JP2001176174A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2001176174A
JP2001176174A JP35609399A JP35609399A JP2001176174A JP 2001176174 A JP2001176174 A JP 2001176174A JP 35609399 A JP35609399 A JP 35609399A JP 35609399 A JP35609399 A JP 35609399A JP 2001176174 A JP2001176174 A JP 2001176174A
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JP35609399A
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Koichi Maruta
宏一 丸田
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の記録媒体より再生された曲を所定の記録
媒体にダビングしても、その所定の記録媒体に記録され
た各曲に対応するアルバムタイトルやアーティスト名を
容易に把握可能とする。 【解決手段】ダビング時には、ドライブ部100Aでマ
スターMDより記録内容を再生し、その記録内容をドラ
イブ部100に供給してスレーブMDに記録する。この
場合、スレーブMDに既に他のアルバムタイトルおよび
アーティスト名に係る曲が記録されているときは、マス
ターMDより再生された曲を追加して記録する。このと
き、スレーブMDのUTOC領域に、追加して記録され
た曲名と共に、マスターMDのアルバムタイトルおよび
アーティスト名をも記録する。例えば、このマスターM
Dのアルバムタイトルおよびアーティスト名を、曲名デ
ータ領域に曲名と同時に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばMD(ミ
ニディスク)等の記録内容に関連した情報を所定位置に
記録可能な記録媒体を取り扱う記録装置に関する。詳し
くは、既に第1の情報が記録されている第1の記録媒体
の第1の記録領域に、新たな第2の記録媒体より再生さ
れる第1の情報を追加して記録されるとき、この第1の
記録媒体の第2の記録領域に、既に記録されている第2
の情報に加えて、第1の記録領域に追加して記録される
第1の情報に関連した新たな第2の情報を記録すること
によって、複数の記録媒体からの第1の情報を第1の記
録媒体に記録しても、その所定の記録媒体に記録された
第1の情報に対応する第2の情報を容易に把握できるよ
うにした記録装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚のCD(コンパクトディスク)を
収納して、所望のディスクを再生可能にするCDチェン
ジャー装置が一般に広く知られている。このCDチェン
ジャー装置には、平置きタイプのものと積層タイプのも
のとがある。積層タイプのものは、平置きタイプのもの
に比べてCDの収納枚数を多くできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したCDチェンジ
ャー装置においては、収納されるCDの枚数が多くなる
と、どの番号の棚にどのCDを収納したか分からなくな
ってしまう。従来この問題の解決策として、CDジャケ
ットを収納できるアルバムタイプのジャケット収納帳を
CDチェンジャーに添付することが行われている。
【0004】ユーザは、CDチェンジャー装置にCDを
収納するたびに、収納した棚の棚番号に対応する収納帳
の収納位置にCDジャケットを収納していく。これによ
り、ユーザは、ジャケット収納帳の頁を捲ることによっ
て、所望のCDが収納されている棚番号を知ることがで
きる。しかしこれでは、CDの収納に伴って収納帳の所
定の収納位置にCDジャケットを収納する作業が必要と
なる他に、所望のCDを探すことが面倒であると共に時
間がかかるという不都合があった。
【0005】近年、新たな記録媒体としてMDが市場に
広く出回るようになってきた。MDはCDに比べて小型
であり、ディスクがケースに収納されているため、取り
扱いが非常に楽である。したがって、上述したCDチェ
ンジャー装置と同様に、積層タイプのMDチェンジャー
装置が、今後一般に利用される可能性が高い。
【0006】しかし、CDチェンジャー装置のように、
MDを収納するたびにアルバムタイプのジャケット収納
帳の所定の収納位置にMDジャケットを収納していき、
このジャケット収納帳に基づいて所望のMDを探すもの
とすれば、CDチェンジャー装置と同様の不都合を有す
ることになる。
【0007】また、MDは、現在、ダビングに使用され
ることが非常に多く、記録した曲名等を表示させるため
に、1曲ずつ手作業でテキストデータを入力していかな
ければならず、非常に面倒であった。
【0008】また、MDに追加記録する場合、ディスク
内情報を自動的に記録するとしても、曲名情報のみを記
録するとすれば、各曲に対応するアルバムタイトルおよ
びアーティスト名がわからなくなり、アルバムタイトル
やアーティスト名での検索が不可能となる。
【0009】この発明は、複数の記録媒体より再生され
た曲を所定の記録媒体にダビングしても、その所定の記
録媒体に記録された各曲に対応するアルバムタイトルや
アーティスト名を容易に把握可能とする記録装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録装置
は、記録媒体を駆動するドライブ部と、このドライブ部
に装着された第1の記録媒体の第1の記録領域に、第2
の記録媒体より再生された第1の情報を記録すると共
に、第1の記録媒体の第2の記録領域に第1の記録領域
に記録される第1の情報に関連した第2の情報を記録す
る記録手段とを備える記録装置であって、記録手段は、
第1の記録媒体の第1の記録領域に既に第1の情報が記
録されており、当該第1の情報に追加して新たな第2の
記録媒体より再生される第1の情報を記録するとき、第
1の記録媒体の第2の記録領域に、既に記録されている
第2の情報に加えて、上記新たな第2の記録媒体より再
生される第1の情報に関連した新たな第2の情報を記録
するものである。例えば、第1の情報は曲データであ
り、第2の情報は曲データに関連したアルバムタイトル
およびアーティスト名の一方または双方を示すデータで
ある。
【0011】この発明においては、ドライブ部に装着さ
れた第1の記録媒体の第1の記録領域に、第2の記録媒
体より再生された第1の情報、例えば曲データが記録さ
れる。この場合、第1の記録媒体の第1の記録領域に既
に第1の情報が記録されているとき、当該第1の情報に
追加して、第2の記録媒体より再生される第1の情報が
記録される。このように第1の記録媒体の第1の記録領
域に、第2の記録媒体からの第1の情報が追加して記録
されるとき、第1の記録媒体の第2の記録領域に、既に
記録されている第2の情報、例えばアルバムタイトル、
アーティスト名に加えて、上述の第1の記録領域に追加
して記録される第1の情報に関連した新たな第2の情報
が記録される。
【0012】例えば、第1の記録媒体の第2の記録領域
内の曲名データ領域に、新たな第2の情報に係る曲の曲
名データと共に、当該新たな第2の情報が記録される。
また例えば、第1の記録媒体の第2の記録領域内のディ
スク情報領域に、既に記録されている第2の情報に追加
して、新たな第2の情報が記録される。
【0013】このように、既に第1の情報が記録されて
いる第1の記録媒体の第1の記録領域に、新たな第2の
記録媒体より再生される第1の情報を追加して記録され
るとき、この第1の記録媒体の第2の記録領域に、既に
記録されている第2の情報に加えて、第1の記録領域に
追加して記録される第1の情報に関連した新たな第2の
情報が記録されることにより、複数の記録媒体からの第
1の情報を所定の記録媒体(第1の記録媒体)に記録し
ても、その所定の記録媒体に記録された第1の情報に対
応する第2の情報を容易に把握できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのMDチェンジャー装置10の構成を示してい
る。このMDチェンジャー装置10は、大きく分ける
と、装置本体を構成するドライブ部100,100Aお
よびチェンジャー部200と、リモコン装置300とか
らなっている。チェンジャー部200は、MD101を
収納するための棚(Rack)210Aを複数個有する収納
部210と、この収納部210とドライブ部100との
間でMD101を搬送するキャリッジ220とを有して
いる。
【0015】ドライブ部100は、MD101に対して
データの記録再生を行う部分である。このドライブ部1
00は、マイクロコンピュータを有して構成され、全体
の動作を制御するためのシステムコントローラ(以下、
「シスコン」という)102を有している。このシスコ
ン102には、ユーザが種々の操作を行うための操作部
103と、後述するリモートコントロール装置(以下、
「リモコン装置」という)300との間で、赤外線信号
の送受信を行うための赤外線信号送受信部104とが接
続されている。上述したチェンジャー部200の動作
も、このシスコン102により制御される。
【0016】また、ドライブ部100は、MD101を
回転駆動するためのスピンドルモータ105と、外部磁
界発生用の磁気ヘッド106と、この磁気ヘッド106
