JP3092863U - テレビを用いた呼出し表示装置 - Google Patents

テレビを用いた呼出し表示装置

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JP3092863U
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JP
Japan
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signal
circuit
character
call
television
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JP2002005913U
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Inventor
保夫 高野
Original Assignee
有限会社マエコー電子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】来訪者がチャイムを押したことをより確実に認
知できるようにすると共に、専用モニター等を用いるこ
となく通常使用している一般的なテレビ受像器を用いる
ことで簡易かつ安価に構築可能とする。 【解決手段】来訪者側からの起動により呼出し信号を発
生させるチャイム部2と、チャイム部からの呼出し信号
を受けて呼出し文字のデータ信号を発生させる総合制御
回路10と、総合制御回路からのデータ信号を受けて呼
出し文字を認識し、映像信号処理回路12を介してテレ
ビ映像に重ねて表示させる文字スーパー表示回路11
と、からなる。また、映像信号処理回路からの信号を、
ビデオ装置4からTV6への映像信号供給回路に供給す
る。さらに、総合制御回路10は、呼出し文字のデータ
信号の送出と共に視認表示信号を送出し、視認表示信号
を受けて起動する視認表示部3を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、ドアや玄関口に取り付けたチャイム(「呼び鈴」)からの呼出し を、既存のテレビジョン受像機(以下、「テレビ」又は「TV」と略称。)に文 字情報として表示させて視覚認識させるテレビを用いた呼出し表示装置に関する 。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来のドアチャイムは、第1確認手段が聴覚である為、耳の不自由な人や耳の遠 いお年寄りには有効に機能していなかった。また、音源(チャイム)から遮断さ れた構造の部屋にいた場合、あるいは音楽やテレビの音量が大きい場合には、チ ャイムの音自体に気付かない事も多々あった。 また、チャイム音を聞き逃した場合などには、次のチャイム音を待つなどして応 対が遅れたり、反対にチャイム音が鳴ったと勘違いして無駄な行動を採ってしま う事もあった。
【0003】 ところで、最近ではこれらの不都合を解決する目的で、例えば、下記に示すモニ ター付の呼出し装置等では視覚による呼び出し確認が可能になってきている。
【0004】
【特許文献1】 特開平11−187133
【特許文献2】 特開2001−238203
【非特許文献1】 商品名:カラー玄関番(松下電工株式会社、2001年6月 1日発売プレスリリースhttp://www.mew.co.jp/press/0105/0105-12.htm)
【0005】 しかし、これらの装置も音が鳴ってからの視覚確認であり、第1確認手段は聴覚 になっている。加えて、これらの装置を設置するとなると専用モニター付機器等 の購入・工事などでコスト面からも高価になってしまうという問題があった。
【0006】
【目的】
そこで、本考案者は上記問題点に鑑み、聴覚障害者や耳の遠いお年寄り、呼出し 音源から遮断された部屋、あるいは音楽やテレビの音量が大きいなどのように、 呼び出し音が聞こえにくい場合であっても、来訪者がチャイム(呼び鈴)を押し たことをより確実に認知できるようにすると共に、専用モニター等を用いること なく通常使用している一般的なテレビ受像器を用いることで簡易かつ安価に構築 可能とした、新規な、テレビを用いた呼出し表示装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本願考案に係るテレビを用いた呼出し表示装置は以下 のように構成される。
【0008】 すなわち、来訪者側からの起動により呼出し信号を発生させるチャイム部(2 )と、チャイム部(2)からの該呼出し信号を受けて所定の呼出し文字のデータ 信号を発生させる総合制御回路(10)と、総合制御回路(10)からの該デー タ信号を受けて呼出し文字を認識し、映像信号処理回路(12)を介してテレビ 映像に重ねて表示させる文字スーパー表示回路(11)と、からなることを特徴 とする。
【0009】 また、映像信号処理回路(12)からの信号を、ビデオ装置からテレビへの映 像信号供給回路に供給したことを特徴とする。
【0010】 さらに、上記におけるテレビを用いた呼出し表示装置に加えて、総合制御回路 (10)は、呼出し文字のデータ信号の送出と共に、又は選択的に視認表示信号 を送出し、該視認表示信号を受けて起動する視認表示部(3)を備えたことを特 徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に本願考案に係るテレビを用いた呼出し表示装置の実施形態の具体例につ いて、図面に基づき詳細に説明する。図1は本実施形態例の全体構成図であり、 図2は本実施形態例のシステム詳細ブロック図であり、図3は本実施形態例の動 作フロー図である。
【0012】 本実施形態例のテレビを用いた呼出し表示装置(以下、「呼出し表示装置」と 省略。)は、総合制御回路10、文字スーパー表示回路11および映像信号処理 回路12を格納した本体部1、チャイム部2、および視認表示部3、とから主に 構成している。
【0013】 総合制御回路10は、後述するチャイム部2からの呼出し信号を検出して所定 の呼出し文字のデータ信号および視認表示信号を発生させるマイコン制御回路で あり、文字スーパー表示回路11は上記データ信号を検出して呼出し文字を認識 して次の映像信号処理回路12を介して視聴中のTV6の映像に重ねて表示させ る回路である。
【0014】 この映像信号処理回路12は文字スーパー表示回路11で認識した呼出し文字 を映像信号化し、視聴中のTV6の映像信号と同期させるための回路であり、映 像信号処理第1回路12a、映像信号処理第2回路12b、および映像信号処理 第3回路12cとから構成している。
【0015】 映像信号処理第1回路12aおよび映像信号処理第2回路12bには、外部の ビデオテープレコーダー、ビデオディスク等のテレビジョン映像の録画再生装置 (以下「ビデオ装置」と略称する。)として、TVチューナを備えたビデオ装置 4を接続しており、ビデオ装置4の映像出力側にはTV6を接続している。
【0016】 チャイム部2は、玄関先などの建物の室外に取り付けた呼出ボタン20を押すこ とで呼出し音と呼出し信号を発生させて、当該信号を総合制御回路10へ送出さ せるものである。
【0017】 視認表示部3は、総合制御回路10からの視認表示信号を検出してお知らせラ ンプ32を点灯、又は点滅させることにより在宅者へ視覚に訴える表示を行うも のである。
【0018】
【本実施形態の作用】
上記構成に基づく本実施形態の呼出し表示装置は以下のように作用する。 1. 回路接続は図2に示す通りである。 2. 装置の本体部1、TV6、ビデオ装置4がON状態で動作可能となる。本 実施形態例では、ビデオ装置4の内蔵チューナを利用してTV6にビデオ入力し ているので、ビデオ装置4の替わりにTVチューナ5を用いるようにしてもよい 。
【0019】 3. この状態では通常動作であるため、映像信号は映像信号処理第1回路12 a、映像信号処理第2回路12b、文字スーパー表示回路11、映像信号処理第 3回路12cの順番で各回路部をスルー(回路処理の影響を受けることなくその ままの信号を素通りさせること。)で通り出力される。また、音声信号は、音声 回路13の回路部を同じくスルーで通り出力される。よって、テレビ画面と音声 は、普通に見ることが出来る。
【0020】 4. 3の状態で来訪者が呼出ボタン20を押すと、チャイム部2に電源が供給 されチャイムが鳴る。 5. 4の動作と同時に信号送出回路21にも電源が供給され、本体部1へ呼出 し信号を送出する。 6. 送出された呼出し信号は、総合制御回路10で内部のマイコンによって処 理された後、文字表示信号を文字スーパー表示回路11へ送出する。 7. 文字表示信号を受けた文字スーパー表示回路11は認識後、映像信号処理 第1回路12aにおいて電圧レベルの調整された映像信号を、映像信号処理第2 回路12bにおいて増幅し、その処理された映像信号に文字を重ねて出力し、映 像信号処理第3回路12cにおいて再調整してTV6に送られる。
【0021】 これにより、現在放映中のTV6の画面に所定の大きさと位置に文字が重なって 映し出される(通称、「スーパーインポーズ」と称する。)。また、重ねて映し 出された文字は、総合制御回路10にて決められた時間の間表示される。尚、連 続されて呼出ボタン20が押された場合は、表示したまま保持し最後に押された 時から一定時間後に消えるようにしている。 8. 7の動作と同時進行で、総合制御回路10より別系統の視認表示信号が送 出される。
【0022】 9. 送出された視認表示信号により、視認表示部3内の信号処理回路30はラ ンプ点灯回路31に電源を供給する。電源が供給されると総合制御回路10にて コントロールされたある一定時間の間隔で、ランプ32を点滅させる。なお、本 実施形態では呼出ボタン20を1回押すと3回点滅するようにしているが、点滅 間隔や点滅回数は変更可能である。また、ランプ32もスーパーインポーズ同様 、連続されて呼出ボタン20が押された場合は、点滅動作を繰り返し、最後に押 された時点から3回点滅して消灯させるようにしているが、適宜変更可能である 。
【0023】
【他の実施形態の可能性】
本願考案の技術内容を用いることで、テレビを用いた呼出し表示装置だけでなく 、「病院薬局の待合室での番号表示」、「家庭内でのアラーム表示」、「駅待合 室の次発情報表示」などの種々の用途に使うことが可能であると考えられる。
【0024】
【効果】
以上述べたように本願考案のテレビを用いた呼出し表示装置によれば、来訪者 が、ボタンを押すと呼出し音と同時に自宅の放送受信用テレビの放送画面上に文 字を重ねて表示(インポーズ)することができるため、仮に呼び鈴が聞こえなく てもテレビ画面上で呼出しを確認出来る。第1確認手段を目・耳の双方あるいは 一方としたことから、来訪者を必要以上に待たせたり、呼出し有無の勘違いを無 くすことができると同時に、聴覚障害者や特に耳の遠いお年寄りにとってありが ちな誤認をなくせるようになる。
【0025】 また、TVへの呼出し文字の表示と同時に視認表示部を点灯・点滅させることで テレビが消えていても視覚判断出来ることに加えて、視認表示部をテレビのある 部屋とは別の部屋に設置すればテレビのない部屋でも視覚で来訪者の有無が確認 出来る。
【0026】 さらに、本願考案における特筆すべき効果としては、既存のテレビを使う事から 、取り付けも容易で、視覚確認出来るテレビを用いた呼出し表示装置としては、 コスト面でかなり低く抑えることが可能である。さらに、1日の中で長い時間を 過ごすと思われるテレビのある部屋(居間等)において、来訪者の有無が確認出 来る事から確実に来訪者の確認ができるから、その効果は顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態例の全体構成図である。
【図2】 本実施形態例のシステム詳細ブロック図であ
る。
【図3】 本実施形態例の動作フロー図である。
【符号の説明】
1 本体部 10 総合制御回路 11 文字スーパー表示回路 12 映像信号処理回路 12a 映像信号処理第1回路 12b 映像信号処理第2回路 12c 映像信号処理第3回路 13 音声回路 2 チャイム部 20 呼出ボタン 21 信号送出回路 3 視認表示部 30 信号処理回路 31 ランプ点灯回路 32 ランプ 4 ビデオ装置 5 TVチューナ 6 TV

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】来訪者側からの起動により呼出し信号を発
    生させるチャイム部(2)と、チャイム部(2)からの
    該呼出し信号を受けて所定の呼出し文字のデータ信号を
    発生させる総合制御回路(10)と、 総合制御回路(10)からの該データ信号を受けて呼出
    し文字を認識し、映像信号処理回路(12)を介してテ
    レビ映像に重ねて表示させる文字スーパー表示回路(1
    1)と、からなることを特徴とするテレビを用いた呼出
    し表示装置。
  2. 【請求項2】映像信号処理回路(12)からの信号を、
    ビデオ装置からテレビへの映像信号供給回路に供給した
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビを用いた呼出し
    表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1、又は2記載のテレビを用いた呼
    出し表示装置に加えて、 総合制御回路(10)は、呼出し文字のデータ信号の送
    出と共に、又は選択的に視認表示信号を送出し、 該視認表示信号を受けて起動する視認表示部(3)を備
    えたことを特徴とするテレビを用いた呼出し表示装置。
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