JP2001176176A - チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法 - Google Patents

チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法

Info

Publication number
JP2001176176A
JP2001176176A JP35609099A JP35609099A JP2001176176A JP 2001176176 A JP2001176176 A JP 2001176176A JP 35609099 A JP35609099 A JP 35609099A JP 35609099 A JP35609099 A JP 35609099A JP 2001176176 A JP2001176176 A JP 2001176176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
storage
shelf
key
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35609099A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Maruta
宏一 丸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP35609099A priority Critical patent/JP2001176176A/ja
Publication of JP2001176176A publication Critical patent/JP2001176176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の収納作業や収納された記録媒体の検
索を容易とする。 【解決手段】挿入口より挿入されたMDより、ディスク
タイトル、アーティスト名、曲名等のディスク内情報を
読み取り、RAMに記憶しておく(ST1)。「store」キ
ーの操作で収納の指示があるとき、収納棚の指定画面を
表示し、ユーザが空いている棚の棚番号を指定可能とす
る(ST2,ST5,ST6,ST8)。「enter」キーの操作があると
き、上述のRAM内のディスク内情報を指定棚番号と対
応させて、ハードディスクに記憶すると共に、挿入口よ
り挿入されたMDを指定棚番号の棚に収納する(ST7,ST
9,ST10)。「eject」キーの操作があるとき、収納処理
を中止し、挿入されたMDを排出する。また、一旦収納
棚に収納されたMDを排出する際には、ハードディスク
よりそのMDに関する情報を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばMD(ミ
ニディスク)等の記録内容に関連した情報が記録されて
いる記録媒体を取り扱うチェンジャー装置およびその記
録媒体収納方法に関する。詳しくは、収納部の棚の番号
と当該棚に収納される記録媒体に記録されている記録内
容に関連した情報とを対応させてハードディスク等の記
憶媒体に記憶しておくことによって、記録媒体の収納作
業が容易となると共に、収納された記録媒体の検索が容
易となるようにしたチェンジャー装置等に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数枚のCD(コンパクトディスク)を
収納して、所望のディスクを再生可能にするCDチェン
ジャー装置が一般に広く知られている。このCDチェン
ジャー装置には、平置きタイプのものと積層タイプのも
のとがある。積層タイプのものは、平置きタイプのもの
に比べてCDの収納枚数を多くできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したCDチェンジ
ャー装置においては、収納されるCDの枚数が多くなる
と、どの番号の棚にどのCDを収納したか分からなくな
ってしまう。従来この問題の解決策として、CDジャケ
ットを収納できるアルバムタイプのジャケット収納帳を
CDチェンジャーに添付することが行われている。
【0004】ユーザは、CDチェンジャー装置にCDを
収納するたびに、収納した棚の棚番号に対応する収納帳
の収納位置にCDジャケットを収納していく。これによ
り、ユーザは、ジャケット収納帳の頁を捲ることによっ
て、所望のCDが収納されている棚番号を知ることがで
きる。しかしこれでは、CDの収納に伴って収納帳の所
定の収納位置にCDジャケットを収納する作業が必要と
なる他に、所望のCDを探すことが面倒であると共に時
間がかかるという不都合があった。
【0005】近年、新たな記録媒体としてMDが市場に
広く出回るようになってきた。MDはCDに比べて小型
であり、ディスクがケースに収納されているため、取り
扱いが非常に楽である。したがって、上述したCDチェ
ンジャー装置と同様に、積層タイプのMDチェンジャー
装置が、今後一般に利用される可能性が高い。
【0006】しかし、CDチェンジャー装置のように、
MDを収納するたびにアルバムタイプのジャケット収納
帳の所定の収納位置にMDジャケットを収納していき、
このジャケット収納帳に基づいて所望のMDを探すもの
とすれば、CDチェンジャー装置と同様の不都合を有す
ることになる。
【0007】そこで、この発明では、記録媒体の収納作
業が容易となると共に、収納された記録媒体の検索が容
易となるチェンジャー装置およびその記録媒体収納方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチェンジ
ャー装置は、記録内容に関連した情報が記録されている
記録媒体を収納するための棚を複数個有する収納部と、
記録媒体を駆動するドライブ部と、記録媒体を挿入する
ための挿入口と、収納部とドライブ部との間で記録媒体
を搬送するキャリッジと、挿入口に挿入された記録媒体
を収納する収納部の棚を指定する収納棚指定手段と、収
納部の棚の番号と当該棚に収納される記録媒体に記録さ
れている記録内容に関連した情報とを対応させて記憶す
る記憶媒体と、挿入口に記録媒体が挿入されるとき、ド
ライブ部で当該記録媒体より記録内容に関連した情報を
読み出すように制御し、当該記録媒体をキャリッジで収
納棚指定手段で指定された収納部の棚に搬送するように
制御し、さらに当該棚番号とドライブ部で読み出された
記録内容に関連した情報とを対応させて記憶媒体に記憶
する制御手段とを備えるものである。
【0009】また、この発明に係るチェンジャー装置
は、排出する記録媒体を指定する排出記録媒体指定手段
をさらに有し、制御手段は、さらに、排出記録媒体指定
手段で指定された上記記録媒体を上記挿入口より排出す
るように制御すると共に、上記記憶媒体より上記排出さ
れる記録媒体に関する情報を削除するものである。
【0010】また、この発明に係るチェンジャー装置の
記録媒体収納方法は、複数の記録媒体を収納して選択的
に読み出し若しくは再生可能なチェンジャー装置の記録
媒体収納方法であって、記録媒体収納時に、記録媒体に
記録される当該記録媒体に関連した情報を読み出し、こ
の記録媒体の収納棚を決定し、読み出された記録媒体に
関連した情報と決定された収納棚を対応させて記憶媒体
に記憶するものである。
【0011】この発明において、収納部に収納する記録
媒体が挿入口に挿入されるとき、この記録媒体よりドラ
イブ部で記録内容に関連した情報が読み出される。ま
た、収納棚指定手段により上述したように挿入口に挿入
された記録媒体を収納する収納棚が指定される。そし
て、挿入口に挿入された記録媒体は、キャリッジで収納
部の指定された棚に搬送されて収納される。そしてこの
場合、さらに棚番号とドライブ部で読み出された記録内
容に関連した情報とが対応して、記憶媒体、例えばハー
ドディスクに記憶される。また、排出記録媒体指定手段
により排出する記録媒体が指定されるとき、この記録媒
体が挿入口より排出される。そしてこの場合、上述した
ように記憶媒体より排出される記録媒体に関する情報が
削除される。
【0012】このように収納部の所定の棚に記録媒体が
収納される際に、その棚の番号とその記録媒体に記録さ
