099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップ層裏面にクッション層を裏打ちした積
層シート材料からなる表皮材の端末処理方法並びに端末
構造において、トリムカット処理が簡単かつ廉価に行な
え、かつ端末部分の見栄えを美麗に維持し、相手部品へ
のセット作業等をやりやすくする。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなるトップ層22a裏
面に熱可塑性樹脂発泡体からなるクッション層22bを
裏打ちしてなる表皮材22を加熱軟化処理した後、真空
吸引機構を備えたプレス上型50の型面に沿って真空成
形するとともに、プレス上下型40,50の型締め時と
同時に上型50の外周に設けた裁断刃60により、表皮
材を所要外形状に沿って裁断加工するトリムカット工程
において、受けパッド41の上面をプレス下型40の型
面より突出させて、クッション層22bを圧縮しながら
加熱軟化状態の表皮材22を裁断刃60により押し切り
することにより、クッション層22bの切断木口をトッ
プ層22aの端末延長部23により被覆して、表皮材2
2の端末部Aの見栄えを高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表皮材の端末処
理方法並びに端末構造に係り、特に、表皮材の端末部分
のカット処理が簡単かつ廉価に行なえ、カット処理され
た端末部の外観見栄えを向上させた表皮材の端末処理方
法並びに端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図12に示すように、ドアトリ
ムの表面中央部には、乗員が肘を掛けて休めるように、
アームレスト1が設置されている。
【0003】このアームレスト1は、良好な形状保持性
を得るために、剛性に富む芯材2の表面に、クッション
性並びに装飾性に優れた表皮材3が貼着されている。
【0004】そして、この表皮材3としては、TPO
(サーモプラスチックオレフィン)シート等の熱可塑性
樹脂からなるトップ層3aの裏面にポリエチレンフォー
ム等のクッション層3bが一体化された積層シート材料
がよく使用されている。
【0005】次いで、上記アームレスト1の製造工程に
ついて、図13,図14を基に説明すると、まず、図1
3に示すように、上下型4,5が型開き状態にあると
き、下型4上に予備成形された芯材2をセットし、型内
に加熱軟化処理した表皮材3を投入する。尚、芯材2の
表面には、接着剤が塗布されている。
【0006】次いで、上型5の型面に沿って表皮材3を
真空成形することにより、所望の製品形状に成形しなが
ら上下型4,5の型締めにより、芯材2と表皮材3とを
一体化する。
【0007】更に、図14に示すように、芯材2と表皮
材3とのプレス一体化時、上型5の外周に設けられてい
る熱溶断刃6により、表皮材3の所望外形状に沿ってト
リムカット処理を行なう。
【0008】そして、成形後、アームレスト1を取り出
し、表皮材3の周縁部を巻込み処理して図12に示すア
ームレスト1が製作されるが、熱溶断刃6によるカット
処理時、図15に示すように、熱溶断刃6により表皮材
3を溶融しながらカット処理を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
ームレスト1の製造工程においては、表皮材3のカット
処理に熱溶断刃6を使用して、カット処理しているた
め、多くの電力を必要とし、かつ熱溶断加工時にガスが
発生しやすく、作業環境を考慮した場合、大掛りな排気
設備を必要とするなどの問題点が指摘されている。
【0010】更に、熱溶断刃6による熱溶断加工を施し
た場合、表皮材3の端末部分は図16に示すように、溶
融樹脂がバリPとなって残存するため、例えば、図17
に示すように、内装用トリム芯材7の溝部7aに表皮材
3の端末を挿入する際、このバリPが溝7aの縁部に干
渉して、表皮材3の端末処理作業が非常に面倒になると
ともに、クッション層3bの切断木口が見えやすく、そ
れを隠すために、溝7aの溝幅を比較的幅広に設定する
必要があるなど、造形上の制約をうけるという欠点があ
った。
【0011】また、表皮材3の端末部分をそのままトリ
ム芯材7上に載せる場合には、バリPを排除するために
別工程でカット処理を行なうか、あるいは図18に示す
ように、バリPを隠すオーナメント8を別途設けるな
ど、仕上げ作業に手間どる等の問題点があった。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、表皮材の端末処理方法並びに端末構造にお
いて、大掛りな排気設備や多くの電力を必要とすること
なく、簡単に表皮材のカット処理が行なえるとともに、
カット処理部分において美麗な外観が得られ、別工程で
の仕上げ加工を廃止できるとともに、相手部品との合わ
せや木目込み処理を簡単に行なえる表皮材の端末処理方
法並びに端末構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、熱可塑性樹脂からなるトップ層裏面に熱
可塑性樹脂発泡体からなるクッション層を裏打ちした表
皮材を加熱軟化処理後、真空吸引機構を有するプレス上
型により所要形状に真空成形する真空成形工程と、上記
表皮材を真空成形した後、プレス上下型を型締めし、プ
レス上型に付設されている裁断刃により表皮材を所要形
状にトリムカットするトリムカット工程とからなる表皮
材の端末処理方法において、上記トリムカット工程にお
いて、裁断刃の刃先がプレス上型の型面より所定寸法下
方に突出しているとともに、プレス下型に設けられてい
る受けパッドが下型の型面より所定寸法上方に突出して
おり、受けパッド上に表皮材のクッション層を圧縮状態
で裁断刃により押し切り、クッション層の切断木口をト
ップ層の端末延長部により覆うように処理したことを特
徴とする。
【0014】また、本発明に係る表皮材の端末構造は、
熱可塑性樹脂からなるトップ層裏面に熱可塑性樹脂発泡
