JP3870641B2 - チェンジャー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばMD(ミニディスク)等の記録内容に関連した情報が記録されている記録媒体を取り扱うチェンジャー装置に関する。詳しくは、第2の記録媒体より再生された記録内容が記録された第1の記録媒体を収納部の所定の棚に収納する際に、この所定の棚の棚番号と第1の記録媒体の記録内容に関連した情報とを対応させて記憶媒体に自動的に記憶することによって、収納されたダビング後の記録媒体の検索が容易となるようにしたチェンジャー装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
複数枚のCD(コンパクトディスク)を収納して、所望のディスクを再生可能にするCDチェンジャー装置が一般に広く知られている。このCDチェンジャー装置には、平置きタイプのものと積層タイプのものとがある。積層タイプのものは、平置きタイプのものに比べてCDの収納枚数を多くできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したCDチェンジャー装置においては、収納されるCDの枚数が多くなると、どの番号の棚にどのCDを収納したか分からなくなってしまう。従来この問題の解決策として、CDジャケットを収納できるアルバムタイプのジャケット収納帳をCDチェンジャーに添付することが行われている。
【0004】
ユーザは、CDチェンジャー装置にCDを収納するたびに、収納した棚の棚番号に対応する収納帳の収納位置にCDジャケットを収納していく。これにより、ユーザは、ジャケット収納帳の頁を捲ることによって、所望のCDが収納されている棚番号を知ることができる。しかしこれでは、CDの収納に伴って収納帳の所定の収納位置にCDジャケットを収納する作業が必要となる他に、所望のCDを探すことが面倒であると共に時間がかかるという不都合があった。
【0005】
近年、新たな記録媒体としてMDが市場に広く出回るようになってきた。MDはCDに比べて小型であり、ディスクがケースに収納されているため、取り扱いが非常に楽である。したがって、上述したCDチェンジャー装置と同様に、積層タイプのMDチェンジャー装置が、今後一般に利用される可能性が高い。
【0006】
しかし、CDチェンジャー装置のように、MDを収納するたびにアルバムタイプのジャケット収納帳の所定の収納位置にMDジャケットを収納していき、このジャケット収納帳に基づいて所望のMDを探すものとすれば、CDチェンジャー装置と同様の不都合を有することになる。
【0007】
また、MDは、現在、ダビングに使用されることが非常に多く、記録した曲名等を表示させるために、1曲ずつ手作業でテキストデータを入力していかなければならず、非常に面倒であった。
【0008】
この発明は、ダビング時に記録内容に関連した情報の記録操作が不要となり、またダビング後の記録媒体の収納部への収納作業が容易となると共に収納されたダビング後の記録媒体の検索が容易となるチェンジャー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るチェンジャー装置は、記録内容に関連した情報が記録されている記録媒体を収納するための棚を複数個有する収納部と、記録媒体を駆動する第1のドライブ部と、収納部と第1のドライブ部との間で記録媒体を搬送するキャリッジと、収納部の棚の番号と当該棚に収納される記録媒体に記録されている記録内容に関連した情報とを対応させて記憶する記憶媒体と、第1のドライブ部に装着されて第2の記録媒体より再生された記録内容が記録された第1の記録媒体をキャリッジで搬送して収納部の所定の棚に収納するように制御する収納制御手段と、上記所定の棚に収納される第1の記録媒体の記録内容に関連した情報と所定の棚の棚番号とを対応させて記憶媒体に記憶する記憶制御手段と、第1のドライブ部に装着された第1の記録媒体に第2の記録媒体より再生された記録内容を記録する際に、当該第1の記録媒体にその記録内容に関連した情報を記録するように制御する記録制御手段とを備え、第1の記録媒体に、既に第1のアルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲が記録されており、当該曲に追加して第2の記録媒体より再生される第2のアルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲を記録するとき、記録制御手段は、第1の記録媒体の曲名データ領域に、第2のアルバムタイトルおよびアーティスト名を曲名と同時に記録するものである。
【0010】
この発明において、第1のドライブ部に装着された第1の記録媒体に、第2の記録媒体より再生された記録内容が記録され、いわゆるダビングが行われる。この場合、第1のドライブ部の他に、第2の記録媒体を装着しこの第2の記録媒体より再生信号を得る第2のドライブ部を備えていてもよい。このダビング時に、第1の記録媒体に、第2の記録媒体より再生された記録内容に関連した情報、例えばディスクタイトルおよびアーティスト名、曲名、各曲の開始・終了のアドレス等が、自動的に記録される。これにより、ユーザは、ダビング時に、曲名等を入力する操作が不要となる。
【0011】
また、ダビング終了後に、第1のドライブ部に装着された第1の記録媒体が収納部の所定の棚に収納されるとき、棚番号と第1の記録媒体の記録内容に関連した情報とが対応されて記憶媒体に記憶される。この記憶媒体に記憶された情報に基づいて、一覧表示や項目を絞った検索を行うことが可能となり、所望の記録媒体を容易に検索できるようになり、またジャケット収納帳にジャケットを収納する等の作業も不要となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのMDチェンジャー装置10の構成を示している。
このMDチェンジャー装置10は、大きく分けると、装置本体を構成するドライブ部100,100Aおよびチェンジャー部200と、リモコン装置300とからなっている。チェンジャー部200は、MD101を収納するための棚(Rack)210Aを複数個有する収納部210と、この収納部210とドライブ部100との間でMD101を搬送するキャリッジ220とを有している。
【0013】
ドライブ部100は、MD101に対してデータの記録再生を行う部分である。このドライブ部100は、マイクロコンピュータを有して構成され、全体の動作を制御するためのシステムコントローラ(以下、「シスコン」という)102を有している。このシスコン102には、ユーザが種々の操作を行うための操作部103と、後述するリモートコントロール装置(以下、「リモコン装置」という)300との間で、赤外線信号の送受信を行うための赤外線信号送受信部104とが接続されている。上述したチェンジャー部200の動作も、このシスコン102により制御される。
【0014】
また、ドライブ部100は、MD101を回転駆動するためのスピンドルモータ105と、外部磁界発生用の磁気ヘッド106と、この磁気ヘッド106の磁界発生を制御するヘッド駆動回路107と、半導体レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピックアップ108と、この光ピックアップ108を径方向に移動するための送りモータ109とを有している。磁気ヘッド106と光ピックアップ108は、MD101を挟むように対向して配設されている。
【0015】
また、ドライブ部100は、光ピックアップ108を構成する複数の光検出器(図示せず)の出力信号が供給され、フォーカスエラー信号SFE、トラッキングエラー信号STE、再生RF信号SRFを生成し、さらにMD101が録再用のものである場合にはその案内溝(図示せず)の蛇行に対応したFM信号SFMを生成するRFアンプ部111と、エラー信号SFE、STEに基づいて光ピックアップ108のフォーカスサーボやトラッキングサーボを行うと共に、シスコン102の制御の下に送りモータ109による光ピックアップ108の送りや、スピンドルモータ105の回転を制御するサーボ回路112とを有している。
【0016】
