JP2001173628A - 座金付ナット及び専用埋込治具 - Google Patents

座金付ナット及び専用埋込治具

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JP2001173628A
JP2001173628A JP36158299A JP36158299A JP2001173628A JP 2001173628 A JP2001173628 A JP 2001173628A JP 36158299 A JP36158299 A JP 36158299A JP 36158299 A JP36158299 A JP 36158299A JP 2001173628 A JP2001173628 A JP 2001173628A
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nut
hole
jig
screw hole
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邦雄 ▲高▼橋
Kunio Takahashi
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Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木造建築物の外構部において二部材を締結す
る際、木材の欠損をより少なくして、被締結部材を面一
もしくはほぼ面一状態となるように締結可能な座金付ナ
ット及び専用埋込治具を提供することにある。 【解決手段】 内面にねじ部が形成された円筒状ナット
部と前記円筒状ナット部の一端に連設された円板状の座
金部とから成る座金付ナットと前記座金付ナットを回転
して埋設する専用埋込治具とから成り前記座金付ナット
の座金部上面には前記円筒状ナット部に連通するねじ孔
を有し前記ねじ孔より前記座金部周縁に到る複数の係合
溝が凹設されるとともに前記座金部の下面には前記係合
溝に対応して該係合溝と同数の切削刃が凸設されて成り
前記専用埋込治具の上方中央部には回転工具係止用の受
止孔を有するとともに下方中央部には前記ねじ孔に対応
する貫通孔が縦貫するとともに前記貫通孔の周囲に前記
係合溝に係合する複数の係合突起が凸設されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座金付ナット及び
専用埋込治具に関し、特に、木造建築物の外構部におい
て、二部材を羽子板ボルト等により締結する際、木材の
欠損をより少なくして、被締結部材と面一もしくはほぼ
面一状態となるように締結可能な座金付ナット及び専用
埋込治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎コンクリートに立設したアン
カーボルトに木製土台を締結するためのものとして、次
のような土台緊締用ナットが提案されている。すなわ
ち、円筒部と該円筒部の上端に連接した鍔部とから成る
ナット主体の上面に工具係止用の受止穴が設けられ、該
受止穴に係止する工具の断面リング状の先端部で上側開
口部が取り囲まれる貫通孔を、前記円筒部の軸線上で前
記ナット主体に縦設し、アンカーボルトが貫通可能な内
径を備えた前記貫通孔の適所にはアンカーボルトが螺合
するねじ部が設けられるとともに、前記鍔部の中央部か
ら周端方向に漸次上昇する傾斜面に、土台を切削する適
宜数の切削歯が突設された構造のものである。
【0003】また、同様に基礎コンクリートに立設した
アンカーボルトに木製土台を締結するためのものとし
て、次のような土台固定具も提案されている。すなわ
ち、アンカーボルトに螺合される座金付ナットと、該座
金付ナットをアンカーボルトに螺合させるための回転治
具とから成る土台固定具であって、上記座金付ナット
が、内面にネジ溝が形成された円筒状のナット部と、該
ナット部の一端に結合された平板状の座金部とからな
り、複数の切込部又は複数の貫通孔が座金中央の周囲に
均等に形成されており、上記回転治具が先端に刃部が形
成された複数の挿入部を下面に有し、インパクトレンチ
等の回転用器具を係止させる係止穴を上面中央に有し、
複数の上記挿入部が複数の上記切込部又は複数の上記貫
通孔の位置に対応して形成された構造のものである。
【0004】いずれも、基礎コンクリートに立設したア
ンカーボルトに木製土台を面一状態で締結するためにな
されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来例において
は、ナット主体の鍔部がすり鉢状の形状となるため、木
材の欠損部が大きくなるとともに、ナット主体の鍔部
(頭部)が嵩高で肉厚なものとなってしまいコストがか
さむ等の問題点がある。
【0006】また、後者の従来例においては、座金付ナ
ットと回転治具の双方に切削刃が形成されたことによ
り、座金付ナットのナット部先端がボルト孔に埋込ま
れ、アンカーボルトにある程度螺合されると、ナット部
と座金部の結合部に形成された切削刃がボルト孔の周縁
を切り削りながら埋込まれるとともに、回転治具下面に
