JP2002034211A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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JP2002034211A JP2001054087A JP2001054087A JP2002034211A JP 2002034211 A JP2002034211 A JP 2002034211A JP 2001054087 A JP2001054087 A JP 2001054087A JP 2001054087 A JP2001054087 A JP 2001054087A JP 2002034211 A JP2002034211 A JP 2002034211A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 極外周部においても整列巻が可能となる巻線
機を提供する。 【解決手段】 サイドガイド8はフォーマベースにフラ
イヤの回転軸であるスピンドル軸の軸方向に移動可能に
構成されている。フォーマガイド7の開閉作動面7bが
鍔30に当たるときにフォーマガイド7の案内面7aと
サイドガイド8の案内面8bが一致する。さらに巻線が
進むと、フォーマガイド7はフォーマガイド7の開閉作
動面7bが鍔30に当たることにより開いていく。しか
し、サイドガイド8がその隙間に入り込もうとする線材
Wをサイドガイド8の案内面8bにより、線材Wが整列
巻きが可能になる適当な位置に導く。このため、フォー
マガイド7が開いたときに生じる隙間に線材Wが入り込
まずに、線材Wを正確にコントロールすることができ、
鍔30の近くにおいても整列巻きが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として多極電
機子にコイル形成用の線材を巻き付けるための巻線機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多極電機子の極にコイル形成用の
線材を巻きつけるために巻線機が広く使用されている。
モータ等、電機子の限られた大きさで性能をより良くす
るためには、多極電機子の限られた巻線スペースにいか
に多くの巻線ができるかということが巻線機に要求され
る。それには、極に対し隣り合う線材同士を隙間なく整
列して巻く、いわゆる整列巻が有効である。
【0003】このために、図12に示すようにフライヤ
式の巻線機50において、位置を固定した多極電機子2
8に対し、フォーマガイド7が巻線する極を上下方向か
ら挟み込む。図13に示すように、図示しないサイドフ
ォーマが隣り合う左右の極29を覆い、巻線ノズルを保
持するフライヤ5(図12参照)を回転させることによ
り、巻線ノズルから引き出される線材Wを極29に巻き
付ける。
【0004】フォーマガイド7が巻線する極29を上下
方向から挟み込む理由は、隣り合う極29の間隔が狭い
場合、従来の図示しない、中心が凹型である角型ブロッ
ク状のものでは極内周側29aまで入り込めないからで
ある。上下方向にフォーマガイド7を設けることで、極
内周側29aにおいてフォーマガイド7が隣り合う極2
9に干渉することがなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォーマガイ
ド7においても巻線すべき極29に対して整列巻が困難
な部分がある。まず、フォーマガイド7が多極電機子2
8の巻線すべき極29を挟み込んで、その極29とフォ
ーマガイド7との間に隙間がないように配置される(図
14(a))。フライヤ5から繰り出された線材Wはフ
ォーマガイド7の案内面7aを通過(滑動)し巻線すべ
き極29に巻かれ、巻線ヘッド4全体がフライヤ5の回
転軸であるスピンドル軸3の軸方向に移動することによ
