JP3185228B2 - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP3185228B2
JP3185228B2 JP01273491A JP1273491A JP3185228B2 JP 3185228 B2 JP3185228 B2 JP 3185228B2 JP 01273491 A JP01273491 A JP 01273491A JP 1273491 A JP1273491 A JP 1273491A JP 3185228 B2 JP3185228 B2 JP 3185228B2
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利之 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視システムに関し、
特に複数台の監視用ビデオカメラを切換装置で切換えて
複数箇所を監視する監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、監視用のビデオカメラを複数箇所
に設置した場合、このビデオカメラの台数だけモニタ受
像機を設け、それぞれのモニタ受像機でそれぞれの監視
場所を受像させることが考えられるが、監視する場所が
多くなるに従って、ビデオカメラと共にモニタ受像機の
数が増え、監視システムとして構成が複雑化する不都合
があった。また、モニタ受像機の代わりに、監視用のビ
デオカメラが撮影して得た映像信号を、ビデオテープレ
コーダ(VTR)に記録させる場合にも、同様に監視す
る場所が多くなるに従って、VTRの数が増え、監視シ
ステムの構成が複雑化する不都合があった。
【0003】このため、複数箇所に設置した監視用ビデ
オカメラから供給される映像信号を、切換えて選択的に
1台のモニタ受像機に供給する監視カメラ用映像信号切
換装置が実用化されている。
【0004】この監視カメラ用映像信号切換装置は、例
えば接続した複数台の監視用ビデオカメラから供給され
る映像信号を、所定間隔で順次切換えて1台のモニタ受
像機に供給するようにしたものである。この映像信号切
換装置を使用することで、監視者は1台のモニタ受像機
に表示される映像を見ているだけで、全ての場所の監視
を行うことができ、監視システムの構成が簡単になると
共に監視者が容易に監視を行うことができる。また、監
視用のビデオカメラが撮影して得た映像信号をVTRに
記録する場合にも、この映像信号切換装置を使用するこ
とで、1台のVTRに効率良く記録できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の監
視カメラ用映像信号切換装置は、1台の切換装置で接続
できるビデオカメラに限りがあり、例えば1台の切換装
置で8台のビデオカメラまで接続できる場合に、8台を
越えるビデオカメラで監視を行う場合には、2台以上の
切換装置を使用する必要がある。この場合、切換装置毎
にモニタ受像機やVTRを接続すると、それだけ必要な
モニタ受像機やVTRの数が多くなり、システム構成が
複雑化する不都合があった。
【0006】本発明の目的は、簡単な構成で複数台の映
像信号切換装置を連動させることができるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図3に
示すように、複数の監視用ビデオカメラ(101〜10
8,201〜208‥‥)から供給される映像信号を切
換えて出力すると共に、これらの監視用ビデオカメラと
共に設置されたセンサから供給されるアラーム信号を受
信する映像信号切換装置(100,200,300‥
‥)を複数台用いた監視システムにおいて、複数台の映
像信号切換装置(100,200,300‥‥)を数台
毎の群に分け、各群毎に所定の1台の映像信号切換装置
(100,500‥‥)をマスタとし、他の映像信号切
換装置(200,300‥‥)をスレーブとすると共
に、各群のマスタの映像信号切換装置(100,500
‥‥)を制御する制御手段(71)と、この制御手段
(71)に接続された記憶手段(72)とを設け、制御
手段(71)から各群のマスタの映像信号切換装置に切
換データを伝送して、各群の全ての上記映像信号切換装
置での切換えを制御すると共に、各群の全ての映像信号
切換装置に供給されるアラーム信号に関するデータを、
各群のマスタの映像信号切換装置から制御手段(71)
に伝送して、制御手段(71)に接続された記憶手段
(72)にこのデータを記憶させるようにしたものであ
る。
【0008】また本発明は、例えば図3に示すように、
複数の監視用ビデオカメラ(101〜108,201〜
208‥‥)から供給される映像信号を切換えて出力す
と共に、これらの監視用ビデオカメラと共に設置され
たセンサから供給されるアラーム信号を受信する映像信
号切換装置(100,200,300‥‥)を複数台用
いた監視システムにおいて、複数台の映像信号切換装置
(100,200,300‥‥)を数台毎の群に分け、
各郡毎に所定の1台の映像信号切換装置(100,50
0‥‥)をマスタとし、他の映像信号切換装置(20
0,300‥‥)をスレーブとすると共に、各群のマス
タの映像信号切換装置(100,500‥‥)を制御す
る制御手段(71)と、この制御手段(71)に接続さ
れた静止画像記憶手段(73)とを設け、制御手段(7
1)から各群のマスタの映像信号切換装置に切換データ
を伝送して、各群の全ての映像信号切換装置での切換え
を制御すると共に、各群の全ての映像信号切換装置に供
給されるアラーム信号に関するデータが、各群のマスタ
の映像信号切換装置から制御手段(71)に伝送される
とき、このアラーム信号に対応した監視用ビデオカメラ
からの映像信号を静止画像記憶手段(73)に記憶させ
るようにしたものである。
【0009】また本発明は、例えば図3に示すように、
複数の監視用ビデオカメラ(101〜108,201〜
208‥‥)から供給される映像信号を切換えて出力す
と共に、これらの監視用ビデオカメラと共に設置され
たセンサから供給されるアラーム信号を受信する映像信
号切換装置(100,200,300‥‥)を複数台用