形成された、先端に刃部を有する複数の挿入部により土
台表面が切り削られることになるため、座金部下面に設
けられた切削刃による土台の切削抵抗と、回転治具下面
に設けられた先端に刃部を有する挿入部の切削抵抗とが
異なることにより、座金付ナットと回転治具との係合状
態が不安定なものとなってしまい、作業中ガタつきが生
じたり、回転治具が浮いてしまうという問題点がある。
【0007】また、木造建築物、特に外構部において
は、必ずしも被締結部材と面一状態となることを要求さ
れるものではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたもので、以下の技術的手段を講じた。
【0009】すなわち、木材の欠損部をより少ないもの
とし、座金付ナットの製造コスト低減を図るとともに、
座金付ナットと専用埋込治具との係合状態をより安定し
たものとするために、内面にねじ部が形成された円筒状
ナット部と前記円筒状ナット部の一端に連設された円板
状の座金部とから成る座金付ナットと、前記座金付ナッ
トを回転して埋設する専用埋込治具とから成り、前記座
金付ナットの座金部上面には、前記円筒状ナット部に連
通するねじ孔を有し、前記ねじ孔より前記座金部周縁に
到る複数の係合溝が凹設されるとともに、前記座金部下
面には、前記係合溝に対応して該係合溝と同数の切削刃
が凸設されて成り、また、前記専用埋込治具の上方中央
部には、回転工具係止用の受止孔を有するとともに、下
方中央部には、前記ねじ孔に対応する貫通孔が縦貫する
とともに、前記貫通孔の周囲に前記係合溝に係合する複
数の係合突起が凸設されて成ることを特徴とする座金付
ナット及び専用埋込治具を構成した。
【0010】また、座金付ナットの製造コストの低減を
図り、座金付ナットと専用埋込治具とをより係合し易く
するとともに、座金付ナットと切削面とをより密着させ
るために、前記座金付ナットにおいて、前記座金部に形
成されたねじ孔の周縁部に案内孔が穿設されるととも
に、前記座金部上面に凹設された係合溝と下面に凸設さ
れた切削刃とが半抜き圧縮加工により一体として形成さ
れるとともに、前記切削刃が座金部外周縁より突出して
成り、また、前記専用埋込治具において、前記案内孔に
嵌合する案内筒が係合突起より突出されて成ることを特
徴とする座金付ナット及び専用埋込治具を構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関する一実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る座金付ナットと専用
埋込治具とを係合させた状態を示す正面図である。図2
(a)は、本発明に係る座金付ナットを示す正面図であ
る。図2(b)は、同平面図である。図3(a)は、本
発明に係る専用埋込治具を示す正面図である。図3
(b)は、同平面図である。図4は、本発明に係る座金
付ナットと専用埋込治具を用いた、木造建築物の外構部
における二部材の締結状態を示す断面概略図である。
【0013】請求項1に係る座金付ナット及び専用埋込
治具は、図1に示すように、座金付ナット1とその専用
埋込治具3とから成り、特に、木造建築物の外構部にお
いて、柱と横架材とを羽子板ボルト等を用いて締結する
際、羽子板ボルト先端と柱の外側面とが面一もしくは、
ほぼ面一状態となるように締結するために使用されるも
のである。
【0014】座金付ナット1は、図2に示すように、内
面にねじ部5が形成された円筒状ナット部7の一端に、
円板状の座金部9が連設されたものである。
【0015】座金付ナット1の座金部9の上面中央部に
は、円筒状ナット部7の内面に形成されたねじ部5に連
通するねじ孔11が穿設され、該ネジ孔11より座金部
9の周縁に到る係合溝13が放射状に4カ所凹設されて
いる。座金部9の下面には、座金部9の上面に凹設され
た係合溝13に対応して、該係合溝13と同数の切削刃
15が凸設されている。切削刃15は、座金付ナット1
の回転に伴なって、木材の表面を切削可能となるように
刃部15aが形成されている。
【0016】専用埋込治具3は、図3に示すように上方
中央部に、インパクトレンチ等の回転工具係止用の受止
孔17が形成されるとともに、下方中央部には、ねじ孔
11の軸線上に位置するように貫通孔19が縦貫すると
ともに、貫通孔19の周囲には、上記係合溝13に係合
する係合突起21が凸設されている。
【0017】図4に示すように、柱51に横架材53を
羽子板ボルト55により結合する場合、柱51に予め穿
設されたボルト孔57の一方より、羽子板ボルト55の
先端を挿通し、ボルト孔57の他方より、座金付ナット
1の円筒状ナット部7を挿入する。インパクトレンチ等
の回転工具の係合部を専用埋込治具3の上方部に形成さ
れた受止穴17に係合した後、下方部に形成された係合
突起21を座金付ナット1の座金部9の上面に凹設され
た係合溝13に係合させて、座金付ナット1を回転させ
る。座金付ナット1の先端部がボルト孔57に埋入さ
れ、羽子板ボルト55の雄ねじと円筒状ナット部7の雌
ねじが螺合すると、羽子板ボルト55に沿って柱51が
締付けられるとともに、座金部9の下面に形成された切
