JP2001173764A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

Info

Publication number
JP2001173764A
JP2001173764A JP36181099A JP36181099A JP2001173764A JP 2001173764 A JP2001173764 A JP 2001173764A JP 36181099 A JP36181099 A JP 36181099A JP 36181099 A JP36181099 A JP 36181099A JP 2001173764 A JP2001173764 A JP 2001173764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil passage
port
pressure
opening
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36181099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4385461B2 (ja
Inventor
Akitomo Suzuki
明智 鈴木
Takayuki Kuno
孝之 久野
Masaaki Nishida
正明 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP36181099A priority Critical patent/JP4385461B2/ja
Priority to DE10063247A priority patent/DE10063247B4/de
Priority to US09/740,060 priority patent/US6474456B2/en
Publication of JP2001173764A publication Critical patent/JP2001173764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4385461B2 publication Critical patent/JP4385461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0003Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
    • F16H61/0009Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/5109Convertible

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブボディと、信号圧の印加に対する調圧
弁の作動を変更することなく、ロックアップのための油
圧の給排関係が油路接続上逆になるロックアップクラッ
チ仕様変更への対応を可能とする。 【解決手段】 自動変速機の油圧制御装置のバルブボデ
ィは、少なくとも2つの部材を積層してなり、流体伝動
装置1のロックアップクラッチ11への供給油圧を調圧
する調圧弁2と、調圧弁に信号圧を印加する制御手段3
と、調圧のための基圧を供給する源圧油路LS と、ドレ
ーンポートに連通するドレーン油路LE とを有する。調
圧弁は、ロックアップ油室に油路L4 で連通するポート
の両側に油路L3 に通じるポートと油路L5 に通じるポ
ートを有する。バルブボディの一方の部材に設けた油路
3 ,L5 の開口部を、バルブボディの他方の部材に設
けた源圧油路とドレーン油路の開口部双方にそれぞれ重
ねて配置し、バルブボディの両部材の間に介挿するセパ
レータプレートの連通孔と閉鎖部により、油路L3 と油
路L5 の源圧油路とドレーン油路への連通関係を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックアップクラ
ッチ付流体伝動装置を備える自動変速機の油圧制御装置
に関し、特に、油圧制御装置を流体伝動装置の形式変更
に対して汎用化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機に付設される流体伝動装置と
してのトルクコンバータや流体接手には、流体のスリッ
プによる伝動ロスを低減するために、ロックアップクラ
ッチが設けられるのが通例である。ロックアップクラッ
チには、伝達トルクが比較的小さいが、軽量、コンパク
トの利点を持つ単板式のもの(例えば、特開平7−71
591号公報参照)と、単板式に比べて大形ではある
が、伝達トルクが大きく、制御性に優れた多板式のもの
(例えば、特許第2641419号公報参照)がある。
単板式のものは、クラッチピストンと一体のクラッチプ
レートが、流体伝動室としてのコンバータ室側の油圧
と、伝動装置ケースとクラッチプレートとの間の油圧と
の相対的大小、すなわちクラッチプレートにかかる差圧
で作動するものとされ、コンバータ室側に油圧を供給す
ることで伝動装置ケースに押圧係合されてロックアップ
状態(以下、ロックアップオンという)となり、逆に、
伝動装置ケースとクラッチプレートとの間から油圧を供
給することでロックアップ解放(以下、ロックアップオ
フという)状態となる構成を採ることから、ロックアッ
プ油室は、コンバータ室に対して開放されている。一
方、多板式のものは、クラッチピストンと係合要素が別
体とされ、伝動装置ケースをクラッチシリンダとする構
成が採られることから、ロックアップ油室は、コンバー
タ油室とは独立した構成となり、上記単板式の場合とは
逆に、伝動装置ケースとクラッチピストンとの間がロッ
クアップ油室となり、そこにコンバータ室側より高い油
圧を供給することでロックアップ状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
を車種やエンジントルク特性等の細かな仕様の違いに適
合させる場合、逐一全体的な構成を変更するのでは、製
造コストが嵩み、合理性に欠ける。一般に、自動変速機
は、変速機構の制御と、ロックアップ制御を含む流体伝
動装置の制御を、共通の油圧制御装置により行うものと
され、油圧制御装置は、バルブボディに組込んだ多数の
バルブやオリフィス等を複雑に入り組んだ油路で接続し
た油圧回路で構成される。したがって、変速機構側は一
部部品の付け替え等で各種の仕様に応じる対応ができて
も、ロックアップクラッチ形式の異なる流体伝動装置を
用いようとする場合は、前記のように油圧の供給とそれ
に対するロックアップ作動が逆転するため、それに合わ
せて油圧回路を変更するのに、バルブの付け替え等の単
純な部品変更では仕様変更に対応できず、バルブボディ
全体の変更を余儀なくされる。こうしたバルブボディの
変更は、それを製造するための金型設計費用などの増加
を招き、コストアップの要因となる。
【0004】更に詳しくは、ロックアップ制御のために
油圧回路中に介装される調圧弁は、該弁への信号圧の印
加により作動するものであるが、信号圧印加のフェール
状態を想定した場合、信号圧が出力不能となったときに
ロックアップオフとなることが、車両の走行を確保する
意味から重要である。この点で、調圧弁は、ロックアッ
プクラッチ形式の如何を問わず、信号圧が印加されるこ
とで調圧を開始する作動をすることが望ましい。こうし
た調圧弁の作動と、ロックアップ油室に対する油路接続
の関係から、調圧弁の付け替えによる仕様変更への対応
は不可能である。
【0005】本発明は、こうした事情に鑑みなされたも
のであり、実質的なバルブボディの変更を要せずに、し
かも信号圧の印加に対する調圧弁の作動を変更すること
なく、ロックアップのための油圧の給排関係が油路接続
上逆になるロックアップクラッチ仕様変更への対応を可
能とする自動変速機の油圧制御装置を提供することを主
たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ロックアップクラッチのロックアップ油
室が流体伝動室に対して独立した流体伝動装置を備える
自動変速機の油圧制御装置において、油圧制御装置のバ
ルブボディは、少なくとも2つの部材を積層してなり、
ロックアップクラッチへの供給油圧を調圧する調圧弁
と、該調圧弁に信号圧を印加する制御手段と、前記調圧
のための基圧を供給する源圧油路と、ドレーンポートに
連通するドレーン油路とを有し、調圧弁は、制御手段か
らの信号圧が印加される第2のポートと、ロックアップ