いた監視システムにおいて、複数台の映像信号切換装置
(100,200,300‥‥)を数台毎の群に分け、
各郡毎に所定の1台の映像信号切換装置(100,50
0‥‥)をマスタとし、他の映像信号切換装置(20
0,300‥‥)をスレーブとすると共に、各群のマス
タの映像信号切換装置(100,500‥‥)を制御す
る制御手段(71)と、この制御手段(71)に接続さ
れた映像信号切換装置の出力映像信号を伝送する伝送手
段(74)とを設け、制御手段(71)から各群のマス
タの映像信号切換装置に切換データを伝送して、各群の
全ての映像信号切換装置(100,200,300‥
‥)での切換えを制御すると共に、各群の全ての映像信
号切換装置に供給されるアラーム信号に関するデータ
、各群のマスタの映像信号切換装置から制御手段(7
1)に伝送されるとき、このアラーム信号に対応した監
視用ビデオカメラからの映像信号を、伝送手段(74)
により所定の箇所に伝送するようにしたものである。
【0010】
【作用】このようにしたことで、各ビデオカメラでの監
視場所に異常が発生してアラーム信号が供給されると
き、このアラーム信号に関するデータがセンタの制御手
段側で一括して記憶され、複数の監視場所の状態を集中
して効率良く監視できる。
【0011】また、この場合に各監視場所に異常が発生
してアラーム信号が供給されるとき、該当する監視場所
を撮影したビデオカメラからの静止画像がセンタの静止
画像記憶手段に記憶されるので、センタ側で異常の発生
状況を判断できる。
【0012】さらに、この場合に各監視場所に異常が発
生してアラーム信号が供給されるとき、該当する監視場
所を撮影したビデオカメラからの静止画像が所定箇所に
伝送されるので、各監視場所から離れた場所で異常の発
生状況を判断できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図を参照して
説明する。
【0014】まず、図1を用いて本例の監視システムに
使用される映像信号切換装置について説明する。図1は
本例の映像信号切換装置の全体構成を示す図で、この映
像信号切換装置は監視用ビデオカメラの出力映像の切換
用としたもので、図中1は映像信号切換装置の各回路を
制御するマイクロコンピュータ構成の中央制御装置(C
PU)を示し、この中央制御装置1の制御で、映像信号
切換用の切換スイッチ2での切換が行われる。また、図
中11,12,13‥‥19は第1〜第9の映像入力端
子を示し、それぞれの入力端子11,12,13‥‥1
9は監視用のビデオカメラが撮影して出力する映像信号
等が供給される端子である。この場合、第1〜第8の入
力端子11〜18に最大8台のビデオカメラが接続さ
れ、第9の入力端子19に他の映像信号切換装置等が接
続される。なお、後述する複数台の映像信号切換装置を
接続する場合には、この第9の入力端子19に他の映像
信号切換装置が出力する映像信号を供給させる。
【0015】そして、各ビデオカメラ等から映像入力端
子11,12,13‥‥19に得られる映像信号を切換
スイッチ2に供給し、この切換スイッチ2で中央制御装
置1の制御に基づいて選択されたカメラ(或いは他の映
像信号切換装置等)からの映像信号を出力する。
【0016】この場合、本例においては中央制御装置1
による制御で切換を行うとき、各入力端子11〜19に
得られる映像信号の垂直ブランキング期間内に切換が行
われるようにしてある。即ち、中央制御装置1は、入力
映像の切換を行う必要が生じたとき、供給される映像信
号が垂直ブランキング期間になるのを待って、切換信号
を出力する。なお、各入力端子11〜19に得られる映
像信号の垂直ブランキング期間は、後述するように同一
タイミングに合わせてある。
【0017】そして、この切換スイッチ2で選択された
映像信号を、スーパーインポーズ回路3を介して出力端
子4に供給する。そして、この出力端子4にモニタ受像
機やVTRを接続することで、モニタ受像機で監視場所
の映像を表示させたり、VTRで監視場所の映像を表示
させることができる。
【0018】また、図中5はキャラクタ発生回路を示
し、このキャラクタ発生回路5は文字,記号等のキャラ
クタデータを記憶するメモリ(図示せず)を備え、この
記憶されたキャラクタデータを中央制御装置1の制御で
読出して、スーパーインポーズ回路3に供給する。そし
て、スーパーインポーズ回路3に供給されるキャラクタ
データを、切換スイッチ2から供給される映像信号に重
畳し、このキャラクタが重畳された映像信号を出力端子
4に供給する。この重畳されるキャラクタデータとして
は、選択されたカメラ番号や日時を示す数字,各種動作
モードの設定状況を示す文字等がある。
【0019】また、図中20は入力選択スイッチを示
し、30はアクティブスイッチを示す。このそれぞれの
スイッチ20,30は、映像入力端子11〜18に接続
される8台のビデオカメラに対応した第1から第8まで
の8個のスイッチで構成され、この映像信号切換装置の
前面パネルに配置され、それぞれのスイッチの操作指令
が中央制御装置1に供給されるようにしてある。この場
合、それぞれのスイッチ20,30は、中央制御装置1
の制御で個別に点灯させることができるようにしてあ
る。
【0020】そして、入力選択スイッチ20は、切換ス
イッチ2により選択されるビデオカメラ(入力端子)の
指示を行うことができると共に、中央制御装置1の制御
による上述した点灯機能により現在選択中のビデオカメ
ラに対応した番号のスイッチを点灯させる。また、アク
ティブスイッチ30は、後述する自動切換モード時に選
択されるビデオカメラの指示を行うことができると共
に、この選択したビデオカメラに対応した番号のスイッ
チを中央制御装置1の制御で点灯させる。
【0021】また、図中6は設定スイッチを示し、この
設定スイッチ6は複数のキー等で構成され、それぞれの
キーの操作指令が中央制御装置1に供給されるようにし
てあり、スイッチ20,30と共に前面パネルに配置さ
れるものと、ディップスイッチ等で構成されて裏面に配
置されるものとがある。この場合、各キーの操作で、中
央制御装置1の制御で行われる各種モードの設定等が行