削刃15が柱51の表面を切削し、座金部9が柱51に
面一もしくはほぼ面一状態で埋入される。そして、外壁
パネル59が釘等により釘着される。
【0018】本発明によれば、座金付ナットと専用埋込
治具とから構成されており、座金部が円板状となってい
るので、木材の欠損部を最少限のものとすることができ
る。
【0019】同時に、専用埋込治具を用いることによ
り、座金部をすり鉢状にする必要はなく、したがって座
金部は嵩高で肉厚なものとはならないので、製造コスト
の低減を図ることが可能である。
【0020】また、座金付ナットにのみ切削刃が形成さ
れているので、座金部下面に設けられた切削刃による切
削抵抗と、回転治具下面に設けられた切削刃による切削
抵抗との相違により、座金付ナットと回転治具との係合
状態が不安定なものとなり、作業中ガタつきが生じた
り、回転治具が浮いてしまうこともない。
【0021】請求項2に係る発明は、上記座金付ナット
において、座金部に形成されたねじ孔の周縁部に案内孔
を穿設するとともに、座金部上面に凹設された係合溝と
下面に凸設された切削刃とが半抜き圧縮加工により一体
として形成されるとともに、切削刃が座金部外周縁より
突出して成り、また、上記専用埋込治具において、案内
孔に嵌合する案内筒を係合突起より突出させて成ること
を特徴としている。
【0022】すなわち、図2に示すように、座金部9の
上面中央部に穿設されたねじ孔11の周縁部には、ねじ
孔11の径より大きい案内孔23が穿設されている。案
内孔23は、後述する専用埋込治具3の下方中央部に縦
貫された貫通孔19の周囲に突出された円筒状の案内筒
25に嵌合し、座金付ナット1と専用埋込治具3の係合
を補助するためのものである。これにより、案内孔23
に案内筒25を嵌合させて回動することにより、座金部
9の下面に形成された係合溝13と専用埋込治具3の下
方面に形成された係合突起21とを容易に係合させるこ
とができる。
【0023】また、図2に示すように、座金部9の上面
に凹設された係合溝13と下面に凸設された切削刃15
とは、半抜き圧縮加工により一体として成形されたもの
である。すなわち、係合溝13を形成し得るパンチによ
り、座金部9の所定箇所が半抜き加工により半抜き状態
にされるとともに、切削刃15を形成し得るダイにより
圧縮加工され、係合溝13と切削刃15とが一体に成形
されるのである。これにより、係合溝13と切削刃15
とが同時に成形されるため、製造工程の短縮及びコスト
の削減を図ることができる。
【0024】また、切削刃15は、図2に示すように、
該刃部15aが座金部9の下面に連設された円筒状ナッ
ト部9の連接部から、座金部9の外周縁より突出するよ
うに形成されている。これにより、切削刃15aによる
木材の切削屑を突出部15bより排出し易くし、座金部
9の下面と切削面とを密着させることができる。しか
も、座金部9が木材の表面と面一もしくはほぼ面一状態
となるように埋入されたとき、切削刃15は、木材に喰
い込んだ状態となり、座金付ナット1と木材とが固定さ
れる。
【0025】また、図3に示すように、専用埋込治具3
の下方中央部に縦貫された貫通孔19の周囲には、円筒
状の案内筒25が突設されている。案内筒25は、上述
したように、座金付ナット1と専用埋込治具3とを係合
し易くするためのもので、専用埋込治具3の下方面に形
成された係合突起21より突出して形成されている。こ
れにより、案内孔23に案内筒25を嵌合させて回動す
ることにより、座金部9の下面に形成された係合溝13
と専用埋込治具3の下方面に形成された係合突起21と
が容易に係合し、作業効率を高めることができる。
【0026】本発明に係る座金付ナットと専用埋込治具
の使用方法は、図4を用いて既に説明したところである
が、請求項2に記載された発明を踏まえて、その付加部
分を説明する。まず、柱51に穿設されたボルト孔に座
金付ナット1の円筒状ナット部7を挿入し、次いで、イ
ンパクトレンチ等の回転工具の係合部を専用埋込治具3
の受止孔17に結合する。このとき、専用埋込治具3の
案内筒25を案内孔23に嵌合させて回動することによ
り、座金付ナット1と専用埋込治具3とが容易に係合す
る。専用埋込治具3の回転により、羽子板ボルト55と
円筒状ナット部7が螺合するとともに、切削刃15が柱
51の表面を切削しながら切削屑を座金部9の外周縁よ
り排出する。座金部9と柱51の表面とが面一状態もし
くはほぼ面一状態となったとき、回転工具を停止させ
る。本発明は、主として木造建築物の外構部において、
二部材を羽子板ボルト等に締結する際使用するものであ
るため、必ずしも面一状態となるまで埋込む必要はない
が、必要に応じて面一状態とすることも可能である。回
転工具が停止したとき、座金部9の下面と切削面とが密
着するとともに、切削刃15が切削面に喰い込み、座金
付ナット1が柱51に固定される。
【0027】本発明によれば、座金付ナット1の座金部
上面に案内孔23が形成され、専用埋込治具3の下方面
に案内孔23に嵌合する案内筒25が形成されているの
で、座金付ナット1と専用埋込治具3とを容易に係合す
ることができる。
