JPH04171508A - リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法 - Google Patents
リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法Info
- Publication number
- JPH04171508A JPH04171508A JP2300354A JP30035490A JPH04171508A JP H04171508 A JPH04171508 A JP H04171508A JP 2300354 A JP2300354 A JP 2300354A JP 30035490 A JP30035490 A JP 30035490A JP H04171508 A JPH04171508 A JP H04171508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- pressure
- electromagnet
- spool
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 44
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000001404 mediated effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2013—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
- G05D16/2024—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means the throttling means being a multiple-way valve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0318—Processes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86574—Supply and exhaust
- Y10T137/86622—Motor-operated
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、電気信号例えば電流値に応して流体の出力圧
力を様々に変化するリニヤソレノイドバルブ並びにその
組立方法に係り、例えば自動車の油圧制御装置、特にラ
イン圧を調整するプライマリレギュレータバルブの制御
に用いて好適なリニヤソレノイドバルブに関する。
力を様々に変化するリニヤソレノイドバルブ並びにその
組立方法に係り、例えば自動車の油圧制御装置、特にラ
イン圧を調整するプライマリレギュレータバルブの制御
に用いて好適なリニヤソレノイドバルブに関する。
(■)従来の技術
一般に、リニヤソレノイドバルブは、調圧弁部と電磁石
部とからなり、電磁石部に、電流値に対応するプランジ
ャ吸引力を作用し、該吸引力と、調圧弁部のスプールに
作用するスプリング付勢力及びフードパック圧とかバラ
ンスして該スプールを所定位置に移動し、調圧弁部が、
該位置に応して供給ポートからの供給圧を所定油圧に調
圧して出力ポートから出力する。
部とからなり、電磁石部に、電流値に対応するプランジ
ャ吸引力を作用し、該吸引力と、調圧弁部のスプールに
作用するスプリング付勢力及びフードパック圧とかバラ
ンスして該スプールを所定位置に移動し、調圧弁部が、
該位置に応して供給ポートからの供給圧を所定油圧に調
圧して出力ポートから出力する。
この際、軸方向寸法にバラツキがあっても、所定電流値
に対応する出力油圧が所定誤差範囲におさまるように構
成する必要かあるが、このため、従来、第6図に示すよ
うに、軸方向寸法のバラツキによる油圧調圧の範囲ρに
おいてプランジャストロークに関係なく電磁石部の吸引
力か略々一定になる(フラット特性)ように設定されて
いる。
に対応する出力油圧が所定誤差範囲におさまるように構
成する必要かあるが、このため、従来、第6図に示すよ
うに、軸方向寸法のバラツキによる油圧調圧の範囲ρに
おいてプランジャストロークに関係なく電磁石部の吸引
力か略々一定になる(フラット特性)ように設定されて
いる。
該フラット特性を確保するためには、電磁石部における
吸引部の構成が重要であって、コアとプランジャとの寸
法公差か極めて小さい微妙な設定が必要とされている。
吸引部の構成が重要であって、コアとプランジャとの寸
法公差か極めて小さい微妙な設定が必要とされている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上述した寸法公差には、製品加工上限界
かあり、該吸引部の寸法のバラツキか、フラット特性に
大きく影響を与えている。
かあり、該吸引部の寸法のバラツキか、フラット特性に
大きく影響を与えている。
特に、変速段数の多段化等の高性能化か要求されている
のに拘らず、車輌搭載上の理由から外形寸法が制限され
ている自動変速機にあっては、バルブボディ内における
リニヤソレノイドバルブを更に小型化する必要かあるか
、これにより、電磁石部の径方向寸法を短縮すると(例
えば31φ→28φ)、低い電流値でのフラット特性は
確保できても、高い電流値(例えばLA)での吸引力が
不足して、フラット特性を確保することが困難になって
しまう。
のに拘らず、車輌搭載上の理由から外形寸法が制限され
ている自動変速機にあっては、バルブボディ内における
リニヤソレノイドバルブを更に小型化する必要かあるか
、これにより、電磁石部の径方向寸法を短縮すると(例
えば31φ→28φ)、低い電流値でのフラット特性は
確保できても、高い電流値(例えばLA)での吸引力が
不足して、フラット特性を確保することが困難になって
しまう。
本出願人は、特開平2−180390号公報に示すよう
に、電磁石部におけるプランジャの戻り位置をネジ部材
により調整するか、又はプランジャに固定した押し棒と
スプールとの当接部分にEリングを介在することにより
、電磁石部のプランジャの軸方向の位置を調整し得るよ
うに構成したリニヤソレノイドバルブを提案したか、該
リニヤソレノイドバルブでも、小型化すると、IA等の
大電流値にあっては、第6図鎖線aに示すように、上述
したスプール等の調整等によっても、許容範囲dにおさ
まらない場合も現出してしまう。
に、電磁石部におけるプランジャの戻り位置をネジ部材
により調整するか、又はプランジャに固定した押し棒と
スプールとの当接部分にEリングを介在することにより