体からなるクッション層を裏打ちした積層シート材料か
ら表皮材が構成され、加熱軟化処理後、所要形状に真空
成形されると同時に、裁断刃により所望形状にトリムカ
ット処理され、トップ層の端末部が下方に延設され、こ
の端末延長部によりクッション層の切断木口が被覆され
ていることを特徴とする。
【0015】以上の構成から明らかなように、表皮材の
トリムカット処理は、プレス上下型の型締めに伴ない、
上型の外周に設けた裁断刃が下型の受けパッドに突き刺
さり、この裁断刃により表皮材の外形状に沿って切断さ
れるため、従来のように電力を必要とすることなく、ま
た、ガスが発生しないため、大掛りな排気設備等も不要
とできる。
【0016】更に、本発明方法により得られた表皮材の
端末部分は、バリが形成されることなく、しかも、クッ
ション層の切断木口がトップ層の端末延長部により被覆
されるため、仕上げ加工が不要になるとともに、木目込
み溝内への挿入作業や相手部品への突当て作業が簡単な
作業で美麗に行なえる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表皮材の端末
処理方法並びに端末構造の実施形態について、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は本発明方法により端末処理を施した
アームレストを設置した自動車用ドアトリムを示す正面
図、図2は同アームレストの構成を示す断面図、図3は
同アームレストの製造方法における材料のセット工程を
示す説明図、図4は同アームレストの製造方法における
表皮材の真空成形工程を示す説明図、図5は同アームレ
ストの製造方法における芯材と表皮材の一体化工程を示
す説明図、図6は本発明に係る表皮材の端末処理方法を
示すもので、裁断刃による表皮材の端末部のカット処理
工程を示す説明図、図7は表皮材の端末部の構造を示す
断面図である。
【0019】また、図8,図9は表皮材の別の使用形態
を示す各説明図、図10,図11は芯材上にセットする
表皮材の構成を示す各説明図である。
【0020】図1において、自動車用ドアトリム10の
表面略中央部に乗員が肘を掛けて休めるようにアームレ
スト20が設置されており、このアームレスト20は、
図2の断面図で示すように、所望の立体形状に成形され
ており、保形性と取付剛性を備えた芯材21と、この芯
材21の外表面に沿って貼着され、良好なクッション
性、手触り感、風合いを備えた表皮材22とから構成さ
れている。
【0021】更に詳しくは、芯材21は、PP(ポリプ
ロピレン)樹脂等の射出成形体から構成されており、表
皮材22は、TPO(サーモプラスチックオレフィン)
シート等のトップ層22aの裏面にポリエチレンフォー
ム等の発泡層22bが裏打ちされた積層シート材料が使
用されている。
【0022】そして、アームレスト20においては、外
周部に沿って表皮材22の端末部分が芯材21の裏面側
に巻込み処理されている。
【0023】ところで、本発明は、上記表皮材22の端
末処理方法並びに端末構造に特徴があり、上記アームレ
スト20の製造工程を図3乃至図5を基に説明しながら
その一工程である表皮材22の端末処理工程について説
明する。
【0024】まず、図3に示すように、成形装置30の
構成としては、芯材21をセットするプレス下型40
と、表皮材22を所要形状に真空成形する真空吸引機構
を備え、所定ストローク上下動可能なプレス上型50
と、プレス上型50の外周に沿って設けられている裁断
刃60とから大略構成されている。
【0025】更に詳しくは、プレス下型40には、上記
裁断刃60に対応して硬質のラバー体からなる受けパッ
ド41が埋設固定されており、この受けパッド41の上
面41aは、下型40の型面より所定寸法(図中aで示
す)上方に突出している。
【0026】一方、プレス上型50は、昇降用シリンダ
51により所定ストローク上下動可能であるとともに、
プレス上型50の型面に適宜ピッチ間隔で真空吸引孔5
2が開設され、この真空吸引孔52は、上型50内部の
空気室53と連通し、この空気室53から外部の配管5
4を通じて真空ポンプ55に接続され、配管54に開閉
バルブ56が設けられている。
【0027】また、この上型50の外周に沿って取り付
けられている裁断刃60は、表皮材22の厚み等を考慮
して、上型50の型面より所定寸法(図中bで示す)下
方に突出している。
【0028】従って、アームレスト20を成形するに
は、まず、所要形状に予め成形され、接合面に接着剤c
が塗布された芯材21をプレス下型40上にセットした
後、プレス上下型40,50が型開き状態にあるとき、
図示しないヒータ装置等により加熱軟化処理された表皮
材22をクランプ装置42で保持してプレス上下型4
0,50の型内に投入する。
【0029】その後、プレス上型50が昇降用シリンダ
51の駆動により所定ストローク下降して、かつ上型5
0に設けられている真空吸引機構が動作し、図4に示す
ように、プレス上型50の下降に伴ない、開閉バルブ5
6が開放され、真空ポンプ55が駆動し、表皮材22
は、上型50の型面に沿って所要形状に真空成形され
る。
【0030】次いで、図5に示すように、プレス上型5
0が更に下降し、プレス上下型40,50が型締めさ
れ、芯材21と表皮材22とが圧着固定されるととも
に、上下型40,50の型締め時、上型50の外周に設
けられている裁断刃60が表皮材22を所定外形状に沿
って押し切り、表皮材22のトリムカット処理が行なわ
れる。
【0031】この表皮材22のトリムカット工程におい
て、図6に示すように、表皮材22のクッション層22
bは、受けパッド41の突出寸法aに相当して圧縮状態
に規制でき、かつ表皮材22のトップ層22aは、加熱
軟化状態にあるため、裁断刃60によりトップ層22a
のカット部分はクッション層22bの切断木口を覆うよ
うに下方に引き伸ばされて成形される。
【0032】従って、図7に示すように、成形が終了す
れば、表皮材22の端末部Aについては、クッション層
