JP2001169515A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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JP2001169515A
JP2001169515A JP34951599A JP34951599A JP2001169515A JP 2001169515 A JP2001169515 A JP 2001169515A JP 34951599 A JP34951599 A JP 34951599A JP 34951599 A JP34951599 A JP 34951599A JP 2001169515 A JP2001169515 A JP 2001169515A
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former
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wound
fryer
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JP34951599A
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Wataru Morikawa
渡 森川
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BESUTEC KK
Bestec Corp
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BESUTEC KK
Bestec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線機においてフライヤーから繰り出される
線材が巻線すべき極ではねたりする現象を抑制するとと
もに、多極電機子の巻線すべき極の、線材の入口と出口
を結ぶ線分より外周側(奥まった部分)にも線材が巻け
るようにする。 【解決手段】巻線すべき極の周囲を旋回し、線材を繰り
出すフライヤーと、そのフライヤーの回転軸に同心的に
取り付けられ、フライヤーから繰り出された線材を巻線
すべき極に案内するメインフォーマーとを前提とする。
さらにサブフォーマーが設けられ、サブフォーマーはメ
インフォーマーの外周に線材が通る隙間をあけて嵌合
し、メインフォーマーとともにフライヤーから繰り出さ
れた線材を巻線すべき極に案内する。この際、メインフ
ォーマーとサブフォーマーの嵌合隙間を線材が通ること
により線材に絞り作用が加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主に多極電機子の
極にコイル形成用の線材を巻き付ける巻線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多極電機子に巻線を施す巻線機
は、例えば図23〜26に示すように多極電機子200
の巻線すべき極201へ挿入されるメインフォーマー2
02と、巻線すべき極201と隣接する極に覆い被され
るように設けられたサイドフォーマー203とを備え、
フライヤー204から繰り出される線材Wを巻線すべき
極201に案内する手法が一般的である。また、多極電
機子の形状によっては、サイドフォーマー203を用い
ないで、メインフォーマー202だけで、フライヤー2
04から繰り出される線材を巻線すべき極に案内する方
法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フォーマー方式だと、図24に示すように、多極電機子
200とメインフォーマー202(サイドフォーマー2
03)の周りを一定距離離れて回動(旋回)するフライ
ヤー204から繰り出された線材Wは、メインフォーマ
ー202に接触したり、サイドフォーマー203に接触
したり、また各フォーマーから離れたりを繰り返して巻
線すべき極に案内されるため、線材Wにかかるテンショ
ン、あるいは線速の変化に応じて線がはねるという現象
(線ハネ現象)が発生し、本来巻きたい位置へ巻けず、
整列巻きあるいは占積率の高い巻線が困難であった。
【0004】また、従来のフォーマー方式だと、多極電
機子の形状によっては、巻線すべき極の中で、巻線すべ
きスペースがありながら、巻線するのが困難な場所があ
