JP2001180507A - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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Abstract
トな流量制御装置を提供することである。 【解決手段】 可変絞りVの構成要素である絞り部材3
1は、その先端に弁部36を設けるとともに、この弁部
36と絞り開口部材30に設けたシート部37とが相ま
って可変絞りを構成する一方、絞り部材の後端側には、
ソレノイドSの可動鉄芯32を設けるとともに、この可
動鉄芯32側からスプリング22のバネ力を作用させ
て、可変絞りの開度を小さくする方向の力を絞り部材に
作用させた流量制御装置において、絞り開口部材30内
に軸受け34を組み込んで、この軸受けで上記絞り部材
31を摺動自在に支持するとともに、この軸受けの一端
32bに可動鉄芯32が当接したとき、可変絞りが所定
の開度を保つ。
Description
力によって可変絞りの開度を制御するとともに、その開
度に応じた流量を確保するようにした流量制御装置に関
する。
1−59451号公報に記載されているものが従来から
知られている。この従来例は、図2に示すように、バル
ブボディ1にポンプPに連通したポンプポート2と、タ
ンクTに連通させたタンクポート3とを形成している。
また、バルブボディ1の一端には、接続部材4をはめ込
むとともに、この接続部材4にアクチュエータポート6
を形成したポート部材5を固定している。そして、この
アクチュエータポート6には、パワーステアリング装置
PSを接続している。さらに、上記バルブボディ1に
は、スプール孔7を形成するとともに、このスプール孔
7にスプール8を摺動自在に組み込み、その両側を制御
室9とパイロット室10とに区画している。しかも、パ
イロット室10には、スプリング11を設けている。
の圧力作用と、パイロット室10の圧力作用およびスプ
リング11のバネ力とがバランスした位置で停止する。
そして、このバランス位置に応じて、タンクポート3の
開度が決まるようにしている。このようにしてタンクポ
ート3の開度が決まることによって、ポンプPからの供
給流量のうち、タンクT側に排出される流量と、パワー
ステアリング装置PS側に供給される流量との分流比が
決まる。言い換えれば、この分流比を制御することによ
って、パワーステアリング装置PSへの供給流量を制御
する。
とアクチュエータポート6との流通過程に設けた可変絞
りVの開度である。この可変絞りVは、接続部材4の開
口部分に固定した絞り開口部材12と、接続部材4のス
プール孔13に設けた絞り部材14とを主要素にしてい
る。これら絞り開口部材4と絞り部材14とは、軸方向
に並べて配置されている。上記絞り開口部材12は、そ
の図面右側端にシート部15を形成するとともに、この
シート部15に、絞り部材14の先端に設けた弁部16
を対向させている。そして、上記シート部15と弁部1
6とが相まって可変絞りVを構成している。
力は、制御室9内におけるスプール8の受圧面に作用さ
せている。また、可変絞りVの下流側の圧力は、バルブ
ボディ1に形成したパイロット通路18を介してパイロ
ット室10に導き、このパイロット室10内におけるス
プール8の受圧面に作用させている。したがって、可変
絞りVの上流側の圧力作用と、可変絞りVの下流側の圧
力作用およびスプリング11のバネ力とがバランスした
位置に、スプール8が停止する。
力差が大きくなればなるほど図面左側に移動して、タン
クポート3の開度を大きくする。なぜなら、可変絞りV
の前後の圧力差が大きくなると、制御室9の圧力が、パ
イロット室10の圧力に比べて高くなるなるので、制御
室9側からスプール8を図面左方向に押す力が、パイロ
ット室10側からスプール8を図面右方向に押す力より
も相対的に大きくなるからである。そして、タンクポー
ト3の開度が大きくなれば、タンクTに排出される流量
が増えるので、パワーステアリング装置PS側に供給さ
れる流量が減る。
差というのは、この可変絞りVの開度に反比例する。す
なわち、制御室9内の圧力を一定とすれば、可変絞りV
の開度が大きくなれなるほど圧力差が小さくなり、開度
