JP2001189216A - コモンモードチョークコイル及びその製造方法 - Google Patents
コモンモードチョークコイル及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2001189216A JP2001189216A JP37413999A JP37413999A JP2001189216A JP 2001189216 A JP2001189216 A JP 2001189216A JP 37413999 A JP37413999 A JP 37413999A JP 37413999 A JP37413999 A JP 37413999A JP 2001189216 A JP2001189216 A JP 2001189216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- common mode
- choke coil
- mode choke
- spiral
- soft magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コモンモード、デフィシャレンスモードとと
もに、高周波インピーダンスが高く、その上、コモンチ
ョークコイルを容易に製造でき、かつ、低コストのコモ
ンモードチョークコイル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 磁性体あるいは誘電体からなる基台10
に、互いに電気的に絶縁され、電気長の略等しい2つの
螺旋状導電体を設け、それぞれの螺旋状導電体に入出力
端子を有するコモンモードチョークコイルとする。ま
た、2つの螺旋状導電体のうち、第1螺旋状導電体は、
基台10の表面に密着し、第2螺旋状導電体は、軟磁性
層12を介して第1螺旋状導電体と密着して設ける。
もに、高周波インピーダンスが高く、その上、コモンチ
ョークコイルを容易に製造でき、かつ、低コストのコモ
ンモードチョークコイル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 磁性体あるいは誘電体からなる基台10
に、互いに電気的に絶縁され、電気長の略等しい2つの
螺旋状導電体を設け、それぞれの螺旋状導電体に入出力
端子を有するコモンモードチョークコイルとする。ま
た、2つの螺旋状導電体のうち、第1螺旋状導電体は、
基台10の表面に密着し、第2螺旋状導電体は、軟磁性
層12を介して第1螺旋状導電体と密着して設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁ノイズを抑制
するためのノイズフィルターに関し、特に、基板装着型
のコモンモードチョークコイル及びその製造方法に関す
る。
するためのノイズフィルターに関し、特に、基板装着型
のコモンモードチョークコイル及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気機器の小型化、高周波化により、E
MI対策が重要性を増している。一般に、インピーダン
ス素子では、目的とする周波数のノイズをインピーダン
ス特性として遮断し、EMI対策としている。
MI対策が重要性を増している。一般に、インピーダン
ス素子では、目的とする周波数のノイズをインピーダン
ス特性として遮断し、EMI対策としている。
【0003】電磁ノイズフィルターであるコモンモード
チョークコイルには、巻線タイプのものと積層タイプの
ものとがある。巻線タイプのものは、小型化するには細
線化等が必要であり、それによる不良も増加する。ま
た、ピッチの変動等による共振周波数とインダクタンス
の誤差が生じ、調整が困難である。更に、製造も困難で
ある。積層タイプでは、パターンが決定してしまってい
るため、厚み等のばらつきによりインダクタンスに誤差
が生じる。また、積層構造であるために、製造も困難で
ある。
チョークコイルには、巻線タイプのものと積層タイプの
ものとがある。巻線タイプのものは、小型化するには細
線化等が必要であり、それによる不良も増加する。ま
た、ピッチの変動等による共振周波数とインダクタンス
の誤差が生じ、調整が困難である。更に、製造も困難で
ある。積層タイプでは、パターンが決定してしまってい
るため、厚み等のばらつきによりインダクタンスに誤差
が生じる。また、積層構造であるために、製造も困難で
ある。
【0004】そこで、本発明者等は、基台に2つの螺旋
状導電体が密着して形成されるコモンモードチョークコ
イルを特願平11−299397等に提案した。これに
より、コモンモードで高インピーダンスが得られ、共振
周波数、インダクタンスのばらつきが抑えられる。しか
し、ノイズフィルターの発展性として構造的な限界があ
った。
状導電体が密着して形成されるコモンモードチョークコ
イルを特願平11−299397等に提案した。これに
より、コモンモードで高インピーダンスが得られ、共振
周波数、インダクタンスのばらつきが抑えられる。しか
し、ノイズフィルターの発展性として構造的な限界があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、コモンモード、デフィシャレンスモードとも