った。例えば、図25、26に示すように、従来のフォ
ーマーにより案内された線材は、多極電機子200の巻
線すべき極201への入口から出口への最短距離を走ろ
うとする。その最短距離を結んだ線分より内側(中心
側)へその最短距離を変え、線材を案内するのが従来の
メインフォーマー202の役目であるが、その最短距離
を結んだ線分より外周側へ線材を案内して巻線すること
は、従来のフォーマーでは非常に困難であった。特にこ
の線材の入口から出口を結んだ線分より外周側(図の斜
線部)は、極数が少ないものほど大きく発生することと
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この発明
は、多極電機子の極にコイル形成用の線材を巻き付ける
巻線機であって、巻線すべき極の周囲を旋回し、線材を
繰り出すフライヤーと、そのフライヤーの回転軸に同心
的に取り付けられ、フライヤーから繰り出された線材を
巻線すべき極に案内するメインフォーマーと、そのメイ
ンフォーマーの外周に線材が通る隙間をあけて嵌合し、
メインフォーマーとともに前記フライヤーから繰り出さ
れた線材を巻線すべき極に案内するサブフォーマーと、
を備えることを特徴とする。
【0006】これによって、巻線すべき極へ線材を案内
するメインフォーマーから一定距離離れて旋回するフラ
イヤーと、そのメインフォーマーとの間の線材をメイン
フォーマーの線材案内部付近で絞るかたちになり、フラ
イヤーから繰り出された線材がメインフォーマーの線材
案内部からハネたり、離れたりするという線ハネ現象を
抑制する効果が生ずる。また、フライヤーから繰り出さ
れた線材が、メインフォーマーの線材案内部の形状に沿
って巻線すべき極へ案内されるので、従来のフォーマー
方式では線材を案内するのが困難であった巻線すべき極
の線材の入口と出口を結んだ線分より外周側へも線材を
案内することが可能になった。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、この発明の一具体例を概
念的に示すものである。フライヤー1は、フライヤーノ
ズル(以下、ノズルという)1aと回転体(回転本体)
1bとを備え、ノズル1aは回転体1bの端部外周に取
り付けられて線材Wを支持し、回転体1bと一体的に回
転する。また、フライヤー1(回転体2)の内周側には
メインフォーマー3が同心的に設けられ、軸4の先端部
に固定されている。フライヤー1はモータ5により駆動
され、また、メインフォーマー3は軸4を介してシリン
ダ6により軸方向に移動するようになっている。図2の
ように、メインフォーマー3は、その先端に開口する極
収容部7を有しており、多極電機子8の巻線すべき極9
が極収容部7に入り込めるようになっている。また、巻
線すべき極9の両側には巻線される線材Wが隣接する極
に引っかからないようにするための公知のサイドフォー
マー10が、巻線すべき極9を挟むように一対(図では
1個のみ示す)設けられている。
【0008】図3、図4(c)等のようにサブフォーマ
ー11は、メインフォーマー3に嵌合可能な孔部12等
の空所を有し、この孔部12はメインフォーマー3の線
材案内部の断面とほぼ等しく、かつそれよりやや大きな
相似形状のもので、サブフォーマー11はこの孔部12
においてメインフォーマー3の外周に線材Wが通る隙間
tをあけて嵌合される。これにより、線材Wは図4
(b)、(c)等のように、メインフォーマー3とサブ
フォーマー11とによりいわば絞られるかたちとなる。
そして、メインフォーマー3の先端環状部(図の斜線
部)が線材案内部13となる。
【0009】なお、サブフォーマー11とメインフォー
マー3及びフライヤー1との関係は、例えばメインフォ
ーマー3とフライヤー1とが同期してフライヤー回転軸
方向(多極電機子8の巻線すべき極9に対する接近・離
間方向)に移動し、サブフォーマー11が固定された形
式、フライヤー1及びサブフォーマー11が同期して移
動し、メインフォーマー3が固定される形式、あるいは
メインフォーマー3、サブフォーマー11及びフライヤ
ー1がいずれも同期して移動する形式等がある。これら
については後にさらに詳しく説明する。
【0010】図2にさらに要部を示す。フライヤー1か
ら繰り出された線材Wは、サブフォーマー11の孔部1
2とメインフォーマー3の外周との隙間t(線材の通る