り整列巻がなされていく。巻線がなされていくと、フォ
ーマガイドの開閉作用面7bが多極電機子28の最外周
部にある鍔30に接触する(図14(b))。するとフ
ォーマガイド7がフォーマベース9の軸10を中心にし
て開く。フォーマガイド7は開きながら巻線がなされ
(図14(c))、線材Wが鍔30と接すると1層目の
巻線が終了する(図14(d))。その後、2層目はフ
ォーマガイド7が1層目の巻線とは反対方向に移動する
ことで巻線される(図15(a))。フォーマガイド7
の開閉作用面7bは鍔30から離れていく(前進する)こ
とでフォーマガイド7は閉じ、1層目のコイルの上を押
さえながら2層目が巻線される(図15(b),図15
(c))。フォーマガイド7が極内周側29aまで移動
すると、反対方向に移動し3層目が巻線され、必要に応
じ同様に4層目等の複層目も巻線される。
【0006】ここで、図14(c)、図14(d)に示
すように、フォーマガイドの開閉作用面7bが鍔30に
あたることにより、フォーマガイド7が開いた瞬間から
フォーマガイド7と多極電機子28の間には、線材Wの
線径以上の隙間が生じるため線材Wはその隙間に飛び込
み、線材Wを本来巻線したい部分への制御ができなくな
る。すなわち、フォーマガイド7が開いている場合にお
いて、フォーマガイド7の案内面7aに案内されないた
め、極外周側29bに線材Wの巻きを制御できないデッ
ドスペースDが発生し、理想の整列巻線が困難となる。
【0007】本発明の課題は、極外周側においても整列
巻が可能となる巻線機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用、効果】上記課題
を解決するために、本発明の巻線機の第一の構成は、多
極電機子の極にコイル形成用の線材を巻き付ける巻線機
であって、巻線すべき前記極の周囲を旋回しながら前記
線材を繰り出すフライヤと、巻線すべき前記極を挟み込
んでフライヤから繰り出される前記線材を巻線すべき前
記極へ案内する一対のフォーマガイドとを備えた前記巻
線機において、巻線すべき前記極及び前記フォーマガイ
ドの近傍に配置されて、前記フライヤの回転軸方向に移
動可能なサイドガイドが備えられ、少なくとも巻線中は
前記サイドガイドが巻線すべき前記極の全巻幅のうち極
外周側で移動し、その極外周側で前記フライヤから繰り
出された前記線材をサイドガイドが前記フォーマガイド
に代わって巻線すべき前記極に案内するように構成する
ことを特徴とする。
【0009】また、サイドガイドは、フォーマガイドが
取り付けられているフォーマベースにフライヤの回転軸
方向へのスライド機構を介して取り付けられ、フライヤ
の回転軸方向の移動範囲内で移動できるように構成する
ことを特徴とする。つまり、フォーマガイドとサイドガ
イドとは、通常は互いに相対移動可能であるが、特定の
領域では互いに一体的に移動可能である。より具体的に
は、巻線すべき極の基端側(極内周側)と極の先端側
(極外周側)とを含む全巻幅(極内周端から極外周端ま
での幅)において、極外周側から極内周側へ巻線する工
程では、サイドガイドは極外周側に位置固定に保持され
る一方、フォーマガイドのみが極外周側から極内周側へ
前進しつつ(サイドガイドから遠ざかりながら)線材を
案内して巻線が進行する。フォーマガイドが極内周側か
ら極外周側へ後退する工程でも、フォーマガイドが線材
を案内して巻線がなされ、フォーマガイドがサイドガイ
ドに接近する。そこで、フォーマガイドが極外周側の所
定領域に入ると、フォーマガイドがサイドフォーマと位
置的に並び、以後はフォーマガイドとサイドガイドが共
に後退して(例えば互いに同期してあるいは一体的に後
退して)、極外周側の領域が巻線される。この際、フォ
ーマガイドが極外周端部に対し開き加減になって、フォ
ーマガイドと極の巻線部との間に隙間で生じて線材のコ