22bの切断木口をトップ層22aの端末延長部23が
被覆する構造となる。
【0033】以上のように、本発明方法の利点として
は、加熱処理された表皮材22を裁断刃60によりトリ
ムカット処理するというものであるから、従来の熱溶断
刃のように電力を必要とすることなく、かつカット処理
に伴ないガスが発生しないため、大掛りな排気設備等も
廃止でき、設備を大幅に簡素化できる。
【0034】次いで、本発明方法により形成された表皮
材22の端末部Aについては、図7に示すように、クッ
ション層22bの切断木口がトップ層22aの端末延長
部23により被覆されているため、例えば、図8に示す
ように、内装トリム70の木目込み溝71内に表皮材2
2の端末部Aを挿入する際、従来のようにバリが引っ掛
かることがなく、円滑な挿入作業が期待できるととも
に、木目込み溝71の溝幅w寸法を広く設定しても、ま
た、溝深さdを短く設定しても外部から切断木口が見え
ることがないため、内装トリム70に形成する木目込み
溝71の造形もラフに行なえる。
【0035】また、図9に示すように、バリのカット処
理が不要で、かつ別物オーナメントを廃止しても、内装
トリム70面に単に突き当てるだけでも良好な外観が期
待でき、表皮材22の周縁部の体裁を高めることができ
る。
【0036】更に、図10に示すように、内装トリム7
0の凹部72内に表皮材22を収容する際についても、
トップ層22aの端末延長部23によりクッション層2
2bの切断木口が被覆されているため、体裁が良い。
【0037】また、表皮材22の厚みhに応じて、図1
1に示すように、裁断刃60の上型50からの突出寸法
bと受けパッド41の下型からの突出寸法aを調整する
ことにより、トップ層22aに端末延長部23を簡単に
成形することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る表皮材
の端末処理方法によれば、加熱軟化処理した表皮材を裁
断刃により押切り処理するというものであるから、従来
の熱刃カット方法に比べ、電力を必要とせず、かつガス
が発生しないため、大掛りな排気設備が不要であり、設
備費用を低減でき、また、電力消費も少なくて済む等、
大幅なコストダウンが見込めるという効果を有する。
【0039】また、本発明方法により得られる表皮材の
端末部分は、クッション層の切断木口がトップ層の端末
延長部により被覆され、端末部の見栄えが非常に優れて
いるため、従来のように二次加工でバリのカット除去や
オーナメントの被覆処理を施す等の工数が省け、かつ木
目込み溝内への簡単な挿入作業が期待できるとともに、
内装部品の表面に突き当てても美麗な外観が得られるた
め、取付部品の造形上の制約を緩和でき、取付作業性を
高めることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法による表皮材の端末処理を施したア
ームレストを装着した自動車用ドアトリムを示す正面図
である。
【図2】図1に示すアームレストの構成を示す断面図で
ある。
【図3】図2に示すアームレストの製造方法における材
料のセット工程を示す説明図である。
【図4】図2に示すアームレストの製造方法における表
皮材の真空成形工程を示す説明図である。
【図5】図2に示すアームレストの製造方法における芯
材と表皮材との一体化工程を示す説明図である。
【図6】本発明方法による表皮材のカット処理工程を示
す説明図である。
【図7】本発明方法により得られた表皮材の端末部分を
示す断面図である。
【図8】本発明に係る表皮材の端末部分を内装トリムの
木目込み溝内に挿入した状態を示す説明図である。
【図9】本発明に係る表皮材の端末部分を内装トリム面
に突き当てた状態を示す説明図である。
【図10】本発明に係る表皮材を内装トリムの凹部内に
収容した状態を示す説明図である。
【図11】図10に示す表皮材の端末処理方法を示す説
明図である。
【図12】従来のアームレストを示す一部破断斜視図で
ある。
【図13】従来のアームレストの成形方法における表皮
材の真空成形工程を示す説明図である。
【図14】従来のアームレストにおける芯材と表皮材と
のプレス一体化工程を示す説明図である。
【図15】従来のアームレストにおける表皮材のカット
工程を示す説明図である。
【図16】従来の熱刃カット方法における表皮材の端末
部分を示す説明図である。
【図17】従来の表皮材の端末部分を内装トリムの木目
込み溝内に挿入する状態を示す説明図である。
【図18】従来の表皮材の端末部分をフラット状の内装
トリムに載置した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 アームレスト 21 芯材 22 表皮材 22a トップ層 22b クッション層 23 端末延長部 30 成形装置 40 プレス下型 41 受けパッド 42 クランプ装置 50 プレス上型 51 昇降用シリンダ 52 真空吸引孔 53 空気室 54 配管 55 真空ポンプ 56 開閉バルブ 60 裁断刃 A 端末部 a 受けパッドの突出寸法 b 裁断刃の突出寸法 d 木目込み溝の溝深さ w 木目込み溝の溝幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 51/42 B29C 51/42 // B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 3C060 AA04 BA03 BF03 BG07 4F202 AA04 AA11 AC03 AD05 AD08 AD17 AD20 AG02 AG03 AG20 CA17 CB01 CB13 CB16 CB26 CK11 CK35 CL02 CQ03 4F208 AA04 AA11 AC03 AD05 AD08 AD17 AD20 AG02 AG03 AG20 MA01 MB01 MB11 MB22 MC03 MG04 MG13 MH06 MJ22 MK15 MK20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなるトップ層(22