に高周波インピーダンスが高く、その上、容易に製造で
き、かつ低コストのコモンモードチョークコイル及びそ
の製造方法を提供することにある。
を解決し、コモンモード、デフィシャレンスモードとも
に高周波インピーダンスが高く、その上、容易に製造で
き、かつ低コストのコモンモードチョークコイル及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁性体あるい
は誘電体からなる基台に、互いに電気的に絶縁され、電
気長の略等しい2つの螺旋状導電体が設けられ、該2つ
の螺旋状導電体のそれぞれに入出力端子を有するコモン
モードチョークコイルにおいて、前記2つの螺旋状導電
体のうち、第1螺旋状導電体は、前記基台の表面に密着
し、第2螺旋状導電体は、軟磁性層を介して前記第1螺
旋状導電体と密着して設けられるコモンモードチョーク
コイルである。
は誘電体からなる基台に、互いに電気的に絶縁され、電
気長の略等しい2つの螺旋状導電体が設けられ、該2つ
の螺旋状導電体のそれぞれに入出力端子を有するコモン
モードチョークコイルにおいて、前記2つの螺旋状導電
体のうち、第1螺旋状導電体は、前記基台の表面に密着
し、第2螺旋状導電体は、軟磁性層を介して前記第1螺
旋状導電体と密着して設けられるコモンモードチョーク
コイルである。
【0007】また、本発明は、前記第1及び第2螺旋状
導電体を、めっき法、スパッタ法、蒸着法の少なくとも
1つの方法により設ける上記コモンモードチョークコイ
ルの製造方法である。
導電体を、めっき法、スパッタ法、蒸着法の少なくとも
1つの方法により設ける上記コモンモードチョークコイ
ルの製造方法である。
【0008】また、本発明は、前記第1及び第2螺旋状
導電体を、導電体粉末と結合剤からなる導体ペーストを
コーティングした後、脱結合剤を経て焼結することによ
り設ける上記のコモンモードチョークコイルの製造方法
である。
導電体を、導電体粉末と結合剤からなる導体ペーストを
コーティングした後、脱結合剤を経て焼結することによ
り設ける上記のコモンモードチョークコイルの製造方法
である。
【0009】また、本発明は、前記軟磁性層を、軟磁性
体粉末と結合剤からなる軟磁性体ペーストをコーティン
グした後、脱結合剤を経て焼結することにより設ける上
記コモンモードチョークコイルの製造方法である。
体粉末と結合剤からなる軟磁性体ペーストをコーティン
グした後、脱結合剤を経て焼結することにより設ける上
記コモンモードチョークコイルの製造方法である。
【0010】また、本発明は、前記軟磁性層が106Ω
cm以上の直流比抵抗を有する上記コモンモードチョー
クコイルである。
cm以上の直流比抵抗を有する上記コモンモードチョー
クコイルである。
【0011】また、本発明は、前記第1及び第2螺旋状
導電体が、絶縁性の樹脂からなる絶縁層でコーティング
され、前記絶縁層が軟磁性体粉末を含む上記コモンモー
ドチョークコイルである。
導電体が、絶縁性の樹脂からなる絶縁層でコーティング
され、前記絶縁層が軟磁性体粉末を含む上記コモンモー
ドチョークコイルである。
【0012】また、本発明は、前記第1及び第2螺旋状
導電体が、絶縁性の樹脂からなる絶縁層でコーティング
され、前記絶縁層が有機結合剤と軟磁性体粉末を含む絶
縁性の樹脂シートが巻き付けられた上記コモンモードチ
ョークコイルである。
導電体が、絶縁性の樹脂からなる絶縁層でコーティング
され、前記絶縁層が有機結合剤と軟磁性体粉末を含む絶
縁性の樹脂シートが巻き付けられた上記コモンモードチ
ョークコイルである。
【0013】また、本発明は、前記樹脂が106Ωcm
以上の直流比抵抗を有する上記コモンモードチョークコ
イルである。
以上の直流比抵抗を有する上記コモンモードチョークコ
イルである。
【0014】また、本発明は、前記第1螺旋状導電体の
端子部を、レジストを用いたエッチング法により形成す
る上記コモンモードチョークコイルの製造方法である。
端子部を、レジストを用いたエッチング法により形成す
る上記コモンモードチョークコイルの製造方法である。
【0015】また、本発明は、前記基台が回転対称な柱
状である上記コモンモードチョークコイルである。
状である上記コモンモードチョークコイルである。
【0016】また、本発明は、前記基台が両端に角柱状
の端子部を有し、該端子部間に回転対称な多角柱状の螺
旋状導電部を有する上記コモンモードチョークコイルで
ある。
の端子部を有し、該端子部間に回転対称な多角柱状の螺
旋状導電部を有する上記コモンモードチョークコイルで
ある。
【0017】また、本発明は、前記基台が両端に角柱状
の端子部を有し、該端子部間に回転対称な円柱状の螺旋
状導電部を有する上記コモンモードチョークコイルであ
る。
の端子部を有し、該端子部間に回転対称な円柱状の螺旋
状導電部を有する上記コモンモードチョークコイルであ
る。
【0018】また、本発明は、前記基台に、第1導電
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、レーザートリ
ミング法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、
