JP2001184583A - 公共施設避難誘導システム - Google Patents

公共施設避難誘導システム

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JP2001184583A
JP2001184583A JP36534099A JP36534099A JP2001184583A JP 2001184583 A JP2001184583 A JP 2001184583A JP 36534099 A JP36534099 A JP 36534099A JP 36534099 A JP36534099 A JP 36534099A JP 2001184583 A JP2001184583 A JP 2001184583A
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康博 山口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】病院、福祉施設、公共施設内等で、災害時にお
ける避難経路への誘導を補助する。 【解決手段】主装置1に自動火災報知設備等の警報装置
4と、表示装置2a、2b、・・・とを接続し、火災や災
害発生時に避難誘導を行なうものである。主装置は、警
報装置からの警報情報により火災や災害発生時に避難誘
導画面を表示させるためバックライト駆動部の直接制御
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公共施設避難誘導シ
ステムに関し、特に病院、福祉施設、美術館、博物館、
ビル等内の公共施設において、災害時における避難経路
への誘導を補助する公共施設避難誘導システムに係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院、福祉施設、美術館、博
物館、ビルにおいて、この種の避難誘導装置の一例とし
て、非常口誘導灯の設置、避難経路の表示が一般的に知
られている。これらの表示は非常口付近の壁や天井付近
に設置され、避難経路への誘導を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の避難誘導表示に
おいては、場所によって表示の行き届いていない部分が
存在し、避難の際に時間がかかる可能性がある。本発明
は、このような難点を解消するためになされたもので、
これら避難誘導表示の補助の役目を担い、避難時の時間
短縮を図る公共施設避難誘導システムを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の公共施設避難誘導システムは、病院、福祉
施設、美術館、博物館、ビル等の公共施設に設置され、
主装置に自動火災報知設備等の警報装置と、表示装置と
を接続し、火災や災害発生時に避難誘導を行なうもので
ある。
【0005】主装置は、避難誘導のための映像信号およ
び表示装置の制御データを編成するパーソナルコンピュ
ータと、パーソナルコンピュータに接続され避難誘導の
ための映像信号をNTSC方式に変換する映像信号変換
回路と、映像信号を送信する映像送信回路と、パーソナ
ルコンピュータに接続され表示装置の制御データを送信
する制御データ送信回路とを備え、表示装置は、映像信
号を受信する映像受信回路と、映像信号が自局宛に送ら
れた場合に制御データ受信回路からの制御データにより
映像信号を記録し再生する録画・再生回路と、録画・再
生回路からの映像信号を表示する表示部、表示部を照射
するバックライト、バックライトを点灯させるバックラ
イト駆動部を有する映像表示ユニットとを備えている。
【0006】録画・再生回路には、警報装置からの警報
情報により火災や災害発生時に火元などを避け安全に避
難できる最短距離の避難経路を矢印で表示する避難誘導
表示部と文字で各種情報を表示する文字情報表示部で構
成され、非常口や非常階段等への誘導を補助する避難誘
導画面がパーソナルコンピュータにより予め録画されて
いる。
【0007】主装置は、警報装置からの警報情報により
火災や災害発生時に避難誘導画面を表示させるためバッ
クライト駆動部を直接制御可能とするものである。
