JP2008219223A - 監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】敷線設備を簡略にすることが可能で増設が容易であり、且つ敷線にて伝送するデータ量を増加させることなく監視装置の数を増やすことが可能な監視システムを提供する。
【解決手段】監視装置の各々を、上流側の監視装置から下流側の監視装置まで映像用接続線LAと制御用接続線LDにて直列に接続する。最下流の監視装置の操作手段から撮像装置が指定されると、指定された撮像装置を特定する識別情報を含む指定情報を、制御用接続線LDを介して1段上流側の監視装置に送信し、順次、最上流の監視装置まで指定情報を送信する。識別情報に対応する撮像装置が接続されている監視装置は、その撮像装置が撮像した画像データから変換した映像信号を、映像用接続線LAを介して1段下流側の監視装置に出力し、識別情報に対応する撮像装置が接続されていない監視装置は、1段上流側から入力された映像信号を1段下流側の監視装置にそのまま出力する。
【選択図】図3
【解決手段】監視装置の各々を、上流側の監視装置から下流側の監視装置まで映像用接続線LAと制御用接続線LDにて直列に接続する。最下流の監視装置の操作手段から撮像装置が指定されると、指定された撮像装置を特定する識別情報を含む指定情報を、制御用接続線LDを介して1段上流側の監視装置に送信し、順次、最上流の監視装置まで指定情報を送信する。識別情報に対応する撮像装置が接続されている監視装置は、その撮像装置が撮像した画像データから変換した映像信号を、映像用接続線LAを介して1段下流側の監視装置に出力し、識別情報に対応する撮像装置が接続されていない監視装置は、1段上流側から入力された映像信号を1段下流側の監視装置にそのまま出力する。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数の監視エリアを監視可能な監視システムに関する。
従来では、例えば、複数の監視エリアRa〜Rnを監視する監視システムを構築する場合、図4の例に示すように構成されていた。
この場合、例えば監視エリアRaでは、撮像装置a1〜a4は画像データを次々とスイッチャasに出力している。そして、スイッチャasは、並列的に入力される撮像装置a1の画像データ〜撮像装置a4の画像データを、撮像装置a1〜a4の順番に直列的に、そして巡回させながら画像データを記録装置aに出力している。なお、図4の例では、撮像装置a1〜a4とスイッチャasと記録装置aにて監視装置Kaを構成している。
そして、監視エリアRa〜Rnの各々の監視装置Ka〜Knは、各々が敷線Lにて受信装置Wに接続されている。各敷線Lには、各々の監視装置からの画像データ(撮像装置にて得た画像データ)が送出されている。
これにより、受信装置Wには、監視装置Ka〜Knの全ての画像データが入力され、記録される。また、受信装置Wには表示装置Mが接続され、所望する撮像装置の画像データに基づいた映像を表示装置Mに出力することができる。受信装置Wに設けられた操作手段から所望する撮像装置を指定すると、受信装置Wは、指定された撮像装置に対応する画像データを読み出して映像信号に変換し、変換した映像信号を表示装置Mに出力する。
上記に説明した従来の監視システム100は、各監視装置(Ka〜Kn)から受信装置Wまでを、各々の敷線Lで接続しているため、受信装置Wの設置場所から各監視エリア(各部屋等)までを接続する各々の長さの敷線Lが必要である。
この場合、例えば監視エリアRaでは、撮像装置a1〜a4は画像データを次々とスイッチャasに出力している。そして、スイッチャasは、並列的に入力される撮像装置a1の画像データ〜撮像装置a4の画像データを、撮像装置a1〜a4の順番に直列的に、そして巡回させながら画像データを記録装置aに出力している。なお、図4の例では、撮像装置a1〜a4とスイッチャasと記録装置aにて監視装置Kaを構成している。
そして、監視エリアRa〜Rnの各々の監視装置Ka〜Knは、各々が敷線Lにて受信装置Wに接続されている。各敷線Lには、各々の監視装置からの画像データ(撮像装置にて得た画像データ)が送出されている。
これにより、受信装置Wには、監視装置Ka〜Knの全ての画像データが入力され、記録される。また、受信装置Wには表示装置Mが接続され、所望する撮像装置の画像データに基づいた映像を表示装置Mに出力することができる。受信装置Wに設けられた操作手段から所望する撮像装置を指定すると、受信装置Wは、指定された撮像装置に対応する画像データを読み出して映像信号に変換し、変換した映像信号を表示装置Mに出力する。
上記に説明した従来の監視システム100は、各監視装置(Ka〜Kn)から受信装置Wまでを、各々の敷線Lで接続しているため、受信装置Wの設置場所から各監視エリア(各部屋等)までを接続する各々の長さの敷線Lが必要である。
そこで、特許文献1に記載された従来技術では、図5に示すように、撮像装置a1〜n1と記憶装置(図示省略)を備えた監視装置Ka〜Knを、受信装置Wに接続される監視装置Knから反対側の末端の監視装置Kaまで、順次、直列に接続して敷線設備を簡略かつ容易にできる多点監視装置が提案されている。
特開平9−116893号公報
特許文献1に記載された従来技術では、所望する撮像装置からの映像を表示する表示装置Mを接続するために、全ての撮像装置の画像データを受信して記憶するとともに、表示装置Mに映像信号を出力する受信装置Wが必要であり、設備費用が高価になる。