前記2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチ
ョークコイルの製造方法である。
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、レーザートリ
ミング法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、
前記2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチ
ョークコイルの製造方法である。
【0019】また、本発明は、前記基台に、第1導電
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、サンドブラス
ト法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、前記
2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチョー
クコイルの製造方法である。
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、サンドブラス
ト法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、前記
2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチョー
クコイルの製造方法である。
【0020】また、本発明は、前記基台に、第1導電
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、ウォータージ
ェット法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、
前記2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチ
ョークコイルの製造方法である。
層、軟磁性層、第2導電層を順に形成し、ウォータージ
ェット法を用いて、前記導電層を取り除き、溝を設け、
前記2つの螺旋状導電体を形成する上記コモンモードチ
ョークコイルの製造方法である。
【0021】また、本発明は、前記第1螺旋状導電体の
入出力端子を、レジストを用いたエッチング法により、
前記第1螺旋状導電体が露出するまで取り除き、形成す
る上記のコモンモードチョークコイルの製造方法であ
る。
入出力端子を、レジストを用いたエッチング法により、
前記第1螺旋状導電体が露出するまで取り除き、形成す
る上記のコモンモードチョークコイルの製造方法であ
る。
【0022】即ち、本発明は、磁性体又は誘電体からな
る基台に、互いに電気的に絶縁された2つの螺旋状導電
体を軟磁性材料を介して設けたコモンモードチョークで
あり、その導電層をレーザー等でトリミングすることを
特徴とする。
る基台に、互いに電気的に絶縁された2つの螺旋状導電
体を軟磁性材料を介して設けたコモンモードチョークで
あり、その導電層をレーザー等でトリミングすることを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0024】図1は、本発明のコモンモードチョークコ
イルの説明図である。図2は、本発明のコモンモードチ
ョークコイルの完成状況を説明する側面図である。
イルの説明図である。図2は、本発明のコモンモードチ
ョークコイルの完成状況を説明する側面図である。
【0025】図1に示すように、誘電体あるいは磁性体
により形成された角柱状の基台10に、第1導電層11
を被膜する。第1導電層11は、銅、アルミニウム、銀
等をめっき法、スパッタ法、蒸着法により設けることが
できる。更に、第1導電層11は、導電体粉末と結合剤
からなる導体ペーストをコーティングした後、脱結合剤
を経て焼結することにより設けることができる。
により形成された角柱状の基台10に、第1導電層11
を被膜する。第1導電層11は、銅、アルミニウム、銀
等をめっき法、スパッタ法、蒸着法により設けることが
できる。更に、第1導電層11は、導電体粉末と結合剤
からなる導体ペーストをコーティングした後、脱結合剤
を経て焼結することにより設けることができる。
【0026】この第1導電層11の表面に軟磁性層12
を介して第2導電層13を被膜する。軟磁性層12、第
2導電層13は、第1導電層11と同様に設けることが
できる。
を介して第2導電層13を被膜する。軟磁性層12、第
2導電層13は、第1導電層11と同様に設けることが
できる。
【0027】この基台10に螺旋状の溝14を形成す
る。この溝14は、レーザートリミング法、サンドブラ
スト法、又は、ウォータージェット法により形成でき
る。その後に、電極となる端子部15、16の一部をエ
ッチングにより第1導電層11まで落とし、端子18、
19を形成する。基台10の形状は、端子部15、16
が角柱状で、螺旋状導電部17が多角柱状、円柱状等で
も構わない。角柱状の場合においては、稜の部分にR
(アール)がついていてもよい。
る。この溝14は、レーザートリミング法、サンドブラ
スト法、又は、ウォータージェット法により形成でき
