JP2001175542A - 記録再生装置および半導体メモリ - Google Patents

記録再生装置および半導体メモリ

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JP2001175542A
JP2001175542A JP35734999A JP35734999A JP2001175542A JP 2001175542 A JP2001175542 A JP 2001175542A JP 35734999 A JP35734999 A JP 35734999A JP 35734999 A JP35734999 A JP 35734999A JP 2001175542 A JP2001175542 A JP 2001175542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体メモリチップのエラー訂正機能とコン
トローラのエラー訂正機能を共に活用してエラー訂正を
行う。 【解決手段】 コントローラ(102)のECC回路
(107)における第1エラー訂正符号とフラッシュメ
モリチップ(111〜114)のオンチップECC回路
(120〜123)における第2エラー訂正符号とを、
同じガロア体を用いたBCH符号(特にRS符号)と
し、さらに両エラー訂正符号の生成多項式は連続した根
を持つものとする。また、フラッシュメモリチップ(1
11〜114)は、第2エラー訂正符号を用いてエラー
訂正を行ったことを示す訂正情報や、訂正計算中の計算
値情報や、誤り位置や誤り値をコントローラに通知する
手段を持つ。また、コントローラ(102)は、前記訂
正情報や誤り位置や誤り値を基に第2エラー訂正符号を
用いたエラー訂正を元に戻してから、前記計算値情報お
よび第1エラー訂正符号検査記号を共に用いてエラー訂
正を行う手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置およ
び半導体メモリに関し、さらに詳しくは、半導体メモリ
が持つエラー訂正能力とそのコントローラが持つエラー
訂正能力とを共に活用することが出来る記録再生装置お
よび半導体メモリ、並びに、使用される装置におけるデ
ータ処理単位よりも大きいデータ消去単位を持つ場合で
も処理を簡単化できる半導体メモリ、並びに、ある程度
の信頼性を有し且つ安価な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体メモリを用いた記録再生
装置の一例であるフラッシュメモリディスクは、特開平
9-305497号公報の図1に示されているように、
フラッシュメモリチップと、インターフェイスチップ
と、マイコンなどにより構成されている。前記フラッシ
ュメモリチップは、書き込み回数が一定回数以上になる
とエラー率が急激に増加するという性質があるため、前
記インターフェースチップやマイコンなどにエラー訂正
機能(エラー検出機能も含む)を持たせて、フラッシュ
メモリディスクとしての信頼性を保持している。
【0003】前記フラッシュメモリチップは、単体で使
用される場合も多い。そのため、特開平3-5995号
公報に示されるように、フラッシュメモリチップ自身に
もエラー訂正機能を持たせるようにして、フラッシュメ
モリチップ自身の信頼性もある程度保持している。
【0004】他方、特開昭59−165541号公報,
特開昭62−73336号公報,特開平1−15572
1号公報などに示されているように、大型磁気ディスク
の可変長フォーマット方式において、連接符号を用い、
付加するエラー訂正符号の冗長バイト数を少なくし、エ
ラー訂正効率を上げる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エラー訂正機能を持っ
たフラッシュメモリチップを、フラッシュメモリディス
クなど、フラッシュメモリチップ単体が持つ信頼性より
もさらに高い信頼性を要求されるシステムに用いる場
合、フラッシュメモリチップ外に高機能のエラー訂正機
能を行うコントローラを設ける必要がある。その場合、
フラッシュメモリチップのエラー訂正機能を使用する
と、該エラー訂正機能による誤訂正を生じて、かえって
全体の信頼性が低下することがあるため、フラッシュメ
モリチップのエラー訂正機能を使用できない問題点があ
る。例えば、1バイトのエラー訂正が可能なエラー訂正
機能を持つフラッシュメモリチップを、3バイトまでの
エラー訂正が必要なシステムに用いた場合には、3バイ
トまでのエラー訂正が可能なコントローラを付加する。
ここで、フラッシュメモリチップのエラー訂正機能を使
用しなければ、3バイトのエラーがフラッシュメモリチ
ップ上に発生したときでも、コントローラによりエラー
訂正が可能となる。ところが、フラッシュメモリチップ
のエラー訂正機能を使用すると、そのエラー訂正能力を
超えているため、誤訂正を起こして、3バイトのエラー
を4バイトのエラーに書き換えてしまう可能性がある。
すると、コントローラのエラー訂正能力をも超えてしま
うため、全体として3バイトのエラーすら訂正できない
結果を生じてしまう。
【0006】しかし、フラッシュメモリチップのエラー
訂正機能を使用しない場合、無駄な機能を備えている
分、全体の回路面積が無駄に大きくなり、システム全体
も無駄に割高になる問題点がある。また、エラー訂正機
能を持ったフラッシュメモリチップの回路をコアにし
て、より信頼性の高いエラー訂正機能を有するシステム
を設計しようとすると、図15に示すように、フラッシ
ュメモリチップのエラー訂正機能ブロックの削除(15
01)、フラッシュメモリチップのインターフェイスブ
ロックの再設計(1502)、コントローラ及びそのエ
ラー訂正機能ブロックの設計(1503)といった手順
が必要となり、作業の負担が大きくなり、コストが高く
なる問題点がある。また、例えば、「メモリスティッ
ク」やMMC(MultiMediaCard)などでは、小型軽
量化のために、フラッシュメモリチップとコントローラ
とを1チップ化しているが、その設計を行う場合、やは
り図15に示す手順が必要となるため、作業の負担が大
きくなり、チップのコストが高くなってしまう問題点が
ある。そこで、本発明の第1の目的は、エラー訂正機能
を持った半導体メモリをコアとする記録再生装置であっ
て、半導体メモリのエラー訂正機能を活用できると共に
その信頼性よりも高い信頼性を得ることが出来る記録再
生装置およびその記録再生装置に好適に使用しうる半導
体メモリを提供し、上記問題点を解消する(半導体メモ
リチップのエラー訂正機能を無駄にしない。半導体メモ
リチップをコアにしたシステム/チップの設計を容易に
する)ことにある。
【0007】次に、フラッシュメモリカード(フラッシ
ュメモリチップを用いたメモリカード)を使用する携帯
端末やMPEGカメラなどでは、512バイトをデータ
処理単位とするものが多い。これに対して、フラッシュ
メモリチップにおけるデータ消去単位は、回路の削減と
バイト当たりの高速化のために、1024バイト,20
48バイトなどと512バイトよりも大きくなる傾向に
ある。その場合、大きくなったデータ消去単位毎にエラ
ー訂正符号を処理することになる。しかし、データ処理
単位である512バイトのデータの読み出しのたびに、
データの消去単位である1024バイト以上の全データ
を読み出してエラー訂正符号をチェックしなければなら
なくなり、また、データ処理単位である512バイトの
データの書き換えのたびに、データ消去単位である10
24バイト以上の全データを読み出して、エラー訂正符
号を再計算しなければならなくなり、処理が煩雑となる
問題点がある。そこで、本発明の第2の目的は、使用さ
れる装置におけるデータ処理単位よりも大きいデータ消
去単位を持つ場合でも処理を簡単化できる半導体メモリ
を提供することにある。
【0008】次に、高い信頼性を得るためのエラー訂正
機能では特殊な演算を高速に行わなければならないた
め、高機能のコントローラを要し、高価となる。しか
し、携帯用音再生装置などで使用するフラッシュメモリ
カードでは、信頼性よりも、安価であることが要求され
る。そこで、本発明の第3の目的は、ある程度の信頼性
を有し且つ安価な記録再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、外部とのデータの入出力を行うための外部インタフ