油室に連通させる第4のポートと、第4のポートの一方
側の第3のポートと、第4のポートの他方側の第5のポ
ートを有し、第3のポートに連通させてバルブボディの
一方の部材に設けた油路の開口部は、バルブボディの他
方の部材に設けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開
口部の両方に重なるように配置され、第5のポートに連
通させてバルブボディの一方の部材に設けた油路の開口
部は、バルブボディの他方の部材に設けた源圧油路の開
口部とドレーン油路の開口部の両方に重なるように配置
され、バルブボディの一方の部材と他方の部材との間
に、第3のポートに連通させた油路の開口部と源圧油路
の開口部、及び、第5のポートに連通させた油路の開口
部とドレーン油路の開口部を、それぞれ連通させる連通
孔を設けたセパレータプレートが介挿されたことを特徴
とする。
【0007】次に本発明は、ロックアップクラッチのロ
ックアップ油室が流体伝動室に開放された流体伝動装置
を備える自動変速機の油圧制御装置において、油圧制御
装置のバルブボディは、少なくとも2つの部材を積層し
てなり、ロックアップクラッチへ供給する油圧を調圧す
る調圧弁と、該調圧弁に信号圧を印加する制御手段と、
前記調圧のための基圧を供給する源圧油路と、ドレーン
ポートに連通するドレーン油路とを有し、調圧弁は、制
御手段の信号圧が印加される第2のポートと、ロックア
ップ油室に連通させる第4のポートと、第4のポートの
一方側の第3のポートと、第4のポートの他方側の第5
のポートを有し、第3のポートに連通させてバルブボデ
ィの一方の部材に設けた油路の開口部は、バルブボデイ
の他方の部材に設けた源圧油路の開口部とドレーン油路
の開口部の両方に重なるように配置され、第5のポート
に連通させてバルブボディの一方の部材に設けた油路の
開口部は、バルブボデイの他方の部材に設けた源圧油路
の開口部とドレーン油路の開口部の両方に重なるように
配置され、バルブボディの一方の部材と他方の部材との
間に、第3のポートに連通させた油路の開口部とドレー
ン油路の開口部、及び、第5のポートに連通させた油路
の開口部と源圧油路の開口部を、それぞれ連通させる連
通孔を設けたセパレータプレートが介挿されたことを特
徴とする。
【0008】前記ロックアップクラッチのロックアップ
油室が流体伝動室に対して独立した流体伝動装置を備え
る場合において、前記調圧弁は、更に第1のポートと第
6のポートを有し、第1のポートは、第6のポートに対
して反対側かつ制御手段から信号圧が印加されたときに
調圧弁が動く側に配置され、流体伝動室に連通させた伝
動室油路とロックアップ油室に連通させたロックアップ
油路の開口部はバルブボディの他方の部材に設けられ、
第1のポートに連通させた油路の開口部と第6のポート
に連通させた油路の開口部は、それぞれ伝動油路の開口
部とロックアップ油路の開口部の両方に重なるように配
置され、セパレータプレートは、第1のポートに連通さ
せた油路とロックアップ油路、及び、第6のポートに連
通させた油路と伝動油路をそれぞれ連通させる連通孔を
有する構成とするのが有効である。
【0009】また、前記ロックアップクラッチのロック
アップ油室が流体伝動室に開放された流体伝動装置を備
える場合において、前記調圧弁は、更に第1のポートと
第6のポートを有し、第1のポートは、第6のポートに
対して反対側かつ制御手段から信号圧が印加されたとき
に調圧弁が動く側に配置され、流体伝動室に連通させた
伝動油路とロックアップ油室に連通させたロックアップ
油路はバルブボディの他方の部材の開口部に設けられ、
第1のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
設けた油路の開口部は、バルブボディの他方の部材に設
けた伝動油路の開口部とロックアップ油路の開口部の両
方に重なるように配置され、第6のポートに連通させて
バルブボディの一方の部材に設けた油路の開口部は、バ
ルブボディの他方の部材に設けた伝動油路の開口部とロ
ックアップ油路の開口部の両方に重なるように配置さ
れ、セパレータプレートは、第1のポートに連通させた
油路と伝動油路、及び、第6のポートに連通させた油路
とロックアップ油路をそれぞれ連通させる連通孔を有す
る構成とするのが有効である。
【0010】更に、上記いずれかの場合において、制御
手段の信号圧が印加されるポートと、流体伝動室に連通
させたポートを有するリレーバルブを有し、該リレーバ
ルブは、制御手段からの信号圧に応じて流体伝動室内の
油圧を制御する構成とするのが有効である。
【0011】上記の構成において、前記リレーバルブ
は、前記調圧弁と別体にされた構成とするのが有効であ
る。
【0012】また、前記リレーバルブは、前記調圧弁と
一体にされた構成とするのも有効である。
【0013】
【発明の作用及び効果】上記請求項1記載の構成では、
バルブボディの一方の部材に設けて調圧弁の第3のポー
トに連通させた油路の開口部と第5のポートに連通させ
た油路の開口部は、それぞれバルブボディの他方の部材
に設けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両
方に重なるように配置されているので、ロックアップ油
室が流体伝動室に対して独立した流体伝動装置から、ロ
ックアップ油室を流体伝動室側に開放させた流体伝動装
置に変更する場合に、バルブボディの一方の部材と他方
の部材との間に介挿するセパレータプレートの変更のみ
で、調圧弁の作動による油圧の給排関係を逆転させ、そ
れにより流体伝動装置のロックアップクラッチの形式変
更に対応することができる。したがって、この構成によ
れば、単に連通孔位置を変更するだけで足りるセパレー
タプレートの交換のみで、油路配置の変更に金型設計か
らの変更を要するバルブボディの交換の必要性を排除す
ることができる。
【0014】次に、請求項2記載の構成では、バルブボ
ディの一方の部材に設けて調圧弁の第3のポートに連通
させた油路の開口部と第5のポートに連通させた油路の
開口部は、それぞれバルブボディの他方の部材に設けた
源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両方に重な
るように配置されているので、ロックアップ油室が流体
伝動室に対して開放された流体伝動装置から、ロックア
ップ油室が独立した流体伝動装置に変更する場合に、セ
パレータプレートの変更のみで、調圧弁の作動による油
圧の給排関係を逆転させ、それにより流体伝動装置のロ
ックアップクラッチの形式変更に対応することができ
る。したがって、この構成によれば、単に連通孔位置を
変更するだけで足りるセパレータプレートの交換のみ
で、油路配置の変更に金型設計からの変更を要するバル
ブボディの交換の必要性を排除することができる。
【0015】更に、請求項3記載の構成では、第1のポ
ートに連通させた油路の開口部と第6のポートに連通さ
せた油路の開口部は、それぞれ伝動油路の開口部とロッ
クアップ油路の開口部の両方に重なるように配置されて
いるので、ロックアップ油室を独立させた流体伝動装置
から、ロックアップ油室を独立させない流体伝動装置に
変更する場合でも、セパレータプレートの変更のみで、
調圧弁の作動に対するロックアップクラッチの作動に整
合させた流体伝動装置の差圧制御が可能となる。
【0016】そして、請求項4記載の構成では、第1の
ポートに連通させた油路の開口部と第6のポートに連通
させた油路の開口部は、それぞれ伝動油路の開口部とロ
ックアップ油路の開口部の両方に重なるように配置され
ているので、ロックアップ油室を独立させない流体伝動
装置から、ロックアップ油室を独立させた流体伝動装置
に変更する場合でも、セパレータプレートの変更のみ
で、調圧弁の作動に対するロックアップクラッチの作動
に整合させた流体伝動装置の差圧制御が可能となる。
【0017】更に、請求項5記載の構成では、リレーバ
ルブにより流体伝動室の油圧を制御できるので、ロック
アップクラッチの係合力を増大できる。
【0018】次に、請求項6記載の構成では、リレーバ
ルブを調圧弁と別体にすることで、調圧弁の動きと関係
なく流体伝動室の油圧を制御できるので、ロックアップ
クラッチの制御性を向上させることができる。
【0019】更に、請求項7記載の構成では、リレーバ
ルブを調圧弁と一体にすることで、バルブボディをコン
パクト化することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。図1〜図9は本発明の思想を適用
