JP2001171676A - 加熱加工食品用カップ - Google Patents

加熱加工食品用カップ

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JP2001171676A
JP2001171676A JP35401999A JP35401999A JP2001171676A JP 2001171676 A JP2001171676 A JP 2001171676A JP 35401999 A JP35401999 A JP 35401999A JP 35401999 A JP35401999 A JP 35401999A JP 2001171676 A JP2001171676 A JP 2001171676A
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Sadami Ito
禎美 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数のカップの重積体からカップ単品を一つ
ずつ分離し易くすること。 【解決手段】 カップ側筒3の小径周辺3aを部分的に
満遍なく内側に絞り込んで先細周面5を形成し、その余
長周面部5aを存して先細周面5内に丸皿状で通気性を
有する底紙4の周面4aを下向きにして接面定位すると
ともに、余長周面部5aで底紙周面4aを外から中に包
み込んで折り返したり、先細周面5の端部周面5bと底
紙立上げ周面4aとを合せて内側に折り返して、この折
り返し部6をさらに底紙周面4aと共に内向きに折り曲
げ重ね潰すことで、重ね潰し接合部7を形成して前記カ
ップ側筒先細周面5の端部に底紙4を強固に接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下細のカップ側
筒がクラフト紙などの下級洋紙やプラスチックシート製
の加熱菓子用紙カップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料用カップは、その側筒が紙製のもの
とプラスチック製のものが多く、紙製カップでは、紙繊
維の形状(長さ、太さ)が揃い、しかもその繊維が均斉
に存在するように、紙カップ用として特別に抄造した
“カップ原紙”という紙厚225g/m以上のもの
を用いる。焼き菓子用紙カップは、“カップ原紙”に比
べ極めて粗質なクラフト紙、つまり40〜150g/m
という薄く、しかも表面が粗く、均度小で引き破り
易い下級洋紙やプラスチックシートを用いる。
【0003】すなわち、紙カップ用として不向きの下級
洋紙やプラスチックシートを焼き菓子用紙カップ側筒に
使う理由としては、クラフト紙などの下級洋紙は組織繊
維の長さが長いため、特に耐熱性に優れていることと、
薬品処理による晒加工を施していない未晒クラフト紙や
ポリエチレンテレフタレート所謂PETは食品衛生的に
も好ましいことと、菓子種中の油脂分の加熱中に容器用
紙中への流入油脂による透明化部分のムラが未晒クラフ
ト紙やPETシートでは、目立たないということとが主
たる理由である。
【0004】そして下級洋紙で作った従来の焼き菓子用
紙カップ(紙製容器)としては、登録実用新案第301
8132号公報記載のものが有る。この従来例は、図6
に示すように、ほぼ弧形短冊状の紙からなるブランク1
をその長さ方向に丸め、その端部1a同士を接着部2で
接着して中空円錐台形のカップ側筒3を作り、その小径
周辺3aの内周面に底紙4を接合した紙カップを作るに
当り、前記カップ側筒3の小径周辺3a内に、その余長
周面部3Aを存して丸皿状の底紙4の周面4aを図7
(a)のように接面定位するとともに、前記余長周面部
3Aで底紙周面4aを図7(b)のように外から中に包
んで折り返し、この折り返し部6をさらに底紙周面4a
と共に図7(c)のように内向きに折り曲げ重ね潰して
重ね潰し接合部7とすることで、前記カップ側筒3の小
径周辺3aの端部に底紙4を接合した熱加工ケーキ用紙
カップCの底筒と底板との結合構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例における前
記丸皿状の底紙4の周面4aは、その量産時に円形底紙
の周辺を立ち上げるための上下の絞りダイに挟んで絞り
込み形成したものであるため、底紙周面4aには、円形
底紙周辺部の内径・外径差に基づく多くの縦ジワが生
じ、これら縦ジワ同士が部分的に折り重なる結果、縦ジ
ワ重合による凹凸部が多数個所に生じる。また、この凹
凸部の他に、前記折り重ね接合部7の形成に基づく多重
紙の剛性によるシワ寄せ作用により、カップ側筒3の下
端周面に多数の縦ジワ重合の凹凸部が生じる。
【0006】これら凹凸部は、上記底紙周面4aの高さ
が底紙厚の10〜20倍(約1〜2mm)以内の比較的
に低い場合は目立たず問題ないが、側筒3の小径端内周
面に対し、底紙周面4aの接合強度を増すべく、その高
さを底紙厚の30〜50倍の高さ約3〜5mmに設定し
た場合には、上記底紙周面4aの前記多数の凹凸部や折
り重ね接合に基づく前記凹凸部による0.1〜0.3m
m程の食み出し突部8が図6のように底紙4の周辺にお
ける側筒3の下部外周面に多数発生する。
【0007】したがって、これらカップ側筒3の食み出
し突部8が有るカップCの多数を図8のように重積(ス
タッキング)して出荷した後、ユーザがカップ重積体か
らカップCを一つずつ引き抜き分離する際に、前記食み
出し突部8がその外側のカップの内面に図7のように
0.1〜0.3mm程食い込んでしまっているためと、
各底紙同士の間に空気が入り込みづらいこととにより、
カップの単品分離が極めて実行しづらく、その作業性を
著しく阻害していたという本質的かつ、重大な問題点が
有る。
【0008】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、上広がりのカップ側筒の小径周辺を満遍なく内
側に絞り込んで先細周面を形成するとともに、この周面
の内面に配した丸皿状で通気性を有する底紙の周面をカ
ップ側筒先細周面と共に折り重ねて潰し接合すること
で、前記先細周面の端部外面に多数の食み出し突部が有
っても、これら多数の食み出し突部をその外側に重合し
たカップ内面に接触しなくすることと、先細周面による
隣接カップ側筒同士の接触面積を減じて側筒同士の接触
摩擦抵抗を減少させることと、底紙に形成した通気性ス
リットや小孔から底紙同士のスキマに空気を入り込ませ
ることとにより、多数のカップの重積体からカップ単品
を一つずつ分離し易くすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、下級洋紙やプラスチックシートをほぼ弧形短冊状に
形成したブランクをその長さ方向に丸め、その端部同士
を接着部で接着して中空円錐台形のカップ側筒を作り、
その小径周辺の内周面に底紙を接合した紙カップを作る
に当り、前記カップ側筒の小径周辺を部分的に満遍なく
内側に絞り込んで先細周面を形成し、その余長周面部を
存して先細周面内に丸皿状で通気性スリットや小孔を有
する底紙の周面を下向きにして接面定位するとともに、
前記余長周面部で底紙周面を外から中に包み込んで折り
返し、この折り返し部をさらに底紙周面と共に内向きに
折り曲げ重ね潰すことで、重ね潰し接合部を形成して前
記カップ側筒先細周面の端部に底紙を接合したことで達
成できた。
【0010】なお、前記先細周面の端部周面内に丸皿状
で通気性スリットや通気小孔を有する底紙の周面を前記
端部周面の端縁に向けて接面定位するとともに、この端
部周面と前記底紙周面とを合わせてこれら各周面をその
中間部で折り返し、この折り返し部と前記底紙との間に
おける前記先細周面と底紙周面とを合わせて内向きに折
り畳み重ね潰すことで、重ね潰し接合部を形成してもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1、図2に示すように、40〜80g/m 程度の薄
手クラフト紙などの下級洋紙または、PETシートなど
のプラスチックシートをほぼ弧形短冊状に形成したブラ
ンク1をその長さ方向に図1のように丸め、その端部1
a同士を糊料または、ヒートシールによる接着部2で接
着して中空円錐台形のカップ側筒3を作り、これを図1
のように予じめ十文字やV字形の通気性スリット4Aや
通気小孔4Bを形成した丸皿状の底紙4を図3(a)の
ように上向きに載置した二段上細の円錐台形のマンドレ
ルMに被せる。
【0012】その後、前記カップ側筒3の小径周辺3a
を手指または図3(a)のような逆丸皿状の加熱回転押
圧体などの押しダイD1でマンドレルMの上部先細周面
M1に沿わせ部分的に内側に絞り込んで図3(b)に示
すようなカップ側筒3よりも内側に2°〜5°傾斜した
先細周面5を形成するとともに、この周面5の上部には
底紙4の立上げ周縁から2〜4mm突き出た余長周面部
5aを残存させておく。
【0013】次いで、上記余長周面部5aで底紙周面4
aを同図3(c)のように下面に折り絞り用凹所d2 が
有る押しダイD2で外から中に包み込んで同図3(d)
のように紙やプラスチック固有の剛性に抗して折り返
し、この折り返し部6をさらに底紙周面4aと共に内向
きに同図3(e)のように押し潰しダイD3で紙やプラ
スチックシートの剛性に抗し折り曲げ重ね潰すことで、
同図(e)のような重ね潰し接合部7を形成して、前記
カップ側筒先細周面5の端部に底紙4を接合した後、必
要に応じ同図3の(f)のような中央突部M2が有るマ
ンドレルMと上記突部M2に対応した凹部d4 が有る押
しダイD4で底紙4を外向きに膨出させた図1および図
2に示すような本発明による加熱加工食品用カップCを
構成できる。
【0014】なお、この発明による前記カップ側筒3の
小径周辺3aを部分的に満遍なく内側に絞り込んで先細
周面5を形成し、その端部周面5b内に丸皿状で通気性
スリット4Aや通気小孔4Bを有する底紙4の周面4a
を前記端部周面5bの端縁に向けて接面定位するととも
に、この端部周面5bと前記底紙周面4aとを合わせて
これら各周面をその中間部で折り返し、この折り返し部
6と前記底紙4との間における前記先細周面5と底紙周
面4aとを合わせて内向きに折り畳み重ね潰すことで、
図4に示すような五重断面構造の重ね潰し接合部7を形
成して前記カップ側筒先細周面5の端部周面5bに底紙
4を接合してもよい。また、側筒ブランク1がPETシ
ートの場合には、ヒートシール接着し易くするため、加
熱接着性樹脂等を予じめシートにコーティングまたはラ
ミネート接着させておく。
【0015】そして、前記カップCの多数を図5のよう
に重積した場合、底紙周辺における側筒先細周面5の端
部に前記底紙周面4aの凹凸部や折り重ね接合による食
み出し突部8が有っても、先細周面5の上縁5Aよりも
底紙周面対向部分における先細周面5の端部の方が小径
のため、上記先細周面5の付近の食み出し突部8は、そ
の外側のカップ内面に同図5のように接することがな
く、しかも先細周面5による隣接カップ側筒同士の接触
面積の減小に伴なう側筒同士の接触摩擦抵抗の減少によ
り、また、各底紙4同士の間に通気性スリット4Aや通
気小孔4Bから空気が入り込むことにより、カップ重積
体からカップ単品を1個ずつ容易に引き出し取出すこと
ができた。
【0016】また、本発明によるカップC内に菓子種を
入れても、底紙4の通気性スリット4Aや通気小孔4B
からは菓子種が漏出することがなく、そのまま炉内で焼
成するか、または蒸し釜で蒸すと菓子種が加熱膨脹する
と共に、菓子種中の小麦デンプンがアルファ化して食用
可能な焼菓子または蒸し菓子となるが、この際前記重ね
潰し接合部7は、紙やプラスチックシート固有の剛性に
抗して強固に折り重ね潰して有るので、上記接合部7
は、妄りに接合が戻ったり変形することがない。
【0017】すなわち、カップC内の菓子種、つまりド
ウの大半を占める小麦デンプンは、60℃以上の加熱で
糊化し、カップの内壁から底紙をも糊着し固化する。カ
ップ側筒3を形成するため、側筒ブランク1の両端を貼
り合わせる接着部2は、小麦デンプンが熱により糊化す
る以前の膨張による膨張圧を受けるので、この部分の接
着には充分意をそそぐ必要があるが、側筒下部と底紙4
との接合部付近や、通気性スリット4Aや通気小孔4B
による1〜3mm程度以下のスキマがあっても、ドウの
填入時、あるいは填入後の加熱糊化等により、上記スリ
ット4Aや小孔4Bからドウが漏出する懸念はない。
【0018】また、カップC内に菓子種以外の例えばグ
ラタン生地や麺類等を入れて、カップC内で、加熱調理
するようにしてもよい。なお、図1における符号mで示
す部分は、ミシン目状切断線であり、また、同図中符号
Pで示す部分は、カップCをその接着部2から周方向に
千切って引き剥し易くするための引き剥し用摘み片であ
り、さらに、前記各図におけるカップCの紙厚は分り易
くするため拡大誇張してある。
【0019】
【実施例】カップCの高さを60mmとし、その開口角
度をカップ中心線に対して約7度とすると共に、先細周
面5の斜辺長さを約8mm、その内向き角度をカップ側
筒3に対し約3度とした図2の例では、カップ底紙4の
周縁部に対向した前記先細周面5の下端周面がその上縁
5Aに接した外側のカップ側筒3の内面に対して、8m
m×sin 3°=0.42mmだけ小径となっているか
ら、底紙4の周辺における前記先細周面5の下端周面付
近に多数の食み出し突部8が有っても、各突部8の食み
出し高さが、上記0.42mm以内であれば、図5のよ
うにこれら多数の突部8は、その外側のカップ側筒3の
内面に接触せず、しかも、カップ先細周面5に対応した
カップ側筒3同士の接触面積の減小による隣接カップ同
士の接合摩擦抵抗の減少により、カップ分離が、さらに
容易となった。
【0020】なお、底紙4は、図2の鎖線で示すよう
に、重ね潰し接合部7の上縁と面一またはそれよりも若
干高く形成してもよく、これら底紙4の形状に応じて菓
子種等の種類・粘度や焼成等加熱温度を適宜選定するこ
とができる。また、側筒3にエンボス加工による多数の
凹凸を設ければ、カップ重積体の各カップ側筒同士の間
に空気が一層入り易くなるので、カップ分離がより一層
容易となった。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。本発明における請
求項1から請求項4までの各発明によれば、下級洋紙や
プラスチックシートをほぼ弧形短冊状に形成したブラン
ク1をその長さ方向に丸め、その端部1a同士を接着部
2で接着して中空円錐台形のカップ側筒3を作り、その
小径周辺3aの内周面に底紙4を接合した紙カップを作
るに当り、前記カップ側筒3の小径周辺3aを部分的に
満遍なく内側に絞り込んで先細周面5を形成し、その余
長周面部5aを存して先細周面5内に丸皿状で通気性を
有する底紙4の周面4aを下向きにして接面定位すると
ともに、前記余長周面部5aで底紙周面4aを外から中
に包み込んで折り返したり、先細周面5の端部周面5b
と底紙立上げ周面4aとを合せて内側に折り返して、こ
の折り返し部6をさらに底紙周面4aと共に内向きに折
り曲げ重ね潰すことで、重ね潰し接合部7を形成して前
記カップ側筒先細周面5の端部に底紙4を強固に接合す
ることができた。
【0022】したがって、上記発明によれば、上広がり
のカップ側筒3の下側をさらに絞り込んだ先細周面5の
外面に底紙立ち上げ周面4aの絞り縦ジワ重合による凹
凸部や折り重ねに基づく前記食み出し突部8が有って
も、これら多数の食み出し突部8をその外側に重合した
カップ内面に接触しなくすることができ、しかも、上記
先細周面5による隣接カップ同士の接触面積の減小化に
伴ない、各カップ間の摩擦抵抗を小さくすることもで
き、さらに、底紙4同士の間に通気性スリット4Aや通
気小孔4Bを経て空気を入り込ませることができるの
で、多数のカップの重積体からカップ単品を一つずつ分
離し易くすることができたという効果が有る。
【0023】請求項5では、側筒3に形成した多数の凹
凸から側筒同士のスキマにも空気が入り易くなったの
で、カップ重積体からカップ単品をさらに分離し易くす
ることができた。請求項6と7では、上記諸効果に加え
てカップ側筒3を手指で千切り易くすることができ、カ
ップ内食品を容易に露出させて、より一層食し易くする
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカップの実施形態の一例を示す斜
視図
【図2】本発明によるカップの例を示す拡大縦断立面図
【図3】本発明によるカップの製造過程の一例を示す縦
断立面図
【図4】本発明の他の実施形態の一例を示すカップの縦
断立面図
【図5】本発明によるカップの多数を重積した例を示す
拡大縦断立面図
【図6】従来の紙カップの例を示す縦断立面図
【図7】従来の紙カップの作り方の例を示す要部断面図
【図8】従来の紙カップの多数を重積した例を示す拡大
縦断立面図
【符号の説明】
1 側筒ブランク 1a 側筒ブランクの端部 2 接着部 3 カップ側筒 3a カップ側筒の小径周辺 4 丸皿状の底紙 4a 底紙の周面 4A 底紙に形成した通気性スリット 4B 底紙に形成した通気小孔 5 カップ側筒の先細周面 5A カップ側筒の先細周面の上縁 5a カップ側筒の余長周面部 5b 先細周面の端部周面 6 折り返し部 7 重ね潰し接合部 8 カップ側筒の食み出し突部 m ミシン目状切断線 P 引き剥し用摘み片 C カップ M 上部先細周面付円錐台状マンドレル M1 上部先細周面付円錐台状マンドレルの上部先細周

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ弧形短冊状のブランク1をその長さ
    方向に丸め、その端部1a同士を接着部2で接着して中
    空円錐台形のカップ側筒3を作り、その小径周辺3aの
    内周面に底紙4を接合したカップにおいて、前記カップ
    側筒3の小径周辺3aを部分的に満遍なく内側に絞り込
    んで先細周面5を形成し、その余長周面部5aを存して
    先細周面5内に丸皿状で通気性スリット4Aを有する底
    紙4の周面4aを下向きにして接面定位するとともに、
    前記余長周面部5aで底紙周面4aを外から中に包み込
    んで折り返し、この折り返し部6をさらに底紙周面4a
    と共に内向きに折り曲げ重ね潰すことで、重ね潰し接合
    部7を形成して前記カップ側筒先細周面5の端部に底紙
    4を接合した加熱加工食品用カップ。
  2. 【請求項2】 ほぼ弧形短冊状のブランク1をその長さ
    方向に丸め、その端部1a同士を接着部2で接着して中
    空円錐台形のカップ側筒3を作り、その小径周辺3aの
    内周面に底紙4を接合したカップにおいて、前記カップ
    側筒3の小径周辺3aを部分的に満遍なく内側に絞り込
    んで先細周面5を形成し、その余長周面部5aを存して
    先細周面5内に丸皿状で通気小孔4Bを有する底紙4の
    周面4aを下向きにして接面定位するとともに、前記余
    長周面部5aで底紙周面4aを外から中に包み込んで折
    り返し、この折り返し部6をさらに底紙周面4aと共に
    内向きに折り曲げ重ね潰すことで、重ね潰し接合部7を
    形成して前記カップ側筒先細周面5の端部に底紙4を接
    合した加熱加工食品用カップ。
  3. 【請求項3】 ほぼ弧形短冊状のブランク1をその長さ
    方向に丸め、その端部1a同士を接着部2で接着して中
    空円錐台形のカップ側筒3を作り、その小径周辺3aの
    内周面に底紙4を接合したカップにおいて、前記カップ
    側筒3の小径周辺3aを部分的に満遍なく内側に絞り込
    んで先細周面5を形成し、その端部周面5b内に丸皿状
    で通気性スリット4Aを有する底紙4の周面4aを前記
    端部周面5bの端縁に向けて接面定位するとともに、こ
    の端部周面5bと前記底紙周面4aとを合わせてこれら
    各周面をその中間部で折り返し、この折り返し部6と前
    記底紙4との間における前記先細周面5と底紙周面4a
    とを合わせて内向きに折り畳み重ね潰すことで、重ね潰
    し接合部7を形成して前記カップ側筒先細周面5の端部
    周面5bに底紙4を接合した加熱加工食品用カップ。
  4. 【請求項4】 ほぼ弧形短冊状のブランク1をその長さ
    方向に丸め、その端部1a同士を接着部2で接着して中
    空円錐台形のカップ側筒3を作り、その小径周辺3aの
    内周面に底紙4を接合したカップにおいて、前記カップ
    側筒3の小径周辺3aを部分的に満遍なく内側に絞り込
    んで先細周面5を形成し、その端部周面5b内に丸皿状
    で通気小孔4Bを有する底紙4の周面4aを前記端部周
    面5bの端縁に向けて接面定位するとともに、この端部
    周面5bと前記底紙周面4aとを合わせてこれら各周面
    をその中間部で折り返し、この折り返し部6と前記底紙
    4との間における前記先細周面5と底紙周面4aとを合
    わせて内向きに折り畳み重ね潰すことで、重ね潰し接合
    部7を形成して前記カップ側筒先細周面5の端部周面5
    bに底紙4を接合した加熱加工食品用カップ。
  5. 【請求項5】 前記側筒3にエンボス加工による多数の
    凹凸を形成してなる請求項1から請求項4までに記載の
    加熱加工食品用カップ。
  6. 【請求項6】 前記カップ側筒3にミシン目状切断線m
    を設けた請求項1から請求項5までに記載の加熱加工食
    品用カップ。
  7. 【請求項7】 前記接着部2に弱点部を設け、この弱点
    部に連接したカップ側板端部に摘み片Pを突設してなる
    請求項1から請求項6までに記載の加熱加工食品用カッ
    プ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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