の磁界発生を制御するヘッド駆動回路107と、半導体
レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピッ
クアップ108と、この光ピックアップ108を径方向
に移動するための送りモータ109とを有している。磁
気ヘッド106と光ピックアップ108は、MD101
を挟むように対向して配設されている。
【0017】また、ドライブ部100は、光ピックアッ
プ108を構成する複数の光検出器(図示せず)の出力
信号が供給され、フォーカスエラー信号SFE、トラッキ
ングエラー信号STE、再生RF信号SRFを生成し、さら
にMD101が録再用のものである場合にはその案内溝
(図示せず)の蛇行に対応したFM信号SFMを生成する
RFアンプ部111と、エラー信号SFE、STEに基づい
て光ピックアップ108のフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボを行うと共に、シスコン102の制御の下に
送りモータ109による光ピックアップ108の送り
や、スピンドルモータ105の回転を制御するサーボ回
路112とを有している。
【0018】また、ドライブ部100は、RFアンプ部
111で生成された上述のFM信号SFMを復調してアド
レスデータADを得るアドレスデコーダ113を有して
いる。このアドレスデータADは、後述するEFM(Ei
ght to fourteen Modulation)とACIRC(Advanced
Cross Interleave Reed-Solomon Code)のエンコーダ
/デコーダ126を介してシスコン102に供給され
る。これにより、MD101が録再用であって、未記録
状態にあっても、全周よりアドレスデータを得ることが
でき、安定した高速ランダムアクセスが可能となる。
【0019】なお、このアドレスデータは、メインチャ
ネルのセクタヘッダやサブコードQにも記録される。し
たがって、MD101が録再用のものであって、記録状
態にあるもの、あるいはMD101が再生専用のもので
ある場合には、セクタヘッダやサブコードQよりアドレ
スデータADを得ることができる。
【0020】また、ドライブ部100は、記録オーディ
オ信号SAinを入力する入力端子121と、この入力端
子121に入力されるアナログの記録オーディオ信号S
Ainをディジタル信号に変換するA/Dコンバータ12
2と、再生時に音声圧縮エンコーダ/デコーダ123で
伸長復号化されて得られるディジタルオーディオ信号を
アナログ信号に変換して再生オーディオ信号SAoutを
得るD/Aコンバータ127と、このD/Aコンバータ
127より出力される再生オーディオ信号SAoutを出
力する出力端子128とを有している。
【0021】また、ドライブ部100は、記録時にA/
Dコンバータ122より出力されるオーディオ信号に対
してATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codin
g)方式の音声圧縮符号化を行うと共に、再生時にDR
AM(Dynamic Random AccessMemory)125より耐振
用メモリコントローラ124の制御で読み出される圧縮
符号化データに対して伸長復号化処理をする音声圧縮エ
ンコーダ/デコーダ123を有している。記録時にこの
エンコーダ/デコーダ123より出力される圧縮符号化
データは、メモリコントローラ124を介してDRAM
125に一時的に格納される。
【0022】また、ドライブ部100は、記録時にDR
AM125よりメモリコントローラ124の制御で読み
出される圧縮符号化データに対して、誤り訂正のための
エンコード処理や変調処理を行って記録オーディオデー
タを得ると共に、再生時にRFアンプ部111より供給
される再生RF信号SRFに対して復調処理や誤り訂正処
理を行うEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ1
26を有している。再生時にこのエンコーダ/デコーダ
126より出力される圧縮符号化データは、メモリコン
トローラ124を介してDRAM125に一時的に格納
される。
【0023】また、ドライブ部100は、ハードディス
ク(HD)に対してデータの記録再生を行うハードディ
スクドライブ(HDD)131を有している。このハー
ドディスクドライブ131は、ハードディスクコントロ
ーラ(HDコントローラ)132を介してシスコン10
2に接続されている。
【0024】ドライブ部100Aは、例えばMD101
の再生専用のドライブ部である。詳細説明は省略する
が、このドライブ部100Aは、上述したドライブ部1
00より記録系の構成を除いた構成とされる。ドライブ
部100Aの動作は、ドライブ部100のシスコン10
2によって制御される。ダビング時には、ドライブ部1
00Aでマスター側のMD101より再生された記録内
容が、ドライブ部100に供給されてスレーブ側のMD
101に記録される。
【0025】図2A,B、図3A,Bおよび図4は、上
述したMDチェンジャー装置10の外観を示している。
図2Aは正面図、図2Bは平面図、図3Aは背面図、図
3Bは左側面図、図4は一部の拡大図である。なお、右
側面図は、図3Bに示す左側面図に対して対称に現れ
る。
【0026】このMDチェンジャー装置10は、全体と
して縦長の直方体状の本体部分20と、この本体部分2
0を支持する円盤状の基底部分30と、本体部分20の
左右に設けられ、それぞれ中音域および低音域を再生す
るスピーカが配置されたスピーカ配置部分40L,40
Rと、本体部分20の上に設けられ、左右の高音域再生
用のスピーカが配置された球状のスピーカ配置部分50
とからなっている。
【0027】本体部分20には、その上部にドライブ部
100,100Aが配設され、その中部および下部にチ
ェンジャー部200が配設されている。チェンジャー部
200の配設位置に対応して正面に透明な窓部21が設
けられており、収納部210の棚210Aに収納される
MDや、キャリッジ220の動きを外部より観察できる
ようになっている。
【0028】また、ドライブ部100の配設位置に対応
して正面に操作部103およびMD挿入口22,22A
が形成されている。MD挿入口22は、ドライブ部10
0にMD101を挿入するための挿入口である。一方、
MD挿入口22Aは、ドライブ部100AにMD101
を挿入するための挿入口である。操作部103には、図
4に示すように、電源のオンオフ操作をする「power」
キー、ポーズ操作をする「pause」キー、ストップ操作
をする「stop」キー、プレイ操作をする「play」キー、
イジェクト操作をする「eject」キーが設けられてい
る。
【0029】図1に戻って、リモコン装置300は、ド
ライブ部100の赤外線信号送受信部104との間で赤
外線信号の送受信を行うための赤外線信号送受信部30
1と、液晶表示素子(LCD:liquid crystal displa
y)等のディスプレイを備えてなる表示部302と、ユ
ーザが種々の操作を行うための操作部303とを有して
構成されている。
【0030】図5A,B,Cは、上述したリモコン装置
300の外観を示している。図5Aは正面図、図5Bは
右側面図である。リモコン装置300は、赤外線信号送
受信部301や操作部303が配設される本体部分31
0と表示部302とからなっている。本体部分310は
第1、第2の部分310a,310bを有して構成され
ており(図5B参照)、これら第1、第2の部分310
a,310bがヒンジ構造によって開閉自在とされてい
る。図5Aは第1、第2の部分310a,310bが閉
じた状態を示し、図5Cは第1、第2の部分310a,
310bが開いた状態を示している。
【0031】第1、第2の部分310a,310bが開
いた状態では、操作部303を構成する各種キー等が露
呈される。第2の部分310bには、電源のオンオフ操
作をする「power」キー、ポーズ操作をする「pause」キ
ー、ストップ操作をする「stop」キー、再生操作をする
「play」キー、録音操作をする「rec」キー、スキップ
操作を行うための「skip/search」キー、ダビング操作
をする「dubbing」キーが配されている。
【0032】また、この第2の部分310bには、グラ
フィックイコライザ(ロック、ポップ、クラシック、ジ
ャズ)等のサウンドモードの切換操作を行うための「so
undmode」キー、1曲リピート、全曲リピート、ランダ
ム等のプレイモードの切換操作を行うための「play mod
e」キー、TOC表示、残時間表示、トータル時間表示
を操作する「display」キー、検索実行キーとしての「s
earch」キー、MD101の収納操作を行うためのため
の「store」キー、MD101のイジェクト操作を行う
ための「eject」キーが配されている。
【0033】第1の部分310aには、音量を調整する
ための「volume」ダイヤル、上下左右のカーソルキー、
決定操作を行うための「enter」キーが配されている。
また、この第1の部分310aには、検索時等に項目を
選択するキーが配されている。「disc」キーは項目とし
てアルバムタイトル(ディスクタイトル)を選択するキ
ーであり、「title」キーは項目として曲名を選択する
キーであり、「name」キーは項目としてアーティスト名
を選択するキーであり、「number」キーは項目として棚
番号を選択するキーであり、「date」キーは項目として
記録日時を選択するキーであり、「letter」キーは項目
として日本語版か英語版かの区別を選択するキーであ
る。さらに、この第1の部分310aには、ある状態か
らその前の状態に戻すための「back」キー、一覧表示を
行うための「list」キーも配されている。
【0034】次に、図1に示すMDチェンジャー装置1
0の動作を説明する。ユーザがリモコン装置300の操
作部303を操作し、収納部210の所定の棚210A
の棚番号を指定した場合、リモコン装置300よりその
棚番号の指定情報が赤外線信号を使用してシスコン10
2に供給される。そして、シスコン102によりチェン
ジャー部200が制御され、指定された棚番号の棚21
0Aに収納されているMD101がキャリッジ220に
よりドライブ部100に移動される。このようにドライ
ブ部100に移動されたMD101が録再用のものであ
るときは、このMD101にオーディオデータの記録が
可能となる。
【0035】記録時の動作を説明する。入力端子121
に入力される記録オーディオ信号SAinはA/Dコンバ
ータ122でディジタル信号に変換されて音声圧縮のエ
ンコーダ/デコーダ123に供給され、ATRAC方式
の音声圧縮符号化が行われる。そして、このエンコーダ
/デコーダ123より出力される圧縮符号化データはメ
モリコントローラ124を介してDRAM125に一時
的に格納される。
【0036】このDRAM125に格納された圧縮符号
化データはメモリコントローラ124の制御によって順
次読み出され、メモリコントローラ124を介してEF
MとACIRCのエンコーダ/デコーダ126に供給さ
れ、誤り訂正処理のためのエンコード処理が行われると
共に、変調処理が行われる。
【0037】エンコーダ/デコーダ126より出力され
る記録オーディオデータはヘッド駆動回路107に供給
される。これにより、磁気ヘッド106の出力磁界が記
録オーディオデータによって変調され、光ピックアップ
108からのレーザ光との共働によって、記録オーディ
オデータがMD101に記録される。
【0038】また、上述したようにドライブ部100に
移動されたMD101が録再用のものであるか、あるい
は再生専用のものであるときは、このMD101よりオ
ーディオデータの再生が可能となる。
【0039】再生時の動作を説明をする。RFアンプ部
111より出力される再生RF信号はエンコーダ/デコ
ーダ126に供給され、復調処理が行われると共に、誤
り訂正処理が行われる。このエンコーダ/デコーダ12
6で誤り訂正された圧縮符号化データはメモリコントロ
ーラ124を介してDRAM125に一時的に格納され
る。このDRAM125に格納された圧縮符号化データ
はメモリコントローラ124を介してエンコーダ/デコ
ーダ123に供給されて伸長復号化処理が行われる。そ
して、エンコーダ/デコーダ123より出力される線形
なディジタルオーディオデータがD/Aコンバータ12
7に供給されてアナログ信号に変換され、出力端子12
8に再生オーディオ信号SAoutが導出される。
【0040】次に、MD101を、収納部210の所定
の棚210Aに収納するローディング時の動作を説明す
る。シスコン102は、MD挿入口22(図2A参照)
にMD101が挿入されると、図6のフローチャートに
示す処理を開始する。
【0041】ステップST1で、MD101のTOC領
域(再生専用)、あるいはUTOC領域(録再用)に記
録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情
報)を読み取り、内蔵のRAM102aに一時的に記憶
する。ここで、記録内容に関連した情報としては、アル
バムタイトル&アーティスト名、曲名、録音日時があ
る。
【0042】そして、ステップST2で、「store」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップS
T3で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定
する。「eject」キーの押し下げがあるときは、ステッ
プST4に進んで、上述したようにMD挿入口22に挿
入されたMD101を、このMD挿入口22より外部に
排出し、処理を終了する。このように、MD挿入口22
にMD101を挿入した後でも、「eject」キーの押し
下げを行うことで、当該MD101の収納部210への
収納を中止することができる。
【0043】一方、「store」キーの押し下げがあると
きは、ステップST5に進む。このステップST5で
は、収納する棚を指定するための画面をリモコン装置3
00の表示部302に表示する。この場合、シスコン1
02はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送
信し、例えば収納部210の空いている棚210Aのう
ち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0044】そして、ステップST6で、カーソルキー
の押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを判定
し、ステップST7で、「enter」キーの押し下げがあ
るか否かを判定する。棚番号の変更操作があるときは、
ステップST8に進んで、別の空いている棚210Aの
棚番号に変更する。このとき、リモコン装置300の表
示部302に表示される棚番号が変更される。なお、表
示部302に収納部210の空いている棚210Aの全
ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置を変更して任
意の棚番号を選択し得るようにしてもよい。
【0045】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、ステップST9で、ステップST1でMD挿入口
22より挿入されたMD101より読み出してRAM1
02aに記憶していたディスク内情報を、「enter」キ
ーの押し下げ時に表示部302に表示されていた棚番号
(以下、「指定棚番号」という)と対応させてハードデ
ィスクに記憶する。そして、ステップST10で、MD
挿入口22より挿入されたMD101を収納部210の
指定棚番号の棚210Aに収納して、処理を終了する。
この場合、MD挿入口22より挿入されてドライブ部1
00に装着されていたMD101は、キャリッジ220
により指定棚番号の棚210Aに移動されて収納され
る。
【0046】このように収納部210の所定の棚210
AにMD101が収納される毎に、その棚210Aの番
号とその棚210Aに収納されるMD101より読み出
されたディスク内情報とが対応してハードディスクに記
憶される。なお、収納部210の所定の棚210Aに収
納されるMD101が録再用のものであるときは、上述
したディスク内情報の一部または全部がないこともあ
る。
【0047】図7は、ハードディスクの記憶例を示して
いる。棚番号が「3」の部分は、MD101に、例えば
複数の記録媒体(MD等)より再生された曲がダビング
(記録)されている場合の記憶例である。この場合、M
D101の曲名データ領域には曲名と共にアルバムタイ
トルおよびアーティスト名が記録されており、MD10
1のディスク情報領域にはアルバムタイトルとして複数
の記録媒体からの曲が記録されていることを示す「オム
ニバス」が記録されているものとする。
【0048】次に、MD挿入口22Aより挿入されてド
ライブ部100Aに装着されたMD101(図1には図
示せず)より再生された記録内容(曲)を、ドライブ部
100に装着されたMD101に記録する、ダビング時
の動作を説明する。シスコン102は、ユーザのリモコ
ン装置300の操作部303の操作により、ドライブ部
100Aに装着されたMD101に記録されている曲の
一部または全曲がダビングすべき曲として選択された
後、その操作部303の「dubbing」キーの押し下げが
あると、図8および図9のフローチャートに示す処理を
開始する。
【0049】なおこの場合、ドライブ部100には録再
用のMD101(スレーブMD)が装着されるが、その
装着時にそのUTOC領域に記録されている記録内容に
関連した情報(ディスク内情報)が自動的に読みとら
れ、シスコン102の内蔵RAM102aに一時的に記
憶される。同様に、ドライブ部100Aには再生専用ま
たは録再用のMD101(マスターMD)が装着される
が、装着時にそのTOC領域またはUTOC領域に記録
されている、記録内容に関連した情報(ディスク内情
報)が自動的に読みとられ、ドライブ部100のシスコ
ン102の内蔵RAM102aに一時的に記憶される。
【0050】ステップST111で、N=1に設定す
る。そして、ステップST112で、N曲目のダビング
を開始する。最初は、N=1であるので、1曲目のダビ
ングを開始する。この場合、ドライブ部100Aでマス
ターMDよりダビングすべきN曲目の曲が再生され、再
生された記録内容(ディジタルオーディオデータ)がド
ライブ部100の音声圧縮エンコーダ/デコーダ123
に供給され、スレーブMDの所定のアドレスより記録さ
れる。
【0051】次に、ステップST113で、リモコン装
置300の表示部302にダビング中(記録中)である
旨、およびダビング中の記録内容に関連した情報、例え
ばアルバムタイトルおよびアーティスト名、曲名等)を
表示する。この場合、シスコン102は、リモコン装置
300に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0052】そして、ステップST114で、N曲目の
ダビングが終了したか否かを判定する。N曲目のダビン
グが終了したときは、ステップST115で、NがNma
xであるか否かを判定する。ここで、Nmaxは、ダビング
すべき曲の総数である。N=Nmaxでないときは、ステ
ップST116で、Nをインクリメントして、ステップ
ST112に戻り、次の曲のダビングを開始する。
【0053】ステップST115でN=Nmaxであると
きは、ダビングすべき曲の全てのダビングが終了したこ
とを意味し、ステップST117に進む。このステップ
ST117では、スレーブMDのUTOC領域に、上述
したように記録された記録内容に関連した情報、すなわ
ちアルバムタイトルおよびアーティスト名、曲名、各曲
の開始・終了のアドレス等を記録する。
【0054】ここで、スレーブMDに既に他のアルバム
タイトルおよびアーティスト名に係る曲が記録されてい
る場合、上述したダビング時にはマスターMDより再生
された曲が追加して記録される。この場合、スレーブM
DのUTOC領域に、追加して記録された曲名と共に、
マスターMDのアルバムタイトルおよびアーティスト名
も記録される。
【0055】このマスターMDのアルバムタイトルおよ
びアーティスト名は、例えば曲名データ領域に曲名と同
時に記録される。その際には、例えばアルバムタイトル
およびアーティスト名と曲名との間にスラッシュが配置
される等して、アルバムタイトルおよびアーティスト名
と曲名とが区別可能とされる。
【0056】また、このように曲名データ領域にマスタ
ーMDのアルバムタイトルおよびアーティスト名を曲名
と共に記録する際、その曲名データ領域に既に他のアル
バムタイトルおよびアーティスト名に係る曲の曲名のみ
記録されている部分があるときは、その部分に曲名と共
に上述の他のアルバムタイトルおよびアーティスト名を
追加して記録する。
【0057】ここで、上述の他のアルバムタイトルおよ
びアーティスト名は、ディスク情報領域に記録されてい
るので、それが利用される。そして、その後に、ディス
ク情報領域に記録されているアルバムタイトルおよびア
ーティスト名は、複数の記録媒体からの記録内容が記録
されていることを示すタイトル、例えば「オムニバス」
に書き換えられる。
【0058】なお、上述したように、スレーブMDのU
TOC領域に、追加して記録された曲名と共に、マスタ
ーMDのアルバムタイトルおよびアーティスト名を記録
する場合、マスターMDのアルバムタイトルおよびアー
ティスト名を、ディスク情報領域に、既に記録されてい
る上記他のアルバムタイトルおよびアーティスト名に追
加して記録することも考えられる。この場合には、曲名
データ領域には、曲名のみが記録されることとなる。
【0059】次に、ステップST118で、リモコン装
置300の表示部302に、ダビングの終了を表示す
る。この場合、シスコン102は、リモコン装置300
に表示情報を赤外線信号で送信する。そして、ステップ
ST119で、「store」キーの押し下げがあるか否か
を判定し、さらにステップST120で、「eject」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0060】「eject」キーの押し下げがあるときは、
ステップST121に進んで、上述したようにドライブ
部100に装着されているスレーブMDを、MD挿入口
22より外部に排出し、ステップST122で、ハード
ディスクドライブ131のハードディスクより、排出さ
れたスレーブMDに関する情報を削除して、ステップS
T123に進む。ステップST123では、ドライブ部
100Aに装着されているマスターMDを、MD挿入口
22Aより外部に排出し、処理を終了する。
【0061】なお、ステップST122の処理は、スレ
ーブMDが、収納部210の所定の棚210Aに収納さ
れていた場合のみ実行される。このようにハードディス
ク内の情報を削除することで、排出されたスレーブMD
が収納されていた棚210Aに、新たにMD101の収
納が可能となる。
【0062】また、ステップST119で、「store」
キーの押し下げがあるときは、ステップST124で、
ドライブ部100に装着されているスレーブMDが、収
納部210の所定の棚210Aに収納されていたもので
あるか否かを判定する。スレーブMDが所定の棚210
Aに収納されていたものであるときは、ステップST1
25に進む。このステップST125では、収納されて
いた棚210Aの棚番号に対応させてハードディスクに
記憶されているディスク内情報を、スレーブMDのUT
OC領域に記録されている記録内容に関連した情報(デ
ィスク内情報)に書き換える。
【0063】次に、ステップST126で、ドライブ部
100に装着されているスレーブMDを、収納部210
の元の棚210Aに収納する。この場合、スレーブMD
は、キャリッジ220により、ドライブ部100から元
の棚210Aに移動されて収納される。そして、ステッ
プST123で、ドライブ部100Aに装着されている
マスターMDを、MD挿入口22Aより外部に排出し、
処理を終了する。
【0064】また、ステップST124で、スレーブM
Dが所定の棚210Aに収納されていたものでないとき
は、ステップST127に進む。このステップST12
7では、収納する棚を指定するための画面をリモコン装
置300の表示部302に表示する。この場合、シスコ
ン102はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号
で送信し、例えば収納部210の空いている棚210A
のうち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0065】そして、ステップST128で、カーソル
キーの押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを
判定し、ステップST129で、「enter」キーの押し
下げがあるか否かを判定する。棚番号の変更操作がある
ときは、ステップST130に進んで、別の空いている
棚210Aの棚番号に変更する。このとき、リモコン装
置300の表示部302に表示される棚番号が変更され
る。なお、表示部302に収納部210の空いている棚
210Aの全ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置
を変更して任意の棚番号を選択し得るようにしてもよ
い。
【0066】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、ステップST131で、スレーブMDのUTOC
領域に記録されている記録内容に関連した情報(ディス
ク内情報)を、「enter」キーの押し下げ時に表示部3
02に表示されていた棚番号(以下、「指定棚番号」と
いう)と対応させてハードディスクに記憶する。そし
て、ステップST132で、ドライブ部100に装着さ
れているスレーブMDを、収納部210の指定棚番号の
棚210Aに収納する。この場合、スレーブMDは、キ
ャリッジ220により、ドライブ部100から指定棚番
号の棚210Aに移動されて収納される。そして、ステ
ップST123で、ドライブ部100Aに装着されてい
るマスターMDを、MD挿入口22Aより外部に排出
し、処理を終了する。
【0067】次に、検索時の動作を説明する。シスコン
102は、リモコン装置300の操作部303にある
「search」キーの押し下げがあると、図10〜図12の
フローチャートに示す処理を開始する。
【0068】ステップST21で、リモコン装置300
の表示部302に、図示せずも検索項目の選択画面を表
示する。この場合、シスコン102はリモコン装置30
0に表示情報を赤外線信号で送信し、「disc」、「titl
e」、「name」、「number」、「date」、「letter」の
いずれかの項目の選択を促す表示をする。そして、ステ
ップST22で、項目キーの押し下げがあるか否かを判
定する。項目キーの押し下げがあるときは、ステップS
T23に進んで、「letter」キーの押し下げがあるか否
かを判定する。
【0069】「letter」キーの押し下げあるときは、ス
テップST24に進む。このステップST24では、リ
モコン装置300の表示部302に、日本語版、英語版
の選択画面を表示する。この場合、初期設定は例えば日
本語版となっている。そして、ステップST25で、カ
ーソルキーの押し下げによる版の変更操作があるか否か
を判定し、ステップST26で、「search」キーの押し
下げがあるか否かを判定する。版の変更操作があるとき
は、ステップST27に進んで、日本語版、英語版を切
り替える。
【0070】一方、「search」キーの押し下げがあると
きは、ステップST19に進み、ハードディスクに記憶
された情報に基づいて、最終的に選択された版のMD1
01を検索する。ここで、ディスク内情報としてのアル
バムタイトル&アーティスト名、曲名のいずれにもカナ
がないときは英語版であると判断し、それ以外は日本語
版であると判断する。
【0071】また、ステップST23で「letter」キー
の押し下げでないとき、つまり「disc」、「title」、
「name」、「number」、「date」のいずれかのキーの押
し下げであるときは、ステップST20で、リモコン装
置300の表示部302に、カーソル位置に対応して文
字を入力する文字入力画面を表示した後、ステップST
28で、「letter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST29で、カーソルキーの押し下げによ
る文字変更操作があるか否かを判定し、ステップST3
0で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST31で、「back」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、さらにステップST32で、「sear
ch」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0072】「letter」キーの押し下げがあるときは、
ステップST33に進んで、入力モードをカナ入力モー
ドから英数字入力モード、あるいはその逆に変更する。
カーソルキーの押し下げによる文字変更操作があるとき
は、ステップST34に進んで、文字を変更する。「en
ter」キーの押し下げがあるときは、ステップST35
に進んで、カーソル位置の文字を確定する。「back」キ
ーの押し下げがあるときは、ステップST36に進ん
で、既に確定している文字のうち最新の1文字を削除す
る。削除する文字がないときは、この処理は無効とな
る。さらに、「search」キーの押し下げがあるときは、
ステップST19に進んで、ハードディスクに記憶され
た情報を参照し、最終的に確定した文字列を使用した検
索をする。
【0073】この検索において、検索項目が「disc」や
「name」であるときには、ハードディスクに記憶された
アルバムタイトルおよびアーティスト名の項目部分の他
に、曲名の項目部分をも参照する。これは、上述したよ
うに、収納部210の各収納部210Aには複数の記録
媒体からの曲が記録されたMD101も収納されること
があり、そのMD101に対応するハードディスクの記
憶は図7の棚番号「3」の部分のようになされており、
曲名の項目部分にアルバムタイトルおよびアーティスト
名が記憶されているからである。
【0074】この場合、検索項目が「disc」である場
合、アルバムタイトルに確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「titl
e」である場合、曲名に確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「nam
e」である場合、アーティスト名に確定文字列を含んで
いるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項
目が「number」である場合、確定文字列(数列)の棚番
号の棚210Aに収納されたMD101は結果リストに
含まれる。さらに、検索項目が「date」である場合、録
音日時に確定文字列を含んでいるMD101は結果リス
トに含まれる。
【0075】ステップST19で検索を行った後に、ス
テップST41に進む。このステップST41では、リ
モコン装置300の表示部302に、結果リストを表示
する。この場合、シスコン102はリモコン装置300
に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0076】図13Aは、検索項目が「disc」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、ディスクタイトル(DISC)と、そのディスクタイト
ルを持つMD101が収納された棚210Aの棚番号
(RACK No.)とが対応づけて表示される。なお、ユーザ
が所望のディスクタイトルを選択するためのカーソルC
Sも同時に表示される。カーソルCSの存在位置は反転
表示されるが、これは以下に述べる他のカーソル表示に
おいても同様である。
【0077】図13Bは、検索項目が「title」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、曲名(TITLE)と、その曲名を持つMD101が収
納された棚210Aの棚番号と、その曲名を持つMD1
01のディスクタイトルとが対応づけて表示される。な
お、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCS
も同時に表示される。
【0078】図13Cは、検索項目が「name」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、アーティスト名(NAME)と、そのアーティスト名を持
つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その
アーティスト名を持つMD101のディスクタイトルと
が対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のアーテ
ィスト名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0079】図13Dは、検索項目が「number」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、棚番号と、その棚番号の棚210Aに収納された
MDのディスクタイトルとが対応づけて表示される。
【0080】図13Eは、検索項目が「date」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、録音日時(DATE)と、その録音日時を持つMD101
が収納された棚210Aの棚番号と、その録音日時を持
つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望の録音日時を選択するための
カーソルCSも同時に表示される。
【0081】図13Fは、検索項目が「letter」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、選択された版(LETTER)の表示と、その版のMD1
01が収納された棚210Aの棚番号と、その版のMD
101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。
なお、ユーザが所望のMD101を選択するためのカー
ソルCSも同時に表示される。
【0082】ステップST41で上述したように結果リ
ストを表示した後、ステップST42で、カーソルキー
の押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、
ステップST43で、「enter」キーの押し下げがある
か否かを判定し、ステップST44で、「search」キー
の押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押
し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST
45で、選択位置を変更する。「search」キーの押し下
げがあるときは、直ちに処理を終了する。
【0083】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、カーソル位置に対応したMD101が選択された
状態となり、ステップST45Aに進む。このステップ
ST45Aでは、リモコン装置300の表示部302
に、図14に示すように、選択されたMD101の情報
を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装
置300に表示情報を赤外線信号で送信し、選択された
MD101の情報として、棚番号、ディスクタイトル、
アーティスト名、曲名などが表示される。なお、図14
の表示例は、選択されたMD101が、複数の記録媒体
(MD等)より再生された曲が記録されているものであ
る場合を示している。
【0084】なお、上述のダビング時の処理で説明した
ように、スレーブMDのUTOC領域に、追加して記録
された曲名と共に、マスターMDのアルバムタイトルお
よびアーティスト名を記録する場合に、マスターMDの
アルバムタイトルおよびアーティスト名を、ディスク情
報領域に、既に記録されている上記他のアルバムタイト
ルおよびアーティスト名に追加して記録するものにあっ
ては、図15に示すように、選択されたMD101の情
報が表示されることとなる。
【0085】そして、ステップST46で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST47
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST48で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST49で、「search」キーの
押し下げがあるか否かを判定する。
【0086】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST41に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、結果リストの表示より、所望の
MD101を選択し得る状態に戻すことができる。「se
arch」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了
する。「play」キーの押し下げがあるときは、ステップ
ST50に進んで、上述したように選択されたMD10
1を1曲目から再生する。この場合、選択されたMD1
01が収納部210の所定の棚210Aに収納されてい
るときは、このMD101をキャリッジ220によって
ドライブ部100に移動した後に、再生が行われること
となる。
【0087】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST51に進む。このステップST51
では、リモコン装置300の表示部302に、図16に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0088】そして、ステップST52で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST53で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST54で、「search」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST55
で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるとき
は、ステップST56で、選択位置を変更する。「sear
ch」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。一方、「play」キーの押し下げがあるときは、ステ
ップST57に進んで、上述したように選択されたMD
101に含まれ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)
を再生する。この場合、選択されたMD101が収納部
210の所定の棚210Aに収納されているときは、こ
のMD101をキャリッジ220によってドライブ部1
00に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0089】なお、「back」キーの押し下げがあるとき
は、ステップST41に戻る。つまり、ユーザは、「ba
ck」キーを押し下げることで、結果リストの表示より所
望のMD101を選択し得る状態に戻すことができる。
【0090】次に、一覧表示の動作を説明する。シスコ
ン102は、リモコン装置300の操作部303にある
「list」キーの押し下げがあると、図17、図18のフ
ローチャートに示す処理を開始する。
【0091】ステップST61で、ハードディスクに記
憶された情報を参照して、収納部210の棚210Aに
収納されたMD101を、棚番号順に表示する。この棚
番号順の表示は、後述する並べ替え項目が「number」で
あった場合と同様に表示される。図19Dは、並べ替え
項目が「number」であった場合における一覧表示例を示
している。この場合、MD101が収納された棚210
Aの棚番号(RACKNo.)が例えば昇順に表示さ
れ、さらに棚番号の棚210Aに収納されたMDのディ
スクタイトル(DISC)が対応づけて表示される。なお、ユ
ーザが所望の棚番号を選択するためのカーソルCSも同
時に表示される。
【0092】そして、ステップST62で、並べ替えの
項目キー(「disc」、「title」、「name」、「numbe
r」、「date」、「letter」のキー)の押し下げがある
か否かを判定し、ステップST63で、カーソルキーの
押し下げによるMD101の選択変更操作があるか否か
を判定し、ステップST64で、「enter」キーの押し
下げがあるか否かを判定し、ステップST65で、「li
st」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0093】「list」キーの押し下げがあるときは、直
ちに処理を終了する。項目キーの押し下げがあるとき
は、ステップST66に進み、ハードディスクに記憶さ
れた情報を参照して並べ替え項目に対応した一覧を作成
し、リモコン装置300の表示部302に、その一覧を
表示する。さらに、カーソルキーの押し下げによる選択
変更操作があるときは、ステップST67で、選択位置
を変更する。この場合、一覧表示内のカーソルCSの位
置が変更されることとなる。
【0094】なお、検索項目が「disc」や「name」であ
るときには、ハードディスクに記憶されたアルバムタイ
トルおよびアーティスト名の項目部分の他に、曲名の項
目部分をも参照されて、並べ替え項目に応じた一覧が作
成される。これは、上述したように、収納部210の各
収納部210Aには複数の記録媒体からの曲が記録され
たMD101も収納されることがあり、そのMD101
に対応するハードディスクの記憶は図7の棚番号「3」
の部分のようになされており、曲名の項目部分にアルバ
ムタイトルおよびアーティスト名が記憶されているから
である。
【0095】図19Aは、並べ替え項目が「disc」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
ディスクタイトルがアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、そのディスクタイトルを持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号(RACK No.)が対応づけ
て表示される。なお、ユーザが所望のディスクタイトル
を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0096】図19Bは、並べ替え項目が「title」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、曲名(TITLE)がアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、その曲名を持つMD101が収納された棚210A
の棚番号(RACK No.)と、その曲名を持つMD101のデ
ィスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユー
ザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に
表示される。
【0097】図19Cは、並べ換え項目が「name」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
アーティスト名(NAME)がアイウエオ順やABC順に表示
され、そのアーティスト名を持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号と、そのアーティスト名を持つM
D101のディスクタイトルとが対応づけて表示され
る。なお、ユーザが所望のアーティスト名を選択するた
めのカーソルCSも同時に表示される。
【0098】図19Eは、並べ替え項目が「date」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
録音日時(DATE)が例えば昇順に表示され、その録音日時
を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、
その録音日時を持つMD101のディスクタイトルとが
対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の録音日時
を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0099】図19Fは、並べ替え項目が「letter」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、例えば日本語版、英語版の順に表示され、その版の
MD101が収納された棚210Aの棚番号と、その版
のMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望のMD101を選択するため
のカーソルCSも同時に表示される。
【0100】一方、ステップST64で「enter」キー
の押し下げがあったときは、カーソル位置に対応したM
D101が選択された状態となり、ステップST68に
進む。このステップST68では、リモコン装置300
の表示部302に、図14に示すように、選択されたM
D101の情報を表示する。この場合、シスコン102
よりリモコン装置300に表示情報が赤外線信号で送信
され、選択されたMD101の情報として、棚番号、デ
ィスクタイトル、アーティスト名、曲名などが表示され
る。
【0101】そして、ステップST69で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST70
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST71で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST72で、「list」キーの押
し下げがあるか否かを判定する。
【0102】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST62に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、並べ替え項目を選択し、その項
目に応じて表示される一覧表示より所望のMD101を
選択し得る状態に戻すことができる。「list」キーの押
し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。「play」
キーの押し下げがあるときは、ステップST73に進ん
で、上述したように選択されたMD101を1曲目から
再生する。この場合、選択されたMD101が収納部2
10の所定の棚210Aに収納されているときは、この
MD101をキャリッジ220によってドライブ部10
0に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0103】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST74に進む。このステップST74
では、リモコン装置300の表示部302に、図16に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0104】そして、ステップST75で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST76で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST77で、「list」キー
の押し下げがあるか否かを判定し、ステップST77A
で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるとき
は、ステップST78で、選択位置を変更する。「lis
t」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。一方、「play」キーの押し下げがあるときは、ステ
ップST79に進んで、上述したように選択されたMD
101に含まれ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)
を再生する。この場合、選択されたMD101が収納部
210の所定の棚210Aに収納されているときは、こ
のMD101をキャリッジ220によってドライブ部1
00に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0105】なお、「back」キーの押し下げがあるとき
は、ステップST62に戻る。つまり、ユーザは、「ba
ck」キーを押し下げることで、並べ換え項目を選択し、
その項目に応じて表示される一覧表示より所望のMD1
01を選択し得る状態に戻すことができる。
【0106】次に、イジェクト時の動作を説明する。シ
スコン102は、「eject」キーの押し下げがあると、
図20、図21のフローチャートに示す処理を開始す
る。
【0107】ステップST81で、ドライブ部100に
MD101があるか否かを判定する。ドライブ部100
にMD101がないときは、ステップST82に進む。
このステップST82では、図22に示すように、リモ
コン装置300の表示部302に、MD101が収納さ
れている棚210Aのリストを表示する。この場合、M
D101が収納された棚210Aの棚番号(RACK
No.)が例えば昇順に表示され、さらに棚番号の棚2
10Aに収納されたMDのディスクタイトルが対応づけ
て表示される。なお、ユーザが所望の棚番号を選択する
ためのカーソルCSも同時に表示される。
【0108】そして、ステップST83で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST84で、「enter」キーの押し下げが
あるか否かを判定し、ステップST85で、「eject」
キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0109】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST86で、選択
位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げがあ
るときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210A
に収納されているMD101が選択された状態となり、
ステップST87に進む。このステップST87では、
選択されたMD101をドライブ部100に移動する。
この場合、選択されたMD101は、キャリッジ220
により、収納部210よりドライブ部100に移動され
る。
【0110】そして、ステップST88で、MD101
を、MD挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、
その後にステップST89で、ハードディスクより、排
出されたMD101に関する情報を削除して、処理を終
了する。このように、ハードディスク内の情報を削除す
ることで、排出されたMD101が収納されていた棚2
10Aに、新たにMD101の収納が可能となる。
【0111】また、ステップST81でドライブ部10
0にMD101があるときは、ステップST91に進
む。このステップST91では、リモコン装置300の
表示部302に、図23に示すように、ドライブ部10
0にあるMD101に関する情報を表示する。この場
合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報
が赤外線信号で送信され、MD101に関する情報とし
て棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名な
どが表示され、同時に排出するMD101として他のM
D101を選択するためのカーソルCSも表示される。
【0112】そして、ステップST92で、他のMD1
01の選択状態にあるか否かを判定し、ステップST9
3で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST94で、「eject」キーの押し下げが
あるか否かを判定する。図23の表示で、カーソルCS
が「YES」の位置にあるときは、他のMD101の選
択状態にあると判定する。
【0113】他のMD101の選択状態になく、「ejec
t」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。また、他のMD101の選択状態になく、「ente
r」キーの押し下げがあるときは、ステップST88
で、MD挿入口22よりドライブ部100にあったMD
101を排出し、さらにステップST89で、ハードデ
ィスク内よりその排出されたMD101に関する情報を
削除し、その後に処理を終了する。
【0114】ステップST92で他のMD101の選択
状態にあるときは、ステップST95で、「enter」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST96
で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定す
る。「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処
理を終了する。一方、「enter」キーの押し下げがある
ときは、ステップST97に進む。
【0115】このステップST97では、リモコン装置
300の表示部302に、図22に示すように、MD1
01が収納されている棚210Aのリストを表示する。
そして、ステップST98で、カーソルキーの押し下げ
による選択変更操作があるか否かを判定し、ステップS
T99で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判
定し、ステップST100で、「eject」キーの押し下
げがあるか否かを判定する。
【0116】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST101で、選
択位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げが
あるときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210
Aに収納されているMD101が選択された状態とな
り、ステップST102に進む。
【0117】このステップST102では、ドライブ部
100にあるMD101を収納部210の対応する棚2
10Aに移動する。そして、ステップST103で、選
択されたMD101を収納部210よりドライブ部10
0に移動する。これらのMD101の移動は、キャリッ
ジ220を使用して行われる。そして、ステップST8
8で、ドライブ部100に移動したMD101を、MD
挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、その後に
ステップST89で、ハードディスクより、排出された
MD101に関する情報を削除して、処理を終了する。
【0118】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、MD101を収納部210の所定の棚210Aに
収納する際に、その棚番号と、その棚210Aに収納さ
れるMD101の記録内容に関連した情報とが、ハード
ディスクに対応づけて記憶される。そのため、このハー
ドディスクの記憶内容を使用して所望するMD101を
検索することが可能となる。したがって、ユーザは、M
D101の収納時に、例えばMDジャケットをジャケッ
ト収納帳に収納する等の作業をする必要がなく、収納作
業を簡素化できる。
【0119】また、ダビング時に、マスターMDより再
生される記録内容がスレーブMDに記録される際、スレ
ーブMDのUTOC領域に、その記録内容に関連した情
報が自動的に記録される。したがって、ユーザは、ダビ
ング時に曲名等を入力する操作が不要となり、使い勝手
が向上する。
【0120】またこの場合、スレーブMDに既に他のア
ルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲が記録さ
れているときは、マスターMDより再生された曲が追加
して記録される。そしてこのとき、スレーブMDのUT
OC領域に、追加して記録された曲名と共に、マスター
MDのアルバムタイトルおよびアーティスト名も記録さ
れる。したがって、そのスレーブMDに複数の記録媒体
(MD等)からの曲が記録される場合であっても、各曲
に対応するアルバムタイトルやアーティスト名を容易に
把握でき、アルバムタイトルやアーティスト名での検索
も可能となる。
【0121】また、検索時や一覧表示時には、選択され
たMD101に対応する情報が、ハードディスクに記憶
されている情報に基づいて表示される。したがって、選
択されたMD101が複数の記録媒体(MD等)からの
曲が記録されたものであっても、そのMD101に記録
されている曲の曲名と、それぞれの曲に対応するアルバ
ムタイトルおよびアーティスト名とが表示されることか
ら、ユーザは各曲に対応するアルバムタイトルやアーテ
ィスト名を容易に知ることができ、便利となる。
【0122】なお、上述実施の形態においては、MDチ
ェンジャー装置10内にマスターMDの記録内容を再生
するドライブ部100Aが備えられているものを示した
が、このドライブ部100AがMDチェンジャー装置1
0に外部接続されるものであってもよい。また、ドライ
ブ部100Aは、MD101のドライブ部でなくてもよ
く、SACD(Super Audio CD)等の記録媒体を再生す
るドライブ部であってもよい。
【0123】また、上述実施の形態においては、第1の
情報が曲データ(音声データ)であるものを示したが、
この第1の情報はそれに限定されるものではなく、画像
データ等であってもよい。
【0124】また、上述実施の形態においては、収納部
210の棚210Aの番号と当該棚210Aに収納され
るMD101に記録されている記録内容に関連した情報
とをハードディスクに記憶するようにしたものである
が、これに限定されるものでなく、半導体メモリ等その
他の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
【0125】また、上述実施の形態においては、記録媒
体がMD101であるMDチェンジャー装置10にこの
発明を適用したものであるが、この発明は記録内容に関
連した情報が所定位置に記録されている他の記録媒体を
取り扱うチェンジャー装置にも同様に適用することがで
きる。
【0126】
【発明の効果】この発明によれば、既に第1の情報が記
録されている第1の記録媒体の第1の記録領域に、新た
な第2の記録媒体より再生される第1の情報を追加して
記録されるとき、この第1の記録媒体の第2の記録領域
に、既に記録されている第2の情報に加えて、第1の記
録領域に追加して記録される第1の情報に関連した新た
な第2の情報を記録するものであり、複数の記録媒体か
らの第1の情報を所定の記録媒体(第1の記録媒体)に
記録しても、その所定の記録媒体に記録された第1の情
報に対応する第2の情報を容易に把握できる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのMDチェンジャー装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】MDチェンジャー装置の外観(正面図、平面
図)を示す図である。
【図3】MDチェンジャー装置の外観(背面図、左側面
図)を示す図である。
【図4】MDチェンジャー装置の外観(一部拡大図)を
示す図である。
【図5】リモコン装置の外観(正面図、右側面図など)
を示す図である。
【図6】ローディング時の処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】ハードディスクの記憶例を示す図である。
【図8】ダビング時の処理を示すフローチャート(1/
2)である。
【図9】ダビング時の処理を示すフローチャート(2/
2)である。
【図10】検索時の処理を示すフローチャート(1/
3)である。
【図11】検索時の処理を示すフローチャート(2/
3)である。
【図12】検索時の処理を示すフローチャート(3/
3)である。
【図13】検索の結果リストの表示例を示す図である。
【図14】選択されたMDの情報表示例を示す図であ
る。
【図15】選択されたMDの他の情報表示例を示す図で
ある。
【図16】曲名リストの表示例を示す図である。
【図17】一覧表示時の処理を示すフローチャート(1
/2)である。
【図18】一覧表示時の処理を示すフローチャート(2
/2)である。
【図19】一覧表示の表示例を示す図である。
【図20】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(1/2)である。
【図21】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(2/2)である。
【図22】MD収納中の棚の表示例を示す図である。
【図23】ドライブ部にあるMDの情報表示例を示す図
である。
【符号の説明】
10 MDチェンジャー装置 20 本体部分 30 基底部分 40L,40R,50 スピーカ配置部分 100,100A ドライブ部 101 MD 102 システムコントローラ 104 赤外線信号送受信部 106 磁気ヘッド 108 光ピックアップ 111 RFアンプ部 112 サーボ回路 123 音声圧縮エンコーダ/デコーダ 124 耐振用メモリコントローラ 125 DRAM 126 EFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ 131 ハードディスクドライブ 132 ハードディスクコントローラ 200 チェンジャー部 210 収納部 210A 棚 220 キャリッジ 300 リモコン装置 301 赤外線信号送受信部 302 表示部 303 操作部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を駆動するドライブ部と、 上記ドライブ部に装着された第1の記録媒体の第1の記
    録領域に、第2の記録媒体より再生された第1の情報を
    記録すると共に、上記第1の記録媒体の第2の記録領域
    に上記第1の記録領域に記録される第1の情報に関連し
    た第2の情報を記録する記録手段とを備える記録装置で
    あって、 上記記録手段は、上記第1の記録媒体の第1の記録領域
    に既に第1の情報が記録されており、当該第1の情報に
    追加して新たな第2の記録媒体より再生される第1の情
    報を記録するとき、上記第1の記録媒体の上記第2の記
    録領域に、既に記録されている第2の情報に加えて、上
    記新たな第2の記録媒体より再生される第1の情報に関
    連した新たな第2の情報を記録することを特徴とする記
    録装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の情報は曲データであり、上記
    第2の情報は曲データに関連したアルバムタイトルおよ
    びアーティスト名の一方または双方を示すデータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記記録手段は、上記第1の記録媒体の
    上記第2の記録領域内の曲名データ領域に、上記新たな
    第2の情報に係る曲の曲名データと共に、当該新たな第
    2の情報を記録することを特徴とする請求項2に記載の
    記録装置。
  4. 【請求項4】 上記記録手段は、上記新たな第2の情報
    を、上記曲名データと区別可能に記録することを特徴と
    する請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記記録手段は、上記曲名データ領域に
    上記新たな第2の情報を曲名データと共に記録する際、
    上記曲名データ領域に既に記録されている第2の情報に
    係る曲の曲名データのみ記録されているときは、この既
    に記録されている第2の情報に係る曲の曲名データに当
    該第2の情報を追加して記録することを特徴とする請求
    項3に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 上記記録手段は、さらに、上記第1の記
    録媒体の上記第2の記録領域内のディスク情報領域に記
    録されている上記第2の情報を、複数の記録媒体からの
    曲データが記録されていることを示すタイトルに書き換
    えることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 上記記録手段は、上記第1の記録媒体の
    上記第2の記録領域内のディスク情報領域に、既に記録
    されている上記第2の情報に追加して、上記新たな第2
    の情報を記録することを特徴とする請求項2に記載の記
    録装置。
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