ェース手段と、入力されたデータに対して第1エラー訂
正符号を生成するための第1エラー訂正符号生成手段
と、前記第1エラー訂正符号を用いてエラー検出および
エラー訂正を行うための第1エラー訂正手段とを備えた
コントローラ部、および、前記コントローラ部から渡さ
れたデータおよび第1エラー訂正符号からデータを除い
た第1エラー訂正符号検査記号に対して該第1エラー訂
正符号と同じガロア体上のBCH(Bose-Chaudhuri-
Hocquenghem)符号であり且つ連続した根を持つ第2エ
ラー訂正符号を生成するための第2エラー訂正符号生成
手段と、データおよび第1エラー訂正符号検査記号およ
び第2エラー訂正符号からデータおよび第1エラー訂正
符号検査記号を除いた第2エラー訂正符号検査記号を記
憶するためのメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出
したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号および第
2エラー訂正符号検査記号を用いてエラー検出およびエ
ラー訂正を行うための第2エラー訂正手段と、その第2
エラー訂正手段でデータを訂正できたか否かの情報とエ
ラー訂正計算途中の計算値情報と検出した誤り位置と誤
り値とを前記第1エラー訂正手段に通知するための訂正
情報通知手段と、前記メモリ素子から読み出したデータ
および第1エラー訂正符号検査記号または前記第2エラ
ー訂正手段で訂正したデータおよび第1エラー訂正符号
検査記号を前記第1エラー訂正手段に送るデータ送り手
段とを備えた半導体メモリ部を具備し、前記第1エラー
訂正手段は、前記データ送り手段により送られたデータ
および第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラーを検
出し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正できて
いたなら前記誤り位置と前記誤り値とを用いて訂正前の
データを復元し、その復元したデータおよび第1エラー
訂正符号検査記号に対してエラーを検出したなら該復元
したデータおよび前記第1エラー訂正符号検査記号と前
記計算値情報とを用いて該復元したデータのエラー訂正
を行い、一方、前記第1エラー訂正符号を用いてエラー
を検出し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正で
きていなかったら該未訂正のデータおよび前記第1エラ
ー訂正符号検査記号と前記計算値情報とを用いて該未訂
正データのエラー訂正を行い、それらのエラー訂正が行
えなかったなら前記復元したデータまたは前記未訂正の
データに対して前記第1エラー訂正符号検査記号を用い
てエラー訂正を行いうることを特徴とする記録再生装置
を提供する。また、本発明は、外部から入力されたデー
タおよび第1エラー訂正符号検査記号に対して該第1エ
ラー訂正符号と同じガロア体上のBCH符号であり且つ
連続した根を持つ第2エラー訂正符号を生成するための
第2エラー訂正符号生成手段と、データおよび第1エラ
ー訂正符号検査記号および第2エラー訂正符号検査記号
を記憶するためのメモリ素子と、そのメモリ素子から読
み出したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号およ
び第2エラー訂正符号検査記号を用いてエラー検出およ
びエラー訂正を行うための第2エラー訂正手段と、その
第2エラー訂正手段でデータおよび第1エラー訂正符号
検査記号を訂正できたか否かの情報とエラー訂正計算途
中の計算値情報と検出した誤り位置と誤り値とを前記第
1エラー訂正手段に通知するための訂正情報通知手段
と、前記メモリ素子から読み出したデータおよび第1エ
ラー訂正符号検査記号または前記第2エラー訂正手段で
訂正したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を前
記第1エラー訂正手段に送るデータ送り手段とを備えた
ことを特徴とする半導体メモリを提供する。
【0010】上記第1の観点による記録再生装置では、
データを書き込むときは、コントローラ部で第1エラー
訂正符号検査記号を生成し、半導体メモリ部で第2エラ
ー訂正符号検査記号を生成し、データ,第1エラー訂正
符号検査記号および第2エラー訂正符号検査記号をメモ
リ素子に記憶する。次に、データを読み出すときは、半
導体メモリ部で、メモリ素子から読み出したデータおよ
び第1エラー訂正符号検査記号に対して第2エラー訂正
符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正を行
うと共に、メモリ素子から読み出したデータおよび第1
エラー訂正符号検査記号またはエラー訂正したデータお
よび第1エラー訂正符号検査記号をコントローラ部に渡
す。そして、コントローラ部で、半導体メモリ部から渡
されたデータに対して第1エラー訂正符号検査記号を用
いてエラー検出を行い、(1)エラーが検出され且つ半
導体メモリ部でエラー訂正を行っていた場合は、半導体
メモリ部でのエラー訂正をキャンセルしてメモリ素子か
ら読み出したデータおよび第1エラー訂正符号検査記号
を復元する。このために、半導体メモリ部からコントロ
ーラ部に、訂正できたか否かの情報と誤り位置と誤り値
とを通知する。これにより、半導体メモリ部での誤訂正
があっても、その悪影響を受けずに、コントローラ部の
エラー訂正能力でエラーを訂正できる。また、(2)エ
ラーが検出され且つ半導体メモリ部でエラー訂正を行っ
ていなかった場合は、メモリ素子から送られてきたデー
タおよび第1エラー訂正符号検査記号をそのまま用い
る。その後、前記(1)(2)の場合ともに、コントロ
ーラ部で、第1エラー訂正符号検査記号および第2エラ
ー訂正符号検査記号を用いてエラー訂正を行う。このた
めに、半導体メモリ部からコントローラ部に、訂正でき
たか否かの情報とエラー訂正計算途中の計算値情報とを
通知し、且つ、第1エラー訂正符号と第2エラー訂正符
号とが同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した
根を持つ、すなわち、第1エラー訂正符号の生成多項式
の根と第2エラー訂正符号の生成多項式の根に連続した
“べき”を持つものとしている。これにより、半導体メ
モリ部が持つエラー訂正能力とコントローラ部が持つエ
ラー訂正能力とを共に活用でき、高信頼性を得ることが
出来る。また、上記第1の観点による半導体メモリは、
上記第1の観点による記録再生装置に好適に使用でき
る。
【0011】第2の観点では、本発明は、外部とのデー
タの入出力を行うための外部インタフェース手段と、入
力されたデータに対して第1エラー訂正符号を生成する
ための第1エラー訂正符号生成手段と、前記第1エラー
訂正符号を用いてエラー検出およびエラー訂正を行うた
めの第1エラー訂正手段とを備えたコントローラ部、お
よび、前記コントローラ部から渡されたデータおよび第
1エラー訂正符号に対して該第1エラー訂正符号と同じ
ガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を持つ第
2エラー訂正符号を生成するための第2エラー訂正符号
生成手段と、データおよび第1エラー訂正符号からデー
タを除いた第1エラー訂正符号検査記号および第2エラ
ー訂正符号からデータおよび第1エラー訂正符号検査記
号を除いた第2エラー訂正符号検査記号を記憶するため
のメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出したデータ
および第1エラー訂正符号検査記号および前記第2エラ
ー訂正符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂
正を行うための第2エラー訂正手段と、その第2エラー
訂正手段でエラーを検出したか否かの情報とデータおよ
び第1エラー訂正符号検査記号を訂正できたか否かの情
報とエラー訂正計算途中の計算値情報とを前記第1エラ
ー訂正手段に通知するための検出・訂正情報通知手段
と、前記メモリ素子から読み出したデータと第1エラー
訂正符号検査記号および前記第2エラー訂正手段で訂正
したデータと第1エラー訂正符号検査記号を前記第1エ
ラー訂正手段に送るデータ送り手段とを備えた半導体メ
