JPH08180657A - 円盤状情報記録担体の再生装置 - Google Patents

円盤状情報記録担体の再生装置

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JPH08180657A
JPH08180657A JP6321846A JP32184694A JPH08180657A JP H08180657 A JPH08180657 A JP H08180657A JP 6321846 A JP6321846 A JP 6321846A JP 32184694 A JP32184694 A JP 32184694A JP H08180657 A JPH08180657 A JP H08180657A
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disc
memory
reproducing
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JP6321846A
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Shigeaki Kimura
重昭 木村
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザによる曲の選択を容易とし、かつその
入力方法も更に容易とした円盤状情報記録担体の再生装
置を提供することを目的とする。 【構成】 ディスクチェンジャープレーヤ部1において
多数ディスク収納ラック2に格納されたCD2aは、デ
ィスク搬送交換部3によってディスク再生部5に着脱す
るようディスクチェンジャーコントローラ4によって制
御される。ディスク再生部5から出力される音声信号S
mと指標信号Ixはメモリ制御部6において一旦第1の
メモリ7に蓄えられ、第2のメモリ8に転送される。こ
の第2のメモリの記憶内容は、メモリ記録再生部9によ
って制御され、スイッチ12を介してアンプ13を通っ
てスピーカ14から出力される。これらの一連の制御
は、操作部15内の各種キーを使用者が操作することに
よってシステムコントローラ11が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の円盤状情報記録
担体(以下、単に「円盤」と略す)に記録された情報、
例えばカラオケなどの音楽情報を再生するための円盤状
情報記録担体の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケ市場は様々な種類のメデ
ィアと装置を生み出している。その代表的なものとし
て、例えば、パイオニア社に代表されるレーザーディス
ク(以下「LD」と略す)カラオケ、コンパクトディス
ク(以下「CD」と略す)に静止画データをサブコード
内に記録したCD−Gカラオケ、さらにはCDにMPE
G(Moving Picture Experts Group)レイヤ1による圧縮
動画を記録したビデオCDカラオケなどがある。これら
はいずれも映像を利用するところに衆目が集まってい
る。
【0003】しかしながら、CD−DA(CDディジタ
ルオーディオ)を用いた音声のみのカラオケには、表示
用テレビジョンが不要なため軽薄短小であるという簡便
性から依然人気を博している。このような装置の軽薄短
小化に対応して、例えば、CDよりも音声のデータ量を
1/5に圧縮記録した直径6.4cmのミニディスク
(以下「MD」と略す)を応用したカラオケ装置も考え
られている。
【0004】さて、音声のみのCD−DAカラオケ装置
は、従来から種々提案されており、以下にその代表的な
一例を従来例として挙げる。図4は、そのような従来の
円盤状情報記録担体の再生装置の一例を示すブロック略
図である。
【0005】本従来例は、多数枚のCD(図示せず)が
選曲装置140のラック(図示せず)には収納されてお
り、このラック内より希望のCDを取り出して再生す
る、いわゆるオートチェンジャーである。このようなオ
ートチェンジャーでは、多数枚のCDを識別するため
に、各CDのタイトル名、演奏者名などの識別名称がR
AM(Random Access Memory)93に各CDの収納位置順
に順次登録されている。この登録の方法としては、操作
キー88によってパネルインタフェイス142を介して
制御回路86を操作してサービスマンなどが初期設定時
に登録する。
【0006】装置の使用時、すなわちユーザが曲を歌う
ために電源投入を行った場合には、再生補助情報読出制
