JP2001191270A - 内燃機関を備えたハンドドリル機 - Google Patents
内燃機関を備えたハンドドリル機Info
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- JP2001191270A JP2001191270A JP2000353305A JP2000353305A JP2001191270A JP 2001191270 A JP2001191270 A JP 2001191270A JP 2000353305 A JP2000353305 A JP 2000353305A JP 2000353305 A JP2000353305 A JP 2000353305A JP 2001191270 A JP2001191270 A JP 2001191270A
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- B23B45/00—Hand-held or like portable drilling machines, e.g. drill guns; Equipment therefor
- B23B45/04—Hand-held or like portable drilling machines, e.g. drill guns; Equipment therefor driven by fluid-pressure or pneumatic power
- B23B45/046—Piston engines
- B23B45/048—Internal combustion piston engines
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Abstract
備えさせ、使用可能性をほとんど制限させず、ドリル機
を軽量に構成する。 【解決手段】ドリル機ケーシング(1)は、その前部端
面(10)および後部端面(27)においてドリル機縦
軸線(8)方向に開口している。伝動装置ケーシング
(3)は内燃機関(21)のエンジンブロック(23,
24)に固定され、且つドリル機縦軸線(8)の方向に
前部端面(27)を通って、周回する側方の遊び(v)
をもってドリル機ケーシング(1)から突出している。
冷却空気ファン(11)のケーシングスパイラル(1
6)は、周回する側方の遊び(u)を持ってドリル機ケ
ーシング(1)の後部端面(10)内にあり、グリップ
(9)が開口している後部端面(10)とブリッジ状に
オーバーラップしている。
Description
シング内に受容されている伝動装置と、冷却空気ファン
と、ドリル機ケーシングに固定される、ハンドドリル機
の保持、操作用の少なくとも1つのグリップとを備え、
伝動装置の出力軸が工具チャックを担持し、且つ伝動装
置の入力軸が内燃機関のクランク軸によって駆動され、
冷却空気ファンが、クランク軸の伝動装置とは逆の側の
端部にあり、ケーシングスパイラルを介して冷却空気を
ドリル機ケーシングを貫流するように搬送し、ドリル機
ケーシングが内燃機関のシリンダと、クランクケース
と、気化器と、排ガス消音器とを取り囲んでいるハンド
ドリル機に関するものである。
の種のハンドドリル機が知られている。この公知のハン
ドドリル機では、順に伝動装置と、クラッチと、内燃機
関と、後部グリップとが直列に配置されている。伝動装
置からは、種々のドリル、ねじ頭等を交換可能に受容す
るための工具チャックを備えた出力軸が突出している。
伝動装置ケーシングはドリル機ケーシングに固定され、
ドリル機ケーシング内には、シリンダとクランクケース
と排ガス消音器と気化器とを備えた内燃機関が配置され
ている。内燃機関を冷却するため、伝動装置ケーシング
とは逆の側において、クランク軸の端部に冷却空気ファ
ンが載置され、冷却ファンはケーシングスパイラルを介
してドリル機ケーシングに冷却空気を供給する。後部グ
リップはドリル機ケーシングの後壁に固定され、ドリル
を保持、操作するために用いられる。
素に対し間隔を持って構成されているケーシングによ
り、ドリル機の構成が大型になり、その使用可能性を制