、電磁石部のプランジャの軸方向の位置を調整し得るよ
うに構成したリニヤソレノイドバルブを提案したか、該
リニヤソレノイドバルブでも、小型化すると、IA等の
大電流値にあっては、第6図鎖線aに示すように、上述
したスプール等の調整等によっても、許容範囲dにおさ
まらない場合も現出してしまう。
そこで、本発明は、特に大電流値におけるプランジャス
トロークに対する吸引力の特性を、勾配を有する傾斜特
性とし、かつ該傾斜特性の中で設定値となるプランジャ
位置に対応するように個々の電磁石部及び調圧弁部をそ
れぞれ調整し、もって比較的簡単な構成でありながら、
小型化を可能としかつ製品のバラツキをなくして信頼性
の向上を図ったソレノイドバブル並びにその組立方法を
提供することを目的とするものである。
トロークに対する吸引力の特性を、勾配を有する傾斜特
性とし、かつ該傾斜特性の中で設定値となるプランジャ
位置に対応するように個々の電磁石部及び調圧弁部をそ
れぞれ調整し、もって比較的簡単な構成でありながら、
小型化を可能としかつ製品のバラツキをなくして信頼性
の向上を図ったソレノイドバブル並びにその組立方法を
提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明に係るリニヤソレノイドバルツは、コア及びコイ
ル組立体からなる電磁石に吸引されるプランジャを有す
る電磁石部と、供給ポート、出力ポート及びドレーンポ
ートを有する弁スリーブ内を摺動自在に嵌合するスプー
ルを有する調圧弁部と、を備え、前記スプールに作用す
るスプリング荷重及び出力圧フィードバック荷重と前記
プランジャに作用する吸引力とをバランスさせて、前記
供給ポートからの供給圧を前記電磁石部への電気信号に
対応して調圧し、該調圧を出力圧として出力ポートから
出力してなる、リニヤソレノイドバルブに係る。そして
、前記電磁石部を、所定電気信号において前記電磁石に
より生ずるプランジャの吸引力が該プランジャのストロ
ーク位置により変化する傾斜特性になるように設定し、
該傾斜特性における前に吸引力の所定設定値に対応する
プランジャのストローク位置と、前記調圧弁部における
前記所定設定値に対応する出力圧になるスプール位置と
が、略々合致するように調整する調整手段を設けてなる
、ことを特徴とする。
ル組立体からなる電磁石に吸引されるプランジャを有す
る電磁石部と、供給ポート、出力ポート及びドレーンポ
ートを有する弁スリーブ内を摺動自在に嵌合するスプー
ルを有する調圧弁部と、を備え、前記スプールに作用す
るスプリング荷重及び出力圧フィードバック荷重と前記
プランジャに作用する吸引力とをバランスさせて、前記
供給ポートからの供給圧を前記電磁石部への電気信号に
対応して調圧し、該調圧を出力圧として出力ポートから
出力してなる、リニヤソレノイドバルブに係る。そして
、前記電磁石部を、所定電気信号において前記電磁石に
より生ずるプランジャの吸引力が該プランジャのストロ
ーク位置により変化する傾斜特性になるように設定し、
該傾斜特性における前に吸引力の所定設定値に対応する
プランジャのストローク位置と、前記調圧弁部における
前記所定設定値に対応する出力圧になるスプール位置と
が、略々合致するように調整する調整手段を設けてなる
、ことを特徴とする。
また、本発明に係るリニヤソレノイドの組立方法は、前
記スプールに所定設定荷重を作用した状態にて、前記調
圧弁部が予め設定された出力圧を出力するように前記ス
プリング荷重を調整して、この状態におけるスプールの
位1を検出し、−方、前記電磁石部を、所定電気信号に
おいて前記電磁石により生ずるプランジャの磁引力か該
プランジャのストローク位置により変化する傾斜特性に
なるように設定すると共に、該傾斜特性において、前記
プランジャの吸引力が前記所定設定荷重となるプランジ
ャのストローク位置を検出し、その後、該プランジャの
ストローク位置と前記スプールの位置が略々合致するよ
うに、前記電磁石部と調圧弁部との間に所定調整手段を
介在して組立てる、ことを特徴とする。
記スプールに所定設定荷重を作用した状態にて、前記調
圧弁部が予め設定された出力圧を出力するように前記ス
プリング荷重を調整して、この状態におけるスプールの
位1を検出し、−方、前記電磁石部を、所定電気信号に
おいて前記電磁石により生ずるプランジャの磁引力か該
プランジャのストローク位置により変化する傾斜特性に
なるように設定すると共に、該傾斜特性において、前記
プランジャの吸引力が前記所定設定荷重となるプランジ
ャのストローク位置を検出し、その後、該プランジャの
ストローク位置と前記スプールの位置が略々合致するよ
うに、前記電磁石部と調圧弁部との間に所定調整手段を
介在して組立てる、ことを特徴とする。
(ネ)作用
上述した組立方法にて組立てられたリニヤソレノイドバ
ルブは、所定電気信号例えばIA等の高電流値にあって
は、プランジャの吸引力がストローク位置により変化す
るため、所定ストローク範囲内において必ず所定吸引力
に対応するストローク位置が存在する。そして、該電磁
石部の所定ストローク位置では、調圧弁部が必ず所定出
力圧になるように調整手段によりリニヤソレノイドバル
ブがそれぞれ調整されている。従って、すべてのリニヤ
ソレノイドバルブは、所定電気信号に対して所定出力圧
になるように、個別に測定して誤差が吸収されている。
ルブは、所定電気信号例えばIA等の高電流値にあって
は、プランジャの吸引力がストローク位置により変化す
るため、所定ストローク範囲内において必ず所定吸引力
に対応するストローク位置が存在する。そして、該電磁
石部の所定ストローク位置では、調圧弁部が必ず所定出
力圧になるように調整手段によりリニヤソレノイドバル
ブがそれぞれ調整されている。従って、すべてのリニヤ
ソレノイドバルブは、所定電気信号に対して所定出力圧
になるように、個別に測定して誤差が吸収されている。
(へ)実施例
以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。
。
リニヤソレノイドバルブ1は、第1図及び第2図に示す
ように、調圧弁部2及び電磁石部3から構成されている
。更に、調圧弁部2は、弁スリーブ5及びスプール6を
備えており、弁スリーブ5は、その内部軸方向にスプリ
ング7を収容する孔9と、そ、れに続いてスプール6を
摺動案内する大径の案内孔10及び小径の案内孔11が
貫通して形成されている。そして、上記案内孔10に対
応する弁スリーブ5の外周部には半径方向に開口したド
レーンポート12、出力ポート13及び供給ポート15
が順次形成されており、かつこれらポートの案内孔部分