隙間)を通じて巻線すべき極9へ繰り出される。メイン
フォーマー3の外周断面形状及びサブフォーマー11の
孔部12は、図1のように円形でもよいが、図3に示す
ように、巻線すべき極9の形状に合わせた細長い形状と
することができる。図3から明らかなように、フライヤ
ー1から繰り出される線材Wはサブフォーマー11の孔
部12の内周線と、メインフォーマー3の線材案内部1
3の外周線とで方向変換する結果、ここに絞り効果が生
じる。その結果、極9に巻かれる線材Wに一定のテンシ
ョンが付与され、いわゆる線ハネ現象が抑制される。
【0011】このように線材Wにサブフォーマー11と
メインフォーマー3による絞りが加えられるため、フラ
イヤー1から繰り出される線材Wは隣接する極側に接触
しにくくなる。よって、巻線すべき極9の両側に設けら
れるサイドフォーマー10は省略することも可能とな
る。
【0012】また、図4(a)〜(c)に示すように、
線材Wがメインフォーマー3の線材案内部13の形状に
沿って案内できるので、線材案内部13に一定の形状を
付与することで、従来巻線できなかった線材の入口と出
口を結んだ線分より外周側へも巻線できる。図4(c)
に示すように、メインフォーマー3の先端部の線材案内
部(斜線部)13には、内側に窪んだ部分、例えば円弧
状の又は所定の直線ないし曲線に沿った湾曲部14(線
材案内凹部)が形成される。これは図4(a)のように
多極電機子8の極9の外周側部分に対応した凹部とな
り、よってこの凹部ないしは湾曲部14に沿って線材W
が案内されることで、図4(a)の線材の入口と出口を
結ぶ最短距離より外周側の部分にも線材を巻くことがで
きる。
【0013】図5のメインフォーマー3は、フライヤー
1とともにフライヤー1の回転軸方向に同期して移動
し、サブフォーマー11は多極電機子8の巻線すべき極
9と相対的に固定されている。
【0014】すなわち、メインフォーマー3とフライヤ
ー1とはベアリング(軸受)を介して取り付けられ、フ
ライヤー1の回転軸方向(多極電機子8に対する接近・
離間方向)に同期して移動する。サブフォーマー11は
ベース16に固定されている。そして、モータ17等の
回転駆動手段によりフライヤー1により回転し、メイン
フォーマー3はベアリング15を介して非回転状態に保
たれる。そして、ベース16に設けられたスライド機構
38のモータ18等の駆動装置によりフライヤー1及び
メインフォーマー3が多極電機子8の巻線すべき極9の
内周側へ同期して移動し、サブフォーマー11は巻線す
べき極9の外周に近接した位置に固定的に設けられる。
10はサイドフォーマーであるが、前述のようにこれは
省略可能である。
【0015】図5の例は、巻線時の線材を案内したい場
所へ導いてやる駆動手段を、メインフォーマー3とフラ
イヤー1に持たせたため、特に巻線すべき極9の線材W
の入口と出口を結ぶ線分の内側を巻線するときに、線材
がはねないで巻線できるという効果がある。
【0016】図6のメインフォーマー3は、多極電機子
8(巻線すべき極9)と相対的に固定され、サブフォー
マー11はフライヤー1とともにフライヤー1の回転軸
方向に同期して移動するものである。具体的には、メイ
ンフォーマー3はフライヤーの回転軸19にバネ20等
の弾性部材とベアリング(軸受)21を介して取り付け
られる。また、フライヤー1は回転軸19を介してモー
タ22等の回転駆動手段で回転させられる。
【0017】サブフォーマー10は直接又は中間部材な
いし連結部材23を介して可動部24に連結されてい
る。可動部24はベース16にボールねじ機構等の移動
(スライド)機構32を介して取り付けられ、例えばボ
ールねじの場合、駆動手段としてのモータ25により可
動部24が前進・後退することによって、フライヤー1
とサブフォーマー11は同期して移動する。また、メイ
ンフォーマー3は初期の段階ではフライヤー1及びサブ
フォーマー11と同期して前進するが、メインフォーマ
ー3の極収容部7の底面に巻線すべき極9が接触した後
は、その状態で停止し、フライヤー1及びサブフォーマ
ー11は、バネ20を弾性変形させつつ更に互いに同期
して前進することとなる。よって、巻線状態ではメイン
フォーマー3が多極電機子8の巻線すべき極9と相対的
に固定状態で、フライヤー1とサブフォーマー11とが
同期して移動する形態となる。
【0018】この例は、巻線時の線材を案内したい場所