限している。さらに、この種の大型のドリル機は容積が
大きいので非常に重く、操作性を阻害する。
種のハンドドリル機に、適合した外側ケーシングを備え
させ、使用可能性をほとんど制限させず、ドリル機を軽
量にさせることである。
決するため、ドリル機ケーシングが、その前部端面およ
び後部端面においてドリル機縦軸線方向に開口している
こと、伝動装置ケーシングが内燃機関のエンジンブロッ
クに固定され、且つドリル機縦軸線の方向に前部端面を
通って、周回する側方の遊びをもってドリル機ケーシン
グから突出していること、冷却空気ファンのケーシング
スパイラルが、周回する側方の遊びを持ってドリル機ケ
ーシングの後部端面内にあり、グリップが開口している
後部端面とブリッジ状にオーバーラップしていることを
特徴とするものである。
を構成することにより、全重量が低減する。伝動装置ケ
ーシングがエンジンブロックに固定されているため、す
べての動力は直接エンジンブロックに誘導される。ケー
シング自体は負荷軽減されており、したがってこれに対
応して材料節約的に構成することができる。ハンドドリ
ル機を内側の作動ユニットと外側のケーシングとに分割
することにより、ドリル機ケーシングと内側のユニット
との相対運動が可能になり、その結果内側のユニットと
外側のケーシングとの振動の切り離しが可能になる。
れているユニットが防振要素を介してドリル機ケーシン
グ内で保持されているのが有利である。この種の防振要
素は内燃機関と伝動装置ケーシングとに配置されている
のが合目的であり、この場合、ケーシング分離面に関
し、径方向に対向するそれぞれ2つの防振要素が設けら
れている。これにより、防振要素の取り付けが簡単にな
る。ドリル機縦軸線方向において2つのケーシングシェ
ルに分割されているドリル機ケーシングを組み立てては
じめて防振要素が位置決めされ、よって取り付けられ
る。
ーシングに配置されている防振要素は、内燃機関に設け
られた防振要素に対し高さ方向に間隔を持って位置して
いる。ドリル機縦軸線の方向において可能な限り大きな
間隔を達成するため、内燃機関の防振要素は冷却空気フ
ァンのケーシングスパイラルに係合し、その結果すべて
の防振要素はドリル機ケーシングの開口端面付近に位置
している。
ングの側壁にエアフィルタケースが形成されている。エ
アフィルタケースは、ドリル機ケーシング内に終端を有
する吸込み管と結合され、吸込み管が、ほぼドリル機縦
軸線に対し横方向に指向するように位置し、且つ有利に
はドリル機ケーシングの対向する端壁にまで達し、これ
と一体に形成されているのが合目的である。吸込み管は
流動条件に適合するように構成され、特に共鳴管として
利用でき、吸込み騒音を吸収する。吸込み管の入口は吸
込みゾーンの中にあるのが有利であり、吸込みゾーンに
は、振動隙間を介して、十分塵埃のない燃焼空気が供給
される。
明および図面から明らかである。図面には、いかに詳細
に説明する本発明の実施形態が図示されている。
リル機は、実質的に、駆動原動機としての内燃機関21
(図3)を備えたドリル機ケーシング1からなってい
る。内燃機関21は、遠心クラッチを介して、ドリル機
ケーシング1の一端に配置された伝動装置2を駆動す
る。伝動装置2は伝動装置ケーシング3内に有利にはカ
プセリングされており、工具チャック5を担持する出力
軸4を有している。伝動装置ケーシング3の、工具チャ
ック5に隣接している首部には、有利にはリングフラン
ジを介して前部グリップ7が固定され、前部グリップ7
は、ドリル機縦軸線8のまわりに回転可能に任意の各回
転位置に固定される。さらに、ドリル機縦軸線8の方向
において後部の端面10には、ハンドドリル機を保持し
操縦するためにグリップ9が配置されており、グリップ
9は前記端面10とブリッジ状にオーバーラップしてい
る。
冷却空気ファン11が設けられている。冷却空気ファン
11は、冷却空気をドリル機ケーシング1内に吸込ん
で、そのなかに配置されている内燃機関を冷却する。内
燃機関はたとえばポート開閉時期制御型2サイクルエン
ジン、弁開閉時期制御型2サイクルエンジン、4サイク
ルエンジン、或いは他の種類の内燃機関である。吸込ま