には環状溝かそれぞれ形成されている。なお、供給ポー
ト15部分には3角形状の切欠き15aが形成されてお
り、該切欠き15aは、後述するスプールでの絞り量を
調整して供給油圧を所定出力圧に調圧すると共に油圧の
振動を押えるためのものである。また、符号16で示す
ものは、後述するスプール段差によるフィードバック圧
室を形成するものて、油路と連通せずに閉塞されており
、また17は、室19の油圧変化を逃がすための開放通
路である。
ように、調圧弁部2及び電磁石部3から構成されている
。更に、調圧弁部2は、弁スリーブ5及びスプール6を
備えており、弁スリーブ5は、その内部軸方向にスプリ
ング7を収容する孔9と、そ、れに続いてスプール6を
摺動案内する大径の案内孔10及び小径の案内孔11が
貫通して形成されている。そして、上記案内孔10に対
応する弁スリーブ5の外周部には半径方向に開口したド
レーンポート12、出力ポート13及び供給ポート15
が順次形成されており、かつこれらポートの案内孔部分
には環状溝かそれぞれ形成されている。なお、供給ポー
ト15部分には3角形状の切欠き15aが形成されてお
り、該切欠き15aは、後述するスプールでの絞り量を
調整して供給油圧を所定出力圧に調圧すると共に油圧の
振動を押えるためのものである。また、符号16で示す
ものは、後述するスプール段差によるフィードバック圧
室を形成するものて、油路と連通せずに閉塞されており
、また17は、室19の油圧変化を逃がすための開放通
路である。
また、スプール6は、前記大径の案内孔10部分に摺接
する2個のランド部20.21及び前記小径の案内孔1
1部分に摺接する1個のランド部22を有しており、更
に一方の大径ランド部21にはフィードバック圧用の油
孔23が貫通して形成されている。そして、他方の大径
ランド部20は、出力ポート13及びドレーンポート1
2を絞り連通して、出力ポート13の出力圧が所定圧以
上になることを規制し、また一方の大径ランド部21は
、供給ポート15と出力ポート13とを絞り連通して、
供給ポート15からの供給圧をスプール6の位置に対応
した圧力に調圧して出力ポート13から出力圧として出
力する。なお、これらポート及びランドはオーバラップ
にて形成され、通常時は、供給ポート15と出力ポート
13との絞り連通のみにより調圧される。また、一方の
大径ランド部21とそれに隣接する小径ランド部22に
より、面積差によるフィードバック圧室25が形成され
ており、該室25にフィードバック圧用油孔23から出
力圧が供給され、スプール6をスプリング7に抗する方
向にフィードバック圧を作用する。更に、スリーブ6は
、その一端にスプリング保持用突起部6aが形成されて
いると共に、他端に所定長さの足部6bが形成されてい
る。
する2個のランド部20.21及び前記小径の案内孔1
1部分に摺接する1個のランド部22を有しており、更
に一方の大径ランド部21にはフィードバック圧用の油
孔23が貫通して形成されている。そして、他方の大径
ランド部20は、出力ポート13及びドレーンポート1
2を絞り連通して、出力ポート13の出力圧が所定圧以
上になることを規制し、また一方の大径ランド部21は
、供給ポート15と出力ポート13とを絞り連通して、
供給ポート15からの供給圧をスプール6の位置に対応
した圧力に調圧して出力ポート13から出力圧として出
力する。なお、これらポート及びランドはオーバラップ
にて形成され、通常時は、供給ポート15と出力ポート
13との絞り連通のみにより調圧される。また、一方の
大径ランド部21とそれに隣接する小径ランド部22に
より、面積差によるフィードバック圧室25が形成され
ており、該室25にフィードバック圧用油孔23から出
力圧が供給され、スプール6をスプリング7に抗する方
向にフィードバック圧を作用する。更に、スリーブ6は
、その一端にスプリング保持用突起部6aが形成されて
いると共に、他端に所定長さの足部6bが形成されてい
る。
前記弁スリーブ5における孔9の後端部分にはネジ9a
が形成されており、該ネジ9aに調整ボルト26が螺合
している。そして、該調整ボルト26と前記スプールの
スプリング保持用突起部6aとの間にはコイルスプリン
グ7か縮設されており、該スプリング7の付勢力は調整
ボルト26を回転することにより調整される。更に、弁
スリーブ5の後端部には回り止め具27が設けられてお
り、該止め具27により調整ボルト26が所定位置に固
定されている。また、弁スリーブ5の前端側は、外径方
向に拡がったフランジ部5aとなっており、該フランジ
部5aにて調圧弁部2が電磁石部3に固定される。
が形成されており、該ネジ9aに調整ボルト26が螺合
している。そして、該調整ボルト26と前記スプールの
スプリング保持用突起部6aとの間にはコイルスプリン
グ7か縮設されており、該スプリング7の付勢力は調整
ボルト26を回転することにより調整される。更に、弁
スリーブ5の後端部には回り止め具27が設けられてお
り、該止め具27により調整ボルト26が所定位置に固
定されている。また、弁スリーブ5の前端側は、外径方
向に拡がったフランジ部5aとなっており、該フランジ
部5aにて調圧弁部2が電磁石部3に固定される。
一方、電磁石部3は、円筒形状のコア30及び該コアの
外周部に配置されたコイル組立体31を有しており、コ
イル組立体31にはコネクタ32を介して所定電流が供
給されて、電磁石Mを構成している。更に、コア30は
その調圧弁部側かフランジ部30aになっており、また
該コアの中央孔にはリニア型紙がりベアリング35を介
して押し棒33が摺動自在に支持されている。該押し棒
33の一端は、前記調圧弁部のスプール6に当接してお
り、かつ該当接部の近傍において、弁スリーブ5及びコ
ア30の両フランジ部5a及び30aにて挟持されてい
る板バネ部材36(第2図)に支持されている。そして
、該押し棒33の他端部にはプランジャ37が一体に固
定されており、該プランジャ37は、前記電磁石Mに吸
引されて軸方向に移動し得る。従って、押し棒33はプ
ランジャ37と一体に移動し、実質的にプランジャの一
部を構成している。
外周部に配置されたコイル組立体31を有しており、コ
イル組立体31にはコネクタ32を介して所定電流が供
給されて、電磁石Mを構成している。更に、コア30は
その調圧弁部側かフランジ部30aになっており、また
該コアの中央孔にはリニア型紙がりベアリング35を介
して押し棒33が摺動自在に支持されている。該押し棒
33の一端は、前記調圧弁部のスプール6に当接してお
り、かつ該当接部の近傍において、弁スリーブ5及びコ
ア30の両フランジ部5a及び30aにて挟持されてい
る板バネ部材36(第2図)に支持されている。そして
、該押し棒33の他端部にはプランジャ37が一体に固
定されており、該プランジャ37は、前記電磁石Mに吸
引されて軸方向に移動し得る。従って、押し棒33はプ
ランジャ37と一体に移動し、実質的にプランジャの一
部を構成している。
更に、コイル組立体31の外周には円筒状のケース39
が固定されており、該ケース39の前端面にはキャップ
40がカシメられて固定され、該ケース39及びキャッ
プ40にて電磁石部3が密閉されている。一方、ケース
39の調圧弁部側は、段部39aが形成されていると共
にカシメ部39bとなっており、段部39aにコアフラ
ンジ部30aを当接した状態で、該コアフランジ部30
a及び弁スリーブフランジ部5aとの間に、後述する所
定数のスペーサ41を介在してこれら両フランジ部30
a、5aをカシメ部39bにて挟むことにより、調圧弁
部2と電磁石部3とが一体に連結・固定されている。
が固定されており、該ケース39の前端面にはキャップ
40がカシメられて固定され、該ケース39及びキャッ
プ40にて電磁石部3が密閉されている。一方、ケース
39の調圧弁部側は、段部39aが形成されていると共
にカシメ部39bとなっており、段部39aにコアフラ
ンジ部30aを当接した状態で、該コアフランジ部30
a及び弁スリーブフランジ部5aとの間に、後述する所
定数のスペーサ41を介在してこれら両フランジ部30
a、5aをカシメ部39bにて挟むことにより、調圧弁
部2と電磁石部3とが一体に連結・固定されている。
そして、プランジャ37は、第3図(a)に拡大して示
すように、周囲部が軸方向に延びる鍔部37aとなって
おり、全体としてカップ形状を構成している。該鍔部3
7aの内周面とコア30の端部との間には所定クリアラ
ンスCが形成されていると共に、該鍔部37aの内周面
は所定テーパ角eからなるテーバ面すが形成され、更に
電磁石Mの非励磁状態において、コア30の端面と鍔部
37aとが所定ラップ量Xにて軸方向に重なっている。
すように、周囲部が軸方向に延びる鍔部37aとなって
おり、全体としてカップ形状を構成している。該鍔部3
7aの内周面とコア30の端部との間には所定クリアラ
ンスCが形成されていると共に、該鍔部37aの内周面
は所定テーパ角eからなるテーバ面すが形成され、更に
電磁石Mの非励磁状態において、コア30の端面と鍔部
37aとが所定ラップ量Xにて軸方向に重なっている。
第3図(b)は一部変更した実施例を示すもので、プラ
ンジャ鍔部37aの内周面を軸方向に平行に形成してお
り、その代りにコア30の端部に所定テーパ角eからな
るテーバ面b′を形成している。
ンジャ鍔部37aの内周面を軸方向に平行に形成してお
り、その代りにコア30の端部に所定テーパ角eからな
るテーバ面b′を形成している。
そして、上述したプランジャ37及びコア30の形状に
おいて、電磁石Mによるプランジャ37の吸引力は、ク
リアランスCを挟んでのコア30及びプランジャ37の
鍔部37aそしてケース39による磁気回路D、並びに
コア30及びプランジャ37による吸引回路Kに基づき
定まるか、磁気回路りはプランジャ37に半径方向の力
を作用し、かつ吸引回路には軸方向の力を作用し、これ
ら力が相俟って吸引力が設定され、クリアランスC、テ
ーパ角e及びラップ量Xを適宜設定することにより、プ
ランジャストローク位置に対する吸引力の特性(フラッ
ト特性、傾斜特性)か定められる6例えば、前記クリア
ランスC及びテーパ角eを従来のものより小さく設定す
ると、第4図に示すように、IA(高電流値)において
、従来鎖線Gで示すフラット特性のものを、実I!Hて
示す所定勾配の傾斜特性となる。なお、このようなりリ
アランスC及びテーパ角eの設定によっても、低電流値
(例えば0.3A、0.6A)では、吸引回路Kによる
軸方向力が高電流値のとき程大きくならないこと等に起
因して、従来と略々同様なフラット特性に近い特性I、
Jが維持される。
おいて、電磁石Mによるプランジャ37の吸引力は、ク
リアランスCを挟んでのコア30及びプランジャ37の
鍔部37aそしてケース39による磁気回路D、並びに
コア30及びプランジャ37による吸引回路Kに基づき
定まるか、磁気回路りはプランジャ37に半径方向の力
を作用し、かつ吸引回路には軸方向の力を作用し、これ
ら力が相俟って吸引力が設定され、クリアランスC、テ
ーパ角e及びラップ量Xを適宜設定することにより、プ
ランジャストローク位置に対する吸引力の特性(フラッ
ト特性、傾斜特性)か定められる6例えば、前記クリア
ランスC及びテーパ角eを従来のものより小さく設定す
ると、第4図に示すように、IA(高電流値)において
、従来鎖線Gで示すフラット特性のものを、実I!Hて
示す所定勾配の傾斜特性となる。なお、このようなりリ
アランスC及びテーパ角eの設定によっても、低電流値
(例えば0.3A、0.6A)では、吸引回路Kによる
軸方向力が高電流値のとき程大きくならないこと等に起
因して、従来と略々同様なフラット特性に近い特性I、
Jが維持される。
そして、電磁石部3の傾斜特性において、吸引力の所定
設定値に対応するプランジャ37のストローク位置と、
調圧弁部2において前記所定設定値に対応する出力圧に
なるスプール位置とか略々合致するように、前記弁スプ
ールフランジ部5aとコアフランジ部30aとの間に所
定枚数のスペーサ41が調整して介在されている。
設定値に対応するプランジャ37のストローク位置と、
調圧弁部2において前記所定設定値に対応する出力圧に
なるスプール位置とか略々合致するように、前記弁スプ
ールフランジ部5aとコアフランジ部30aとの間に所
定枚数のスペーサ41が調整して介在されている。
ついで、上述したリニヤソレノイドバルブ1の組立方法
について、第5図に沿って説明する。
について、第5図に沿って説明する。
まず、調圧弁部2は、第5図(a)に示すように、大径
(例えば31φ■l)からなりかつ比較的性能の安定し
ている既存の電磁石部3′に連結される。そして、該電
磁石部3′の押し棒33の先端部には荷重検出センサ4
5と位置検出センサ46とか設置されている。更に、該
荷重検出センサ45は、電磁石部3′のコイル組立体3
1に送る電流を制御する制御部Uに連通しており、該制
御部Uは、電流値を制御して荷重検圧センサ45の検出
値が所定荷重(例えば800g)に維持されるように、
電磁石部3′を制御する。一方、調圧弁部2は、供給ポ
ート15に所定供給油か供給されると共に、出力ポート
13が出力圧検出センサ47に連通している。そして、
前記電磁石部3′が発生する所定荷重に基づき、出力ポ
ート13からの出力圧が、本リニヤソレノイドバルブ1
のIA(高電流値)に対応する所定設定圧、例えば最低
圧ライン圧に対応する0、3[kg/c■2]になるよ
うに、出力圧検出センサ47をみながら調整ボルト26
を回転調整する。これにより、調圧弁部2が、所定荷重
に対して所定設定圧を出力するように調整され、この際
のスプール6の位置即ちフランジ部5aからスプール先
端までの距離Aが、前記位置検出センサ46により検出
される。
(例えば31φ■l)からなりかつ比較的性能の安定し
ている既存の電磁石部3′に連結される。そして、該電
磁石部3′の押し棒33の先端部には荷重検出センサ4
5と位置検出センサ46とか設置されている。更に、該
荷重検出センサ45は、電磁石部3′のコイル組立体3
1に送る電流を制御する制御部Uに連通しており、該制
御部Uは、電流値を制御して荷重検圧センサ45の検出
値が所定荷重(例えば800g)に維持されるように、
電磁石部3′を制御する。一方、調圧弁部2は、供給ポ
ート15に所定供給油か供給されると共に、出力ポート
13が出力圧検出センサ47に連通している。そして、
前記電磁石部3′が発生する所定荷重に基づき、出力ポ
ート13からの出力圧が、本リニヤソレノイドバルブ1
のIA(高電流値)に対応する所定設定圧、例えば最低
圧ライン圧に対応する0、3[kg/c■2]になるよ
うに、出力圧検出センサ47をみながら調整ボルト26
を回転調整する。これにより、調圧弁部2が、所定荷重
に対して所定設定圧を出力するように調整され、この際
のスプール6の位置即ちフランジ部5aからスプール先
端までの距離Aが、前記位置検出センサ46により検出
される。
なお、調圧弁2の実測・調整を、手動調整にて行う方法
を示しているが、これに限らず、自動機械にて行うよう
にしてもよいことは勿論である。
を示しているが、これに限らず、自動機械にて行うよう
にしてもよいことは勿論である。
一方、電磁石部3は、第5図(b)に示すように、先程
調圧弁部の測定において示したものと同様な荷重検出セ
ンサ及び位置検出センサ(図示せず)により、IA(高
電流値)を該電磁石部3に供給した際のプランジャ吸引
力FとプランジャストロークSとの関係が実測される。
調圧弁部の測定において示したものと同様な荷重検出セ
ンサ及び位置検出センサ(図示せず)により、IA(高
電流値)を該電磁石部3に供給した際のプランジャ吸引
力FとプランジャストロークSとの関係が実測される。
吸引力Fは、図に示すように、プランジャ37かコア端
面から離れた位置B2から近づいた位置B。に亘って増
大する傾斜特性となっており、該傾斜特性において、L
A(高電流値)供給時の設定吸引力Fm(例えば800
g)に対応するプランジャストローク位置即ちコアフラ
ンジ部30aの端面から押し棒33の先端までの距離B
1が検出される。
面から離れた位置B2から近づいた位置B。に亘って増
大する傾斜特性となっており、該傾斜特性において、L
A(高電流値)供給時の設定吸引力Fm(例えば800
g)に対応するプランジャストローク位置即ちコアフラ
ンジ部30aの端面から押し棒33の先端までの距離B
1が検出される。
そして、互に組合わせる調圧弁部2と電磁石部3を選び
、IA(高電流値)供給時、前記設定出力圧におけるス
プール6の位置と押し棒33従ってプランジャ37との
位置か略々一致するように、スペーサ41の枚数を設定
する。具体的には、前記押し棒33(プランジャ)の位
置B1から前記スプール6の位置Aを引いた数を、スペ
ーサ板厚tで割った値が(B 1−A/l) 、スペー
サ枚数nとなる。なお、スペーサ41は、同じ板厚を複
数枚組合せても、また、0.05mm、0゜11■、0
.2■鳳等の異なる板厚を組合せてもよい。
、IA(高電流値)供給時、前記設定出力圧におけるス
プール6の位置と押し棒33従ってプランジャ37との
位置か略々一致するように、スペーサ41の枚数を設定
する。具体的には、前記押し棒33(プランジャ)の位
置B1から前記スプール6の位置Aを引いた数を、スペ
ーサ板厚tで割った値が(B 1−A/l) 、スペー
サ枚数nとなる。なお、スペーサ41は、同じ板厚を複
数枚組合せても、また、0.05mm、0゜11■、0
.2■鳳等の異なる板厚を組合せてもよい。
そして、第5図(c)に示すように、上述した所定枚数
nのスペーサ41が、弁スリーブフランジ部5aとコア
フランジ部30aとの間に挟まれ、ケース39のカシメ
部39bをカシメることにより、調圧弁部2と電磁石部
3とが連結・固定され、リニヤソレノイドバルブ1が組
立てられる。
nのスペーサ41が、弁スリーブフランジ部5aとコア
フランジ部30aとの間に挟まれ、ケース39のカシメ
部39bをカシメることにより、調圧弁部2と電磁石部
3とが連結・固定され、リニヤソレノイドバルブ1が組
立てられる。
最後に、第5図(d)に示すように、供給ポート15に
所定供給圧を供給した状態で、電磁石部3に所定電流を
供給し、出力ポート13からの出力圧が設定値になって
いるかを出力圧検出センサ47にて確認し、誤差かある
場合は、調整ボルト26によりスプリング7の付勢力を
調整して、所定設定圧になるように調整し、そして、調
整ボルト26を回り止め具27にて固定して、リニヤソ
レノイドバルブ1の組立か完了する。
所定供給圧を供給した状態で、電磁石部3に所定電流を
供給し、出力ポート13からの出力圧が設定値になって
いるかを出力圧検出センサ47にて確認し、誤差かある
場合は、調整ボルト26によりスプリング7の付勢力を
調整して、所定設定圧になるように調整し、そして、調
整ボルト26を回り止め具27にて固定して、リニヤソ
レノイドバルブ1の組立か完了する。
ついで、以上のような方法にて組立てられたリニヤソレ
ノイドバルブ1の作動について、自動変速機の油圧制御
装置におけるライン圧制御用として用いられる場合に沿
って説明する。
ノイドバルブ1の作動について、自動変速機の油圧制御
装置におけるライン圧制御用として用いられる場合に沿
って説明する。
油圧ポンプから供給油圧が供給ポート15に供給されて
いる状態において、コイル組立体31に所定電流か供給
される。すると、電磁石Mか励磁されてプランジャ37
を吸引し、押し棒33を介してスプール6に左方向の荷
重Fを作用する。この状態においては、調圧弁部2には
、スプリング7の付勢力Fspがスプール6を右方向に
押圧作用し、かつフィードバック圧室25に作用する付
勢力即ち大径ランド部21の面積A1と小径ランド部2
2の面積A2の差に作用する出力圧Pからなる付勢力(
P(A、−Am))かスプール6を左方向に押圧作用し
、これに対してプランジャ37からの吸引力Fかバラン
スしている。即ち、F = F s p −(A !