ントロールができなくなっても、サイドガイドがフォー
マガイドに代わって極外周側の端部領域における線材の
ガイドを行う。フォーマガイドは極の先端(一般にはフ
ランジがある)を外側から内側へ乗り越える(またぐ)
際に一旦開いた状態となるのが普通であるが、サイドガ
イドは例えば極の先端(フランジ等の極外周端部)に干
渉しない形態として、所定量極の内部に入り込ませ、そ
の極外周端部に対し、極外周側の巻線における線材ガイ
ドに必要な距離の移動が確保されることとなる。そし
て、このサイドガイドの許容移動範囲で、サイドガイド
と前記フォーマガイドとが共に移動する構造を採ること
ができる。
【0010】このような構成において、サイドガイドは
フォーマガイドが開いた後、巻線の案内をするため、フ
ォーマガイドと多極電機子の間に巻線の線径以上の隙間
が生じても、又、生じた後も線材は本来巻線したい部分
への制御ができるようになる。
【0011】また、サイドガイドは、フォーマガイドが
取り付けられているフォーマベースにフライヤの回転軸
方向のスライド機構を介して取り付けられ、フライヤの
回転軸を貫通した伝達棒を介して駆動され、フォーマガ
イドの移動手段とは別の独立した移動手段を備え、フラ
イヤの回転軸方向に移動できるように構成することを特
徴とする。
【0012】この場合、サイドガイドの案内面とフォー
マガイドの案内面の位置関係が、各部品の寸法に固定さ
れないため、同一面にすることも少し変位させることも
可能となる。また、1層目と2層目の前記位置関係を変
えることや、多極電機子の各極でも前記位置関係を変え
ることも可能となる。すなわち、フォーマガイドとサイ
ドガイドの位置関係を条件に合った任意の調整が容易に
できるため、さらに望ましい位置に線材を案内できるよ
うになる。
【0013】また、フォーマガイドの開閉機構はフライ
ヤの回転軸の中心を貫通した開閉軸を介して駆動され、
開閉自在及び開閉量の微調整が可能である開閉駆動部を
備えたことを特徴とする。
【0014】この場合、フォーマガイドはフォーマガイ
ドの開閉作用面が鍔にあたることにより開閉していた
が、開閉駆動部により任意に開閉できるようになるた
め、鍔がフォーマガイドの開閉作用面に当たることがな
くなる。これにより、鍔がフォーマガイドの開閉作用面
により曲げられることがなくなるため、鍔が折れ曲がる
ことや、多極電機子の不良等がなくなる。また、フォー
マガイドの開閉量が任意に設定できるため、2層目以上
巻線する場合において、すでに巻線された線材に接触す
ることなく線材の径より小さな隙間を残して巻線が可能
であるため、線材の絶縁被膜に傷つけることなく巻線が
行える。
【0015】さらに、前記フォーマガイドは、前記線材
を案内する側とは反対側に、前記回転軸の軸線方向と交
差する方向に開閉移動するためのガイド部が設けられ、
そのガイド部に相対応し、そのガイド部を案内するレー
ル部が前記フォーマベースに設けられている。
【0016】フォーマガイドが回転軸の軸線方向と交差
する方向、さらには直交する方向に開閉移動することに
より、極に接触するフォーマガイドの接触部の軸線方向
の厚みをより薄くすることが可能となる。これにより、
フォーマガイドが極外周部まで線材を案内することが可
能となり、これによってフォーマガイドによって極に線
材を巻きつける巻線距離がより多くなり、反対にサイド
ガイドによって極に線材を巻きつける巻線距離が少なく
することになる。このため、サイドガイドを極の内側奥
深くまで挿入する必要がなくなり、隣り合う極にサイド
ガイドが接触せず、隣り合う極同士の間隔が狭い多極電
機子でも巻線することが可能となる。また、フォーマガ
イドは極の厚みに関係なく常に同じ形態にて巻線するこ
とが可能となる。すなわち、フォーマガイドが傾斜した
りしないので巻線状態が変化しないため、製品のばらつ
きが極めて減少する。
【0017】次に、伝達棒としての伝達軸は回転軸に対
し、その軸線方向に貫通して設けられ、さらに開閉軸は
伝達軸に対し、その軸線方向に貫通して設けられる。
【0018】これにより、回転軸、伝達軸、開閉軸はそ
れぞれが同心的に配置、すなわち3重構造として設けら
れている。これにより、最も外側に設けられる回転軸の
径を少なくすることが可能となり、回転軸回転用モータ
の小出力化となり、ひいては巻線機自体の小型化が可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明の巻
線機100の側面図である。そして図2は巻線ヘッド4
の断面図である。巻線機100は、ベース1、可動体
2、スピンドル軸3、巻線ヘッド4、フライヤ5、多極
電機子保持手段6で主に構成される。巻線ヘッド4はフ
ォーマガイド7、サイドガイド8、フォーマベース9で
主に構成される。フォーマガイド7はフォーマベース9
の軸10を中心にして開閉可能に支持される。フォーマ
ガイド7とフォーマベース9の間にはスプリング11等
の弾性部材(付勢手段)が設けられ、フォーマガイド7を
閉じる方向に付勢している。ただしこの例では閉じるだ
けの力を有している。
【0020】サイドガイド8はフォーマベース9にフラ
イヤ5の回転軸であるスピンドル軸3の軸方向に移動可
能に設けられている。サイドガイド8とフォーマベース
9の間にはスプリング13等の弾性部材(付勢手段)が
設けられ、巻線開始時にサイドガイド8のストッパ部8
aにより多極電機子の鍔30に押し当てられる。そし
て、サイドガイド8に取り付けられたストッパ部材12
はスプリング13と同軸に配置され、巻線時に巻線ヘッ
ド4が多極電機子の極外周側29b(図4、5参照)にお
いて、サイドガイド8とフォーマガイド7はともに移動
するように設けられる。
【0021】フライヤ5は線材Wを送るための線材送り
リール5aを備える。フライヤ5は、スピンドル軸3に
固定される。スピンドル軸3は可動体2にベアリング4
0を介して回転可能に支持される。スピンドル軸3はス
ピンドル軸回転用モータ14によりプーリ15とタイミ
ングベルト16を介して回転する。巻線ヘッド4はスピ
ンドル軸3と同軸に配置され、ベアリング17により非
回転状態にて支持している。フライヤ5内部には複数
(例えば3本)の遊星ギヤ軸18aがベアリング42を
介して回転可能に軸着され、これに遊星ギヤ18、18
がそれぞれビス等で固定されている。一方、フォーマベ
ース9には、固定ギヤ19、19が可動体2と、ビス等
で固定され、この固定ギヤ19に上記各遊星ギヤ18が
かみ合いつつ公転することにより、スピンドル軸3が回
転しても遊星ギヤ18が回転するだけで、巻線ヘッド4
を回転不能に保持すると共に、巻線ヘッド4に線材Wを
介して加わる横荷重を受け止めるようになっている。
【0022】スピンドル軸3の内部にはフォーマガイド
7を開閉するための開閉軸20が設けられる。開閉軸2
0は可動体2に固定された空圧シリンダ21によりスピ
ンドル軸3の軸方向(厳密には軸方向とは平行な方向)
に移動可能に設けられる。空圧シリンダ軸21aと開閉
軸固定部材37を連結するようにアーム38が両者にま
たがって固定される。開閉軸固定部材37はベアリング
43を介して開閉軸20に軸着されることで、スピンド
ル軸3の軸方向に移動可能となる。フォーマガイド7は
開閉軸20の前進により開閉軸20端部のテーパ部20
aがフォーマガイド7の後端部に形成されたカムフォロ
ワ部7c,7c(一対ある)の間に入り込んだり、ここか
ら離脱したりすることで、フォーマガイド7をフォーマ
ベース9の軸10を中心に開閉することができる。な
お、フォーマガイド7は一対の可動部材が各中間部で前
記軸10により回動可能に連結され、上記カムフォロワ
部7c,7cはその軸10に関して上記極29とは反対