える。この設定を行うときには、この映像信号切換装置
に接続したモニタ受像機の画面での表示により設定内容
の確認ができるようにしてある。即ち、各種モードの設
定等が行われるときには、スーパーインポーズ回路3で
のキャラクタ発生回路5からのキャラクタデータの重畳
により、出力端子4から出力される映像信号に、設定状
態等を示す文字,数字等の情報が含まれる。
【0022】また、中央制御装置1には、メモリ装置7
が接続してある。このメモリ装置7は、予め記憶された
データだけが読出されるROM7aと、記憶データの書
換えが可能なRAM7bとで構成され、ROM7aは交
換が可能で、RAM7bは記憶データの消失を防ぐため
にバックアップ用電源(図示せず)を備える。
【0023】さらに、中央制御装置1に時計装置8が接
続してあり、この時計装置8がカウントする現在時刻デ
ータを中央制御装置1とメモリ装置7とに供給する。こ
の場合、メモリ装置7に供給される現在時刻データは、
中央制御装置1からの指示で、RAM7bが記憶できる
ようにしてある。
【0024】また、図中41,42,43‥‥48は第
1から第8のアラーム入力端子を示し、このアラーム入
力端子41〜48は、第1〜第8の映像入力端子11〜
18に接続される8台のビデオカメラに対応したもの
で、それぞれのビデオカメラの監視場所に設置されたセ
ンサ(赤外線センサ等)からのアラーム信号が供給さ
れ、この入力端子41〜48に得られるアラーム信号を
中央制御装置1に供給する。このアラーム信号が中央制
御装置1に供給されたとき、この供給された端子の番号
に対応したビデオカメラからの映像信号を切換スイッチ
2で選択させて出力させると共に、アラーム信号が供給
された端子の番号と時間データとをRAM7bに記憶さ
せる。また、中央制御装置1にアラーム回路9が接続し
てあり、このアラーム回路9はスピーカと警告ランプと
で構成され、設定された動作モードによってはアラーム
信号が供給されるとき、スピーカから警告音を出力させ
ると共に警告ランプを点滅させる。この警告音の出力と
警告ランプの点滅は、予め設定された時間(10秒,3
0秒,1分等)だけ行われるモードと、アラーム解除の
操作が行われるまで続くモードとが用意される。
【0025】さらに、本例の中央制御装置1には、他の
映像信号切換装置やコンピュータ装置と制御データの通
信を行うための制御データ用バスライン1a,1bを有
し、このバスライン1a,1bの接続端子に接続された
機器との間で制御データの通信が行われる。
【0026】ここで、このバスライン1a,1bを使用
して複数台の映像信号切換装置を接続する場合について
説明すると、このバスライン1a,1bとを使用して、
それぞれの映像信号切換装置を図2に示すように縦続接
続する。即ち、図2に於いて100,200,300,
400は第1,第2,第3,第4の映像信号切換装置を
示し、この4台の映像信号切換装置100〜400は図
1に示した構成のもので、同一のものである。
【0027】そして、第1の映像信号切換装置100の
設定スイッチ6を構成する所定のキー(或いはディップ
スイッチ等のスイッチ)の操作により、この第1の映像
信号切換装置100をマスタの切換装置に設定する。
【0028】そして、映像信号切換装置100,20
0,300のバスライン1aの接続端子を、映像信号切
換装置200,300,400のバスライン1bの接続
端子に接続する。そして、それぞれの映像信号切換装置
100〜400の第1〜第8の映像入力端子11〜18
に、8台のビデオカメラ101〜108,201〜20
8,301〜308,401〜408を接続し、合計3
2台のビデオカメラを接続する。この場合、それぞれの
ビデオカメラ101〜408には、同期信号発生器61
から同期信号を供給させ、この同期信号により同一タイ
ミングで撮像を行わせ、各ビデオカメラ101〜408
が出力する映像信号の垂直同期信号を同一タイミングの
ものにする。なお、この同期信号発生器61は電源回路
も備え、各ビデオカメラ101〜408が必要とする電
源も同期信号発生器61から供給する。
【0029】そして、第4の映像信号切換装置400の
出力端子4に得られる映像信号を、第3の映像信号切換
装置300の第9の映像入力端子19に供給する。さら
に同様にして、第3の映像信号切換装置300の出力端
子4に得られる映像信号を、第2の映像信号切換装置2
00の第9の映像入力端子19に供給し、第2の映像信
号切換装置200の出力端子4に得られる映像信号を、
第1の映像信号切換装置100の第9の映像入力端子1
9に供給する。そして、第1の映像信号切換装置100
の出力端子4に得られる映像信号を、モニタ受像機51
に供給する。或いは、モニタ受像機51の代わりにVT
R(図示せず)を接続する。
【0030】このようにして複数台の映像信号切換装置
100〜400を接続した場合、上述した設定スイッチ
6の操作により、モニタ受像機51と接続した第1の映
像信号切換装置100をマスタの映像信号切換装置とす
るが、他の映像信号切換装置200〜400は、バスラ
イン1a,1bを介したマスタの映像信号切換装置10
0からのコマンドの送信があるとき、自動的にスレーブ
の映像信号切換装置として作動するようにしてある。即
ち、各映像信号切換装置の中央制御装置1は、他の機器
からバスライン1a又は1bを介して切換等に関するコ
マンドが送信されると、スレーブの映像信号切換装置と
して作動するように設定してある。このようにしてマス
タとスレーブとが設定されると、以後の切換等の動作は
マスタの映像信号切換装置100の中央制御装置1によ
る制御で行われ、スレーブ側の中央制御装置1では、こ
のマスタ側から伝送されるコマンドに対応した切換操作
等を行う。なお、マスタの映像信号切換装置100側で
は、バスライン1a,1bを介してコマンドに対する応
答があるとき、該当するスレーブの映像信号切換装置が
あると判断して、接続されたスレーブの映像信号切換装
置の台数を判断する。また、マスタの映像信号切換装置
からのコマンドの送信がなくなると、それぞれの映像信
号切換装置は単独で作動するようになる。