【0028】また、座金部上面に凹設された係合溝13
と下面に凸設された切削刃15とが、半抜き圧縮加工に
より一体として成形されたものであるので、製造工程の
短縮及びコストの低減を図ることができる。
【0029】さらに、座金部下面に形成された切削刃1
5が円筒状ナット部7の連接部から座金部外周縁より突
出するように形成されているので、木材の切削屑の排出
を容易にするとともに、座金部下面と切削面とを密着さ
せることができる。
【0030】本発明における座金付ナット及び専用埋込
治具は、上述した実施例に限定されるものではなく、座
金付ナットのナット部に形成された係合溝及び切削刃を
3箇所もしくは5箇所設けたものであってもよい。ま
た、専用埋込治具の上方に形成された回転工具係止用の
受止孔は、係止工具の形状により適宜変更してもよく、
必ずしも孔とする必要はない。その他、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述したように、座金付ナット
と専用埋込治具とから構成されており、座金部が円板状
となっているので、木材の欠損を最少限のものとするこ
とができる。
【0032】また、専用埋込治具を用いることにより、
座金部を嵩高で肉厚なすり鉢状とする必要はないので、
製造コストの低減を図ることができる。
【0033】また、座金付ナットにのみ切削刃が形成さ
れているので、座金部下面に設けられた切削刃による切
削抵抗と、回転治具下面に設けられた切削刃による切削
抵抗との相違により、座金付ナットと回転治具との係合
状態が不安定なものとなり、作業中ガタつきが生じた
り、回転治具が浮いてしまうこともない。
【0034】また、座金付ナットの座金部上面に案内孔
が形成され、専用埋込治具の下方面に案内孔に嵌合する
案内筒が形成されているので、座金付ナットと専用埋込
治具とを容易に係合することができる。
【0035】また、座金部上面に凹設された係合溝と下
面に凸設された切削刃とが、半抜き圧縮加工により一体
として成形されたものであるので、製造工程を短縮する
ことができる。
【0036】さらに、座金部下面に形成された切削刃が
円筒状ナット部の連接部から座金部外周縁より突出する
ように形成されているので、木材の切削屑の排出を容易
にするとともに、座金部下面と切削面とを密着させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座金付ナットと専用埋込治具とを
係合させた状態を示す正面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る座金付ナットを示す正
面図である。(b)は、本発明に係る座金付ナットを示
す平面図である。
【図3】(a)は、本発明に係る専用埋込治具を示す正
面図である。(b)は、本発明に係る専用埋込治具を示
す平面図である。
【図4】本発明に係る座金付ナットと専用埋込治具を用
いた、木造建築物の外構部における二部材の締結状態を
示す断面概略図である。
【符号の説明】
1 座金付ナット 3 専用埋込治具 5 ねじ部 7 円筒状ナット部 9 座金部 11 ねじ孔 13 係合溝 15 切削刃 15a 刃部 15b 突出部 17 受止孔 19 貫通孔 21 係合突起 23 案内孔 25 案内筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にねじ部が形成された円筒状ナット
    部と前記円筒状ナット部の一端に連設された円板状の座
    金部とから成る座金付ナットと、前記座金付ナットを回
    転して埋設する専用埋込治具とから成り、前記座金付ナ
    ットの座金部上面には、前記円筒状ナット部に連通する
    ねじ孔を有し、前記ねじ孔より前記座金部周縁に到る複
    数の係合溝が凹設されるとともに、前記座金部下面に
    は、前記係合溝に対応して該係合溝と同数の切削刃が凸
    設されて成り、また、前記専用埋込治具の上方中央部に
    は、回転工具係止用の受止孔を有するとともに、下方中
    央部には、前記ねじ孔に対応する貫通孔が縦貫するとと
    もに、前記貫通孔の周囲に前記係合溝に係合する複数の
    係合突起が凸設されて成ることを特徴とする座金付ナッ
    ト及び専用埋込治具。
  2. 【請求項2】 前記座金付ナットにおいて、前記座金部
    に形成されたねじ孔の周縁部に案内孔が穿設されるとと
    もに、前記座金部上面に凹設された係合溝と下面に凸設
    された切削刃とが半抜き圧縮加工により一体として形成
    されるとともに、前記切削刃が座金部外周縁より突出し
    て成り、また、前記専用埋込治具において、前記案内孔
    に嵌合する案内筒が係合突起より突出されて成ることを
    特徴とする請求項1記載の座金付ナット及び専用埋込治
    具。
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Cited By (3)

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