へ導いてやる駆動手段を、サブフォーマー11とフライ
ヤー1に持たせたため、特に巻線すべき極9の線材Wの
入口と出口を結ぶ線分の外周側を巻線するときに、線材
Wがメインフォーマー3の形状に沿って巻線できるとい
う効果がある。
【0019】図7、図8のでは、メインフォーマー3と
サブフォーマー11は、フライヤー1とともにフライヤ
ーの回転軸方向(巻線すべき極9に対する接近・離間方
向)に同期して移動するものである。具体的には、メイ
ンフォーマー3はベアリング(軸受)27を介してフラ
イヤー1と相対回転可能とし、フライヤー1及びサブフ
ォーマー11と同期して移動できる部分が構成される。
さらにその中にバネ28等の弾性部材ないし付勢手段を
介して、多極電機子8と相対的に固定される部分が構成
される。
【0020】フライヤー1は回転軸19を介して可動部
24によりベアリング29により回転可能に支持され、
かつ駆動手段としてのモータ30で回転させられる。サ
ブフォーマー11は直接又は連結部材31を介して可動
部24に連結される。そして、可動部24はベース16
にボールねじ等のスライド機構32を介して取り付けら
れ、例えばボールねじの場合、駆動手段としてのモータ
33の駆動により可動部24が移動し、これに伴いフラ
イヤー1、サブフォーマー11及びメインフォーマー3
が前進し、これら3者が同期して移動しながらフライヤ
ー1から繰り出される線材Wがメインフォーマー3とサ
ブフォーマー11との隙間を通り絞られた状態で巻線さ
れる。なお、バネ28はメインフォーマー3の極収容部
7に巻線すべき極が当接したときの緩衝用として機能す
る。
【0021】この例は、巻線時の線材を案内したい場所
へ導いてやる駆動手段を、メインフォーマーとサブフォ
ーマーとフライヤーに持たせたため、特に巻線すべき極
の線材の入口と出口を結ぶ線分の内側へも外側へも、線
材がはねないで、かつメインフォーマーの形状に沿って
巻線できるという効果がある。
【0022】なお、図9(a)、(b)に示すように、
巻線においては端末処理が必要となる。例えばU、V、
Wグループの三相巻で、U1〜4、V1〜4及びW1〜4のそ
れぞれの巻始め線と巻終り線を絡げるピン34が設けら
れ、これに各相の巻始め線及び巻終り線を絡げる端末処
理が行われることがある。この場合は、前述のサブフォ
ーマー11が多極電機子8に接近していると、これが端
末線処理の障害になる場合がある。このように端末線を
絡げた状態で巻線を終える場合は、サブフォーマー11
を逃がす手段(回避手段)を設けることが望ましい。
【0023】また、図10に示すように、別の端末線処
理形態として、巻始め線Us及び巻終り線Wfを出すとと
もに、これらの間をつなぐいわゆるタップ線を出した状
態で巻線を終える場合もある。この場合もサブフォーマ
ー11が多極電機子8に近接していると、これが端末線
処理の障害になる場合があるので、この場合もサブフォ
ーマー11を逃がすことが望ましい。
【0024】図11及び12は、カラゲ時・タップ線引
出時等の端末線処理時に、サブフォーマー11を逃がす
機構を備えた例である。サブフォーマー11は端末線処
理時に、メインフォーマー3との嵌合状態から離される
回避手段を備える。具体的には、サブフォーマー11は
直接又は中間ないし連結部材を介して、回避のための駆
動手段としてのシリンダ36に連結されている。
【0025】また、メインフォーマー3は、ベース16
に支持されたスライド機構38により、フライヤー1と
ともに軸方向に同期して移動することもできるし、可動
部24に支持された前進・後退機構42(この例では軸
58とシリンダ57(ただしボールねじ機構でもよ
い))により、フライヤー1とは別個に軸方向に相対的
に前進・後退もできる。
【0026】また、多極電機子8にはカラゲ部ないし線
預け部40が設けられ、フライヤー1(ノズル1a)
は、詳しい図示はしないが、本体(回転体1b)に対し
前進・上下・横移動ができるように公知の3軸の駆動形
態となっている。そして、図11のように、サブフォー
マー11が巻線すべき極9の外周側に位置するようにシ
リンダ36で位置調整された状態で、メインフォーマー
3と前述のように嵌合状態となり、フライヤー1から繰
り出される線材Wが極9に巻線される。
【0027】一方、端末線処理の際は、図12に示すよ
うに、メインフォーマー3が後退して、多極電機子8か
ら離間し、他方、サブフォーマー11はシリンダ36に