−A 2 ) Pとなり、従って出力圧Pは、 P= (Fsp−F)/ (At−A2)となる。
いる状態において、コイル組立体31に所定電流か供給
される。すると、電磁石Mか励磁されてプランジャ37
を吸引し、押し棒33を介してスプール6に左方向の荷
重Fを作用する。この状態においては、調圧弁部2には
、スプリング7の付勢力Fspがスプール6を右方向に
押圧作用し、かつフィードバック圧室25に作用する付
勢力即ち大径ランド部21の面積A1と小径ランド部2
2の面積A2の差に作用する出力圧Pからなる付勢力(
P(A、−Am))かスプール6を左方向に押圧作用し
、これに対してプランジャ37からの吸引力Fかバラン
スしている。即ち、F = F s p −(A !
−A 2 ) Pとなり、従って出力圧Pは、 P= (Fsp−F)/ (At−A2)となる。
即ち、供給ポート15からの供給油圧は、プランジャ3
7の吸引力Fが大きいと低くなるように調圧され、該調
圧が出力ポート15から出力されて、プライマリレギュ
レータバルブ(図示せず)の調圧ポートに供給される。
7の吸引力Fが大きいと低くなるように調圧され、該調
圧が出力ポート15から出力されて、プライマリレギュ
レータバルブ(図示せず)の調圧ポートに供給される。
ここで、第4図に示すように、電磁石部3に供給される
電流か大きい程プランジャ吸引力Fも高くなるので、供
給電流値か大きい程出力圧Pは小さくなるように、供給
電流と出力圧とは所定勾配からなる略々比例関係となっ
ている。これにより、リニヤソレノイドバルブ1は、供
給電流か高峠小になるに従い高い出力圧を出力し、従っ
てライン圧が高くなるように制御するが、該ライン圧が
最低圧状態にある場合も、電磁石部3にIA(高電流値
)が供給された際の所定吸引力Fに対応して、調圧弁部
2は所定低油圧を出力するように、個々のバルブに対し
てそれぞれ調整されているので、正確な設定出力圧を出
力する。なお、電磁石部3に比較的低い電流を供給する
場合は、吸引力Fが比較的フラ・シトな特性となってお
り、プランジャ37の軸方向位置が少々ずれても、吸引
力Fに大きな変化はなく、スプリング付勢力Fsp及び
フィードバック付勢力と相俟った正確な位置にスプール
6を移動して、電流値に対応した正確な出力圧を出力し
て、ライン圧を制御する。
電流か大きい程プランジャ吸引力Fも高くなるので、供
給電流値か大きい程出力圧Pは小さくなるように、供給
電流と出力圧とは所定勾配からなる略々比例関係となっ
ている。これにより、リニヤソレノイドバルブ1は、供
給電流か高峠小になるに従い高い出力圧を出力し、従っ
てライン圧が高くなるように制御するが、該ライン圧が
最低圧状態にある場合も、電磁石部3にIA(高電流値
)が供給された際の所定吸引力Fに対応して、調圧弁部
2は所定低油圧を出力するように、個々のバルブに対し
てそれぞれ調整されているので、正確な設定出力圧を出
力する。なお、電磁石部3に比較的低い電流を供給する
場合は、吸引力Fが比較的フラ・シトな特性となってお
り、プランジャ37の軸方向位置が少々ずれても、吸引
力Fに大きな変化はなく、スプリング付勢力Fsp及び
フィードバック付勢力と相俟った正確な位置にスプール
6を移動して、電流値に対応した正確な出力圧を出力し
て、ライン圧を制御する。
なお、上述実施例は、スペーサ41にてスプール及びプ
ランジャの位置を調整したが、これに限らず、スプール
6の足部6aの長さ、又は弁スリーブ5の長さを調整す
る等の他の方法でもよいことは勿論である。
ランジャの位置を調整したが、これに限らず、スプール
6の足部6aの長さ、又は弁スリーブ5の長さを調整す
る等の他の方法でもよいことは勿論である。
(ト)発明の詳細
な説明したように、本発明によると、スペーサを挟む等
の調整手段を設けるたけの極めて簡単な構成でありなが
ら、個々のリニヤソレノイドバルブをそれぞれ、電磁石
部における所定電気信号値に対するプランジャのストロ
ーク位1と調圧弁部における所定出力圧に対応するスプ
ール位置とが合致するように調整しであるので、リニヤ
ソレノイドバルブの製品間のバラツキをなくして、信頼
性を向上することができる。
の調整手段を設けるたけの極めて簡単な構成でありなが
ら、個々のリニヤソレノイドバルブをそれぞれ、電磁石
部における所定電気信号値に対するプランジャのストロ
ーク位1と調圧弁部における所定出力圧に対応するスプ
ール位置とが合致するように調整しであるので、リニヤ
ソレノイドバルブの製品間のバラツキをなくして、信頼
性を向上することができる。
また、電磁石部を、所定電気信号において電磁石により
生ずるプランジャの吸引力が該プランジャのストローク
位置により変化する傾斜特性になるように設定したので
、小径で吸引容量の小さい電磁石部を用いても、所定ス
トローク範囲内に所定吸引力を発生する点を必ず設定す
ることができ、小型の電磁石部の採用によってもリニヤ
ソレノイドバルブの所定性能を確実に発揮することが可
能となり、リニヤソレノイドバルブを小型化することが
できる。
生ずるプランジャの吸引力が該プランジャのストローク
位置により変化する傾斜特性になるように設定したので
、小径で吸引容量の小さい電磁石部を用いても、所定ス
トローク範囲内に所定吸引力を発生する点を必ず設定す
ることができ、小型の電磁石部の採用によってもリニヤ
ソレノイドバルブの所定性能を確実に発揮することが可
能となり、リニヤソレノイドバルブを小型化することが
できる。
第1図は本発明によるリニヤソレノイドバルブを示す断
面図、第2図はその一部断面した分解斜視図である。第
3図(a)はプランジャ及びコアを示す拡大断面図、第
3図(b)はその一部変更した実施例を示す断面図であ
る。第4図は本発明によるプランジャ吸引力とストロー
クの関係を示す図である。そして、第5図(a) 、
(b) 、 (c) 、 (d)は本発明によるリニヤ
ソレノイドバルブの組立方法のそれぞれ異なる工程を示
す図である。また、第6図は従来の電磁石部の特性を示
す図である。 1・・・リニヤソレノイドバルブ 、 2・・・調圧
弁部 、 3・・・電磁石部 、 5・・・弁スリーブ
、5a・・・フランジ部 、 6・・・スプール 、7
・・・スプリング 、 12・・・ドレーンポート、
13・・・出力ポート 、 15・・・供給ポート
、25・・・出力フィードハック圧室 、 26・・・
調整ボルト 、 30・・・コア 、 30a・・・フ
ランジ部 、 31・・・コイル組立体 、 33
・・・押し棒 、 37・・・プランジャ 、 39・
・・ケース 、 39b・・・カシメ部 、 41・・
・調整手段(スペーサ)、 45・・・荷重検出センサ
、46・・・位置検出センサ 、 47・・・出力圧検
出センサ 、 M・・・電磁石部 、 A・・・スプー
ル位置 、 B1・・・ストローク位置 、 F08.
