JPH10198608A - メモリカード - Google Patents

メモリカード

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JPH10198608A
JPH10198608A JP9001306A JP130697A JPH10198608A JP H10198608 A JPH10198608 A JP H10198608A JP 9001306 A JP9001306 A JP 9001306A JP 130697 A JP130697 A JP 130697A JP H10198608 A JPH10198608 A JP H10198608A
Authority
JP
Japan
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data
error correction
address
correction code
control unit
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Application number
JP9001306A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Yoshimura
芳正 吉村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH10198608A publication Critical patent/JPH10198608A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1008Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's in individual solid state devices
    • G06F11/1048Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's in individual solid state devices using arrangements adapted for a specific error detection or correction feature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの互換性を損なわず、誤り訂正符号を
用いてデータの信頼性を向上させることができる、画像
データを格納するためのメモリカードを得る。 【解決手段】 データを格納する第1メモリ部と、誤り
訂正符号を生成すると共に誤り訂正処理を行うECC制
御部と、誤り訂正符号を格納する第2メモリ部と、第1
及び第2メモリ部の各アドレスとを対応付けするアドレ
ス変換部と、第1メモリ部、ECC制御部、第2メモリ
部及びアドレス変換部を制御する制御部とを備え、制御
部は、特定のデータに対してECC制御部で誤り訂正符
号を生成させ、生成させた誤り訂正符号を第2メモリ部
に格納すると共に、特定のデータを格納した第1メモリ
部のアドレスと、該アドレスに対する誤り訂正符号を格
納した第2メモリ部のアドレスとの対応付けをアドレス
変換部に対して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカードに関
し、特にデータフォーマットが標準化された画像データ
等のようなデータに対して、データの互換性を維持しな
がらデータの信頼性を向上させるメモリカードに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカメラやインターネットによ
り配信されている画像データは、データフォーマットが
標準化されており、パソコン等の情報処理機器で取り扱
われている。このような画像データは、大容量のピクセ
ルデータと、色情報、画面サイズ及び圧縮方法の指定な
どの小容量の管理データとによって構成されている。こ
の内、大容量のピクセルデータは、数ビットといった小
さなデータエラーが発生した場合においても、画像のわ
ずかなピクセルが異常になるだけで、画像全体から見れ
ば無視できるため問題となることはない。一方、管理デ
ータは、1ビットでもエラーが生じると画像全体に影響
を及ぼし、場合によっては画像を再現できなくなるとい
う可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
上記のような画像データをメモリカードに記憶させる場
合、データの信頼性向上を図るために、上記管理データ
についてのみデータの誤り訂正処理を行うようにすれば
効果的である。しかし、上記画像データは、すでにデー
タフォーマットが確定しているため、誤り訂正符号を追
加することはデータの互換性を損なうという問題があっ
た。そこで、画像データとは別のメモリ空間に誤り訂正
符号を格納する必要があるが、画像データはデータサイ
ズが固定されたものではないので、誤り訂正符号格納用
のメモリと画像データ格納用の主メモリとの対応は固定
することができないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、データの互換性を損な
うことなく、誤り訂正符号を用いてデータの信頼性を向
上させることができる、画像データを格納するためのメ
モリカードを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1の発明に係るメモ
リカードは、情報処理機器からなるホストシステム装置
と接続するためのインタフェース部を有し、該インタフ
ェース部を介して入力されるホストシステム装置からの
データを格納するメモリカードにおいて、ホストシステ
ム装置からのデータを格納するための第1メモリ部と、
誤り訂正符号を生成すると共に、データの誤り検出及び
データの誤り訂正を行うECC制御部と、ECC制御部
で生成された誤り訂正符号を格納するための第2メモリ
部と、第1メモリ部のアドレスに対して、第2メモリ部
のアドレスを対応付けするアドレス変換部と、第1メモ
リ部、ECC制御部、第2メモリ部及びアドレス変換部
を制御する制御部とを備え、制御部は、データ書き込み
時に、ホストシステム装置からの特定のデータに対して
ECC制御部で誤り訂正符号を生成させると共に、生成
させた誤り訂正符号を第2メモリ部に格納し、特定のデ
ータ及び該特定のデータに対応する誤り訂正符号を格納
した第1及び第2メモリ部の各アドレスの対応付けを上
記アドレス変換部に対して行うものである。
【0006】本第2の発明に係るメモリカードは、第1
の発明において、上記制御部が、データ読み出し時に、
ホストシステム装置から指定されたアドレスに対して第
2メモリ部のアドレスが対応付けされているか否かの検
索を上記アドレス変換部に対して行い、対応付けされて
いる場合、上記ECC制御部に対して、対応付けされた
第2メモリ部のアドレスに格納された誤り訂正符号を用
いて、第1メモリ部から読み出したデータの誤り検出を
行わせ、データの誤りが検出されると誤りの訂正を行う
誤り訂正処理を行わせるものである。
【0007】本第3の発明に係るメモリカードは、第1
又は第2の発明において、上記特定のデータとは、ホス
トシステム装置が制御部に指定したデータであるもので
ある。
【0008】本第4の発明に係るメモリカードは、第1
又は第2の発明において、上記制御部が、第1メモリ部
に格納されたすべてのデータを検索し、あらかじめ指定
された特定のデータを検出すると、該検出した特定のデ
ータに対して、ECC制御部に対して上記誤り訂正符号
を生成させ、該生成した誤り訂正符号を第2メモリ部に
格納するものである。
【0009】本第5の発明に係るメモリカードは、第4
の発明において、上記制御部が、第1メモリ部のデータ
検索、ECC制御部に対して行わせる誤り訂正符号の生
成、及び第2メモリ部への誤り訂正符号の格納を、ホス
トシステム装置からのアクセスがない待機状態時に行う
ものである。
【0010】本第6の発明に係るメモリカードは、第1
から第5の発明において、上記アドレス変換部が、上記
第1メモリ部のアドレスに対して、第2メモリ部のアド