御手段144は、このRAM93から上記の各CDのタ
イトル名、演奏者名などの識別名称を読みだし、表示イ
ンタフェイス148を介して表示器90にこれらの情報
を表示する。この識別名称に応じてユーザは、操作キー
88を用いて希望のCDにおける希望の曲を選択し、こ
の指令によって装置は再生制御手段148によって、オ
ートチェンジャーにおける光ピックアップ(図示せず)
を希望曲の曲頭に移動せしめる「頭出し」を行うという
ものである(例えば、特開平4−360088号公報な
ど)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の円盤状情報記録担体の再生装置では、上記の
識別名称を入力するためには文字列の入力が必要であ
り、ユーザが操作キー88を1文字づつ入力するために
大変煩わしいという問題点があった。また、上記の識別
名称を表示するための表示器90に文字情報を表示する
のであるが、この表示器90には上記の軽薄短小化の目
的から自ずと表示サイズに限界があり、離れた場所から
は曲を識別しにくいという問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑み成されたもの
であり、ユーザによる曲の選択を容易とし、かつその入
力方法も更に容易とした円盤状情報記録担体の再生装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の円盤状情報記録担体の再生装置は、請求項
1では、複数の曲が記録された円盤状情報記録担体から
この曲を識別するための指標を含む読出信号を再生する
円盤再生手段と、この読出信号を処理して上記曲を抽出
し、かつ上記指標を分離する情報抽出分離手段と、上記
曲を上記指標に応じて所定の量だけ記憶する記憶手段
と、この記憶手段の記憶内容を上記指標の順に順次再生
する記憶再生手段と、上記指標を間接的に指示する指示
手段とを備え、上記指示手段の出力に応じて上記円盤状
情報記録担体上の所定の部位に上記円盤再生手段を移動
せしめて、上記曲を再生することを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項2では、上記円盤状情報記録
担体は複数枚の円盤から成り、かつ上記記憶手段は、上
記円盤状情報記録担体の1枚ごとに分類される第1の階
層と、この第1の階層の下層に上記指標に応じて分類さ
れる第2の階層とを有することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項3では、上記指示手段は、上
記第2の階層に1対1に対応する数値を入力するための
操作部材を含むことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4では、上記指示手段は、上
記操作部材によって上記指標を上記曲の任意部位におい
て指定する手段を含むものである。
【0013】
【作用】請求項1では、円盤再生手段は複数の曲が記録
された円盤状情報記録担体からこの曲を識別するための
指標を含む読出信号を再生し、情報抽出分離手段はこの
読出信号を処理して上記曲を抽出しかつ上記指標を分離
して一旦記憶手段に上記曲を上記指標に応じて所定の量
だけ記憶しておき、この記憶手段の記憶内容を記憶再生
手段によって上記指標の順に順次再生する。これによっ
て、ユーザは指示手段によって上記指標を間接的に指示
し、装置は上記指示手段の出力に応じて上記円盤状情報
記録担体上の所定の部位に上記円盤再生手段を移動せし
めて、上記曲を再生するので、ユーザによる曲の選択を
容易とし、かつその入力方法も更に容易とすることとな
る。
【0014】請求項2では、上記円盤状情報記録担体は
複数枚の円盤から成り、かつ上記記憶手段は、上記円盤
状情報記録担体の1枚ごとに分類される第1の階層と、
この第1の階層の下層に上記指標に応じて分類される第
2の階層とを有するよう分類しておくことにより、ユー
ザによる曲の選択を容易とし、かつその入力方法も更に
容易とすることとなる。
【0015】請求項3では、上記指示手段は、上記第2
の階層に1対1に対応する数値を入力するための操作部
材を含むので、ユーザによる曲の選択を容易とし、かつ
その入力方法も更に容易とすることとなる。
【0016】請求項4では、上記指示手段は、上記操作
部材によって上記指標を上記曲の任意部位において指定
する手段を含むので、ユーザによる曲の選択を容易と
し、かつその入力方法も更に容易とすることとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施例における円
盤状情報記録担体の再生装置のブロック図である。同図
において、本実施例は大別してディスク・チェンジャー
・プレーヤ部1、メモリ制御部6および操作部15から
なる。以下にその動作の概要を先に説明する。
【0018】まず、ディスク・チェンジャー・プレーヤ
部1では、多数枚ディスク収納ラック2には多数のカラ
オケ伴奏音楽が記録されたCD2aが格納されている。
ディスク搬送交換部3は、この多数枚ディスク収納ラッ
ク2からCD2aを搬出してディスク再生部5に装着
し、演奏が終わると、再び多数枚ディスク収納ラック2
にCD2aを戻す動作をする。これらの動作は、ディス
クチェンジャーコントローラ4によって制御される。こ
こで、ディスク再生部5は、通常のCDプレーヤと同一
である。
【0019】また、メモリ制御部6では、ディスク再生
部5において読み出された曲の音楽信号Smと指標Ix
を受けて、一旦メモリ記録再生部9の記録部9aによっ
て、この音楽信号Smを第1のメモリ7に常時キャッシ
ュ的に蓄えていくとともに、曲頭の30秒程度の長さの
音楽信号Smを第2のメモリ8に指標Ixに応じて蓄え
ていく。また、一方、音楽信号Smはスイッチ12を介
して直接アンプ13に送る経路も設ける。
【0020】ここで、この第2のメモリ8は内部が階層
化されており、多数枚ディスク収納ラック2に収容可能
なCD2aの枚数の数だけのサブメモリ8aと一時記憶
用のノングループメモリ8bから構成される。これらの
サブメモリ8aは、内部を実質的に更に階層化されてお
り、図示しないが各CD2aに収録されている曲の数だ
けのサブ・サブメモリ8cから構成される。一般にCD
の収録時間は規格上では約75分と定められており、カ
ラオケに多用される歌謡曲の長さが4分程度であること
から、サブ・サブメモリ8cの数は、各サブメモリ8a
について最大20個程度あれば十分である。
【0021】さて、この第2のメモリ8に蓄えられた音
楽信号Smは、記録再生コントローラ10の指令に応じ
て再生部9bによって読み出され、スイッチ12に送ら
れる。このスイッチ12は、同じく記録再生コントロー
ラ10によって接続端子を切り換え制御される。また、
スイッチ12の出力は、アンプ13によって電力増幅さ
れてスピーカ14を駆動して音声出力される。
【0022】ここで、この記録再生コントローラ10
は、システムコントローラ11によって制御されてお
り、このシステムコントローラ11は、操作部15に設
けた各種操作キーの入力を翻訳して各種の制御信号を発
生する。この操作部15は、図示のようにディスクサー
チキー16、メモリーキー17、クリアキー18、ディ
スク選択/チェンジキー19、グループ選択キー20及
びテンキー21から成る。
【0023】このような本実施例について、以下にシス
テムコントローラ11、記録再生コントローラ10及び
ディスクチェンジャーコントローラ4の動作を中心に詳
解する。図2は、本実施例において、多数枚ディスク収
納ラック2のディスク番号mなる収納位置に再生すべき
CD2aが収納されている場合にこのCD2aを演奏す
るときの動作を表す流れ図である。
【0024】図2において、まずユーザは、ステップ#
200において、テンキー21を利用してmなる数値を
入力する。次いでステップ#205においてディスク選
択キー19を押され、これによってステップ#210に
おいて、多数枚ディスク収納ラック2の収納位置mに収
納されているCD2aが、ディスク再生部5に搬送され
て装着される。これにより、本装置のイニシャライズが
開始される。
【0025】ステップ#215では、ディスク再生部5
においてCD2aの最内周部に規格上必ず記録されてい
る、収録曲数と各曲の収録時間などが記録されたTOC
(Table Of Contents)情報を読み取り、既に読み取った
ことのあるCDか否かを判定する。このとき、もし既に
読み取ったことのあるCDであれば、ステップ#220
を実行してグループ番号nを確認して、ステップ#22
5においてトラック番号”1”の曲から再生を開始す
る。ここで、トラック番号”1”の曲とは、最初の曲を
表す。
【0026】逆に読み取ったことのない新しいCDであ
れば、ステップ#230においてそのCD2aをトラッ
ク番号”1”から再生を開始し、この曲の「イントロ」
(曲頭部分の意)を30秒間だけ第2のメモリ8におけ
るノングループメモリ8bに記録する。
【0027】この後、ステップ#235において、グル