また、ドライブ部100は、RFアンプ部111で生成された上述のFM信号SFMを復調してアドレスデータADを得るアドレスデコーダ113を有している。このアドレスデータADは、後述するEFM(Eight to fourteen Modulation)とACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code)のエンコーダ/デコーダを介してシスコン102に供給される。これにより、MD101が録再用であって、未記録状態にあっても、全周よりアドレスデータを得ることができ、安定した高速ランダムアクセスが可能となる。
【0017】
なお、このアドレスデータは、メインチャネルのセクタヘッダやサブコードQにも記録される。したがって、MD101が録再用のものであって、記録状態にあるもの、あるいはMD101が再生専用のものである場合には、セクタヘッダやサブコードQよりアドレスデータを得ることができる。
【0018】
また、ドライブ部100は、記録オーディオ信号SAinを入力する入力端子121と、この入力端子121に入力されるアナログの記録オーディオ信号SAinをディジタル信号に変換するA/Dコンバータ122と、再生時に音声圧縮エンコーダ/デコーダ123で伸長復号化されて得られるディジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換して再生オーディオ信号SAoutを得るD/Aコンバータ127と、このD/Aコンバータ127より出力される再生オーディオ信号SAoutを出力する出力端子128とを有している。
【0019】
また、ドライブ部100は、記録時にA/Dコンバータ122より出力されるオーディオ信号に対してATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)方式の音声圧縮符号化を行うと共に、再生時にDRAM(Dynamic Random Access Memory)125より耐振用メモリコントローラ124の制御で読み出される圧縮符号化データに対して伸長復号化処理をする音声圧縮エンコーダ/デコーダ123を有している。記録時にこのエンコーダ/デコーダ123より出力される圧縮符号化データは、メモリコントローラ124を介してDRAM125に一時的に格納される。
【0020】
また、ドライブ部100は、記録時にDRAM125よりメモリコントローラ124の制御で読み出される圧縮符号化データに対して、誤り訂正のためのエンコード処理や変調処理を行って記録オーディオデータを得ると共に、再生時にRFアンプ部111より供給される再生RF信号SRFに対して復調処理や誤り訂正処理を行うEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ126を有している。再生時にこのエンコーダ/デコーダ126より出力される圧縮符号化データは、メモリコントローラ124を介してDRAM125に一時的に格納される。
【0021】
また、ドライブ部100は、ハードディスク(HD)に対してデータの記録再生を行うハードディスクドライブ(HDD)131を有している。このハードディスクドライブ131は、ハードディスクコントローラ(HDコントローラ)132を介してシスコン102に接続されている。
【0022】
ドライブ部100Aは、例えばMD101の再生専用のドライブ部である。詳細説明は省略するが、このドライブ部100Aは、上述したドライブ部100より記録系の構成を除いた構成とされる。ドライブ部100Aの動作は、ドライブ部100のシスコン102によって制御される。ダビング時には、ドライブ部100Aでマスター側のMD101より再生された記録内容が、ドライブ部100に供給されてスレーブ側のMD101に記録される。
【0023】
図2A,B、図3A,Bおよび図4は、上述したMDチェンジャー装置10の外観を示している。図2Aは正面図、図2Bは平面図、図3Aは背面図、図3Bは左側面図、図4は一部の拡大図である。なお、右側面図は、図3Bに示す左側面図に対して対称に現れる。
【0024】
このMDチェンジャー装置10は、全体として縦長の直方体状の本体部分20と、この本体部分20を支持する円盤状の基底部分30と、本体部分20の左右に設けられ、それぞれ中音域および低音域を再生するスピーカが配置されたスピーカ配置部分40L,40Rと、本体部分20の上に設けられ、左右の高音域再生用のスピーカが配置された球状のスピーカ配置部分50とからなっている。
【0025】
本体部分20には、その上部にドライブ部100,100Aが配設され、その中部および下部にチェンジャー部200が配設されている。チェンジャー部200の配設位置に対応して正面に透明な窓部21が設けられており、収納部210の棚210Aに収納されるMDや、キャリッジ220の動きを外部より観察できるようになっている。
【0026】
また、ドライブ部100の配設位置に対応して正面に操作部103およびMD挿入口22,22Aが形成されている。MD挿入口22は、ドライブ部100にMD101を挿入するための挿入口である。一方、MD挿入口22Aは、ドライブ部100AにMD101を挿入するための挿入口である。操作部103には、図4に示すように、電源のオンオフ操作をする「power」キー、ポーズ操作をする「pause」キー、ストップ操作をする「stop」キー、プレイ操作をする「play」キー、イジェクト操作をする「eject」キーが設けられている。
【0027】
図1に戻って、リモコン装置300は、ドライブ部100の赤外線信号送受信部104との間で赤外線信号の送受信を行うための赤外線信号送受信部301と、液晶表示素子(LCD:liquid crystal display)等のディスプレイを備えてなる表示部302と、ユーザが種々の操作を行うための操作部303とを有して構成されている。
【0028】
図5A,B,Cは、上述したリモコン装置300の外観を示している。図5Aは正面図、図5Bは右側面図である。リモコン装置300は、赤外線信号送受信部301や操作部303が配設される本体部分310と表示部302とからなっている。本体部分310は第1、第2の部分310a,310bを有して構成されており(図5B参照)、これら第1、第2の部分310a,310bがヒンジ構造によって開閉自在とされている。図5Aは第1、第2の部分310a,310bが閉じた状態を示し、図5Cは第1、第2の部分310a,310bが開いた状態を示している。
【0029】
第1、第2の部分310a,310bが開いた状態では、操作部303を構成する各種キー等が露呈される。第2の部分310bには、電源のオンオフ操作をする「power」キー、ポーズ操作をする「pause」キー、ストップ操作をする「stop」キー、再生操作をする「play」キー、録音操作をする「rec」キー、スキップ操作を行うための「skip/search」キー、ダビング操作をする「dubbing」キーが配されている。
【0030】
また、この第2の部分310bには、グラフィックイコライザ(ロック、ポップ、クラシック、ジャズ)等のサウンドモードの切換操作を行うための「sound mode」キー、1曲リピート、全曲リピート、ランダム等のプレイモードの切換操作を行うための「play mode」キー、TOC表示、残時間表示、トータル時間表示を操作する「display」キー、検索実行キーとしての「search」キー、MD101の収納操作を行うためのための「store」キー、MD101のイジェクト操作を行うための「eject」キーが配されている。
【0031】
第1の部分310aには、音量を調整するための「volume」ダイヤル、上下左右のカーソルキー、決定操作を行うための「enter」キーが配されている。また、この第1の部分310aには、検索時等に項目を選択するキーが配されている。「disc」キーは項目としてアルバムタイトル(ディスクタイトル)を選択するキーであり、「title」キーは項目として曲名を選択するキーであり、「name」キーは項目としてアーティスト名を選択するキーであり、「number」キーは項目として棚番号を選択するキーであり、「date」キーは項目として記録日時を選択するキーであり、「letter」キーは項目として日本語版か英語版かの区別を選択するキーである。さらに、この第1の部分310aには、ある状態からその前の状態に戻すための「back」キー、一覧表示を行うための「list」キーも配されている。
【0032】