した油圧制御装置を備える自動変速機の第1実施形態を
示す。この形態の概略構成から説明すると、図1に油圧
回路構成を示すように、流体伝動装置1は、ロックアッ
プクラッチ11のロックアップ油室RL が流体伝動室と
してのコンバータ室RC に対して独立したトルクコンバ
ータとされている。油圧制御装置のバルブボディは、図
2に模式化して断面を示すように、2つの部材B1 ,B
2 を積層してなり、ロックアップクラッチ11への供給
油圧を調圧する調圧弁としてのロックアップコントロー
ルバルブ2と、ロックアップコントロールバルブ2に信
号圧を印加する制御手段としてのロックアップ用リニア
ソレノイドバルブ3と、ロックアップコントロールバル
ブ2による調圧のための基圧としてのセカンダリ圧(オ
イルポンプ9の吐出圧を、車両負荷に応じたスロットル
リニアソレノイドバルブ7の信号圧の印加によりプライ
マリレギュレータバルブ5でライン圧に調圧することで
排出される余剰圧を、更にセカンダリレギュレータバル
ブ6で流体伝動に適するように調圧した油圧)を供給す
る源圧油路(以下、実施形態の説明において、セカンダ
リ圧油路という)LS と、ドレーンポートに連通するド
レーン油路LE とを有する。
【0021】図5に拡大して詳細を示すように、ロック
アップコントロールバルブ2は、リニアソレノイドバル
ブ3からの信号圧が印加される第2のポートP2 と、ロ
ックアップ油室RL に連通させる第4のポートP4 と、
第4のポートP4 の一方側の第3のポートP3 と、第4
のポートP4 の他方側の第5のポートP5 を有する。ロ
ックアップコントロールバルブ2には、第2〜第5のポ
ートの外側に更に第1のポートP1 と第6のポートP6
が設けられ、第1のポートP1 は、第6のポートP6
対して反対側かつリニアソレノイドバルブ3から信号圧
が印加されたときにロックアップコントロールバルブ2
が動く側に配置されている。
【0022】そして、第3のポートP3 に連通させてバ
ルブボディの一方の部材B1 に設けた油路L3 の開口部
は、図2(A)に模式化した側面形状、また(B)に模
式化した平面形状を示すように、バルブボディの他方の
部材B2 に設けたセカンダリ圧油路LS の開口部とドレ
ーン油路LE の開口部の両方に重なるように配置されて
いる。同様に、第5のポートP5 に連通させてバルブボ
ディの一方の部材B1に設けた油路L5 の開口部は、バ
ルブボディの他方の部材B2 に設けたセカンダリ圧油路
S の開口部とドレーン油路LE の開口部の両方に重な
るように配置されている。そして、バルブボディの一方
の部材B1 と他方の部材B2 との間に、トルクコンバー
タの形式に応じて上記各開口部の連通関係を変更する連
通孔BSOを設けたセパレータプレートBS が介挿されて
いる。この連通関係の変更の相互関係については、後に
詳記するが、図1に示す回路構成の場合、セパレータプ
レートBS には、第3のポートP3 に連通させた油路L
3 の開口部とセカンダリ圧油路LS の開口部、及び、第
5のポートP5 に連通させた油路L5 の開口部とドレー
ン油路LE の開口部を、それぞれ連通させる連通孔BSO
が、図5に示す11 の位置に設けられている。
【0023】コンバータ室RC に連通させた伝動油路L
C と、ロックアップ油室RL に連通させたロックアップ
油路LL は、バルブボディの他方の部材B2 に設けられ
ている。そして、この場合も、図2に示すと同様の形態
(図示を省略)で、第1のポートP1 に連通させてバル
ブボディの一方の部材B1 に設けた油路L1 の開口部
は、バルブボディの他方の部材B2 に設けた伝動油路L
C の開口部とロックアップ油路LL の開口部の両方に重
なるように配置されている。また、第6のポートP6
連通させてバルブボディの一方の部材B1 に設けた油路
6 の開口部は、バルブボディの他方の部材B2 に設け
た伝動油路LC の開口部とロックアップ油路LL の開口
部の両方に重なるように配置されている。そして、セパ
レータプレートBS は、第1のポートP1 に連通させた
油路L1 とロックアップ油路LL 、及び、第6のポート
6 に連通させた油路L6 伝動油路LC とをそれぞれ連
通させる連通孔を有する。
【0024】更に、各部について詳述する。図4に示す
ように、トルクコンバータ1は、図示しないエンジンの
クランク軸端のドライブプレートに連結され、ポンプイ
ンペラ12が固定されたコンバータケース10と、ポン
プインペラ12に対向させて変速機の入力軸19にスプ
ライン係合で回り止め支持されたタービンランナ13
と、それらの間に介在させて、ワンウェイクラッチとス
テータシャフト18を介して変速機ケースに一方向回り
止め支持されたステータ14と、タービンランナ13の
ハブに固定されたダンパプレート15とを備える構成と
され、コンバータケース10とダンパプレート15に内
外周をスプライン嵌合させて、摩擦材とセパレータプレ
ートからなる摩擦係合要素16が支持されている。摩擦
係合要素16を係合させるピストン17は、コンバータ
ケース10のセンタピースと一体化されて変速機の入力
軸19先端を支持する円筒形のボス部の外周と、コンバ
ータケース10の前側凹部周面に内外周を支持させた構
成とされ、ピストン17から外径方向に延びる押圧部で
摩擦係合要素16を押圧係合させる構成とされている。
こうしてコンバータケース10とピストン17との間
に、ポンプインペラ12、タービンランナ13、ステー
タ14及びダンパプレート15が配設されたコンバータ
油室RC とは独立したロックアップ油室RL が構成され
ている。
【0025】ロックアップ油室RL は、ボス部の油路を
経て入力軸19内油路19aに連通され、更にバルブボ
ディの他方の部材内の油路LL 及び油路L4 を経てロッ
クアップコントロールバルブ2の第4のポートP4 に連
通されている。また、コンバータ室RC は、2つの油路
でバルブボディに連通されている。その一方は、入力軸
19の外周とステータシャフト18の内周の間の隙間を
油路とし、それに続くバルブボディの他方の部材内の伝
動油路LC を油路としてロックアップリレーバルブ4に
連通されている。また、他方は、ステータシャフト18
の外周とコンバータケース10間の油路18bとそれに
続くバルブボディ内の油路LR を経てロックアップリレ
ーバルブ4の他のポートに連通されている。
【0026】次に、ロックアップコントロールバルブ2
は、図5に拡大して詳細を示すように、一対の同一径の
ランド21b,21cの一端に大径のランド21aを有
するスプール21と、大径のランド21a端側からスプ
リング22負荷でスプール21を押圧するプランジャ2
3を備えている。そして、大径のランド21aとそれに
隣接するランド21bとの間に形成される差動受圧部に
は、第2のポートP2が開口し、それに隣接する第3の
ポートP3 は、大径のランド21aに隣接するランド2
1bで開閉可能とされ、第4のポートP4 は常時両ラン
ド間に開口し、第5のポートP5 は他方のランド21c
で開閉可能とされている。また、第1のポートP1 は、
プランジャ23の背面側に開口し、第6のポートP
6 は、ランド21cの端面側に開口している。なお、ス
プール21とプランジャ23の当接部の弁孔空間は、油
圧のとじ込みを防ぐべく、常時ドレーン連通とされてい
る。
【0027】こうした構成からなるロックアップコント
ロールバルブ2は、第2のポートP 2 に信号圧が印加さ
れないときには、スプール21が図示右側の位置を取る
ことで、第4のポートP4 を第5のポートP5 に連通さ
せ、第3のポートP3 を閉じる動作をする。そして、第
2のポートP2 への信号圧の供給が開始されると、スプ
ール21がスプリング負荷に抗して図示右側位置から図
示左側位置に向かって作動を開始し、次第に第5のポー
トP5 を閉じながら第3のポートP3 を開放させていく
調圧動作に入る。したがって、先に示した回路構成のよ
うに、第3のポートP3 を油圧の供給側とし、第4のポ
ートP4 を排出側とする接続の場合には、第4のポート
4 に調圧油圧出力がなされるようになるが、逆に、後
記する回路構成のように、第4のポートP4 を油圧の供
給側とし、第3のポートP3 を排出側とする接続の場合
には、第4のポートP4 側の油圧が調圧されながら排出
されるようになる。そして、この調圧動作の際に、第1
のポートP1 には、接続の如何に関わらずロックアップ
油室RL への供給圧(ロックアップオン圧)が印加さ