より多極電機子8の中心側に接近する状態に、その位置
が外周側から回避される。なお、多極電機子8は、図示
しない割出装置により適宜回転させられる。このように
サブフォーマー11が多極電機子8の中心側に回避した
状態では、フライヤー1により端末線をカラゲ部40等
に絡げたり、預けたりする際にサブフォーマー11が障
害とならない。
【0028】つまり、通常、多極電機子を巻線すると
き、少なくとも一対の端末線(巻き始め線、巻き終わり
線)が発生する。その端末線はフライヤー(ノズル)に
より、多極電機子に設けられた端末線処理用の部材に絡
げられたり、多極電機子の外の巻線機側の部材にとりあ
えず預けられたりする。この動作をするため、巻線すべ
き極へ線材を案内するメインフォーマーから一定距離離
れて回転するフライヤーと、そのメインフォーマーの線
材案内部との間の線材を、メインフォーマーの線材案内
部付近でしぼるかたちにしているサイドフォーマーの内
部から線材を脱出させるため、メインフォーマーとの嵌
合状態から離される回避手段を設けたものである。
【0029】図13におけるサブフォーマー11は、カ
ラゲ時、タップ線引出時等の端末線処理時に、線材脱出
用の溝41を備えるものである。これにより、端末線処
理を行う際には、メインフォーマー3とサブフォーマー
11との嵌合状態はそのままにして(回避させたりする
ことなく)、サブフォーマー11の内部から溝41を通
じて線材を脱出させることができる。言い換えると、サ
ブフォーマー11の内部からの線材の脱出用に、サブフ
ォーマー11の巻線時に影響のない部分に溝41を設け
たものである。
【0030】この図13において、回転方向が時計回り
であると線材は外れないが、反時計回りであると内側か
ら外側へ脱出できる。また、その溝41から線材を入り
込ませれば、次の巻線ができる。この線材脱出の際は、
通常の巻線方向と反対方向に所定の角度フライヤー1を
回転させる制御を採用すればよい。なお、図13(c)
のように、線材脱出用の溝41はその溝幅が一定のもの
でもよいが、その開口部にテーパ状等の、外に向かって
開く部分41aを設けておけば、その溝41内へ線材を
入り込ませるのが容易となり、また脱出の際も、早く脱
出させることができる。
【0031】図14に示す例のサブフォーマー11は、
多極電機子8の交換・脱着時に、多極電機子8から離さ
れる回避手段を備える。具体的には、この例のサブフォ
ーマー11は、複数に分割(この例では第1部分11a
と第2部分11bとに分割)され、それらはいずれも板
状の形態をなして互いに一部重なり合うように配置さ
れ、それら第1及び第2の部分11a及び11bに跨っ
て、前述の孔部12が形成される。つまり、第1の部分
11aには孔部12の一部を形成する孔形成部12a
が、第2の部分11bには孔部12の他の一部を形成す
る孔形成部12bが形成され、これらの合体により孔部
12が形成される。この孔部12に前述のようなメイン
フォーマー3が嵌合することとなる。
【0032】そのように分割された第1の部分11a、
第2の部分11bには、両者により形成された孔部12
を分断する方向に駆動する駆動手段としてシリンダ4
3、44が連結され、これらのシリンダ43、44及び
2分割された部分11a、11bにより回避手段が構成
される。そして、図14(a)に示すように、2分割さ
れたサイドフォーマー11が互いに接近状態で協働して
孔部12を形成し、ここにメインフォーマー3が線材W
が通る隙間を隔てて嵌合し、この状態で巻線が行われ
る。
【0033】一方、線材Wをサブフォーマー11から離
脱させる場合は、そのサブフォーマー11を構成する第
1の部分11a及び第2の部分11bが前述のシリンダ
等の駆動手段により離れる方向に移動し、その結果孔部
12が開放されて線材Wが孔部12から脱出した状態と
なる。また、メインフォーマー3は適宜のシリンダ45
等により後退し、フライヤー1はこのような状態で端末
線のカラゲ、タップ線の引出し等の端末線処理を行う。
端末線処理が終われば、再びサブフォーマー11の第1
の部分11a及び第2の部分11bが接近して線材Wが
サブフォーマー11の孔部12に閉じこめられた形態と
なる。
【0034】なお、図15(a)の形態では、第1の部
分11aと第2の部分11bとに板厚分の段差が生じる
が、これを解消するために同図(b)に示すように、第