が小さくなればなるほど圧力差が大きくなる。そして、
この従来例では、絞り部材14の軸方向位置を制御する
ことによって、可変絞りVの開度を調節するようにして
いる。以下では、可変絞りVの開度を調節する機構につ
いて説明する。
り部材14は、比例ソレノイドSによってその動きを制
御するようにしている。この比例ソレノイドSは、可動
鉄芯20と、固定鉄芯21と、コイル23とからなり、
可動鉄芯20には絞り部材14を固定し、これら可動鉄
芯20と絞り部材14とが一体的に動くようにしてい
る。そして、上記コイル23に電流を流して、固定鉄芯
21を励磁すると、可動鉄芯20が吸引されて、絞り部
材14が可変絞りVの開度を大きくする方向に移動す
る。
との間にはスプリング22を設け、そのバネ力によっ
て、可変絞りVを閉じる方向の力を絞り部材14に作用
させている。したがって、上記比例ソレノイドSの推力
が、スプリング22のバネ力にうち勝つと、絞り部材1
4が移動して、可変絞りVの開度を大きくする。なお、
上記スプリング22のバネ力は、アジャスタ29によっ
て調節可能にしている。
27には、可動鉄芯20および絞り部材14に形成した
内部通路26を介して負荷圧を導くようにしている。こ
のように背圧室27に負荷圧を導くのは、次の理由から
である。すなわち、絞り部材14の受圧面28だけに大
きい負荷圧が作用すると、それによって絞り部材14が
動き、可変絞りVが開いてしまうおそれがある。しか
し、上記のように背圧室27にも負荷圧を導いて、反対
側から負荷圧による作用力を可動鉄芯20に与えれば、
負荷圧による力をキャンセルできるので、上記不都合が
生じない。このような理由から、背圧室27に、負荷圧
を導くようにしている。
する電流は、コントローラCが、操舵トルク信号と車速
信号とに基づいて制御するようにしている。例えば、パ
ワーステアリング装置PSが中立状態で、操舵トルク信
号がゼロののとき、コントローラCは供給電流を0にす
る。供給電流が0だと、比例ソレノイドSによる吸引力
も発生しないので、可変絞りVは閉じた状態を保つ。た
だし、可変絞りVが完全に閉じていても、絞り開口部材
12に形成した固定絞り24を介して、パワーステアリ
ング装置PS側に少量の圧油を供給するようにしてい
る。このようにするのは、以下の理由からである。
中立状態にあるときでも、オープンセンタータイプの切
換弁を備えたパワーステアリング装置PSに、少量の圧
油を常に供給することによって、それをスタンバイ状態
に保つためである。パワーステアリング装置PSをスタ
ンバイ状態に保つのは、作動時の応答遅れを防止するた
めである。また、故障などによって比例ソレノイドSに
電流が供給されなくなった場合には、上記スタンバイ流
量によって、パワーステアリング装置PSを駆動するこ
とにより、フェールセーフ機能を果たすようにしてい
る。
舵すると、コントローラCは、このときの操舵トルク信
号と車速信号とに基づいて電流を制御する。そして、こ
のように制御された電流によって、比例ソレノイドSが
励磁すると、その吸引力によって絞り部材14が移動し
て可変絞りVが開く。可変絞りVが開けば、その前後に
生じる圧力差に応じてスプール8が移動し、パワーステ
アリング装置PSに供給される流量が決まる。
ノイドSの励磁電流によって可変絞りVの開度を調節
し、この可変絞りVの開度でパワーステアリング装置P
Sへ供給される流量が決めている。そのため、可変絞り
Vの開度は、正確に制御する必要があり、可変絞りVの
開度を決める絞り部材14の動きは、滑らかでなければ
ならない。このような理由から、絞り部材14を組み込
んだ摺動孔13の加工精度は、高い精度を保つようにし
ている。
では、摺動孔13を接続部材4に直接形成している。こ
の接続部材4というのは、バルブボディ1、ポート部材
5、および比例ソレノイドSという三つの部材を固定す
るために、ある程度の強度とある程度の大きさとを必要
とする。そのため、接続部材4は、大きくて重たいもの
になっている。このような接続部材4に、摺動孔13を
加工しようとすると、接続部材4が重くて大きいため、
その取り扱いが大変その加工作業が非常にやりにくいの
で、その分、加工コストが高くなるという問題があっ
た。