れ、第6のポートP6 には、接続の違いによってコンバ
ータ室RC への供給圧又はロックアップオフ圧が印加さ
れる。
【0028】また、ロックアップリレーバルブ4は、同
一径の5つのランド41a〜41eを有するスプール4
1と、スプール41にスプリング42を介して対向する
プランジャ43とを備える構成とされ、ランド41a
は、第1のポートQ1 からのロックアップ信号圧の受圧
部とされ、ランド41bは、第2のポートQ2 と第3の
ポートQ3 及び第3のポートQ3 と第4のポートQ4
開閉弁とされ、ランド41cは、第4のポートQ4 と第
5のポートQ5 及び第5のポートQ5 と第6のポートQ
6 の開閉弁とされ、ランド41dは、第6のポートQ6
と第7のポートQ 7 及び第7のポートQ7 と第8のポー
トQ8 の開閉弁とされ、ランド41eは、第8のポート
8 と第9のポートQ9 の開閉弁兼信号圧の受圧部とさ
れている。そして、この油路連通の設定では、第2のポ
ートQ2 が潤滑圧の供給油路に連結され、第3のポート
3 がクーラへの油路に連結され、第4のポートQ4
コンバータ油室RC からの排出油路LR に連結され、第
5のポートQ5 がドレーン連結、第6のポートQ5 がコ
ンバータ室RC へチェックボールを介して繋がる供給油
路に連結され、第7のポートQ7 がセンカンダリ圧の源
圧油路LS に連結され、第8のポートQ8 がコンバータ
室RC への直接の供給油路に連結され、第9のポートQ
9 は、その油路の開口部をセパレータプレートで閉じて
閉鎖されている。
【0029】こうした構成からなるロックアップリレー
バルブ4は、ロックアップオフ時は、図示左側のスプー
ル位置を取り、第3、第4ポートQ3 ,Q4 の連通で、
コンバータ室RC からの排出油をクーラに流す状態とな
り、第7、第8ポートQ7 ,Q8 の連通で、セカンダリ
圧油路LS の油圧をコンバータ室RC に供給する状態と
なる。そして、第1のポートQ1 にロックアップオン信
号圧が印加されると、スプール41は図示右側の位置に
切り換わり、第4、第5ポートQ4 ,Q5 の連通で、コ
ンバータ室RC からの排出油を直接ドレーンする状態と
なり、第6、第7ポートQ6 ,Q7 の連通で、セカンダ
リ圧油路LS の油圧をチェックボールを介する油路でコ
ンバータ室RC に供給する状態となる。
【0030】このロックアップ油室独立形式の回路設定
では、ロックアップコントロールバルブ2の油路設定に
関して、バルブボディの一方の部材B1 のセカンダリ圧
油路とドレーン油路の開口部は、共にバルブボディの他
方の部材B2 の第3及び第5のポートに連通する油路L
3 ,L5 の開口部に重なった配置となっているが、バル
ブボディの両部材間に介挿したセパレータプレートBS
の連通孔により油路L 3 の開口部がセカンダリ圧油路L
S の開口部に、また油路L5 の開口部がドレーン油路L
E の開口部に連通する接続関係とされているため、第3
のポートP3 はセカンダリ圧油路連通、第5のポートP
5 はドレーン連通となっている。
【0031】図6は両バルブボディの実回路と、それら
の間に介挿されたセパレータプレートを例示する。この
例では、図に実線で示す油路がバルブボディの一方の部
材B 1 の油路を示し、破線で示す油路が他方の部材B2
の油路を示す。センカンダリ圧油路LS の開口部は、図
1 及び1 で示す位置でロックアップコントロール
バルブ2の第3及び第5のポートにつながる油路L3
5 の開口部と重なり、ドレーン油路LE の開口部は、
2 2 の位置で第3及び第5のポートにつながる油
路L3 ,L5 の開口部と重なっている。そして、この場
合、開口部全体を塗りつぶした箇所はセパレータプレー
トで遮断され、白抜き箇所はセパレータプレートの連通
孔で通じている。また、戻り油路LR は、1 の位置で
油路L1に重なり、1 の位置で油路L6 に重なってい
るが、1 の箇所はセパレータプレートで遮断され、
1 の位置で油路L6 にセパレータプレートの連通孔で通
じている。ロックアップ油路LL は、2 の位置で油路
1 に重なり、2 の位置で油路L6 に重なっている
が、2 の位置はセパレータプレートで遮断され、2
の位置で油路L1 にセパレータプレートの連通孔で通じ
ている。更に、ドレーン油路LE は、2 の位置で油路
3 に重なり、2 の位置で油路L5 に重なっている
が、2 の位置は塞がれ、2 の位置が通じている。
【0032】こうした回路設定からなる油圧制御装置に
よるトルクコンバータ1に対する油圧の供給及びロック
アップクラッチ11の制御は、次のようにしてなされ
る。ロックアップ解放時は、コンバータ室RC への油圧
供給は、ロックアップ用リニアソレノイドバルブ3から
信号圧が印加されないことで、スプリング負荷により図
示左側位置を取るロックアップリレーバルブ4を経て、
油路LL から行われ、油圧の戻りは、油路LR からロッ
クアップリレーバルブ4を経て、クーラに向かってなさ
れる。
【0033】ロックアップ時は、リニアソレノイドバル
ブ3が出力するロックアップ信号圧が、ロックアップコ
ントロールバルブ2の第2のポートP2 とロックアップ
リレーバルブ4のスプール端にともに印加される。これ
によりロックアップコントロールバルブ2は調圧作動を
開始し、第4のポートP4 からの出力油圧が油路LL
経てロックアップ油室RL に供給されるようになる。こ
の調圧状態では、出力油圧が第1のポートP1 に、信号
圧に対向する向きにフィードバック圧として印加され、
第6のポートP6 には、コンバータ室RC への供給圧が
出力油圧の印加方向と重なる方向に印加される。また、
ロックアップリレーバルブ4は、図示右側位置に切り換
わり、油路LC からの供給は、ポートの切り換わりで、
リリーフバルブ8によるドレーンでロックアップオフ時
より減圧されて、同様に行われるが、戻り側はロックア
ップリレーバルブ4によりドレーン連通となるため、ク
ーラを経ずにドレーンされる。これら流路の切り換え
は、ロックアップによる流体伝動負荷の軽減に合わせた
ものである。
【0034】次に、図7は、上記と全く同様のバルブボ
ディ内油路配置のままで、ロックアップ形式の異なる図
8に詳細を示すようなロックアップ油室開放形式のトル
クコンバータを用いた場合の油路設定を回路図で示す。
図1と図7を対比して明らかなように、両者の違いは、
油路相互の連通及び遮断の設定関係のみである。この場
合、図7に示す回路上で、1 の連通は2 の連通に、
2 の連通は1 の連通に、2 の連通は1 の連通
に、そして1 の連通は2 の連通にそれぞれ切り換え
られている。この切換えは、先に図2で示したセパレー
タプレートBS の連通孔位置の異なるものへの差し替え
によってなされる。また、この差し替えによって、図7
に示すの位置及び添え数字を付す各の位置について
は、連通と遮断の関係が切り替えられ、リリーフバルブ
8の除去に伴い、の箇所が遮断される。この連通と遮
断の切替えは、図3に示す油路L4 と油路LL の関係に
代表されるような、セパレータプレートBS の該当位置
の連通孔の有無によってなされる。
【0035】この関係を先に示した図6に対応する図9
の実回路上で説明すると、セカンダリ圧油路LS の開口
部は、図に1 及び1 で示す位置でロックアップコン
トロールバルブ2の第3及び第5のポートにつながる油
路L3 ,L5 の開口部と重なり、ドレーン油路LE の開
口部は、2 2 の位置で第3及び第5のポートにつ
ながる油路L3 ,L5 の開口部と重なっている。そし
て、この場合、開口部全体を塗りつぶした箇所はセパレ
ータプレートで遮断され、白抜き箇所はセパレータプレ
ートの連通孔で通じている。また、戻り油路LR は、
1 の位置で油路L 1 に重なり、1 の位置で油路L6
に重なっているが、1 の箇所はセパレータプレートで
遮断され、1 の位置で油路L1 にセパレータプレート
の連通孔で通じている。ロックアップ油路LL は、2
の位置で油路L1 に重なり、2の位置で油路L6 に重
なっているが、2 の位置はセパレータプレートで遮断
され、2 の位置で油路L6 にセパレータプレートの連
通孔で通じている。更に、ドレーン油路LE は、2
位置で油路L3 に重なり、2 の位置で油路L5 に重な
っているが、2 の位置は塞がれ、2 の位置が通じて
いる。
【0036】図8に実断面を示すトルクコンバータは、
細部の具体的形状は異なるものの、実体的構成はほとん
ど同様であるので、相違点のみ説明する。この形成で
は、タービンランナ13のハブの外周に軸方向摺動自在