1の部分11a’と第2の部分11b’との板面が面一
となるように、一方に凸部45を、他方に凹部46を設
けてこれをスライド可能に嵌合させて孔部12を形成
し、開放(回避)させる場合は、これら凸部45と凹部
46との嵌合が外れるようにすることもできる。
【0035】図16及び17に示すのサブフォーマー1
1は、多極電機子8の交換・脱着時に、多極電機子8か
ら離される回避手段を備えている。具体的には、このサ
ブフォーマー11は、図16に示すように、多極電機子
8の中心側に寄った第1の回避位置で、かつメインフォ
ーマー3が後退した状態において、フライヤー1による
端末線処理、例えば端末線を絡げるための部材またはい
ったん預けるための部材40に端末線を保持させる。
【0036】一方、図17に示すように、多極電機子8
の中心から外周側に移動し、かつその外周よりさらに離
れた第2の回避位置をサブフォーマー11が取り得るよ
うになっており、この第2の回避位置で、メインフォー
マー3が後退した状態において多極電機子8の脱着ひい
ては交換を行うことができる。つまり、巻線が終わった
多極電機子8が取り外され、代わって空の多極電機子が
セットされる。その際、サブフォーマー11は多極電機
子8の外周から一定距離隔てた位置へ回避(待避)する
ことにより、そのような多極電機子8の着脱ないし交換
の障害とならない。なお、このような多極電機子8の着
脱・交換の際には、フライヤー1から繰り出される線材
Wは、線クランプ装置47により一時的にクランプさ
れ、その線材Wの端末が保持されることとなる。
【0037】なお、図18に示すように、線材Wの巻線
時の軌跡は、メインフォーマー3とサブフォーマー11
の嵌合状態において生じた隙間tで拘束され、このほぼ
矩形に近い軌跡を通ることとなる。従ってフライヤー1
は一定距離離れて回転(円運動)をしながら、線材Wは
巻線すべき極9の形状に沿ったボックス状の動きをする
ことと同じ効果が生じる。なお、48はサブフォーマー
11を所定の部材に取り付けるための取付孔である。
【0038】図19は別の例においてそのような線材W
のボックス状の軌跡を示すものである。すなわち、フラ
イヤー1は巻線すべき極9の中心周りに回転(旋回円運
動)をするが、メインフォーマー3とサブフォーマー1
1との嵌合状態で生じた隙間tを通るように線材Wが移
動するため、線材Wの軌跡が隣接する極と干渉すること
を回避でき、従って同図(a)に示すようなサブフォー
マー10は省略することも可能となる。また、このよう
なボックス状の軌跡を線材Wに与えるために、フライヤ
ー1にボックス状の動きを高速で生じさせることは、極
めて難しい。これに対し、フライヤー1は円運動で、メ
インフォーマー3とサブフォーマー11との嵌合状態で
生じたボックス状の隙間tを線材Wが通るようにすれ
ば、フライヤー1にボックス状の軌跡を与えたのと同様
な効果が得られる。
【0039】(実施例)図20〜22に、この発明の具
体的な実施製品である巻線機について説明する。 図2
1において、フライヤー1はドラム状の回転体1bと、
これに取り付けられたノズル1aとを備え、ノズル1a
の先端に線材Wが導かれる。フライヤー1(回転体1
b)は軸受53で固定部59に回転可能に支持され、フ
ライヤー1の内側に回転軸51がフライヤー1に対し相
対回転不可能かつ軸方向には移動可能に設けられてい
る。回転軸51には軸受52及び保持部49を介してメ
インフォーマー3が相対回転可能に取り付けられてい
る。
【0040】回転軸51がモータ75等の回転駆動手段
により回転させられると、フライヤー1(回転体1b及
びノズル1a)が回転する一方、メインフォーマー3は
軸受52により非回転状態に保たれる。回転軸51がシ
リンダ74又はボールねじのモータ等により軸方向に移
動すると、その先端に取り付けられたメインフォーマー
3も同様に軸方向に移動する。メインフォーマー3には
出入部材55が多極電機子8に対し前進・後退可能に設
けられ、かつバネ56等の弾性手段により突出方向に付
勢されている。なお、この出入部材55のメインフォー
マー3の本体部分からの突出量は、フランジ(ストッ
パ)76によって規定される。出入部材55には多極電
機子8の巻線すべき極9を収容可能な極収容部7が形成
され、巻線時には出入部材55がバネ56の付勢力に抗
して後退する状態となる。
【0041】このメインフォーマー3の出入部材55の