側の端部に球状やその他の凸曲面を有するように形成さ
れている。
【0023】可動体2は巻線ヘッド4、フライヤ5、ス
ピンドル軸3を保持し、ベース1にスピンドル軸3の軸
方向に移動可能に設けられている。可動体2は、ベース
1に固定された巻線ヘッド移動用モータ22の出力軸2
2aに固定されたボールねじシャフト23aが正逆回転
し、ボールねじのナット部23を介して図示しないレー
ル上を移動可能とされる。
【0024】多極電機子保持手段6は多極電機子保持用
の割出回転軸24と割出回転用モータ25で構成され
る。割出回転用モータ25はベース1に固定される。割
出回転軸24はベース1にベアリング41を介して回転
可能に軸着される。割出回転用モータ25は多極電機子
を、ある極29に巻線された後に次の巻線すべき極29
まで割出回転させる。
【0025】図2(a)、(b)は巻線ヘッド4の平面
図及び側面図である。巻線開始時にはフォーマガイド7
は極内周側29aまで移動し、それに合わせてサイドガ
イド8もスプリング13により極内周側29aへ進もう
とするが、サイドガイド8のストッパ部8aにより鍔3
0に当たるため、極内周側29aまで進めないものであ
る。
【0026】図3(a)、(b)は巻線ヘッド4の平面
図及び側面図である。巻線がされていくと、フォーマベ
ース9はフォーマガイド7と共に極内周側29aから離
れていく。そして、ストッパ部材12がフォーマベース
9に当たると、サイドガイド8はフォーマガイド7と共
に離れていく。このとき、フォーマガイド7の案内面7
aとサイドガイドの案内面8bは同一面にある。
【0027】図4、5は巻線時における作動工程図であ
る。図4(a)に示すように、サイドガイド8はストッ
パ部8aにより極内周側29aまで進まず、フォーマガ
イド7のみが極内周側29aまで進み、線材Wを極内周
側29aに案内する。すなわち、この状態では線材Wは
フォーマガイド7によってのみ極部29に導かれる。
【0028】図4(b)に示すように、巻線ヘッド4が
極内周側29aから離れていき、巻線がなされていく。
そして、フォーマガイド7の開閉作動面7bが鍔30に
当たるときにフォーマガイド7の案内面7aとサイドガ
イド8の案内面8bが一致する。すなわち、この場合、
線材Wはフォーマガイド7とサイドガイド8の両方によ
って極29に導かれる。
【0029】図4(c)に示すように、さらに巻線が進
むと、フォーマガイド7はフォーマガイド7の開閉作動
面7bが鍔30に当たることにより開いていく。しか
し、サイドガイド8がその隙間に入り込もうとする線材
をサイドガイド8の案内面8bにより、線材Wが整列巻
きを可能とする適当な位置に導く。すなわち、線材Wは
サイドガイド8によってのみ極29に導かれる。
【0030】図4(d)に示すように、1層目の巻線が
終わるまでは、つまり線材Wが鍔30に接するまではサ
イドガイド8の案内面8bが線材Wの案内をする。1層
目の巻線が終わると、巻線ヘッド4は2層目を巻きなが
ら極内周側29aへ近づき始める。
【0031】図5(a)に示すように、2層目において
も、フォーマガイド7の開閉作動面7bが鍔30に接触
している場合は、サイドガイド8の案内面8bが線材W
を巻線すべき極29へ案内する。
【0032】図5(b)、(c)に示すように、フォー
マガイド7の開閉作動面7bが鍔30を離れると線材W
はフォーマガイド7の案内面7aにより巻線すべき極2
9へ整列巻きがなされていく。
【0033】このように、フォーマガイドの案内面7a
はフォーマガイド7の開閉作動面7bが鍔30に当たる
までは線材Wを極29に案内し、サイドガイド8の案内
面8bはフォーマガイド7の開閉作動面7bが鍔30に
当たって開く距離では、フォーマガイド7に代わって線
材Wを極29に案内することになる。よって、フォーマ
ガイド7が開いたときに生じる隙間に線材Wが入り込ま