に支持されたピストン17がクラッチプレートを兼ねる
ものとされ、コンバータケース10の径方向壁にクラッ
チプレート17の外周側のフェーシングが圧接されるこ
とでケース10の回転がクラッチプレート17に伝達さ
れ、その回転がクラッチプレート17の外周に噛み合う
ダンパプレート15を経てタービンハブに伝達され、更
にタービンハブにスプライン係合する入力軸19に伝達
される。この場合、図示のようにクラッチプレート17
の背面側はコンバータ室RC に開放されている。
【0037】この場合、先の形式とは異なり、ロックア
ップオン時とロックアップオフ時とでは、コンバータ室
C に対する油圧供給の流れが逆転する。すなわち、ロ
ックアップオン時は、ロックアップコントロールバルブ
2は油圧の供給を行うのではなく、油圧の排出を制御す
るバルブとして機能する。詳しくは、図7に示す回路上
で、ロックアップオフ室(コンバータ室の反対側)RO
の油路がロックアップリレーバルブ4を経てロックアッ
プコントロールバルブ2の第4のポートP4 に連通し、
調圧状態のロックアップコントロールバルブ2の第3の
ポートP3 からドレーン油路に通じるドレーン連通状態
で形成される。この状態で、コンバータ室(ロックアッ
プオン側)RC への油圧の供給は、セカンダリ圧油路L
S から、図示右側のスプール位置を取るロックアップリ
レーバルブ4を経てなされる。そして、コンバータ室R
C からの油圧の排出は、クラッチプレート17に形成し
たオリフィス17aを介して徐々に行われる。この戻り
油は、ロックアップリレーバルブ4を経る上述の経路で
ドレーンされる。
【0038】かくして、上記実施形態によれば、ロック
アップ油室RL がコンバータ室RCに対して独立したト
ルクコンバータから、ロックアップ油室をコンバータ室
側に開放させたトルクコンバータに変更する場合、又は
その逆の場合に、バルブボディの一方の部材B1 と他方
の部材B2 との間に介挿するセパレータプレートBS
変更のみで、ロックアップオン信号によるロックアップ
コントロールバルブ2の油圧出力の関係を維持したま
ま、ロックアップコントロールバルブ2の作動による油
圧の給排関係を逆転させ、それによりトルクコンバータ
1のロックアップクラッチの形式変更に対応することが
できる。したがって、この構成によれば、単に連通孔位
置を変更するだけで足りるセパレータプレートBS の交
換のみで、油路配置の変更に金型設計からの変更を要す
るバルブボディの交換の必要性を排除することができ
る。
【0039】次に、図10〜図12は、第1実施形態に
対して調圧弁としてのロックアップコントロールバルブ
の形式を変更した第2実施形態を示す。この形態の特徴
は、ロックアップコントロールバルブがロックアップリ
レーバルブと一体化されている点にある。また、第1実
施形態とは異なり、バルブボディが3層構造とされてい
るため、油路の連通箇所は増えているが、この点は本発
明の主題とは関連しないので、説明を省略する。
【0040】この形態では、図11に詳細を示すよう
に、ロックアップコントロールバルブ2のスプール21
は、小径の第1のランド21aと、これより大係かつ相
互に同径の第2〜第4のランド21b〜21dからなる
4つのランドを持つ形態とされ、第3及び第4のランド
21c,21dがリレーバルブとして機能する。スプー
ル21に閉弁方向の負荷を加えるスプリング22は、弁
孔内に嵌挿したプラグに支持されて、スプール21のラ
ンド21dの外端に当接しており、プラグに形成した摺
動穴内に嵌挿したプランジャ23がスプール21のラン
ド21dの外端に対峙する配置とされている。
【0041】このロックアップコントロールバルブ2の
場合も、リニアソレノイドバルブ3からの信号圧が印加
される第2のポートP2 と、ロックアップ油室RL に連
通させる第4のポートP4 と、第4のポートP4 の一方
側の第3のポートP3 と、第4のポートP4 の他方側の
第5のポートP5 を有する。更に、ロックアップコント
ロールバルブ2には、第2〜第5のポートの外側に更に
第1のポートP1 と第6のポートP6 が設けられ、第1
のポートP1 は、第6のポートP6 に対して反対側かつ
リニアソレノイドバルブ3から信号圧が印加されたとき
にロックアップコントロールバルブ2が動く側に配置さ
れている。
【0042】そして、第3のポートP3に連通させてバ
ルブボディの一方の部材B1 に設けた油路L3 の開口部
は、バルブボディの他方の部材B2 に設けたセカンダリ
圧油路LS の開口部とドレーン油路LE の開口部の両方
に重なるように配置されている。また、第5のポートP
5 に連通させてバルブボディの一方の部材B1 に設けた
油路L5 の開口部は、バルブボディの他方の部材B2
設けたセカンダリ圧油路LS の開口部とドレーン油路L
E の開口部の両方に重なるように配置されている。そし
て、バルブボディの一方の部材B1 と他方の部材B2
の間に、適宜連通関係を変更する連通孔を設けたセパレ
ータプレートBS が介挿される点も第1実施形態の場合
と同様である。
【0043】ロックアップリレーバルブ部を構成する3
つのポートQ6 〜Q8 は、中央のポートQ7 が常時開放
とされ、その一方側のポートQ6 はランド21cにより
開閉され、他方側のポートQ8 はランド21dにより開
閉される。
【0044】そして、ポートQ8 はセカンダリ圧油路L
S に連通させ、ポートQ6 は流体接手の流体伝動室RC
に連通され、ポートQ7 はオリフィスを介してポートQ
6 に連通されている。
【0045】この第2実施形態の場合、ロックアップオ
フ時は、流体伝動室RC への油圧供給は、ロックアップ
用リニアソレノイドバルブ3から信号圧が印加されない
ことで、スプリング負荷により図示左側位置を取るロッ
クアップコントロールバルブ2を経て油路LC から行わ
れ、油圧の戻りは、油路LR からクーラに向かってなさ
れる。この場合のロックアップ油路LL は油路L4 に直
接通じており、ロックアップコントロールバルブを介し
た油路L3 との連通でドレーン連通となっている。
【0046】ロックアップオン時は、リニアソレノイド
バルブ3が出力するロックアップ信号圧が、ロックアッ
プコントロールバルブ2の第2のポートP2 に印加され
る。これによりロックアップコントロールバルブ2は調
圧作動を開始し、第4のポートP4 からの出力油圧が油
路LL 経由で入力軸内油路を経てロックアップ油室R L
に供給されるようになる。この調圧状態では、出力油圧
が第1のポートP1 に、信号圧に対向する向きにフィー
ドバック圧として印加され、第6のポートP6には、流
体伝動室RC への供給圧が出力油圧の印加方向と重なる
方向に印加されることで、ロックアップ油室RL の油圧
と流体伝動室RC の油圧の関係が適切に保たれる。ま
た、戻り側は油路LR からクーラ経由の流れとなる。
【0047】こうした第2実施形態によっても、前記第
1実施形態によるのと同様のセパレータプレートの差替
えによるロックアップクラッチ形式の変更への対応の効
果が得られる。すなわち、図12に示す回路上で、1
の連通は2 の連通に、1の連通は2 の連通に、
2 の連通は1 の連通に、そして1 の連通は2 の連
通にそれぞれ切り換えられている。また、この差し替え
によって、リリーフバルブ8の除去に伴い、の箇所が
遮断される。そして、特にこの第2実施形態では、ロッ
クアップコントロールバルブとリレーバルブの一体化に
よるバルブボディのコンパクト化の効果が得られる。
【0048】変更後の回路の作動については、ロックア
ップクラッチの形式変更に伴い、ロックアップオン時と
ロックアップオフ時とで、コンバータ室RC に対する油
圧供給の流れが逆転する。したがって、この場合も、ロ
ックアップオン時は、ロックアップコントロールバルブ
2は油圧の供給を行うのではなく、油圧の排出を制御す
るバルブとして機能する。詳しくは、図12に示す回路
上で、ロックアップオフ室(コンバータ室の反対側)R
O の油路がロックアップコントロールバルブ2の第4の
ポートP4 に連通し、調圧状態のロックアップコントロ
ールバルブ2の第5のポートP5 からドレーン油路に通
じるドレーン連通状態で形成される。この状態で、コン
バータ室(ロックアップオン側)RC への油圧の供給
は、セカンダリ圧油路LS から、図示右側のスプール位
置を取るロックアップコントロールバルブ2のリレーバ
ルブ部を経てなされる。そして、コンバータ室RC から
の油圧の排出は、クラッチプレートに形成したオリフィ