次に、図1に示すMDチェンジャー装置10の動作を説明する。ユーザがリモコン装置300の操作部303を操作し、収納部210の所定の棚210Aの棚番号を指定した場合、リモコン装置300よりその棚番号の指定情報が赤外線信号を使用してシスコン102に供給される。そして、シスコン102によりチェンジャー部200が制御され、指定された棚番号の棚210Aに収納されているMD101がキャリッジ220によりドライブ部100に移動される。このようにドライブ部100に移動されたMD101が録再用のものであるときは、このMD101にオーディオデータの記録が可能となる。
【0033】
記録時の動作を説明する。入力端子121に入力される記録オーディオ信号SAinはA/Dコンバータ122でディジタル信号に変換されて音声圧縮のエンコーダ/デコーダ123に供給され、ATRAC方式の音声圧縮符号化が行われる。そして、このエンコーダ/デコーダ123より出力される圧縮符号化データはメモリコントローラ124を介してDRAM125に一時的に格納される。
【0034】
このDRAM125に格納された圧縮符号化データはメモリコントローラ124の制御によって順次読み出され、メモリコントローラ124を介してEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ126に供給され、誤り訂正処理のためのエンコード処理が行われると共に、変調処理が行われる。
【0035】
エンコーダ/デコーダ126より出力される記録オーディオデータはヘッド駆動回路107に供給される。これにより、磁気ヘッド106の出力磁界が記録オーディオデータによって変調され、光ピックアップ108からのレーザ光との共働によって、記録オーディオデータがMD101に記録される。
【0036】
また、上述したようにドライブ部100に移動されたMD101が録再用のものであるか、あるいは再生専用のものであるときは、このMD101よりオーディオデータの再生が可能となる。
【0037】
再生時の動作を説明をする。RFアンプ部111より出力される再生RF信号はエンコーダ/デコーダ126に供給され、復調処理が行われると共に、誤り訂正処理が行われる。このエンコーダ/デコーダ126で誤り訂正された圧縮符号化データはメモリコントローラ124を介してDRAM125に一時的に格納される。このDRAM125に格納された圧縮符号化データはメモリコントローラ124を介してエンコーダ/デコーダ123に供給されて伸長復号化処理が行われる。そして、エンコーダ/デコーダ123より出力される線形なディジタルオーディオデータがD/Aコンバータ127に供給されてアナログ信号に変換され、出力端子128に再生オーディオ信号SAoutが導出される。
【0038】
次に、MD101を、収納部210の所定の棚210Aに収納するローディング時の動作を説明する。シスコン102は、MD挿入口22(図2A参照)にMD101が挿入されると、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
【0039】
ステップST1で、MD101のTOC領域(再生専用)、あるいはUTOC領域(録再用)に記録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情報)を読み取り、内蔵のRAM102aに一時的に記憶する。ここで、記録内容に関連した情報としては、アルバムタイトル&アーティスト名、曲名、録音日時がある。
【0040】
そして、ステップST2で、「store」キーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップST3で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。「eject」キーの押し下げがあるときは、ステップST4に進んで、上述したようにMD挿入口22に挿入されたMD101を、このMD挿入口22より外部に排出し、処理を終了する。このように、MD挿入口22にMD101を挿入した後でも、「eject」キーの押し下げを行うことで、当該MD101の収納部210への収納を中止することができる。
【0041】
一方、「store」キーの押し下げがあるときは、ステップST5に進む。このステップST5では、収納する棚を指定するための画面をリモコン装置300の表示部302に表示する。この場合、シスコン102はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信し、例えば収納部210の空いている棚210Aのうち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0042】
そして、ステップST6で、カーソルキーの押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを判定し、ステップST7で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定する。棚番号の変更操作があるときは、ステップST8に進んで、別の空いている棚210Aの棚番号に変更する。このとき、リモコン装置300の表示部302に表示される棚番号が変更される。なお、表示部302に収納部210の空いている棚210Aの全ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置を変更して任意の棚番号を選択し得るようにしてもよい。
【0043】
一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、ステップST9で、ステップST1でMD挿入口22より挿入されたMD101より読み出してRAM102aに記憶していたディスク内情報を、「enter」キーの押し下げ時に表示部302に表示されていた棚番号(以下、「指定棚番号」という)と対応させてハードディスクに記憶する。そして、ステップST10で、MD挿入口22より挿入されたMD101を収納部210の指定棚番号の棚210Aに収納して、処理を終了する。この場合、MD挿入口22より挿入されてドライブ部100に装着されていたMD101は、キャリッジ220により指定棚番号の棚210Aに移動されて収納される。
【0044】
このように収納部210の所定の棚210AにMD101が収納される毎に、その棚210Aの番号とその棚210Aに収納されるMD101より読み出されたディスク内情報とが対応してハードディスクに記憶される。図7は、ハードディスクの記憶例を示している。なお、収納部210の所定の棚210Aに収納されるMD101が録再用のものであるときは、上述したディスク内情報の一部または全部がないこともある。
【0045】
次に、検索時の動作を説明する。シスコン102は、リモコン装置300の操作部303にある「search」キーの押し下げがあると、図8〜図10のフローチャートに示す処理を開始する。
【0046】
ステップST21で、リモコン装置300の表示部302に、図示せずも検索項目の選択画面を表示する。この場合、シスコン102はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信し、「disc」、「title」、「name」、「number」、「date」、「letter」のいずれかの項目の選択を促す表示をする。そして、ステップST22で、項目キーの押し下げがあるか否かを判定する。項目キーの押し下げがあるときは、ステップST23に進んで、「letter」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0047】
「letter」キーの押し下げあるときは、ステップST24に進む。このステップST24では、リモコン装置300の表示部302に、日本語版、英語版の選択画面を表示する。この場合、初期設定は例えば日本語版となっている。そして、ステップST25で、カーソルキーの押し下げによる版の変更操作があるか否かを判定し、ステップST26で、「search」キーの押し下げがあるか否かを判定する。版の変更操作があるときは、ステップST27に進んで、日本語版、英語版を切り替える。
【0048】
