JP2001176178A - チェンジャー装置 - Google Patents

チェンジャー装置

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JP2001176178A
JP2001176178A JP35609499A JP35609499A JP2001176178A JP 2001176178 A JP2001176178 A JP 2001176178A JP 35609499 A JP35609499 A JP 35609499A JP 35609499 A JP35609499 A JP 35609499A JP 2001176178 A JP2001176178 A JP 2001176178A
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JP35609499A
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English (en)
Inventor
Koichi Maruta
宏一 丸田
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが、選択した任意の並べ替え項目に応じ
て並べ替えられた一覧を容易に見ることができ、所望す
る記録媒体を容易に検索できるようにする。 【解決手段】ハードディスクには、収納時に、収納部2
10の棚210Aの番号と当該棚210Aに収納される
MD(記録媒体)101の記録内容に関連した情報(デ
ィスクタイトル、アーティスト名、曲名等)とを対応し
て記憶する。一覧表示時に、ユーザの操作部103の操
作で並べ替え項目(ディスクタイトル、アーティスト
名、曲名、録音日時、棚番号等)が選択されるとき、ハ
ードディスクに記憶されている情報を参照し、収納部2
10に収納されているMD101を選択された並べ替え
項目に応じて並べ替えた一覧を作成し、リモコン装置3
00の表示部302に、その一覧を表示する。この一覧
より所定のMD101を選択し、このMD101を再生
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばMD(ミ
ニディスク)等の記録媒体を取り扱うチェンジャー装置
に関する。詳しくは、収納部の棚の番号と当該棚に収納
される記録媒体の記録内容に関連した情報とを対応させ
て記憶媒体に記憶しておき、並べ替え項目の選択がある
とき、この記憶媒体の記憶情報を参照して、収納部に収
納されている記録媒体を選択された並べ替え項目に応じ
て並べ替えた一覧を作成し、この一覧を表示することに
よって、ユーザが、選択した任意の並べ替え項目に応じ
て並べ替えられた一覧を容易に見ることができ、所望す
る記録媒体を容易に検索できるようにしたチェンジャー
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚のCD(コンパクトディスク)を
収納して、所望のディスクを再生可能にするCDチェン
ジャー装置が一般に広く知られている。このCDチェン
ジャー装置には、平置きタイプのものと積層タイプのも
のとがある。積層タイプのものは、平置きタイプのもの
に比べてCDの収納枚数を多くできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したCDチェンジ
ャー装置においては、収納されるCDの枚数が多くなる
と、どの番号の棚にどのCDを収納したか分からなくな
ってしまう。従来この問題の解決策として、CDジャケ
ットを収納できるアルバムタイプのジャケット収納帳を
CDチェンジャーに添付することが行われている。
【0004】ユーザは、CDチェンジャー装置にCDを
収納するたびに、収納した棚の棚番号に対応する収納帳
の収納位置にCDジャケットを収納していく。これによ
り、ユーザは、ジャケット収納帳の頁を捲ることによっ
て、所望のCDが収納されている棚番号を知ることがで
きる。しかしこれでは、CDの収納に伴って収納帳の所
定の収納位置にCDジャケットを収納する作業が必要と
なる他に、所望のCDを探すことが面倒であると共に時
間がかかるという不都合があった。
【0005】近年、新たな記録媒体としてMDが市場に
広く出回るようになってきた。MDはCDに比べて小型
であり、ディスクがケースに収納されているため、取り
扱いが非常に楽である。したがって、上述したCDチェ
ンジャー装置と同様に、積層タイプのMDチェンジャー
装置が、今後一般に利用される可能性が高い。
【0006】しかし、CDチェンジャー装置のように、
MDを収納するたびにアルバムタイプのジャケット収納
帳の所定の収納位置にMDジャケットを収納していき、
このジャケット収納帳に基づいて所望のMDを探すもの
とすれば、CDチェンジャー装置と同様の不都合を有す
ることになる。
【0007】この発明は、ユーザが、選択した任意の並
べ替え項目に応じて並べ替えられた一覧を容易に見るこ
とができ、所望する記録媒体を容易に検索し得るチェン
ジャー装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチェンジ
ャー装置は、記録媒体を収納するための棚を複数個有す
る収納部と、記録媒体を駆動するドライブ部と、収納部
とドライブ部との間で記録媒体を搬送するキャリッジ
と、収納部の棚の番号と当該棚に収納される記録媒体の
記録内容に関連した情報とを対応させて記憶する記憶媒
体と、複数の並べ替え項目より一の並べ替え項目を選択
する項目選択手段と、記憶媒体に記憶されている情報を
使用し、収納部の棚に収納されている記録媒体を項目選
択手段で選択された一の並べ替え項目に応じて並べ替え
た一覧を作成する一覧作成手段と、この一覧作成手段で
作成された上記一覧を表示する表示手段とを備えるもの
である。
【0009】この発明において、記憶媒体には、収納部
の棚の番号と当該棚に収納される記録媒体の記録内容に
関連した情報とが対応して記憶されている。ユーザは、
複数の並べ替え項目より、任意の並べ換え項目を選択で
きる。並べ替え項目の選択があるとき、記憶媒体に記憶
されている情報が参照され、収納部に収納されている記
録媒体を選択された並べ替え項目に応じて並べ替えた一
覧が作成され、その一覧が表示される。これにより、ユ
ーザは、選択した任意の並べ替え項目に応じて並べ替え
られた一覧を容易に見ることができ、所望する記録媒体
を容易に検索できることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのMDチェンジャー装置10の構成を示してい
る。このMDチェンジャー装置10は、大きく分ける
と、装置本体を構成するドライブ部100およびチェン
ジャー部200と、さらにリモコン装置300とからな
っている。チェンジャー部200は、MD101を収納
するための棚(Rack)210Aを複数個有する収納部2
10と、この収納部210とドライブ部100との間で
MD101を搬送するキャリッジ220とを有してい
る。
【0011】ドライブ部100は、MD101に対して
データの記録再生を行う部分である。このドライブ部1
00は、マイクロコンピュータを有して構成され、全体
の動作を制御するためのシステムコントローラ(以下、
「シスコン」という)102を有している。このシスコ
ン102には、ユーザが種々の操作を行うための操作部
103と、後述するリモートコントロール装置(以下、
「リモコン装置」という)300との間で、赤外線信号
の送受信を行うための赤外線信号送受信部104とが接
続されている。上述したチェンジャー部200の動作
も、このシスコン102により制御される。
【0012】また、ドライブ部100は、MD101を
回転駆動するためのスピンドルモータ105と、外部磁
界発生用の磁気ヘッド106と、この磁気ヘッド106
の磁界発生を制御するヘッド駆動回路107と、半導体
レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピッ
クアップ108と、この光ピックアップ108を径方向
に移動するための送りモータ109とを有している。磁
気ヘッド106と光ピックアップ108は、MD101
を挟むように対向して配設されている。
【0013】また、ドライブ部100は、光ピックアッ
プ108を構成する複数の光検出器(図示せず)の出力
信号が供給され、フォーカスエラー信号SFE、トラッキ
ングエラー信号STE、再生RF信号SRFを生成し、さら
にMD101が録再用のものである場合にはその案内溝
(図示せず)の蛇行に対応したFM信号SFMを生成する
RFアンプ部111と、エラー信号SFE、STEに基づい
て光ピックアップ108のフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボを行うと共に、シスコン102の制御の下に
送りモータ109による光ピックアップ108の送り
や、スピンドルモータ105の回転を制御するサーボ回
路112とを有している。
【0014】また、ドライブ部100は、RFアンプ部
111で生成された上述のFM信号SFMを復調してアド
レスデータADを得るアドレスデコーダ113を有して
いる。このアドレスデータADは、後述するEFM(Ei
ght to fourteen Modulation)とACIRC(Advanced
Cross Interleave Reed-Solomon Code)のエンコーダ
/デコーダを介してシスコン102に供給される。これ
により、MD101が録再用であって、未記録状態にあ
っても、全周よりアドレスデータを得ることができ、安
定した高速ランダムアクセスが可能となる。
【0015】なお、このアドレスデータは、メインチャ
ネルのセクタヘッダやサブコードQにも記録される。し
たがって、MD101が録再用のものであって、記録状
態にあるもの、あるいはMD101が再生専用のもので
ある場合には、セクタヘッダやサブコードQよりアドレ
スデータを得ることができる。
【0016】また、ドライブ部100は、記録オーディ
オ信号SAinを入力する入力端子121と、この入力端
子121に入力されるアナログの記録オーディオ信号S
Ainをディジタル信号に変換するA/Dコンバータ12
2と、再生時に音声圧縮エンコーダ/デコーダ123で
伸長復号化されて得られるディジタルオーディオ信号を
アナログ信号に変換して再生オーディオ信号SAoutを
得るD/Aコンバータ127と、このD/Aコンバータ
127より出力される再生オーディオ信号SAoutを出
力する出力端子128とを有している。
【0017】また、ドライブ部100は、記録時にA/
Dコンバータ122より出力されるオーディオ信号に対
してATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codin
g)方式の音声圧縮符号化を行うと共に、再生時にDR
AM(Dynamic Random AccessMemory)125より耐振
用メモリコントローラ124の制御で読み出される圧縮
符号化データに対して伸長復号化処理をする音声圧縮エ
ンコーダ/デコーダ123を有している。記録時にこの
エンコーダ/デコーダ123より出力される圧縮符号化
データは、メモリコントローラ124を介してDRAM
125に一時的に格納される。
【0018】また、ドライブ部100は、記録時にDR
AM125よりメモリコントローラ124の制御で読み
出される圧縮符号化データに対して、誤り訂正のための
エンコード処理や変調処理を行って記録オーディオデー
タを得ると共に、再生時にRFアンプ部111より供給
される再生RF信号SRFに対して復調処理や誤り訂正処
理を行うEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ1
26を有している。再生時にこのエンコーダ/デコーダ
126より出力される圧縮符号化データは、メモリコン
トローラ124を介してDRAM125に一時的に格納
される。
【0019】また、ドライブ部100は、ハードディス
ク(HD)に対してデータの記録再生を行うハードディ
スクドライブ(HDD)131を有している。このハー
ドディスクドライブ131は、ハードディスクコントロ
ーラ(HDコントローラ)132を介してシスコン10
2に接続されている。
【0020】図2A,B、図3A,Bおよび図4は、上
述したMDチェンジャー装置10の外観を示している。
図2Aは正面図、図2Bは平面図、図3Aは背面図、図
3Bは左側面図、図4は一部の拡大図である。なお、右
側面図は、図3Bに示す左側面図に対して対称に現れ
る。
【0021】このMDチェンジャー装置10は、全体と
して縦長の直方体状の本体部分20と、この本体部分2
0を支持する円盤状の基底部分30と、本体部分20の
左右に設けられ、それぞれ中音域および低音域を再生す
るスピーカが配置されたスピーカ配置部分40L,40
Rと、本体部分20の上に設けられ、左右の高音域再生
用のスピーカが配置された球状のスピーカ配置部分50
とからなっている。
【0022】本体部分20には、その上部にドライブ部
100が配設され、その中部および下部にチェンジャー
部200が配設されている。チェンジャー部200の配
設位置に対応して正面に透明な窓部21が設けられてお
り、収納部210の棚210Aに収納されるMDや、キ
ャリッジ220の動きを外部より観察できるようになっ
ている。また、ドライブ部100の配設位置に対応して
正面に操作部103およびMD挿入口22が形成されて
いる。操作部103には、図4に示すように、電源のオ
ンオフ操作をする「power」キー、ポーズ操作をする「p
ause」キー、ストップ操作をする「stop」キー、プレイ
操作をする「play」キー、イジェクト操作をする「ejec
t」キーが設けられている。
【0023】図1に戻って、リモコン装置300は、ド
ライブ部100の赤外線信号送受信部104との間で赤
外線信号の送受信を行うための赤外線信号送受信部30
1と、液晶表示素子(LCD:liquid crystal displa
y)等のディスプレイを備えてなる表示部302と、ユ
ーザが種々の操作を行うための操作部303とを有して
構成されている。
【0024】図5A,B,Cは、上述したリモコン装置
300の外観を示している。図5Aは正面図、図5Bは
右側面図である。リモコン装置300は、赤外線信号送
受信部301や操作部303が配設される本体部分31
0と表示部302とからなっている。本体部分310は
第1、第2の部分310a,310bを有して構成され
ており(図5B参照)、これら第1、第2の部分310
a,310bがヒンジ構造によって開閉自在とされてい
る。図5Aは第1、第2の部分310a,310bが閉
じた状態を示し、図5Cは第1、第2の部分310a,
310bが開いた状態を示している。
【0025】第1、第2の部分310a,310bが開
いた状態では、操作部303を構成する各種キー等が露
呈される。第2の部分310bには、電源のオンオフ操
作をする「power」キー、ポーズ操作をする「pause」キ
ー、ストップ操作をする「stop」キー、再生操作をする
「play」キー、録音操作をする「rec」キー、スキップ
操作を行うための「skip/search」キーが配されてい
る。
【0026】また、この第2の部分310bには、グラ
フィックイコライザ(ロック、ポップ、クラシック、ジ
ャズ)等のサウンドモードの切換操作を行うための「so
undmode」キー、1曲リピート、全曲リピート、ランダ
ム等のプレイモードの切換操作を行うための「play mod
e」キー、TOC表示、残時間表示、トータル時間表示
を操作する「display」キー、検索実行キーとしての「s
earch」キー、MD101の収納操作を行うためのため
の「store」キー、MD101のイジェクト操作を行う
ための「eject」キーが配されている。
【0027】第1の部分310aには、音量を調整する
ための「volume」ダイヤル、上下左右のカーソルキー、
決定操作を行うための「enter」キーが配されている。
また、この第1の部分310aには、検索時等に項目を
選択するキーが配されている。「disc」キーは項目とし
てアルバムタイトル(ディスクタイトル)を選択するキ
ーであり、「title」キーは項目として曲名を選択する
キーであり、「name」キーは項目としてアーティスト名
を選択するキーであり、「number」キーは項目として棚
番号を選択するキーであり、「date」キーは項目として
記録日時を選択するキーであり、「letter」キーは項目
として日本語版か英語版かの区別を選択するキーであ
る。さらに、この第1の部分310aには、ある状態か
らその前の状態に戻すための「back」キー、一覧表示を
行うための「list」キーも配されている。
【0028】次に、図1に示すMDチェンジャー装置1
0の動作を説明する。ユーザがリモコン装置300の操
作部303を操作し、収納部210の所定の棚210A
の棚番号を指定した場合、リモコン装置300よりその
棚番号の指定情報が赤外線信号を使用してシスコン10
2に供給される。そして、シスコン102によりチェン
ジャー部200が制御され、指定された棚番号の棚21
0Aに収納されているMD101がキャリッジ220に
よりドライブ部100に移動される。このようにドライ
ブ部100に移動されたMD101が録再用のものであ
るときは、このMD101にオーディオデータの記録が
可能となる。
【0029】記録時の動作を説明する。入力端子121
に入力される記録オーディオ信号SAinはA/Dコンバ
ータ122でディジタル信号に変換されて音声圧縮のエ
ンコーダ/デコーダ123に供給され、ATRAC方式
の音声圧縮符号化が行われる。そして、このエンコーダ
/デコーダ123より出力される圧縮符号化データはメ
モリコントローラ124を介してDRAM125に一時
的に格納される。
【0030】このDRAM125に格納された圧縮符号
化データはメモリコントローラ124の制御によって順
次読み出され、メモリコントローラ124を介してEF
MとACIRCのエンコーダ/デコーダ126に供給さ
れ、誤り訂正処理のためのエンコード処理が行われると
共に、変調処理が行われる。
【0031】エンコーダ/デコーダ126より出力され
る記録オーディオデータはヘッド駆動回路107に供給
される。これにより、磁気ヘッド106の出力磁界が記
録オーディオデータによって変調され、光ピックアップ
108からのレーザ光との共働によって、記録オーディ
オデータがMD101に記録される。
【0032】また、上述したようにドライブ部100に
移動されたMD101が録再用のものであるか、あるい
は再生専用のものであるときは、このMD101よりオ
ーディオデータの再生が可能となる。
【0033】再生時の動作を説明をする。RFアンプ部
111より出力される再生RF信号はエンコーダ/デコ
ーダ126に供給され、復調処理が行われると共に、誤
り訂正処理が行われる。このエンコーダ/デコーダ12
6で誤り訂正された圧縮符号化データはメモリコントロ
ーラ124を介してDRAM125に一時的に格納され
る。このDRAM125に格納された圧縮符号化データ
はメモリコントローラ124を介してエンコーダ/デコ
ーダ123に供給されて伸長復号化処理が行われる。そ
して、エンコーダ/デコーダ123より出力される線形
なディジタルオーディオデータがD/Aコンバータ12
7に供給されてアナログ信号に変換され、出力端子12
8に再生オーディオ信号SAoutが導出される。
【0034】次に、MD101を、収納部210の所定
の棚210Aに収納するローディング時の動作を説明す
る。シスコン102は、MD挿入口22(図2A参照)
にMD101が挿入されると、図6のフローチャートに
示す処理を開始する。
【0035】ステップST1で、MD101のTOC領
域(再生専用)、あるいはUTOC領域(録再用)に記
録されている記録内容に関連した情報(ディスク内情
報)を読み取り、内蔵のRAM102aに一時的に記憶
する。ここで、記録内容に関連した情報としては、アル
バムタイトル&アーティスト名、曲名、録音日時があ
る。
【0036】そして、ステップST2で、「store」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、さらにステップS
T3で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定
する。「eject」キーの押し下げがあるときは、ステッ
プST4に進んで、上述したようにMD挿入口22に挿
入されたMD101を、このMD挿入口22より外部に
排出し、処理を終了する。このように、MD挿入口22
にMD101を挿入した後でも、「eject」キーの押し
下げを行うことで、当該MD101の収納部210への
収納を中止することができる。
【0037】一方、「store」キーの押し下げがあると
きは、ステップST5に進む。このステップST5で
は、収納する棚を指定するための画面をリモコン装置3
00の表示部302に表示する。この場合、シスコン1
02はリモコン装置300に表示情報を赤外線信号で送
信し、例えば収納部210の空いている棚210Aのう
ち番号が最も若い棚番号を表示する。
【0038】そして、ステップST6で、カーソルキー
の押し下げによる棚番号の変更操作があるか否かを判定
し、ステップST7で、「enter」キーの押し下げがあ
るか否かを判定する。棚番号の変更操作があるときは、
ステップST8に進んで、別の空いている棚210Aの
棚番号に変更する。このとき、リモコン装置300の表