スを介して徐々に行われる。この戻り油は、ロックアッ
プコントロールバルブ2を経る上述の経路でドレーンさ
れる。そして、このロックアップオン時は、ロックアッ
プコントロールバルブ2のポートP6 がドレーン連通と
なるのに対して、ポートP1 にセカンダリ圧がロックア
ップ信号圧に抗して印加されるようになるため、コンバ
ータ室RC の油圧は、ロックアップオフ時に比べて低く
なり、コンバータケースの油圧負荷が軽減される。
【0049】以上、本発明の技術思想の理解の便宜のた
めに、2つの実施形態を基に説明したが、本発明は、例
示の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範
囲の個々の請求項に記載の事項の範囲内で、種々に具体
的な構成を変更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動変速機の油圧
制御装置の回路図である。
【図2】第1実施形態におけるバルブボディの油路開口
部構造を模式化して示す断面図である。
【図3】第1実施形態におけるバルブボディの他の油路
開口部構造を模式化して示す断面図である。
【図4】ロックアップ油室が独立した形式のトルクコン
バータの構造を示す断面図である。
【図5】第1実施形態の油圧制御装置の調圧弁とロック
アップリレーバルブの詳細を示す部分回路図である。
【図6】第1実施形態のバルブボディの積層構造を詳細
に示す油路配置図である。
【図7】第1実施形態においてトルクコンバータの形式
を変更した場合の油圧回路図である。
【図8】ロックアップ油室が開放された形式のトルクコ
ンバータの断面図である。
【図9】連通遮断関係を変更した後のバルブボディの積
層構造を詳細に示す油路配置図である。
【図10】調圧弁の形式を変更した第2実施形態の油圧
回路図である。
【図11】第2実施形態の油圧制御装置のロックアップ
リレーバルブ一体形調圧弁の詳細を示す部分回路図であ
る。
【図12】第2実施形態においてロックアップクラッチ
の形式を変更した場合の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ、流体接手(流体伝動装置) 2 ロックアップコントロールバルブ(調圧弁) 3 ロックアップ用リニアソレノイドバルブ(制御手
段) 4 ロックアップリレーバルブ(リレーバルブ) 11 ロックアップクラッチ RL ロックアップ油室 RC コンバータ室(流体伝動室) B1 ,B2 バルブボディ BS セパレータプレート BSO 連通孔 P1 第1のポート P2 第2のポート P3 第3のポート P4 第4のポート P5 第5のポート P6 第6のポート LS セカンダリ圧油路(源圧油路) LE ドレーン油路 LC 伝動油路 LL ロックアップ油路 L1 油路 L6 油路
フロントページの続き (72)発明者 西田 正明 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3J052 AA19 EA02 FB01 FB02 FB07 HA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアップクラッチのロックアップ油
    室が流体伝動室に対して独立した流体伝動装置を備える
    自動変速機の油圧制御装置において、 油圧制御装置のバルブボディは、少なくとも2つの部材
    を積層してなり、ロックアップクラッチへの供給油圧を
    調圧する調圧弁と、該調圧弁に信号圧を印加する制御手
    段と、前記調圧のための基圧を供給する源圧油路と、ド
    レーンポートに連通するドレーン油路とを有し、 調圧弁は、制御手段からの信号圧が印加される第2のポ
    ートと、ロックアップ油室に連通させる第4のポート
    と、第4のポートの一方側の第3のポートと、第4のポ
    ートの他方側の第5のポートを有し、 第3のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボディの他方の部材に設
    けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両方に
    重なるように配置され、 第5のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボディの他方の部材に設
    けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両方に
    重なるように配置され、 バルブボディの一方の部材と他方の部材との間に、第3
    のポートに連通させた油路の開口部と源圧油路の開口
    部、及び、第5のポートに連通させた油路の開口部とド
    レーン油路の開口部を、それぞれ連通させる連通孔を設
    けたセパレータプレートが介挿されたことを特徴とする
    自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 ロックアップクラッチのロックアップ油
    室が流体伝動室に開放された流体伝動装置を備える自動
    変速機の油圧制御装置において、 油圧制御装置のバルブボディは、少なくとも2つの部材
    を積層してなり、ロックアップクラッチへ供給する油圧
    を調圧する調圧弁と、該調圧弁に信号圧を印加する制御
    手段と、前記調圧のための基圧を供給する源圧油路と、
    ドレーンポートに連通するドレーン油路とを有し、 調圧弁は、制御手段の信号圧が印加される第2のポート
    と、ロックアップ油室に連通させ第4のポートと、第4
    のポートの一方側の第3のポートと、第4のポートの他
    方側の第5のポートを有し、 第3のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボデイの他方の部材に設
    けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両方に
    重なるように配置され、 第5のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボデイの他方の部材に設
    けた源圧油路の開口部とドレーン油路の開口部の両方に
    重なるように配置され、 バルブボディの一方の部材と他方の部材との間に、第3
    のポートに連通させた油路の開口部とドレーン油路の開
    口部、及び、第5のポートに連通させた油路の開口部と
    源圧油路の開口部を、それぞれ連通させる連通孔を設け
    たセパレータプレートが介挿されたことを特徴とする自
    動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記調圧弁は、更に第1のポートと第6
    のポートを有し、 第1のポートは、第6のポートに対して反対側かつ制御
    手段から信号圧が印加されたときに調圧弁が動く側に配
    置され、 流体伝動室に連通させた伝動室油路とロックアップ油室
    に連通させたロックアップ油路の開口部はバルブボディ
    の他方の部材に設けられ、 第1のポートに連通させた油路の開口部と第6のポート
    に連通させた油路の開口部は、それぞれ伝動油路の開口
    部とロックアップ油路の開口部の両方に重なるように配
    置され、 セパレータプレートは、第1のポートに連通させた油路
    とロックアップ油路、及び、第6のポートに連通させた
    油路と伝動油路をそれぞれ連通させる連通孔を有する、
    請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記調圧弁は、更に第1のポートと第6
    のポートを有し、 第1のポートは、第6のポートに対して反対側かつ制御
    手段から信号圧が印加されたときに調圧弁が動く側に配
    置され、 流体伝動室に連通させた伝動油路とロックアップ油室に
    連通させたロックアップ油路の開口部はバルブボディの
    他方の部材に設けられ、 第1のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボディの他方の部材に設
    けた伝動油路の開口部とロックアップ油路の開口部の両
    方に重なるように配置され、 第6のポートに連通させてバルブボディの一方の部材に
    設けた油路の開口部は、バルブボディの他方の部材に設