【0008】表示装置は、非常時であることを耳の不自
由な者に伝えるための非常灯と、目の不自由な者に音声
で誘導するためのスピーカとを備えている。このような
公共施設避難誘導システムにおいて、設置された各表示
装置の録画・再生回路に、予め避難誘導画面を録画して
おき、災害等で避難が必要な状態となった場合に、自動
火災報知設備等の警報装置と連動し、設置された映像表
示ユニットにおいて、避難誘導画面を表示し、さらに表
示装置に設けられた非常灯の点滅、音声による誘導も同
時に行う。これにより、病院、福祉施設、美術館、博物
館、ビル等の公共施設における災害時の避難行動を補助
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の公共施設避難誘導
システムを適用した好ましい実施の形態例について図面
を参照して説明する。
【0010】図1に示すように、本発明の公共施設避難
誘導システムは、病院、福祉施設、美術館、博物館、ビ
ル等の公共施設に設置され、主装置1に自動火災報知設
備等の警報装置4と、複数台の表示装置2a、2b、・・
・とを接続し、火災や災害発生時に避難誘導を行なうも
のである。
【0011】主装置1は、制御回線L1を介し表示装置
2a、2b、・・・に接続され、主装置1は表示装置2
a、2b、・・・を制御回線L1を介してそれぞれ制御する
表示映像制御機能を有し主装置1から制御データが表示
装置2a、2b、・・・に送信される。また主装置1は、
アナログ回線L2を介し映像分岐器3a、3b、・・・を経
由して複数台の表示装置2a、2b、・・・に接続され、
主装置1から避難誘導のための映像信号が映像分岐器3
a、3b、・・・で分岐されて各表示装置2a、2b、・・・
に配信される。各表示装置2a、2b、・・・は主装置1
からの表示映像制御機能により表示映像を記録・再生す
る録画・再生機能およびその制御機能を有し、避難誘導
のための映像信号を記録・再生する。
【0012】主装置1は、図2に示すように、避難誘導
のための映像信号および表示装置2a、2b、・・・の制
御データを編成するパーソナルコンピュータ10と、パ
ーソナルコンピュータ10に接続されパーソナルコンピ
ュータ10のVGA出力端子P1から出力される避難誘
導のための映像信号(静止画映像)をNTSC方式に変
換した静止画映像信号として出力する映像信号変換回路
11と、映像信号を送信する映像送信回路16と、パー
ソナルコンピュータ10に接続され表示装置2a、2
b、・・・の制御データを送信する制御データ送信回路1
5とを備えている。
【0013】また、主装置1には、VTR等からなる映
像再生回路12と、テレビカメラユニット13と、パー
ソナルコンピュータ10の制御出力端子P2から出力さ
れる制御信号(以下、映像選択制御信号と称す)の制御
により、映像信号変換回路11からの静止画映像信号、
映像再生回路12から出力される動画映像としての再生
映像信号、テレビカメラユニット13から出力されるリ
アルタイムの動画映像としてのテレビカメラ映像信号の
うち少なくとも1つを選択する映像選択回路14とが備
えられている。
【0014】制御データ送信回路15は、パーソナルコ
ンピュータ10の制御出力端子P2から出力され、映像
を表示させる当該表示装置を選択するための選局アドレ
スを先頭に、選局された当該表示装置の制御データから
なる制御信号(以下、映像制御信号と称す:図5のデー
タ配列図参照)を制御回線接続端子T1を介して制御回
線L1に送信する機能を有している。映像送信回路16
は、映像選択回路14にて選択された当該映像信号を変
調させた当該映像変調信号としてアナログ回線続端子T
2を介してアナログ回線L2に送信する機能を有してい
る。
【0015】表示装置2a、2b、・・・は、それぞれ同
様な構成であり、図3に示すように、主装置1から制御
回線L1、制御回線接続端子T11を伝送されてきた当該
映像制御信号を受信する制御データ受信回路22と、主
装置1からアナログ回線L2および当該映像分岐器、ア
ナログ回線接続端子T12伝送されてきた当該映像変調信
号を受信し復調する映像受信回路23と、受信した当該
表示映像制御信号をなす選局アドレスと予め割り当てら
れている自局アドレスとの一致が検出され映像信号が自