また、受信装置Wから順次、全監視装置Kn〜Kaが直列に接続されており、受信装置W側を下流側、受信装置と反対の末端側(監視装置Ka側)を上流側とすると、最上流の監視装置Kaは1段下流側の監視装置Kbに敷線Lを介して画像データを出力し、1段下流側の監視装置Kbは、最上流の画像データと自身の画像データを更に1段下流の監視装置Kcに出力し、順次、自身の画像データを追加しながら敷線Lに画像データを送出している。従って、最下流となる受信装置Wに近づくに従って敷線Lにて伝送される画像データの量が増加して通信負荷が増加するため、接続できる監視装置の数の上限値が低くなる。なお、特許文献1では、高速処理を行うDSPと画像圧縮装置を追加してデータサイズを小さくして通信負荷を低減する構成も示されているが、接続する監視装置の数を増せばデータ量が増えることに変わりはない。
なお、図4に示す従来技術では、敷線設備が複雑で且つ長い敷線が必要であることに加えて、接続できる監視装置の数の上限値は受信装置Wによって決まっている。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、敷線設備を簡略にすることが可能で増設が容易であり、且つ敷線にて伝送するデータ量を増加させることなく監視装置の数を増やすことが可能な監視システムを提供することを課題とする。
また、受信装置Wから順次、全監視装置Kn〜Kaが直列に接続されており、受信装置W側を下流側、受信装置と反対の末端側(監視装置Ka側)を上流側とすると、最上流の監視装置Kaは1段下流側の監視装置Kbに敷線Lを介して画像データを出力し、1段下流側の監視装置Kbは、最上流の画像データと自身の画像データを更に1段下流の監視装置Kcに出力し、順次、自身の画像データを追加しながら敷線Lに画像データを送出している。従って、最下流となる受信装置Wに近づくに従って敷線Lにて伝送される画像データの量が増加して通信負荷が増加するため、接続できる監視装置の数の上限値が低くなる。なお、特許文献1では、高速処理を行うDSPと画像圧縮装置を追加してデータサイズを小さくして通信負荷を低減する構成も示されているが、接続する監視装置の数を増せばデータ量が増えることに変わりはない。
なお、図4に示す従来技術では、敷線設備が複雑で且つ長い敷線が必要であることに加えて、接続できる監視装置の数の上限値は受信装置Wによって決まっている。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、敷線設備を簡略にすることが可能で増設が容易であり、且つ敷線にて伝送するデータ量を増加させることなく監視装置の数を増やすことが可能な監視システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの監視システムである。
請求項1に記載の監視システムは、撮像により得られた画像データを次々と出力する撮像装置と、前記撮像装置が単数または複数接続されて前記画像データを記録する記録装置にて構成された監視装置を複数備えた監視システムであって、更に、前記画像データから変換した映像信号が入力されると入力された前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置を備える。
前記監視装置の各々は、前記映像信号が入力される映像信号入力部と、前記映像信号を出力する映像信号出力部と、制御データが入力される制御データ入力部と、前記制御データを出力する制御データ出力部とを備え、一方の末端側を示す上流側の監視装置から他方の末端側を示す下流側の監視装置に向けて、映像用接続線と制御用接続線にて直列に接続されており、前記映像用接続線は、上流側の監視装置の前記映像信号出力部から1段下流側の監視装置の前記映像信号入力部へと、順次、接続されており、前記制御用接続線は、下流側の監視装置の前記制御データ出力部から1段上流側の監視装置の前記制御データ入力部へと、順次、接続されている。
また、最下流の監視装置の前記映像信号出力部には、前記表示装置が接続され、最下流の監視装置は、前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置を指定可能な操作手段を備えており、前記操作手段から撮像装置が指定されると、指定された撮像装置を特定する識別情報を含む指定情報を、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して1段上流側の監視装置に送信し、前記監視装置の各々は、1段下流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信することで、順次、最上流の監視装置まで前記指定情報を送信する。
そして、前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されている監視装置は、当該撮像装置が撮像した画像データ、または当該撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力し、前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されていない監視装置は、前記映像信号入力部から映像信号が入力されると、入力された映像信号を前記映像信号出力部から出力する。
請求項1に記載の監視システムは、撮像により得られた画像データを次々と出力する撮像装置と、前記撮像装置が単数または複数接続されて前記画像データを記録する記録装置にて構成された監視装置を複数備えた監視システムであって、更に、前記画像データから変換した映像信号が入力されると入力された前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置を備える。