吸引力 、 Fm・・・吸引力の所定設定値 、 H
・・・傾斜特性 、 S・・・ストローク 、 n・・
・スペーサ枚数 。 出願人 アイシン・エイ・ダブり二株式会社トヨタ自動
車株式会社
面図、第2図はその一部断面した分解斜視図である。第
3図(a)はプランジャ及びコアを示す拡大断面図、第
3図(b)はその一部変更した実施例を示す断面図であ
る。第4図は本発明によるプランジャ吸引力とストロー
クの関係を示す図である。そして、第5図(a) 、
(b) 、 (c) 、 (d)は本発明によるリニヤ
ソレノイドバルブの組立方法のそれぞれ異なる工程を示
す図である。また、第6図は従来の電磁石部の特性を示
す図である。 1・・・リニヤソレノイドバルブ 、 2・・・調圧
弁部 、 3・・・電磁石部 、 5・・・弁スリーブ
、5a・・・フランジ部 、 6・・・スプール 、7
・・・スプリング 、 12・・・ドレーンポート、
13・・・出力ポート 、 15・・・供給ポート
、25・・・出力フィードハック圧室 、 26・・・
調整ボルト 、 30・・・コア 、 30a・・・フ
ランジ部 、 31・・・コイル組立体 、 33
・・・押し棒 、 37・・・プランジャ 、 39・
・・ケース 、 39b・・・カシメ部 、 41・・
・調整手段(スペーサ)、 45・・・荷重検出センサ
、46・・・位置検出センサ 、 47・・・出力圧検
出センサ 、 M・・・電磁石部 、 A・・・スプー
ル位置 、 B1・・・ストローク位置 、 F08.
吸引力 、 Fm・・・吸引力の所定設定値 、 H
・・・傾斜特性 、 S・・・ストローク 、 n・・
・スペーサ枚数 。 出願人 アイシン・エイ・ダブり二株式会社トヨタ自動
車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、コア及びコイル組立体からなる電磁石に吸引される
プランジャを有する電磁石部と、供給ポート、出力ポー
ト及びドレーンポートを有する弁スリーブ内を摺動自在
に嵌合するスプールを有する調圧弁部と、を備え、前記
スプールに作用するスプリング荷重及び出力圧フィード
バック荷重と前記プランジャに作用する吸引力とをバラ
ンスさせて、前記供給ポートからの供給圧を前記電磁石
部への電気信号に対応して調圧し、該調圧を出力圧とし
て出力ポートから出力してなる、リニヤソレノイドバル
ブにおいて、 前記電磁石部を、所定電気信号において前記電磁石によ
り生ずるプランジャの吸引力が該プランジャのストロー
ク位置により変化する傾斜特性になるように設定し、 該傾斜特性における前記吸引力の所定設定値に対応する
プランジャのストローク位置と、前記調圧弁部における
前記所定設定値に対応する出力圧になるスプール位置と
が、略々合致するように調整する調整手段を設けてなる
、 ことを特徴とするリニヤソレノイドバルブ。 2、コア及びコイル組立体からなる電磁石に吸引される
プランジャを有する電磁石部と、供給ポート、出力ポー
ト及びドレーンポートを有する弁スリーブ内を摺動自在
に嵌合するスプールを有する調圧弁部と、を備え、前記
スプールに作用するスプリング荷重及び出力圧フィード
バック荷重と前記プランジャに作用する吸引力とをバラ
ンスさせて、前記供給ポートからの供給圧を前記電磁石
部への電気信号に対応して調圧し、該調圧を出力圧とし
て出力ポートから出力してなる、リニヤソレノイドバル
ブにおいて、 前記スプールに所定設定荷重を作用した状態にて、前記
調圧弁部が予め設定された出力圧を出力するように前記
スプリング荷重を調整して、この状態におけるスプール
の位置を検出し、 一方、前記電磁石部を、所定電気信号において前記電磁
石により生ずるプランジャの磁引力が該プランジャのス
トローク位置により変化する傾斜特性になるように設定
すると共に、該傾斜特性において、前記プランジャの吸
引力が前記所定設定荷重となるプランジャのストローク
位置を検出し、 その後、該プランジャのストローク位置と前記スプール
の位置が略々合致するように、前記電磁石部と調圧弁部
との間に所定調整手段を介在して組立てる、 ことを特徴とするリニヤソレノイドバルブの組立方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30035490A JP2898081B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法 |
US07/786,810 US5197507A (en) | 1990-11-05 | 1991-11-05 | Linear solenoid valve apparatus and method assembling |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30035490A JP2898081B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04171508A true JPH04171508A (ja) | 1992-06-18 |
JP2898081B2 JP2898081B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17883777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30035490A Expired - Fee Related JP2898081B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5197507A (ja) |
JP (1) | JP2898081B2 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0588475B1 (en) * | 1992-07-23 | 1996-04-03 | Zexel Corporation | Fuel injection device |
DE4328709C2 (de) * | 1993-08-26 | 1996-04-04 | Bosch Gmbh Robert | Elektromagnetventil |
US5467963A (en) * | 1994-04-13 | 1995-11-21 | Cummins Engine Company, Inc. | Two-piece collet adjusting nut for a fuel injector solenoid valve |
JP3601554B2 (ja) * | 1995-08-11 | 2004-12-15 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電磁式圧力調整弁 |
US5623968A (en) * | 1995-12-18 | 1997-04-29 | Ingersoll-Rand Company | Valve assembly with manually actuated valve override |
JP3627338B2 (ja) * | 1995-12-30 | 2005-03-09 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置における圧力調整弁 |
DE19605247C1 (de) * | 1996-02-13 | 1997-04-24 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Steuern eines Volumenstromes |
US6092784A (en) * | 1997-12-30 | 2000-07-25 | Dana Corporation | Coil assembly useful in solenoid valves |
DE19904902A1 (de) * | 1999-02-06 | 2000-08-10 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Proportional-Druckregelventil |
DE19904901A1 (de) * | 1999-02-06 | 2000-08-10 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Proportional-Druckregelventil |
WO2000068601A1 (de) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektronisch-hydraulische steuereinrichtung für getriebe von fahrzeugen, vorzugsweise von kraftfahrzeugen |
US6199823B1 (en) | 1999-09-17 | 2001-03-13 | Tlx Technologies | Solenoid valve with an external sleeve armature |
JP2001263529A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
US6853530B1 (en) | 2000-09-15 | 2005-02-08 | General Electric Company | Apparatus and method for actuating a mechanical device |
US6631633B1 (en) | 2000-11-02 | 2003-10-14 | Visteon Global Technologies, Inc. | Method and apparatus for calibrating a variable force solenoid |
FR2834766B1 (fr) * | 2002-01-16 | 2004-04-16 | Asco Joucomatic | Procede de tarage du ressort mobile d'une electrovanne |
JP4306519B2 (ja) * | 2003-09-29 | 2009-08-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 圧力制御弁 |
US8393346B2 (en) * | 2004-08-12 | 2013-03-12 | Parker-Hannifin Corporation | Solenoid valve and method of assembly thereof |
JP4569371B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-10-27 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
JP2007078048A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁弁 |
JP4697043B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2011-06-08 | 株式会社デンソー | 流体圧制御装置 |
JP5316263B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-10-16 | 株式会社ジェイテクト | 電磁弁 |
RU2493443C2 (ru) * | 2011-09-20 | 2013-09-20 | Сергей Львович Ситников | Способ изготовления золотникового распределителя для гидравлического силового органа и золотниковый распределитель |
CN104321576B (zh) | 2012-06-21 | 2016-08-24 | 博格华纳公司 | 用于经由液压套管带有污染保护的螺线管电机通风方法 |
CN103032619B (zh) * | 2012-12-14 | 2016-04-27 | 兰溪市中元电器有限公司 | At用两位三通反比例减压电磁阀 |
JP2014202338A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | トヨタ自動車株式会社 | 変速機の油圧制御装置 |
JP5920325B2 (ja) * | 2013-11-11 | 2016-05-18 | 株式会社デンソー | 付勢力調整装置、これを用いた油圧制御弁、及び、付勢力調整装置の製造方法 |
JP6677059B2 (ja) * | 2016-04-20 | 2020-04-08 | スミダコーポレーション株式会社 | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
JP6462633B2 (ja) * | 2016-06-06 | 2019-01-30 | アイシン精機株式会社 | 電磁弁およびオイルポンプ |
CN106122151B (zh) * | 2016-08-31 | 2018-01-12 | 宁波海宏液压有限公司 | 插入式大流量三通比例减压阀 |
CN110220030B (zh) * | 2019-04-29 | 2024-04-05 | 海力达汽车系统(常熟)有限公司 | 一种能够降低功耗的步进式电磁阀 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63298416A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 | Aisin Warner Ltd | 圧力調整弁 |
JPH02129476A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Aisin Aw Co Ltd | 圧力調整弁 |
JPH02180390A (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-13 | Aisin Aw Co Ltd | 圧力調整弁 |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP30035490A patent/JP2898081B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-05 US US07/786,810 patent/US5197507A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2898081B2 (ja) | 1999-05-31 |
US5197507A (en) | 1993-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04171508A (ja) | リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法 | |
US5513673A (en) | Electrically modulated pressure regulator valve with variable force solenoid | |
US5571248A (en) | Pressure regulator | |
US5853028A (en) | Variable force solenoid operated valve assembly with dampener | |
US5513832A (en) | Variable force solenoid valve | |
US20040154672A1 (en) | Proportional pilot-operated flow control valve | |
JP2001132865A (ja) | ソレノイド作動式圧力制御弁およびその制御方法 | |
US4971114A (en) | Electromagnetic proportional pressure control valve | |
JPH05126106A (ja) | 可変フオースモータを備えた電磁ソレノイド弁 | |
US20170108138A1 (en) | Solenoid valve | |
US5004440A (en) | Pressure control valve | |
JP2865728B2 (ja) | 比例弁 | |
JPH04175587A (ja) | リニヤソレノイドバルブ装置 | |
US5346175A (en) | Variable assist steering control valve | |
JP6256104B2 (ja) | 電磁弁及び電磁弁の製造方法 | |
EP0051965B1 (en) | Solenoid operated valves | |
US6202697B1 (en) | Proportional pressure control valve | |
JPH09166238A (ja) | 電磁弁 | |
US7229063B2 (en) | Pressure control valve | |
JPH0749159Y2 (ja) | 電磁操作される制御弁 | |
JP3522618B2 (ja) | 流量制御装置 | |
JP2776930B2 (ja) | 圧力調整弁 | |
JP2553345B2 (ja) | 圧力制御弁 | |
US6220277B1 (en) | Flow metering solenoid valve | |
JPS63130981A (ja) | 電磁式流量調整弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |