JPH0712986Y2 - 写真密着焼付装置 - Google Patents

写真密着焼付装置

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JPH0712986Y2
JPH0712986Y2 JP1988070688U JP7068888U JPH0712986Y2 JP H0712986 Y2 JPH0712986 Y2 JP H0712986Y2 JP 1988070688 U JP1988070688 U JP 1988070688U JP 7068888 U JP7068888 U JP 7068888U JP H0712986 Y2 JPH0712986 Y2 JP H0712986Y2
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JP
Japan
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box
photographic
sensitive material
lith film
contact printing
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JP1988070688U
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JPH01173734U (ja
Inventor
貫一 西本
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、印画紙等の写真感光材料に記念文字等を焼
付ける写真密着焼付装置に関するものである。
〔従来の技術〕 一般に、記念写真には、その余白部に記念文字を焼付け
てある。その記念文字等の焼付けに写真密着焼付装置が
使用される。
上記写真密着焼付装置の従来技術として、第3図に示し
たものがある。この焼付装置は、ランプボックス10の下
部に取付けた透光性を有する板体11の下面に、記念文字
等を設けたリスフィルム(原稿フィルム)Fを貼付け、
そのリスフィルムFをペーパ支持板12又はランプボック
ス10の移動により、ペーパ支持板12で支持された写真感
光材料Aに密着せしめ、その状態で板体11上から露光光
を照射している。
その焼付け時において、リスフィルムFと写真感光材料
Aの密着が不完全であると、鮮明な文字を焼付けること
ができないため、リスフィルムFの全体を写真感光材料
Aに対して均一に密着させる必要がある。
このため、従来では、ペーパ支持板12上にゴムやフエル
ト等から成る弾性を有するクッション材13を取付け、そ
のクッション材13に写真感光材料Aを押し付けるように
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、クッション材13を有する焼付装置において
は、クッション材13とリスフィルムFを支持する板体11
の面積が完全に同じでないと、例えば、クッション材13
が板体11より大きな場合には、文字焼付け時に、第4図
に示すように、クッション材13の周囲が盛り上がり、逆
に、クッション材13が小さな場合には、第5図に示すよ
うに、板体11の外周縁で写真感光材料Aが押し下げら
れ、写真感光材料Aに傷や折れが生じる不都合が生じ
る。
また、クッション材13と板体11が同一の大きさであって
も、クッション材13と板体11の相対的な取付位置に誤差
が生じないように完全な位置合わせを行なうことが困難
なため、写真感光材料Aに傷が生じる。さらに両者の位
置合わせが完全に行なわれている場合でも、均一に密着
させるためには、煩雑な微調整を必要とした。
この考案の課題は、リスフィルムを写真感光材料に均一
に密着させることができるようにしてクッション材を省
略することができる写真密着焼付装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案においては、露
光用ランプを収容したランプボックスの露光用開口に箱
体を取付け、その箱体の周壁を、箱体内部に対するエア
の給気・排気によって伸縮する蛇腹筒で形成し、その蛇
腹筒の上下に設けた板体を露光光が透過可能な材料で形
成し、下側板体の下面をリスフィルムの貼付け面とした
構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、箱体の下側板体の下面にリス
フィルムを貼付け、箱体内にエアを供給すると、蛇腹筒
が伸長し、上記リスフィルムをその下方に配置された写
真感光材料に当接させることができる。このとき、蛇腹
筒は可撓性を有するため、写真感光材料に対してリスフ
ィルムを全体にわたって均一に密着させることができ
る。
〔実施例〕
以下、この実施例を第1図および第2図に基づいて説明
する。
図示のように、写真感光材料Aを支持するペーパ支持板
1の上方にはランプボックス2が配置され、そのボック
ス内部に露光用ランプ3が収容されている。
ランプボックス2の下部に設けられた露光用開口4は箱
体5によって閉鎖されている。
箱体5は、蛇腹筒6と、その蛇腹筒6の上部および下部
に取付けられた上側板体7および下側板体8から成る。
蛇腹筒6は、箱体5の内部にエアを供給することにより
伸長し、内部のエアを排気することにより収縮する。こ
の場合、蛇腹筒6を自己の弾力により収縮させるように
してもよく、あるいはスプリングの弾力によって収縮さ
せるようにしてもよい。9は箱体2の内部にエアを給排
する給排用ホースを示す。
箱体5の上側板体7および下側板体8のそれぞれは、す
りガラスや乳白色の拡散板等の露光光が透光可能な材料
から形成されている。
実施例で示す焼付装置は上記の構造から成り、写真感光
材料Aに対する記念文字等の焼付けに際しては、箱体5
の下側板体8の下面にリスフィルムFを貼付けたのち、
箱体5の内部にエアを供給する。そのエアの供給によっ
て第2図に示すように、蛇腹筒6が伸長し、リスフィル
ムFがペーパ支持板1で支持された写真感光材料Aに押
し付けられる。このとき、蛇腹筒6は、可撓性を有する
ため、リスフィルムFの全体が写真感光材料Aに均一に
密着し、その密着状態において、露光ランプ3の露光光
をリスフィルムFに照射する。
この場合、リスフィルムFは、写真感光材料Aに均一に
密着しているため、リスフィルムFの記念文字等を写真
感光材料Aにきわめて鮮明に焼付けることができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案においては、箱体の内部に対す
るエアの供給によって伸長する蛇腹筒が可撓性を有する
ため、箱体の下側板体に貼付したリスフィルムをペーパ
支持板で支持された写真感光材料に全体にわたって均一
に密着させることができる。このため、第3図に示すク
ッション材を不要とすることができ、クッション材が原
因で発生する写真感光材料の傷、折れの発生をなくすこ
とができ、品質の優れたプリントを得ることができる。
また、箱体内に対するエアの給排によって、箱体の下側
板体に貼付けたリスフィルムをその下方に配置した写真
感光材料に対して密着させたり、離間させたりすること
ができるため、写真感光材料に同じ記念文字等を連続し
て焼付ける作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る写真密着焼付装置の一実施例
を示す縦断正面図、第2図は同上の箱体を拡大して示す
断面図、第3図は従来の焼付装置を示す縦正面図、第4
図および第5図は従来装置の焼付け状態を示す正面図で
ある。 2……ランプボックス、4……露光用開口、5……箱
体、6……蛇腹筒、7……上側板体、8……下側板体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料に密着させたリスフィルムに
    露光光を照射してリスフィルムに設けられた記念文字等
    を写真感光材料に焼付露光する写真密着焼付装置におい
    て、露光用ランプを収納するランプボックスの露光用開
    口に箱体を取付け、その箱体の周壁が、箱体内に対する
    エアの給排によって伸縮する蛇腹筒で形成され、その蛇
    腹筒の上下に取付けられた板体が露光光が透過可能な材
    料で形成され、下側板体の下面がリスフィルムの貼付け
    面とされていることを特徴とする写真密着焼付装置。
JP1988070688U 1988-05-26 1988-05-26 写真密着焼付装置 Expired - Lifetime JPH0712986Y2 (ja)

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JPH01173734U JPH01173734U (ja) 1989-12-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4124129Y1 (ja) * 1964-09-29 1966-12-08
JPS607256B2 (ja) * 1978-06-28 1985-02-23 理想科学工業株式会社 押圧装置

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JPH01173734U (ja) 1989-12-11

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