を非励磁状態にすると、可変絞りVが完全に閉じてしま
うため、スタンバイ流量をパワーステアリング装置PS
に供給するために、固定絞り24をわざわざ形成しなけ
ればならない。しかし、このように固定絞り24を別に
形成する分、加工コストが高くなるという問題があっ
た。そして、スタンバイ流量を調節する場合には、装置
ごとに加工する固定絞り24の開度を変えなければなら
ないので、加工コストがかさみ、大量生産に適さないと
いう問題もあった。さらに、絞り開口部材4と絞り部材
14と可動鉄芯20とを軸方向に並べているため、装置
全体が軸方向に大きくなるという問題もあった。この発
明の目的は、上記種々の問題を解決できる流量制御装置
を提供することである。
トおよびアクチュエータポートを形成したハウジング
と、ハウジング内に形成したスプール孔と、このスプー
ル孔に摺動自在に組み込んだスプールと、このスプール
の一方の端面側に区画されるとともに、ポンプポートに
常時連通する制御室と、スプールの他方の端面側に区画
されたパイロット室と、これら制御室とパイロット室と
の圧力作用でスプールが移動したとき、制御室と連通す
るとともに、スプールの移動量に応じて制御室との連通
開度が制御されるタンクポートと、上記ポンプポートと
アクチュエータポートとを連通する流路を有する絞り開
口部材と、この絞り開口部材の流路に設けた可変絞り
と、この可変絞りの開度を調節するソレノイドとを備え
ている。
り部材は、その先端に弁部を設けるとともに、この弁部
と絞り開口部材に設けたシート部とが相まって可変絞り
を構成する一方、絞り部材の後端側には、ソレノイドの
可動鉄芯を設けるとともに、この可動鉄芯側からスプリ
ングのバネ力を作用させて、可変絞りの開度を小さくす
る方向の力を絞り部材に作用させた流量制御装置を前提
とする。
上記絞り開口部材内に軸受けを組み込んで、この軸受け
で上記絞り部材を摺動自在に支持するとともに、この軸
受けの一端に、可動鉄芯が当接したとき、可変絞りが所
定の開度を保つ構成にしたことを特徴とする。第2の発
明は、上記第1の発明において、軸受け部材の外周に溝
を形成し、この溝を介して負荷圧を可動鉄芯側に導く構
成にしたことを特徴とする。第3の発明は、上記第1ま
たは第2の発明において、絞り部材に可変絞り前後の差
圧が作用すると、可変絞りの開度が大きくなるように弁
部とシート部とを対向させたことを特徴とする。第4の
発明は、上記第1〜3の発明において、絞り開口部材
は、その内部にソレノイドの可動鉄芯と絞り部材とを組
み込むとともに、その内部に設けたシート部と絞り部材
の弁部とが相まって可変絞りを構成したことを特徴とす
る。
材30、絞り部材31、および比例ソレノイドSの可動
鉄芯32の構造が、前記従来例と異なるが、スプール8
によってポンプPからの流量をタンクT側とパワーステ
アリング装置PS側とに分流させる構成については従来
例と同じなので、同一の構成要素については従来例と同
一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
40に絞り開口部材30を固定し、この絞り開口部材3
0の図面右側に比例ソレノイドSを固定している。ま
た、絞り開口部材30には組み付け孔33を形成してい
る。そして、この組み付け孔33に、軸受け34を圧入
またはネジ込みなどによって固定し、この軸受け34の
摺動孔35に絞り部材31を摺動自在に組み込んでい
る。つまり、この実施例では、絞り開口部材30の内部
に設けた軸受け34によって、絞り部材31を摺動自在
に支持するようにしている。
は、弁部36を形成している。そして、この弁部36
を、絞り開口部材30の内部に形成したシート部37に
対向させることで可変絞りVを構成している。また、絞
り部材31の後端側には、比例ソレノイドSを構成する
可動鉄芯32を固定している。そして、この可動鉄芯3
2のほとんどの部分を、絞り開口部材30に形成した拡
径部38に挿入している。ただし、固定鉄芯21にも拡
径部39を形成し、可動鉄芯32が図面右方向に移動し
たときに、その一部が入るようにしている。なお、上記
可動鉄芯32と拡径部38,39との間には、十分な隙
間sを形成し、可動鉄芯32が軸方向に滑らかに移動す
るようにしている。