れた冷却空気は、後述するように、端壁13に設けた冷
却空気スリット12を介して側方へ噴出し、且つ図1に
は図示していない冷却スリットを介してドリル機縦軸線
8の方向へ、すなわち前部工具チャック5のほうへ噴出
する。ハンドドリル機の構造は図2ないし図6から明ら
かである。
ンドドリル機の構成が明らかである。ドリル機ケーシン
グ1は、ドリル機縦軸線8の方向において、内燃機関2
1を側方から取り囲んでいる2つのケーシングシェル1
4と15に分割されている。図2によれば、開口端面1
0には内燃機関21の冷却空気ファン11があり、この
場合冷却空気ファン11のケーシングスパイラル16は
周方向において縁17に対し側方に間隔uを持って位置
して、開口端面10に振動隙間80を形成している。ケ
ーシングスパイラル16は吸込み空気格子部18によっ
て覆われている。吸込み空気格子部18の中心部にはケ
ーブル引張り型スターター19があり、そのグリップ7
0は、図2の平面図によれば、後部グリップ9の側方に
して冷却空気スパイラル16に対しほぼ接線方向に方向
づけられている。
内燃機関21のクランク軸20の一端に設けられてお
り、内燃機関21の他端22は伝動装置ケーシング3内
に配置されている伝動装置の入力軸(図示せず)を駆動
する。冷却空気ファン11はケーシングスパイラル16
を介して冷却空気をドリル機ケーシング1内へ搬送す
る。ドリル機ケーシング1はシリンダ23と、クランク
ケース24と、気化器25(図4)と、排ガス消音器2
6(図4)を取り囲んでいる。
クランクケース24に固定されている伝動装置ケーシン
グは、図6に示すように防振要素30によってドリル機
ケーシング1内に保持されている堅牢なユニットを形成
している。
なる堅牢なユニットが防振要素30によってドリル機ケ
ーシング内に保持され、ブリッジ状の後部グリップ9が
ドリル機ケーシング1に固定されているため、振動を発
生させる駆動ユニットと、この駆動ユニットを保護する
ケーシングシェルとの間は振動技術的に切り離されてい
る。
関21に配置され、すなわち冷却空気ファン11のケー
シングスパイラル16に配置され、他方伝動装置ケーシ
ング3にも配置されている。防振要素30は、実質的
に、伝動装置ケーシング30のまたはケーシングスパイ
ラル16に有利には一体に成形されているピン31から
なっている。ピン31はケーシング分離面28に対し垂
直に位置し、ゴム、プラスチックまたは他の適当な緩衝
材からなるスリーブ状またはグラス状の緩衝要素32を
担持している。緩衝要素32は、有利にはケーシングシ
ェル14,15と一体に製造されているケーシングシェ
ル14,15の受容部33で保持されている。図6に
は、ケーシング分離面28の片側に設けられる防振要素
30が図示されている。ケーシング分離面28の他の側
には、対応する防振要素30が同じ高さに設けられる。
ピン31は、ケーシング分離面28に対し直角な共通の
軸線を有している。
30は、ドリル機縦軸線8に関し異なる高さで設けられ
ている。これは図3の切断線VI−VIと図6の図示か
ら明らかである。内燃機関またはそのケーシングスパイ
ラル16に設けられている防振要素は、後部グリップ9
の上部脚部29にあり、他方前部防振要素30は高さh
だけ低い位置にある。高さ位置における間隔Hとドリル
機縦軸線8の方向における間隔aとにより、優れた案内
特性が得られるとともに、振動を伴う駆動部とドリル機
ケーシング1およびグリップ9とを十分に切り離すこと
ができる。
ーシングのケーシング底部34は前部開口端面27の縁
35のほうへ高さ方向に延びており、その結果前部開口
端面27は後部開口端面10よりもかなり小さな面積を
有している。ドリル機ケーシング1の内部には、有利に
は高さ方向に延びる底部34の領域71に、燃料タンク
36が配置されている。燃料タンク36は駆動ユニット
に関しシリンダ23の横にして伝動装置ケーシング3の
下方にある。燃料タンク36は、ドリル機ケーシング1
の壁38によって閉鎖されているタンクボディーケース
を有している。図示した実施形態では、前記壁38はケ
ーシングシェル15の一部であり、カバー39によって
