JP2001188118A - 液晶表示パネル用背面露光装置 - Google Patents

液晶表示パネル用背面露光装置

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JP2001188118A
JP2001188118A JP37332499A JP37332499A JP2001188118A JP 2001188118 A JP2001188118 A JP 2001188118A JP 37332499 A JP37332499 A JP 37332499A JP 37332499 A JP37332499 A JP 37332499A JP 2001188118 A JP2001188118 A JP 2001188118A
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JP
Japan
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liquid crystal
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display panel
holding frame
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JP37332499A
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English (en)
Inventor
Koichi Kurashige
幸一 倉重
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Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
Original Assignee
Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルの機種変更に伴なうフォトマ
スクパターンの交換を容易するとともに、プロキシギャ
ップの調整も簡単に行なうことができるようにする。 【解決手段】 液晶表示パネル用背面露光装置におい
て、ガラス基板11の周辺部を吸着固定する試料固定台
10とは別に、ガラスマスク21を吸着保持するマスク
保持フレーム20を用意し、このマスク保持フレーム2
0を試料固定台10内において上下動可能に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネル用背
面露光装置に関し、さらに詳しく言えば、フォトマスク
の交換が容易であるとともに、プロキシギャップを所定
に制御し得る、特に非フルドットの部分カラー表示に好
適な背面露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】背面露光装置は、一方の面に紫外線反応
型感光性樹脂が塗布されたガラス基板などの透明基板に
対して、その他方の面(背面)から紫外線を照射して、
感光性樹脂の所定部分を反応させるための露光装置で、
この背面露光装置によれば、比較的表面平滑性の良好な
樹脂硬化膜が得られることが知られている。
【0003】その従来装置の一例を図4(a)の概略的
な断面図およびその平面図である図4(b)により説明
すると、試料固定台(露光テーブル)としての例えばア
ルミニウムからなるメタルマスク1と、その下方に配置
された紫外線発光型の露光光源3とを備え、図示しない
搬送手段により搬送されてきたガラス基板2がメタルマ
スク1上に固定される。
【0004】ここで説明するガラス基板2は、例えば4
つのパネル表示面2a〜2dを有する多面取りマザー基
板であり、図示されていないが、これらの各パネル表示
面2a〜2dには、ブラックマスクおよび所定のカラー
フィルタ形成材料が塗布されている。
【0005】メタルマスク1は、各パネル表示面2a〜
2dに対応する開口部を有し、メタルマスク1上に固定
されたガラス基板2の背面に対して、その各開口部を通
して露光光源3から紫外線が照射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の背
面露光装置は、メタルマスク1がガラス基板2の試料固
定台(露光テーブル)を兼ねているため、液晶表示パネ
ルの機種ごとにメタルマスク1を交換することが容易で
はない。
【0007】また、メタルマスク1の材質が金属である
ため、そのマスク形状は、例えばマザー基板の各パネル
表示面に対応した大きさの開口部のようなラフパターン
しか形成することができない。したがって、例えば相互
に0.5mm程度に接近した部分に異なる着色をして、
非フルドットの部分カラー表示を行ないたいように場合
には対応することができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、その目的は、液晶
表示パネルの機種変更に伴なうフォトマスクパターンの
交換が容易であるとともに、プロキシギャップの調整も
簡単に行なえることができるようにした液晶表示パネル
用背面露光装置を提供することにある。
【0009】上記目的を達成するため、本発明は、一方
の面に感光性樹脂材料が設けられた透明基板に対して、
その他方の面(背面)から紫外線を露光する液晶表示パ
ネル用背面露光装置において、上記透明基板の周辺部を
負圧吸着手段にて吸着保持する枠状に形成された試料固
定台と、同試料固定台内に上下動可能に設けられたマス
ク保持フレームと、同マスク保持フレームに交換可能に
保持される所定のフォトマスクパターンを有するガラス
マスクと、上記試料固定台に固定されている上記透明基
板の背面に向けて上記ガラスマスクを介して紫外線を照
射する露光光源とを備えていることを特徴としている。
【0010】本発明によれば、透明基板は試料固定台に
固定され、ガラスマスクは試料固定台とは別に用意され
たマスク保持フレームに保持される。しかも、マスク保
持フレームは試料固定台に対して上下動可能である。し
たがって、ガラスマスクの交換を容易に行なうことがで
きる。また、プロキシギャップも任意に調整することが
できる。
【0011】この場合、上記ガラスマスクをずれなく確
実に固定し、また、その交換を容易にするうえで、上記
マスク保持フレームも、上記ガラスマスクの周辺を吸着
保持する負圧吸着手段を備えていることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明による背面露光装置
の実施例を説明する。図1に示されているように、この
背面露光装置は、露光位置においてガラス基板11を固
定する試料固定台10、ガラスマスク21を保持するマ
スク保持フレーム20および露光光源30を備えてい
る。
【0013】試料固定台10は、露光されるガラス基板
11よりも若干大きく形成された枠体からなり、図示さ
れていないが、その上端面にはガラス基板11の周辺を
負圧吸着する空気吸い込み口が設けられている。空気吸
い込み口は、図示しない負圧源に接続されており、その
形状は丸孔もしくはスリットなどであってよい。試料固
定台10は金属製、合成樹脂製のいずれであってもよい
が、剛性が要求されることからして金属製であることが
好ましい。
【0014】マスク保持フレーム20は、試料固定台1
0内に配置され、図示しない昇降手段により上下動可能
とされている。図示されていないが、このマスク保持フ
レーム20の上端面にもガラスマスク21の周辺を負圧
吸着する空気吸い込み口が設けられている。露光光源3
0は、このマスク保持フレーム20の下方位置に配置さ
れている。
【0015】ガラスマスク21には、ガラス基板11の
所定領域を遮光するためのブラックマスク211が形成
されている。また、ガラス基板11の一方の面には、前
工程で形成されたブラックマスク111と、感光性樹脂
からなる所定のカラーフィルタ形成材料112とが設け
られている。この実施例においては、ネガ型感光性樹脂
が用いられている。
【0016】次に、この背面露光装置の動作について説
明する。まず、準備作業としてガラスマスク21をマス
ク保持フレーム20上に吸着保持させるとともに、この
ガラスマスク21上の所定箇所に、ガラス基板11との
間に所定のプロキシギャップを確保するためのプロキシ
ミティーテープ(図示省略)を貼り付ける。
【0017】そして、図示しない搬送手段により、前工
程から搬送されてくるガラス基板11を試料固定台10
に対して適正に位置決めした後、同試料固定台10上に
吸着固定する。次に、図2に示されているように、マス
ク保持フレーム20を上昇させ、ガラス基板11の背面
側にコンタクトさせて、上記プロキシミティーテープに
よりガラス基板11との間を所定のプロキシギャップと
した後、露光光源30よりガラス基板11に対して紫外
線を照射する。
【0018】これより、紫外線が照射された部分のカラ
ーフィルタ形成材料112が硬化する。次の現像工程
で、ガラス基板11側のブラックマスク111およびガ
ラスマスク21のブラックマスク211により遮光され
た未露光のカラーフィルタ形成材料112が除去され
る。
【0019】したがって、ガラスマスク21のブラック
マスク211により遮光された部分が現像により開口部
とされるため、その開口部内に別のカラーフィルタ形成
材料を均一に成膜でき、図3に例示されているように、
ガラス基板11上に表面平滑性の良好で、かつ、所定領
域が部分的に異なる色に着色されたカラーフィルタが形
成される。
【0020】なお、上記実施例ではプロキシミティーテ
ープにより、ガラス基板11とガラスマスク21との間
に所定のプロキシギャップを確保するようにしている
が、マスク保持フレーム20の図示しない昇降手段を制
御して、ガラス基板11とガラスマスク21との間に所
定のプロキシギャップを得るようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶表示パネル用背面露光装置において、透明基板の周
辺部を吸着固定する試料固定台とは別に、ガラスマスク
を吸着保持するマスク保持フレームを用意し、このマス
ク保持フレームを試料固定台内において上下動可能とし
たことにより、液晶表示パネルの機種変更に伴なうフォ
トマスクパターンの交換が容易であるとともに、プロキ
シギャップの調整も簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による背面露光装置の一実施例を模式的
に示した断面図。
【図2】上記実施例の動作説明用の模式断面図。
【図3】上記実施例により作製されたカラーフィルタ付
きガラス基板の断面図。
【図4】従来装置の概略的な断面図およびその平面図。
【符号の説明】
10 試料固定台 11 ガラス基板 111 ブラックマスク 112 カラーフィルタ形成材料 20 マスク保持フレーム 211 ブラックマスク 30 露光光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA43 BB02 BB42 2H088 EA02 FA17 FA18 FA30 HA12 MA20 2H091 FA02Y FA34Y FB04 FC10 FC23 FC29 FD05 LA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に感光性樹脂材料が設けられた
    透明基板に対して、その他方の面(背面)から紫外線を
    露光する液晶表示パネル用背面露光装置において、 上記透明基板の周辺部を負圧吸着手段にて吸着保持する
    枠状に形成された試料固定台と、同試料固定台内に上下
    動可能に設けられたマスク保持フレームと、同マスク保
    持フレームに交換可能に保持される所定のフォトマスク
    パターンを有するガラスマスクと、上記試料固定台に固
    定されている上記透明基板の背面に向けて上記ガラスマ
    スクを介して紫外線を照射する露光光源とを備えている
    ことを特徴とする液晶表示パネル用背面露光装置。
  2. 【請求項2】 上記マスク保持フレームも、上記ガラス
    マスクの周辺を吸着保持する負圧吸着手段を備えている
    請求項1に記載の液晶表示パネル用背面露光装置。
JP37332499A 1999-12-28 1999-12-28 液晶表示パネル用背面露光装置 Withdrawn JP2001188118A (ja)

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