る。その後に、電極となる端子部15、16の一部をエ
ッチングにより第1導電層11まで落とし、端子18、
19を形成する。基台10の形状は、端子部15、16
が角柱状で、螺旋状導電部17が多角柱状、円柱状等で
も構わない。角柱状の場合においては、稜の部分にR
(アール)がついていてもよい。
【0028】そして、端子部15、16間の螺旋状導電
部17の表面全体に、図2に示すように、絶縁性の樹脂
24をコーティングし、絶縁層を形成し、4箇所の端子
18、19、20、21に半田めっきを施す。この結
果、互いに絶縁された2層の螺旋状導電体を有するコモ
ンモードチョークコイルが形成される。
部17の表面全体に、図2に示すように、絶縁性の樹脂
24をコーティングし、絶縁層を形成し、4箇所の端子
18、19、20、21に半田めっきを施す。この結
果、互いに絶縁された2層の螺旋状導電体を有するコモ
ンモードチョークコイルが形成される。
【0029】図5は、本発明のコモンモードチョークコ
イルの回路図である。図5に示すように、このコモンモ
ードチョークコイルでは、前に2つのLが直列に入る。
これは、軟磁性層を入れることにより、電流によって発
生する磁束による内部インダクタンスが透磁率に比例し
て大きくなるためである。これによって高周波まで透磁
率の高い軟磁性材料を用いることにより、コモンモー
ド、デフィシャレンスモードともに高いインピーダンス
が得られる。
イルの回路図である。図5に示すように、このコモンモ
ードチョークコイルでは、前に2つのLが直列に入る。
これは、軟磁性層を入れることにより、電流によって発
生する磁束による内部インダクタンスが透磁率に比例し
て大きくなるためである。これによって高周波まで透磁
率の高い軟磁性材料を用いることにより、コモンモー
ド、デフィシャレンスモードともに高いインピーダンス
が得られる。
【0030】
【実施例】(実施例1)図1に示すような、μ’=10
の磁性体により作られた1.6×1.0×1.0mm角柱
状の基台10に、15μmの銅をめっきした。このめっ
きされた基台10に、更にμ’=10のNi−Zn系フ
ェライトを15μmをめっきし、その後に、15μmの
銅をめっきした。この基台10にレーザートリミングに
より溝14を形成した。溝14は、基台10を回転させ
ながら、垂直の方向に動かすことによって螺旋状に形成
した。その後に、電極となる端子部15,16の一部を
エッチングにより第1導電層11まで落とし、端子1
8、19を形成した。そして、端子部15,16間の螺
旋状導電部の表面全体に、図2に示すように、絶縁性の
樹脂24をコーティングし、絶縁層を形成し、4箇所の
電極に半田めっき施し、互いに絶縁された2つの螺旋状
導電体を有するコモンモードチョークコイルを得た。
の磁性体により作られた1.6×1.0×1.0mm角柱
状の基台10に、15μmの銅をめっきした。このめっ
きされた基台10に、更にμ’=10のNi−Zn系フ
ェライトを15μmをめっきし、その後に、15μmの
銅をめっきした。この基台10にレーザートリミングに
より溝14を形成した。溝14は、基台10を回転させ
ながら、垂直の方向に動かすことによって螺旋状に形成
した。その後に、電極となる端子部15,16の一部を
エッチングにより第1導電層11まで落とし、端子1
8、19を形成した。そして、端子部15,16間の螺
旋状導電部の表面全体に、図2に示すように、絶縁性の
樹脂24をコーティングし、絶縁層を形成し、4箇所の
電極に半田めっき施し、互いに絶縁された2つの螺旋状
導電体を有するコモンモードチョークコイルを得た。
【0031】このコモンモードチョークコイルのコモン
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが360Ωとなった。
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが360Ωとなった。
【0032】上記と同様の手法により、螺旋状導電体間
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
【0033】(実施例2)図3に、実施例2におけるコ
モンモードチョークコイルの基台を示す。実施例2は、
実施例1のコモンモードチョークコイルにおいて、基台
の螺旋状導電部が八角柱状の場合である。即ち、図3に
示すように、基台30の両端の端子部35,36が角柱
状であり、螺旋状導電部37が八角柱状である。
モンモードチョークコイルの基台を示す。実施例2は、
実施例1のコモンモードチョークコイルにおいて、基台
の螺旋状導電部が八角柱状の場合である。即ち、図3に
示すように、基台30の両端の端子部35,36が角柱
状であり、螺旋状導電部37が八角柱状である。
【0034】このコモンモードチョークコイルのコモン
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが360Ωとなった。
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが360Ωとなった。
【0035】上記と同様の手法により、螺旋状導電体間