モリ部を具備し、前記第1エラー訂正手段は、前記第2
エラー訂正手段でエラーを検出せず且つ前記メモリ素子
から読み出したデータについて前記第1エラー訂正符号
検査記号を用いてエラーを検出したか、又は、前記第2
エラー訂正手段でデータを訂正できず且つ前記メモリ素
子から読み出したデータについて前記第1エラー訂正符
号検査記号を用いてエラーを検出したか、又は、前記第
2エラー訂正手段で訂正したデータについて前記第1エ
ラー訂正符号検査記号を用いてエラーを検出したなら、
前記メモリ素子から読み出したデータに対し前記第1エ
ラー訂正符号検査記号と前記計算値情報とを用いてエラ
ー訂正を行い、そのエラー訂正が行えなかったなら前記
メモリ素子から読み出したエラー訂正前のデータに対し
て前記第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラー訂正
を行いうることを特徴とする記録再生装置を提供する。
また、本発明は、外部から入力されたデータおよび第1
エラー訂正符号検査記号に対して該第1エラー訂正符号
と同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を
持つ第2エラー訂正符号を生成するための第2エラー訂
正符号生成手段と、データおよび第1エラー訂正符号検
査記号および第2エラー訂正符号検査記号を記憶するた
めのメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出したデー
タおよび第1エラー訂正符号検査記号および第2エラー
訂正符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正
を行うための第2エラー訂正手段と、その第2エラー訂
正手段でエラーを検出したか否かの情報とデータおよび
第1エラー訂正符号検査記号を訂正できたか否かの情報
とエラー訂正計算途中の計算値情報とを前記第1エラー
訂正手段に通知するための検出・訂正情報通知手段と、
前記メモリ素子から読み出したデータと第1エラー訂正
符号検査記号および前記第2エラー訂正手段で訂正した
データと第1エラー訂正符号検査記号を前記第1エラー
訂正手段に送るデータ送り手段とを備えたことを特徴と
する半導体メモリを提供する。
【0012】上記第2の観点による記録再生装置では、
データを書き込むときは、コントローラ部で第1エラー
訂正符号検査記号を生成し、半導体メモリ部で第2エラ
ー訂正符号検査記号を生成し、データ,第1エラー訂正
符号検査記号および第2エラー訂正符号検査記号をメモ
リ素子に記憶する。次に、データを読み出すときは、半
導体メモリ部で、メモリ素子から読み出したデータおよ
び第1エラー訂正符号検査記号に対して第2エラー訂正
符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正を行
うと共に、メモリ素子から読み出したデータと第1エラ
ー訂正符号検査記号およびエラー訂正したデータと第1
エラー訂正符号検査記号をコントローラ部に渡す。そし
て、コントローラ部では、前記第2エラー訂正手段でエ
ラーが検出されず且つメモリ素子から読み出したデータ
および第1エラー訂正符号検査記号についてエラーを検
出した場合、又は、第2エラー訂正手段でデータの訂正
ができず且つメモリ素子から読み出したデータおよび第
1エラー訂正符号検査記号についてエラーを検出した場
合は、メモリ素子から読み出したデータに対し、第1エ
ラー訂正符号検査記号と計算値情報とを用いてエラー訂
正を行い(このために、半導体メモリ部からコントロー
ラ部に、エラーを検出したか否かの情報と訂正できたか
否かの情報とエラー訂正計算途中の計算値情報とを通知
し、且つ、第1エラー訂正符号と第2エラー訂正符号と
が同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を
持つ、すなわち、第1エラー訂正符号の生成多項式の根
と第2エラー訂正符号の生成多項式の根に連続した“べ
き”を持つものとしている)、そのエラー訂正が行えな
かった場合は、メモリ素子から読み出したデータに対し
て第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラー訂正を行
う。これにより、半導体メモリ部が持つエラー訂正能力
とコントローラ部が持つエラー訂正能力とを共に活用で
き、高信頼性を得ることが出来る。さらに、第2エラー
訂正手段によりデータ訂正できたが該エラー訂正後のデ
ータについてエラー訂正後の第1エラー訂正符号検査記
号を用いてエラーを検出した場合は、メモリ素子から読
み出したエラー訂正前のデータに対し、エラー訂正前の
第1エラー訂正符号検査記号と計算値情報とを用いてエ
ラー訂正を行い(このために、半導体メモリ部からコン
トローラ部に、訂正できたか否かの情報とエラー訂正計
算途中の計算値情報とを通知し、且つ、第1エラー訂正
符号と第2エラー訂正符号とが同じガロア体上のBCH
符号であり且つ連続した根を持つ、すなわち、第1エラ
ー訂正符号の生成多項式の根と第2エラー訂正符号の生
成多項式の根に連続した“べき”を持つものとしてい
る)、そのエラー訂正が行えなかった場合は、メモリ素
子から読み出したエラー訂正前のデータに対してエラー
訂正前の第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラー訂
正を行う。これにより、半導体メモリ部での誤訂正があ
っても、その悪影響を受けずに、半導体メモリ部が持つ
エラー訂正能力と、コントローラ部が持つエラー訂正能
力とを共に活用でき、高信頼性を得ることができる。ま
た、上記第2の観点による半導体メモリは、上記第2の
観点による記録再生装置に好適に使用できる。
【0013】ここで、前記BCH符号としては、特にR
S(Reed Solomon)符号を用いるのが好ましい。ま
た、前記計算値情報としては、前記第2エラー訂正符号
の符号多項式を生成多項式で割った余りである剰余多項
式または前記エラー訂正符号の符号多項式に生成多項式
の根を代入して得られるシンドロームとするのが好まし
い。
【0014】第3の観点では、本発明は、読み出し又は
書き込みされるデータ処理単位毎にエラー訂正符号化す
ると共に、前記データ処理単位の2倍以上のデータ消去
単位でデータを消去することを特徴とする半導体メモリ
を提供する。上記第3の観点による半導体メモリでは、
読み出し又は書き込みされるデータ処理単位毎にエラー
訂正符号化するため、例えばデータ処理単位である51
2バイトのデータの読み出しのたびに、データの消去単
位である1024バイト以上の全データを読み出してエ
ラー訂正符号をチェックする必要がなく、また、データ
処理単位である512バイトのデータの書き換えのたび
に、データ消去単位である1024バイト以上の全デー
タを読み出してエラー訂正符号を再計算する必要がなく
なる。よって、使用される装置におけるデータ処理単位
よりも大きいデータ消去単位を持つ場合でも処理を簡単
化できる。また、データ処理単位の2倍以上の大きなデ
ータ消去単位を持つため、回路の削減とバイト当たりの
高速化を図ることが出来る。
【0015】第4の観点では、本発明は、外部とのデー
タの入出力を行うためのインタフェース機能を有するマ
イクロコンピュータと、エラー訂正機能を持った半導体
メモリとを具備したことを特徴とする記録再生装置を提
供する。上記第4の観点による記録再生装置では、マイ
クロコンピュータを用いるため、安価になる。また、半
導体メモリがエラー訂正機能を持つため、ある程度の信
頼性を得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施形態について説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。
【0017】−第1の実施形態− 図1は、第1の実施形態に係るフラッシュメモリディス
ク(101)の構成図である。このフラッシュメモリデ
ィスク(101)は、コントローラ(102)と、フラ
ッシュメモリチップ(111〜114)と、それらを接
続する内部バス(108)とを具備して構成されてい
る。
【0018】前記コントローラ(102)は、CPU
(103)と、データバッファ(104)と、内部バス
インターフェイス(105)と、外部バスインターフェ
イス(106)と、ECC(Error Correcting Cod