ずに、線材Wを正確にコントロールすることができ、鍔
30の近くにおいても整列巻きが可能となる。
【0034】次に、本発明の別の実施例を図6に示す。
巻線機100は、ベース1、可動体2、スピンドル軸
3、巻線ヘッド4、フライヤ5、多極電機子保持手段6
で主に構成される。この実施例においては、巻線ヘッド
4のサイドガイド8が、スピンドル軸3の内部を貫通し
た伝達棒26(軸状部材)によりスピンドル軸3の軸方向
に移動可能に構成されたものである。サイドガイド8は
伝達棒26に固定されている。伝達棒26はサイドガイ
ド移動用モータ31の出力軸31aに固定されたボール
ねじシャフト32aが回転し、ボールねじのナット部3
2を介して伝達棒26を移動可能にされる。
【0035】図7は巻線ヘッド4の断面図である。サイ
ドガイド8はスピンドル軸3の内部を貫通した伝達棒2
6にスピンドル軸3方向に移動可能ではあるが、巻線ヘ
ッド4は回転不能であるため、ベアリング33と伝達棒
26に固定された伝達棒側ベアリング支持部材34a、
サイドガイド側ベアリング支持部材34bによりスピン
ドル軸3に回転不能にされている。サイドガイド側ベア
リング支持部材34bは、巻線ヘッド4内を移動可能な
伝達棒26aを介してサイドガイド8にビス等で固定す
る。
【0036】ここで、サイドガイド8の案内面8bとフ
ォーマガイド7の案内面7aとの位置関係を設定するこ
とは必ずしも容易ではないが、サイドガイド8とフォー
マガイド7とが互いに独立した駆動手段で移動するた
め、サイドガイド8の案内面8bとフォーマガイド7の
案内面7aの位置関係において、諸条件にあった任意の
調整をすることが容易となる。
【0037】次に、本発明の更に別の実施例を図8に示
す。巻線機100は、ベース1、可動体2、スピンドル
軸3、巻線ヘッド4、フライヤ5、多極電機子保持手段
6で主に構成される。この実施例においては、巻線ヘッ
ド4のサイドガイド8が、スピンドル軸3の内部を貫通
した伝達棒26によりスピンドル軸3の軸方向に移動可
能に構成されたものである。さらに、フォーマガイド7
の開閉は、空圧シリンダ21を用いないで、開閉軸20
が開閉駆動部である開閉軸移動用モータ35を用いてス
ピンドル軸3方向に移動することにより、開閉軸端部の
テーパ20aを用いてフォーマベース9の軸を中心に開
閉する。開閉軸20は開閉軸移動用モータの出力軸35
aに固定されたボールねじシャフト36aが回転し、ボ
ールねじのナット部36を介してスピンドル軸3の軸方
向に移動可能に構成される。
【0038】したがって、フライヤ5の回転、フォーマ
ガイド7の進退、フォーマガイド7の開閉、サイドガイ
ド8の進退が個別に駆動されうることができる。これに
より、フォーマガイド7は多極電機子28のそれぞれの
極の鍔30を利用せずに開閉が可能となる。よって、鍔
30がフォーマガイド7の開閉作用面7bにより曲げら
れることがなくなるため、多極電機子28の不良等がな
くなる。さらには、フォーマガイド7の開閉作動面7b
が傾斜していなくてもよいので、フォーマガイド7の巻
線区間の有効範囲が増加する。
【0039】そして、本発明の実施例4を図9に示す。
この巻線機200は、ベース1、可動体202、スピン
ドル軸203、巻線ヘッド204、フライヤ205、多
極電機子保持手段6で主に構成される。巻線ヘッド20
4はフォーマガイド7、サイドガイド8、フォーマベー
ス209で主に構成される。この巻線機200は、図で
示した巻線機100とほぼ同様の構造となっているが、
次に説明する箇所が異なっている。
【0040】図10はフォーマガイド7及びサイドガイ
ド8周辺の拡大断面図である。フォーマガイド7はフォ
ーマベース209側にリニアガイド210がビス等で固
定され、そのリニアガイド210に相対応してリニアレ
ール211がフォーマベース209にビス等で固定され