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
【0036】基台の螺旋状導電部が多角柱状である場合
においても、実施例1と同様な効果が得られた。
においても、実施例1と同様な効果が得られた。
【0037】(実施例3)図4に、実施例3におけるコ
モンモードチョークコイルの基台を示す。実施例3は、
実施例1のコモンモードチョークコイルにおいて、基台
の螺旋状導電部が円柱状の場合である。即ち、図4に示
すように、基台40の両端の端子部45,46が角柱状
であり、螺旋状導電部47が円柱状である。
モンモードチョークコイルの基台を示す。実施例3は、
実施例1のコモンモードチョークコイルにおいて、基台
の螺旋状導電部が円柱状の場合である。即ち、図4に示
すように、基台40の両端の端子部45,46が角柱状
であり、螺旋状導電部47が円柱状である。
【0038】このコモンモードチョークコイルのコモン
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが340Ωとなった。
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが340Ωとなった。
【0039】上記と同様の手法により、螺旋状導電体間
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
がアルミナであるコモンモードチョークコイルを形成し
た。このコモンモードチョークコイルのコモンモードの
インピーダンスをインピーダンスアナライザにて測定し
た。その結果、500MHzにおいて、インピーダンス
が300Ωとなった。
【0040】基台の螺旋状導電部が円柱状である場合に
おいても、実施例1と同様な効果が得られた。
おいても、実施例1と同様な効果が得られた。
【0041】(実施例4)実施例1に示したコモンモー
ドチョークコイルにおいて、絶縁層を軟磁性体粉末と絶
縁性の樹脂とで構成した。
ドチョークコイルにおいて、絶縁層を軟磁性体粉末と絶
縁性の樹脂とで構成した。
【0042】このコモンモードチョークコイルのコモン
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが410Ωとなった。
モードのインピーダンスを、インピーダンスアナライザ
により測定した。その結果、500MHzにおいてイン
ピーダンスが410Ωとなった。
【0043】この場合にも、実施例1と同様の効果が得
られた。
られた。
【0044】(実施例5)実施例1に示したコモンモー
ドチョークコイルにおいて、螺旋状導電部をサンドブラ
スト法により形成した。この場合においても、同様な効
果が得られた。
ドチョークコイルにおいて、螺旋状導電部をサンドブラ
スト法により形成した。この場合においても、同様な効
果が得られた。
【0045】(実施例6)実施例1に示したコモンモー
ドチョークコイルにおいて、螺旋状導電部をウォーター
ジェット法により形成した。この場合においても、同様
な効果が得られた。
ドチョークコイルにおいて、螺旋状導電部をウォーター
ジェット法により形成した。この場合においても、同様
な効果が得られた。
【0046】他の実施例として、基台の螺旋状導電部が
多角柱状あるいは円柱状の場合に、螺旋状の溝をサンド
ブラスト法、あるいはウォータージェット法により形成
することができ、同等の結果が得られる。また、絶縁層
の上に、有機結合剤と軟磁性体粉末を含む絶縁性の樹脂
シートを巻き付けてもよい。
多角柱状あるいは円柱状の場合に、螺旋状の溝をサンド
ブラスト法、あるいはウォータージェット法により形成
することができ、同等の結果が得られる。また、絶縁層
の上に、有機結合剤と軟磁性体粉末を含む絶縁性の樹脂
シートを巻き付けてもよい。
【0047】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明によれ
ば、磁性体又は誘電体による基台に密着した互いに電気
的に絶縁された2つの螺旋状導電体が軟磁性層を介して
重ねて有し、コモンモード、デフィシャレンスモードと
ともに、高周波インピーダンスが高く、その上、容易に
製造でき、かつ低コストのコモンモードチョークコイル
及びその製造方法を提供することができた。
ば、磁性体又は誘電体による基台に密着した互いに電気
的に絶縁された2つの螺旋状導電体が軟磁性層を介して
重ねて有し、コモンモード、デフィシャレンスモードと
ともに、高周波インピーダンスが高く、その上、容易に
製造でき、かつ低コストのコモンモードチョークコイル
及びその製造方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコモンモードチョークコイルの説明
図。図1(a)は、外観斜視図。図1(b)は、螺旋状
導電部の断面図。
図。図1(a)は、外観斜視図。図1(b)は、螺旋状
導電部の断面図。
【図2】本発明のコモンモードチョークコイルの完成状
況を説明する側面図。
況を説明する側面図。
【図3】本発明の実施例2における基台の説明図。図3
(a)は、正面図。図3(b)は、側面図。
(a)は、正面図。図3(b)は、側面図。
【図4】本発明の実施例3における基台の説明図。図4
(a)は、正面図。図4(b)は、側面図。
(a)は、正面図。図4(b)は、側面図。
【図5】本発明のコモンモードチョークコイルの回路
図。
図。
10,30,40 基台 11 第1導電層 12 軟磁性層 13 第2導電層 14 溝 15,16,35,36,45,46 端子部 17,37,47 螺旋状導電部 18,19,20,21 端子 24 樹脂
Claims (16)
- 【請求項1】 磁性体あるいは誘電体からなる基台に、
互いに電気的に絶縁され、電気長の略等しい2つの螺旋
状導電体が設けられ、該2つの螺旋状導電体のそれぞれ
に入出力端子を有するコモンモードチョークコイルにお
いて、前記2つの螺旋状導電体のうち、第1螺旋状導電
体は、前記基台の表面に密着し、第2螺旋状導電体は、
軟磁性層を介して前記第1螺旋状導電体と密着して設け
られてなることを特徴とするコモンモードチョークコイ
ル。 - 【請求項2】 前記第1及び第2螺旋状導電体を、めっ
き法、スパッタ法、蒸着法の少なくとも1つの方法によ
り設けることを特徴とする請求項1記載のコモンモード
チョークコイルの製造方法。 - 【請求項3】 前記第1及び第2螺旋状導電体を、導電
体粉末と結合剤からなる導体ペーストをコーティングし
た後、脱結合剤を経て焼結することにより設けることを
特徴とする請求項1記載のコモンモードチョークコイル
の製造方法。 - 【請求項4】 前記軟磁性層を、軟磁性体粉末と結合剤
からなる軟磁性体ペーストをコーティングした後、脱結
合剤を経て焼結することにより設けることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載のコモンモードチョーク
コイルの製造方法。 - 【請求項5】 前記軟磁性層は、106Ωcm以上の直
流比抵抗を有することを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項6】 前記第1及び第2螺旋状導電体が、絶縁
性の樹脂からなる絶縁層でコーティングされ、前記絶縁
層が軟磁性体粉末を含むことを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項7】 前記第1及び第2螺旋状導電体が、絶縁
性の樹脂からなる絶縁層でコーティングされ、前記絶縁
層が有機結合剤と軟磁性体粉末を含む絶縁性の樹脂シー
トが巻き付けられたことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項8】 前記樹脂は、106Ωcm以上の直流比
抵抗を有することを特徴とする請求項6又は7のいずれ
かに記載のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項9】 前記第1螺旋状導電体の端子部を、レジ
ストを用いたエッチング法により形成することを特徴と
する請求項1〜8のいずれかに記載のコモンモードチョ
ークコイルの製造方法。 - 【請求項10】 前記基台は、回転対称な柱状であるこ
とを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のコモン
モードチョークコイル。 - 【請求項11】 前記基台は、両端に角柱状の端子部を
有し、該端子部間に回転対称な多角柱状の螺旋状導電部
を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項12】 前記基台は、両端に角柱状の端子部を
有し、該端子部間に回転対称な円柱状の螺旋状導電部を
有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
のコモンモードチョークコイル。 - 【請求項13】 前記基台に、第1導電層、軟磁性層、
第2導電層を順に形成し、レーザートリミング法を用い
て、前記導電層を取り除き、溝を設け、前記2つの螺旋
状導電体を形成することを特徴とする請求項1〜12の
いずれかに記載のコモンモードチョークコイルの製造方
法。 - 【請求項14】 前記基台に、第1導電層、軟磁性層、
第2導電層を順に形成し、サンドブラスト法を用いて、
前記導電層を取り除き、溝を設け、前記2つの螺旋状導
電体を形成することを特徴とする請求項1〜12のいず
れかに記載のコモンモードチョークコイルの製造方法。 - 【請求項15】 前記基台に、第1導電層、軟磁性層、
第2導電層を順に形成し、ウォータージェット法を用い
て、前記導電層を取り除き、溝を設け、前記2つの螺旋
状導電体を形成することを特徴とする請求項1〜12の
いずれかに記載のコモンモードチョークコイルの製造方
法。 - 【請求項16】 前記第1螺旋状導電体の入出力端子
を、レジストを用いたエッチング法により、前記第1螺
旋状導電体が露出するまで取り除き、形成することを特
徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のコモンモー
ドチョークコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37413999A JP2001189216A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コモンモードチョークコイル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37413999A JP2001189216A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コモンモードチョークコイル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001189216A true JP2001189216A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18503331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37413999A Pending JP2001189216A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コモンモードチョークコイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001189216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108511150A (zh) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 株式会社村田制作所 | 电感器 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5035620A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-04-04 | ||
JPH02224212A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | インダクタンス部品 |
JPH02256214A (ja) * | 1988-06-09 | 1990-10-17 | Tokin Corp | チップインダクタおよびその製造方法 |
JPH04242911A (ja) * | 1990-12-29 | 1992-08-31 | Tdk Corp | 電子部品の製造方法 |
JPH05234739A (ja) * | 1992-01-16 | 1993-09-10 | Tokin Corp | 塗料及びそれを使用した積層型インダクタ |
JPH05275247A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-10-22 | Nippon Steel Corp | 薄形インダクタ/トランス |
JPH0696974A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-08 | Nippon Filcon Co Ltd | シート状コイルの製造方法 |
JPH06188162A (ja) * | 1992-12-19 | 1994-07-08 | Taiyo Yuden Co Ltd | チップ状回路部品の外部電極形成方法 |
JPH06204042A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-07-22 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 高周波用コイルおよびその製造方法 |
JPH10284325A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタンス素子 |
JPH11144959A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-28 | Tokin Corp | インダクタンス素子およびその製造方法 |
JPH11162742A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-18 | Toko Inc | インダクタンス素子とその製造方法 |
JPH11340046A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-10 | Toko Inc | 複合インダクタンス素子 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37413999A patent/JP2001189216A/ja active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5035620A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-04-04 | ||
JPH02256214A (ja) * | 1988-06-09 | 1990-10-17 | Tokin Corp | チップインダクタおよびその製造方法 |
JPH02224212A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | インダクタンス部品 |