ープ選択キー20が押されたことを判定し、もし押され
ていなければステップ#250を実行し、逆に押されて
いれば、続いてテンキー21で入力される数字列をステ
ップ#240においてグループ番号nを示す数値に置き
換え、ステップ#245においてイントロ30秒間の
「音声メモリ」(第2のメモリ8内に記憶された音声信
号Smを「音声メモリ」と呼ぶ)と任意期間30秒間の
「音声メモリ」を第2のメモリ8内のn番目のサブメモ
リ8aに移し替える。このとき、ノングループメモリ8
bの内容は保存される。ここで、「任意期間」とは、そ
の曲における、例えば、演歌のサビの部分や印象的な旋
律などが該当する。
【0028】次いでステップ#250では、メモリキー
17が押されたか否かを判別し、もし押されていなけれ
ば、ステップ#270を実行し、逆に押されていれば、
ステップ#255においてノングループメモリ8b内の
任意期間30秒間の「音声メモリ」を書き換えたり記録
したりし、ステップ#260においてグループ番号が指
定されているか否かを判別し、もし設定されていなけれ
ば、n=0としてノングループメモリ8を選び、逆に設
定されていれば、ステップ#265においてn番目のサ
ブメモリ8a内の任意期間30秒間の「音声メモリ」を
書き換える。
【0029】ステップ#270では、クリアキー18が
押されたか否かを判別し、もし押されていなければ、ス
テップ#280を実行し、逆に押されていれば、ステッ
プ#275においてノングループメモリ8b内のイント
ロ30秒間のメモリのみを保存して他の全てのサブメモ
リ8aを消去し、グループ番号nも0としてグループ設
定を解除する。ステップ#280では、ディスク再生部
5が再生中か否かを判別し、再生中であれば処理をステ
ップ#235に戻し、逆に再生が終わればプレーヤとし
ての動作を終了する。
【0030】さて、図3は、光ピックアップが検索動作
中に任意のCDが選択されて演奏される場合の動作を表
す流れ図である。図3において、ステップ#300にお
いて、ユーザがテンキー21でnなる数値を入力する。
このときステップ#305において、グループ選択キー
20が押されたか否かを判定し、もし押されていなけれ
ば、ステップ#315を実行し、逆に押されていれば、
ステップ#310において先に入力した数値nをサブメ
モリ8aの番号とし、ステップ#320を実行する。
【0031】ステップ#315では、ディスクサーチキ
ー16が押されたか否かを判定し、もし押されていなけ
ればステップ#330を実行し、逆に押されていればス
テップ#325においてノングループメモリ8bを指定
し、ステップ#335において第2のメモリ8内のノン
グループメモリ8bに記録された音声を15秒間だけ収
納番号の順に再生し、ステップ#345を実行する。こ
こで、任意期間の「音声メモリ」がある場合はそれを再
生し、逆にない場合はイントロ部分を再生する。また、
全く記憶されていないCDの場合にはサーチしない。
【0032】ステップ#320では、ディスクサーチキ
ー16が押されたか否かを判定し、もし押されていなけ
れば丸印のAを介してステップ#330を実行し、逆に
押されていれば、ステップ#340において第2のメモ
リ8内におけるn番目のサブメモリに記録された「音声
メモリ」を15秒間だけ収納番号順に再生し、ステップ
#345を実行する。ここで、任意期間の「音声メモ
リ」がある場合はそれを再生し、逆にない場合はイント
ロ部分を再生する。また、全く記憶されていないCDの
場合にはサーチしない。
【0033】ステップ#330では、ディスク選択キー
19が押されたか否かを判定し、もし押されていなけれ
ばステップ#365を実行し、逆に押されていれば、ス
テップ#350において先に入力された数値nをサブメ
モリ8aの番号とし、ステップ#370を実行する。ス
テップ#365では、所定の時間を越えたか否か判定
し、もし越えていれば処理を中断し、逆に越えていなけ
れば処理を再びステップ#305に戻してステップ#3
05以降の処理を再度実行する。
【0034】ステップ#345では、ディスク選択キー
19が押されたか否かを判定し、もし押されていなけれ
ばステップ#355を実行する。逆に押されていれば、
ステップ#360において第2のメモリ8の記憶内容を
再生中か否かを判定し、もし再生を終了していれば処理
を完了する。逆にまだ再生中であればステップ#370
を実行する。
【0035】ステップ#355では、ステップ#360
と同じく第2のメモリ8の記憶内容を再生中か否かを判
定し、もし再生を終了していれば処理を完了する。逆に
まだ再生中であればステップ#345に処理を戻して再
度ステップ#345以降の処理を実行する。
【0036】ステップ#370では、ディスク番号mを
確定し、丸印Bを介して図2のステップ#210以降の
処理を実行する。これにより、図2の再生部分へ移行
後、第2のメモリ8などへの書き換えを確認して、再生
終了後、全ての処理を完了する。
【0037】以上のように本実施例によれば、ディスク
サーチ中、換言すればディスク番号順にCD2a内のユ
ーザが決めた任意の音楽信号Smを順次再生する間にデ
ィスク選択キー19が押されると、CD2aを再生開始
に至らしめるまでの期間も第2のメモリ8aより該当す
るCD2aの「音声メモリ」を再生しているので、無音
の期間が無くなり、待ち時間のいらいらを解消すること
ができる。
【0038】また、文字入力のように複雑なキー操作を
しなくとも、メモリーキー17を1度押すだけで使用者
がそのCD2a内でいちばん気に入った曲のいちばん気
に入った部分を30秒間だけ装置内のメモリ8に記憶
し、この記憶内容をディスク認識のための識別子として
ディスクサーチ時にこのメモリ8の内容を再生して音声
信号として識別するようにしたので、ユーザによる曲の
選択を容易とし、かつその入力方法も更に容易とするこ
とができる。しかも、識別子が文字情報ではなく音声信
号であるので、表示器が不要とすることができる。
【0039】また、CD2aに記録された曲の中でもい
ちばん気に入った部分や印象的な旋律を記録することも
できるので、単にイントロ部分のみの再生をおこなうよ
りも曲の識別が容易とすることができる。
【0040】なお、以上の説明では、音楽信号Smを加
工せずに記録再生しているが、例えば、ATRACやP
ASCなどのアルゴリズムによって圧縮してデータ量を
削減して第1のメモリ7や第2のメモリ8に記録し、再
生時に伸張してもよい。また、この第1のメモリ7や第
2のメモリ8は、説明の都合上分離して記載したが、1
個のRAMを仮想的に分割して使用してもよい。また、
曲の識別は、CDのサブコード内に記録されているトラ
ック番号やインデックス番号を用いればよい。また、デ
ィスクそのものの識別にはISO(国際標準化機構)で
定められたISRC(International Standard Recordin
g Code)を用いればよい。ここで、このISRCは、国
内では既に約8割のCDに記録されており、国名、会
社、録音年、ディスク、楽曲が識別できるよう定められ
ている。
【0041】また、記録媒体はCD−DAについてのみ
説明したが、CD−MO(CD光磁気)、CD−WO
(CDライトワンス)、MDなどでもよいし、さらには
ビデオCDやLDなどの映像カラオケの音声部に本発明
を適用実施してもよい。この場合には映像信号を第1の
メモリ7や第2のメモリ8に音声信号Smとともに蓄え
て、曲の音楽とともに、例えば小画面テレビの場合には
ページングしながら表示、あるいは大画面テレビの場合
には画面をマルチウィンドウ化して分割表示してもよ
い。
【0042】また、入力部もキー入力としたが、映像カ
ラオケの場合にはタッチパネル入力やマウス入力として
もよい。また、テレビゲームなどのヴァーチャル・リア
リティの分野で曲の選択を行う場合には、ヘッドマウン
トディスプレイに設けた視線入力装置としてもよい。そ
の他、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、種々変形実施可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
では、円盤再生手段は複数の曲が記録された円盤状情報
記録担体からこの曲を識別するための指標を含む読出信
号を再生し、情報抽出分離手段はこの読出信号を処理し
て上記曲を抽出しかつ上記指標を分離して一旦記憶手段
に上記曲を上記指標に応じて所定の量だけ記憶してお
き、この記憶手段の記憶内容を記憶再生手段によって上
記指標の順に順次再生する。
【0044】これによって、ユーザは指示手段によって
上記指標を間接的に指示し、装置は上記指示手段の出力
に応じて上記円盤状情報記録担体上の所定の部位に上記
円盤再生手段を移動せしめて、上記曲を再生するので、
ユーザによる曲の選択を容易とし、かつその入力方法も
更に容易とするという効果がある。また、無音の期間が
無くなり、待ち時間のいらいらを解消することができる
という効果もある。
【0045】また、請求項2では、上記円盤状情報記録
担体は複数枚の円盤から成り、かつ上記記憶手段は、上
記円盤状情報記録担体の1枚ごとに分類される第1の階
層と、この第1の階層の下層に上記指標に応じて分類さ
れる第2の階層とを有するよう分類しておくことによ
り、複数枚の上記円盤状情報記録担体において複数記録
された曲の整理が容易となり、ユーザによる曲の選択を
容易とするという効果がある。
【0046】また、請求項3では、上記指示手段は、上
記第2の階層に1対1に対応する数値を入力するための
操作部材を含むので、曲の選択方法を更に容易とすると
いう効果がある。
【0047】また、請求項4では、上記指示手段は、上
記操作部材によって上記指標を上記曲の任意部位におい
て指定する手段を含むので、曲を識別する際に文字情報
ではなく曲の任意部位とすることができ、ユーザによる
曲の選択を容易とし、かつその入力方法も更に容易とす
るという効果がある。また、上記曲の中でもいちばん気
に入った部分や印象的な旋律の部分を任意に記録するこ
ともできるので、単に曲頭部分のみの再生をおこなうよ
りも曲の識別がさらに容易とすることができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における円盤状情報記録担
体の再生装置の構成を示すブロック略図である。
【図2】 同実施例における円盤状情報記録担体の再生
装置の動作を示す第1の流れ図である。
【図3】 同実施例における円盤状情報記録担体の再生
装置の動作を示す第2の流れ図である。
【図4】 本発明の従来例における円盤状情報記録担体
の再生装置の主要部の構成を示すブロック略図である。
【符号の説明】
1 ディスクチェンジャープレーヤ部 2 多数枚ディスク収納ラック 3 ディスク搬送交換部 4 ディスクチェンジャーコントローラ 5 ディスク再生部 6 メモリ制御部 7 第1のメモリ 8 第2のメモリ 9 メモリ記録再生部 10 記録再生コントローラ 11 システムコントローラ 12 スイッチ 13 アンプ 14 スピーカ 15 操作部 16 ディスクサーチキー 17 メモリーキー 18 クリアーキー 19 ディスク選択キー 20 グループ選択キー 21 テンキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/16 501 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の曲が記録された円盤状情報記録担
    体からこの曲を識別するための指標を含む読出信号を再
    生する円盤再生手段と、 この読出信号を処理して上記曲を抽出し、かつ上記指標
    を分離する情報抽出分離手段と、 上記曲を上記指標に応じて所定の量だけ記憶する記憶手
    段と、 この記憶手段の記憶内容を上記指標の順に順次再生する
    記憶再生手段と、 上記指標を間接的に指示する指示手段と、を備え、上記
    指示手段の出力に応じて上記円盤状情報記録担体上の所
    定の部位に上記円盤再生手段を移動せしめて、上記曲を
    再生することを特徴とする円盤状情報記録担体の再生装
    置。
  2. 【請求項2】 上記円盤状情報記録担体は複数枚の円盤
    から成り、かつ上記記憶手段は、 上記円盤状情報記録担体の1枚ごとに分類される第1の
    階層と、 この第1の階層の下層に上記指標に応じて分類される第
    2の階層と、を有することを特徴とする請求項1に記載
    の円盤状情報記録担体の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記指示手段は、上記第2の階層に1対
    1に対応する数値を入力するための操作部材を含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の円盤状情報記録担体の再
    生装置。
  4. 【請求項4】 上記指示手段は、上記操作部材によって
    上記指標を上記曲の任意部位において指定する手段を含
    む請求項3に記載の円盤状情報記録担体の再生装置。
JP6321846A 1994-12-26 1994-12-26 円盤状情報記録担体の再生装置 Pending JPH08180657A (ja)

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JP (1) JPH08180657A (ja)

Cited By (3)

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