e)回路(107)とを具備して構成されている。
【0019】前記外部バスインターフェイス(106)
は、ATバス,PCIバス,SCSIバスなどの一般的
な外部インターフェイスバス(109)に接続される。
なお、前記外部インターフェイスバス(109)で接続
される外部機器は、MPEGカメラ,携帯端末,携帯用
音再生装置などである。
【0020】前記フラッシュメモリチップ(111〜1
14)は、フラッシュメモリ素子(115〜118)
と、オンチップECC回路(120〜123)とを具備
して構成される。前記オンチップECC回路(120〜
123)は、エラー訂正機能だけでなく、エラーの検出
頻度が高くなった領域のデータを、エラーの検出頻度が
低い領域に移すためのエラーの検出頻度のチェック機能
をも持っている。
【0021】図2は、前記フラッシュメモリチップ(1
11)のオンチップECC回路(120)の内部構成図
である。このオンチップECC回路(120)は、剰余
多項式レジスタ(601)と、訂正OKフラグ(60
5)および訂正不能フラグ(606)を持つ訂正フラグ
レジスタ(602)と、誤り位置レジスタ(603)
と、誤り値レジスタ(604)と、制御回路(607)
と、エラー訂正回路(608)と、エラー訂正符号化回
路(609)とを具備して構成されている。他のフラッ
シュメモリチップ(112〜114)のオンチップEC
C回路(121〜123)も同様の構成である。
【0022】図3は、データ単位ごとに付加するエラー
訂正符号の説明図である。データ単位は、512バイト
×8ビットである。エラー訂正符号検査記号は、前記コ
ントローラ(102)のECC回路(107)で付加さ
れる5シンボルの外符号検査記号C1と、前記フラッシ
ュメモリチップ(111)のオンチップECC回路(1
20)のエラー訂正符号化回路(609)で付加される
3シンボルの内符号検査記号C2からなる。外符号C
1’および内符号C2’は、(数1)を法とするガロア
体GF(210)上のRS符号である。ここで、1シンボル
はガロア体の大きさに依存した、大きさの単位であり、
この場合、1シンボルは10バイトとなる。
【数1】 前記外符号C1’の生成多項式は(数2)である。
【数2】 前記内符号C2’の生成多項式は(数3)である。
【数3】
【0023】外符号C1’の生成多項式の根の指数と内
符号C2’の生成多項式の根の指数は、連続している。
すなわち、(数2)では根の指数は“0”から“4”で
あり、(数3)では根の指数は“5”から“7”であ
り、連続している。
【0024】次に、データ書き込み時の動作について詳
細に説明する。外部機器から外部バス(109)を通し
て、512バイト×8ビット単位の書き込みデータが、
フラッシュメモリディスク(101)に与えられる。フ
ラッシュメモリディスク(101)のコントローラ(1
02)は、与えられた書き込みデータを、外部バスイン
ターフェイス(106)を介して、ECC回路(10
7)に渡す。ECC回路(107)は、GF(210)上
のガロア体を用いているので、512バイト×8ビット
のデータ「d511,d510,d509,・・・,d0」(但し、
d511からd0はGF(28)上の8ビットで表される数)
に、1バイトごとに全て“0”の2ビットのダミーデー
タを付加して512バイト×10ビットのデータ「d51
1’,d510’,d509’,・・・,d0’」にし、(数4)
の符号多項式を得る。
【数4】 次に、外符号検査記号C1は5シンボルなので、(数
4)の符号多項式にx5を乗じた(数5)を生成多項式
(数2)で割った剰余である(数6)の多項式を得る。
【数5】
【数6】 次に、(数6)の多項式から「R14,R13,R12,R1
1,R10」を外符号検査記号C1として得る。
【0025】次に、コントローラ(102)は、内部バ
スインターフェイス(105)を介して、512バイト
×8ビットの書き込みデータと5シンボル×10ビット
の外符号検査記号C1とを、d511,d510,・・・,d0,
R14,R13,R12,R11,R10の順で、どれか一つのフ
ラッシュメモリチップ(111or112or113or11
4)に渡す。ここでは、フラッシュメモリチップ(11
1)に渡したとする。
【0026】フラッシュメモリチップ(111)のオン
チップECC回路(120)のエラー訂正符号化回路
(609)は、GF(210)上のガロア体を用いている
ので、512バイト×8ビットのデータ「d511,d51
0,d509,・・・,d0」に、1バイトごとに全て“0”の
2ビットのダミーデータを付加して512バイト×10
ビットのデータ「d511’,d510’,d509’,・・・,d
0’」にし、5シンボル×10ビットの外符号検査記号
C1「R14,R13,R12,R11,R10」を付加して、
(数7)の符号多項式を得る。
【数7】 次に、内符号検査記号C2は3シンボルなので、(数
7)にx3を乗じた(数8)を生成多項式(数3)で割
った剰余である(数9)の多項式を得る。
【数8】
【数9】 次に、(数9)の多項式から「R22,R21,R20」を内
符号検査記号C2として得る。
【0027】次に、オンチップECC回路(120)の
エラー訂正符号化回路(609)は、512バイト×8
ビットの書き込みデータと5シンボル×10ビットの外
符号検査記号C1と3シンボル×10ビットの内符号検
査記号C2とを、「d511,d510,・・・,d0,R14,R
13,R12,R11,R10,R22,R21,R20」の順で、対
応するフラッシュメモリ素子(115)に書き込む。
【0028】次に、データ読み出し時の動作について詳
細に説明する。ここでは、フラッシュメモリチップ(1
11)でのデータ読み出しとする。オンチップECC回
路(120)の制御回路(607)は、フラッシュメモ
リ素子(115)から、「d511”,d510”,・・・,d
0”,R14”,R13”,R12”,R11”,R10”,R2
2”,R21”,R20”」を、エラー訂正回路(608)
に読み出す。
【0029】図4は、エラー訂正回路(608)の動作
を示すフロー図である。ステップ(401)では、読み
出した「d511”,d510”,・・・,d0”,R14”,R1
3”,R12”,R11”,R10”,R22”,R21”,R2
0”」から(数10)の符号多項式を得る。
【数10】 次に、(数10)の符号多項式を内符号C2’の生成多項
式(数3)で割り、割り切れれば誤りなし、余りがあれ
ば誤りが発生したと判定する。
【0030】ステップ(402)では、誤りがあればス
テップ(403)へ進み、誤りがなければ、データ「d
511”,d510”,・・・,d0”」および外符号検査記号C
1「R14”,R13”,R12”,R11”,R10”」を、コ
ントローラ(102)に送って、処理を終了する。
【0031】ステップ(403)では、前記余りである
(数11)の剰余多項式を、剰余多項式レジスタ(60
1)に格納する。
【数11】
【0032】ステップ(404)では、1シンボルの訂
正をエラー訂正回路(608)にて行う。すなわち、エ
ラー訂正回路(608)では、誤り位置T1,誤り値T
2の計算を行う。誤り位置T1,誤り値T2の計算方法
は、一般的な誤りトラップ復号法などを用いればよい。
図5に示すように、誤り位置T1=0は内符号検査記号
C2の最下位のシンボルを表し、誤り位置T1≧8は5
12バイトのデータ中に誤りがあることを表し、7≧T
1≧3は外符号検査記号C1上に誤りがあることを表
し、2≧T1≧0は内符号検査記号C2上に誤りがある
ことを表す。誤り位置T1,誤り値T2が計算できたな
ら、それらを用いてエラー訂正を行い、エラー訂正後の
データ「d511”’,d510”’,・・・,d1”’,d
0”’」および外符号検査記号C1「R14”’,R1
3”’,R12”’,R11”’,R10”’」を求める。エ
ラー訂正は、誤り位置T1に対応する符号上のシンボル
と誤り値T2との排他的論理和を取り、それをその位置
のシンボルとすることにより行う。ステップ(405)
では、訂正が行えたならステップ(406)へ進み、訂
正が行えなかった(誤り位置T1,誤り値T2が計算で
きなかった)ならステップ(408)へ進む。
【0033】ステップ(406)では、訂正フラグレジ
スタ(602)中の訂正OKフラグ(605)をON状
態にセットする。ステップ(407)では、誤り位置T