前記監視装置の各々は、前記映像信号が入力される映像信号入力部と、前記映像信号を出力する映像信号出力部と、制御データが入力される制御データ入力部と、前記制御データを出力する制御データ出力部とを備え、一方の末端側を示す上流側の監視装置から他方の末端側を示す下流側の監視装置に向けて、映像用接続線と制御用接続線にて直列に接続されており、前記映像用接続線は、上流側の監視装置の前記映像信号出力部から1段下流側の監視装置の前記映像信号入力部へと、順次、接続されており、前記制御用接続線は、下流側の監視装置の前記制御データ出力部から1段上流側の監視装置の前記制御データ入力部へと、順次、接続されている。
また、最下流の監視装置の前記映像信号出力部には、前記表示装置が接続され、最下流の監視装置は、前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置を指定可能な操作手段を備えており、前記操作手段から撮像装置が指定されると、指定された撮像装置を特定する識別情報を含む指定情報を、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して1段上流側の監視装置に送信し、前記監視装置の各々は、1段下流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信することで、順次、最上流の監視装置まで前記指定情報を送信する。
そして、前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されている監視装置は、当該撮像装置が撮像した画像データ、または当該撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力し、前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されていない監視装置は、前記映像信号入力部から映像信号が入力されると、入力された映像信号を前記映像信号出力部から出力する。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの監視システムである。
請求項2に記載の監視システムは、請求項1に記載の監視システムであって、最下流の監視装置に操作手段を備える代わりに、最下流の監視装置の前記制御データ入力部に着脱可能な操作ユニットが接続されている。
前記操作ユニットは、前記表示装置に表示する映像に対応する前記撮像装置を指定可能であり、撮像装置が指定されると最下流の監視装置に前記指定情報を送信し、最下流の監視装置は、前記操作ユニットから前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信する。
請求項2に記載の監視システムは、請求項1に記載の監視システムであって、最下流の監視装置に操作手段を備える代わりに、最下流の監視装置の前記制御データ入力部に着脱可能な操作ユニットが接続されている。
前記操作ユニットは、前記表示装置に表示する映像に対応する前記撮像装置を指定可能であり、撮像装置が指定されると最下流の監視装置に前記指定情報を送信し、最下流の監視装置は、前記操作ユニットから前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信する。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの監視システムである。
請求項3に記載の監視システムは、請求項1または2に記載の監視システムであって、前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置の指定は、同一の監視装置に接続された複数の撮像装置を指定することが可能である。
そして、複数の撮像装置が指定された場合、前記指定情報には、前記複数の撮像装置に対応する複数の識別情報が含まれており、前記指定情報に含まれている複数の識別情報の各々に対応する複数の撮像装置が接続されている監視装置は、当該複数の撮像装置が撮像した画像データ、または当該複数の撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して、各撮像装置の画像データに基づいた映像をそれぞれ異なる領域に表示する映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力する。
請求項3に記載の監視システムは、請求項1または2に記載の監視システムであって、前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置の指定は、同一の監視装置に接続された複数の撮像装置を指定することが可能である。
そして、複数の撮像装置が指定された場合、前記指定情報には、前記複数の撮像装置に対応する複数の識別情報が含まれており、前記指定情報に含まれている複数の識別情報の各々に対応する複数の撮像装置が接続されている監視装置は、当該複数の撮像装置が撮像した画像データ、または当該複数の撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して、各撮像装置の画像データに基づいた映像をそれぞれ異なる領域に表示する映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力する。
請求項1に記載の監視システムを用いれば、受信装置を備えることなく、監視装置の各々を、順次、映像用接続線と制御用接続線にて、直列に接続することで、敷線設備を簡略化することができる。なお、映像用接続線と制御用接続線が、各々敷線に相当する。
また、監視装置を何台直列接続しても、図2において、指定された撮像装置を備えている監視装置のみが映像用接続線LAに映像信号を出力し、他の監視装置は入力された映像信号をそのまま(スルーで)出力する(図3参照)。
このため、最下流の監視装置KNの映像用接続線LAには、監視装置1台分の映像信号が伝送されるのみであり、監視装置の数にかかわらず一定のデータ量(1台分のデータ量)であるため、監視装置の数の増加に応じてデータ量が増えることがない。
なお、映像信号を出力する監視装置を指示するための指定情報は、制御用信号線にて順次、下流側から上流側に転送され、制御用信号線においても、上流側への転送が進むにつれてデータ量が増えるようなことは無い。
また、監視装置を何台直列接続しても、図2において、指定された撮像装置を備えている監視装置のみが映像用接続線LAに映像信号を出力し、他の監視装置は入力された映像信号をそのまま(スルーで)出力する(図3参照)。
このため、最下流の監視装置KNの映像用接続線LAには、監視装置1台分の映像信号が伝送されるのみであり、監視装置の数にかかわらず一定のデータ量(1台分のデータ量)であるため、監視装置の数の増加に応じてデータ量が増えることがない。
なお、映像信号を出力する監視装置を指示するための指定情報は、制御用信号線にて順次、下流側から上流側に転送され、制御用信号線においても、上流側への転送が進むにつれてデータ量が増えるようなことは無い。
また、請求項2に記載の監視システムによれば、表示装置に表示する映像に対応する撮像装置の指示の入力を、着脱可能な操作ユニットにて構成(監視装置に対して別体の操作ユニットとして構成)し、この操作ユニットを最下流の監視装置の制御データ入力部に接続することで、最下流の監視装置から最上流の監視装置まで、全て同じ監視装置とすることができる(請求項1では、最下流の監視装置が操作手段を備えている点で、他の監視装置とは異なる)。
これにより、監視装置を増設する場合、最下流の監視装置の更に下流側に増設することも容易である。なお、最下流の更に下流に増設した場合、増設した監視装置(新たな最下流の監視装置)に表示装置と操作ユニットを接続すればよい。
これにより、監視装置を増設する場合、最下流の監視装置の更に下流側に増設することも容易である。なお、最下流の更に下流に増設した場合、増設した監視装置(新たな最下流の監視装置)に表示装置と操作ユニットを接続すればよい。
また、請求項3に記載の監視システムによれば、同一の監視装置に接続されている複数の撮像装置の映像を表示装置に表示させることができるので、便利である。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の監視システム1を構成する監視装置KA(撮像装置a1〜a4と記録装置Aにて構成)の例を説明する図であり、図2は監視システム1を構成する監視装置KA〜KN、及び表示装置Mの接続の例を説明する図である。
●[監視システム1の構成と接続(図1、図2)]
図2に示すように、記録装置A〜Nの各々に、撮像装置(a1〜a4、b1〜b4等)を接続して構成した監視装置KA〜KNを、各監視エリアRa〜Rnに配置する。例えば、監視エリアRaには、撮像装置a1〜a4と記録装置Aにて監視装置KAを構成して配置する。なお、1台の記録装置に接続する撮像装置の数は、単数であっても良いし、任意の数の複数であっても良く、図1及び2に示すように4台に限定されるものではない。
●[監視システム1の構成と接続(図1、図2)]
図2に示すように、記録装置A〜Nの各々に、撮像装置(a1〜a4、b1〜b4等)を接続して構成した監視装置KA〜KNを、各監視エリアRa〜Rnに配置する。例えば、監視エリアRaには、撮像装置a1〜a4と記録装置Aにて監視装置KAを構成して配置する。なお、1台の記録装置に接続する撮像装置の数は、単数であっても良いし、任意の数の複数であっても良く、図1及び2に示すように4台に限定されるものではない。
図1の例では、例えば、撮像装置a1〜a4の各々は、所定時間間隔、または記録装置Aからの同期信号に応じて対象エリアを撮像し、撮像によって得られた画像データを次々と記録装置Aに向けて出力する。また、記録装置Aは記憶手段を備えており、入力された画像データを、撮像装置a1〜a4に対応させて記録する。
また、図2に示すように、各監視装置KA〜KNは、一方の末端側(図2の例では左側)を示す上流側の監視装置KAから、他方の末端側(図2の例では右側)を示す下流側の監視装置KNに向けて、映像用接続線LAと制御用接続線LDにて直列に接続されている。そして、最下流の監視装置KNから映像用接続線LAにて、表示装置Mが接続されている。
なお、操作手段50(詳細は後述)は、最下流の監視装置KNのみに設ければよいので、監視装置KBを示す図2では点線で示している。
また、図2に示すように、各監視装置KA〜KNは、一方の末端側(図2の例では左側)を示す上流側の監視装置KAから、他方の末端側(図2の例では右側)を示す下流側の監視装置KNに向けて、映像用接続線LAと制御用接続線LDにて直列に接続されている。そして、最下流の監視装置KNから映像用接続線LAにて、表示装置Mが接続されている。
なお、操作手段50(詳細は後述)は、最下流の監視装置KNのみに設ければよいので、監視装置KBを示す図2では点線で示している。
●[監視装置の構成と動作(図3)]
次に、図3を用いて、監視装置KBを例にして監視装置の構成と動作について説明する。
監視装置KBは、撮像装置b1〜b4と記録装置Bにて構成されており、撮像装置b1〜b4の各々は、記録装置Bに設けられた撮像装置接続部21〜24に接続されている。
撮像装置b1〜b4は、例えばCCDカメラであり、所定タイミング毎(所定時間間隔またはスイッチャ20からの同期信号毎等)に撮像して得られた画像データ(デジタルデータ)を出力する。
撮像装置接続部21〜24を介して記録装置Bに並列的に入力された画像データは、スイッチャ20に入力され、スイッチャ20は、並列的に入力された画像データを、制御手段10(CPU等)に直列的に出力する。例えば、スイッチャ20は、所定時間間隔で並列的に入力された撮像装置b1〜b4の画像データを間引くように抽出して、所定時間間隔で、撮像装置b1〜b4の画像データが直列的に並ぶように、且つ巡回的(撮像装置b1〜b4の画像データの次は、再度、撮像装置b1〜b4の画像データ)に制御手段10に出力する。
そして、制御手段10は、直列的に入力された画像データを、撮像装置b1〜b4に対応させて記憶手段30に記憶(記録)する。
次に、図3を用いて、監視装置KBを例にして監視装置の構成と動作について説明する。
監視装置KBは、撮像装置b1〜b4と記録装置Bにて構成されており、撮像装置b1〜b4の各々は、記録装置Bに設けられた撮像装置接続部21〜24に接続されている。
撮像装置b1〜b4は、例えばCCDカメラであり、所定タイミング毎(所定時間間隔またはスイッチャ20からの同期信号毎等)に撮像して得られた画像データ(デジタルデータ)を出力する。
撮像装置接続部21〜24を介して記録装置Bに並列的に入力された画像データは、スイッチャ20に入力され、スイッチャ20は、並列的に入力された画像データを、制御手段10(CPU等)に直列的に出力する。例えば、スイッチャ20は、所定時間間隔で並列的に入力された撮像装置b1〜b4の画像データを間引くように抽出して、所定時間間隔で、撮像装置b1〜b4の画像データが直列的に並ぶように、且つ巡回的(撮像装置b1〜b4の画像データの次は、再度、撮像装置b1〜b4の画像データ)に制御手段10に出力する。
そして、制御手段10は、直列的に入力された画像データを、撮像装置b1〜b4に対応させて記憶手段30に記憶(記録)する。
また、監視装置KBは、制御データ(例えば、デジタルデータのコマンドやメッセージ等)が入力される制御データ入力部CDinと、制御データを出力する制御データ出力部CDoutとを備えている。制御手段10は、制御データ入力部CDinを介して制御データを受信し、制御データ出力部CDoutを介して制御データを送信することができる。
また、監視装置KBは、映像信号(例えば、表示装置Mにて表示可能なアナログ信号等)が入力される映像信号入力部EAinと、映像信号を出力する映像信号出力部EAoutとを備えている。また、監視装置KBは、制御手段10から入力された画像データを、表示装置Mにて表示可能な映像信号に変換する映像信号変換手段40を備えており、制御手段10は、スイッチSWを切り替え手段20aにて制御することで、映像信号出力部EAoutを介して出力する映像信号を、映像信号入力部EAinから入力された映像信号か、映像信号変換手段40から出力された映像信号か、のいずれかに切り替えることができる。
また、監視装置KBは、映像信号(例えば、表示装置Mにて表示可能なアナログ信号等)が入力される映像信号入力部EAinと、映像信号を出力する映像信号出力部EAoutとを備えている。また、監視装置KBは、制御手段10から入力された画像データを、表示装置Mにて表示可能な映像信号に変換する映像信号変換手段40を備えており、制御手段10は、スイッチSWを切り替え手段20aにて制御することで、映像信号出力部EAoutを介して出力する映像信号を、映像信号入力部EAinから入力された映像信号か、映像信号変換手段40から出力された映像信号か、のいずれかに切り替えることができる。
そして、図2の例に示す最下流の監視装置KNから最上流の監視装置KAまで、各監視装置の制御データ出力部CDoutは、1段上流側の監視装置の制御データ入力部CDinへと、順次、制御用接続線LDにて接続される。なお、最上流の監視装置KAの制御データ出力部CDoutには何も接続されず、最下流の監視装置KNの制御データ入力部CDinには何も接続されない。
また、最上流の監視装置KAから最下流の監視装置KNまで、各監視装置の映像信号出力部EAoutは、1段下流側の監視装置の映像信号入力部EAinへと、順次、映像用接続線LAにて接続される。なお、最上流の監視装置KAの映像信号入力部EAinには何も接続されず、最下流の監視装置KNの映像信号出力部EAoutには表示装置Mが接続される。
最下流の監視装置KNは、どの監視装置の撮像装置からの映像を表示装置Mに表示すべきか、を指定可能な操作手段50(入力キーと入力結果を表示する表示機等)を備えている。また、各撮像装置(a1〜n4)には、撮像装置を特定するための識別情報が割り付けられており、記録装置の各々は、自身に接続されている撮像装置に割り付けられた識別情報が記憶あるいは設定されている。
また、最上流の監視装置KAから最下流の監視装置KNまで、各監視装置の映像信号出力部EAoutは、1段下流側の監視装置の映像信号入力部EAinへと、順次、映像用接続線LAにて接続される。なお、最上流の監視装置KAの映像信号入力部EAinには何も接続されず、最下流の監視装置KNの映像信号出力部EAoutには表示装置Mが接続される。
最下流の監視装置KNは、どの監視装置の撮像装置からの映像を表示装置Mに表示すべきか、を指定可能な操作手段50(入力キーと入力結果を表示する表示機等)を備えている。また、各撮像装置(a1〜n4)には、撮像装置を特定するための識別情報が割り付けられており、記録装置の各々は、自身に接続されている撮像装置に割り付けられた識別情報が記憶あるいは設定されている。
例えば、監視装置KAの撮像装置a1〜a4の各々に、「a1」〜「a4」が割り付けられており、表示装置Mにて撮像装置a1からの映像を表示させたい場合、作業者は、監視装置KNの操作手段から撮像装置a1に対応する識別情報「a1」を指定(入力)する。
操作手段から識別情報「a1」が指定されると、監視装置KNは、指定された識別情報「a1」を含む指定情報を、制御用接続線LDを介して1段上流側の監視装置に送信する。そして、監視装置の各々は、1段下流側の監視装置に接続された制御用接続線LDを介して指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された制御用接続線LDを介して、受信した指定情報を、1段上流側の監視装置に送信し、順次、最上流の監視装置まで指定情報を送信する。これで、監視装置の各々は、受信した指定情報にて、どの撮像装置に対応する識別情報が指定されたか、を認識する。
操作手段から識別情報「a1」が指定されると、監視装置KNは、指定された識別情報「a1」を含む指定情報を、制御用接続線LDを介して1段上流側の監視装置に送信する。そして、監視装置の各々は、1段下流側の監視装置に接続された制御用接続線LDを介して指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された制御用接続線LDを介して、受信した指定情報を、1段上流側の監視装置に送信し、順次、最上流の監視装置まで指定情報を送信する。これで、監視装置の各々は、受信した指定情報にて、どの撮像装置に対応する識別情報が指定されたか、を認識する。
指定情報に含まれている識別情報「a1」が記憶あるいは設定されている監視装置KA(識別情報「a1」に対応する撮像装置a1が接続されている監視装置KA)の制御手段10は、識別情報「a1」に対応する撮像装置a1から入力される画像データ、あるいは記憶手段に記憶(記録)されている画像データの中から撮像装置a1に対応する画像データを読み出して、映像信号変換手段40に出力する。更に、当該監視装置KAの制御手段10は、端子Tinと端子Toutが短絡するようにスイッチSWを切り替える。これにより、監視装置KAの映像信号出力部EAoutから、撮像装置a1にて撮像した画像データから変換された映像信号が、映像用接続線LAを介して1段下流側の監視装置KBに出力される。
指定情報に含まれている識別情報「a1」が記憶あるいは設定されていない監視装置KB〜KN(識別情報「a1」に対応する撮像装置a1が接続されていない監視装置KB〜KN)の制御手段10は、端子Texと端子Toutが短絡するようにスイッチSWを切り替えて、映像信号入力部EAinから入力された映像信号を、映像信号出力部EAoutから(スルーで)出力する。
そして、最下流の監視装置KNの映像信号出力部EAoutに接続された表示装置Mには、最上流の監視装置KAから出力された映像信号が入力され、表示装置Mにて撮像装置a1の画像データに基づいた映像を表示することができる。
指定情報に含まれている識別情報「a1」が記憶あるいは設定されていない監視装置KB〜KN(識別情報「a1」に対応する撮像装置a1が接続されていない監視装置KB〜KN)の制御手段10は、端子Texと端子Toutが短絡するようにスイッチSWを切り替えて、映像信号入力部EAinから入力された映像信号を、映像信号出力部EAoutから(スルーで)出力する。
そして、最下流の監視装置KNの映像信号出力部EAoutに接続された表示装置Mには、最上流の監視装置KAから出力された映像信号が入力され、表示装置Mにて撮像装置a1の画像データに基づいた映像を表示することができる。
以上に説明した本実施の形態では、監視装置を何台直列に接続しても、指定された撮像装置を有する監視装置から最下流の監視装置まで、映像用接続線LAには、1台の監視装置から出力された映像信号が伝送されるのみである。この場合、監視装置を何台増設しても、映像用接続線LAにて伝送されるデータ量が増えることはないので、何台でも増設することができる。なお、監視装置の増設は、全体が直列に接続されていれば、どこに増設してもよいが(監視装置KAの上流や監視装置KBとKCの間等)、最下流の監視装置KNの更に下流側に監視装置を増設する場合、新たに最下流となった監視装置に操作手段を備えるとともに表示装置Mを接続すればよい。
以上の説明では、最下流の監視装置KNに操作手段を備え、監視装置KNの制御データ入力部CDinには何も接続されない例を説明したが、最下流の監視装置KNから操作手段を省略して、監視装置KNの制御データ入力部CDinに、別体で構成した操作ユニット(入力キーと入力結果を表示する表示機等を備えたユニット)を接続するようにしてもよい。この場合、全ての監視装置KA〜監視装置KNにおいて、記録装置を共通とすることができる。なお、最下流の更に下流側に増設した場合、新たに最下流となった監視装置に操作ユニットと表示装置Mを接続すればよい。
この場合、操作ユニットは、識別情報「a1」を含む指定情報を、監視装置KNの制御データ入力部CDinに出力し、監視装置KNは、受信した指定情報を制御データ出力部CDoutから出力する。以降、上記と同様に、最上流の監視装置KAまで、順次、識別情報が伝送される。
この場合、操作ユニットは、識別情報「a1」を含む指定情報を、監視装置KNの制御データ入力部CDinに出力し、監視装置KNは、受信した指定情報を制御データ出力部CDoutから出力する。以降、上記と同様に、最上流の監視装置KAまで、順次、識別情報が伝送される。
また、同一の監視装置であれば、上記の操作手段または操作ユニットから、複数の撮像装置を指定して、表示装置Mにて複数の撮像装置からの画像データに基づいた映像を表示させることができる。
例えば、監視装置KBの撮像装置b1〜b4による映像を表示装置Mに表示させたい場合、識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」を指定(入力)する。監視装置の各々にて順次伝送される指定情報には、識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」が含まれている。
そして、指定情報に含まれている複数の識別情報の各々(識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」)が記憶または設定されている監視装置KB(識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」の各々に対応する撮像装置b1〜b4が接続されている監視装置KB)の制御手段10は、識別情報「b1」〜「b4」に対応する撮像装置b1〜b4から入力される画像データ、あるいは記憶手段に記憶(記録)されている画像データの中から撮像装置b1〜b4に対応する画像データを読み出して、映像信号変換手段40に出力する。この場合、映像信号変換手段40は、各撮像装置の画像データに基づいた映像を、表示装置Mにおける異なる領域にそれぞれが表示されるように(この場合、例えば4分割画面にて撮像装置b1〜b4の4つの映像を表示)映像信号に変換する。以降は、識別情報が1個の場合と同様であるので説明を省略する。
例えば、監視装置KBの撮像装置b1〜b4による映像を表示装置Mに表示させたい場合、識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」を指定(入力)する。監視装置の各々にて順次伝送される指定情報には、識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」が含まれている。
そして、指定情報に含まれている複数の識別情報の各々(識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」)が記憶または設定されている監視装置KB(識別情報「b1」「b2」「b3」「b4」の各々に対応する撮像装置b1〜b4が接続されている監視装置KB)の制御手段10は、識別情報「b1」〜「b4」に対応する撮像装置b1〜b4から入力される画像データ、あるいは記憶手段に記憶(記録)されている画像データの中から撮像装置b1〜b4に対応する画像データを読み出して、映像信号変換手段40に出力する。この場合、映像信号変換手段40は、各撮像装置の画像データに基づいた映像を、表示装置Mにおける異なる領域にそれぞれが表示されるように(この場合、例えば4分割画面にて撮像装置b1〜b4の4つの映像を表示)映像信号に変換する。以降は、識別情報が1個の場合と同様であるので説明を省略する。
以上、本実施の形態にて説明した監視システム1では、最上流の更に上流側、最下流の更に下流側、直列接続の途中、いかなる位置に監視装置を増設しても、増設した監視装置を映像用接続線LAと制御用接続線LDにて、全ての監視装置が直列接続となるように接続すればよいので、長い敷線を必要とせず、敷線設備を簡略化できるとともに増設が容易である。
また、映像用接続線LA、及び制御用接続線LDにて伝送するデータ量を増加させることなく、接続する監視装置の数を増加させることができるので、監視装置の増設が更に容易である。
また、映像用接続線LA、及び制御用接続線LDにて伝送するデータ量を増加させることなく、接続する監視装置の数を増加させることができるので、監視装置の増設が更に容易である。
本発明の監視システム1は、本実施の形態で説明した外観、構成、動作等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態の説明では、撮像装置と記録装置を別体として監視装置を構成したが、撮像装置と記録装置を一体化した監視装置を構成してもよい。
また、本実施の形態の説明では、撮像装置と記録装置を別体として監視装置を構成したが、撮像装置と記録装置を一体化した監視装置を構成してもよい。
1 監視システム
a1〜a4、b1〜b4、c1〜c4、n1〜n4 撮像装置
A〜N 記録装置
KA〜KN 監視装置
EAin 映像信号入力部
EAout 映像信号出力部
CDin 制御データ入力部
CDout 制御データ出力部
10 制御手段(CPU)
20 スイッチャ
30 記憶手段
40 映像信号変換手段
50 操作手段
LA 映像用接続線
LD 制御用接続線
M 表示装置
W 受信装置
a1〜a4、b1〜b4、c1〜c4、n1〜n4 撮像装置
A〜N 記録装置
KA〜KN 監視装置
EAin 映像信号入力部
EAout 映像信号出力部
CDin 制御データ入力部
CDout 制御データ出力部
10 制御手段(CPU)
20 スイッチャ
30 記憶手段
40 映像信号変換手段
50 操作手段
LA 映像用接続線
LD 制御用接続線
M 表示装置
W 受信装置
Claims (3)
- 撮像により得られた画像データを次々と出力する撮像装置と、前記撮像装置が単数または複数接続されて前記画像データを記録する記録装置にて構成された監視装置を複数備えた監視システムであって、
更に、前記画像データから変換した映像信号が入力されると入力された前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置を備え、
前記監視装置の各々は、前記映像信号が入力される映像信号入力部と、前記映像信号を出力する映像信号出力部と、制御データが入力される制御データ入力部と、前記制御データを出力する制御データ出力部とを備え、一方の末端側を示す上流側の監視装置から他方の末端側を示す下流側の監視装置に向けて、映像用接続線と制御用接続線にて直列に接続されており、
前記映像用接続線は、上流側の監視装置の前記映像信号出力部から1段下流側の監視装置の前記映像信号入力部へと、順次、接続されており、
前記制御用接続線は、下流側の監視装置の前記制御データ出力部から1段上流側の監視装置の前記制御データ入力部へと、順次、接続されており、
最下流の監視装置の前記映像信号出力部には、前記表示装置が接続され、
最下流の監視装置は、前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置を指定可能な操作手段を備えており、前記操作手段から撮像装置が指定されると、指定された撮像装置を特定する識別情報を含む指定情報を、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して1段上流側の監視装置に送信し、
前記監視装置の各々は、1段下流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信することで、順次、最上流の監視装置まで前記指定情報を送信し、
前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されている監視装置は、当該撮像装置が撮像した画像データ、または当該撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力し、
前記指定情報に含まれている識別情報に対応する撮像装置が接続されていない監視装置は、前記映像信号入力部から映像信号が入力されると、入力された映像信号を前記映像信号出力部から出力する、監視システム。 - 請求項1に記載の監視システムであって、
最下流の監視装置に操作手段を備える代わりに、最下流の監視装置の前記制御データ入力部に着脱可能な操作ユニットが接続されており、
前記操作ユニットは、前記表示装置に表示する映像に対応する前記撮像装置を指定可能であり、撮像装置が指定されると最下流の監視装置に前記指定情報を送信し、
最下流の監視装置は、前記操作ユニットから前記指定情報を受信すると、1段上流側の監視装置に接続された前記制御用接続線を介して前記指定情報を1段上流側の監視装置へ送信する、監視システム。 - 請求項1または2に記載の監視システムであって、
前記表示装置に表示する映像に対応する撮像装置の指定は、同一の監視装置に接続された複数の撮像装置を指定することが可能であり、
複数の撮像装置が指定された場合、
前記指定情報には、前記複数の撮像装置に対応する複数の識別情報が含まれており、
前記指定情報に含まれている複数の識別情報の各々に対応する複数の撮像装置が接続されている監視装置は、当該複数の撮像装置が撮像した画像データ、または当該複数の撮像装置が撮像して記録されている画像データを読み出して、各撮像装置の画像データに基づいた映像をそれぞれ異なる領域に表示する映像信号に変換して前記映像信号出力部から出力する、監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007051085A JP2008219223A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008219223A true JP2008219223A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39838777
Family Applications (1)
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JP2007051085A Pending JP2008219223A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 監視システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008219223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016028496A (ja) * | 2015-09-18 | 2016-02-25 | 株式会社ニコン | 電子機器 |
US10255491B2 (en) | 2010-11-19 | 2019-04-09 | Nikon Corporation | Guidance system, detection device, and position assessment device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04235488A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-08-24 | Sony Corp | 監視システム |
JP2005094130A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 監視装置および監視システム |
JP2007074621A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Toa Corp | 監視システムおよびその制御装置 |
-
2007
- 2007-03-01 JP JP2007051085A patent/JP2008219223A/ja active Pending
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