局宛に送られた場合に制御データ受信回路22からの制
御データにより能動とされ、映像受信回路23を介して
復調された当該映像信号を静止画映像として記録・再生
する録画・再生回路24と、映像受信回路23または録
画・再生回路24からの映像信号を表示する表示部20
a、表示部を照射するバックライト20b、バックライ
トを点灯させるバックライト駆動部20cを有する映像
表示ユニット20とを備えている。
【0016】また、表示装置2a、2b、・・・にはその
筐体面に、上述の表示映像を表示する映像表示ユニット
20に加えて、当該表示装置の前に立った人物を感知す
るための所定の感知エリアを有する人感センサ21とが
備えられている。さらに、表示装置2a、2b、・・・に
は、制御データ受信回路22にて一致が検出された当該
アドレスに続いて配信されてくる制御データに基づい
て、映像受信回路23を介して復調された当該映像信号
または録画・再生回路24を介して再生された静止画か
らなる映像信号(静止画映像表示信号)を映像表示ユニ
ット20に出力する映像切替回路25と、人感センサ2
1にて人体を感知された感知開始時からの計時機能を備
えたタイマー回路26aを有するセンサインターフェー
ス(以下、センサIFと称す)26とが備えられてい
る。バックライト駆動部20cはセンサIF26をなす
タイマー回路26aによりその計時時間内においてバッ
クライト20bを点灯させることができる。
【0017】図4に示すように、録画・再生回路24に
は、警報装置4からの警報情報により火災や災害発生時
に火元などを避け安全に避難できる最短距離の避難経路
を矢印で表示する避難誘導表示部20dと文字で各種情
報を表示する文字情報表示部20eで構成され、非常口
や非常階段等への誘導を補助する避難誘導画面20fが
パーソナルコンピュータ10により予め録画されてい
る。
【0018】主装置1は、警報装置4からの警報情報に
より火災や災害発生時に避難誘導画面20fを表示させ
るためバックライト駆動部20cを直接制御可能とする
ものである(図3)。
【0019】表示装置2a、2b、・・・は、非常時であ
ることを耳の不自由な者に伝えるための非常灯28と、
目の不自由な者に音声で誘導するためのスピーカ30と
を備えている。
【0020】このように構成された公共施設避難誘導シ
ステムにおいて、先ず主装置1(図1、図2)のパーソ
ナルコンピュータ10から各表示装置2a、2b、…
(図1、図3)の録画・再生回路24にそれぞれの避難
誘導画面20f(図4)の静止映像を録画する。この録
画は、以下の手法により実行される。
【0021】即ち、主装置1のパーソナルコンピュータ
10のVGA出力端子P1から出力される静止画映像
は、映像信号変換回路11を介してNTSC形式に変換
された静止画映像信号S1として映像選択回路14に入
力される。
【0022】主装置1のパーソナルコンピュータ10の
制御出力端子P2から出力され、表示装置2aを指定し
た選局アドレスS11aを先頭に、録画・再生回路24を
能動とし、録画・再生回路24からの静止画映像表示信
号を映像表示ユニット20にて表示させるための制御デ
ータS11bからなる表示映像制御信号S11(図5のデー
タ配列図参照)は、制御データ送信回路15、制御回線
接続端子T1を介して制御回線L1を伝送されるととも
に、当該パーソナルコンピュータの制御出力端子P2か
らの映像選択制御信号S12を検出した映像選択回路14
の制御により選択された静止画映像信号S1は、映像送
信回路16を介して変調された静止画映像変調信号S1a
としてアナログ回線接続端子T2からアナログ回線L2を
伝送される。
【0023】制御回線L1を伝送された表示映像制御信
号S11は、表示装置2a、2b、・・・(図3)の各制御
回線接続端子T11を介して制御データ受信回路22にて
それぞれ受信される。表示装置2a、2b、・・・の各制
御データ受信回路22は、受信された表示映像制御信号
S11をなす選局アドレスS11aと予め割り当てられてい
る自局アドレスとを照合し、当該アドレスが一致した場
合にのみ制御データS11bを有効であると判断する。こ
こでは、表示装置2aの制御データ受信回路22のみ当
該アドレスが一致し、有効と判断された制御データS11
bに基づいて、録画・再生回路24を能動とするための
録画・再生制御信号S21、映像切替回路25を制御する
ための映像切替制御信号S22がそれぞれ出力される。ア
ナログ回線L2を伝送された静止画映像変調信号S1a
は、映像分岐器3a、3b、・・・から表示装置2a、2
b、・・・の各アナログ回線接続端子T12を介して映像受
信回路23にてそれぞれ受信される。表示装置2a、2
b、・・・の各映像受信回路23は、受信された静止画映
像変調信号S1aを復調させた静止画映像(復調)信号S
1bとして、録画・再生制御信号S21により能動とされた
録画・再生回路24および制御データ受信回路22から
の映像切替制御信号S22により制御される映像切替回路
25にそれぞれ出力する。能動とされた録画・再生回路
24は、映像受信回路23からの静止画映像信号S1bを
静止画映像として記憶し、再生させた静止画映像表示信
号S1cを映像切替回路25に出力する。映像切替回路2
5は制御データ受信回路22からの映像切替制御信号S
22の制御により、映像受信回路23からの静止画映像信
号S1b、録画・再生回路24からの静止画映像表示信号
S1cのうち当該静止画映像表示信号を映像表示ユニット
20に出力する。このようにして火災等の災害が発生し
避難が必要になった場合に、自動火災報知設備等の警報
装置4の警報機能と連動し、主装置1のパーソナルコン
ピュータ10から制御データ送信回路15を経由し、各
表示装置2a、2b、…内の制御データ受信回路22へ
録画・再生回路24を能動とさせる個別の制御信号を送
信し、避難誘導画面20fを再生し、映像切替回路25
を介して映像表示ユニット20の表示部20aで表示す
る。この場合、主装置1のパーソナルコンピュータ10
から制御データ送信回路15、各表示装置2a、2b、
…内の制御データ受信回路22を経由し映像表示ユニッ
ト20のバックライト駆動部20cへ、バックライト2
0bを駆動させるための制御信号を送り、避難誘導画面
20fを表示部20aに表示させる。また、同時に非常
灯制御部27に制御信号を送信し、映像表示ユニット2
0の両側に設けた非常灯28を点滅させ、耳の不自由な
方にも緊急事態であることを視覚的に伝える。さらに音
声情報制御部29に制御信号を送り、スピーカ30より
音声による避難誘導も行なう。
【0024】この公共施設避難誘導システムによれば、
上述の避難誘導の他に、映像信号変換回路11を介して
NTSC形式に変換された静止画映像信号S1、映像再
生回路12から出力される動画映像としての再生映像信
号S2、テレビカメラユニット13から出力される動画
映像としてのテレビカメラ映像信号S3についても表示
装置2a、2b、…表示する映像表示システムとして利
用することができる。以下、その動作について説明す
る。
【0025】主装置1のパーソナルコンピュータ10の
VGA出力端子P1から出力される静止画映像(表示映
像)は、映像信号変換回路11を介してNTSC形式に
変換された静止画映像信号S1として映像選択回路14
に入力される。また、映像再生回路12から出力される
動画映像(表示映像)としての再生映像信号S2、テレ
ビカメラユニット13から出力される動画映像(表示映
像)としてのテレビカメラ映像信号S3についても映像
選択回路14にそれぞれ入力される。
【0026】主装置1の映像選択回路14に入力されて
いる静止画映像としての静止画映像信号S1を、静止画
映像からなる表示映像として表示装置2aの映像表示ユ
ニット20に表示させるにあたっては、主装置1のパー
ソナルコンピュータ10の制御出力端子P2から出力さ
れ、表示装置2aを指定した選局アドレスS11aを先頭
に、録画・再生回路24を能動とし当該録画・再生回路
からの静止画映像表示信号を映像表示ユニット20にて
表示させるための制御データS11bからなる表示映像制
御信号S11(図5のデータ配列図参照)は、制御データ
送信回路15、制御回線接続端子T1を介して制御回線
L1を伝送されるとともに、当該パーソナルコンピュー
タの制御出力端子P2からの映像選択制御信号S12を検
出した映像選択回路14の制御により選択された静止画
映像信号S1は、映像送信回路16を介して変調された
静止画映像変調信号S1aとしてアナログ回線接続端子T
2からアナログ回線L2を伝送される。
【0027】制御回線L1を伝送された表示映像制御信
号S11は、表示装置2a、2b、・・・の各制御回線接続
端子T11を介して制御データ受信回路22にてそれぞれ
受信される。表示装置2a、2b、・・・の各制御データ
受信回路22は、受信された表示映像制御信号S11をな
す選局アドレスS11aと予め割り当てられている自局ア
ドレスとを照合し、当該アドレスが一致した場合にのみ
制御データS11bを有効であると判断する。ここでは、
表示装置2aの制御データ受信回路22のみ当該アドレ
スが一致し、有効と判断された制御データS11bに基づ
いて、録画・再生回路24を能動とするための録画・再
生制御信号S21、映像切替回路25を制御するための映
像切替制御信号S22がそれぞれ出力される。アナログ回
線L2を伝送された静止画映像変調信号S1aは、映像分
岐器3a、3b、・・・から表示装置2a、2b、・・・の各
アナログ回線接続端子T12を介して映像受信回路23に
てそれぞれ受信される。表示装置2a、2b、・・・の各
映像受信回路23は、受信された静止画映像変調信号S
1aを復調させた静止画映像(復調)信号S1bとして、録
画・再生制御信号S21により能動とされた録画・再生回
路24および制御データ受信回路22からの映像切替制
御信号S22により制御される映像切替回路25にそれぞ
れ出力する。能動とされた録画・再生回路24は、映像
受信回路23からの静止画映像信号S1bを静止画映像と
して記憶し、再生させた静止画映像表示信号S1cを映像
切替回路25に出力する。映像切替回路25は制御デー
タ受信回路22からの映像切替制御信号S22の制御によ
り、映像受信回路23からの静止画映像信号S1b、録画
・再生回路24からの静止画映像表示信号S1cのうち当
該静止画映像表示信号を映像表示ユニット20に出力す
る。
【0028】ここで、表示装置2aの人感センサ21
が、感知エリア内に人物が立っていることを感知する
と、センサIF26をなすタイマー回路26aの計時機
能が能動とされ、センサIFは映像表示ユニット20を
なすバックライト駆動部20cを駆動させるためのバッ
クライト駆動制御信号S23を一定時間出力する。映像表
示ユニット20をなすバックライト20bはバックライ
ト駆動部20cの制御により一定時間点灯されることか
ら、映像切替回路25からの静止画映像表示信号S1cが
静止画映像として表示表示部20aに表示される。尚、
センサIF26をなすタイマー回路26aにて一定時間
の計時がタイムアップされると、映像表示ユニット20
をなすバックライト駆動部20cへのバックライト駆動
制御信号S23の出力が停止され、バックライト20bは
消灯されることから、表示部20aでの静止画映像の表
示もオフとなり、バックライト20bの省電力化が図れ
る。
【0029】主装置1の映像選択回路14に入力されて
いる動画映像としての再生映像信号S2、テレビカメラ
映像信号S3のうち、再生映像信号S2を静止画映像また
は動画映像からなる表示映像として表示装置2aの映像
表示ユニット20に表示させるにあたっては、主装置1
のパーソナルコンピュータ10の制御出力端子P2から
出力され、表示装置2aを指定した選局アドレスS11a
を先頭に、録画・再生回路24を能動とし映像受信回路
23からの再生映像(復調)信号または当該録画・再生
回路からの静止画映像表示信号を映像表示ユニット20
にて表示させるための制御データS31bからなる表示映
像制御信号S31(図5のデータ配列図参照)は、上述の
表示映像制御信号S11と同様な伝送経路を介して、表示
装置2a、2b、・・・の各制御データ受信回路22にて
それぞれ受信されるとともに、当該パーソナルコンピュ
ータの制御出力端子P2からの映像選択制御信号S32を
検出した映像選択回路14の制御により選択された再生
映像信号S2は、映像送信回路16を介して変調された
再生映像変調信号S2aとして上述の静止画映像変調信号
S1aと同様な伝送経路を介して表示装置2a、2b、・・
・の各映像受信回路23にてそれぞれ受信される。
【0030】表示装置2a、2b、・・・の各制御データ
受信回路22は、受信された表示映像制御信号S31をな
す選局アドレスS11aと予め割り当てられている自局ア
ドレスとを照合し、当該アドレスが一致した場合にのみ
制御データS31bを有効であると判断する。ここでは、
表示装置2aの制御データ受信回路22のみ当該アドレ
スが一致し、有効と判断された制御データS31bに基づ
いて、録画・再生回路24を能動とするための録画・再
生制御信号S41、映像切替回路25を制御するための映
像切替制御信号42がそれぞれ出力される。
【0031】表示装置2a、2b、・・・の各映像受信回
路23は、受信された再生映像変調信号S2aを復調させ
た再生映像(復調)信号S2bとして、録画・再生制御信
号S41により能動とされた録画・再生回路24および制
御データ受信回路22からの映像切替制御信号S42によ
り制御される映像切替回路25にそれぞれ出力する。能
動とされた録画・再生回路24は、映像受信回路23か
らの再生映像信号S2bを静止画映像として記憶し、再生
させた静止画映像表示信号S2cを映像切替回路25に出
力する。映像切替回路25は制御データ受信回路22か
らの映像切替制御信号S42の制御により、映像受信回路
23からの再生映像信号S2bまたは録画・再生回路24
からの静止画映像表示信号S2cを映像表示ユニット20
に適宜に出力する。
【0032】ここで、表示装置2aの人感センサ21
が、感知エリア内に人物が立っていることを感知する
と、上述と同様にタイマー回路26aの計時機能が能動
とされたセンサIF26からのバックライト駆動制御信
号S23が映像表示ユニット20をなすバックライト駆動
部20cに一定時間出力される。この計時期間内におい
て駆動されるバックライト駆動部20cの制御によりバ
ックライト20bが一定時間点灯され、映像切替回路2
5からの再生映像信号S2bが動画映像(表示映像)とし
て、または静止画映像表示信号S2cが静止画映像(表示
映像)として表示部20aに適宜に表示される。尚、セ
ンサIF26をなすタイマー回路26aにて一定時間の
計時がタイムアップされると、上述と同様に映像表示ユ
ニット20をなすバックライト駆動部20cへのバック
ライト駆動制御信号S23の出力が停止され、バックライ
ト20bは消灯されることから、表示部20aでの動画
映像(表示映像)または静止画映像(表示映像)の表示
もオフとなり、バックライト20bの省電力化が図れ
る。
【0033】また、上述の表示動作と同様な動作によ
り、主装置1の映像選択回路14に入力されている動画
映像としてのテレビカメラ映像信号S3を、静止画映像
または動画映像からなる表示映像として表示装置2aの
映像表示ユニット20に表示させることもできる。尚、
上述の実施例では、主装置に制御回線、アナログ回線お
よび映像分岐器それぞれを介して接続される表示装置
を、複数台の表示装置として説明したが、これに限定さ
れず、単一の当該表示装置でも好適であり上述の実施例
と同様な効果を奏する。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の公共施設避難誘導システムによれば、避難誘導表示
部、文字情報表示部からなる避難誘導画面を各表示装置
に録画し、災害時に自動火災報知設備等の警報装置と連
動させ、非常灯の点灯、音声による誘導と共に映像表示
ユニットに表示させることにより、病院、福祉施設、美
術館、博物館、ビル等の公共施設において、災害時の避
難の際に非常口誘導灯などの補助の役目をし、避難時間
の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の公共施設避難誘導システムの一実施例
の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明の公共施設避難誘導システムの主装置の
具体的な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の公共施設避難誘導システムの表示装置
の具体的な構成を示すブロック図。
【図4】本発明の公共施設避難誘導システムの映像表示
ユニットに表示される避難誘導表示部と文字情報表示部
からなる避難誘導画面を示す模式図。