JPH04242911A (ja) * | 1990-12-29 | 1992-08-31 | Tdk Corp | 電子部品の製造方法 |
JPH05234739A (ja) * | 1992-01-16 | 1993-09-10 | Tokin Corp | 塗料及びそれを使用した積層型インダクタ |
JPH05275247A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-10-22 | Nippon Steel Corp | 薄形インダクタ/トランス |
JPH06204042A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-07-22 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 高周波用コイルおよびその製造方法 |
JPH0696974A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-08 | Nippon Filcon Co Ltd | シート状コイルの製造方法 |
JPH06188162A (ja) * | 1992-12-19 | 1994-07-08 | Taiyo Yuden Co Ltd | チップ状回路部品の外部電極形成方法 |
JPH10284325A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタンス素子 |
JPH11144959A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-28 | Tokin Corp | インダクタンス素子およびその製造方法 |
JPH11162742A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-18 | Toko Inc | インダクタンス素子とその製造方法 |
JPH11340046A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-10 | Toko Inc | 複合インダクタンス素子 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108511150A (zh) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 株式会社村田制作所 | 电感器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8050045B2 (en) | Electronic component and method of manufacturing the same | |
US6452473B1 (en) | Multilayer inductor and method of manufacturing the same | |
KR101462806B1 (ko) | 인덕터 및 그 제조 방법 | |
CN102479601B (zh) | 电子组件 | |
US7002446B2 (en) | Coil component | |
JP2001023822A (ja) | 積層フェライトチップインダクタアレイおよびその製造方法 | |
KR20190021686A (ko) | 코일 부품 및 그 제조방법 | |
JP2002305111A (ja) | 積層インダクタ | |
CN108987037B (zh) | 线圈部件及其频率特性的变更方法 | |
US6535093B1 (en) | Inductor | |
KR20010067263A (ko) | 기판 장착된 공통 모드 초크 코일 및 그것의 제조 방법 | |
JP2002064016A (ja) | 積層インダクタ | |
JPH04242911A (ja) | 電子部品の製造方法 | |
JP2005317725A (ja) | 電子部品 | |
JP2001189216A (ja) | コモンモードチョークコイル及びその製造方法 | |
KR101982931B1 (ko) | 적층형 전자 부품의 제조 방법 | |
JP3111899B2 (ja) | チップアンテナ | |
JPH11219821A (ja) | 積層型インダクタ、及びその製造方法 | |
JP2003347123A (ja) | 薄膜インダクタ及びそれを利用した電子機器 | |
CN110676029A (zh) | 电感器 | |
JPH02256214A (ja) | チップインダクタおよびその製造方法 | |
JP2002110423A (ja) | コモンモードチョークコイル | |
JP2001189225A (ja) | コモンモードチョークコイル及びその製造方法 | |
JP2004193331A (ja) | コモンモードフィルタ及びその製造方法 | |
JP2005085968A (ja) | 巻線型インダクタ及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090701 |