    a)裏面に熱可塑性樹脂発泡体からなるクッション層
    (22b)を裏打ちした表皮材(22)を加熱軟化処理
    後、真空吸引機構を有するプレス上型(50)により所
    要形状に真空成形する真空成形工程と、 上記表皮材(22)を真空成形した後、プレス上下型
    (40,50)を型締めし、プレス上型(50)に付設
    されている裁断刃(60)により表皮材(22)を所要
    形状にトリムカットするトリムカット工程とからなる表
    皮材の端末処理方法において、 上記トリムカット工程において、裁断刃(60)の刃先
    がプレス上型(50)の型面より所定寸法下方に突出し
    ているとともに、プレス下型(40)に設けられている
    受けパッド(41)が下型(40)の型面より所定寸法
    上方に突出しており、受けパッド(41)上に表皮材
    (22)のクッション層(26)を圧縮状態で裁断刃
    (60)により押し切り、クッション層(22b)の切
    断木口をトップ層(22a)の端末延長部(23)によ
    り覆うように処理したことを特徴とする表皮材の端末処
    理方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂からなるトップ層(22
    a)裏面に熱可塑性樹脂発泡体からなるクッション層
    (22b)が裏打ちされた積層シート材料から表皮材
    (22)が構成され、加熱軟化処理後、所要形状に真空
    成形されると同時に、裁断刃(60)により所望形状に
    トリムカット処理され、トップ層(22a)の端末部が
    下方に延設され、この端末延長部(23)によりクッシ
    ョン層(22b)の切断木口が被覆されていることを特
    徴とする表皮材の端末構造。
JP2000150478A 2000-05-22 2000-05-22 表皮材の端末処理方法並びに端末構造 Pending JP2001328099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150478A JP2001328099A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 表皮材の端末処理方法並びに端末構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150478A JP2001328099A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 表皮材の端末処理方法並びに端末構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001328099A true JP2001328099A (ja) 2001-11-27

Family

ID=18656188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000150478A Pending JP2001328099A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 表皮材の端末処理方法並びに端末構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001328099A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004058181A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd 多層体の切断方法および多層容器の成形方法並びに多層成型品
JP2006192513A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Isel Co Ltd 打抜装置及びこれに用いる打抜型
US7144244B1 (en) 2005-07-26 2006-12-05 Kojima Press Industry Co., Ltd. Molding machines
JP2007160736A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Mazda Motor Corp 表皮材積層発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置
JP2007175976A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡複合品の製造方法と製造された発泡複合品
JP2013014027A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Three M Innovative Properties Co 真空圧空成形または真空成形により一体化された構造体、およびその製造方法
US8486317B2 (en) 2003-06-30 2013-07-16 Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc Apparatus and method for forming laminated and molded garments
CN112642929A (zh) * 2020-12-03 2021-04-13 上海华源复合新材料有限公司 一种金属复合板圆孔翻边工艺

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7942996B2 (en) 2002-07-25 2011-05-17 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Method of cutting multilayer body, method of forming multilayer container, and multilayer formed product