レスを対応付けするテーブルデータであり、上記制御部
は、第2メモリ部に誤り訂正符号を格納するごとに、特
定のデータを格納した第1メモリ部のアドレスと、該ア
ドレスに格納した特定のデータに対する誤り訂正符号を
格納した第2メモリ部のアドレスとの対応付けを行った
データを追加したテーブルデータに更新するものであ
る。
【0011】本第7の発明に係るメモリカードは、第1
から第6の発明において、上記制御部が、ECC制御部
に、上記特定のデータに対してバイト単位のデータごと
に誤り訂正符号を生成させるものである。
【0012】本第8の発明に係るメモリカードは、第1
から第6の発明において、上記制御部が、ECC制御部
に、上記特定のデータに対してブロック単位のデータご
とに誤り訂正符号を生成させるものである。
【0013】本第9の発明に係るメモリカードは、第1
から第8の発明において、上記誤り訂正符号が、ハミン
グ符号であるものである。
【0014】本第10の発明に係るメモリカードは、第
1から第8の発明において、上記誤り訂正符号が、上記
特定のデータにおけるコピーデータとチェックサムとか
らなるものである。
【0015】本第11の発明に係るメモリカードは、第
1から第10の発明において、上記第1メモリ部に格納
するデータは画像データであり、上記特定のデータと
は、画像データにおける管理データであるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態1におけるメモリカードの例を示した概略のブ
ロック図である。
【0017】図1において、メモリカード1は、パーソ
ナルコンピュータ等の情報処理機器からなるホストシス
テム装置2に接続するためのインタフェース部3と、ホ
ストシステム装置2から入力された画像データを格納す
る主メモリ部4と、指定されたデータに対して誤り訂正
符号を生成すると共に生成した誤り訂正符号からデータ
エラーを検出してデータの訂正を行うECC制御部5
と、該ECC制御部5で生成された誤り訂正符号を格納
するECCメモリ部6と、ECC制御部5で生成された
誤り訂正符号を格納するECCメモリ部6のアドレスを
割り当てるために使用するアドレステーブル7と、上記
主メモリ部4、ECC制御部5、ECCメモリ部6及び
アドレステーブル7を制御する制御部8とからなる。
【0018】上記アドレステーブル7には、上記管理デ
ータが格納された主メモリ部4のアドレスと、該アドレ
スに格納された管理データに対して、制御部8の指令に
従ってECC制御部5で生成された誤り訂正符号を格納
するECCメモリ部6のアドレスとの対応情報が格納さ
れており、ECCメモリ部6に誤り訂正符号が格納され
るごとに、制御部8によって更新される。なお、上記イ
ンタフェース部3は、コネクタ等からなり、上記メモリ
カード1がPCカードスタンダードに準拠したPCカー
ドである場合、ホストシステム装置2とのインタフェー
スを行う回路が設けられる。
【0019】上記インタフェース部3とホストシステム
装置2とは、アドレスバス11、データバス12及び制
御信号線13で接続されており、インタフェース部3
は、内部アドレスバス、内部データバス及び内部制御信
号線で制御部8に接続される。制御部8は、内部アドレ
スバス、内部データバス及び内部制御信号線で主メモリ
部4とECCメモリ部6とにそれぞれ接続される。更
に、制御部8は、内部データバス及び制御信号線でEC
C制御部5に接続され、内部アドレスバスでアドレステ
ーブル7と接続されている。なお、上記主メモリ部4は
第1メモリ部をなし、上記ECCメモリ部6は第2メモ
リ部をなし、上記アドレステーブル7はアドレス変換部
をなす。
【0020】ホストシステム装置2からアドレスバス1
1を介して出力されたアドレスデータ、データバス12
を介して出力された画像データ、及び制御信号線13を
介して出力された制御信号は、インタフェース部3を介
して制御部8に入力される。このように、上記ホストシ
ステム装置2は、制御部8に対して、主メモリ部4、E
CC制御部5及びECCメモリ部6を制御する信号、例
えばアウトプットイネーブル信号、ライトイネーブル信
号及びチップイネーブル信号等の信号を、上記制御信号
線13を介して出力する。
【0021】ここで、上記メモリカード1に、ホストシ
ステム装置2からの画像データを書き込む動作例につい
て説明する。上記ホストシステム装置2は、上記メモリ
カード1に記憶させる画像データにおいて、データエラ
ーが許されない管理データである重要語に対してあらか
じめ誤り訂正符号を要求する要求信号を制御信号線13
を介して出力し、インタフェース部3を介して該要求信
号が入力された制御部8は、ECC制御部5に対して上
記重要語に対する誤り訂正符号を生成させ、該生成した
誤り訂正符号をECCメモリ部6に書き込む。
【0022】このとき、制御部8は、上記重要語を格納
する主メモリ部4のアドレスに対して、ECC制御部5
で生成された誤り訂正符号を格納するECCメモリ部6
のアドレスを上記アドレステーブル7を用いて割り当て
ると共に、該割り当てたアドレスに誤り訂正符号を格納
してアドレステーブル7の更新を行う。この後、制御部
8は、ホストシステム装置2からインタフェース部3を
介して送られてくる、誤り訂正符号の符号化を終了する
信号である符号化終了信号を受け、それ以降は、再度ホ
ストシステム装置2からの誤り訂正符号の要求信号を受
信するまで、ECC制御部5に対して誤り訂正符号の生
成を行わせないと共に、ECCメモリ部6に対して誤り
訂正符号を格納するアドレスの割り当てを行わない。
【0023】図2は、上記主メモリ部4とECCメモリ
部6におけるメモリマップの例を示した図であり、ここ
では、ビットマップファイルを例にして説明を行う。ホ
ストシステム装置2から送られてくる画像ファイルは、
データエラーが許されないデータである重要語と、数ビ
ット程度のデータエラーが発生してもあまり問題となら
ない、画面上のピクセルごとの色番号を示したビットマ
ップデータとから構成されている。上記重要語は、画面
サイズ、色数及びデータの圧縮方法等を格納したヘッダ
と、割り当てられた色番号にどのような色データをアサ
インするかを示すカラーパレットからなる。
【0024】ここで、制御部8が上記ECC制御部5に
生成させる誤り訂正符号について説明する。ECC制御
部5は公知の方法で誤り訂正符号を生成し、制御部8
は、ECC制御部5で生成された誤り訂正符号を用いて
エラービットの検出を行うが、ここではハミング符号を
使用してバイト単位の誤り訂正符号を生成し、エラービ
ットを検出する方法を説明する。
【0025】例えば、d7〜d0の8ビットのバイトデ
ータに対してe3〜e0の4ビットの誤り訂正符号を下
記(1)式から(4)式で示したように与えたとする。 e0=d0+d1+d3+d4+d6 ……………………(1) e1=d0+d2+d3+d5+d6 ……………………(2) e2=d1+d2+d3+d7 ……………………………(3) e3=d4+d5+d6+d7 ……………………………(4) なお、上記(1)式から(4)式において、1+1=0
+0=0、1+0=0+1=1とし、すなわち排他的論
理和で計算する。
【0026】このとき、バイトデータd[7:0]の誤り
訂正符号をe[3:0]とし、バイトデータd[7:0]に
対して1ビット誤りを含んだデータをdx[7:0]、そ
の誤り訂正符号をex[3:0]とする。e[3:0]とe
x[3:0]とを比較し、すなわち、排他的論理和を算出
し、該算出した値を10進数で表した値が、3であれば
d0のデータが、5であればd1のデータが、6であれ
ばd2のデータが、7であればd3のデータが、9であ
ればd4のデータが、10であればd5のデータが、1
1であればd6のデータが、12であればd7のデータ
が誤ったことになる。
【0027】例えば、d[7:0]=11010101と
するとe[3:0]=1011が与えられる。例えば、d
[7:0]のd3が誤っている場合、dx[7:0]=11
011101となりその誤り訂正符号はex[3:0]=
1100となる。e[3:0]とex[3:0]とを比較
し、すなわち排他的論理和を算出すると、「0111」