34a,34aを軸方向に形成し、この溝34a,34
aを介してパワーステアリング装置PSの負荷圧を可動
鉄芯32側に導くようにしている。可動鉄芯32側に導
いた負荷圧は、隙間sを介して可動鉄芯32の両受圧面
32a,32bに作用する。したがって、負荷圧によっ
て可動鉄芯32に与えられる力がキャンセルされて、絞
り部材31の動きに悪影響を与えたりしない。
アジャスタ29との間には、スプリング22を設け、そ
のバネ力によって、絞り部材31に、可変絞りVの開度
を小さくする方向の力を与えている。ただし、このよう
にスプリング22のバネ力で、可動鉄芯32の面32a
が、軸受け34の面34bに押しつけられると、可変絞
りVの開度が、所定の開度に正確に保たれるようにして
いる。すなわち、この実施例では、前記従来例のように
可変絞りが完全に閉じない構成になっている。なお、上
記スプリング22のバネ力は、アジャスタ29で調節で
きること従来と同様である。
ば、比例ソレノイドSを非励磁状態にすると、絞り部材
31は、スプリング22のバネ力によって、可動鉄芯3
2を軸受け34に押しつけた状態で停止する。このと
き、可変絞りVが所定の開度に保たれるので、この開度
に応じた流量が、パワーステアリング装置PSにスタン
バイ流量として供給される。つまり、この実施例では、
前記従来のような固定絞りを特別に設けなくても、可変
絞りVを介して所定のスタンバイ流量をパワーステアリ
ング装置PSに供給することができる。
動鉄芯32が吸引されて、絞り部材31が図面右方向に
移動する。そして、比例ソレノイドSによる吸引力と、
スプリング22のバネ力とがつりあう位置で絞り部材3
1が停止して、その停止位置で可変絞りVの開度が決ま
る。このように可変絞りVの開度が決まれば、その開度
に応じた流量が、パワーステアリング装置PSに供給さ
れる。
て、絞り部材31を摺動自在に支持するようにしてい
る。この軸受け34は、前記従来例の接続部材4に比べ
て小さくて軽い。このように軽くて小さい軸受け32に
摺動孔35を加工する方が、重くて大きい接続部材4に
摺動孔13を加工するよりも、はるかにその加工作業が
やりやすい。このように加工作業がやりやすい分、この
実施例の方が、前記従来例よりも加工コストを安くでき
る。
ドSが非励磁状態のときでも、可変絞りVが所定の開度
を正確に保つようにしたので、前記従来のような固定絞
りを特別に設けなくても、スタンバイ流量をパワーステ
アリング装置PSに供給することができる。したがっ
て、この実施例では、固定絞りを特別に形成しなくてす
む分、加工コストを安くできる。
の取り付け位置を軸方向に動かすだけで、スタンバイ流
量を自由に調節できる。したがって、この実施例では、
スタンバイ流量を変える場合に、同じ規格の部品をその
まま用いることができる。このように同じ規格の部品を
そのまま用いることができるので、大量生産するときの
コストを安く抑えることができる。さらにまた、絞り部
材31および可動鉄芯32を、絞り開口部材30内に組
み込むとともに、この絞り開口部材30内に可変絞りV
を形成したので、前記従来例よりも、装置の軸方向長さ
を短くすることができる。しかも、絞り部材31に可変
絞りV前後の差圧が作用すると、可変絞りVの開度が大
きくなるようにしているので、比例ソレノイドSの推力
が小さくても可変絞りVの開度を制御することができ
る。したがって、比例ソレノイドSも小型化できる。
7に導くために、絞り部材14にわざわざ内部通路26
を形成しなければならなかった。これに対して上記実施
例では、軸受け34に形成した溝34aを介して負荷圧
を可動鉄芯32側に導くことができるので、絞り部材3
1に孔を開ける必要がない。したがって、この実施例の
方が、より加工コストを安くできる。
り部材を支持する構成にしたので、孔の加工はこの軸受
けにすれば足りる。この軸受けのような部品は、軽量化
と小型化が可能であり、このように軽くて小さい部品に
孔を形成する方が、加工作業がやりやすい。このように
加工作業がやりやすい分、加工コストを安くできる。
制し、ソレノイドが非励磁状態のときでも可変絞りVが
完全に閉じないようにしたので、この可変絞りを介して
アクチュエータ側に所定の流量を供給することができ