【図5】本発明の公共施設避難誘導システムにおいて主
装置から表示装置に伝送される制御信号(制御データ)
のデータ配列図。
【符号の説明】
1……主装置 2a、2b、・・・……表示装置 4……警報装置 10……パーソナルコンピュータ 11……映像信号変換回路 15……制御データ送信回路 16……映像送信回路 20……映像表示ユニット 20a……表示部 20b……バックライト 20c……バックライト駆動部 20d……避難誘導表示部 20e……文字情報表示部 20f……避難誘導画面 22……制御データ受信回路 23……映像受信回路 24……録画・再生回路 28……非常灯 30……スピーカ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA01 AA06 AA07 BA02 BB01 EA01 EA11 EA15 FD05 GM04 5C083 AA03 BB24 CC25 DD12 DD18 EE02 HH32 HH34 HH35 JJ36 JJ37 JJ46 5C087 AA09 AA10 AA12 AA23 AA37 AA44 BB03 BB39 BB65 BB73 DD04 DD23 DD29 DD30 DD31 EE10 FF01 FF04 FF19 FF30 GG12 GG18 GG23 GG30 GG32 GG35 GG50 GG54 GG82 5G405 AA06 AA08 BA01 CA18 CA22 CA25 CA28 DA21 DA22 EA21 EA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】病院、福祉施設、美術館、博物館、ビル等
    の公共施設に設置され、主装置(1)に自動火災報知設
    備等の警報装置(4)と、表示装置(2a、2b、・・
    ・)とを接続し、火災や災害発生時に避難誘導を行なう
    公共施設避難誘導システムであって、 前記主装置は、前記避難誘導のための映像信号および前
    記表示装置の制御データを編成するパーソナルコンピュ
    ータ(10)と、前記パーソナルコンピュータに接続さ
    れ前記避難誘導のための映像信号をNTSC方式に変換
    する映像信号変換回路(11)と、前記映像信号を送信
    する映像送信回路(16)と、前記パーソナルコンピュ
    ータに接続され前記表示装置の制御データを送信する制
    御データ送信回路(15)とを備え、 前記表示装置は、前記映像信号を受信する映像受信回路
    (23)と、前記映像信号が自局宛に送られた場合に制
    御データ受信回路(22)からの前記制御データにより
    前記映像信号を記録し再生する録画・再生回路(24)
    と、前記録画・再生回路からの映像信号を表示する表示
    部(20a)、前記表示部を照射するバックライト(2
    0b)、前記バックライトを点灯させるバックライト駆
    動部(20c)を有する映像表示ユニット(20)とを
    備え、 前記録画・再生回路には、前記警報装置からの警報情報
    により前記火災や災害発生時に火元などを避け安全に避
    難できる最短距離の避難経路を矢印で表示する避難誘導
    表示部(20d)と文字で各種情報を表示する文字情報
    表示部(20e)で構成され、非常口や非常階段等への
    誘導を補助する避難誘導画面(20f)が前記パーソナ
    ルコンピュータにより予め録画されており、 前記主装置は、前記警報装置からの警報情報により前記
    火災や災害発生時に前記避難誘導画面を表示させるため
    前記バックライト駆動部を直接制御可能とするものであ
    ることを特徴とする公共施設避難誘導システム。
  2. 【請求項2】前記表示装置は、非常時であることを耳の
    不自由な者に伝えるための非常灯(28)と、目の不自
    由な者に音声で誘導するためのスピーカ(30)とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の公共施設避難誘導
    システム。
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