【0031】そして、この接続されたスレーブの映像信
号切換装置の台数を判断すると、マスタの映像信号切換
装置100の第1〜第8の映像入力端子11〜18を、
入力番号1〜8に設定すると共に、各スレーブの映像信
号切換装置200,300,400の第1〜第8の映像
入力端子11〜18を、それぞれ入力番号9〜16,1
7〜24,25〜32に自動的に割り当てる。そして、
入力切換操作が行われたときには、この割り当てた入力
番号をマスタの映像信号切換装置100のスーパーイン
ポーズ回路3でスーパーインポーズさせ、モニタ受像機
51に表示させる。
【0032】ここで、このマスタの映像信号切換装置1
00とスレーブの映像信号切換装置200〜400との
間で行われる、バスライン1a,1bによる制御データ
の通信について説明すると、この映像信号切換装置間で
の通信は図4に示すように、各ビデオカメラ101〜4
08から供給される映像信号の1フィールド期間に相当
する1垂直周期(1V)内に、マスタの映像信号切換装
置100から第2の映像信号切換装置200へのコマン
ドの送信が行われる期間aと、第2の映像信号切換装置
200からマスタの映像信号切換装置100への応答が
行われる期間bと、マスタの映像信号切換装置100か
ら第3の映像信号切換装置300へのコマンドの送信が
行われる期間cと、第3の映像信号切換装置300から
マスタの映像信号切換装置100への応答が行われる期
間dと、マスタの映像信号切換装置100から第4の映
像信号切換装置400へのコマンドの送信が行われる期
間eと、第4の映像信号切換装置400からマスタの映
像信号切換装置100への応答が行われる期間fとが設
定される。このようにしてマスタの映像信号切換装置1
00とスレーブの各映像信号切換装置200〜400と
の間で通信が行われることで、1垂直周期内にマスタと
全てのスレーブ間で相互に通信が行われる。従って、マ
スタの映像信号切換装置100から各スレーブの映像信
号切換装置200〜400へのコマンドの送信が、1垂
直周期内に完了する。そして、このように全ての期間の
コマンドの送信に対する応答b,d,fがあった場合に
は、マスタの映像信号切換装置100側で3台のスレー
ブが接続されていると判断する。なお、それぞれの期間
のコマンドの送信又は応答a〜fには、送信先のアドレ
スデータが含まれる。
【0033】次に、この図2に示すように複数台の映像
信号切換装置が接続された場合の動作を説明すると、ま
ずマスタの映像信号切換装置100の設定スイッチ6の
操作により、自動的に1秒毎に切換えが行われるモード
を選択したとする。このとき、マスタの映像信号切換装
置100の中央制御装置1は、各映像信号切換装置10
0〜400のアクティブスイッチ30の状態を判断し、
このそれぞれのアクティブスイッチ30によりアクティ
ブ状態とされたビデオカメラを判断する。
【0034】そして、例えば全てのビデオカメラがアク
ティブ状態と設定してあるときには、全ての映像信号切
換装置100〜400に接続されたビデオカメラ101
〜408からの映像を順番に出力端子4からモニタ受像
機51に供給するように制御する。即ち最初に、第1の
映像信号切換装置100の第1の映像入力端子11に接
続されたビデオカメラ101からの映像信号を、出力端
子4から出力させるように切換スイッチ2を切換えさせ
る。このときには、ビデオカメラ101に対応した入力
選択スイッチ20を点灯させる。そして、このビデオカ
メラ101からの映像信号の出力が1秒経過すると、第
1の映像信号切換装置100の第2の映像入力端子12
に接続されたビデオカメラ102からの映像信号を、出
力端子4から出力させるように切換えさせる。このとき
には、ビデオカメラ102に対応した入力選択スイッチ
20を点灯させる。以下、同様にして1秒毎に、ビデオ
カメラ103,104‥‥108からの映像信号を、出
力端子4から出力させるように切換えさせ、それぞれの
切換え毎に対応した入力選択スイッチ20を点灯させ
る。このようにして、出力端子4から1秒毎に8台のビ
デオカメラ101〜108からの映像信号が切換わって
出力され、モニタ受像機51に各ビデオカメラ101〜
108からの映像が1秒毎に順番に表示される。
【0035】そして、ビデオカメラ108からの映像信
号が出力端子4から出力されてから1秒経過すると、次
は第1の映像信号切換装置100の切換スイッチ2で第
9の映像入力端子19を選択させると共に、マスタ(第
1)の映像信号切換装置100の中央制御装置1からの
コマンドにより、第2の映像信号切換装置200の切換
スイッチ2を、第1の映像入力端子11に接続されたビ
デオカメラ201からの映像信号を出力端子4から出力
させるように切換えさせる。このときには、ビデオカメ
ラ201に対応した第2の映像信号切換装置200の入
力選択スイッチ20を点灯させる。
【0036】このようにすることで、このビデオカメラ
201からの映像信号が、第2の映像信号切換装置20
0の出力端子4から、第1の映像信号切換装置100の
第9の映像入力端子19に供給され、さらにこの第9の
映像入力端子19から切換スイッチ2を介して第1の映
像信号切換装置100の出力端子4に供給され、この出
力端子4に接続されたモニタ受像機51に、ビデオカメ
ラ201が撮影した映像が表示される。
【0037】そして、このビデオカメラ201からの映
像信号が第1の映像信号切換装置100の出力端子4か
ら出力されるようになってから1秒経過すると、次は第
1の映像信号切換装置100の切換スイッチ2をそのま
まで、第2の映像信号切換装置200の切換スイッチ2
を、ビデオカメラ202からの映像信号を出力端子4か
ら出力させるように切換えさせる。このときにも、ビデ
オカメラ202に対応した第2の映像信号切換装置20
0の入力選択スイッチ20を点灯させる。そして、以下
同様にして1秒毎に、ビデオカメラ203,204‥‥
208からの映像信号を、出力端子4から出力させるよ
うに切換えさせ、それぞれの切換え毎に対応した入力選
択スイッチ20を点灯させる。このようにして、第2の
映像信号切換装置200の出力端子4と第1の映像信号