る。したがって、スタンバイ状態を保ったり、フェール
セーフを得るために、特別な流路を形成しなくてもす
み、その分、加工コストを安くできる。
方向位置を調節することで、スタンバイ流量を自由に設
定することができる。したがって、全く同じ軸受けをそ
のまま用いることができる。このように同じ軸受けをそ
のまま用いることができるので、生産性を上げることが
できる。
部によって、負荷圧を可動鉄芯側にも導く構成にしたの
で、わざわざ絞り部材や可動鉄芯に、負荷圧を導く孔を
加工しなくて済む。したがって、より加工コストを安く
することができる。
前後の差圧が作用すると、可変絞りの開度が大きくなる
ように弁部とシート部とを対向させたので、ソレノイド
の推力が小さくて足りる。したがって、その分、ソレノ
イドを小型化できる。第4の発明によれば、絞り部材お
よび可動鉄芯を、絞り開口部材の内部に組み込むととも
に、この絞り開口部材の内部に可変絞りを形成したの
で、前記従来例よりも装置全体の軸方向長さを短くする
ことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポンプポートおよびアクチュエータポー
トを形成したハウジングと、ハウジング内に形成したス
プール孔と、このスプール孔に摺動自在に組み込んだス
プールと、このスプールの一方の端面側に区画されると
ともに、ポンプポートに常時連通する制御室と、スプー
ルの他方の端面側に区画されたパイロット室と、これら
制御室とパイロット室との圧力作用でスプールが移動し
たとき、制御室と連通するとともに、スプールの移動量
に応じて制御室との連通開度が制御されるタンクポート
と、上記ポンプポートとアクチュエータポートとを連通
する流路を有する絞り開口部材と、この絞り開口部材の
流路に設けた可変絞りと、この可変絞りの開度を調節す
るソレノイドとを備え、上記可変絞りの構成要素である
絞り部材は、その先端に弁部を設けるとともに、この弁
部と絞り開口部材に設けたシート部とが相まって可変絞
りを構成する一方、絞り部材の後端側には、ソレノイド
の可動鉄芯を設けるとともに、この可動鉄芯側からスプ
リングのバネ力を作用させて、可変絞りの開度を小さく
する方向の力を絞り部材に作用させた流量制御装置にお
いて、上記絞り開口部材内に軸受けを組み込んで、この
軸受けで上記絞り部材を摺動自在に支持するとともに、
この軸受けの一端に、可動鉄芯が当接したとき、可変絞
りが所定の開度を保つ構成にしたことを特徴とする流量
制御装置。 - 【請求項2】 軸受け部材の外周に溝を形成し、この溝
を介して負荷圧を可動鉄芯側に導く構成にしたことを特
徴とする請求項1記載の流量制御装置。 - 【請求項3】 絞り部材に可変絞り前後の差圧が作用す
ると、可変絞りの開度が大きくなるように弁部とシート
部とを対向させたことを特徴とする請求項1または2記
載の流量制御装置。 - 【請求項4】 絞り開口部材は、その内部にソレノイド
の可動鉄芯と絞り部材とを組み込むとともに、その内部
に設けたシート部と絞り部材の弁部とが相まって可変絞
りを構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1に記載の流量制御装置。
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JP36577399A JP3522618B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP36577399A Expired - Fee Related JP3522618B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 流量制御装置 |
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1999
- 1999-12-24 JP JP36577399A patent/JP3522618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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