れている記録内容に関連した情報とが対応して記憶媒体
に記憶されることから、この記憶媒体に記憶された情報
に基づいて、一覧表示や項目を絞った検索を行うことが
可能となり、所望の記録媒体を容易に検索できるように
なり、またジャケット収納帳にジャケットを収納する等
の作業も不要となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのMDチェンジャー装置10の構成を示してい
る。このMDチェンジャー装置10は、大きく分ける
と、装置本体を構成するドライブ部100およびチェン
ジャー部200と、さらにリモコン装置300とからな
っている。チェンジャー部200は、MD101を収納
するための棚(Rack)210Aを複数個有する収納部2
10と、この収納部210とドライブ部100との間で
MD101を搬送するキャリッジ220とを有してい
る。
【0014】ドライブ部100は、MD101に対して
データの記録再生を行う部分である。このドライブ部1
00は、マイクロコンピュータを有して構成され、全体
の動作を制御するためのシステムコントローラ(以下、
「シスコン」という)102を有している。このシスコ
ン102には、ユーザが種々の操作を行うための操作部
103と、後述するリモートコントロール装置(以下、
「リモコン装置」という)300との間で、赤外線信号
の送受信を行うための赤外線信号送受信部104とが接
続されている。上述したチェンジャー部200の動作
も、このシスコン102により制御される。
【0015】また、ドライブ部100は、MD101を
回転駆動するためのスピンドルモータ105と、外部磁
界発生用の磁気ヘッド106と、この磁気ヘッド106
の磁界発生を制御するヘッド駆動回路107と、半導体
レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピッ
クアップ108と、この光ピックアップ108を径方向
に移動するための送りモータ109とを有している。磁
気ヘッド106と光ピックアップ108は、MD101
を挟むように対向して配設されている。
【0016】また、ドライブ部100は、光ピックアッ
プ108を構成する複数の光検出器(図示せず)の出力
信号が供給され、フォーカスエラー信号SFE、トラッキ
ングエラー信号STE、再生RF信号SRFを生成し、さら
にMD101が録再用のものである場合にはその案内溝
(図示せず)の蛇行に対応したFM信号SFMを生成する
RFアンプ部111と、エラー信号SFE、STEに基づい
て光ピックアップ108のフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボを行うと共に、シスコン102の制御の下に
送りモータ109による光ピックアップ108の送り
や、スピンドルモータ105の回転を制御するサーボ回
路112とを有している。
【0017】また、ドライブ部100は、RFアンプ部
111で生成された上述のFM信号SFMを復調してアド
レスデータADを得るアドレスデコーダ113を有して
いる。このアドレスデータADは、後述するEFM(E
ight to fourteen Modulati
on)とACIRC(Advanced Cross
Interleave Reed−Solomon C
ode)のエンコーダ/デコーダを介してシスコン10
2に供給される。これにより、MD101が録再用であ
って、未記録状態にあっても、全周よりアドレスデータ
を得ることができ、安定した高速ランダムアクセスが可
能となる。
【0018】なお、このアドレスデータは、メインチャ
ネルのセクタヘッダやサブコードQにも記録される。し
たがって、MD101が録再用のものであって、記録状
態にあるもの、あるいはMD101が再生専用のもので
ある場合には、セクタヘッダやサブコードQよりアドレ
スデータを得ることができる。
【0019】また、ドライブ部100は、記録オーディ
オ信号SAinを入力する入力端子121と、この入力端
子121に入力されるアナログの記録オーディオ信号S
Ainをディジタル信号に変換するA/Dコンバータ12
2と、再生時に音声圧縮エンコーダ/デコーダ123で
伸長復号化されて得られるディジタルオーディオ信号を
アナログ信号に変換して再生オーディオ信号SAoutを
得るD/Aコンバータ127と、このD/Aコンバータ
127より出力される再生オーディオ信号SAoutを出
力する出力端子128とを有している。
【0020】また、ドライブ部100は、記録時にA/
Dコンバータ122より出力されるオーディオ信号に対
してATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codin
g)方式の音声圧縮符号化を行うと共に、再生時にDR
AM(Dynamic Random AccessMemory)125より耐振
用メモリコントローラ124の制御で読み出される圧縮
符号化データに対して伸長復号化処理をする音声圧縮エ
ンコーダ/デコーダ123を有している。記録時にこの
エンコーダ/デコーダ123より出力される圧縮符号化
データは、メモリコントローラ124を介してDRAM
125に一時的に格納される。
【0021】また、ドライブ部100は、記録時にDR
AM125よりメモリコントローラ124の制御で読み
出される圧縮符号化データに対して、誤り訂正のための
エンコード処理や変調処理を行って記録オーディオデー
タを得ると共に、再生時にRFアンプ部111より供給
される再生RF信号SRFに対して復調処理や誤り訂正処
理を行うEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ1
26を有している。再生時にこのエンコーダ/デコーダ
126より出力される圧縮符号化データは、メモリコン
トローラ124を介してDRAM125に一時的に格納
される。
【0022】また、ドライブ部100は、ハードディス
ク(HD)に対してデータの記録再生を行うハードディ
スクドライブ(HDD)131を有している。このハー
ドディスクドライブ131は、ハードディスクコントロ
ーラ(HDコントローラ)132を介してシスコン10
2に接続されている。
【0023】図2A,B、図3A,Bおよび図4は、上
述したMDチェンジャー装置10の外観を示している。
図2Aは正面図、図2Bは平面図、図3Aは背面図、図
3Bは左側面図、図4は一部の拡大図である。なお、右
側面図は、図3Bに示す左側面図に対して対称に現れ
る。
【0024】このMDチェンジャー装置10は、全体と
して縦長の直方体状の本体部分20と、この本体部分2
0を支持する円盤状の基底部分30と、本体部分20の
左右に設けられ、それぞれ中音域および低音域を再生す
るスピーカが配置されたスピーカ配置部分40L,40
Rと、本体部分20の上に設けられ、左右の高音域再生
用のスピーカが配置された球状のスピーカ配置部分50
とからなっている。
【0025】本体部分20には、その上部にドライブ部
100が配設され、その中部および下部にチェンジャー
部200が配設されている。チェンジャー部200の配
設位置に対応して正面に透明な窓部21が設けられてお
り、収納部210の棚210Aに収納されるMDや、キ
ャリッジ220の動きを外部より観察できるようになっ
ている。また、ドライブ部100の配設位置に対応して
正面に操作部103およびMD挿入口22が形成されて
いる。操作部103には、図4に示すように、電源のオ
ンオフ操作をする「power」キー、ポーズ操作をする「p
ause」キー、ストップ操作をする「stop」キー、プレイ
操作をする「play」キー、イジェクト操作をする「ejec
t」キーが設けられている。
【0026】図1に戻って、リモコン装置300は、ド
ライブ部100の赤外線信号送受信部104との間で赤
外線信号の送受信を行うための赤外線信号送受信部30
1と、液晶表示素子(LCD:liquid crystal displa
y)等のディスプレイを備えてなる表示部302と、ユ
ーザが種々の操作を行うための操作部303とを有して
構成されている。
【0027】図5A,B,Cは、上述したリモコン装置
300の外観を示している。図5Aは正面図、図5Bは