切換装置100の出力端子4から1秒毎に8台のビデオ
カメラ201〜208からの映像信号が切換わって出力
され、モニタ受像機51にビデオカメラ101〜108
からの映像信号が表示された後に、ビデオカメラ201
〜208からの映像が1秒毎に順番に表示される。
【0038】そして、ビデオカメラ208からの映像信
号が出力されてから1秒が経過すると、次は第1の映像
信号切換装置100の切換スイッチ2で第9の映像入力
端子19を選択させると共に、マスタ(第1)の映像信
号切換装置100の中央制御装置1からのコマンドによ
り、第2の映像信号切換装置200の切換スイッチ2で
第9の映像入力端子19を選択させ、さらに第3の映像
信号切換装置300の切換スイッチ2で第1の映像入力
端子11に接続されたビデオカメラ301からの映像信
号を出力端子4から出力させるように切換えさせる。こ
のときには、ビデオカメラ301に対応した第3の映像
信号切換装置300の入力選択スイッチ20を点灯させ
る。
【0039】このようにすることで、このビデオカメラ
301からの映像信号が、第3の映像信号切換装置30
0の出力端子4から、第2の映像信号切換装置200の
第9の映像入力端子19に供給され、この第9の映像入
力端子19から切換スイッチ2を介して第2の映像信号
切換装置200の出力端子4に供給され、この出力端子
4から第1の映像信号切換装置100の第9の映像入力
端子19に供給され、この第9の映像入力端子19から
切換スイッチ2を介して第1の映像信号切換装置100
の出力端子4に供給され、この出力端子4に接続された
モニタ受像機51に、ビデオカメラ301が撮影した映
像が表示される。
【0040】そして、このビデオカメラ301からの映
像信号が第1の映像信号切換装置100の出力端子4か
ら出力されるようになってから1秒経過すると、次は第
1及び第2の映像信号切換装置100及び200の切換
スイッチ2をそのままで、第3の映像信号切換装置30
0の切換スイッチ2を、ビデオカメラ302からの映像
信号を出力端子4から出力させるように切換えさせる。
このときにも、ビデオカメラ302に対応した第3の映
像信号切換装置300の入力選択スイッチ20を点灯さ
せる。そして、以下同様にして1秒毎に、ビデオカメラ
303,304‥‥308からの映像信号を、出力端子
4から出力させるように切換えさせ、それぞれの切換え
毎に対応した入力選択スイッチ20を点灯させる。この
ようにして、第1の映像信号切換装置100の出力端子
4から1秒毎に8台のビデオカメラ301〜308から
の映像信号が切換わって出力され、モニタ受像機51に
ビデオカメラ101〜108,201〜208からの映
像信号が表示された後に、ビデオカメラ301〜308
からの映像が1秒毎に順番に表示される。
【0041】そして、ビデオカメラ308からの映像信
号が出力されてから1秒が経過すると、次は第1の映像
信号切換装置100の切換スイッチ2で第9の映像入力
端子19を選択させると共に、マスタ(第1)の映像信
号切換装置100の中央制御装置1からのコマンドによ
り、第2及び第3の映像信号切換装置200,300の
切換スイッチ2で第9の映像入力端子19を選択させ、
さらに第4の映像信号切換装置400の切換スイッチ2
で第1の映像入力端子11に接続されたビデオカメラ4
01からの映像信号を出力端子4から出力させるように
切換えさせる。このときには、ビデオカメラ401に対
応した第4の映像信号切換装置400の入力選択スイッ
チ20を点灯させる。
【0042】このようにすることで、このビデオカメラ
401からの映像信号が、第4の映像信号切換装置40
0の出力端子4から、第3の映像信号切換装置300の
第9の映像入力端子19に供給され、この第9の映像入
力端子19から切換スイッチ2を介して第3の映像信号
切換装置300の出力端子4に供給され、この出力端子
4から第2の映像信号切換装置200の第9の映像入力
端子19に供給され、この第9の映像入力端子19から
切換スイッチ2を介して第2の映像信号切換装置200
の出力端子4に供給され、この出力端子4から第1の映
像信号切換装置100の第9の映像入力端子19に供給
され、この第9の映像入力端子19から切換スイッチ2
を介して第1の映像信号切換装置100の出力端子4に
供給され、この出力端子4に接続されたモニタ受像機5
1に、ビデオカメラ201が撮影した映像が表示され
る。
【0043】そして、このビデオカメラ401からの映
像信号が第1の映像信号切換装置100の出力端子4か
ら出力されるようになってから1秒経過すると、次は第
1,第2及び第3の映像信号切換装置100,200及
び300の切換スイッチ2をそのままで、第4の映像信
号切換装置400の切換スイッチ2を、ビデオカメラ4
02からの映像信号を出力端子4から出力させるように
切換えさせる。このときにも、ビデオカメラ402に対
応した第3の映像信号切換装置400の入力選択スイッ
チ20を点灯させる。そして、以下同様にして1秒毎
に、ビデオカメラ403,404‥‥408からの映像
信号を、出力端子4から出力させるように切換えさせ、
それぞれの切換え毎に対応した入力選択スイッチ20を
点灯させる。このようにして、第1の映像信号切換装置
400の出力端子4から1秒毎に8台のビデオカメラ4
01〜408からの映像信号が切換わって出力され、モ
ニタ受像機51にビデオカメラ101〜108,201
〜208,301〜308からの映像信号が表示された
後に、ビデオカメラ401〜408からの映像が1秒毎
に順番に表示される。
【0044】そして、ビデオカメラ408からの映像信
号が出力されてから1秒が経過すると、次は第1の映像
信号切換装置100の第1の映像入力端子11に接続さ
れたビデオカメラ101からの映像信号を、出力端子4
から出力させるように切換スイッチ2を切換えさせ、以
後ビデオカメラ101,102‥‥と上述した順序で繰
り返し切換えさせる。
【0045】このようにして、各ビデオカメラ101〜
108,201〜208,301〜308,401〜4
08から撮影して出力する映像信号が、1秒毎に順次モ
ニタ受像機51に供給され、このモニタ受像機51で1