外側に、線材Wを通過させる隙間を隔てて嵌合するサブ
フォーマー11は、その嵌合のための孔部12を有し、
後述する移動装置(回避手段)に連結されている。サブ
フォーマー11及びメインフォーマー3に隣接して、多
極電機子8のターンテーブル60が設けられ、ターンテ
ーブル60は、巻線前の多極電機子8を巻線位置に供給
し、巻線後の多極電機子8を巻線位置から回収するよう
に、例えば180°の割出回転をする。
【0042】図20に示すように、サブフォーマー11
は、取付部材73及び支持部材64等の中間部材により
連結部材65に連結されている。この連結部材65は、
巻線機の複数分(例えば4個分)に共通の連結部材であ
り、シリンダ72、あるいはボールねじ等の駆動手段に
より複数のサブフォーマー11が一体的に移動させられ
る。サブフォーマー11の位置決めのために連結板65
を介してサブフォーマー11と一体的に位置決め部材6
6が設けられ、そのヘッド部が対向する接続部(ボルト
70)に当接している。この例でヘッド部67はマイク
ロメーターのヘッド部でその突出L1が操作部68で調
整可能とされ、またボルト70の突出量L2もアジャス
トナット71等の調整機構により変更できるようになっ
ている。
【0043】ボルト70は連結部材69を介して、図6
に示したような可動部24に取り付けられている。ヘッ
ド部67は前述のシリンダ72等によりボルト70等の
接続部に押し付けられ、ボルト70及び連結部材69は
上述の可動部24によりフライヤー1及びメインフォー
マー3(又はフライヤー1)と同期して移動するため、
サブフォーマー11とフライヤー1等は互いに同期して
移動しつつ巻線を行うこととなる。
【0044】サブフォーマー11はメインフォーマー3
と線材Wの隙間を隔てて嵌合する巻線位置P0に位置固
定に保持され、このように多極電機子8に対して相対的
に固定的な位置にあるサブフォーマー11に対しメイン
フォーマー3(その出入部材55)が、相対的に軸方向
(多極電機子8に接近又は離間する方向)に移動するこ
ととなる。そして、サブフォーマー11はカラゲ処理や
ワーク材の引出し等の端末線処理の際は、図20に示す
P1の第1の回避(待避)位置に移動する。サブフォー
マー11には、多極電機子8の中心軸63側に凹部(逃
がし部)62が形成され、この逃がし部62に中心軸6
3が入り込んで、その中心軸63とサブフォーマー11
との干渉が回避される。
【0045】一方、多極電機子8の着脱や交換のために
ターンテーブル60が割出回転する際には、サブフォー
マー11はそのターンテーブル60の最大回転軌跡に干
渉しないように、それより外側の第2の回避(待避)位
置P2に移動させられる。このようなサブフォーマー1
1の移動手段は、例えばシリンダ72等である。
【0046】図22には、サブフォーマー11とメイン
フォーマー3の出入部材55とが線材が通る隙間tを介
して嵌合した状態が示されている。出入部材55には極
収容部7が形成され、またサブフォーマー11には出入
部材55の断面形状に対応する孔部12が形成されて、
出入部材55の外周に、孔部22の内周がほぼ隙間tを
介して嵌合し、この隙間tを線材が通ることにより、前
述のような絞り効果が得られ、またこの隙間tに沿って
線材が動くことによりボックス状の動きが線材に与えら
れる。なお、Fはフライヤー1の最大軌跡であり、Nは
ノズル50の軌跡である。
【0047】巻線を開始する際には、メインフォーマー
3が後退した状態で、かつサブフォーマー11が図20
の第2の回避(待避)位置P2に移動した状態で、ター
ンテーブル60の割出回転により、巻線されるべき多極
電機子8が巻線位置に位置させられる。その後、サブフ
ォーマー11が第2の回避位置P2から巻線位置P0へ移
動させられ、この位置に保持される。さらにメインフォ
ーマー3が前進し、その出入部材55が巻線すべき極9
を極収容部7に当接させた状態から巻線が進行する。
【0048】所定の回数巻かれた後、端末線処理をする
際は、サブフォーマー11が巻線位置P0から第1の回
避位置P1へ移動させられ、その状態でカラゲその他の
端末線処理が行われる。なお、多極電機子8は巻線位置
において1つの極の巻線が終われば図示しない機構によ
り割出回転し、全部の極に対し巻線が行われる。端末線
処理はその全ての極への巻線が終わった後、または巻線