右側面図である。リモコン装置300は、赤外線信号送
受信部301や操作部303が配設される本体部分31
0と表示部302とからなっている。本体部分310は
第1、第2の部分310a,310bを有して構成され
ており(図5B参照)、これら第1、第2の部分310
a,310bがヒンジ構造によって開閉自在とされてい
る。図5Aは第1、第2の部分310a,310bが閉
じた状態を示し、図5Cは第1、第2の部分310a,
310bが開いた状態を示している。
【0028】第1、第2の部分310a,310bが開
いた状態では、操作部303を構成する各種キー等が露
呈される。第2の部分310bには、電源のオンオフ操
作をする「power」キー、ポーズ操作をする「pause」キ
ー、ストップ操作をする「stop」キー、再生操作をする
「play」キー、録音操作をする「rec」キー、スキップ
操作を行うための「skip/search」キーが配されてい
る。
【0029】また、この第2の部分310bには、グラ
フィックイコライザ(ロック、ポップ、クラシック、ジ
ャズ)等のサウンドモードの切換操作を行うための「so
undmode」キー、1曲リピート、全曲リピート、ランダ
ム等のプレイモードの切換操作を行うための「play mod
e」キー、TOC表示、残時間表示、トータル時間表示
を操作する「display」キー、検索実行キーとしての「s
earch」キー、MD101の収納操作を行うためのため
の「store」キー、MD101のイジェクト操作を行う
ための「eject」キーが配されている。
【0030】第1の部分310aには、音量を調整する
ための「volume」ダイヤル、上下左右のカーソルキー、
決定操作を行うための「enter」キーが配されている。
また、この第1の部分310aには、検索時等に項目を
選択するキーが配されている。「disc」キーは項目とし
てアルバムタイトル(ディスクタイトル)を選択するキ
ーであり、「title」キーは項目として曲名を選択する
キーであり、「name」キーは項目としてアーティスト名
を選択するキーであり、「number」キーは項目として棚
番号を選択するキーであり、「date」キーは項目として
記録日時を選択するキーであり、「letter」キーは項目
として日本語版か英語版かの区別を選択するキーであ
る。さらに、この第1の部分310aには、ある状態か
らその前の状態に戻すための「back」キー、一覧表示を
行うための「list」キーも配されている。
【0031】次に、図1に示すMDチェンジャー装置1
0の動作を説明する。ユーザがリモコン装置300の操
作部303を操作し、収納部210の所定の棚210A
の棚番号を指定した場合、リモコン装置300よりその
棚番号の指定情報が赤外線信号を使用してシスコン10
2に供給される。そして、シスコン102によりチェン
ジャー部200が制御され、指定された棚番号の棚21
0Aに収納されているMD101がキャリッジ220に
よりドライブ部100に移動される。このようにドライ
ブ部100に移動されたMD101が録再用のものであ
るときは、このMD101にオーディオデータの記録が
可能となる。
【0032】記録時の動作を説明する。入力端子121
に入力される記録オーディオ信号SAinはA/Dコンバ
ータ122でディジタル信号に変換されて音声圧縮のエ
ンコーダ/デコーダ123に供給され、ATRAC方式
の音声圧縮符号化が行われる。そして、このエンコーダ
/デコーダ123より出力される圧縮符号化データはメ
モリコントローラ124を介してDRAM125に一時
的に格納される。
【0033】このDRAM125に格納された圧縮符号
化データはメモリコントローラ124の制御によって順
次読み出され、メモリコントローラ124を介してEF
MとACIRCのエンコーダ/デコーダ126に供給さ
れ、誤り訂正処理のためのエンコード処理が行われると
共に、変調処理が行われる。
【0034】エンコーダ/デコーダ126より出力され
る記録オーディオデータはヘッド駆動回路107に供給
される。これにより、磁気ヘッド106の出力磁界が記
録オーディオデータによって変調され、光ピックアップ
108からのレーザ光との共働によって、記録オーディ
オデータがMD101に記録される。
【0035】また、上述したようにドライブ部100に
移動されたMD101が録再用のものであるか、あるい
は再生専用のものであるときは、このMD101よりオ
ーディオデータの再生が可能となる。
【0036】再生時の動作を説明をする。RFアンプ部
111より出力される再生RF信号はエンコーダ/デコ
ーダ126に供給され、復調処理が行われると共に、誤
り訂正処理が行われる。このエンコーダ/デコーダ12
6で誤り訂正された圧縮符号化データはメモリコントロ
ーラ124を介してDRAM125に一時的に格納され
る。このDRAM125に格納された圧縮符号化データ
はメモリコントローラ124を介してエンコーダ/デコ
ーダ123に供給されて伸長復号化処理が行われる。そ
して、エンコーダ/デコーダ123より出力される線形
なディジタルオーディオデータがD/Aコンバータ12
7に供給されてアナログ信号に変換され、出力端子12
8に再生オーディオ信号SAoutが導出される。
【0037】次に、MD101を、収納部210の所定
の棚210Aに収納するローディング時の動作を説明す
る。シスコン102は、MD挿入口22(図2A参照)
にMD101が挿入されると、図6のフローチャートに
示す処理を開始する。
【0038】ステップST1で、MD101のTOC領
域(再生専用)、あるいはUTOC領域(録再用)に記
録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情
報)を読み取り、内蔵のRAM102aに一時的に記憶
する。ここで、記録内容に関連した情報としては、アル
バムタイトル&アーティスト名、曲名、録音日時があ
る。
【0039】そして、ステップST2で、「store」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップS
T3で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定
する。「eject」キーの押し下げがあるときは、ステッ
プST4に進んで、上述したようにMD挿入口22に挿
入されたMD101を、このMD挿入口22より外部に
排出し、処理を終了する。このように、MD挿入口22
にMD101を挿入した後でも、「eject」キーの押し
下げを行うことで、当該MD101の収納部210への
収納を中止することができる。
【0040】一方、「store」キーの押し下げがあると
きは、ステップST5に進む。このステップST5で
は、収納する棚を指定するための画面をリモコン装置3
00の表示部302に表示する。この場合、シスコン1
02はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送
信し、例えば収納部210の空いている棚210Aのう
ち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0041】そして、ステップST6で、カーソルキー
の押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを判定
し、ステップST7で、「enter」キーの押し下げがあ
るか否かを判定する。棚番号の変更操作があるときは、
ステップST8に進んで、別の空いている棚210Aの
棚番号に変更する。このとき、リモコン装置300の表
示部302に表示される棚番号が変更される。なお、表
示部302に収納部210の空いている棚210Aの全
ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置を変更して任
意の棚番号を選択し得るようにしてもよい。
【0042】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、ステップST9で、ステップST1でMD挿入口
22より挿入されたMD101より読み出してRAM1
02aに記憶していたディスク内情報を、「enter」キ
ーの押し下げ時に表示部302に表示されていた棚番号
(以下、「指定棚番号」という)と対応させてハードデ
ィスクに記憶する。そして、ステップST10で、MD
挿入口22より挿入されたMD101を収納部210の
指定棚番号の棚210Aに収納して、処理を終了する。
この場合、MD挿入口22より挿入されてドライブ部1
00に装着されていたMD101は、キャリッジ220
により指定棚番号の棚210Aに移動されて収納され
る。
【0043】このように収納部210の所定の棚210
AにMD101が収納される毎に、その棚210Aの番
号とその棚210Aに収納されるMD101より読み出
されたディスク内情報とが対応してハードディスクに記
憶される。図7は、ハードディスクの記憶例を示してい
る。なお、収納部210の所定の棚210Aに収納され
るMD101が録再用のものであるときは、上述したデ
ィスク内情報の一部または全部がないこともある。
【0044】次に、検索時の動作を説明する。シスコン
102は、リモコン装置300の操作部303にある
「search」キーの押し下げがあると、図8〜図10のフ
ローチャートに示す処理を開始する。
【0045】ステップST21で、リモコン装置300
の表示部302に、図示せずも検索項目の選択画面を表
示する。この場合、シスコン102はリモコン装置30
0に表示情報を赤外線信号で送信し、「disc」、「titl
e」、「name」、「number」、「date」、「letter」の
いずれかの項目の選択を促す表示をする。そして、ステ
ップST22で、項目キーの押し下げがあるか否かを判
定する。項目キーの押し下げがあるときは、ステップS
T23に進んで、「letter」キーの押し下げがあるか否
かを判定する。
【0046】「letter」キーの押し下げあるときは、ス
テップST24に進む。このステップST24では、リ
モコン装置300の表示部302に、日本語版、英語版
の選択画面を表示する。この場合、初期設定は例えば日
本語版となっている。そして、ステップST25で、カ
ーソルキーの押し下げによる版の変更操作があるか否か
を判定し、ステップST26で、「search」キーの押し
下げがあるか否かを判定する。版の変更操作があるとき
は、ステップST27に進んで、日本語版、英語版を切
り替える。
【0047】一方、「search」キーの押し下げがあると
きは、ステップST19に進み、ハードディスクに記憶
された情報に基づいて、最終的に選択された版のMD1
01を検索する。ここで、ディスク内情報としてのアル
バムタイトル&アーティスト名、曲名のいずれにもカナ
がないときは英語版であると判断し、それ以外は日本語
版であると判断する。
【0048】また、ステップST23で「letter」キー
の押し下げでないとき、つまり「disc」、「title」、
「name」、「number」、「date」のいずれかのキーの押
し下げであるときは、ステップST20で、リモコン装
置300の表示部302に、カーソル位置に対応して文
字を入力する文字入力画面を表示した後、ステップST
28で、「letter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST29で、カーソルキーの押し下げによ
る文字変更操作があるか否かを判定し、ステップST3
0で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST31で、「back」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、さらにステップST32で、「sear
ch」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0049】「letter」キーの押し下げがあるときは、
ステップST33に進んで、入力モードをカナ入力モー
ドから英数字入力モード、あるいはその逆に変更する。
カーソルキーの押し下げによる文字変更操作があるとき
は、ステップST34に進んで、文字を変更する。「en
ter」キーの押し下げがあるときは、ステップST35
に進んで、カーソル位置の文字を確定する。「back」キ
ーの押し下げがあるときは、ステップST36に進ん
で、既に確定している文字のうち最新の1文字を削除す
る。削除する文字がないときは、この処理は無効とな
る。さらに、「search」キーの押し下げがあるときは、
ステップST19に進んで、ハードディスクに記憶され
た情報を参照し、最終的に確定した文字列を使用した検
索をする。
【0050】この場合、検索項目が「disc」である場
合、アルバムタイトルに確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「titl
e」である場合、曲名に確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「nam
e」である場合、アーティスト名に確定文字列を含んで
いるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項
目が「number」である場合、確定文字列(数列)の棚番
号の棚210Aに収納されたMD101は結果リストに
含まれる。さらに、検索項目が「date」である場合、録
音日時に確定文字列を含んでいるMD101は結果リス
トに含まれる。
【0051】ステップST19で検索を行った後に、ス
テップST41に進む。このステップST41では、リ
モコン装置300の表示部302に、結果リストを表示
する。この場合、シスコン102はリモコン装置300
に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0052】図11Aは、検索項目が「disc」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、ディスクタイトル(DISC)と、そのディスクタイト
ルを持つMD101が収納された棚210Aの棚番号
(RACK No.)とが対応づけて表示される。なお、ユーザ
が所望のディスクタイトルを選択するためのカーソルC
Sも同時に表示される。カーソルCSの存在位置は反転
表示されるが、これは以下に述べる他のカーソル表示に
おいても同様である。
【0053】図11Bは、検索項目が「title」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、曲名(TITLE)と、その曲名を持つMD101が収
納された棚210Aの棚番号と、その曲名を持つMD1
01のディスクタイトルとが対応づけて表示される。な
お、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCS
も同時に表示される。
【0054】図11Cは、検索項目が「name」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、アーティスト名(NAME)と、そのアーティスト名を持
つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その
アーティスト名を持つMD101のディスクタイトルと
が対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のアーテ
ィスト名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0055】図11Dは、検索項目が「number」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、棚番号と、その棚番号の棚210Aに収納された
MDのディスクタイトルとが対応づけて表示される。
【0056】図11Eは、検索項目が「date」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、録音日時(DATE)と、その録音日時を持つMD101
が収納された棚210Aの棚番号と、その録音日時を持
つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望の録音日時を選択するための
カーソルCSも同時に表示される。
【0057】図11Fは、検索項目が「letter」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、選択された版(LETTER)の表示と、その版のMD1
01が収納された棚210Aの棚番号と、その版のMD
101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。
なお、ユーザが所望のMD101を選択するためのカー
ソルCSも同時に表示される。
【0058】ステップST41で上述したように結果リ
ストを表示した後、ステップST42で、カーソルキー
の押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、
ステップST43で、「enter」キーの押し下げがある
か否かを判定し、ステップST44で、「search」キー
の押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押
し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST
45で、選択位置を変更する。「search」キーの押し下
げがあるときは、直ちに処理を終了する。
【0059】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、カーソル位置に対応したMD101が選択された
状態となり、ステップST45Aに進む。このステップ
ST45Aでは、リモコン装置300の表示部302
に、図12に示すように、選択されたMD101の情報
を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装
置300に表示情報を赤外線信号で送信し、選択された
MD101の情報として、棚番号、ディスクタイトル、
アーティスト名、曲名などが表示される。
【0060】そして、ステップST46で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST47
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST48で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST49で、「search」キーの
押し下げがあるか否かを判定する。
【0061】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST41に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、結果リストの表示より、所望の
MD101を選択し得る状態に戻すことができる。「se
arch」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了
する。「play」キーの押し下げがあるときは、ステップ
ST50に進んで、上述したように選択されたMD10
1を1曲目から再生する。この場合、選択されたMD1
01が収納部210の所定の棚210Aに収納されてい
るときは、このMD101をキャリッジ220によって
ドライブ部100に移動した後に、再生が行われること
となる。
【0062】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST51に進む。このステップST51
では、リモコン装置300の表示部302に、図13に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0063】そして、ステップST52で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST53で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST54で、「search」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの
押し下げによる選択変更操作があるときは、ステップS
T55で、選択位置を変更する。「search」キーの押し
下げがあるときは、直ちに処理を終了する。一方、「pl
ay」キーの押し下げがあるときは、ステップST56に
進んで、上述したように選択されたMD101に含ま
れ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)を再生する。
この場合、選択されたMD101が収納部210の所定
の棚210Aに収納されているときは、このMD101
をキャリッジ220によってドライブ部100に移動し
た後に、再生が行われることとなる。
【0064】次に、一覧表示の動作を説明する。シスコ
ン102は、リモコン装置300の操作部303にある
「list」キーの押し下げがあると、図14、図15のフ
ローチャートに示す処理を開始する。
【0065】ステップST61で、ハードディスクに記
憶された情報を参照して、収納部210の棚210Aに
収納されたMD101を、棚番号順に表示する。この棚
番号順の表示は、後述する並べ替え項目が「number」で
あった場合と同様に表示される。図16Dは、並べ替え
項目が「number」であった場合における一覧表示例を示
している。この場合、MD101が収納された棚210
Aの棚番号(RACKNo.)が例えば昇順に表示さ
れ、さらに棚番号の棚210Aに収納されたMDのディ
スクタイトル(DISC)が対応づけて表示される。なお、ユ
ーザが所望の棚番号を選択するためのカーソルCSも同
時に表示される。
【0066】そして、ステップST62で、並べ替えの
項目キー(「disc」、「title」、「name」、「numbe
r」、「date」、「letter」のキー)の押し下げがある
か否かを判定し、ステップST63で、カーソルキーの
押し下げによるMD101の選択変更操作があるか否か
を判定し、ステップST64で、「enter」キーの押し
下げがあるか否かを判定し、ステップST65で、「li
st」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0067】「list」キーの押し下げがあるときは、直
ちに処理を終了する。項目キーの押し下げがあるとき
は、ステップST66に進み、ハードディスクに記憶さ
れた情報を参照し、リモコン装置300の表示部302
に、選択された並べ替えの項目に応じた一覧表示をす
る。さらに、カーソルキーの押し下げによる選択変更操
作があるときは、ステップST67で、選択位置を変更
する。この場合、一覧表示内のカーソル位置が変更され
ることとなる。
【0068】図16Aは、並べ替え項目が「disc」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
ディスクタイトルがアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、そのディスクタイトルを持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号(RACK No.)が対応づけ
て表示される。なお、ユーザが所望のディスクタイトル
を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0069】図16Bは、並べ替え項目が「title」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、曲名(TITLE)がアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、その曲名を持つMD101が収納された棚210A
の棚番号(RACK No.)と、その曲名を持つMD101のデ
ィスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユー
ザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に
表示される。
【0070】図16Cは、並べ換え項目が「name」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
アーティスト名(NAME)がアイウエオ順やABC順に表示
され、そのアーティスト名を持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号と、そのアーティスト名を持つM
D101のディスクタイトルとが対応づけて表示され
る。なお、ユーザが所望のアーティスト名を選択するた
めのカーソルCSも同時に表示される。
【0071】図16Eは、並べ替え項目が「date」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
録音日時(DATE)が例えば昇順に表示され、その録音日時
を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、
その録音日時を持つMD101のディスクタイトルとが
対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の録音日時
を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0072】図16Fは、並べ替え項目が「letter」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、例えば日本語版、英語版の順に表示され、その版の
MD101が収納された棚210Aの棚番号と、その版
のMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望のMD101を選択するため
のカーソルCSも同時に表示される。
【0073】一方、ステップST64で「enter」キー
の押し下げがあったときは、カーソル位置に対応したM
D101が選択された状態となり、ステップST68に
進む。このステップST68では、リモコン装置300
の表示部302に、図12に示すように、選択されたM
D101の情報を表示する。この場合、シスコン102
よりリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送信
し、選択されたMD101の情報として、棚番号、ディ
スクタイトル、アーティスト名、曲名などが表示され
る。
【0074】そして、ステップST69で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST70
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST71で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST72で、「list」キーの押
し下げがあるか否かを判定する。
【0075】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST62に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、並び替え項目を選択し、その項
目に応じて表示される一覧表示より所望のMD101を
選択し得る状態に戻すことができる。「list」キーの押
し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。「play」
キーの押し下げがあるときは、ステップST73に進ん
で、上述したように選択されたMD101を1曲目から
再生する。この場合、選択されたMD101が収納部2
10の所定の棚210Aに収納されているときは、この
MD101をキャリッジ220によってドライブ部10
0に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0076】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST74に進む。このステップST74
では、リモコン装置300の表示部302に、図13に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0077】そして、ステップST75で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST76で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST77で、「list」キー
の押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押
し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST
78で、選択位置を変更する。「list」キーの押し下げ
があるときは、直ちに処理を終了する。一方、「play」
キーの押し下げがあるときは、ステップST79に進ん
で、上述したように選択されたMD101に含まれ、カ
ーソル位置に対応した曲(選択曲)を再生する。この場
合、選択されたMD101が収納部210の所定の棚2
10Aに収納されているときは、このMD101をキャ
リッジ220によってドライブ部100に移動した後
に、再生が行われることとなる。
【0078】次に、イジェクト時の動作を説明する。シ
スコン102は、「eject」キーの押し下げがあると、
図17、図18のフローチャートに示す処理を開始す
る。
【0079】ステップST81で、ドライブ部100に
MD101があるか否かを判定する。ドライブ部100
にMD101がないときは、ステップST82に進む。
このステップST82では、図19に示すように、リモ
コン装置300の表示部302に、MD101が収納さ
れている棚210Aのリストを表示する。この場合、M
D101が収納された棚210Aの棚番号(RACK
No.)が例えば昇順に表示され、さらに棚番号の棚2
10Aに収納されたMDのディスクタイトルが対応づけ
て表示される。なお、ユーザが所望の棚番号を選択する
ためのカーソルCSも同時に表示される。
【0080】そして、ステップST83で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST84で、「enter」キーの押し下げが
あるか否かを判定し、ステップST85で、「eject」
キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0081】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST86で、選択
位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げがあ
るときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210A
に収納されているMD101が選択された状態となり、
ステップST87に進む。このステップST87では、
選択されたMD101をドライブ部100に移動する。
この場合、選択されたMD101は、キャリッジ220
により、収納部210よりドライブ部100に移動され
る。
【0082】そして、ステップST88で、MD101
を、MD挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、
その後にステップST89で、ハードディスクより、排
出されたMD101に関する情報を削除して、処理を終
了する。このように、ハードディスク内の情報を削除す
ることで、排出されたMD101が収納されていた棚2
10Aに、新たにMD101の収納が可能となる。
【0083】また、ステップST81でドライブ部10
0にMD101があるときは、ステップST91に進
む。このステップST91では、リモコン装置300の
表示部302に、図20に示すように、ドライブ部10
0にあるMD101に関する情報を表示する。この場
合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報