秒ずつ表示され、全ての映像信号切換装置100〜40
0に8台ずつビデオカメラが接続された場合には、合計
32台のビデオカメラからの映像が1秒ずつ32秒周期
で表示される。
【0046】従って、1台のモニタ受像機51(或いは
VTR)だけで32箇所までの監視ができ、少ない機器
による監視システムで多くの箇所の監視が良好にでき
る。この場合、複数台の映像切換装置100〜400の
制御が、マスタの映像信号切換装置100の中央制御装
置1で行われ、この32箇所までの監視の場合には、コ
ンピュータ装置のような制御装置を使用せずに監視シス
テムを構成できる。
【0047】そして、この切換装置により監視が行われ
る場合には、各映像信号切換装置の入力選択スイッチ2
0の点灯状態によりどのビデオカメラ(入力端子)から
の映像を表示中かが告知される。また、モニタ受像機5
1で表示される映像の隅にも、スーパーインポーズ回路
3での入力番号のキャラクタデータの重畳により、この
入力番号が表示され、この番号表示によってもどのビデ
オカメラからの映像を表示中かが告知される。従って、
例えばこの映像切換装置100〜400で切換えられた
映像を、VTRに記録した場合に、各監視場所が同じ様
な部屋で殆ど変化がなく、映像だけではどの場所が判断
できないとき、この番号表示により記録された映像が何
処であるか判断できる。
【0048】この場合、この入力番号表示は、マスタの
映像信号切換装置100の中央制御装置1が、接続され
たスレーブの数を判断して、第2,第3,第4の映像信
号切換装置200,300,400からの映像を切換中
には、自動的に入力番号を変更する。即ち、4台の映像
信号切換装置100〜400の第1〜第8の映像入力端
子11〜18を、入力番号1〜8,9〜16,17〜2
4,25〜32に自動的に割り当て、例えば第2の映像
信号切換装置200の第1の映像入力端子11に得られ
る映像信号を選択してモニタ受像機51に表示させてい
るときには、入力番号9を表示させる。従って、各スレ
ーブの映像信号切換装置200〜400では、入力番号
の設定を変更させる作業を行う必要がない。
【0049】そして、この自動的な切換モードとなって
いるときに、例えば何れかの入力選択スイッチ20が押
されたときには、この押された入力選択スイッチ20に
対応した入力番号の映像入力端子に得られる映像に切換
えさせる。そして、再度同じ入力選択スイッチ20が押
されると、再び所定時間毎に切換えが行われる自動的な
切換モードに戻させる。従って、自動的な切換による監
視を行っているときに、一時的に特定の監視場所を重点
的に監視することができる。
【0050】また、監視を行う必要がない場所があると
きには、この監視を行う必要がない場所に設置したビデ
オカメラに対応したアクティブスイッチ30を、非アク
ティブ状態とすることで、このビデオカメラからの映像
は表示されず、例えば時間により監視場所を変えたい場
合等に好適である。
【0051】また、自動的な切換モード中に、何れかの
映像信号切換装置のアラーム入力端子41〜48にアラ
ーム信号が供給されたときには、一時的に自動的な切換
を停止して、アラーム信号が供給された端子の番号に対
応したビデオカメラからの映像信号を切換スイッチ2で
選択させて出力させると共に、アラーム信号が供給され
た端子の番号と時間データとをRAM7bに記憶させ、
さらに、設定された動作モードによってはスピーカから
所定時間警告音を出力させると共に警告ランプを所定時
間点滅させる。従って、例えば各監視場所に赤外線セン
サを配置し、この赤外線センサからのアラーム信号を各
映像信号切換装置のアラーム入力端子41〜48に供給
するようにすることで、各監視場所に侵入者があったと
き、自動的にこの侵入者があった監視場所の映像がモニ
タ受像機51に表示されると共に、このことがアラーム
回路9により警告され、例えば他の監視場所の映像が表
示されているときに侵入者があっても、この侵入者を見
逃すことがなく、確実に監視ができる。また、モニタ受
像機51でリアルタイムに監視するのではなく、VTR
で夜間に無人となる箇所等の監視を行う場合には、この
侵入者があったことが後でメモリ装置7の記憶データよ
り判る。
【0052】また、この自動的な切換モードを解除する
ことで、入力選択スイッチ20の操作に応じた手動操作
による切換操作が行われる。
【0053】このようにして4台の映像信号切換装置を
接続した場合、自動的に一体となって切換操作が行われ
る。従って、1台の映像信号切換装置では8台のビデオ
カメラしか接続できないが、4台の映像信号切換装置を
接続することで、32台のビデオカメラを接続し、それ
ぞれのビデオカメラからの映像を監視することができ
る。この場合、所定の1台の映像信号切換装置をマスタ
に設定するだけで、他の映像信号切換装置は自動的にス
レーブとなり、マスタの映像信号切換装置の中央制御装
置1からのコマンドにより、切換等の各種操作が行われ
るようになり、スレーブ側での設定作業が全く必要な
い。また、このマスタの映像信号切換装置からのコマン
ドの送信と、このコマンドに対する応答の送信とは、図
4に示すように、この映像信号切換装置で扱う映像信号
の1垂直周期内で全てに対して行われるので、2垂直周
期に跨がって入力映像の切換え等の指示が行われること
がなく、切換え時に映像が乱れることがない。即ち、各
映像信号切換装置では、入力映像の切換え指示があった
とき、次の垂直ブランキング期間で切換えを実行するの
で、接続した全ての映像信号切換装置で同一の垂直ブラ
ンキング期間内に切換えが行われ、切換えタイミングが
一致し、切換え時に映像が乱れることがない。
【0054】次に、本例の映像信号切換装置を使用し
て、32箇所以上の監視を行う場合のシステム構成を、
図3を参照して説明する。図3において、70は複数の
映像信号切換装置100,200‥‥を制御するセンタ
を示し、このセンタ70側には制御装置としてのパーソ
ナルコンピュータ71が設置してある。そして、複数の
映像信号切換装置100,200‥‥は、4台毎に図2
に示すように接続してある。即ち、4台の映像信号切換
装置毎に図2に示すマスタとスレーブよりなる群が構成
され、それぞれの群で1台のモニタ受像機51,52‥
‥が用意され、それぞれのモニタ受像機51,52‥‥
が各群のマスタの映像信号切換装置100,500‥‥
と接続される。そして、マスタの映像信号切換装置10
0,500‥‥に8台の監視用ビデオカメラ101〜1
08,501〜508‥‥が接続されると共にスレーブ
の映像信号切換装置200,300‥‥が順次接続さ
れ、それぞれのスレーブの映像信号切換装置にも8台の
監視用ビデオカメラ201〜208,301〜308,
401〜408,601〜608‥‥が接続される。そ
して、各群毎にマスタの映像信号切換装置100,50
0‥‥の制御で、モニタ受像機51,52‥‥に供給す
る映像信号を所定の操作に従って切換える。そして、パ
ーソナルコンピュータ71のバスラインが各群のマスタ
の映像信号切換装置100,500‥‥のバスライン1
bと接続され、パーソナルコンピュータ71と各群のマ
スタの映像信号切換装置100,500‥‥との間で通
信ができるようにしてある。即ち、各群のマスタとスレ
ーブとの接続に使用しない映像信号切換装置100,5
00‥‥のバスライン1bのポートを使用してパーソナ
ルコンピュータ71と接続し、このパーソナルコンピュ
ータ71と各群のマスタの映像信号切換装置100,5
00‥‥との間で、メインのバスラインを形成させ、各
群のマスタとスレーブとを接続したバスラインをサブの
バスラインとする。このメインのバスラインとサブのバ
スラインとにより、パーソナルコンピュータ71から各
群のマスタの映像信号切換装置100,500‥‥を介
して全ての映像信号切換装置に制御指令を送信できると
共に、各スレーブの映像信号切換装置からもマスタの映
像信号切換装置100,500‥‥を介してパーソナル
コンピュータ71にアラーム信号に関するデータ等を送
信できる。このようにして通信ができることで、パーソ
ナルコンピュータ71の制御で各群での監視用ビデオカ
メラの切換えを統一的にできる。この場合、パーソナル
コンピュータ71はアドレスを“00”に設定し、各群
のマスタの映像信号切換装置100,500‥‥に順次
アドレス“01”,“02”‥‥を設定する。また、各
群の中ではマスタの映像信号切換装置をローカルアドレ
ス“00”とし、3台のスレーブの映像信号切換装置を
ローカルアドレス“01”,“02”,“03”とす
る。
【0055】そして、センタ70側のパーソナルコンピ
ュータ71には、各種監視データをフロッピーディスク
等に記憶するメモリ装置72と、静止画を光磁気ディス
ク等に記憶する静止画ファイル装置73と、静止画等を
電話回線75により予め決められた箇所に伝送する送信
機74とが接続してある。そして、静止画ファイル装置
73と送信機74とには、各群のマスタの映像信号切換
装置100,500‥‥からモニタ受像機51,52‥
‥に供給される映像信号と同じ映像信号(即ち各群で切
換えられた映像信号)が供給されるようにしてあり、パ
ーソナルコンピュータ71の制御で、この供給される映
像信号を静止画として静止画ファイル装置73で記憶で
きると共に送信機74で電話回線75により送信でき
る。
【0056】この場合本例においては、各群のマスタの
映像信号切換装置100,500‥‥からアラーム信号
に関するデータがパーソナルコンピュータ71に伝送さ
れるとき、パーソナルコンピュータ71の制御で、静止
画ファイル装置73に供給される映像信号を静止画とし
て記憶させると共に送信機74に供給される映像信号を
電話回線75に送信させる。即ち、各群の映像信号切換
装置100,200‥‥に接続された監視用ビデオカメ
ラに対応したセンサから侵入者等を検出したアラーム信
号が何れかの映像信号切換装置に供給されるとき、該当
する群のマスタの映像信号切換装置からセンタ70のパ
ーソナルコンピュータ71に、このアラーム信号が発生
したアドレス,時間等のデータを伝送する。そして、こ
のアラーム信号に関するデータがパーソナルコンピュー
タ71に伝送されたとき、この伝送データをメモリ装置
72に記憶させると共に、パーソナルコンピュータ71
の制御で、このときの該当する群のマスタの映像信号切
換装置から出力される映像信号を、静止画ファイル装置
73で1フィールド分(或いは1フレーム分)記憶させ
る。また、送信機74での送信がセットされているとき
には、この送信機74で1フィールド分(或いは1フレ
ーム分)の静止画信号を電話回線75を介して所定箇所
に送信させる。この場合、アラーム信号に関するデータ
も併せて送信させる。
【0057】このようにして、侵入者等の異常を検出し
たセンサに対応した監視用ビデオカメラが撮影した映像
信号を、静止画としてセンタ70側に記憶させること
で、センタ70側ではメモリ装置72に記憶されたアラ
ーム信号に関するデータより異常の発生場所,発生時刻
等が判断できると共に、このときの監視場所の状態が静
止画ファイル装置73の記憶データより判断でき、複数
の監視場所を管理するセンタ70側で異常の発生状態を
詳細に知ることができ、非常に多くの箇所の監視を集中
的に効率良く行うことができる。また、このアラーム信
号に関するデータと静止画とを電話回線を介して所定箇
所に伝送できることで、監視場所から離れた箇所でも監
視することが可能になる。この場合、本例においては制
御手段としてのパーソナルコンピュータ71と各映像信
号切換装置100,200‥‥との接続を、メインのバ
スラインとサブのバスラインとに分けたことで、パーソ
ナルコンピュータ71からのメインのバスラインによる
通信は、サブのバスラインによる各群内での通信タイミ
ング(図4参照)を考慮することなく自由にでき、比較
的簡単に制御を行うことができる。
【0058】なお、上述実施例においては、各映像信号
切換装置の全ての映像入力端子に監視用のビデオカメラ
を接続したが、他の映像信号源をこの映像入力端子に接
続しても良い。また、送信機からは電話回線により離れ
た箇所に静止画等を伝送するようにしたが、他の伝送手
段により伝送するようにしても良い。さらにまた、本発
明は上述実施例に限らず、その他種々の構成が取り得る
ことは勿論である。
【0059】
【発明の効果】本発明によると、各ビデオカメラでの監
視場所に異常が発生して映像信号切換装置にアラーム信
号が供給されるとき、このアラーム信号に関するデータ
がセンタの制御手段側で一括して記憶され、センタ側で
複数の監視場所の状態を集中して効率良く監視できる。
【0060】また、この場合に各監視場所に異常が発生
してアラーム信号が供給されるとき、該当する監視場所
を撮影したビデオカメラからの静止画像がセンタの静止
画像記憶手段に記憶されるので、センタ側で異常の発生
状況を判断できる。
【0061】さらに、この場合に各監視場所に異常が発
生してアラーム信号が供給されるとき、該当する監視場
所を撮影したビデオカメラからの静止画像が所定箇所に
伝送されるので、各監視場所から離れた場所でも異常の
発生状況を判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムの一実施例に適用される
映像信号切換装置を示す構成図である。
【図2】本発明の監視システムの一実施例を示す接続図
である。
【図3】本発明の監視システムの一実施例を示す接続図
である。
【図4】本発明の一実施例の説明に供するタイミング図
である。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 切換スイッチ 3 スーパーインポーズ回路 4 出力端子 5 キャラクタ発生回路 6 設定スイッチ 7 メモリ装置 7a ROM 7b RAM 8 時計装置 9 アラーム回路 11〜19 映像入力端子 20 入力選択スイッチ 30 アクティブスイッチ 41〜48 アラーム入力端子 51,52 モニタ受像機 61 同期発生器 70 センタ 71 パーソナルコンピュータ 72 メモリ装置 73 静止画ファイル装置 74 送信機 100,200,300,400,500,600 映
像信号切換装置 101〜108,201〜208,301〜308,4
01〜408,501〜508,601〜608 ビデ
オカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−126381(JP,A) 特開 昭64−13885(JP,A) 実開 平1−105276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 H04N 5/268

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視用ビデオカメラから供給され
    る映像信号を切換えて出力すると共に、当該監視用ビデ
    オカメラと共に設置されたセンサから供給されるアラー
    ム信号を受信する映像信号切換装置を複数台用いた監視
    システムにおいて、 上記複数台の映像信号切換装置を数台毎の群に分け、各
    群毎に所定の1台の上記映像信号切換装置をマスタと
    し、他の上記映像信号切換装置をスレーブとすると共
    に、各群の上記マスタの映像信号切換装置を制御する制
    御手段と、該制御手段に接続された記憶手段とを設け、 上記制御手段から各群の上記マスタの映像信号切換装置
    に切換データを伝送して、各群の全ての上記映像信号切
    換装置での切換えを制御すると共に、 各群の全ての上記映像信号切換装置に供給されるアラー
    ム信号に関するデータを、各群の上記マスタの映像信号
    切換装置から上記制御手段に伝送して、上記制御手段に
    接続された上記記憶手段にこのデータを記憶させるよう
    にした監視システム。
  2. 【請求項2】 複数の監視用ビデオカメラから供給され
    る映像信号を切換えて出力すると共に、当該監視用ビデ
    オカメラと共に設置されたセンサから供給されるアラー
    ム信号を受信する映像信号切換装置を複数台用いた監視
    システムにおいて、上記複数台の映像信号切換装置を数台毎の群に分け、各
    郡毎に所定の1台の上記映像信号切換装置をマスタと
    し、他の上記映像信号切換装置をスレーブとすると共
    に、各群の上記マスタの 映像信号切換装置を制御する制
    御手段と、該制御手段に接続された静止画像記憶手段と
    を設け、 上記制御手段から各群の上記マスタの映像信号切換装置
    切換データを伝送して、各群の全ての上記映像信号切
    換装置での切換えを制御すると共に、各群の全ての上記映像信号切換装置に供給される上記
    ラーム信号に関するデータが、各群の上記マスタの映像
    信号切換装置から上記制御手段に伝送されるとき、当該
    アラーム信号に対応した上記監視用ビデオカメラからの
    映像信号を上記静止画像記憶手段に記憶させるようにし
    た監視システム。
  3. 【請求項3】 複数の監視用ビデオカメラから供給され
    る映像信号を切換えて出力すると共に、当該監視用ビデ
    オカメラと共に設置されたセンサから供給されるアラー
    ム信号を受信する映像信号切換装置を複数台用いた監視
    システムにおいて、上記複数台の映像信号切換装置を数台毎の群に分け、各
    郡毎に所定の1台の上記映像信号切換装置をマスタと
    し、他の上記映像信号切換装置をスレーブとすると共
    に、各群の上記マスタの 映像信号切換装置を制御する制
    御手段と、該制御手段に接続された上記映像信号切換装
    置の出力映像信号を伝送する伝送手段とを設け、 上記制御手段から各群の上記マスタの映像信号切換装置
    切換データを伝送して、各群の全ての上記映像信号切
    換装置での切換えを制御すると共に、各群の全ての 上記映像信号切換装置に供給される上記
    ラーム信号に関するデータが、各群の上記マスタの映像
    信号切換装置から上記制御手段に伝送されるとき、当該
    アラーム信号に対応した上記監視用ビデオカメラからの
    映像信号を、上記伝送手段により所定の箇所に伝送する
    ようにした監視システム。
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