    けた伝動油路の開口部とロックアップ油路の開口部の両
    方に重なるように配置され、 セパレータプレートは、第1のポートに連通させた油路
    と伝動油路、及び、第6のポートに連通させた油路とロ
    ックアップ油路をそれぞれ連通させる連通孔を有する、
    請求項2記載の自動変速機の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段の信号圧が印加されるポート
    と、流体伝動室に連通させたポートを有するリレーバル
    ブを有し、 該リレーバルブは、制御手段からの信号圧に応じて流体
    伝動室内の油圧を制御する、請求項3又は4記載の自動
    変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記リレーバルブは、前記調圧弁と別体
    にされた、請求項5記載の自動変速機の油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 前記リレーバルブは、前記調圧弁と一体
    にされた、請求項5記載の自動変速機の油圧制御装置。
JP36181099A 1999-12-20 1999-12-20 自動変速機の油圧制御装置 Expired - Fee Related JP4385461B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36181099A JP4385461B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 自動変速機の油圧制御装置
DE10063247A DE10063247B4 (de) 1999-12-20 2000-12-19 Hydraulisches Steuergerät für Automatikgetriebe
US09/740,060 US6474456B2 (en) 1999-12-20 2000-12-20 Hydraulic control apparatus for automatic transmissions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36181099A JP4385461B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 自動変速機の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001173764A true JP2001173764A (ja) 2001-06-26
JP4385461B2 JP4385461B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=18474942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36181099A Expired - Fee Related JP4385461B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 自動変速機の油圧制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6474456B2 (ja)
JP (1) JP4385461B2 (ja)
DE (1) DE10063247B4 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065421A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyota Motor Corp ロックアップクラッチ付トルクコンバータ
WO2009122858A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 発進装置の油圧制御装置
WO2012128168A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 油圧制御装置
WO2014157544A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 油圧制御装置および油圧制御方法
JP2017089704A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 変速機の油圧制御回路

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3929739B2 (ja) * 2001-10-11 2007-06-13 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置
JP3933091B2 (ja) * 2003-05-16 2007-06-20 トヨタ自動車株式会社 車両用ロックアップクラッチ付流体伝動装置の油圧制御回路
ATE540244T1 (de) * 2004-08-20 2012-01-15 Nt Consulting Int Pty Ltd Drehmomentwandler
JP4760060B2 (ja) * 2005-03-04 2011-08-31 トヨタ自動車株式会社 車両用ロックアップクラッチ付流体式伝動装置の油圧制御装置
JP4642560B2 (ja) * 2005-06-14 2011-03-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置
DE102006006179B4 (de) * 2006-02-10 2009-07-30 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zum Betreiben eines hydrodynamischen Drehmomentwandlers und einer damit korrespondierenden Wandlerüberbrückungskupplung einer Getriebeeinrichtung
DE102006006180A1 (de) * 2006-02-10 2007-08-16 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zum Betreiben eines hydrodynamischen Drehmomentwandlers und einer damit korrespondierenden Wandlerüberbrückungskupplung einer Getriebeeinrichtung
CN101233347B (zh) * 2006-06-16 2011-05-18 爱信艾达株式会社 自动变速器的油压控制装置
US7896769B2 (en) 2008-04-15 2011-03-01 Allison Transmission, Inc. Manual valve control for multi-speed planetary transmission
JP5177026B2 (ja) * 2009-03-12 2013-04-03 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置
JP5177112B2 (ja) * 2009-09-30 2013-04-03 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置
DE102013216004B4 (de) * 2012-08-14 2022-03-17 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Hydraulisches Steuerungssystem eines Drehmomentwandlers für ein Automatikgetriebe eines Kraftfahrzeugs
JP6405402B1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-17 本田技研工業株式会社 油圧制御装置
US10724628B2 (en) * 2017-06-29 2020-07-28 Transgo, Llc Methods and systems for improving the operation of transmissions for motor vehicles