が赤外線信号で送信され、MD101に関する情報とし
て棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名な
どが表示され、同時に排出するMD101として他のM
D101を選択するためのカーソルCSも表示される。
【0084】そして、ステップST92で、他のMD1
01の選択状態にあるか否かを判定し、ステップST9
3で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST94で、「eject」キーの押し下げが
あるか否かを判定する。図20の表示で、カーソルCS
が「YES」の位置にあるときは、他のMD101の選
択状態にあると判定する。
【0085】他のMD101の選択状態になく、「ejec
t」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。また、他のMD101の選択状態になく、「ente
r」キーの押し下げがあるときは、ステップST88
で、MD挿入口22よりドライブ部100にあったMD
101を排出し、さらにステップST89で、ハードデ
ィスク内よりその排出されたMD101に関する情報を
削除し、その後に処理を終了する。
【0086】ステップST92で他のMD101の選択
状態にあるときは、ステップST95で、「enter」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST96
で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定す
る。「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処
理を終了する。一方、「enter」キーの押し下げがある
ときは、ステップST97に進む。
【0087】このステップST97では、リモコン装置
300の表示部302に、図19に示すように、MD1
01が収納されている棚210Aのリストを表示する。
そして、ステップST98で、カーソルキーの押し下げ
による選択変更操作があるか否かを判定し、ステップS
T99で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判
定し、ステップST100で、「eject」キーの押し下
げがあるか否かを判定する。
【0088】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST101で、選
択位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げが
あるときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210
Aに収納されているMD101が選択された状態とな
り、ステップST102に進む。
【0089】このステップST102では、ドライブ部
100にあるMD101を収納部210の対応する棚2
10Aに移動する。そして、ステップST103で、選
択されたMD101を収納部210よりドライブ部10
0に移動する。これらのMD101の移動は、キャリッ
ジ220を使用して行われる。そして、ステップST8
8で、ドライブ部100に移動したMD101を、MD
挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、その後に
ステップST89で、ハードディスクより、排出された
MD101に関する情報を削除して、処理を終了する。
【0090】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、収納部210の棚210Aの番号と、この棚21
0Aに収納されるMD101に記録されている記録内容
に関連した情報(ディスクタイトル、アーティスト名、
曲名、録音日時等)とが、ハードディスクに対応づけて
記憶される。そのため、このハードディスクの記憶内容
を使用することで、所望するMD101の検索が容易と
なる。また、MD101の収納時に、例えばMDジャケ
ットをジャケット収納帳に収納する等の作業の必要がな
く、収納作業が容易となる。
【0091】なお、上述実施の形態においては、収納部
210の棚210Aの番号と当該棚210Aに収納され
るMD101に記録されている記録内容に関連した情報
とをハードディスクに記憶するようにしたものである
が、これに限定されるものでなく、その他の記憶媒体に
記憶するようにしてもよい。
【0092】また、上述実施の形態においては、記録媒
体がMD101であるMDチェンジャー装置10にこの
発明を適用したものであるが、この発明は記録内容に関
連した情報が記録されている他の記録媒体を取り扱うチ
ェンジャー装置にも同様に適用することができる。
【0093】
【発明の効果】この発明によれば、収納部の棚の番号と
当該棚に収納される記録媒体に記録されている記録内容
に関連した情報とを対応づけてハードディスク等の記憶
媒体に記憶しておくものであり、したがって記憶媒体に
記憶された情報を使用して所望の記憶媒体の検索を容易
に行うことができると共に、例えば記録媒体の収納時に
ジャケットをジャケット収納帳に収納する作業の必要が
なく、記録媒体の収納作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのMDチェンジャー装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】MDチェンジャー装置の外観(正面図、平面
図)を示す図である。
【図3】MDチェンジャー装置の外観(背面図、左側面
図)を示す図である。
【図4】MDチェンジャー装置の外観(一部拡大図)を
示す図である。
【図5】リモコン装置の外観(正面図、右側面図など)
を示す図である。
【図6】ローディング時の処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】ハードディスクの記憶例を示す図である。
【図8】検索時の処理を示すフローチャート(1/3)
である。
【図9】検索時の処理を示すフローチャート(2/3)
である。
【図10】検索時の処理を示すフローチャート(3/
3)である。
【図11】検索の結果リストの表示例を示す図である。
【図12】選択されたMDの情報表示例を示す図であ
る。
【図13】曲名リストの表示例を示す図である。
【図14】一覧表示時の処理を示すフローチャート(1
/2)である。
【図15】一覧表示時の処理を示すフローチャート(2
/2)である。
【図16】一覧表示の表示例を示す図である。
【図17】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(1/2)である。
【図18】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(2/2)である。
【図19】MD収納中の棚の表示例を示す図である。
【図20】ドライブ部にあるMDの情報表示例を示す図
である。
【符号の説明】
10 MDチェンジャー装置 20 本体部分 30 基底部分 40L,40R,50 スピーカ配置部分 100 ドライブ部 101 MD 102 システムコントローラ 104 赤外線信号送受信部 106 磁気ヘッド 108 光ピックアップ 111 RFアンプ部 112 サーボ回路 123 音声圧縮エンコーダ/デコーダ 124 耐振用メモリコントローラ 125 DRAM 126 EFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ 131 ハードディスクドライブ 132 ハードディスクコントローラ 200 チェンジャー部 210 収納部 210A 棚 220 キャリッジ 300 リモコン装置 301 赤外線信号送受信部 302 表示部 303 操作部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録内容に関連した情報が記録されてい
    る記録媒体を収納するための棚を複数個有する収納部