示部302に表示される棚番号が変更される。なお、表
示部302に収納部210の空いている棚210Aの全
ての番号を表示し、ユーザがカーソル位置を変更して任
意の棚番号を選択し得るようにしてもよい。
【0039】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、ステップST9で、ステップST1でMD挿入口
22より挿入されたMD101より読み出してRAM1
02aに記憶していたディスク内情報を、「enter」キ
ーの押し下げ時に表示部302に表示されていた棚番号
(以下、「指定棚番号」という)と対応させてハードデ
ィスクに記憶する。そして、ステップST10で、MD
挿入口22より挿入されたMD101を収納部210の
指定棚番号の棚210Aに収納して、処理を終了する。
この場合、MD挿入口22より挿入されてドライブ部1
00に装着されていたMD101は、キャリッジ220
により指定棚番号の棚210Aに移動されて収納され
る。
【0040】このように収納部210の所定の棚210
AにMD101が収納される毎に、その棚210Aの番
号とその棚210Aに収納されるMD101より読み出
されたディスク内情報とが対応してハードディスクに記
憶される。なお、収納部210の所定の棚210Aに収
納されるMD101が録再用のものであるときは、上述
したディスク内情報の一部または全部がないこともあ
る。
【0041】図7は、ハードディスクの記憶例を示して
いる。棚番号が「3」の部分は、MD101に、例えば
複数の記録媒体(MD等)より再生された曲が記録され
ている場合の記憶例である。この場合、MD101の曲
名データ領域には曲名と共にアルバムタイトルおよびア
ーティスト名が記録されており、MD101のディスク
情報領域にはアルバムタイトルとして複数の記録媒体か
らの曲が記録されていることを示す「オムニバス」が記
録されているものとする。
【0042】次に、検索時の動作を説明する。シスコン
102は、リモコン装置300の操作部303にある
「search」キーの押し下げがあると、図8〜図10のフ
ローチャートに示す処理を開始する。
【0043】ステップST21で、リモコン装置300
の表示部302に、図示せずも検索項目の選択画面を表
示する。この場合、シスコン102はリモコン装置30
0に表示情報を赤外線信号で送信し、「disc」、「titl
e」、「name」、「number」、「date」、「letter」の
いずれかの項目の選択を促す表示をする。そして、ステ
ップST22で、項目キーの押し下げがあるか否かを判
定する。項目キーの押し下げがあるときは、ステップS
T23に進んで、「letter」キーの押し下げがあるか否
かを判定する。
【0044】「letter」キーの押し下げあるときは、ス
テップST24に進む。このステップST24では、リ
モコン装置300の表示部302に、日本語版、英語版
の選択画面を表示する。この場合、初期設定は例えば日
本語版となっている。そして、ステップST25で、カ
ーソルキーの押し下げによる版の変更操作があるか否か
を判定し、ステップST26で、「search」キーの押し
下げがあるか否かを判定する。版の変更操作があるとき
は、ステップST27に進んで、日本語版、英語版を切
り替える。
【0045】一方、「search」キーの押し下げがあると
きは、ステップST19に進み、ハードディスクに記憶
された情報に基づいて、最終的に選択された版のMD1
01を検索する。ここで、ディスク内情報としてのアル
バムタイトル&アーティスト名、曲名のいずれにもカナ
がないときは英語版であると判断し、それ以外は日本語
版であると判断する。
【0046】また、ステップST23で「letter」キー
の押し下げでないとき、つまり「disc」、「title」、
「name」、「number」、「date」のいずれかのキーの押
し下げであるときは、ステップST20で、リモコン装
置300の表示部302に、カーソル位置に対応して文
字を入力する文字入力画面を表示した後、ステップST
28で、「letter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST29で、カーソルキーの押し下げによ
る文字変更操作があるか否かを判定し、ステップST3
0で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST31で、「back」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、さらにステップST32で、「sear
ch」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0047】「letter」キーの押し下げがあるときは、
ステップST33に進んで、入力モードをカナ入力モー
ドから英数字入力モード、あるいはその逆に変更する。
カーソルキーの押し下げによる文字変更操作があるとき
は、ステップST34に進んで、文字を変更する。「en
ter」キーの押し下げがあるときは、ステップST35
に進んで、カーソル位置の文字を確定する。「back」キ
ーの押し下げがあるときは、ステップST36に進ん
で、既に確定している文字のうち最新の1文字を削除す
る。削除する文字がないときは、この処理は無効とな
る。さらに、「search」キーの押し下げがあるときは、
ステップST19に進んで、ハードディスクに記憶され
た情報を参照し、最終的に確定した文字列を使用した検
索をする。
【0048】この検索において、検索項目が「disc」や
「name」であるときには、ハードディスクに記憶された
アルバムタイトルおよびアーティスト名の項目部分の他
に、曲名の項目部分をも参照する。これは、上述したよ
うに、収納部210の各収納部210Aには複数の記録
媒体からの曲が記録されたMD101も収納されること
があり、そのMD101に対応するハードディスクの記
憶は図7の棚番号「3」の部分のようになされており、
曲名の項目部分にアルバムタイトルおよびアーティスト
名が記憶されているからである。
【0049】この場合、検索項目が「disc」である場
合、アルバムタイトルに確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「titl
e」である場合、曲名に確定文字列を含んでいるMD1
01は結果リストに含まれる。また、検索項目が「nam
e」である場合、アーティスト名に確定文字列を含んで
いるMD101は結果リストに含まれる。また、検索項
目が「number」である場合、確定文字列(数列)の棚番
号の棚210Aに収納されたMD101は結果リストに
含まれる。さらに、検索項目が「date」である場合、録
音日時に確定文字列を含んでいるMD101は結果リス
トに含まれる。
【0050】ステップST19で検索を行った後に、ス
テップST41に進む。このステップST41では、リ
モコン装置300の表示部302に、結果リストを表示
する。この場合、シスコン102はリモコン装置300
に表示情報を赤外線信号で送信する。
【0051】図11Aは、検索項目が「disc」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、ディスクタイトル(DISC)と、そのディスクタイト
ルを持つMD101が収納された棚210Aの棚番号
(RACK No.)とが対応づけて表示される。なお、ユーザ
が所望のディスクタイトルを選択するためのカーソルC
Sも同時に表示される。カーソルCSの存在位置は反転
表示されるが、これは以下に述べる他のカーソル表示に
おいても同様である。
【0052】図11Bは、検索項目が「title」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、曲名(TITLE)と、その曲名を持つMD101が収
納された棚210Aの棚番号と、その曲名を持つMD1
01のディスクタイトルとが対応づけて表示される。な
お、ユーザが所望の曲名を選択するためのカーソルCS
も同時に表示される。
【0053】図11Cは、検索項目が「name」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、アーティスト名(NAME)と、そのアーティスト名を持
つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、その
アーティスト名を持つMD101のディスクタイトルと
が対応づけて表示される。なお、ユーザが所望のアーテ
ィスト名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0054】図11Dは、検索項目が「number」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、棚番号と、その棚番号の棚210Aに収納された
MDのディスクタイトルとが対応づけて表示される。
【0055】図11Eは、検索項目が「date」であった
場合における結果リストの表示例を示している。この場
合、録音日時(DATE)と、その録音日時を持つMD101
が収納された棚210Aの棚番号と、その録音日時を持
つMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望の録音日時を選択するための
カーソルCSも同時に表示される。
【0056】図11Fは、検索項目が「letter」であっ
た場合における結果リストの表示例を示している。この
場合、選択された版(LETTER)の表示と、その版のMD1
01が収納された棚210Aの棚番号と、その版のMD
101のディスクタイトルとが対応づけて表示される。
なお、ユーザが所望のMD101を選択するためのカー
ソルCSも同時に表示される。
【0057】ステップST41で上述したように結果リ
ストを表示した後、ステップST42で、カーソルキー
の押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定し、
ステップST43で、「enter」キーの押し下げがある
か否かを判定し、ステップST44で、「search」キー
の押し下げがあるか否かを判定する。カーソルキーの押
し下げによる選択変更操作があるときは、ステップST
45で、選択位置を変更する。「search」キーの押し下
げがあるときは、直ちに処理を終了する。
【0058】一方、「enter」キーの押し下げがあると
きは、カーソル位置に対応したMD101が選択された
状態となり、ステップST45Aに進む。このステップ
ST45Aでは、リモコン装置300の表示部302
に、図12に示すように、選択されたMD101の情報
を表示する。この場合、シスコン102よりリモコン装
置300に表示情報を赤外線信号で送信し、選択された
MD101の情報として、棚番号、ディスクタイトル、
アーティスト名、曲名などが表示される。
【0059】そして、ステップST46で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST47
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST48で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST49で、「search」キーの
押し下げがあるか否かを判定する。
【0060】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST41に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、結果リストの表示より、所望の
MD101を選択し得る状態に戻すことができる。「se
arch」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了
する。「play」キーの押し下げがあるときは、ステップ
ST50に進んで、上述したように選択されたMD10
1を1曲目から再生する。この場合、選択されたMD1
01が収納部210の所定の棚210Aに収納されてい
るときは、このMD101をキャリッジ220によって
ドライブ部100に移動した後に、再生が行われること
となる。
【0061】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST51に進む。このステップST51
では、リモコン装置300の表示部302に、図13に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0062】そして、ステップST52で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST53で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST54で、「search」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST55
で、「back」キーの押し下げがあるか否をか判定する。
カーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるとき
は、ステップST56で、選択位置を変更する。「sear
ch」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。一方、「play」キーの押し下げがあるときは、ステ
ップST57に進んで、上述したように選択されたMD
101に含まれ、カーソル位置に対応した曲(選択曲)
を再生する。この場合、選択されたMD101が収納部
210の所定の棚210Aに収納されているときは、こ
のMD101をキャリッジ220によってドライブ部1
00に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0063】なお、「back」キーの押し下げがあるとき
は、ステップST41に戻る。つまり、ユーザは、「ba
ck」キーを押し下げることで、結果リストの表示より所
望のMD101を選択し得る状態に戻すことができる。
【0064】次に、一覧表示の動作を説明する。シスコ
ン102は、リモコン装置300の操作部303にある
「list」キーの押し下げがあると、図14、図15のフ