1を誤り位置レジスタ(603)にセットし、誤り値T
2を誤り値レジスタ(604)にセットする。そして、
エラー訂正後のデータ「d511”’,d510”’,・・・,
d1”’,d0”’」および外符号検査記号C1「R1
4”’,R13”’,R12”’,R11”’,R10”’」を
コントローラ(102)に送って、処理を終了する。
【0034】ステップ(408)では、訂正フラグレジ
スタ(602)の中の訂正不能フラグ(606)をON
状態にセットし、訂正前のデータおよび外符号検査記号
C1(d511”,d510”,・・・,d1”,d0”,R1
3”,R12”,R11”,R10”)をコントローラ(10
2)に送って、処理を終了する。
【0035】図6は、ECC回路(107)の動作を示
すフロー図である。ステップ(501)では、フラッシ
ュメモリチップ(111)から送られてきたエラー訂正
後のデータ「d511”’,d510”’,・・・,d1”’,d
0”’」および外符号検査記号C1「R14”’,R1
3”’,R12”’,R11”’,R10”’」、または、訂
正前のデータ「d511”,d510”,・・・,d1”,d
0”」および外符号検査記号C1「R14”,R13”,R1
2”,R11”,R10”」を読み込む。ステップ(50
2)では、外符号C1’によりエラーチェックを行う。
すなわち、フラッシュメモリチップ(111)から読み
込んだデータおよび外符号検査記号C1からなる符号多
項式C(x)のxに、外符号C1’の生成多項式(数2)
の根を代入し、得られた値S0,S1,S2,S3,S
4の全てが“0”であれば誤りなしと判定し、1つでも
“0”でないものがあれば誤りありと判定する。値S
0,S1,S2,S3,S4のことをシンドロームと呼
ぶ。ステップ(503)では、誤りなしであればステッ
プ(512)へ進み、誤りありであればステップ(50
4)へ進む。
【0036】ステップ(504)では、フラッシュメモ
リチップ(111)の訂正OKフラグ(605)を読み
込み、訂正OKフラグ(605)がON状態すなわちフ
ラッシュメモリチップ(111)上でエラー訂正がなさ
れていたときはステップ(505)へ進み、訂正OKフ
ラグ(605)がOFF状態すなわちフラッシュメモリ
チップ(111)上でエラー訂正がなされていなかった
ときはステップ(508)へ進む。
【0037】ステップ(505)では、フラッシュメモ
リチップ(111)の誤り位置レジスタ(603)から
誤り位置T1を読み込み、フラッシュメモリチップ(1
11)の誤り値レジスタ(604)から誤り値T2を読
み込み、誤り位置T1のシンボルと誤り値T2の値を排
他的論理和をとり、フラッシュメモリ素子(115)か
ら読み出したデータを復元する。ステップ(506)で
は、復元したデータおよび外符号検査記号C1に対して
外符号C1’によりエラーチェックを再び行い、シンド
ロームS0,S1,S2,S3,S4を計算し直す。シ
ンドロームS0,S1,S2,S3,S4の全てが
“0”であれば誤りなしと判定し、1つでも“0”でな
いものがあれば誤りありと判定する。ステップ(50
7)では、誤りなしであればステップ(512)へ進
み、誤りありであればステップ(508)へ進む。
【0038】ステップ(508)では、フラッシュメモ
リチップ(111)の剰余多項式レジスタ(601)か
ら剰余多項式(数11)を読み出し、(数12)によりシン
ドロームS5,S6,S7を計算する。
【数12】 ここで、データ上または外符号検査記号C1上に3シン
ボルのエラーが発生し、エラーはそれぞれ外符号C1’
で見た誤り位置k1,k2,k3に、誤り値E1,E
2,E3であったとすると、内符号C2’で見た誤り位
置は3つずれるため、シンドロームS0〜S7は、それ
ぞれ(数13)のようになる。
【数13】 S5をα15で割り、S6をα18で割り、S7をα21で割
ると、(数14)が得られる。
【数14】 (数14)は、一般の3シンボル訂正RS符号のシンドロ
ームと同じであり、一般のエラー訂正アルゴリズムで3
シンボルエラー訂正が可能となる。一般のエラー訂正ア
ルゴリズムとしては、ピーターソン法,ユークリッド
法,チェーンサーチなどが知られている。そこで、(数
14)の8つのシンドロームS0〜S7を用いて、3シン
ボルのエラー訂正を行う。
【0039】ステップ(509)では、訂正が行えたな
らステップ(512)へ進み、訂正が行えなかったなら
ステップ(510)へ進む。
【0040】ステップ(510)では、前記ステップ
(506)で求めた5つのシンドロームS0〜S4を用
いて、2シンボルのエラー訂正を行う。
【0041】ステップ(511)では、訂正が行えたな
らステップ(512)へ進み、訂正が行えなかったなら
ステップ(513)へ進む。
【0042】ステップ(512)では、外部バスインタ
ーフェイス(106)および外部バス(109)を介し
て、外部機器へデータを転送し、動作を終了する。
【0043】ステップ(513)では、外部バスインタ
ーフェイス(106)および外部バス(109)を介し
て、外部機器へ訂正不能エラーが発生したことを通知
し、動作を終了する。
【0044】以上の第1の実施形態に係るフラッシュメ
モリディスク(101)によれば、フラッシュメモリチ
ップ(111〜114)のオンチップECC回路(12
0〜123)の1シンボルの訂正能力とコントローラ
(102)のECC回路(107)の2シンボルの訂正
能力とを合わせた3シンボルの訂正能力が得られる。よ
って、従来(フラッシュメモリチップのオンチップEC
C回路を使わず、コントローラのECC回路に3シンボ
ルの訂正能力を持たせる)に比べて、コントローラ(1
02)のECC回路(107)の回路規模を、2/3に
抑えることが出来る。なお、通常、ECC回路(10
7)の符号器,シンドローム生成器などは、訂正能力に
比例して回路規模が増える。
【0045】なお、上記説明では、フラッシュメモリチ
ップ(111〜114)のオンチップECC回路(12
0〜123)からコントローラ(102)のECC回路
(107)へ、剰余多項式レジスタ(601)を介し
て、内符号C2’の符号多項式を生成多項式で割った余
りである剰余多項式を通知したが、その代わりに、シン
ドロームレジスタを設けて、内符号C2’の符号多項式
に生成多項式の根を代入して得られるシンドロームS
5,S6,S7を通知するようにしてもよい。
【0046】−第2の実施形態− 第2の実施形態は、コントローラ(102)側で未訂正
のデータを復元する必要を無くした実施形態である(前
記第1の実施形態では、フラッシュメモリチップ(11
1)で訂正したデータからコントローラ(102)側で
未訂正のデータを復元している)。
【0047】図7は、第2の実施形態に係るフラッシュ
メモリチップ(111)の内部構成図である。このフラ
ッシュメモリチップ(111)は、図2に示す第1の実
施形態のフラッシュメモリチップ(111)に比べる
と、図2から誤り位置レジスタ(603)と誤り値レジ
スタ(604)とを削除し、フラッシュメモリ素子(1
15)とオンチップECC回路(120)の間にラッチ
回路(620)を追加し、訂正フラグレジスタ(60
2)の中にエラーフラグ(621)を追加した構成にな
っている。前記ラッチ回路(620)は、制御回路60
7の制御により、フラッシュメモリ素子(115)から
「d511”,d510”,・・・,d0”,R14”,R13”,R
12”,R11”,R10”,R22”,R21”,R20”」を読
み出して保持し、エラー訂正回路(608)に送るのと
同時にコントローラ(102)へも送る。前記エラーフ
ラグ(621)は、エラー訂正回路(608)でエラー
が検出されたなら「有」の値を設定され、エラー訂正回
路(608)でエラーが検出されなかったなら「無」の
値を設定される。他のフラッシュメモリチップ(112
〜114)も同様の構成である。
【0048】図8は、第2の実施形態に係るエラー訂正
回路(608)の動作を示すフロー図である。ステップ
(401)では、読み出した「d511”,d510”,・・
・,d0”,R14”,R13”,R12”,R11”,R10”,
R22”,R21”,R20”」から(数10)の符号多項式を
得る。次に、(数10)の符号多項式を内符号C2の生成
多項式(数3)で割り、割り切れれば誤りなし、余りが
あれば誤りが発生したと判定する。
【0049】ステップ(402)では、誤りがなければ
ステップ(4021)へ進み、誤りがあればステップ
(4022)へ進む。ステップ(4021)では、エラ
ーフラグ(621)に「無」の値を設定する。そして、
処理を終了する。
【0050】ステップ(4022)では、エラーフラグ
(621)に「有」の値を設定する。ステップ(40
3)では、前記余りである(数11)の剰余多項式を、剰
余多項式レジスタ(601)に格納する。
【0051】ステップ(404)では、1シンボルの訂
正をエラー訂正回路(608)にて行い、エラー訂正後
のデータ「d511”’,d510”’,・・・,d1”’,d
0”’」および外符号検査記号C1「R14”’,R1
3”’,R12”’,R11”’,R10”’」を求める。ス
テップ(405)では、訂正が行えたならステップ(4
06)へ進み、訂正が行えなかった(誤り位置T1,誤
り値T2が計算できなかった)ならステップ(408)
へ進む。
【0052】ステップ(406)では、エラー訂正後の
データ「d511”’,d510”’,・・・,d1”’,d
0”’」および外符号検査記号C1「R14”’,R1
3”’,R12”’,R11”’,R10”’」をコントロー
ラ(102)へ送り、訂正フラグレジスタ(602)中
の訂正OKフラグ(605)をON状態にセットする。
そして、処理を終了する。
【0053】ステップ(408)では、訂正フラグレジ
スタ(602)の中の訂正不能フラグ(606)をON
状態にセットする。そして、処理を終了する。
【0054】図9は、ECC回路(107)の動作を示
すフロー図である。ステップ(521)では、フラッシ
ュメモリチップ(111)から送られてきたエラー訂正
していないデータA「d511”,d510”,・・・,d0”」
および外符号検査記号C1A「R14”,R13”,R1
2”,R11”,R10”」を読み込み、シンドロームAを
生成する。すなわち、データAおよび外符号検査記号C
1Aからなる符号多項式C(x)のxに、外符号C1’の
生成多項式(数2)の根を代入し、シンドロームA「S
0,S1,S2,S3,S4」を求める。ステップ(5
22)では、エラーフラグ621の値が「有」か否かチ
ェックし、「有」ならステップ(523)へ進み、
「無」ならステップ(526)へ進む。
【0055】ステップ(523)では、フラッシュメモ
リチップ(111)の訂正OKフラグ(605)を読み
込み、訂正OKフラグ(605)がON状態すなわちフ
ラッシュメモリチップ(111)上でエラー訂正がなさ
れていたときはステップ(524)へ進み、訂正OKフ
ラグ(605)がOFF状態すなわちフラッシュメモリ
チップ(111)上でエラー訂正がなされていなかった
ときはステップ(526)へ進む。
【0056】ステップ(524)では、フラッシュメモ
リチップ(111)から送られてきたエラー訂正したデ
ータB「d511”’,d510”’,・・・,d1”’,d
0”’」および外符号検査記号C1B「R14”’,R1
3”’,R12”’,R11”’,R10”’」を読み込み、
シンドロームBを生成する。すなわち、データBおよび
外符号検査記号C1Bからなる符号多項式C(x)のx
に、外符号C1’の生成多項式(数2)の根を代入し、
シンドロームB「S0,S1,S2,S3,S4」を求
める。ステップ(525)では、シンドロームBが
“0”であれば(S0,S1,S2,S3,S4の全て
が“0”であれば)誤りなしと判定しステップ(52
7)へ進み、シンドロームBが“0”でなければ(S
0,S1,S2,S3,S4の1つでも“0”でないも
のがあれば)誤りありと判定しステップ(526)へ進
む。
【0057】ステップ(526)では、シンドロームA
が“0”であれば(S0,S1,S2,S3,S4の全
てが“0”であれば)誤りなしと判定しステップ(51
2)へ進み、シンドロームAが“0”でなければ(S
0,S1,S2,S3,S4の1つでも“0”でないも
のがあれば)誤りありと判定しステップ(508)へ進
む。
【0058】ステップ(508)では、図6のステップ
(508)と同様に、8つのシンドロームS0〜S7を
用いて、データAに対して、3シンボルのエラー訂正を
行う。ステップ(509)では、訂正が行えたならステ
ップ(512)へ進み、訂正が行えなかったならステッ
プ(510)へ進む。
【0059】ステップ(510)では、前記ステップ
(521)で求めたシンドロームA「S0〜S4」を用
いて、データAに対して、2シンボルのエラー訂正を行
う。ステップ(511)では、訂正が行えたならステッ
プ(512)へ進み、訂正が行えなかったならステップ
(513)へ進む。
【0060】ステップ(512)では、外部バスインタ
ーフェイス(106)および外部バス(109)を介し
て、外部機器へデータAまたは訂正したデータAを転送
し、動作を終了する。
【0061】ステップ(513)では、外部バスインタ
ーフェイス(106)および外部バス(109)を介し
て、外部機器へ訂正不能エラーが発生したことを通知
し、動作を終了する。
【0062】ステップ(527)では、外部バスインタ
ーフェイス(106)および外部バス(109)を介し
て、外部機器へデータBを転送し、動作を終了する。
【0063】以上の第2の実施形態に係るフラッシュメ
モリディスク(101)によれば、前述の第1の実施形
態に係るフラッシュメモリディスク(101)と同じ効
果が得られると共に、コントローラ(102)側で未訂
正のデータを復元する必要が無くなる。
【0064】−第3の実施形態− 図10は、第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ド(900)を用いるMPEGカメラ(10)の正面図
である。図11は、前記フラッシュメモリカード(90
0)の構成図である。このフラッシュメモリカード(9
00)は、第1または第2の実施形態で説明したフラッ
シュメモリチップ(111〜113)と、第1または第
2の実施形態で説明したコントローラ(102)と同様
のカードコントローラ(102A)とで構成される。
【0065】図12に示すように、カードコントローラ
(102A)によるデータの消去単位は、2048バイ
トである。一方、エラー訂正符号ECCは、MPEGカ
メラ(10)のデータ処理単位である512バイト毎に
付加し、処理する。
【0066】上記第3の実施形態に係るフラッシュメモ
リカード(900)によれば、データ処理単位である5
12バイトでエラー訂正符号ECCを処理するので、書
き込み/読み出し時に余計な読み出しなどを必要とせ
ず、処理を簡単化でき、高速に動作させることが可能で
ある。また、データ消去単位は、データ処理単位の2倍
以上の2048バイトであるため、回路の削減とバイト
当たりの高速化を図ることが出来る。
【0067】図13は、上記フラッシュメモリカード
(900)の1チップ化の設計手順を示すフロー図であ
る。フラッシュメモリチップ(111〜113)のオン
チップECC回路(120〜123)をそのまま活用で
きるため、コントローラ及びそのエラー訂正機能ブロッ
クの設計(1401)だけで済み、作業の負担が小さく
なり、コストを低減できる。
【0068】なお、図14に示すように、上記フラッシ
ュメモリカード(900)は、携帯端末(11)に用い
ることも出来る。
【0069】−第4の実施形態− 図15は、第4の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ド(901)を用いる携帯用音再生装置(12)の外観
図である。図16は、上記フラッシュメモリカード(9
01)の構成図である。このフラッシュメモリカード
(901)は、第1の実施形態で説明したフラッシュメ
モリチップ(111〜113)と、マイクロコンピュー
タ(902)とで構成される。エラー訂正機能は特殊な
演算を高速に行う必要があり、マイクロコンピュータ
(902)では負荷が重い。すなわち、システムのスル
ープットを非常に落としてしまう。従って、マイクロコ
ンピュータ(902)は、外部とのデータの入出力を行
うためのインタフェース機能を有するが、エラー訂正機
能は有していない。よって、図17に示すように、フラ
ッシュメモリチップ(111〜113)のオンチップE
CC回路(120〜123)で生成される内符号C2だ
けが、エラー訂正符号ECCとして、携帯用音再生装置
(12)のデータ処理単位であるデータの512バイト