閉鎖されるタンク充填口37を有している。タンクボデ
ィーケースと壁38との結合は、有利には摩擦溶接によ
って行なわれる。タンクボディーケースは、ドリル機ケ
ーシング1の取り囲み壁によって機械的な損傷から保護
されている。またタンクボディーケースは透明な合成物
質(たとえばプラスチック)からなっており、充填レベ
ルを視覚的に表示するため、ドリル機ケーシング内には
視認窓が設けられている。
利には一体にエアフィルタケース41が形成されてい
る。エアフィルタケース41は、ドリル機ケーシング内
に設けられている(特に一体に成形された)吸込み管4
2を介して燃焼空気を吸込む。吸込み管42はドリル機
縦軸線8に対しほぼ横方向に指向して位置しており、有
利にはケーシング分離面28に対し垂直に位置してい
る。吸込み管42の長さは、該吸込み管が対向するケー
シングシェル15の端壁75に対し小さな間隔zを持っ
て終端部を有するように選定されている。吸込み管42
の入口43は吸込みゾーン44内にあり、吸込みゾーン
44には、振動隙間90を介してドリル機ケーシング1
内へ侵入する燃焼空気が供給される。ケーシングシェル
14と15内に設けられている仕切り壁46は吸込みゾ
ーン44を内部の冷却空気に対して隔絶させている。仕
切り壁46はドリル機ケーシング1と一体に形成されて
いる。
すように、気化器25上方の領域に配置され、その際ケ
ーシングシェル15の端壁45には保守窓47が形成さ
れている。保守窓47は気化器25にアクセスして保守
または障害の除去を行なうために用いる。
タケース41はフィルタエレメント48により覆われて
いる。フィルタエレメント48は載置されるエアフィル
タカバー49によってその位置を固定される。エアフィ
ルタカバー49はエアフィルタケース41を閉鎖させる
ために比較的大きく形成されており、特にエアフィルタ
カバー49はドリル機ケーシング1の底部34のほうへ
延設されて、エアフィルタケース41を覆うばかりでな
く、同時に保守窓47をも覆うように構成されている。
合目的には、エアフィルタカバー49の、底部34に隣
接している縁100が複数個のフック、特に2個のフッ
ク99を有し、これらのフック99が保守窓47の縁9
8と係合することによりエアフィルタカバーが固定され
るのがよい。端壁45には開口部を設けてもよく、これ
らの開口部をフック99が貫通するように係合する。
ぼU字状に形成されており、その際脚部29は、両脚部
29を互いに結合させている細条部50の領域よりも、
ケーシングシェル14と15への接続領域のほうがより
幅広に形成されている。細条部50は開口端面10に対
しほぼ平行であり、且つ間隔を持っている。細条部50
は、スロットルレバー52を回動可能に保持するために
用いる支持軸51を有している。スロットルレバー52
は冷却ファン11の側において細条部50および上部脚
部29の縁を越えて突出しており、その結果スロットル
レバー52を利用者は容易に杷持して操作することがで
きる。スロットルレバー52と気化器25の結合は、ド
リル機ケーシング1内に敷設されているボーデンケーブ
ル53を介して行なう。図6においてはボーデンケーブ
ル53は部分的にしか見えないが、図5においては、仕
切り壁46に設けた開口部を通って気化器25へ案内さ
れていることがわかる。
リップのない最適な把持を行なうため、外側に被覆部5
4を有している。細条部50と上部脚部29の移行領域
には、スロットルレバー52の高さに作動スイッチ55
が取り付けられている。作動スイッチ55は点火装置を
電気的にオンオフするために用いる。後部端面10を一
瞥すると、ハンドドリル機を始動、作動させるための他
の操作要素も見て取れる。たとえば始動ガスおよびチョ
ーク57のためのスターターレバー56がエアフィルタ
ケース41の端壁68で保持され、よって利用者にとっ
てアクセスしやすい位置にある。チョーク57を、燃焼
空気管路73を閉鎖するフラップとしてエアフィルタケ
ース41に設け、且つ軸110を介してスターターレバ
ー56を用いて矢印方向に調整可能であるのが有利であ
る。
ケーシング1の細条部50側の端面にはパージ部材 (Pu