ローチャートに示す処理を開始する。
【0065】ステップST61で、ハードディスクに記
憶された情報を参照して、収納部210の棚210Aに
収納されたMD101を、棚番号順に表示する。この棚
番号順の表示は、後述する並べ替え項目が「number」で
あった場合と同様に表示される。図16Dは、並べ替え
項目が「number」であった場合における一覧表示例を示
している。この場合、MD101が収納された棚210
Aの棚番号(RACKNo.)が例えば昇順に表示さ
れ、さらに棚番号の棚210Aに収納されたMDのディ
スクタイトル(DISC)が対応づけて表示される。なお、ユ
ーザが所望の棚番号を選択するためのカーソルCSも同
時に表示される。
【0066】そして、ステップST62で、並べ替えの
項目キー(「disc」、「title」、「name」、「numbe
r」、「date」、「letter」のキー)の押し下げがある
か否かを判定し、ステップST63で、カーソルキーの
押し下げによるMD101の選択変更操作があるか否か
を判定し、ステップST64で、「enter」キーの押し
下げがあるか否かを判定し、ステップST65で、「li
st」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0067】「list」キーの押し下げがあるときは、直
ちに処理を終了する。項目キーの押し下げがあって所定
の並べ替え項目の選択があるときは、ステップST66
に進む。このステップST66では、ハードディスクに
記憶された情報を参照し、収納部210の棚210Aに
収納されているMD101を選択された並べ替え項目に
応じて並べ替えた場合の一覧を作成し、リモコン装置3
00の表示部302に、その一覧を表示する。この場
合、収納部210の棚210Aに収納されたMD101
の並べ替えが実際に行われるものではない。さらに、カ
ーソルキーの押し下げによる選択変更操作があるとき
は、ステップST67で、選択位置を変更する。この場
合、一覧表示内のカーソル位置が変更されることとな
る。
【0068】なお、検索項目が「disc」や「name」であ
るときには、ハードディスクに記憶されたアルバムタイ
トルおよびアーティスト名の項目部分の他に、曲名の項
目部分をも参照されて、並べ替え項目に応じた一覧が作
成される。これは、上述したように、収納部210の各
収納部210Aには複数の記録媒体からの曲が記録され
たMD101も収納されることがあり、そのMD101
に対応するハードディスクの記憶は図7の棚番号「3」
の部分のようになされており、曲名の項目部分にアルバ
ムタイトルおよびアーティスト名が記憶されているから
である。
【0069】図16Aは、並べ替え項目が「disc」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
ディスクタイトルがアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、そのディスクタイトルを持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号(RACK No.)が対応づけて表示
される。なお、ユーザが所望のディスクタイトルを選択
するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0070】図16Bは、並べ替え項目が「title」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、曲名(TITLE)がアイウエオ順やABC順に表示さ
れ、その曲名を持つMD101が収納された棚210A
の棚番号(RACK No.)と、その曲名を持つMD101のデ
ィスクタイトルとが対応づけて表示される。なお、ユー
ザが所望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に
表示される。
【0071】図16Cは、並べ換え項目が「name」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
アーティスト名(NAME)がアイウエオ順やABC順に表示
され、そのアーティスト名を持つMD101が収納され
た棚210Aの棚番号と、そのアーティスト名を持つM
D101のディスクタイトルとが対応づけて表示され
る。なお、ユーザが所望のアーティスト名を選択するた
めのカーソルCSも同時に表示される。
【0072】図16Eは、並べ替え項目が「date」であ
った場合における一覧表示例を示している。この場合、
録音日時(DATE)が例えば昇順に表示され、その録音日時
を持つMD101が収納された棚210Aの棚番号と、
その録音日時を持つMD101のディスクタイトルとが
対応づけて表示される。なお、ユーザが所望の録音日時
を選択するためのカーソルCSも同時に表示される。
【0073】図16Fは、並べ替え項目が「letter」で
あった場合における一覧表示例を示している。この場
合、例えば日本語版、英語版の順に表示され、その版の
MD101が収納された棚210Aの棚番号と、その版
のMD101のディスクタイトルとが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望のMD101を選択するため
のカーソルCSも同時に表示される。
【0074】図14に戻って、ステップST64で「en
ter」キーの押し下げがあったときは、カーソル位置に
対応したMD101が選択された状態となり、ステップ
ST68に進む。このステップST68では、リモコン
装置300の表示部302に、図12に示すように、選
択されたMD101の情報を表示する。この場合、シス
コン102よりリモコン装置300に表示情報を赤外線
信号で送信し、選択されたMD101の情報として、棚
番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名などが
表示される。
【0075】そして、ステップST69で、「back」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST70
で、「title」キーの押し下げがあるか否かを判定し、
ステップST71で、「play」キーの押し下げがあるか
否かを判定し、ステップST72で、「list」キーの押
し下げがあるか否かを判定する。
【0076】「back」キーの押し下げがあるときは、ス
テップST62に戻る。つまり、ユーザは、「back」キ
ーを押し下げることで、並び替え項目を選択し、その項
目に応じて表示される一覧表示より所望のMD101を
選択し得る状態に戻すことができる。「list」キーの押
し下げがあるときは、直ちに処理を終了する。「play」
キーの押し下げがあるときは、ステップST73に進ん
で、上述したように選択されたMD101を1曲目から
再生する。この場合、選択されたMD101が収納部2
10の所定の棚210Aに収納されているときは、この
MD101をキャリッジ220によってドライブ部10
0に移動した後に、再生が行われることとなる。
【0077】また、「title」キーの押し下げがあると
きは、ステップST74に進む。このステップST74
では、リモコン装置300の表示部302に、図13に
示すように、上述したように選択されたMD101に含
まれる曲名のリストを表示する。この場合、ユーザが所
望の曲名を選択するためのカーソルCSも同時に表示さ
れる。
【0078】そして、ステップST75で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST76で、「play」キーの押し下げがあ
るか否かを判定し、ステップST77で、「list」キー
の押し下げがあるか否かを判定し、ステップST77A
で、「back」キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0079】カーソルキーの押し下げによる選択変更操
作があるときは、ステップST78で、選択位置を変更
する。「list」キーの押し下げがあるときは、直ちに処
理を終了する。一方、「play」キーの押し下げがあると
きは、ステップST79に進んで、上述したように選択
されたMD101に含まれ、カーソル位置に対応した曲
(選択曲)を再生する。この場合、選択されたMD10
1が収納部210の所定の棚210Aに収納されている
ときは、このMD101をキャリッジ220によってド
ライブ部100に移動した後に、再生が行われることと
なる。
【0080】なお、「back」キーの押し下げがあるとき
は、ステップST62に戻る。つまり、ユーザは、「ba
ck」キーを押し下げることで、並べ換え項目を選択し、
その項目に応じて表示される一覧表示より所望のMD1
01を選択し得る状態に戻すことができる。
【0081】次に、イジェクト時の動作を説明する。シ
スコン102は、「eject」キーの押し下げがあると、
図17、図18のフローチャートに示す処理を開始す
る。
【0082】ステップST81で、ドライブ部100に
MD101があるか否かを判定する。ドライブ部100
にMD101がないときは、ステップST82に進む。
このステップST82では、図19に示すように、リモ
コン装置300の表示部302に、MD101が収納さ
れている棚210Aのリストを表示する。この場合、M
D101が収納された棚210Aの棚番号(RACK No.)
が例えば昇順に表示され、さらに棚番号の棚210Aに
収納されたMDのディスクタイトルが対応づけて表示さ
れる。なお、ユーザが所望の棚番号を選択するためのカ
ーソルCSも同時に表示される。
【0083】そして、ステップST83で、カーソルキ
ーの押し下げによる選択変更操作があるか否かを判定
し、ステップST84で、「enter」キーの押し下げが
あるか否かを判定し、ステップST85で、「eject」
キーの押し下げがあるか否かを判定する。
【0084】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST86で、選択
位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げがあ
るときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210A
に収納されているMD101が選択された状態となり、
ステップST87に進む。このステップST87では、
選択されたMD101をドライブ部100に移動する。
この場合、選択されたMD101は、キャリッジ220
により、収納部210よりドライブ部100に移動され
る。
【0085】そして、ステップST88で、MD101
を、MD挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、
その後にステップST89で、ハードディスクより、排
出されたMD101に関する情報を削除して、処理を終
了する。このように、ハードディスク内の情報を削除す
ることで、排出されたMD101が収納されていた棚2
10Aに、新たにMD101の収納が可能となる。
【0086】また、ステップST81でドライブ部10
0にMD101があるときは、ステップST91に進
む。このステップST91では、リモコン装置300の
表示部302に、図20に示すように、ドライブ部10
0にあるMD101に関する情報を表示する。この場
合、シスコン102よりリモコン装置300に表示情報
が赤外線信号で送信され、MD101に関する情報とし
て棚番号、ディスクタイトル、アーティスト名、曲名な
どが表示され、同時に排出するMD101として他のM
D101を選択するためのカーソルCSも表示される。
【0087】そして、ステップST92で、他のMD1
01の選択状態にあるか否かを判定し、ステップST9
3で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判定
し、ステップST94で、「eject」キーの押し下げが
あるか否かを判定する。図20の表示で、カーソルCS
が「YES」の位置にあるときは、他のMD101の選
択状態にあると判定する。
【0088】他のMD101の選択状態になく、「ejec
t」キーの押し下げがあるときは、直ちに処理を終了す
る。また、他のMD101の選択状態になく、「ente
r」キーの押し下げがあるときは、ステップST88
で、MD挿入口22よりドライブ部100にあったMD
101を排出し、さらにステップST89で、ハードデ
ィスク内よりその排出されたMD101に関する情報を
削除し、その後に処理を終了する。
【0089】ステップST92で他のMD101の選択
状態にあるときは、ステップST95で、「enter」キ
ーの押し下げがあるか否かを判定し、ステップST96
で、「eject」キーの押し下げがあるか否かを判定す
る。「eject」キーの押し下げがあるときは、直ちに処
理を終了する。一方、「enter」キーの押し下げがある
ときは、ステップST97に進む。
【0090】このステップST97では、リモコン装置
300の表示部302に、図19に示すように、MD1
01が収納されている棚210Aのリストを表示する。
そして、ステップST98で、カーソルキーの押し下げ
による選択変更操作があるか否かを判定し、ステップS
T99で、「enter」キーの押し下げがあるか否かを判
定し、ステップST100で、「eject」キーの押し下
げがあるか否かを判定する。
【0091】「eject」キーの押し下げがあるときは、
直ちに処理を終了する。カーソルキーの押し下げによる
選択変更操作があるときは、ステップST101で、選
択位置を変更する。一方、「enter」キーの押し下げが
あるときは、カーソル位置に対応した棚番号の棚210
Aに収納されているMD101が選択された状態とな
り、ステップST102に進む。
【0092】このステップST102では、ドライブ部
100にあるMD101を収納部210の対応する棚2
10Aに移動する。そして、ステップST103で、選
択されたMD101を収納部210よりドライブ部10
0に移動する。これらのMD101の移動は、キャリッ
ジ220を使用して行われる。そして、ステップST8
8で、ドライブ部100に移動したMD101を、MD
挿入口22(図2A参照)より外部に排出し、その後に
ステップST89で、ハードディスクより、排出された
MD101に関する情報を削除して、処理を終了する。
【0093】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、収納部210の棚210Aの番号と、この棚21
0Aに収納されるMD101に記録されている記録内容
に関連した情報(ディスクタイトル、アーティスト名、
曲名、録音日時等)とが、ハードディスクに対応づけて
記憶される。
【0094】そのため、このハードディスクの記憶内容
を使用することで、ユーザは、所望するMD101の検
索が容易となる。例えば、一覧表示時には、ユーザによ
って並べ替え項目の選択があるとき、記憶媒体に記憶さ
れている情報が参照され、収納部に収納されている記録
媒体を選択された並べ替え項目に応じて並べ替えた一覧
が作成され、その一覧が表示される。また、MD101
の収納時に、例えばMDジャケットをジャケット収納帳
に収納する等の作業の必要がなく、収納作業が容易とな
る。
【0095】なお、上述実施の形態においては、収納部
210の棚210Aの番号と当該棚210Aに収納され
るMD101に記録されている記録内容に関連した情報
とをハードディスクに記憶するようにしたものである
が、これに限定されるものでなく、その他の記憶媒体に
記憶するようにしてもよい。
【0096】また、上述実施の形態においては、記録媒
体がMD101であるMDチェンジャー装置10にこの
発明を適用したものであるが、この発明は記録内容に関
連した情報が所定位置に記録されている他の記録媒体を
取り扱うチェンジャー装置にも同様に適用することがで
きる。
【0097】
【発明の効果】この発明によれば、収納部の棚の番号と
当該棚に収納される記録媒体の記録内容に関連した情報
とを対応させて記憶媒体に記憶しておき、並べ替え項目
の選択があるとき、この記憶媒体の記憶情報を参照し
て、収納部に収納されている記録媒体を選択された並べ
替え項目に応じて並べ替えた一覧を作成し、この一覧を
表示するものであり、ユーザは、選択した任意の並べ替
え項目に応じて並べ替えられた一覧を容易に見ることが
でき、所望する記録媒体を容易に検索できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのMDチェンジャー装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】MDチェンジャー装置の外観(正面図、平面
図)を示す図である。
【図3】MDチェンジャー装置の外観(背面図、左側面
図)を示す図である。
【図4】MDチェンジャー装置の外観(一部拡大図)を
示す図である。
【図5】リモコン装置の外観(正面図、右側面図など)
を示す図である。
【図6】ローディング時の処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】ハードディスクの記憶例を示す図である。
【図8】検索時の処理を示すフローチャート(1/3)
である。
【図9】検索時の処理を示すフローチャート(2/3)
である。
【図10】検索時の処理を示すフローチャート(3/
3)である。
【図11】検索の結果リストの表示例を示す図である。
【図12】選択されたMDの情報表示例を示す図であ
る。
【図13】曲名リストの表示例を示す図である。
【図14】一覧表示時の処理を示すフローチャート(1
/2)である。
【図15】一覧表示時の処理を示すフローチャート(2
/2)である。
【図16】一覧表示の表示例を示す図である。
【図17】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(1/2)である。
【図18】イジェクト時の処理を示すフローチャート
(2/2)である。
【図19】MD収納中の棚の表示例を示す図である。
【図20】ドライブ部にあるMDの情報表示例を示す図
である。
【符号の説明】
10 MDチェンジャー装置 20 本体部分 30 基底部分 40L,40R,50 スピーカ配置部分 100 ドライブ部 101 MD 102 システムコントローラ 104 赤外線信号送受信部 106 磁気ヘッド 108 光ピックアップ 111 RFアンプ部 112 サーボ回路 123 音声圧縮エンコーダ/デコーダ 124 耐振用メモリコントローラ 125 DRAM 126 EFMとACIRCのエンコーダ/デコーダ 131 ハードディスクドライブ 132 ハードディスクコントローラ 200 チェンジャー部 210 収納部 210A 棚 220 キャリッジ 300 リモコン装置 301 赤外線信号送受信部 302 表示部 303 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納するための棚を複数個有
    する収納部と、 上記記録媒体を駆動するドライブ部と、 上記収納部と上記ドライブ部との間で上記記録媒体を搬
    送するキャリッジと、 上記収納部の棚の番号と当該棚に収納される上記記録媒
    体の記録内容に関連した情報とを対応させて記憶する記
    憶媒体と、 複数の並べ替え項目より一の並べ替え項目を選択する項
    目選択手段と、 上記記憶媒体に記憶されている情報を使用し、上記収納
    部の棚に収納されている記録媒体を、上記項目選択手段
    で選択された上記一の並べ替え項目に応じて並べ替えた
    一覧を作成する一覧作成手段と、 上記一覧作成手段で作成された上記一覧を表示する表示
    手段とを備えることを特徴とするチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段に表示された上記一覧より
    任意の記録媒体を選択する媒体選択手段と、 上記媒体選択手段で選択された上記記録媒体より、上記
    ドライブ部で、上記記録内容を再生するように制御する
    第1の再生制御手段とをさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載のチェンジャー装置。
  3. 【請求項3】 上記媒体選択手段で選択された上記記録
    媒体に上記記録内容として記録されている一または複数
    の曲より任意の曲を選択する曲選択手段と、 上記媒体選択手段で選択された上記記録媒体より、上記
    ドライブ部で、上記曲選択手段で選択された上記曲を再
    生するように制御する第2の再生制御手段とをさらに備
    えることを特徴とする請求項2に記載のチェンジャー装
    置。
  4. 【請求項4】 上記曲選択手段で上記任意の曲を選択す
    る状態より、上記媒体選択手段で上記任意の記録媒体を
    選択する状態に戻すための操作手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項3に記載のチェンジャー装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶媒体はハードディスクであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー装置。
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