CN108443489A (zh) * 2018-02-07 2018-08-24 浙江吉利变速器有限公司 一种闭锁阀及具有该闭锁阀的变速箱控制系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4449426A (en) * 1977-08-15 1984-05-22 Younger Gilbert W Laminated separator plate means for recalibrating automatic transmissions
JP2641419B2 (ja) * 1983-07-28 1997-08-13 アイシン精機株式会社 直結クラツチ附流体継手の流体制御回路
JP2853131B2 (ja) * 1988-09-16 1999-02-03 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 トルクコンバータにおけるロックアップクラッチ制御装置
US5503601A (en) * 1992-02-18 1996-04-02 Bastio; Michael J. Automatic transmission performance improvement kit
JPH071591A (ja) 1992-11-12 1995-01-06 Janome Sewing Mach Co Ltd シームパッカリング判定用の立体標準モデルの製作方法
JP3541048B2 (ja) * 1993-09-07 2004-07-07 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の油圧制御回路
US5701982A (en) * 1994-07-11 1997-12-30 Nippondenso Co., Ltd. Lockup control system for automatic transmission
US5536221A (en) * 1994-08-16 1996-07-16 Deltrans, Inc. Retrofit means for adjusting shift timing in an existing automatic transmission
US5802490A (en) * 1996-02-20 1998-09-01 Ford Global Technologies, Inc. Torque converter regulator and clutch lockout system for an automotive vehicle

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065421A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyota Motor Corp ロックアップクラッチ付トルクコンバータ
JP4686938B2 (ja) * 2001-08-28 2011-05-25 トヨタ自動車株式会社 ロックアップクラッチ付トルクコンバータの油圧制御装置
WO2009122858A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 発進装置の油圧制御装置
JP2009243640A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Aisin Aw Co Ltd 発進装置の油圧制御装置
DE112009000054T5 (de) 2008-03-31 2010-09-16 Aisin Aw Co., Ltd. Hydrauliksteuerungsvorrichtung für eine Startvorrichtung
CN101878383A (zh) * 2008-03-31 2010-11-03 爱信艾达株式会社 起步装置的油压控制装置
US8066618B2 (en) 2008-03-31 2011-11-29 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic control device for starting device
WO2012128168A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 油圧制御装置
JP2012197870A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Aisin Aw Co Ltd 油圧制御装置
CN103429934A (zh) * 2011-03-22 2013-12-04 爱信艾达株式会社 油压控制装置
WO2014157544A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 油圧制御装置および油圧制御方法
JP2017089704A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 変速機の油圧制御回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20010004621A1 (en) 2001-06-21
US6474456B2 (en) 2002-11-05
DE10063247A1 (de) 2001-12-13
JP4385461B2 (ja) 2009-12-16
DE10063247B4 (de) 2013-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001173764A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
US8613681B2 (en) Transmission hydraulic control system having clutch compensator feed override
JP3820229B2 (ja) トランスミッションの電気液圧制御装置
JP2006349007A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3032093B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置の変速バルブ
EP1090798B1 (en) Transmission system structure of vehicle
JP4140577B2 (ja) 流体伝動装置の油圧回路
CN108700136B (zh) 自动变速器
JP4556360B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3607783B2 (ja) 無段変速装置の油圧制御回路
JP5419087B2 (ja) 消費器に作動液を供給するための液圧系
JPH01188723A (ja) クラッチの潤滑装置
JP2529710B2 (ja) 変速機の油圧制御装置
EP1807640B1 (en) Continuously variable transmission provided with a control device
JP2000205407A (ja) 自動変速機の液圧制御装置
JP5267258B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP4695004B2 (ja) トランスミッション付きトルクコンバータのクラッチ油圧制御装置
JPH0198741A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPS61256054A (ja) 車輌用変速機の制御装置
JPH0374675A (ja) 大容量ロックアップ付流体伝動装置
JP2003042274A (ja) 自動変速機
JP3630253B2 (ja) 自動変速機の油圧制御回路
KR950008816B1 (ko) 자동변속기의 유압제어장치
JP3057680B2 (ja) 車輌用自動変速機の油圧制御装置のシフト弁
JP2001280455A (ja) 無段変速機の変速比制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4385461

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees