JP2001148848A - ページングシステム - Google Patents

ページングシステム

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JP2001148848A
JP2001148848A JP33005499A JP33005499A JP2001148848A JP 2001148848 A JP2001148848 A JP 2001148848A JP 33005499 A JP33005499 A JP 33005499A JP 33005499 A JP33005499 A JP 33005499A JP 2001148848 A JP2001148848 A JP 2001148848A
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JP
Japan
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intercom
emergency
voice
paging system
image
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Application number
JP33005499A
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English (en)
Inventor
Kimitaka Furuya
公貴 古屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施設内の監視及び非常事態の発生に対し、施設
内の何処からでも非常事態を把握し、非常発生場所とイ
ンターホンとの間の相互対話により速やかに行動しうる
ページングシステムを提供する。 【解決手段】複数のエリアに設置された複数の撮像手段
a 215〜n 218、拡声手段a 219〜n 2
22、音声入力手段a 228〜n 231からなる遠
隔情報伝達手段と、撮像手段からの映像を表示する表示
手段a 205〜n 208と音声入力手段a 228
〜n 231からの音声を発音し拡声手段a 219〜
n 222に対する音声を入力する音声入出力手段22
7とを備えた複数のインターホン手段a 201〜n
204とを具備し、そのインターホン手段により音声及
び映像でエリア内の状況を把握し、音声により指示する
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常放送などを行
う放送システムと監視システムとインターホン機能を有
する連絡システムとを一体にした、学校・病院・複合ビ
ル等大きな施設内で拡声連絡及び監視を行うページング
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の非常放送や拡声連絡及び
監視システムが複合したシステムとしては、図4に示す
ようなものがあった。図4において、火災報知器106
を中心として、防災アンプ架105と監視カメラ架10
7がシステム化され、火災発生等の非常事態が発生した
時は火災報知器106からの信号による一斉放送で、構
内に設置された複数のスピーカa 101〜n 104
により、館内あるいは構内の各エリアに放送を行うと同
時に、監視カメラのカメラa 108〜n−111を用
いて館内及び各エリアの状況の監視を行い、避難誘導が
適切に行われたかをモニター112で確認することによ
り、非常事態に対応することができる防災システムを構
成している。
【0003】このような防災システムでは、非常時以外
に、防災アンプ架が館内放送や、BGMの放送等で拡声
サービスを行い、監視カメラは館内の監視ポイントを撮
像し、カメラ映像を固定し、手動でシーケンシャルに撮
像して、安全やその他の確認業務を行うようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の拡声や映像により非常放送を行う防災システムにお
いては、大きな各エリアを映像で監視できるのは、各装
置が置いてある監視センターのみ、あるいは同軸ケーブ
ルで延長した場所等に限定されていた。また非常事態が
発生した場所は分かるものの、非常放送のボタンを押し
ただけでは、非常事態が発生した場所の状況、あるいは
非常事態が発生した近傍の状況は分からないという問題
があった。
【0005】さらに、従来のインターホンシステムと拡
声システム及び監視システムは、それぞれ独立した単機
能システムとして装備されており、他のシステムを相互
に補間して総合システムとして機能を拡充するという方
式は考慮されていないという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、施設内の監視及び非常事態の発生に
対し、施設内の何処からでも非常事態を把握し、それに
対してフレキシブルに対応するとともに、非常発生場所
とインターホンとの間の相互対話により速やかに行動し
うるようにしたページングシステムを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明におけるページン
グシステムは、複数のエリアに設置された複数の撮像手
段、拡声手段及び音声入力手段からなる複数の遠隔情報
伝達手段と、前記撮像手段からの映像を表示する表示手
段と前記音声入力手段からの音声を発音し前記拡声手段
に対する音声を入力する音声入出力手段とを備えた複数
のインターホン手段とを具備し、前記インターホン手段
により前記エリア内の状況を把握し、音声により指示す
るという構成を有している。この構成により、複数の拡
声手段と撮像手段の複合システムに対しインターホン手
段を追加することにより、施設内の何処からでも施設内
の監視及び放送をフレキシブルに行うことができるとと
もに、監視場所とインターホンとの間の相互対話により
速やかに行動しうることとなる。
【0008】本発明におけるページングシステムは、前
記インターホン手段に前記複数の遠隔情報伝達手段の何
れかを選択する選択手段を備え、前記選択手段により選
択した撮像手段からの映像を前記インターホン手段の表
示手段に表示し、前記選択手段により選択した拡声手段
において前記音声入出力手段からの音声を拡声するとい
う構成を有している。この構成により、インターホン手
段に撮像手段及び拡声手段を選択する選択手段を備える
ことにより、インターホン手段の操作者が希望するエリ
アの撮像手段からの映像を表示し、操作者が希望するエ
リアの拡声手段に対しインターホン手段からの音声を拡
声しうることとなる。
【0009】本発明におけるページングシステムは、非
常事態が発生したエリアの撮像手段からの映像は前記複
数のインターホン手段の表示手段に伝送され、表示する
という構成を有している。この構成により、非常事態が
発生したエリアの映像を複数のインターホン手段に表示
するようにしたことにより、何処にいても直ちに対応す
ることができることとなる。
【0010】本発明におけるページングシステムは、前
記非常事態が発生したエリアの撮像手段からの映像を前
記表示手段に表示し、前記選択手段により前記非常事態
が発生したエリアの拡声手段を指定して音声を送り、拡
声するという構成を有している。この構成により、非常
事態が発生したエリアの撮像手段してそこからの映像を
表示し、非常事態が発生したエリアの拡声手段を指定し
て音声を送り拡声するようにしたことにより、非常事態
に即した指示を与えることができることとなる。
【0011】本発明におけるページングシステムは、前
記撮像手段が前記音声入力手段を内蔵し、前記インター
ホン手段が前記表示手段に表示される映像を見ながら、
前記内蔵する音声入力手段と前記拡声手段とにより相互
に通話するという構成を有している。この構成により、
インターホン手段の表示手段に表示される映像を見なが
ら撮像手段に内蔵する音声入力手段と相互通話するよう
にしたことにより、非常事態が発生したエリアに対応し
て、即避難誘導しうることとなる。
【0012】本発明におけるページングシステムは、前
記ページングシステムに非常防災装置を備え、前記非常
防災装置が非常事態の発生を感知すると、前記インター
ホン手段が前記ページングシステムの全ての前記拡声手
段に対し自動的に非常放送するという構成を有してい
る。この構成により、非常防災装置が非常事態の発生を
感知すると、インターホン手段が構内全エリアの拡声手
段に対し自動的に非常放送するようにしたことにより、
何処にいても非常事態の発生を感知して、相互通話によ
りそれに対処することができることとなる。
【0013】本発明におけるページング方法は、複数の
撮像手段、拡声手段及び音声入力手段を複数のエリアに
設置し、複数のインターホン手段の表示手段に対し前記
撮像手段からの映像を表示し、前記インターホン手段か
らの音声を前記拡声手段で発音する各工程を有し、前記
インターホン手段により非常発生場所の状況を把握し、
音声により避難誘導を指示するという構成を有してい
る。この構成により、複数の拡声手段及び撮像手段の複
合システムに対しインターホン手段を追加することによ
り、施設内の何処からでも施設内の監視及び放送をフレ
キシブルに行うことができるとともに、非常発生場所の
状況を正確に把握し、非常発生場所とインターホンとの
間の相互対話により速やかに避難誘導させうることとな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づき、本
発明の一実施の形態を詳細に説明する。まず、図1を参
照して、本発明の一実施の形態におけるページングシス
テムの構成を説明する。図1において、本発明の一実施
の形態におけるページングシステムは、電話回線に使用
される通称ツイスト線と呼称されるツイスト線224に
より、画像や音声とデータを伝送する複数の相互通話形
式のインターホンa 201〜n 204を制御ユニッ
ト209により接続・切替・伝送するようにしたインタ
ーホンシステムと、複数のスピーカ(拡声手段)a 2
19〜n 222を備え、非常放送規格による防災アン
プ架214の機能で放送を行う拡声システムと、施設内
の監視を行う複数のカメラ(撮像手段)a 215〜n
218を制御するカメラ制御ユニット213とを一体
のシステムとしたものである。なお、このカメラa 2
15〜n 218には、それぞれマイク(音声入力手
段)a228〜n 231が備えられ、スピーカa 2
19〜n 222とカメラa215〜n 218とマイ
クa 228〜n 231とにより遠隔情報伝達手段を
構成する。
【0015】本発明の一実施の形態におけるページング
システムは、このような構成にして、学校、病院、会
社、複合ビル、ホテル、旅館等のあらゆる人が集まる建
築、施設に対して設置することにより、施設内における
相互のコミュニケーション、放送、監視を総合的に行う
ことができる。
【0016】また、インターホン装置のインターホンa
201〜n 204は構内の要所に置かれ、例えば学
校であれば校長室、教職員室、放送室、宿直室、教室等
に設置され、各インターホンa 201〜n 204は
交換機に相当する制御ユニット209に接続されて、イ
ンターホンa 201〜n 204間で音声による会話
を行うことができる。
【0017】同時に、制御ユニット209からツイスト
線210を介してカメラ制御ユニット213を制御して
複数のカメラa 215〜n 218に選択接続するこ
とができ、インターホンa 201〜n 204に装置
されているモニタ(表示手段)a 205〜n 208
により任意のカメラa 215〜n 218の映像を選
択して見ることができる。
【0018】以上説明したように、本発明の一実施の形
態におけるページングシステムは、拡声システム及び監
視システムに対しインターホンシステムを接続して、監
視センターのみでなく、各インターホンから監視エリア
を監視し誘導するようにしたことにより、他のシステム
機能を相互に補間し利用する総合システムとして機能を
拡充するようにしたものである。
【0019】次に、本発明の一実施の形態におけるペー
ジングシステムの機能の1つについて説明する。本発明
の一実施の形態におけるページングシステムは、インタ
ーホンa 201〜n 204(以下、インターホンa
201で代表する)はページングユニット212の制
御によりカメラa 215〜n 218(以下、カメラ
a 215で代表する)からの画像を選択して、インタ
ーホンa 201に装置されているかあるいはインター
ホンa 201に接続されているモニタa 205〜n
208(以下、モニタa 205で代表する)により
監視する。モニタ画像を確認後、インターホンa 20
1〜からの音声をページング機能により、構内に設置さ
れている任意のスピーカa 219〜n 222(以
下、スピーカa 219で代表する)に対し、あるいは
全部のスピーカa 219に対して放送することができ
る。
【0020】具体的には、モニタa 205の監視映像
を見て、あるいは任意に、インターホンa 201から
拡声エリア内のスピーカa 219により拡声したい時
は、例えばインターホンa 201からスピーカa 2
19をダイヤル(選択手段)226で指定すると、制御
ユニット209がページングライン211からページン
グユニット212を介してスピーカa 219に接続
し、インターホンa 201のハンドセット(音声入出
力手段)227からスピーカa 219に音声を送り、
拡声をすることができる。
【0021】さらに、火災等の非常事態が発生した場合
は、従来の非常放送の放送形態に加えて、火災位置の状
況をカメラ制御ユニット213で選択すれば、監視セン
ターのモニター223でその画像を監視できると同時
に、インターホンa 201のモニタa 205でもそ
の映像を見ることができ、非常事態を確認することがで
きる。
【0022】さらに、非常事態の発生場所にインターホ
ンa 201が配置されていたとすると、インターホン
a 201のハンドセット227で、ページングユニッ
ト212経由により、非常事態の発生場所から避難誘導
の拡声放送をすることができ、監視センター管理者に対
しても適切な手を打つ報告が可能である。
【0023】次に、本発明の一実施の形態におけるペー
ジングシステムの他の機能について説明する。本発明の
一実施の形態におけるページングシステムは、他の機能
として、インターホン機能、放送機能、監視カメラ機能
を総合的に結合して総合システムとして機能するもので
あり、複数のインターホンa 201〜n 204は構
内に設置された複数の監視用カメラa 215〜n 2
18や複数のスピーカa 219とシステム的に機能す
るよう構成する。
【0024】具体的には、インターホンa 201から
カメラa 215の映像をとるには、インターホンa
201からカメラa 215のアドレス、すなわち電話
番号をインターホンa 201のダイヤル226からダ
イヤルすると、ダイヤル信号は制御ユニット209にお
いて電話でいう外線を選択し、ツイスト線210を経由
してカメラ制御ユニット213に入力し、インターホン
a 201のダイヤル226で指定したカメラa 21
5に接続される。
【0025】カメラa 215の映像は、ダイヤル22
6により接続された回線を通り、カメラ制御ユニット2
13を経由して送られるが、インターホンa 201は
ツイスト線で画像伝送または画像処理できるように、映
像の伝送帯域を通常の6MHzから、H.261、H.
263、MPEG−2、MPEG−4、GIF等の現存
する帯域圧縮方式から将来採用されるであろう新たな帯
域圧縮方式をも含めた方式を用いて、数10KHz乃至
1MHz程度の圧縮画像に変換して、制御ユニット20
9からインターホンa 201のモニターa 205に
対しカメラa215の監視映像として伝送される。
【0026】次に、本発明の一実施の形態におけるペー
ジングシステムのさらに他の機能について説明する。本
発明の一実施の形態におけるページングシステムは、さ
らに他の機能として、火災が発生した場合の機能につい
て説明する。火災報知器(非常防災装置)225が作動
して非常モードとなり、例えば、カメラc 217の地
点が非常発呼地点とすると、その映像がカメラ制御ユニ
ット213により自動選択されて、モニタ223にカメ
ラc 217の映像が出力されるとともに、ツイスト線
210を選択してその映像信号を出力し、制御ユニット
209に入力させる。
【0027】前述のツイスト線210を通る信号には、
映像と同時に、制御ユニット209は火災報知の信号で
ある非常信号として火災報知信号を受信すると、接続さ
れている全てのインターホンa 201〜n 204に
放送型モードで映像を送信する。全てのインターホンa
201〜n 204のモニタa 205〜n 208
にはカメラc 217の映像が表示され、その非常場所
の映像を見て、安全に行動を起こすことができる。
【0028】以上説明したページングシステムでは、火
災発生場所の映像はすべてのインターホンに送信される
が、ハンドセットを取り上げたインターホンのモニタの
みが火災発生場所のカメラの映像を見ることができるよ
うにするページングシステムも本発明の中に含まれる。
【0029】以上説明したように、本発明の一実施の形
態におけるページングシステムは、火災あるいは緊急事
態発生時におけるカメラの映像をインターホンに対し自
動的に接続する機能を有し、それによって緊急事態の発
生に対し迅速に警報し、対応することができる。
【0030】次に、本発明の一実施の形態におけるペー
ジングシステムのさらに他の機能について説明する。本
発明の一実施の形態におけるページングシステムは、さ
らに他の機能として、緊急事態の発生エリアを指定して
通話し、避難誘導を可能にしたものである。例えば、構
内の状況によっては、火災現場の近くにインターホンa
201があり、そのインターホンa 201で避難誘
導をしたり、あるいはインターホンa 201のモニタ
ーa 205から映像を見ながら、責任者あるいは避難
誘導の専門家が誘導するような場合に本ページングシス
テムはその価値を発揮する。
【0031】すなわち、非常放送の規格によると、通常
10m平方に1個のスピーカを配置することになってい
るので、スピーカにページングシステムとしてのアドレ
スをつけるか、フロアをグループ化するか、階層ごと
か、全体かの選択をインターホンのダイヤルにより選択
できるように構成すれば、非常の場合の避難誘導を安全
に実行できるページングシステムが得られる。
【0032】例えば、カメラーc 217の監視エリア
で火災報知器225が動作して避難誘導が必要になる
と、前述のように、カメラc 217の映像が各インタ
ーホンa 201に伝送されるので、各インターホンa
201はその映像を見て場所を特定することができ
る。その特定された場所にインターホン−a 201か
らダイヤルして放送するには、ハンドセット227を取
り上げてダイヤル226によりスピーカc 221のア
ドレスをダイヤルすると、制御ユニット209からペー
ジングライン211を経由して、ページングユニット2
12によりスピーカc 221に接続して、ハンドセッ
ト227の音声が拡声される。
【0033】以上説明したように、本発明の一実施の形
態におけるページングシステムは、スピーカ1個をアド
レス指定できるので、緊急時のパニック状態を構内全体
に広げることなく、緊急避難を必要とするエリアを指定
して、そのエリアのスピーカにより避難誘導を行い、順
次拡声の範囲を広げるか、避難路だけに限定するかをイ
ンターホンのダイヤルにより選択することができる。
【0034】次に、図1及び図2を参照して、本発明の
一実施の形態におけるページングシステムのさらに他の
機能について説明する。本発明の一実施の形態における
ページングシステムは、さらに他の機能として、マイク
付きカメラ(マイクとカメラを別体として配置してもよ
い)からの映像及び音声をインターホンに送り、インタ
ーホンがそのカメラをアドレス指定してそのエリアのス
ピーカから拡声することにより、相互に通話しながら避
難誘導するようにしたものである。
【0035】図2において、1つの監視エリアにマイク
(音声入力手段)308が装備されたカメラ302が一
定の撮像範囲306を撮像できるよう移動可能に回転台
304に取り付けられ、また、同じ監視エリアの一定の
拡声範囲307をカバーしうるようにスピーカ305が
取り付けられる。そして、カメラ302は図1に示すカ
メラ制御ユニット213に接続され、スピーカ305は
図1に示す防災アンプ架214に接続される。本発明の
一実施の形態におけるページングシステムによると、こ
のように、マイク308が装備されたカメラ302及び
スピーカ305は、それぞれカメラ制御ユニット213
及び防災アンプ架214を介してインターホンa 20
1〜n 204に接続される。
【0036】次に、図2を参照して、本発明の一実施の
形態におけるページングシステムのインターホンa 2
01により避難誘導する動作について説明する。今、火
災報知器225が作動して構内のあるエリアに事故が発
生したことを知らせ、また、病院内のように動けない人
や、あるいは介護が必要な人が多い環境で事故が発生し
たような場合には、図2に示すような事故現場の状況を
早く知りそれに対応して行動するために、インターホン
a 201と事故現場にあるスピーカ305及び監視カ
メラ302に装置したマイク303とにより連絡を取り
合えるようにした。
【0037】まず、インターホンA 201が事故発生
場所のマイク303、カメラ302または火災報知器2
25から事故発生の情報を受けると、インターホンA
201のダイヤル226から事故発生場所のカメラ番号
をダイヤルすることにより、カメラ番号が制御ユニット
209からツイスト線210を通りカメラ制御ユニット
213を経てカメラ302を指定する。指定されたカメ
ラ302の映像とマイク303で集音された音声はイン
ターホンa 201に伝送され、映像はモニタa 20
5に表示され、音声はハンドセット227に伝送され
る。一方、インターホンA 201のダイヤル226か
らスピーカ305のダイヤル番号をダイヤルすると、ハ
ンドセット227からの音声がページングライン211
を経由して、ページングユニット212によりスピーカ
305に接続して、スピーカ305からハンドセット2
27の音声を出力する。
【0038】以上説明したように、インターホンa 2
01はカメラ302及びマイク303の信号の受信し、
スピーカ305に対しハンドセット227からの音声を
送信して拡声することができる。そのため、事故発生場
所において、スピーカ305からの問い合わせや避難誘
導に対して応答308したり、避難する人の避難301
の状況を把握するため、マイク303が集音し及びカメ
ラ302が撮像してインターホンa 201に送信する
ことができる。
【0039】このように、火災発生場所あるいは連絡が
必要な場所においては、インターホンとカメラ及びマイ
クによる相互通話により状況を把握して、インターホン
から適切に誘導することができる。
【0040】次に、図1を参照して、本発明の一実施の
形態におけるページングシステムの火災報知器が作動し
たときの動作方法について説明する。例えば、火災報知
器225またはその他の警報装置により非常事態の発生
が警報されたときに、避難誘導等の放送を各放送装置の
置いてある監視センターからでは状況もわからずに放送
して誘導を誤ることもある。
【0041】そのような状況において、火災報知器(非
常防災装置)225からの非常信号を受けた制御ユニッ
ト209はページングライン211を経由してページン
グユニット212を制御し、複数のインターホンa 2
01のいずれのハンドセット227からでも、すべての
スピーカa 219に対して拡声放送できるように緊急
時の対応ができるようにした。
【0042】次に、図3のフローチャートを参照して、
本発明の一実施の形態におけるページングシステムの動
作の一例を説明する。まず、ステップ401乃至ステッ
プ406により通常動作フローを説明する。ステップ4
01において、カメラ制御ユニット213のカメラa
215により通常監視を行い、ステップ402におい
て、インターホンa 201からカメラ番号をダイヤル
し、ステップ403において、制御ユニット209から
カメラ制御ユニット213に接続して、カメラa215
の映像をインターホンa 201に伝送する。
【0043】ステップ404において、インターホンa
201のモニタa 205によりa 215の映像を
見て、ページングにより拡声する場合は、希望するスピ
ーカ番号にダイヤルして、ハンドセット227から放送
する。ステップ405において、インターホンa 20
1間で連絡の必要がある場合は、制御ユニット209を
介して行う。ステップ406において、監視用のカメラ
a 215及びスピーカa 219とも単独にて通常動
作を行う。
【0044】次に、ステップ408乃至ステップ412
により火災報知器が作動した状態でのページングシステ
ムの動作を説明する。ステップ407において火災報知
器が作動すると、ステップ408において、火災報知器
信号が制御ユニット209を緊急モードにして、事故現
場近くの映像をすべてのインターホンa 201のモニ
タa 205に表示する。ステップ409において、イ
ンターホンa 201により事故現場あるいは監視エリ
アを選択し、ページングユニット212からスピーカa
219に接続してハンドセット227により放送を行
う。ステップ410において、センター装置とともに、
インターホンa 201のモニタa 205を見ながら
避難、誘導を行う。
【0045】事故現場に対しあるいは避難、誘導の指示
をするための一方法として、ステップ411において、
インターホンa 201に接続したカメラa 215か
らの映像を見及びマイクa 228からの音声を聞きな
がら、インターホンa 201から事故現場及びその近
傍の選択したスピーカa 219を利用して相互に通話
する。ステップ412において、避難現場と相互に通話
しながら避難誘導を実行する。
【0046】次に、図1を参照して、本発明の一実施の
形態におけるページングシステムのその他の動作例につ
いて説明する。インターホンa 201は制御ユニット
209に接続され、インターホンa201のダイヤル2
26により他のインターホンa 201を指定すると、
指定したインターホンa 202とそれぞれのハンドセ
ット227とにより会話することができる。
【0047】インターホンa 201のハンドセット2
27によりページング動作をしたいときの動作例として
は、ハンドセット227を取り上げて、ダイヤル226
により指定のスピーカa219をダイヤルすると、ツイ
スト線224から制御ユニット209を介してページン
グライン211に接続し、ページングユニット212に
よりスピーカa219に接続した後、ハンドセット22
7により拡声放送することができる。
【0048】インターホンa 201からカメラ映像を
観るときは、ハンドセット227を取り上げて、カメラ
a 215をダイヤルすると、ツイスト線210を通
り、制御ユニット209からツイスト線210を介して
カメラ制御ユニット213に接続され、そこからカメラ
a 215に接続される。カメラa 215に接続され
ると、カメラ映像が同軸ケーブル232によりカメラ制
御ユニット213に送られて画像圧縮処理され、ツイス
ト線210、制御ユニット209、ツイスト線224を
介してインターホンa 201により映像信号に変換さ
れてモニタa 205に表示される。
【0049】構内に火災が発生すると、火災報知器22
5が作動し、防災アンプ架214を動作させ、防災アン
プ架214に接続されている複数のスピーカa 219
に対して拡声動作を行う。同時に、制御ユニット209
に緊急状態信号を送り、カメラ制御ユニット213に接
続されている複数のカメラa 215のうち火災現場に
近いカメラa 215の映像信号がモニタ223に表示
され、カメラ制御ユニット213からインターホンa
201に伝送され、そのモニタa 205に表示され
る。
【0050】図2を参照して、安全を確認しながら避難
誘導の行う動作を説明する。構内の天井に装置されたス
ピーカ305及びカメラ302と、カメラ302に内臓
されたマイク303は、カメラ制御ユニット213に接
続されたツイスト線210と、防災アンプ架214に接
続されたページングライン211とにより、防災アンプ
架214、モニタ223及びカメラ制御ユニット213
からなるセンター装置に接続される。インターホンa
201あるいはセンター装置からの接続により、避難3
01の状態をカメラ302の撮像範囲306を撮影して
取得し、スピーカ305により拡声範囲307を拡声
し、避難301からの応答308をマイク303により
集音して映像信号とともにインターホンa 201ある
いはセンター装置に送信する。
【0051】
【発明の効果】本発明におけるページングシステムは、
上記のように構成され、特に、非常放送や拡声連絡する
手段と現場を撮像する撮像手段の複合システムに対し画
像処理機能を有するインターホン手段を追加することに
より、施設内の監視及び非常事態の発生に対し施設内の
何処からでも、インターホン手段により監視場所の映像