一方、「search」キーの押し下げがあるときは、ステップST19に進み、ハードディスクに記憶された情報に基づいて、最終的に選択された版のMD101を検索する。ここで、ディスク内情報としてのアルバムタイトル&アーティスト名、曲名のいずれにもカナがないときは英語版であると判断し、それ以外は日本語版であると判断する。
【0049】
また、ステップST23で「letter」キーの押し下げでないとき、つまり「disc」、「title」、「name」、「number」、「date」のいずれかのキーの押し下げであるときは、ステップST20で、リモコン装置300の表示部302に、カーソル位置に対応して文字を入力する文字入力画面を表示した後、ステップST28で、「letter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST29で、カーソルキーの押し下げによる文字変更操作があるか否かを判定し、ステップST30で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST31で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップST32で、「search」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0050】
「letter」キーの押し下げがあるときは、ステップST33に進んで、入力モードをカナ入力モードから英数字入力モード、あるいはその逆に変更する。カーソルキーの押し下げによる文字変更操作があるときは、ステップST34に進んで、文字を変更する。「enter」キーの押し下げがあるときは、ステップST35に進んで、カーソル位置の文字を確定する。「back」キーの押し下げがあるときは、ステップST36に進んで、既に確定している文字のうち最新の1文字を削除する。削除する文字がないときは、この処理は無効となる。さらに、「search」キーの押し下げがあるときは、ステップST19に進んで、ハードディスクに記憶された情報を参照し、最終的に確定した文字列を使用した検索をする。
【0051】
この場合、検索項目が「disc」である場合、アルバムタイトルに確定文字列を含んでいるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項目が「title」である場合、曲名に確定文字列を含んでいるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項目が「name」である場合、アーティスト名に確定文字列を含んでいるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項目が「number」である場合、確定文字列(数列)の棚番号の棚210Aに収納されたMD101は結果リストに含まれる。さらに、検索項目が「date」である場合、録音日時に確定文字列を含んでいるMD101は結果リストに含まれる。
【0052】
ステップST19で検索を行った後に、ステップST41に進む。このステップST41では、リモコン装置300の表示部302に、結果リストを表示する。この場合、シスコン102はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0053】
図11Aは、検索項目が「disc」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、ディスクタイトル(DISC)と、そのディスクタイトルを持つMD101が収納された棚210Aの棚番号(RACK No.)とが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のディスクタイトルを選択するためのカーソルCSも同時に表示される。カーソルCSの存在位置は反転表示されるが、これは以下に述べる他のカーソル表示においても同様である。
【0054】
図11Bは、検索項目が「title」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、曲名(TITLE)と、その曲名を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その曲名を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0055】
図11Cは、検索項目が「name」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、アーティスト名(NAME)と、そのアーティスト名を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、そのアーティスト名を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のアーティスト名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0056】
図11Dは、検索項目が「number」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、棚番号と、その棚番号の棚210Aに収納されたMDのディスクタイトルとが対応づけて表示される。
【0057】
図11Eは、検索項目が「date」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、録音日時(DATE)と、その録音日時を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その録音日時を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の録音日時を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0058】
図11Fは、検索項目が「letter」であった場合における結果リストの表示例を示している。この場合、選択された版(LETTER)の表示と、その版のMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その版のMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のMD101を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0059】
ステップST41で上述したように結果リストを表示した後、ステップST42で、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST43で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST44で、「search」キーの押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST45で、選択位置を変更する。「search」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。
【0060】
一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、カーソル位置に対応したMD101が選択された状態となり、ステップST45Aに進む。このステップST45Aでは、リモコン装置300の表示部302に、図12に示すように、選択されたMD101の情報を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信し、選択されたMD101の情報として、棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名などが表示される。
【0061】
そして、ステップST46で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST47で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST48で、「play」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST49で、「search」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0062】
「back」キーの押し下げがあるときは、ステップST41に戻る。つまり、ユーザは、「back」キーを押し下げることで、結果リストの表示より、所望のMD101を選択し得る状態に戻すことができる。「search」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。「play」キーの押し下げがあるときは、ステップST50に進んで、上述したように選択されたMD101を1曲目から再生する。この場合、選択されたMD101が収納部210の所定の棚210Aに収納されているときは、このMD101をキャリッジ220によってドライブ部100に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0063】
また、「title」キーの押し下げがあるときは、ステップST51に進む。このステップST51では、リモコン装置300の表示部302に、図13に示すように、上述したように選択されたMD101に含まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0064】
そして、ステップST52で、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST53で、「play」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST54で、「search」キーの押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST55で、選択位置を変更する。「search」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。一方、「play」キーの押し下げがあるときは、ステップST56に進んで、上述したように選択されたMD101に含まれ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)を再生する。この場合、選択されたMD101が収納部210の所定の棚210Aに収納されているときは、このMD101をキャリッジ220によってドライブ部100に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0065】
次に、一覧表示の動作を説明する。シスコン102は、リモコン装置300の操作部303にある「list」キーの押し下げがあると、図14、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
【0066】
ステップST61で、ハードディスクに記憶された情報を参照して、収納部210の棚210Aに収納されたMD101を、棚番号順に表示する。この棚番号順の表示は、後述する並べ替え項目が「number」であった場合と同様に表示される。図16Dは、並べ替え項目が「number」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、MD101が収納された棚210Aの棚番号(RACKNo.)が例えば昇順に表示され、さらに棚番号の棚210Aに収納されたMDのディスクタイトル(DISC)が対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の棚番号を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0067】
そして、ステップST62で、並べ替えの項目キー(「disc」、「title」、「name」、「number」、「date」、「letter」のキー)の押し下げがあるか否かを判定し、ステップST63で、カーソルキーの押し下げによるMD101の選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST64で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST65で、「list」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0068】
「list」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。項目キーの押し下げがあるときは、ステップST66に進み、ハードディスクに記憶された情報を参照し、リモコン装置300の表示部302に、選択された並べ替えの項目に応じた一覧表示をする。さらに、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST67で、選択位置を変更する。この場合、一覧表示内のカーソル位置が変更されることとなる。
【0069】
図16Aは、並べ替え項目が「disc」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、ディスクタイトルがアイウエオ順やABC順に表示され、そのディスクタイトルを持つMD101が収納された棚210Aの棚番号(RACK No.)が対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のディスクタイトルを選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0070】
図16Bは、並べ替え項目が「title」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、曲名(TITLE)がアイウエオ順やABC順に表示され、その曲名を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号(RACK No.)と、その曲名を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0071】
図16Cは、並べ換え項目が「name」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、アーティスト名(NAME)がアイウエオ順やABC順に表示され、そのアーティスト名を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、そのアーティスト名を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のアーティスト名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0072】
図16Eは、並べ替え項目が「date」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、録音日時(DATE)が例えば昇順に表示され、その録音日時を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その録音日時を持つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の録音日時を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0073】
図16Fは、並べ替え項目が「letter」であった場合における一覧表示例を示している。この場合、例えば日本語版、英語版の順に表示され、その版のMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その版のMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のMD101を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0074】
一方、ステップST64で「enter」キーの押し下げがあったときは、カーソル位置に対応したMD101が選択された状態となり、ステップST68に進む。このステップST68では、リモコン装置300の表示部302に、図12に示すように、選択されたMD101の情報を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信し、選択されたMD101の情報として、棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名などが表示される。
【0075】
そして、ステップST69で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST70で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST71で、「play」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST72で、「list」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0076】
「back」キーの押し下げがあるときは、ステップST62に戻る。つまり、ユーザは、「back」キーを押し下げることで、並び替え項目を選択し、その項目に応じて表示される一覧表示より所望のMD101を選択し得る状態に戻すことができる。「list」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。「play」キーの押し下げがあるときは、ステップST73に進んで、上述したように選択されたMD101を1曲目から再生する。この場合、選択されたMD101が収納部210の所定の棚210Aに収納されているときは、このMD101をキャリッジ220によってドライブ部100に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0077】
また、「title」キーの押し下げがあるときは、ステップST74に進む。このステップST74では、リモコン装置300の表示部302に、図13に示すように、上述したように選択されたMD101に含まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0078】
そして、ステップST75で、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST76で、「play」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST77で、「list」キーの押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST78で、選択位置を変更する。「list」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。一方、「play」キーの押し下げがあるときは、ステップST79に進んで、上述したように選択されたMD101に含まれ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)を再生する。この場合、選択されたMD101が収納部210の所定の棚210Aに収納されているときは、このMD101をキャリッジ220によってドライブ部100に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0079】
次に、イジェクト時の動作を説明する。シスコン102は、「eject」キーの押し下げがあると、図17、図18のフローチャートに示す処理を開始する。
【0080】
ステップST81で、ドライブ部100にMD101があるか否かを判定する。ドライブ部100にMD101がないときは、ステップST82に進む。このステップST82では、図19に示すように、リモコン装置300の表示部302に、MD101が収納されている棚210Aのリストを表示する。この場合、MD101が収納された棚210Aの棚番号(RACK No.)が例えば昇順に表示され、さらに棚番号の棚210Aに収納されたMDのディスクタイトルが対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の棚番号を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0081】
そして、ステップST83で、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST84で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST85で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0082】
「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST86で、選択位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210Aに収納されているMD101が選択された状態となり、ステップST87に進む。このステップST87では、選択されたMD101をドライブ部100に移動する。この場合、選択されたMD101は、キャリッジ220により、収納部210よりドライブ部100に移動される。
【0083】
そして、ステップST88で、MD101を、MD挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、その後にステップST89で、ハードディスクより、排出されたMD101に関する情報を削除して、処理を終了する。このように、ハードディスク内の情報を削除することで、排出されたMD101が収納されていた棚210Aに、新たにMD101の収納が可能となる。
【0084】
また、ステップST81でドライブ部100にMD101があるときは、ステップST91に進む。このステップST91では、リモコン装置300の表示部302に、図20に示すように、ドライブ部100にあるMD101に関する情報を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報が赤外線信号で送信され、MD101に関する情報として棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名などが表示され、同時に排出するMD101として他のMD101を選択するためのカーソルCSも表示される。
【0085】
そして、ステップST92で、他のMD101の選択状態にあるか否かを判定し、ステップST93で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST94で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。図20の表示で、カーソルCSが「YES」の位置にあるときは、他のMD101の選択状態にあると判定する。
【0086】
他のMD101の選択状態になく、「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。また、他のMD101の選択状態になく、「enter」キーの押し下げがあるときは、ステップST88で、MD挿入口22よりドライブ部100にあったMD101を排出し、さらにステップST89で、ハードディスク内よりその排出されたMD101に関する情報を削除し、その後に処理を終了する。
【0087】
ステップST92で他のMD101の選択状態にあるときは、ステップST95で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST96で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、ステップST97に進む。
【0088】
このステップST97では、リモコン装置300の表示部302に、図19に示すように、MD101が収納されている棚210Aのリストを表示する。そして、ステップST98で、カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、ステップST99で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST100で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0089】
「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST101で、選択位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210Aに収納されているMD101が選択された状態となり、ステップST102に進む。
【0090】
このステップST102では、ドライブ部100にあるMD101を収納部210の対応する棚210Aに移動する。そして、ステップST103で、選択されたMD101を収納部210よりドライブ部100に移動する。これらのMD101の移動は、キャリッジ220を使用して行われる。そして、ステップST88で、ドライブ部100に移動したMD101を、MD挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、その後にステップST89で、ハードディスクより、排出されたMD101に関する情報を削除して、処理を終了する。
【0091】
次に、MD挿入口22Aより挿入されてドライブ部100Aに装着されたMD101(図1には図示せず)より再生された記録内容を、ドライブ部100に装着されたMD101に記録する、ダビング時の動作を説明する。シスコン102は、ユーザのリモコン装置300の操作部303の操作により、ドライブ部100Aに装着されたMD101に記録されている曲の一部または全曲がダビングすべき曲として選択された後、その操作部303の「dubbing」キーの押し下げがあると、図21および図22のフローチャートに示す処理を開始する。
【0092】
なおこの場合、ドライブ部100には録再用のMD101(スレーブMD)が装着されるが、その装着時にそのUTOC領域に記録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情報)が自動的に読みとられ、シスコン102の内蔵RAM102aに一時的に記憶される。同様に、ドライブ部100Aには再生専用または録再用のMD101(マスターMD)が装着されるが、装着時にそのTOC領域またはUTOC領域に記録されている、記録内容に関連した情報(ディスク内情報)が自動的に読みとられ、ドライブ部100のシスコン102の内蔵RAM102aに一時的に記憶される。
【0093】
ステップST111で、N=1に設定する。そして、ステップST112で、N曲目のダビングを開始する。最初は、N=1であるので、1曲目のダビングを開始する。この場合、ドライブ部100AでマスターMDよりダビングすべきN曲目の曲が再生され、再生された記録内容(ディジタルオーディオデータ)がドライブ部100の音声圧縮エンコーダ/デコーダ123に供給され、スレーブMDの所定のアドレスより記録される。
【0094】
次に、ステップST113で、リモコン装置300の表示部302にダビング中(記録中)である旨、およびダビング中の記録内容に関連した情報、例えばアルバムタイトルおよびアーティスト名、曲名等)を表示する。この場合、シスコン102は、リモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0095】
そして、ステップST114で、N曲目のダビングが終了したか否かを判定する。N曲目のダビングが終了したときは、ステップST115で、NがNmaxであるか否かを判定する。ここで、Nmaxは、ダビングすべき曲の総数である。N=Nmaxでないときは、ステップST116で、Nをインクリメントして、ステップST112に戻り、次の曲のダビングを開始する。
【0096】
ステップST115でN=Nmaxであるときは、ダビングすべき曲の全てのダビングが終了したことを意味し、ステップST117に進む。このステップST117では、スレーブMDのUTOC領域に、上述したように記録された記録内容に関連した情報、すなわちアルバムタイトルおよびアーティスト名、曲名、各曲の開始・終了のアドレス等を記録する。
【0097】
ここで、スレーブMDに既に他のアルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲が記録されている場合、上述したダビング時にはマスターMDより再生された曲が追加して記録される。この場合、マスターMDのアルバムタイトルおよびアーティスト名は、例えば曲名データ領域に曲名と同時に記録される。その際には、例えばアルバムタイトルおよびアーティスト名と曲名との間にスラッシュが配置される等して、アルバムタイトルおよびアーティスト名と曲名とが区別可能とされる。なおこの場合、マスターMDのアルバムタイトルおよびアーティスト名は、例えばディスク情報領域に、既に記録されている上記他のアルバムタイトルおよびアーティスト名に追加して記録されるようにしてもよい。
【0098】
次に、ステップST118で、リモコン装置300の表示部302に、ダビングの終了を表示する。この場合、シスコン102は、リモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信する。そして、ステップST119で、「store」キーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップST120で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0099】
「eject」キーの押し下げがあるときは、ステップST121に進んで、上述したようにドライブ部100に装着されているスレーブMDを、MD挿入口22より外部に排出し、ステップST122で、ハードディスクドライブ131のハードディスクより、排出されたスレーブMDに関する情報を削除して、ステップST123に進む。ステップST123では、ドライブ部100Aに装着されているマスターMDを、MD挿入口22Aより外部に排出し、処理を終了する。
【0100】
なお、ステップST122の処理は、スレーブMDが、収納部210の所定の棚210Aに収納されていた場合のみ実行される。このようにハードディスク内の情報を削除することで、排出されたスレーブMDが収納されていた棚210Aに、新たにMD101の収納が可能となる。
【0101】
また、ステップST119で、「store」キーの押し下げがあるときは、ステップST124で、ドライブ部100に装着されているスレーブMDが、収納部210の所定の棚210Aに収納されていたものであるか否かを判定する。スレーブMDが所定の棚210Aに収納されていたものであるときは、ステップST125に進む。このステップST125では、収納されていた棚210Aの棚番号に対応させてハードディスクに記憶されているディスク内情報を、スレーブMDのUTOC領域に記録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情報)に書き換える。
【0102】
次に、ステップST126で、ドライブ部100に装着されているスレーブMDを、収納部210の元の棚210Aに収納する。この場合、スレーブMDは、キャリッジ220により、ドライブ部100から元の棚210Aに移動されて収納される。そして、ステップST123で、ドライブ部100Aに装着されているマスターMDを、MD挿入口22Aより外部に排出し、処理を終了する。
【0103】
また、ステップST124で、スレーブMDが所定の棚210Aに収納されていたものでないときは、ステップST127に進む。このステップST127では、収納する棚を指定するための画面をリモコン装置300の表示部302に表示する。この場合、シスコン102はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信し、例えば収納部210の空いている棚210Aのうち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0104】
そして、ステップST128で、カーソルキーの押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを判定し、ステップST129で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定する。棚番号の変更操作があるときは、ステップST130に進んで、別の空いている棚210Aの棚番号に変更する。このとき、リモコン装置300の表示部302に表示される棚番号が変更される。なお、表示部302に収納部210の空いている棚210Aの全ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置を変更して任意の棚番号を選択し得るようにしてもよい。
【0105】
一方、「enter」キーの押し下げがあるときは、ステップST131で、スレーブMDのUTOC領域に記録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情報)を、「enter」キーの押し下げ時に表示部302に表示されていた棚番号(以下、「指定棚番号」という)と対応させてハードディスクに記憶する。そして、ステップST132で、ドライブ部100に装着されているスレーブMDを、収納部210の指定棚番号の棚210Aに収納する。この場合、スレーブMDは、キャリッジ220により、ドライブ部100から指定棚番号の棚210Aに移動されて収納される。そして、ステップST123で、ドライブ部100Aに装着されているマスターMDを、MD挿入口22Aより外部に排出し、処理を終了する。
【0106】
以上説明したように、本実施の形態においては、マスターMDより再生される記録内容を、スレーブMDに記録するダビング時に、スレーブMDのUTOC領域に、その記録内容に関連した情報、例えばアルバムタイトルおよびアーティスト名、曲名、各曲の開始・終了のアドレス等が、自動的に記録される。したがって、ユーザは、ダビング時に曲名等を入力する操作が不要となり、使い勝手が向上する。
【0107】
また、ダビング終了後に、スレーブMDが収納部210の所定の棚210Aに収納されるとき、スレーブMDのUTOC領域に記録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情報)が、当該所定の棚210Aの棚番号と対応されて、ハードディスクに記憶される。そのため、このハードディスクの記憶内容を使用することで、ダビング後のMD101の検索が容易となる。また、ダビング後のMD101の収納時に、例えばMDジャケットをジャケット収納帳に収納する等の作業の必要がなく、収納作業が容易となる。
【0108】
なお、上述実施の形態においては、MDチェンジャー装置10内にマスターMDの記録内容を再生するドライブ部100Aが備えられているものを示したが、このドライブ部100AがMDチェンジャー装置10に外部接続されるものであってもよい。
【0109】
また、上述実施の形態においては、収納部210の棚210Aの番号と当該棚210Aに収納されるMD101に記録されている記録内容に関連した情報とをハードディスクに記憶するようにしたものであるが、これに限定されるものでなく、その他の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
【0110】
また、上述実施の形態においては、記録媒体がMD101であるMDチェンジャー装置10にこの発明を適用したものであるが、この発明は記録内容に関連した情報が記録されている他の記録媒体を取り扱うチェンジャー装置にも同様に適用することができる。
【0111】
【発明の効果】
この発明は、第2の記録媒体より再生された記録内容が記録された第1の記録媒体を収納部の所定の棚に収納する際に、この所定の棚の棚番号と第1の記録媒体の記録内容に関連した情報とを対応させて記憶媒体に自動的に記憶するものである。したがって、この発明によれば、収納部に収納されたダビング後の記憶媒体の検索を容易に行うことができると共に、ダビング後の記録媒体の収納時にジャケットをジャケット収納帳に収納する作業の必要がなく、記録媒体の収納作業が容易となる。また、この発明は、第1の記録媒体に第2の記録媒体より再生された記録内容を記録する際に、第1の記録媒体にその記録内容に関連した情報を自動的に記録するものである。したがって、この発明によれば、ダビング時に記録内容に関連した情報の記録操作、例えば曲名の入力操作等が不要となり、ユーザの使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのMDチェンジャー装置の構成を示すブロック図である。
【図2】MDチェンジャー装置の外観(正面図、平面図)を示す図である。
【図3】MDチェンジャー装置の外観(背面図、左側面図)を示す図である。
【図4】MDチェンジャー装置の外観(一部拡大図)を示す図である。
【図5】リモコン装置の外観(正面図、右側面図など)を示す図である。
【図6】ローディング時の処理を示すフローチャートである。
【図7】ハードディスクの記憶例を示す図である。
【図8】検索時の処理を示すフローチャート(1/3)である。
【図9】検索時の処理を示すフローチャート(2/3)である。
【図10】検索時の処理を示すフローチャート(3/3)である。
【図11】検索の結果リストの表示例を示す図である。
【図12】選択されたMDの情報表示例を示す図である。
【図13】曲名リストの表示例を示す図である。
【図14】一覧表示時の処理を示すフローチャート(1/2)である。
【図15】一覧表示時の処理を示すフローチャート(2/2)である。
【図16】一覧表示の表示例を示す図である。
【図17】イジェクト時の処理を示すフローチャート(1/2)である。
【図18】イジェクト時の処理を示すフローチャート(2/2)である。
【図19】MD収納中の棚の表示例を示す図である。
【図20】ドライブ部にあるMDの情報表示例を示す図である。
【図21】ダビング時の処理を示すフローチャート(1/2)である。
【図22】ダビング時の処理を示すフローチャート(2/2)である。
【符号の説明】
10 MDチェンジャー装置
20 本体部分
30 基底部分
40L,40R,50 スピーカ配置部分
100,100A ドライブ部
101 MD
102 システムコントローラ
104 赤外線信号送受信部
106 磁気ヘッド
108 光ピックアップ
111 RFアンプ部
112 サーボ回路
123 音声圧縮エンコーダ/デコーダ
124 耐振用メモリコントローラ
125 DRAM
126 EFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ
131 ハードディスクドライブ
132 ハードディスクコントローラ
200 チェンジャー部
210 収納部
210A 棚
220 キャリッジ
300 リモコン装置
301 赤外線信号送受信部
302 表示部
303 操作部
Claims (2)
- 記録内容に関連した情報が記録されている記録媒体を収納するための棚を複数個有する収納部と、
上記記録媒体を駆動する第1のドライブ部と、
上記収納部と上記第1のドライブ部との間で上記記録媒体を搬送するキャリッジと、
上記収納部の棚の番号と当該棚に収納される上記記録媒体に記録されている上記記録内容に関連した情報とを対応させて記憶する記憶媒体と、
上記第1のドライブ部に装着されて第2の記録媒体より再生された記録内容が記録された第1の記録媒体を、上記キャリッジで搬送して上記収納部の所定の棚に収納するように制御する収納制御手段と、
上記所定の棚に収納される上記第1の記録媒体の記録内容に関連した情報と上記所定の棚の棚番号とを対応させて上記記憶媒体に記憶する記憶制御手段と、
上記第1のドライブ部に装着された上記第1の記録媒体に上記第2の記録媒体より再生された記録内容を記録する際に、当該第1の記録媒体にその記録内容に関連した情報を記録するように制御する記録制御手段とを備え、
上記第1の記録媒体に、既に第1のアルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲が記録されており、当該曲に追加して上記第2の記録媒体より再生される第2のアルバムタイトルおよびアーティスト名に係る曲を記録するとき、
上記記録制御手段は、上記第1の記録媒体の曲名データ領域に、上記第2のアルバムタイトルおよびアーティスト名を曲名と同時に記録する
ことを特徴とするチェンジャー装置。 - 上記アルバムタイトルおよびアーティスト名を、上記曲名と区別可能に記録する
ことを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー装置。
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