となる。これを10進数で表すと7であり、上記により
d3がエラービットであるあることが分かる。このよう
に、ハミング符号を用いたバイト単位の誤り訂正符号を
用いることで、1バイトのデータごとに1ビットの誤り
を訂正することができる。
【0028】次に、図3は、図1で示したメモリカード
1によるホストシステム装置2からの画像データを書き
込む際の動作例を示したフローチャートである。なお、
図3において、特に明記しない限り、各フローで行われ
る処理は制御部8で行われるものである。図3におい
て、まず最初にステップS1で、ホストシステム装置2
が誤り訂正符号の要求信号を出力し、誤り訂正符号の要
求を行っているか否かを調べ、誤り訂正符号の要求信号
を受信した場合(YES)、ステップS2に進む。ステ
ップS2で、ホストシステム装置2からアドレスバスを
介して送られてくるアドレスデータ及びデータバスを介
して送られてくる画像データを受信する。
【0029】次に、ステップS3で、ホストシステム装
置2からの画像データに対する誤り訂正符号をECC制
御部5に生成させ、ステップS4で、アドレステーブル
7を使用してホストシステム装置2からのアドレスデー
タに対してECCメモリ部6の未使用領域のアドレスを
対応させた後、該アドレステーブル7の更新を行う。次
に、ステップS5で、主メモリ部4に対して指定したア
ドレスに画像データを書き込み、更に、ステップS6
で、ECCメモリ部6に対して、ECC制御部5で生成
された誤り訂正符号をアドレステーブル7で対応させた
アドレスに書き込む。
【0030】次に、ステップS7で、ホストシステム装
置2が符号化終了信号を出力し、誤り訂正符号の符号化
終了の要求を行っているか否かを調べ、誤り訂正符号の
符号化終了信号を受信した場合(YES)、ステップS
1に戻り、符号化終了信号を受信していない場合(N
O)、ステップS2に戻る。
【0031】また、上記ステップS1で、誤り訂正符号
の要求信号を受信しなかった場合(NO)、ステップS
8に進み、ステップS8で、ホストシステム装置2から
アドレスバスを介して送られてくるアドレスデータ及び
データバスを介して送られてくる画像データを受信す
る。次に、ステップS9で、ECC制御部5に対して誤
り訂正符号の生成を行わせず、ホストシステム装置2か
ら指定された主メモリ部4のアドレスに、ホストシステ
ム装置2からデータバスを介して送られてきたデータを
書き込んだ後、ステップS1に戻る。このようにして、
主メモリ部4への画像データの書き込み及びECCメモ
リ部6への誤り訂正符号の書き込みが行われる。
【0032】次に、上記メモリカード1から、格納され
た画像データを読み出す動作について説明する。上記ホ
ストシステム装置2は、主メモリ部4に格納した画像デ
ータを読み出す場合、制御信号線から読み出しを指令す
る読出し指令信号を制御部8に出力すると共に、読み出
したい画像データが格納されている主メモリ部4のアド
レスを指定するアドレスデータをインタフェース部3を
介して制御部8に出力する。制御部8は、上記読出し指
令信号を受けて、アドレステーブル7の検索を行い、ホ
ストシステム装置2から入力されたアドレスデータに対
してECCメモリ部6のアドレスが割り当てられていれ
ば、ECCメモリ部6に割り当てられたアドレスに格納
された誤り訂正符号を読み出す。
【0033】更に、制御部8は、読み出した誤り訂正符
号をECC制御部5に入力し、ECC制御部5に対し
て、読み出した誤り訂正符号を使用して、上記ホストシ
ステム装置2からのアドレスデータで指定された主メモ
リ部4のアドレスに格納されたデータのデータ訂正を行
わせる。この後、制御部8は、ECC制御部5で訂正が
行われたデータをインタフェース部3を介してデータバ
スからホストシステム装置2に出力する。また、制御部
8は、ホストシステム装置2からのアドレスデータに対
してECCメモリ部6のアドレスが割り当てられていな
ければ、上記ホストシステム装置2からのアドレスデー
タで指定された、主メモリ部4のアドレスに格納された
データをそのままホストシステム装置2に出力する。
【0034】図4は、図1で示したメモリカード1の主
メモリ部4に格納されたデータを読み出す動作例を示し
たフローチャートである。なお、図4において、特に明
記しない限り、各フローで行われる処理は制御部8で行
われるものである。図4において、まず最初にステップ
S11、インタフェース部3を介して、ホストシステム
装置2から読出し指令信号を受信すると共にホストシス
テム装置2からのアドレスデータを受信する。次に、ス
テップS12で、アドレステーブル7の検索を行い、ス
テップS13で、ホストシステム装置2から受信したア
ドレスデータに対してECCメモリ部6のアドレスが割
り当てられているか否かを調べ、割り当てられていれば
(YES)、ステップS14に進む。
【0035】ステップS14において、ホストシステム
装置2からのアドレスデータで指定されたデータを主メ
モリ部4から読み出し、ステップS15で、アドレステ
ーブル7で割り当てられたECCメモリ部6のアドレス
に格納された誤り訂正符号を読み出す。次に、ステップ
S16で、ECC制御部5に対して、ECCメモリ部6
から読み出した誤り訂正符号を用いて主メモリ部4から
読み出したデータのデータエラーを検出させると共に、
データエラーがある場合、該データの誤り訂正を行わせ
る。なお、ECC制御部5は、データエラーが検出しな
かった場合は、データの誤り訂正を行わない。
【0036】次に、ステップS17で、ECC制御部5
で誤り訂正の処理を行わせたデータを、インタフェース
部3を介してデータバスからホストシステム装置2に出
力した後、ステップS11に戻る。また、上記ステップ
S13において、アドレステーブル7にECCメモリ部
6のアドレスが割り当てられていなかった場合(N
O)、ステップS18で、ホストシステム装置2からの
アドレスデータで指定されたデータを主メモリ部4から
読み出し、ステップS19で、主メモリ部4から読み出
したデータを、インタフェース部3を介してデータバス
からホストシステム装置2に出力した後、ステップS1
1に戻る。このようにして、主メモリ部4からの画像デ
ータの読み出しが行われる。
【0037】上記のように、本発明の実施の形態1にお
けるメモリカードは、データフォーマットが確定してい
る画像データにおいて、データエラーが許されない管理
データに対してのみ誤り訂正符号をバイト単位で生成す
るようにした。また、生成した誤り訂正符号に対応した
管理データが格納される主メモリ部4のアドレスと、生
成した誤り訂正符号を格納したECCメモリ部6のアド
レスとの対応情報を、アドレステーブルに格納した。
【0038】これらのことから、誤り訂正符号を用いる
ことでデータの信頼性を向上させることができると共
に、データの重要な部分だけに誤り訂正符号を付加する
ようにしたことから、誤り訂正符号の冗長データを格納
するメモリの容量を小さくすることができ、誤り訂正符
号にハミング符号を使用したことから、誤り訂正符号の
冗長データを格納するメモリの容量を更に小さくするこ
とができる。また、画像データに対する重要語におい
て、バイト単位のデータごとに誤り訂正符号を生成した
ことから、制御部8の内部処理が簡単になり、処理時間
が短くできることから、レスポンスの向上を図ることが
できる。
【0039】更に、主メモリ部4におけるデータフォー
マットは、従来の確定されたものと同じであることか
ら、データの誤り訂正処理は行うことができないが、上
記誤り訂正符号に対応していない従来のホストシステム
装置で使用することができる、汎用性の高いメモリカー
ドを得ることができる。また、ホストシステム装置2
は、誤り訂正符号の生成、及び誤り訂正符号を使用した
データの誤り訂正処理を行う必要がなく、ホストシステ
ム装置の動作プログラムを簡単にすることができる。
【0040】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、バイト単位のデータに対して誤り訂正符号を生成す
るようにしたが、画像データは通常ブロック単位で読み
だされることから、ブロック単位のデータに対して誤り