rger) 58が設けられている。このため縁領域に窓59
が繰り抜かれ、この窓59を通じてパージ部材59の、
燃料充填される弾性キャップが操作される。
端面は、冷却空気または燃焼ガスのための排出口ではな
く、吸込み空気格子部18である。これにより、ハンド
ドリル機後方に立つ利用者が冷却空気または排ガスの吹
き付けを受けることがないよう保証されている。
領域にもケーシングシェル15の底部34に窓61が設
けられている。この窓61を通じて、ドリル機ケーシン
グ1を分解することなく点火プラグ60の交換が可能で
ある。
側方から行なわれ、換言すれば伝動装置ケーシング3側
にある排出口を介して行なわれる(図2,図4)。図4
と図5によれば、吸込み管42はその入口43からエア
フィルタケース41の方向へ広がっており、ほぼ、ケー
シングシェル15の側壁45に設けたフィルタエレメン
ト48の高さに終端を有している。吸込み管42とエア
フィルタケース41との流動結合は、フード状のエアフ
ィルタカバー49を介して提供されている。すなわちエ
アフィルタカバー49を介して、実質的にフィルタエレ
メント48全体が流入する燃焼空気により均一に付勢さ
れる。燃焼空気は、エアダクト73を介してエアフィル
タケース41から気化器25へ案内される。
埋設されるロックねじ62を用いてケーシング側壁45
に固定され、その際ロックねじ62はピン63のねじ端
に載置される。ピン63はエアフィルタケース41の底
部64に固定され、フィルタエレメント48を貫通、突
出している。
同様に分割されている。ドリル機ケーシング1とグリッ
プ9は共通の分離面28を有している。内燃機関は、ク
ランク軸20がほぼ出力軸4と同軸に位置するように配
置され、その際シリンダ23は、図4によれば、ドリル
機ケーシング1の底部34に対し斜め横に位置してい
る。このような構成により、後部グリップ9の上部脚部
29の領域に、出力軸4と上部脚部29の外側輪郭との
間に非常に狭い間隔が生じ、この狭い間隔は、狭いコー
ナー等においてもハンドドリル機の使用を可能にする。
ナップフック等を掛止するための担持用はと目を設ける
と合目的である。担持用はと目はハンドドリル機の重心
付近に設けるのが合目的であり、その際ドリル機ケーシ
ングの上面または下面に配置するのが有利である。
視図である。
ある。
Claims (19)
- 【請求項1】内燃機関(21)と、ケーシング(3)内
に受容されている伝動装置(2)と、冷却空気ファン
(11)と、ドリル機ケーシング(1)に固定される、
ハンドドリル機の保持、操作用の少なくとも1つのグリ
ップ(9)とを備え、伝動装置(2)の出力軸(4)が
工具チャック(5)を担持し、且つ伝動装置(2)の入
力軸が内燃機関(21)のクランク軸(20)によって
駆動され、冷却空気ファン(11)が、クランク軸(2
0)の伝動装置(2)とは逆の側の端部にあり、ケーシ
ングスパイラル(16)を介して冷却空気をドリル機ケ
ーシング(1)を貫流するように搬送し、ドリル機ケー
シング(1)が内燃機関(21)のシリンダ(23)
と、クランクケース(24)と、気化器(25)と、排
ガス消音器(26)とを取り囲んでいるハンドドリル機
において、 ドリル機ケーシング(1)が、その前部端面(10)お
よび後部端面(27)においてドリル機縦軸線(8)方
向に開口していること、 伝動装置ケーシング(3)が内燃機関(21)のエンジ
ンブロック(23,24)に固定され、且つドリル機縦
軸線(8)の方向に前部端面(27)を通って、周回す
る側方の遊び(v)をもってドリル機ケーシング(1)
から突出していること、 冷却空気ファン(11)のケーシングスパイラル(1
6)が、周回する側方の遊び(u)を持ってドリル機ケ
ーシング(1)の後部端面(10)内にあり、グリップ
(9)が開口している後部端面(10)とブリッジ状に
オーバーラップしていること、を特徴とするハンドドリ
ル機。 - 【請求項2】ドリル機ケーシング(1)が、ドリル機縦
軸線(8)の方向において2つのケーシングシェル(1
4,15)に分割されていることを特徴とする、請求項