の当初もしくは途中で行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な概念を示す斜視図。
【図2】要部拡大図。
【図3】メインフォーマーとサブフォーマーの嵌合状態
を概念的に示す斜視図。
【図4】本発明の実施形態の第1の例を示す説明図。
【図5】第2の例を示す説明図。
【図6】第3の例を示す説明図。
【図7】第4の例を示す平面図。
【図8】同じく第4の例を示す側面図。
【図9】多極電機子の一例と端末線のカラゲを示す説明
図。
【図10】フープ線の引出しを示す斜視図。
【図11】本発明の実施形態の第5の例を示す説明図。
【図12】図11の作用説明図。
【図13】本発明の実施形態の第6の例を示す説明図。
【図14】同じく第7の例を示す説明図。
【図15】図14のサブフォーマーとその変形例を示す
斜視図。
【図16】本発明の実施形態の第8の例を示す説明図。
【図17】図16の作用説明図。
【図18】本発明の効果を示す説明図。
【図19】同じく本発明の効果を示す説明図。
【図20】本発明の実施製品の一例を示す平面図。
【図21】その側面断面図。
【図22】要部の正面図。
【図23】従来例の説明図。
【図24】従来例の要部拡大図。
【図25】従来の課題を指摘する説明図。
【図26】同じくその要部拡大図。
【符号の説明】
1 フライヤー 3 メインフォーマー 7 極収容部 8 多極電機子 9 巻線すべき極 10 サイドフォーマー 11 サブフォーマー 12 孔部 13 線材案内部 14 湾曲部 41 線材脱出の溝 55 出入部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極電機子の極にコイル形成用の線材を
    巻き付ける巻線機であって、 巻線すべき極の周囲を旋回し、線材を繰り出すフライヤ
    ーと、 そのフライヤーの回転軸に同心的に取り付けられ、フラ
    イヤーから繰り出された線材を巻線すべき極に案内する
    メインフォーマーと、 そのメインフォーマーの外周に線材が通る隙間をあけて
    嵌合し、メインフォーマーとともに前記フライヤーから
    繰り出された線材を巻線すべき極に案内するサブフォー
    マーと、 を備えることを特徴とする巻線機。
  2. 【請求項2】 前記メインフォーマーは、前記フライヤ
    ーと共にフライヤーの回転軸方向に同期して移動し、前
    記サブフォーマーは、前記多極電機子の巻線すべき極と
    相対的に固定されていることを特徴とする請求項1に記
    載の巻線機。
  3. 【請求項3】 前記メインフォーマーは、前記多極電機
    子の巻線すべき極と相対的に固定され、前記サブフォー
    マーは、前記フライヤーと共にフライヤーの回転軸方向
    に同期して移動することを特徴とする請求項1に記載の
    巻線機。
  4. 【請求項4】 前記メインフォーマーと前記サブフォー
    マーは、前記フライヤーと共にフライヤーの回転軸方向
    に同期して移動することを特徴とする請求項1に記載の
    巻線機。
  5. 【請求項5】 前記サブフォーマーは、カラゲ時、タッ
    プ線引出し時等の端末線処理時に、前記メインフォーマ
    ーとの嵌合状態から離脱させられる回避手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の巻
    線機。
  6. 【請求項6】 前記サブフォーマーは、カラゲ時、タッ
    プ線引出し時等の端末線処理時に、線材脱出用の溝を備
    えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の巻線機。
  7. 【請求項7】 前記サブフォーマーは、前記多極電機子
    の交換・着脱時に、多極電機子から離される回避手段を
    備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の巻線機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007209128A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Denso Corp モータおよびそれを用いた燃料ポンプ
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