を観ることができ、監視エリアに対し音声放送できると
ともに、非常発生場所とインターホン手段との間の相互
対話により速やかに行動し、迅速に避難誘導させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるページングシス
テムの構成を示す説明図、
【図2】本発明の一実施の形態におけるページングシス
テムにより避難誘導を行う場合の説明図、
【図3】本発明の一実施の形態におけるページングシス
テムの動作を示すフローチャート、
【図4】従来の防災システムの構成を示す図。
【符号の説明】
101、219 スピーカa 102、220 スピーカb 103、221 スピーカc 104、222 スピーカn 105 防災アンプ架 106、225 火災報知器 107 監視カメラ架 108、215 カメラa 109、216 カメラb 110、217 カメラc 111、218 カメラn 112、223 モニタ 201 インターホンa 202 インターホンb 203 インターホンc 204 インターホンn 205 モニタa 206 モニタb 207 モニタc 208 モニタn 209 制御ユニット 210、224 ツイスト線 211 ページングライン 212 ページングユニット 213 カメラ制御ユニット 214、310 防災アンプ架 226 ダイヤル 227 ハンドセット 228 マイクa 229 マイクb 230 マイクc 231 マイクn 232 同軸ケーブル 301 避難 302 カメラ 303 マイク 304 回転台 305 スピーカ 306 撮像範囲 307 拡声範囲 308 応答 309 カメラ制御ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のエリアに設置された複数の撮像手
    段、拡声手段及び音声入力手段からなる複数の遠隔情報
    伝達手段と、前記撮像手段からの映像を表示する表示手
    段と前記音声入力手段からの音声を発音し前記拡声手段
    に対する音声を入力する音声入出力手段とを備えた複数
    のインターホン手段とを具備し、前記インターホン手段
    により前記エリア内の状況を把握し、音声により指示す
    るようにしたことを特徴とするページングシステム。
  2. 【請求項2】前記インターホン手段に前記複数の遠隔情
    報伝達手段の何れかを選択する選択手段を備え、前記選
    択手段により選択した撮像手段からの映像を前記インタ
    ーホン手段の表示手段に表示し、前記選択手段により選
    択した拡声手段において前記音声入出力手段からの音声
    を拡声することを特徴とする請求項1記載のページング
    システム。
  3. 【請求項3】非常事態が発生したエリアの撮像手段から
    の映像は前記複数のインターホン手段の表示手段に伝送
    され、表示することを特徴とする請求項1または2記載
    のページングシステム。
  4. 【請求項4】前記非常事態が発生したエリアの撮像手段
    からの映像を前記表示手段に表示し、前記選択手段によ
    り前記非常事態が発生したエリアの拡声手段を指定して
    音声を送り、拡声するようにしたことを特徴とする請求
    項3記載のページングシステム。
  5. 【請求項5】前記撮像手段は前記音声入力手段を内蔵
    し、前記インターホン手段が前記表示手段に表示される
    映像を見ながら、前記内蔵する音声入力手段と前記拡声
    手段とにより相互に通話するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のページングシステム。
  6. 【請求項6】前記ページングシステムに非常防災装置を
    備え、前記非常防災装置が非常事態の発生を感知する
    と、前記インターホン手段が前記ページングシステムの
    全ての前記拡声手段に対し自動的に非常放送するように
    したことを特徴とする請求項1記載のページングシステ
    ム。
  7. 【請求項7】複数の撮像手段、拡声手段及び音声入力手
    段を複数のエリアに設置し、複数のインターホン手段の
    表示手段に対し前記撮像手段からの映像を表示し、前記
    インターホン手段からの音声を前記拡声手段で発音する
    各工程を有し、前記インターホン手段により非常発生場
    所の状況を把握し、音声により避難誘導を指示するよう
    にしたことを特徴とするページング方法。
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