訂正符号を付加するようにしてもよく、このようにした
ものを本発明の実施の形態2とする。図5は、本発明の
実施の形態2におけるメモリカードの例を示した概略の
ブロック図である。なお、図5において、上記図1と同
じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省
略すると共に、図1との相違点のみ説明する。
【0041】図5における図1との相違点は、図1のE
CC制御部5をECC制御部21とし、図1の制御部8
を制御部22とし、これに伴って、図1のメモリカード
1をメモリカード20としたことにある。図5におい
て、メモリカード20は、インタフェース部3と、主メ
モリ部4と、指定されたデータに対してブロック単位で
誤り訂正符号を生成すると共に生成した誤り訂正符号か
らデータエラーを検出してデータの訂正を行うECC制
御部21と、該ECC制御部21で生成された誤り訂正
符号を格納するECCメモリ部6と、ECC制御部21
で生成された誤り訂正符号を格納するECCメモリ部6
のアドレスを割り当てるために使用するアドレステーブ
ル7と、上記主メモリ部4、ECC制御部21、ECC
メモリ部6及びアドレステーブル7を制御する制御部2
2とからなる。
【0042】上記インタフェース部3は、内部アドレス
バス、内部データバス及び内部制御信号線で制御部22
に接続される。制御部22は、内部アドレスバス、内部
データバス及び内部制御信号線で主メモリ部4とECC
メモリ部6とにそれぞれ接続される。更に、制御部22
は、内部データバス及び制御信号線でECC制御部21
に接続され、内部アドレスバスでアドレステーブル7と
接続されている。
【0043】ホストシステム装置2からアドレスバス1
1を介して出力されたアドレスデータ、データバス12
を介して出力された画像データ、及び制御信号線13を
介して出力された制御信号は、インタフェース部3を介
して制御部22に入力される。このように、上記ホスト
システム装置2は、制御部22に対して、主メモリ部
4、ECC制御部21及びECCメモリ部6を制御する
信号、例えばアウトプットイネーブル信号、ライトイネ
ーブル信号及びチップイネーブル信号等の信号を、上記
制御信号線13を介して出力する。
【0044】ここで、上記メモリカード20に、ホスト
システム装置2からの画像データを書き込む動作例につ
いて説明する。上記ホストシステム装置2は、上記メモ
リカード20に記憶させる画像データにおいて、データ
エラーが許されない管理データである重要語に対してあ
らかじめ誤り訂正符号を要求する要求信号を制御信号線
13を介して出力し、インタフェース部3を介して該要
求信号が入力された制御部22は、ECC制御部21に
対して上記重要語に対してブロック単位ごとに誤り訂正
符号を生成させ、該生成した誤り訂正符号をECCメモ
リ部6に書き込む。
【0045】このとき、制御部22は、上記重要語にお
けるブロック単位のデータを格納する主メモリ部4のア
ドレスに対して、上記ブロック単位のデータに対応して
ECC制御部21で生成された誤り訂正符号を格納する
ECCメモリ部6のアドレスを上記アドレステーブル7
を用いて割り当てると共に、該割り当てたアドレスに誤
り訂正符号を格納してアドレステーブル7の更新を行
う。
【0046】制御部22は、このような処理を、ホスト
システム装置2からインタフェース部3を介して、誤り
訂正符号の符号化を終了する信号である符号化終了信号
が入力されるまで、すなわち画像データの重要語におけ
るすべてのブロック単位のデータに対して上記のような
誤り訂正符号の符号化を行い、上記符号化終了信号が入
力された後は、再度ホストシステム装置2からの誤り訂
正符号の要求信号を受信するまで、ECC制御部21に
対して誤り訂正符号の生成を行わせないと共に、ECC
メモリ部6に対する誤り訂正符号を格納するアドレスの
割り当てを行わない。
【0047】ここで、制御部22が上記ECC制御部2
1に生成させる誤り訂正符号について説明する。制御部
22は、ECC制御部21で公知の方法で誤り訂正符号
を生成させると共に、ECC制御部21で生成された誤
り訂正符号を用いてエラービットの検出を行わせる。例
えばハミング符号を使用してブロック単位の誤り訂正符
号を生成してエラービットを検出する場合、ECC制御
部21は、Nバイトのブロック単位のデータに対して誤
り訂正符号を生成するとしたとき、該誤り訂正符号のビ
ット長kは、下記(5)式を満たすように決められる。 2k−1≧N×8+k ………………………………(5) なお、上記(5)式は、ハミング符号における1ビット
訂正符号の場合を示している。
【0048】次に、図6は、図5で示したメモリカード
20によるホストシステム装置2からの画像データを書
き込む動作例を示したフローチャートである。なお、図
6において、特に明記しない限り、各フローで行われる
処理は制御部22で行われるものである。図6におい
て、まず最初にステップS21で、ホストシステム装置
2が誤り訂正符号の要求信号を出力し、誤り訂正符号の
要求を行っているか否かを調べ、誤り訂正符号の要求信
号を受信した場合(YES)、ステップS22に進む。
ステップS22で、ホストシステム装置2からアドレス
バスを介して送られてくるアドレスデータ及びデータバ
スを介して送られてくる画像データを受信する。
【0049】次に、ステップS23で、ホストシステム
装置2から送られてきたデータを指定された主メモリ部
4のアドレスに格納し、ステップS24で、ホストシス
テム装置2から1ブロック分のデータが送られてきたか
否かを調べ、1ブロック分のデータが送られてきた場合
(YES)、ステップS25に進む。また、ステップS
24で、1ブロック分のデータが送られてきていない場
合(NO)、ステップS22に戻る。
【0050】次に、ステップS25で、ホストシステム
装置2からの画像データにおける1ブロック分のデータ
に対する誤り訂正符号をECC制御部21に生成させ、
ステップS26で、アドレステーブル7を使用して、主
メモリ部4に格納したブロック単位のデータのアドレス
データに対してECCメモリ部6の未使用領域のアドレ
スを対応させた後、該アドレステーブル7の更新を行
う。次に、ステップS27で、ECCメモリ部6に対し
て、ECC制御部21で生成された誤り訂正符号をアド
レステーブル7で対応させたアドレスに書き込む。
【0051】次に、ステップS28で、ホストシステム
装置2が符号化終了信号を出力し、誤り訂正符号の符号
化終了の要求を行っているか否かを調べ、誤り訂正符号
の符号化終了信号を受信した場合(YES)、ステップ
S21に戻り、符号化終了信号を受信していない場合
(NO)、ステップS22に戻る。
【0052】また、上記ステップS21で、誤り訂正符
号の要求信号を受信しなかった場合(NO)、ステップ
S29に進み、ステップS29で、ホストシステム装置
2からアドレスバスを介して送られてくるアドレスデー
タ及びデータバスを介して送られてくる画像データを受
信する。次に、ステップS30で、ECC制御部21に
対して誤り訂正符号の生成を行わせず、ホストシステム
装置2から指定された主メモリ部4のアドレスに、ホス
トシステム装置2からデータバスを介して送られてきた
データを書き込んだ後、ステップS21に戻る。このよ
うにして、主メモリ部4への画像データの書き込み及び
ECCメモリ部6への誤り訂正符号の書き込みが行われ
る。
【0053】次に、上記メモリカード20から、格納さ
れた画像データを読み出す動作について説明する。上記
ホストシステム装置2は、主メモリ部4に格納した画像
データを読み出す場合、制御信号線から読み出しを指令
する読出し指令信号を制御部22に出力すると共に、読
み出したい画像データが格納されている主メモリ部4の
アドレスを指定するアドレスデータをインタフェース部
3を介して制御部22に出力する。
【0054】制御部22は、上記読出し指令信号を受け
て、アドレステーブル7の検索を行い、ホストシステム
装置2から入力されたアドレスデータに対してECCメ
モリ部6のアドレスが割り当てられている場合、ホスト
システム装置2からのアドレスデータで示された主メモ
リ部4のアドレスに格納されたデータが、ブロック単位
のデータにおける最初のデータであれば、該データのホ
ストシステム装置2への読み出し処理を一時的に停止
し、上記ブロック単位のデータを主メモリ部4から読み
出して内蔵するバッファ(図示せず)に格納する。次
に、制御部22は、アドレステーブル7で割り当てられ
たECCメモリ部6のアドレスに格納された誤り訂正符
号を読み出す。
【0055】更に、制御部22は、上記バッファに格納
されたブロック単位のデータと読み出した誤り訂正符号
とをECC制御部21に出力し、ECC制御部21に対
して、読み出した誤り訂正符号を使用して、主メモリ部
4から読み出して上記バッファに格納したブロック単位
のデータにおけるデータ訂正を行わせる。この後、制御
部22は、ECC制御部21で訂正が行われたブロック
単位のデータを、読み出す前の主メモリ部4の元のアド
レスに格納した後、一時的に停止していた読み出し処理
を行い、ホストシステム装置2から指定された主メモリ
部4のアドレスに格納されたデータを読み出してホスト
システム装置2へ出力する。
【0056】また、制御部22は、ホストシステム装置
2から指定された主メモリ部4に格納されたデータが、
ブロック単位のデータにおける先頭データでない場合、
又はホストシステム装置2からのアドレスデータに対し
てECCメモリ部6のアドレスが割り当てられていなけ
れば、上記ホストシステム装置2からのアドレスデータ
で指定された、主メモリ部4に格納されたデータをその
ままホストシステム装置2に出力する。
【0057】図7は、図5で示したメモリカード20の
主メモリ部4に格納されたデータを読み出す動作例を示
したフローチャートである。なお、図7において、特に
明記しない限り、各フローで行われる処理は、制御部2
2で行われるものである。図7において、まず最初にス
テップS41、インタフェース部3を介して、ホストシ
ステム装置2から読出し指令信号を受信すると共にホス
トシステム装置2からのアドレスデータを受信する。次
に、ステップS42で、アドレステーブル7の検索を行
い、ステップS43で、ホストシステム装置2から受信
したアドレスデータに対してECCメモリ部6のアドレ
スが割り当てられているか否かを調べ、割り当てられて
いれば(YES)、ステップS44に進む。
【0058】ステップS44において、ホストシステム
装置2からのアドレスデータで指定されたバイト単位の
データが、ブロック単位のデータの先頭のデータである
か否かを調べ、先頭のデータである場合(YES)、ス
テップS45に進み、ステップS45で、ホストシステ
ム装置2からの読み出し要求に対する読み出し動作を一
時的に停止させるウエイト処理を行う。次に、ステップ
S46で、ホストシステム装置2からのアドレスデータ
で指定されたバイト単位のデータが先頭のデータをな
す、ブロック単位のデータを主メモリ部4から読み出
し、内蔵するバッファに格納した後、ステップS47に
進む。
【0059】ステップS47で、上記バッファに格納さ
れたブロック単位のデータに対して、アドレステーブル
7で割り当てたECCメモリ部6のアドレスに格納され
た誤り訂正符号を読み出す。次に、ステップS48で、
ECC制御部21に対して、ECCメモリ部6から読み
出した誤り訂正符号を用いて主メモリ部4から読み出し
て上記バッファに格納したブロック単位のデータにおけ
るデータエラーを検出させると共に、データエラーがあ
る場合、該データの誤り訂正を行わせ、誤り訂正を行っ
たブロック単位のデータを、主メモリ部4における読み
出しを行う前と同じアドレスに格納する。なお、ECC
制御部21は、データエラーを検出しなかった場合は、
データの誤り訂正を行わず、制御部22は、バッファに
格納されたブロック単位のデータを主メモリ部4におけ
る読み出す前と同じアドレスに格納する。
【0060】次に、ステップS49で、上記ウエイト処
理を解除し、ステップS50で、ホストシステム装置2
からのアドレスデータに対する、誤り訂正が行われたバ
イト単位のデータを主メモリ部4から読み出し、インタ
フェース部3を介してデータバスからホストシステム装
置2に出力した後、ステップS41に戻る。また、ステ
ップS44で、ホストシステム装置2からのアドレスデ
ータで指定されたバイト単位のデータが、ブロック単位
のデータの先頭のデータでない場合(NO)、ステップ
S50に進む。
【0061】また、上記ステップS43において、アド
レステーブル7にECCメモリ部6のアドレスが割り当
てられていなかった場合(NO)、ステップS51で、
ホストシステム装置2からのアドレスデータで指定され
たデータを主メモリ部4から読み出し、ステップS52
で、主メモリ部4から読み出したデータを、インタフェ
ース部3を介してデータバスからホストシステム装置2
に出力した後、ステップS41に戻る。このようにし
て、主メモリ部4からの画像データの読み出しが行われ
る。
【0062】上記のように、本発明の実施の形態2にお
けるメモリカードは、データフォーマットが確定してい
る画像データにおいて、データエラーが許されない管理
データに対してのみ誤り訂正符号をブロック単位で生成
するようにした。また、生成した誤り訂正符号に対応し
た管理データが格納される主メモリ部4のアドレスと、
生成した誤り訂正符号を格納したECCメモリ部6のア
ドレスとの対応情報を、アドレステーブルに格納した。
【0063】これらのことから、誤り訂正符号を用いる
ことでデータの信頼性を向上させることができると共
に、データの重要な部分だけに誤り訂正符号を付加する
ようにしたことから、誤り訂正符号の冗長データを格納
するメモリの容量を小さくすることができる。また、誤
り訂正符号を付加するデータに対して、ブロック単位ご
とに誤り訂正符号を生成すると共に、誤り訂正符号にハ
ミング符号を使用したことから、誤り訂正符号の冗長デ
ータを格納するメモリの容量を更に一層小さくすること
ができる。
【0064】更に、主メモリ部4におけるデータフォー
マットは、従来の確定されたものと同じであることか
ら、データの誤り訂正処理は行うことができないが、上
記誤り訂正符号に対応していない従来のホストシステム
装置で使用することができる、汎用性の高いメモリカー
ドを得ることができる。また、ホストシステム装置2
は、誤り訂正符号の生成、及び誤り訂正符号を使用した
データの誤り訂正処理を行う必要がなく、ホストシステ
ム装置の動作プログラムを簡単にすることができる。
【0065】実施の形態3.上記実施の形態1及び実施
の形態2では、画像データの重要語を主メモリ部4に書
き込み又は読み出す際、ホストシステム装置2から誤り
訂正符号を要求する要求信号、及び符号化終了信号を必
要としたが、このような要求信号及び符号化終了信号を
必要とせず、従来通りの方法で主メモリ部4に画像デー
タを格納し、該格納した画像データから、該画像データ
の重要語を識別すると共に識別した重要語に対して誤り
訂正符号を生成するようにしてもよく、このようにした
ものを本発明の実施の形態3とする。なお、本実施の形
態3においては、上記実施の形態2の場合を例にして説
明する。
【0066】図8は、本発明の実施の形態3におけるメ
モリカードの例を示した概略のブロック図である。な
お、図8において、図1及び図5と同じものは同じ符号
で示しており、ここではその説明を省略すると共に、図
5との相違点のみ説明する。
【0067】図8における図5との相違点は、図5の制
御部22を制御部31とし、これに伴って、図5のメモ
リカード20をメモリカード30としたことにある。図
8において、メモリカード30は、インタフェース部3
と、主メモリ部4と、ECC制御部21と、該ECC制
御部21で生成された誤り訂正符号を格納するECCメ
モリ部6と、ECC制御部21で生成された誤り訂正符
号を格納するECCメモリ部6のアドレスを割り当てる
ために使用するアドレステーブル7と、上記主メモリ部
4、ECC制御部21、ECCメモリ部6及びアドレス
テーブル7を制御する制御部31とからなる。
【0068】上記インタフェース部3は、内部アドレス
バス、内部データバス及び内部制御信号線で制御部31
に接続される。制御部31は、内部アドレスバス、内部
データバス及び内部制御信号線で主メモリ部4とECC
メモリ部6とにそれぞれ接続される。更に、制御部31
は、内部データバス及び制御信号線でECC制御部21
に接続され、内部アドレスバスでアドレステーブル7と
接続されている。
【0069】ホストシステム装置2からアドレスバス1
1を介して出力されたアドレスデータ、データバス12
を介して出力された画像データ、及び制御信号線13を
介して出力された制御信号は、インタフェース部3を介
して制御部31に入力される。このように、上記ホスト
システム装置2は、制御部31に対して、主メモリ部
4、ECC制御部21及びECCメモリ部6を制御する
信号、例えばアウトプットイネーブル信号、ライトイネ
ーブル信号及びチップイネーブル信号等の信号を、上記
制御信号線13を介して出力する。
【0070】ここで、上記メモリカード30に、ホスト
システム装置2からの画像データを書き込む動作例につ
いて説明する。上記制御部31は、ホストシステム装置
2からの書き込み要求、及びアドレスデータに従って、
ホストシステム装置2からデータバスへ出力されたデー
タをそのまま、従来通りの方法で主メモリ部4に書き込
む。ここで、画像データには、定められた箇所に識別コ
ードを有し、該識別コードによって画像データのフォー
マットの判別を行うことができる。フォーマットの判別
を行うことができれば、どの箇所にどのようなデータが
格納されているかが分かり、重要語を識別することがで
きる。
【0071】このことから、制御部31は、ホストシス
テム装置2からの書き込み要求、読み出し要求等のアク
セスがない待機状態の間に、主メモリ部4に書き込んだ
画像データの内容をチェックし、画像データにおける重
要語の識別を行うことができる。このようにして識別し
た重要語を、制御部31は、ブロック単位で読み出して
内蔵するバッファ(図示せず)に一時的に格納し、該格
納したブロック単位のデータに対する誤り訂正符号をE
CC制御部21に生成させる。更に、制御部31は、E
CC制御部21で生成させた誤り訂正符号をECCメモ
リ部6に書き込む。
【0072】このとき、制御部31は、上記重要語にお
けるブロック単位のデータが格納された主メモリ部4の
アドレスに対して、上記ブロック単位のデータに対応し
てECC制御部21で生成された誤り訂正符号を格納す
るECCメモリ部6のアドレスを上記アドレステーブル
7を用いて割り当てると共に、該割り当てたアドレスに
誤り訂正符号を格納してアドレステーブル7の更新を行
う。このようにして、制御部31は、画像データの重要
語におけるすべてのブロック単位のデータに対して誤り
訂正符号を生成させて、ECCメモリ部6に格納する。
【0073】次に、誤り訂正符号の生成と保存を行う動
作について説明する。図9は、図8で示したメモリカー
ド30による誤り訂正符号の生成と保存を行う動作例を
示したフローチャートである。なお、図9において、特
に明記しない限り、各フローで行われる処理は、制御部
31で行われるものである。図9において、まず最初に
ステップS61で、ホストシステム装置2からのアクセ
スがないときに、主メモリ部4に書き込んだ画像データ
において、まだ誤り訂正符号を形成していない画像デー
タに対する重要語を検索する内部処理を開始する。
【0074】次に、ステップS62で、画像データにお
けるヘッダ部分のデータ解析を行い、ステップS63
で、ヘッダ部分におけるIDコードの有無の確認を行
い、IDコードが有った場合(YES)、ステップS6
4に進み、IDコードがなかった場合(NO)、本フロ
ーは終了する。ステップS64で、画像データにおける
重要語部分の読み出して、内蔵するバッファに格納し、
ステップS65で、重要語のブロック単位のデータを読
み出したか否かを判断し、1ブロック分のデータを読み
出してバッファに格納した場合(YES)、ステップS
66に進む。また、ステップS65で、1ブロック分の
データを読み出していない場合(NO)、ステップS6
4に戻る。
【0075】次に、ステップS66で、ECC制御部2
1に対して、バッファに格納した重要語における1ブロ
ック分のデータに対する誤り訂正符号をECC制御部2
1に生成させ、ステップS67で、アドレステーブル7
を使用して、主メモリ部4から読み出した重要語におけ
るブロック単位のデータのアドレスに対してECCメモ
リ部6の未使用領域のアドレスを対応させた後、該アド
レステーブル7の更新を行う。次に、ステップS68
で、ECCメモリ部6に対して、ECC制御部21で生
成された誤り訂正符号をアドレステーブル7で対応させ
たアドレスに書き込む。
【0076】次に、ステップS69で、重要語における
すべてのブロックのデータに対して誤り訂正符号を生成
してECCメモリ部6に格納したか否かを調べ、すべて
のブロックのデータに対して誤り訂正符号の生成と格納
が終了した場合(YES)、本フローは終了する。ま
た、ステップS69で、すべてのブロックのデータに対
して誤り訂正符号の生成と格納が終了していない場合
(NO)、ステップS64に戻る。
【0077】なお、制御部31は、図9で示した処理を
行っているときに、ホストシステム装置2からアクセス
された場合、上記図9の処理を中断して、ホストシステ
ム装置2からのアクセスに応答し、再び待機状態になる
と図9で示した処理を続行させる。また、本実施の形態
3において、主メモリ部4に格納されたデータを読み出
す動作は、上記実施の形態2と同様であるのでその説明
を省略する。
【0078】更に、本実施の形態3においては、実施の
形態2の場合を例にして説明したが、実施の形態1の場
合のように、従来通りの方法で主メモリ部4に格納され
た画像データに対して、待機状態時に重要語におけるバ
イト単位のデータに対する誤り訂正符号を生成して、E
CCメモリ部6に格納するようにしてもよい。この場
合、上記図9におけるステップS65の処理を削除する
と共に、ステップS69の処理を、重要語における全バ
イト単位のデータに対して誤り訂正符号の生成と、該生
成した誤り訂正符号のECCメモリ部6への格納が終了
したか否かを調べるようにする以外は、上記図9と同様
であるのでその詳細な説明を省略する。
【0079】上記のように、本発明の実施の形態3にお
けるメモリカードは、上記実施の形態1及び実施の形態
2におけるメモリカードのように、画像データの重要語
を主メモリ部4に書き込み又は読み出す際、ホストシス
テム装置2から誤り訂正符号を要求する要求信号、及び
符号化終了信号を必要とせず、従来通りの方法で主メモ
リ部4に画像データを格納し、メモリカードが待機状態
時に該格納した画像データから、該画像データの重要語
を識別すると共に識別した重要語に対して誤り訂正符号
を生成すると共に、生成した誤り訂正符号に対応した重
要語が格納される主メモリ部4のアドレスと、生成した
誤り訂正符号を格納したECCメモリ部6のアドレスと
の対応情報を、アドレステーブル7に格納した。
【0080】これらのことから、上記実施の形態1又は
実施の形態2のメモリカードと同様の効果を得ることが
できると共に、あらかじめ、ホストシステム装置2から
メモりカードに誤り訂正符号を要求する要求信号、又は
符号化終了信号を入力する必要がなく、画像データを従
来の方法で主メモリ部4に書き込んでから誤り訂正符号
の生成及びECCメモリ部6へ格納するようにしたこと
から、誤り訂正符号によってデータの信頼性を向上させ
ることができると共に、画像データの主メモリ部4への
書き込み速度を速くすることができる。
【0081】ここで、上記実施の形態1から実施の形態
3においては、誤り訂正符号にハミング符号を使用した
が、実施の形態1から実施の形態3の変形例として、誤
り訂正符号は、画像データにおける上記重要語に対する
同一データのコピーとチェックサムで構成するようにし
てもよい。この場合、制御部は、画像データにおける重
要語のコピー及びチェックサムのデータをECCメモリ
部に格納すると共に、主メモリ部に格納された重要語に
おけるバイト単位又はブロック単位のデータの各アドレ
スと、ECCメモリ部に格納した、重要語のコピーにお
けるバイト単位又はブロック単位のデータ、及びチェッ
クサムのデータを格納した各アドレスとをアドレステー
ブルに対応させて格納する。
【0082】例えば、バイト単位のデータ<11101
100>に対して、ECCメモリ部に格納されたコピー
データが<11111100>であった場合、どちらが
正しいかを判別するために、ECCメモリ部に格納され
たチェックサムのデータを使用する。該チェックサムが
<1>の場合、コピーデータが誤っていることが分か
り、チェックサムが<0>の場合、コピーデータが正し
いことが分かる。なお、主メモリ部4に格納されたデー
タと該データのコピーデータとが一致すると、チェック
サムによるチェックは行わない。
【0083】このように、上記の方法では、1ビットの
誤りのみを検出することができる。しかし、半導体にお
ける信頼性においては、数メガビットのデータに対して
1ビットのデータエラーが発生する可能性がきわめて小
さいことから、データの信頼性を向上させることができ
ると共に、ハミング符号を使用した場合よりもメモリカ
ードの構成を簡単にすることができると共に、データの
誤り訂正を行う処理速度を速くすることができる。
【0084】なお、上記実施の形態1から実施の形態3
において、誤り訂正符号の生成、誤り訂正符号を使用し
たデータのエラー検出及びエラー訂正の処理をメモリカ
ード側で行ったが、これをホストシステム装置側で行う
ようにしてもよく、このようにした場合、ホストシステ
ム装置2は、上記各メモリカードにおける制御部及びE
CC制御部の動作を、ホストシステム装置2で行うよう
にすればよく、このことにより、制御部及びECC制御
部をなくすことができる。なお、この場合のホストシス
テム装置2の動作は、上記各制御部及びECC制御部の
動作と同様であるのでその説明を省略する。このよう
に、上記各メモリカードにおける制御部及びECC制御
部をなくすことができると共に、制御部及びECC制御
部の動作をホストシステム装置で行うようにすることか
ら、メモリカードの構成を簡単にすることができ、コス
トの低減を図ることができる。
【0085】
【発明の効果】第1の発明に係るメモリカードは、デー
タ書き込み時に、上記第1メモリ部に格納する特定のデ
ータに対してECC制御部で誤り訂正符号を生成させ、
生成させた誤り訂正符号を上記第2メモリ部に格納する
と共に、特定のデータを格納した第1メモリ部のアドレ
スと、該アドレスに格納した特定のデータに対する誤り
訂正符号を格納した第2メモリ部のアドレスとの対応付
けを上記アドレス変換部に対して行う。このことから、
特定のデータだけに誤り訂正符号を付加するようにした
ため、誤り訂正符号の冗長データを格納するメモリの容
量を小さくすることができる。また、第1メモリ部に格
納されたデータは、従来のデータフォーマットで格納さ
れているため、誤り訂正符号に対応していない従来のホ
ストシステム装置で使用することができ、汎用性の高い
メモリカードを得ることができる。更に、ホストシステ
ム装置は、誤り訂正符号の生成を行う必要がなく、ホス
トシステム装置の動作プログラムを簡単にすることがで
きる。
【0086】第2の発明に係るメモリカードは、第1の
発明において、データ読み出し時に、ホストシステム装
置から指定されたアドレスに対して第2メモリ部のアド
レスが対応付けされているか否かの検索を上記アドレス
変換部に対して行い、対応付けされている場合、上記E
CC制御部に対して、対応付けされた第2メモリ部のア
ドレスに格納された誤り訂正符号を用いて、第1メモリ
部から読み出したデータの誤り検出を行わせ、データの
誤りが検出されると誤りの訂正を行う誤り訂正処理を行
わせる。このことから、誤り訂正符号を用いることでデ
ータの信頼性を向上させることができると共に、特定の
データだけに誤り訂正符号を付加するようにしたため、
誤り訂正符号の冗長データを格納するメモリの容量を小
さくすることができる。また、第1メモリ部に格納され
たデータは、従来のデータフォーマットで格納されてい
るため、誤り訂正符号に対応していない従来のホストシ
ステム装置で使用することができ、汎用性の高いメモリ
カードを得ることができる。更に、ホストシステム装置
は、誤り訂正符号の生成、及び誤り訂正符号を使用した
データの誤り訂正処理を行う必要がなく、ホストシステ
ム装置の動作プログラムを一層簡単にすることができ
る。
【0087】第3の発明に係るメモリカードは、第1又
は第2の発明において、上記特定のデータとは、ホスト
システム装置が制御部に指定したデータであることか
ら、誤り訂正符号を用いることでデータの信頼性を向上
させることができると共に、ホストシステム装置が指定
した特定のデータだけに誤り訂正符号を付加するように
したため、誤り訂正符号の冗長データを格納するメモリ
の容量を小さくすることができる。更に、第1メモリ部
に格納されたデータは、従来のデータフォーマットで格
納されているため、誤り訂正符号に対応していない従来
のホストシステム装置で使用することができ、汎用性の
高いメモリカードを得ることができる。
【0088】第4の発明に係るメモリカードは、第1又
は第2の発明において、あらかじめ、ホストシステム装
置から特定のデータを指定する必要がなく、従来の方法
で第1メモリ部にデータを書き込んでから、第1メモリ
部内の特定のデータを検索し、検出した特定のデータに
対する誤り訂正符号の生成及び該誤り訂正符号の第2メ
モリ部への格納を行うようにした。このため、誤り訂正
符号を用いることでデータの信頼性を向上させることが
できると共に、誤り訂正符号の冗長データを格納するメ
モリの容量を小さくすることができる。また、第1メモ
リ部に格納されたデータは、従来のデータフォーマット
で格納されているため、誤り訂正符号に対応していない
従来のホストシステム装置で使用することができ、汎用
性の高いメモリカードを得ることができる。更に、ホス
トシステム装置からのデータの第1メモリ部への書き込
み速度を速くすることができる。
【0089】第5の発明に係るメモリカードは、第4の
発明において、第1メモリ部のデータ検索、ECC制御
部に対して行わせる誤り訂正符号の生成、及び第2メモ
リ部への誤り訂正符号の格納を、ホストシステム装置か
らのアクセスがない待機状態時に行うようにした。この
ため、誤り訂正符号を用いることでデータの信頼性を向
上させることができると共に、誤り訂正符号の冗長デー
タを格納するメモリの容量を小さくすることができる。
また、第1メモリ部に格納されたデータは、従来のデー
タフォーマットで格納されているため、誤り訂正符号に
対応していない従来のホストシステム装置で使用するこ
とができ、汎用性の高いメモリカードを得ることができ
る。更に、ホストシステム装置からのデータの第1メモ
リ部への書き込み速度を速くすることができる。
【0090】第6の発明に係るメモリカードは、第1か
ら第5の発明において、具体的には、上記アドレス変換
部は、上記第1メモリ部のアドレスに対して、第2メモ
リ部のアドレスを対応付けするテーブルデータであり、
上記制御部は、第2メモリ部に誤り訂正符号を格納する
ごとに、特定のデータを格納した第1メモリ部のアドレ
スと、該アドレスに格納した特定のデータに対する誤り
訂正符号を格納した第2メモリ部のアドレスとの対応付
けを行ったデータを追加したテーブルデータに更新す
る。このため、上記第1から第5の発明のいずれかと同
様の効果を得ることができる。
【0091】第7の発明に係るメモリカードは、第1か
ら第6の発明において、上記特定のデータに対してバイ
ト単位のデータごとに誤り訂正符号を生成するようにし
たため、上記第1から第6の発明のいずれかと同様の効
果を得ると共に、誤り訂正処理が簡単になると共に、誤
り訂正処理の処理時間を短縮することができ、メモリカ
ードのレスポンスを向上させることができる。
【0092】第8の発明に係るメモリカードは、第1か
ら第6の発明において、上記特定のデータに対してブロ
ック単位のデータごとに誤り訂正符号を生成するように
したため、上記第1から第6の発明のいずれかと同様の
効果を得ると共に、誤り訂正符号の冗長データを格納す
るためのメモリ容量を、更に小さくすることができる。
【0093】第9の発明に係るメモリカードは、第1か
ら第8の発明において、具体的には、上記誤り訂正符号
は、ハミング符号であることから、上記第1から第8の
発明のいずれかと同様の効果を得ると共に、更に、誤り
訂正符号の冗長データを格納するメモリの容量を一層小
さくすることができる。
【0094】第10の発明に係るメモリカードは、第1
から第8の発明において、具体的には、上記誤り訂正符
号は、特定のデータにおけるコピーデータとチェックサ
ムとからなるため、上記第1から第8の発明のいずれか
と同様の効果を得ると共に、更に、メモリカードの構成
を簡単にすることができると共に、データの誤り訂正を
行う処理速度を速くすることができる。
【0095】第11の発明に係るメモリカードは、第1
から第10の発明において、具体的には、第1メモリ部
に格納されるデータは画像データであり、上記特定のデ
ータとは、画像データにおける管理データであることか
ら、データフォーマットが標準化された画像データにお
けるデータの誤りが許されない小容量の管理データに対
して誤り訂正符号を生成するようにしたため、画像デー
タを格納するメモリカードにおいて、上記第1から第1
0の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるメモリカード
の例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1で示した主メモリ部4とECCメモリ部
6におけるメモリマップの例を示した図である。
【図3】 図1で示した制御部8による画像データ書き
込み時の動作例を示したフローチャートである。
【図4】 図1で示した制御部8による画像データ読み
出し時の動作例を示したフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるメモリカード
の例を示した概略のブロック図である。
【図6】 図5で示した制御部22による画像データ書
き込み時の動作例を示したフローチャートである。
【図7】 図5で示した制御部22による画像データ読
み出し時の動作例を示したフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態3におけるメモリカード
の例を示した概略のブロック図である。
【図9】 図8で示した制御部31による誤り訂正符号
の生成と保存を行う動作例を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,20,30 メモリカード、 2 ホストシステム
装置、 3 インタフェース部、 4 主メモリ部、
5,21 ECC制御部、 6 ECCメモリ部、 7
アドレステーブル、 8,22,31 制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理機器からなるホストシステム装
    置と接続するためのインタフェース部を有し、該インタ
    フェース部を介して入力されるホストシステム装置から
    のデータを格納するメモリカードにおいて、 上記ホストシステム装置からのデータを格納するための
    第1メモリ部と、 誤り訂正符号を生成すると共に、データの誤り検出及び
    データの誤り訂正を行うECC制御部と、 該ECC制御部で生成された誤り訂正符号を格納するた
    めの第2メモリ部と、上記第1メモリ部のアドレスに対
    して、該第2メモリ部のアドレスを対応付けするアドレ
    ス変換部と、 上記第1メモリ部、ECC制御部、第2メモリ部及びア
    ドレス変換部を制御する制御部とを備え、 上記制御部は、データ書き込み時に、ホストシステム装
    置からの特定のデータに対してECC制御部で誤り訂正
    符号を生成させると共に、生成させた誤り訂正符号を第
    2メモリ部に格納し、特定のデータ及び特定のデータに
    対応する誤り訂正符号を格納した第1及び第2メモリ部
    の各アドレスの対応付けを上記アドレス変換部に対して
    行うことを特徴とするメモリカード。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、データ読み出し時に、ホ
    ストシステム装置から指定されたアドレスに対して第2
    メモリ部のアドレスが対応付けされているか否かの検索
    を上記アドレス変換部に対して行い、対応付けされてい
    る場合、上記ECC制御部に対して、対応付けされた第
    2メモリ部のアドレスに格納された誤り訂正符号を用い
    て、第1メモリ部から読み出したデータの誤り検出を行
    わせ、データの誤りが検出されると誤りの訂正を行う誤
    り訂正処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載
    のメモリカード。
  3. 【請求項3】 上記特定のデータとは、ホストシステム
    装置が制御部に指定したデータであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載のメモリカー
    ド。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、第1メモリ部に格納され
    たすべてのデータを検索し、あらかじめ指定された特定
    のデータを検出すると、該検出した特定のデータに対し
    て、ECC制御部に対して上記誤り訂正符号を生成さ
    せ、該生成した誤り訂正符号を第2メモリ部に格納する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記
    載のメモリカード。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、第1メモリ部のデータ検
    索、ECC制御部に対して行わせる誤り訂正符号の生
    成、及び第2メモリ部への誤り訂正符号の格納を、ホス
    トシステム装置からのアクセスがない待機状態時に行う
    ことを特徴とする請求項4に記載のメモリカード。
  6. 【請求項6】 上記アドレス変換部は、上記第1メモリ
    部のアドレスに対して、第2メモリ部のアドレスを対応
    付けするテーブルデータであり、上記制御部は、第2メ
    モリ部に誤り訂正符号を格納するごとに、特定のデータ
    を格納した第1メモリ部のアドレスと、該アドレスに格
    納した特定のデータに対する誤り訂正符号を格納した第
    2メモリ部のアドレスとの対応付けを行ったデータを追
    加したテーブルデータに更新することを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれかに記載のメモリカード。
  7. 【請求項7】 上記制御部は、ECC制御部に、上記特
    定のデータに対してバイト単位のデータごとに誤り訂正
    符号を生成させることを特徴とする請求項1から請求項
    6のいずれかに記載のメモリカード。
  8. 【請求項8】 上記制御部は、ECC制御部に、上記特
    定のデータに対してブロック単位のデータごとに誤り訂
    正符号を生成させることを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれかに記載のメモリカード。
  9. 【請求項9】 上記誤り訂正符号は、ハミング符号であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに
    記載のメモリカード。
  10. 【請求項10】 上記誤り訂正符号は、上記特定のデー
    タにおけるコピーデータとチェックサムとからなること
    を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の
    メモリカード。
  11. 【請求項11】 上記第1メモリ部に格納するデータは
    画像データであり、上記特定のデータとは、画像データ
    における管理データであることを特徴とする請求項1か
    ら請求項10のいずれかに記載のメモリカード。
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