    と、 上記記録媒体を駆動するドライブ部と、 上記記録媒体を挿入するための挿入口と、 上記収納部と上記ドライブ部との間で上記記録媒体を搬
    送するキャリッジと、 上記挿入口に挿入された上記記録媒体を収納する上記収
    納部の棚を指定する収納棚指定手段と、 上記収納部の棚の番号と当該棚に収納される上記記録媒
    体に記録されている上記記録内容に関連した情報とを対
    応させて記憶する記憶媒体と、 上記挿入口に上記記録媒体が挿入されるとき、上記ドラ
    イブ部で当該記録媒体より上記記録内容に関連した情報
    を読み出すように制御し、当該記録媒体を上記キャリッ
    ジで上記収納棚指定手段で指定された上記収納部の棚に
    搬送するように制御し、さらに当該棚番号と上記ドライ
    ブ部で読み出された上記記録内容に関連した情報とを対
    応させて上記記憶媒体に記憶する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶媒体はハードディスクであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー装置。
  3. 【請求項3】 排出する記録媒体を指定する排出記録媒
    体指定手段をさらに有し、 上記制御手段は、さらに、上記排出記録媒体指定手段で
    指定された上記記録媒体を上記挿入口より排出するよう
    に制御すると共に、上記記憶媒体より上記排出される記
    録媒体に関する情報を削除することを特徴とする請求項
    1に記載のチェンジャー装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体に記憶されている情報に基
    づいて、上記収納部の棚に収納された記録媒体より所定
    の記録媒体を検索する検索手段と、 上記検索手段で検索された上記記録媒体のリストを表示
    する表示手段と、 上記表示手段で表示されたリストより任意の記録媒体を
    選択する選択手段と、 上記選択手段で選択された上記記録媒体より上記ドライ
    ブ部でデータを再生する再生制御手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶媒体に記憶されている情報に基
    づいて、上記収納部の棚に収納された記録媒体のリスト
    を表示する表示手段と、 上記リストより任意の記録媒体を選択する選択手段と、 上記選択手段で選択された上記記録媒体より上記ドライ
    ブ部でデータを再生する再生制御手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー装置。
  6. 【請求項6】 並べ替えのための項目を選択する項目選
    択手段をさらに備え、 上記表示手段は上記選択された上記項目に応じて並べ替
    えられた上記リストを表示することを特徴とする請求項
    5に記載のチェンジャー装置。
  7. 【請求項7】 複数の記録媒体を収納して選択的に読み
    出し若しくは再生可能なチェンジャー装置の記録媒体収
    納方法であって、 記録媒体収納時に、 記録媒体に記録される当該記録媒体に関連した情報を読
    み出し、 上記記録媒体の収納棚を決定し、 上記読み出された上記記録媒体に関連した情報と、上記
    決定された収納棚を対応させて記憶媒体に記憶すること
    を特徴とするチェンジャー装置の記録媒体収納方法。
JP35609099A 1999-12-15 1999-12-15 チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法 Pending JP2001176176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35609099A JP2001176176A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35609099A JP2001176176A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001176176A true JP2001176176A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18447286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35609099A Pending JP2001176176A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001176176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004350161A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Sony Corp 電子機器システム、情報処理システム及び電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004350161A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Sony Corp 電子機器システム、情報処理システム及び電子機器
JP4543624B2 (ja) * 2003-05-23 2010-09-15 ソニー株式会社 電子機器システム、情報処理システム及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080080322A1 (en) Recording apparatus
KR20040024113A (ko) 디지털 다기능 디스크 장치에서의 재생 제어방법
EP0500391A2 (en) Apparatus for reproducing information with different scanning modes
JP2001155471A (ja) 記録再生装置
US6573444B1 (en) Music data compression apparatus and method
JP2002023771A (ja) オーディオプレーヤ
JP2001176176A (ja) チェンジャー装置およびその記録媒体収納方法
JP3870641B2 (ja) チェンジャー装置
JPH04212768A (ja) Cd再生装置の表示装置
JP2001176178A (ja) チェンジャー装置
JP2001176205A (ja) 記録媒体およびそれを取り扱う再生装置
JP2002236498A (ja) オーディオ再生装置
JP2001176174A (ja) 記録装置
KR19990069563A (ko) 노래반주용 디지탈 비디오디스크와 이의 재생방법
JPH09185863A (ja) ディスク装置
JP2001176177A (ja) 再生装置およびチェンジャー装置
JP3483717B2 (ja) 情報記録再生装置および情報記録再生方法
JP3435707B2 (ja) 再生装置
JP2003281861A (ja) 圧縮オーディオ再生機器
JPH08180657A (ja) 円盤状情報記録担体の再生装置
WO2003054861A2 (en) Digital audio player enabling auto-adaptation to the environment
KR100236112B1 (ko) 광 디스크 플레이어의 탐색 재생 방법
JPH10112113A (ja) 光ディスクプレーヤ
JP2001266554A (ja) 車載用再生装置及び識別名称表示方法
JPH05325515A (ja) ディスク再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060308

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060308

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090317