JPH055556Y2 - - Google Patents

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JPH055556Y2
JPH055556Y2 JP18250987U JP18250987U JPH055556Y2 JP H055556 Y2 JPH055556 Y2 JP H055556Y2 JP 18250987 U JP18250987 U JP 18250987U JP 18250987 U JP18250987 U JP 18250987U JP H055556 Y2 JPH055556 Y2 JP H055556Y2
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mask
pwb
frame
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suction plate
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は焼枠に関し、特にドライフイルムレジ
スト(以下D/Fと称す)をラミネートした印刷
配線板(以下P.W.Bと称す)に、マスクフイルム
(以下マスクと称す)を上枠に保持させた状態か
ら当接又は密接させ、紫外線光の照射を受ける焼
枠に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の紫外線照射用焼枠は第4図に示
すように、下面周端部に溝2を設け、その溝2の
少なくとも一個所から真空配管3を導き、マスク
フイルム9の周端部を真空吸着により展着状態で
保持する上枠21と、D/FをラミネートしたP.
W.B8をマスク9と同位置になるように保持す
る下枠14とで構成されている。
この焼枠によりP.W.B8とマスク9とを当接又
は密接させ、紫外線光の照射をするにはまず下枠
14に植立したP.W.B位置決めピン17と同位置
に穴を有するマスク9をP.W.B位置決めピン17
と穴が嵌合状態になるようにして下枠14に載置
する。そして上枠21を下降させ、上枠21の下
面をマスク9に当接させて、真空ポンプ(図示省
略)を作動させる。このときマスク9は上枠21
の溝2の真空により上枠21に吸着される。次に
P.W.B8を、P.W.B8の穴がP.W.B位置決めピン
17と嵌合状態になるようにして下枠14に載置
する。その後、上枠21を下降させ、上枠21と
下枠14との間をパツキン15で封止し、真空ポ
ンプ(図示省略)を作動させ、下枠14の真空配
管18により上下枠21,14間を脱気させる。
上枠21は脱気により下方にさらに下がり、マス
ク9とP.W.B8が当接又は密着し、紫外線光の照
射を受ける状態になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の焼枠は透明な上枠のマスク吸着
用溝は、下枠に載置するP.W.Bの最大寸法よりさ
らに大きいマスクの外形寸法に応じて設けなけれ
ばならない。それは、紫外線光の照射を実質的に
受ける必要のあるP.W.B上に溝があると、溝の部
分でP.W.Bとマスクとの密接が悪くなること、ま
た上枠の板厚が溝のある部分とない部分とで違う
ため、紫外線光の透過度も違つてくることを防ぐ
ためである。そのためにP.W.Bの寸法が種々あつ
てもマスクのサイズは一定でなければならない。
よつて、小さなP.W.Bにマスクを密接させて紫外
線光の照射を受けるときでもマスクは最大P.W.B
に合わせたサイズのものでなければならないの
で、マスクの余白部分が多く、無駄になるという
欠点がある。本考案の目的はこれら従来欠点を除
去した焼枠を提供することにある。
〔考案の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の焼枠に対し、本考案は上枠と下
枠との間にマスク吸着板を設けてマスクの吸着保
持を仲介させるという相違点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は透明な上枠と、該上枠の下面に位置決
めして交換可能に装着された透明なマスク吸着板
と、ドライフイルムレジストをラミネートした基
板を前記マスク吸着板の真下位置に保持する下枠
とを有し、前記マスク吸着板の下面に、マスクフ
イルムの外周縁を真空吸着させる吸着用溝を開口
したことを特徴とする紫外線照射用焼枠である。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を第1図、第2図及び第
3図によつて説明する。
第1図及び第2図は本考案の焼枠を示す平面図
及び断面正面図、第3図は本考案に係る焼枠の下
枠上に載置したP.W.Bを示す平面図である。
図において、1は下面の周端部に溝2を有し、
その溝2の少なくとも一個所に真空ポンプ22へ
接続する真空配管3を設けたアクリル製の透明板
からなる上枠、4はアルミ材のアングルからな
り、上枠1の周辺部の上部に周設し、固定ネジ5
により上枠1を支持する支持部材、6は上面に上
枠1の溝2と同位置に溝7を有し、さらに下面に
上面の溝7より内側でP.W.B8のサイズに対応し
たマスクフイルム(以下マスクという)9のサイ
ズより内側に溝10を有し、溝10の少なくとも
一個所から真空ポンプ23へ継がる真空配管11
を設けたアクリル製の透明板からなるマスク吸着
板である。12はマスク吸着板6に植立し、上枠
1の穴13と嵌合するマスク吸着板位置決めピ
ン、14は上面の周端部に接着したパツキン15
を有し、P.W.B8の位置決め穴と同位置に脱着可
能に設け、マスク吸着板の下面の穴16と嵌合す
るP.W.B位置決めピン17を有した下枠である。
18は下枠14のパツキンの内側で、かつ近傍に
垂下させた真空ポンプ24に継がる密接用真空配
管、19は断面口の字状のパイプからなり、下枠
14の下面を周端部で保持する保持部材、20は
下枠14を保持部材19に固定する金具である。
P.W.B位置決めピン17は第3図に示す如く少な
くとも2個以上有し、P.W.B8の角部にある穴と
嵌合する。そしてP.W.B8のサイズが変更になる
と、一旦下枠14より取外し位置を移し替える。
支持部材4は周端の内一辺で保持部材19と蝶番
(図面省略)で連結され、支持部材4は蝶番を支
点として上方又は下方へ扇状に開閉することがで
きる。
次に本考案の焼枠によりP.W.B8とマスク9と
を密接させて紫外線を照射する場合について説明
する。
まず、支持部材4を上方に開き、マスク吸着板
6を下枠14に載置する。このとき、マスク吸着
板6の穴16とP.W.B位置決めピン17を嵌合さ
せる。次に支持部材4を下方に閉じ真空ポンプ2
4を作動させ、密接用真空配管18を通して上枠
1と下枠14との間を脱気させる。この脱気によ
り、上枠1は穴13がマスク吸着板位置決めピン
12と嵌合してマスク吸着板6と当接する。次
に、真空ポンプ22を作動させ、溝2と溝7との
間を脱気しその後真空ポンプ24を停止させる。
これによりマスク吸着板6は上枠1に吸着され
る。次に支持部材4を上方に開けてマスク9を下
枠14に載置する。このとき、マスク9の位置決
め穴とP.W.B位置決めピン17を嵌合させる。そ
して再び支持部材4を下方に閉じ、真空ポンプ2
4を作動させ、密接用真空配管18を通して上枠
1と下枠14との間を脱気させる。この脱気によ
り、上枠1に吸着されているマスク吸着板6は穴
16がP.W.B位置決めピン17と嵌合してマスク
9と当接する。そして真空ポンプ23を作動させ
真空配管11を通して溝10とマスク9との間を
脱気し、その後真空ポンプ24を停止させる。こ
れによりマスク9はマスク吸着板6に吸着され
る。次に支持部材4を上方に開けてP.W.B8を下
枠14に載置する。このとき、P.W.B8の位置決
め穴と、P.W.B位置決めピン17を嵌合させる。
そして支持部材4を下方に閉じてから真空ポンプ
24を作動させ上枠1と下枠14との間を脱気さ
せる。この脱気により、P.W.B8とマスク9が密
接し、紫外線光の照射を受ける状態になる。以後
真空ポンプ24の作動、停止、支持部材4の開閉
及びP.W.B8の脱着により所要の枚数紫外線光の
照射を受けることができる。
サイズが同一なマスク9を交換するときは、支
持部材4を上方に開き、真空ポンプ22を停止さ
せてマスク9を脱離し、そして次のマスク9を下
枠14に載置して前述した操作を行う。サイズが
違うマスク9を交換するときは、真空ポンプ22
〜24を停止させてから支持部材4を上方に開
き、マスク吸着板6を取り除く。そして次のマス
ク9と溝10の位置が合致するマスク吸着板6を
下枠14に載置して前述の操作を行う。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案はサイズが種々ある
P.W.Bに展着した状態で当接又は密接させるマス
クはマスクを吸着する溝の位置をP.W.Bのサイズ
毎に変えて備えたマスク吸着板を交換することに
より、最大P.W.Bより大きなマスクのみでなく、
P.W.Bのサイズに合つたものが使用でき余分な部
分を必要としない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による焼枠を示す平面
図、第2図は同断面正面図、第3図は本考案に係
る焼枠の下枠にP.W.Bを載置した状態を示す平面
図、第4図は従来の焼枠を示す断面正面図であ
る。 1,21……上枠、2,7,10……溝、3,
11,18……真空配管、4……支持部材、5…
…固定ネジ、6……マスク吸着板、8……印刷配
線板、9……マスクフイルム、12……マスク吸
着板位置決めピン、13,16……穴、14……
下枠、15……パツキン、17……P.W.B位置決
めピン、19……保持部材、20……金具、22
〜24……真空ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な上枠と、該上枠の下面に位置決めして交
    換可能に装着された透明なマスク吸着板と、ドラ
    イフイルムレジストをラミネートした基板を前記
    マスク吸着板の真下位置に保持する下枠とを有
    し、前記マスク吸着板の下面に、マスクフイルム
    の外周縁を真空吸着させる吸着用溝を開口したこ
    とを特徴とする紫外線照射用焼枠。
JP18250987U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH055556Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18250987U JPH055556Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18250987U JPH055556Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0185833U JPH0185833U (ja) 1989-06-07
JPH055556Y2 true JPH055556Y2 (ja) 1993-02-15

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