1に記載のハンドドリル機。 - 【請求項3】伝動装置ケーシング(3)と内燃機関(2
1)から形成されるユニットが、防振要素(30)を介
してドリル機ケーシング(1)内で保持され、防振要素
(30)が内燃機関(21)と伝動装置ケーシング
(3)とに設けられていることを特徴とする、請求項1
または2に記載のハンドドリル機。 - 【請求項4】ケーシング分離面(28)に関し、径方向
に対向するそれぞれ2つの防振要素(30)が設けられ
ていることを特徴とする、請求項3に記載のハンドドリ
ル機。 - 【請求項5】伝動装置ケーシング(3)に配置されてい
る防振要素(30)が、内燃機関(21)に設けられた
防振要素(30)に対し高さ方向に間隔(h)を持って
位置していることを特徴とする、請求項3または4に記
載のハンドドリル機。 - 【請求項6】内燃機関(21)の防振要素(30)が冷
却空気ファン(11)のケーシングスパイラル(16)
に係合していることを特徴とする、請求項3から5まで
のいずれか一つに記載のハンドドリル機。 - 【請求項7】防振要素(30)がドリル機ケーシング
(1)の開口端面(10,27)付近に位置しているこ
とを特徴とする、請求項3から6までのいずれか一つに
記載のハンドドリル機。 - 【請求項8】前部開口端面(27)が、後部端面(1
0)よりも小さな面積を有していることを特徴とする、
請求項1から7までのいずれか一つに記載のハンドドリ
ル機。 - 【請求項9】ドリル機ケーシング(1)のケーシング底
部(34)が、前部端面(27)の縁(35)のほうへ
高さ方向に延びていることを特徴とする、請求項1から
8までのいずれか一つに記載のハンドドリル機。 - 【請求項10】ドリル機ケーシング(1)の内部に、高
さ方向へ延びる底部(34)の領域にして伝動装置ケー
シング(3)の下方に配置される燃料タンク(36)が
収容されていることを特徴とする、請求項9に記載のハ
ンドドリル機。 - 【請求項11】燃料タンク(36)が、部分的に、タン
ク充填口(37)を有しているドリル機ケーシング
(1)の壁(38)によって形成されていることを特徴
とする、請求項10に記載のハンドドリル機。 - 【請求項12】ドリル機ケーシング(1)の端壁(4
0)にエアフィルタケース(41)が形成されているこ
とを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つ
に記載のハンドドリル機。 - 【請求項13】エアフィルタケース(41)が、ドリル
機ケーシング(1)内に終端を有する吸込み管(42)
と結合されていることを特徴とする、請求項12に記載
のハンドドリル機。 - 【請求項14】吸込み管(42)が、ほぼドリル機縦軸
線(8)に対し横方向に指向するように位置し、且つド
リル機ケーシング(1)の対向する端壁(45)にまで
達していることを特徴とする、請求項13に記載のハン
ドドリル機。 - 【請求項15】吸込み管(42)の入口(43)が吸込
みゾーン(43)内にあり、吸込みゾーン(43)に振
動隙間(80)を介して空気が供給されることを特徴と
する、請求項13または14に記載のハンドドリル機。 - 【請求項16】エアフィルタケース(41)が気化器
(25)の上方の領域に配置されていることを特徴とす
る、請求項12から15までのいずれか一つに記載のハ
ンドドリル機。 - 【請求項17】ドリル機ケーシング(1)の端壁(4
0)に、気化器(25)にアクセスするための保守窓
(47)が形成されていることを特徴とする、請求項1
から16までのいずれか一つに記載のハンドドリル機。 - 【請求項18】エアフィルタケース(41)のエアフィ
ルタカバー(49)が保守窓(47)をも閉鎖すること
を特徴とする、請求項17に記載のハンドドリル機。 - 【請求項19】グリップ(9)が、ドリル機ケーシング
(1)とともに同じ分離面(28)で分割されているこ
とを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに
記載のハンドドリル機。
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