JP2004058181A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd 多層体の切断方法および多層容器の成形方法並びに多層成型品
JP4503220B2 (ja) * 2002-07-25 2010-07-14 東洋製罐株式会社 多層体の切断方法および多層成型品
US7833379B2 (en) 2002-07-25 2010-11-16 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Method of cutting multilayer body, method of forming multilayer container, and multilayer formed product
US8486317B2 (en) 2003-06-30 2013-07-16 Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc Apparatus and method for forming laminated and molded garments
JP2006192513A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Isel Co Ltd 打抜装置及びこれに用いる打抜型
US7144244B1 (en) 2005-07-26 2006-12-05 Kojima Press Industry Co., Ltd. Molding machines
JP2007160736A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Mazda Motor Corp 表皮材積層発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置
JP4710586B2 (ja) * 2005-12-14 2011-06-29 マツダ株式会社 表皮材積層発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置
JP2007175976A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡複合品の製造方法と製造された発泡複合品
JP2013014027A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Three M Innovative Properties Co 真空圧空成形または真空成形により一体化された構造体、およびその製造方法
US10252491B2 (en) 2011-06-30 2019-04-09 3M Innovative Properties Company Structure integrated by vacuum-pressure forming or vacuum forming, and manufacturing method thereof
CN112642929A (zh) * 2020-12-03 2021-04-13 上海华源复合新材料有限公司 一种金属复合板圆孔翻边工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2901051B2 (ja) 積層成形体の成形方法
JP4110428B2 (ja) 溶融フィルムプラスチック部品の製造方法及び該方法により製造された物品
US5919324A (en) Method of securing decorative insert to underlying plastic skin for trim panel
US6159402A (en) Process for forming a color coated article
JP2001328099A (ja) 表皮材の端末処理方法並びに端末構造
JP2001191346A (ja) サンドイッチ構造の車体部品の製作方法
WO1992010358A1 (en) Method of manufacturing door trim of motor vehicle
JPH0349740B2 (ja)
JP2503494Y2 (ja) 自動車用内装部品における装飾シ―トの圧着装置
JP4359374B2 (ja) フィルム付成形品の製造方法、金型
JP2003200489A (ja) 車両用内装材の端末処理方法
JPH0229488B2 (ja) Hyohizaibubunhariseikeitainoseizohoho
JP4117796B2 (ja) 内装品の真空成形方法及び真空成形機
JP3589729B2 (ja) モール端末部の加工方法
JPS6316497Y2 (ja)
WO2002038352A2 (en) Method of integrating grain pattern in fabric
JPH1158396A (ja) 積層体の製造方法
JPH10305449A (ja) 積層体の製造方法
JP2962779B2 (ja) 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法
JP4330481B2 (ja) 内装品の真空成形方法及び真空成形機
JP3107286B2 (ja) 内装部材の製造方法
JPH05200873A (ja) オーナメント付き成形品の製造方法
JP2009248514A (ja) 内装材の製造方法および製造装置
JP3361942B2 (ja) ソフト発泡層を一部に有する表皮一体樹脂成形品の製造方法
JP2004050423A (ja) 積層成形体の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070523