単位に付加される。
【0070】上記フラッシュメモリカード(901)に
よれば、高価なコントローラの代わりに、安価なマイク
ロコンピュータ(902)を使用するので、非常に安価
に製作できる。また、携帯用音再生装置(12)のデー
タ処理単位である512バイト単位でエラー訂正符号E
CCを処理するので、書き込み/読み出し時に余計な読
み出しなどを必要とせず、処理を簡単化でき、高速に動
作させることが可能である。また、データ消去単位を、
データ処理単位の2倍以上に大きくすれば、回路の削減
とバイト当たりの高速化を図ることが出来る。なお、上
記フラッシュメモリカード(901)の信頼性は、第2
の実施形態のフラッシュメモリカード(900)より劣
るが、図15に示す携帯用音再生装置(12)では、信
頼性はさほど必要ではなく、フラッシュメモリカード
(901)が安価にできるメリットの方が大きい。
【0071】
【発明の効果】本発明の記録再生装置および半導体メモ
リによれば、次の効果が得られる。 (a)第1および第2の実施形態において示したよう
に、半導体メモリ部での誤訂正があっても、その悪影響
を受けずに、半導体メモリ部が持つエラー訂正能力とコ
ントローラ部が持つエラー訂正能力とを共に活用でき、
高信頼性を得ることが出来る。例えば、本発明では、半
導体メモリ部のエラー訂正能力を1シンボルとし、コン
トローラ部のエラー訂正能力を2シンボルとするとき、
3シンボルのエラー訂正能力を得ることが出来る。これ
に対して、従来技術では、3シンボルのエラー訂正能力
が必要な場合、半導体メモリ部のエラー訂正能力を使用
せずに、コントローラ部のエラー訂正能力を3シンボル
としていた。通常、エラー訂正回路の符号器,シンドロ
ーム生成器などは、エラー訂正能力に比例して回路規模
が増えるので、本発明では、コントローラ部のエラー訂
正回路の回路規模を、従来技術に比べて、2/3に削減
することが出来る。 (b)第3の実施形態において示したように、半導体メ
モリが使用される装置におけるデータ処理単位でエラー
訂正符号を処理するので、処理を簡単化できる。また、
データ処理単位よりも大きいデータ消去単位とすること
で、回路の削減とバイト当たりの高速化を図ることが出
来る。また、半導体メモリが持つエラー訂正機能をその
まま活用できるので、エラー訂正機能を持つ半導体メモ
リをコアとした記録再生装置の設計が容易になる。 (c)第4の実施形態において示したように、半導体メ
モリチップとマイクロコンピュータのみで記録再生装置
を構成できるので、記録再生装置を安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るフラッシュメモリディス
クの構成図である。
【図2】第1の実施形態に係るフラッシュメモリチップ
の詳細構成図である。
【図3】第1の実施形態に係るフラッシュメモリディス
クで処理するデータフォーマットを示す概念図である。
【図4】第1の実施形態に係るオンチップECC回路の
読み出し時の動作を示すフローチャートである。
【図5】外符号から見たエラー位置と内符号から見たエ
ラー位置の説明図である。
【図6】第1の実施形態に係るコントローラのECC回
路の読み出し時の動作を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態に係るフラッシュメモリチップ
の詳細構成図である。
【図8】第2の実施形態に係るオンチップECC回路の
読み出し時の動作を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態に係るコントローラのECC回
路の読み出し時の動作を示すフローチャートである。
【図10】第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドを用いたMPEGカメラの正面図である。
【図11】第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドの構成図である。
【図12】第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドで処理するデータフォーマットを示す概念図である。
【図13】第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドを設計する手順を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドを用いた携帯端末の斜視図である。
【図15】第4の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドを用いた携帯用音再生装置の斜視図である。
【図16】第4の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドの構成図である。
【図17】第4の実施形態に係るフラッシュメモリカー
ドで処理するデータフォーマットを示す概念図である。
【図18】従来のフラッシュメモリカードを設計する手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:MPEGカメラ 11:携帯端末 12:携帯用音再生装置 101:フラッシュメモリディスク 102:コントローラ 102A:カードコントローラ 107:ECC回路 111〜114:フラッシュメモリチップ 115〜118:フラッシュメモリ素子 120〜123:オンチップECC回路 601:剰余多項式レジスタ 602:訂正フラグレジスタ 603:誤り位置レジスタ 604:誤り値レジスタ 605:訂正OKフラグ 606:訂正不能フラグ 607:制御回路 608:エラー訂正回路 609:エラー訂正符号化回路 620:ラッチ回路 621:エラーフラグ 900,901:フラッシュメモリカード 902:マイクロコンピュータ C1:外符号(第1エラー訂正符号) C2:内符号(第2エラー訂正符号)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部とのデータの入出力を行うための外
    部インタフェース手段と、入力されたデータに対して第
    1エラー訂正符号を生成するための第1エラー訂正符号
    生成手段と、前記第1エラー訂正符号を用いてエラー検
    出およびエラー訂正を行うための第1エラー訂正手段と
    を備えたコントローラ部、および、前記コントローラ部
    から渡されたデータおよび第1エラー訂正符号に対して
    該第1エラー訂正符号と同じガロア体上のBCH符号で
    あり且つ連続した根を持つ第2エラー訂正符号を生成す
    るための第2エラー訂正符号生成手段と、データおよび
    第1エラー訂正符号からデータを除いた第1エラー訂正
    符号検査記号および第2エラー訂正符号からデータおよ
    び第1エラー訂正符号検査記号を除いた第2エラー訂正
    符号検査記号を記憶するためのメモリ素子と、そのメモ
    リ素子から読み出したデータおよび第1エラー訂正符号
    検査記号および第2エラー訂正符号検査記号を用いてエ
    ラー検出およびエラー訂正を行うための第2エラー訂正
    手段と、その第2エラー訂正手段でデータおよび第1エ
    ラー訂正符号検査記号を訂正できたか否かの情報とエラ
    ー訂正計算途中の計算値情報と検出した誤り位置と誤り
    値とを前記第1エラー訂正手段に通知するための訂正情
    報通知手段と、前記メモリ素子から読み出したデータお
    よび第1エラー訂正符号検査記号または前記第2エラー
    訂正手段で訂正したデータおよび第1エラー訂正符号検
    査記号を前記第1エラー訂正手段に送るデータ送り手段
    とを備えた半導体メモリ部を具備し、前記第1エラー訂
    正手段は、前記データ送り手段により送られたデータお
    よび第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラーを検出
    し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正できてい
    たなら前記誤り位置と前記誤り値とを用いて訂正前のデ
    ータを復元し、その復元したデータおよび第1エラー訂
    正符号検査記号に対してエラーを検出したなら該復元し
    たデータおよび前記第1エラー訂正符号検査記号と前記
    計算値情報とを用いて該復元したデータのエラー訂正を
    行い、一方、前記第1エラー訂正符号を用いてエラーを
    検出し且つ前記第2エラー訂正手段でデータを訂正でき
    ていなかったら該未訂正のデータおよび前記第1エラー
    訂正符号検査記号と前記計算値情報とを用いて該未訂正
    データのエラー訂正を行い、それらのエラー訂正が行え
    なかったなら前記復元したデータまたは前記未訂正のデ
    ータに対して前記第1エラー訂正符号検査記号を用いて
    エラー訂正を行いうることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 外部とのデータの入出力を行うための外
    部インタフェース手段と、入力されたデータに対して第
    1エラー訂正符号を生成するための第1エラー訂正符号
    生成手段と、前記第1エラー訂正符号を用いてエラー検
    出およびエラー訂正を行うための第1エラー訂正手段と
    を備えたコントローラ部、および、前記コントローラ部
    から渡されたデータおよび第1エラー訂正符号に対して
    該第1エラー訂正符号と同じガロア体上のBCH符号で
    あり且つ連続した根を持つ第2エラー訂正符号を生成す
    るための第2エラー訂正符号生成手段と、データおよび
    第1エラー訂正符号からデータを除いた第1エラー訂正
    符号検査記号および第2エラー訂正符号からデータおよ
    び第1エラー訂正符号検査記号を除いた第2エラー訂正
    符号検査記号を記憶するためのメモリ素子と、そのメモ
    リ素子から読み出したデータおよび第1エラー訂正符号
    検査記号および前記第2エラー訂正符号検査記号を用い
    てエラー検出およびエラー訂正を行うための第2エラー
    訂正手段と、その第2エラー訂正手段でエラーを検出し
    たか否かの情報とデータおよび第1エラー訂正符号検査
    記号を訂正できたか否かの情報とエラー訂正計算途中の
    計算値情報とを前記第1エラー訂正手段に通知するため
    の検出・訂正情報通知手段と、前記メモリ素子から読み
    出したデータと第1エラー訂正符号検査記号および前記
    第2エラー訂正手段で訂正したデータと第1エラー訂正
    符号検査記号を前記第1エラー訂正手段に送るデータ送
    り手段とを備えた半導体メモリ部を具備し、前記第1エ
    ラー訂正手段は、前記第2エラー訂正手段でエラーを検
    出せず且つ前記メモリ素子から読み出したデータについ
    て前記第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラーを検
    出したか、又は、前記第2エラー訂正手段でデータを訂
    正できず且つ前記メモリ素子から読み出したデータにつ
    いて前記第1エラー訂正符号検査記号を用いてエラーを
    検出したか、又は、前記第2エラー訂正手段で訂正した
    データについて前記第1エラー訂正符号検査記号を用い
    てエラーを検出したなら、前記メモリ素子から読み出し
    たデータに対し前記第1エラー訂正符号検査記号と前記
    計算値情報とを用いてエラー訂正を行い、そのエラー訂
    正が行えなかったなら前記メモリ素子から読み出したエ
    ラー訂正前のデータに対して前記第1エラー訂正符号検
    査記号を用いてエラー訂正を行いうることを特徴とする
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の記録再
    生装置において、前記BCH符号は、RS符号であるこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の記録再生装置において、前記計算値情報は、前記第2
    エラー訂正符号の符号多項式を生成多項式で割った余り
    である剰余多項式または前記エラー訂正符号の符号多項
    式に生成多項式の根を代入して得られるシンドロームで
    あることを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力されたデータおよび第1エ
    ラー訂正符号検査記号に対して該第1エラー訂正符号と
    同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を持
    つ第2エラー訂正符号を生成するための第2エラー訂正
    符号生成手段と、データおよび第1エラー訂正符号検査
    記号および第2エラー訂正符号検査記号を記憶するため
    のメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出したデータ
    および第1エラー訂正符号検査記号および第2エラー訂
    正符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正を
    行うための第2エラー訂正手段と、その第2エラー訂正
    手段でデータおよび第1エラー訂正符号検査記号を訂正
    できたか否かの情報とエラー訂正計算途中の計算値情報
    と検出した誤り位置と誤り値とを前記第1エラー訂正手
    段に通知するための訂正情報通知手段と、前記メモリ素
    子から読み出したデータおよび第1エラー訂正符号検査
    記号または前記第2エラー訂正手段で訂正したデータお
    よび第1エラー訂正符号検査記号を前記第1エラー訂正
    手段に送るデータ送り手段とを備えたことを特徴とする
    半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 外部から入力されたデータおよび第1エ
    ラー訂正符号検査記号に対して該第1エラー訂正符号と
    同じガロア体上のBCH符号であり且つ連続した根を持
    つ第2エラー訂正符号を生成するための第2エラー訂正
    符号生成手段と、データおよび第1エラー訂正符号検査
    記号および第2エラー訂正符号検査記号を記憶するため
    のメモリ素子と、そのメモリ素子から読み出したデータ
    および第1エラー訂正符号検査記号および第2エラー訂
    正符号検査記号を用いてエラー検出およびエラー訂正を
    行うための第2エラー訂正手段と、その第2エラー訂正
    手段でエラーを検出したか否かの情報とデータおよび第
    1エラー訂正符号検査記号を訂正できたか否かの情報と
    エラー訂正計算途中の計算値情報とを前記第1エラー訂
    正手段に通知するための検出・訂正情報通知手段と、前
    記メモリ素子から読み出したデータと第1エラー訂正符
    号検査記号および前記第2エラー訂正手段で訂正したデ
    ータと第1エラー訂正符号検査記号を前記第1エラー訂
    正手段に送るデータ送り手段とを備えたことを特徴とす
    る半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の半導体
    メモリにおいて、前記BCH符号は、RS符号であるこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
    の半導体メモリにおいて、前記計算値情報は、前記第2
    エラー訂正符号の符号多項式を生成多項式で割った余り
    である剰余多項式または前記エラー訂正符号の符号多項
    式に生成多項式の根を代入して得られるシンドロームで
    あることを特徴とする半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 読み出し又は書き込みされるデータ処理
    単位毎にエラー訂正符号化すると共に、前記データ処理
    単位の2倍以上のデータ消去単位でデータを消去するこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 外部とのデータの入出力を行うための
    インタフェース機能を有するマイクロコンピュータと、
    エラー訂正機能を持った半導体メモリとを具備したこと
    を特徴とする記録再生装置。
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