る。フォーマガイド7は、フォーマベース209上のリ
ニアレール211を介して、スピンドル軸203の軸線
方向と交差、本実施例では直交する方向に開閉可能に支
持される。フォーマガイド7同士の間にはスプリング2
61等の弾性部材(付勢手段)が設けられ、フォーマガイ
ド7同士を閉じる方向に付勢している。フライヤ205
を回転させるスピンドル軸203の内部にはフォーマガ
イド7を開閉するための開閉軸220が設けられる。開
閉軸220は可動体202に固定された(図9では図示
しない部材を介して)開閉軸移動用モータ35(図9参
照)を用いてスピンドル軸203方向に移動することに
より、開閉軸端部のテーパ220aを用いて開閉する。
開閉軸220は開閉軸移動用モータ35の出力軸35a
(図13参照)に固定されたボールねじシャフト36a
(図9参照)が回転し、ボールねじのナット部36(図
9参照)を介してスピンドル軸203の軸方向に移動可
能に構成される。
【0041】フォーマガイド7は開閉軸220の前進に
より開閉軸220端部のテーパ部220aがフォーマガ
イド7の後端部に形成されたカムフォロワ部207c,
207c(一対ある)の間に入り込んだり、ここから離脱
したりすることで、フォーマガイド7、7をフォーマベ
ース209上のリニアレール211を介して、スピンド
ル軸203の軸線方向と直交する方向に開閉することが
できる。なお、上記カムフォロワ部207c,207c
は球状やその他の凸曲面を有するように形成されてい
る。もちろん、開閉は上記のようなカム機構だけでな
く、図示しないリンク機構等でもよい。
【0042】このような構造により、フォーマガイド7
はその先端に、多極電機子28方向に突出する形態、す
なわちフォーマガイド7の開閉作動面7bが垂直に設け
られることで、接触部7fの厚みtを薄くすることが可
能となり、この厚みt分だけサイドガイド8が極29の
内周方向へ挿入されればよいので、フォーマガイド7が
線材Wを案内する距離が長くなり、サイドガイド8を奥
深く挿入する必要がなくなる。また、線材Wの直径が変
化したとしても、フォーマガイド7及びサイドガイド8
が独立して移動するため容易に対応することが可能とな
る。
【0043】次に図11に示すように、フライヤ205
を回転させる回転軸としてのスピンドル軸203はフォ
ーマベース209の内部で回転可能となっており、その
回転によってフォーマベース209が連れ回りしないよ
うにベアリング240等で支持されている。そして、そ
の内部にはサイドガイド8を移動させるための伝達軸2
26が設けられる。伝達軸226は、サイドガイド移動
部材234を連れ回り防止するためのベアリング235
を介して取り付けられ、そのサイドガイド移動部材23
4がアーム233を介してサイドガイド8を伝達軸22
6の軸線方向に移動させることを可能にしている。さら
に、開閉軸220が伝達軸226を貫通してその内部に
設けられている。開閉軸220はその先端にテーパ部2
20aが設けられ、開閉軸220と連れ回りしないよう
にベアリング237を介して支持されている。これによ
り、スピンドル軸203、伝達軸226、開閉軸220
が同軸となり、スピンドル軸203が小径にすることが
可能となり、ひいては巻線機200自体が小型化でき
る。
【0044】図9に戻り、このスピンドル軸203、伝
達軸226、開閉軸220それぞれを一斉に回転させる
ための連結キー250が設けられ、スピンドル軸203
に固定されている。そして、軸線方向への移動を許容す
るために、開閉軸220、伝達軸226それぞれに溝部
220a、226aが設けられており、連結キー250
による軸線方向への規制を解消しつつスピンドル軸20
3との同調回転を可能としている。また、可動体202
はスピンドル軸203が小径化された分小型化されてお
り、スピンドル軸203を回転させるスピンドル軸回転
用モータ14も小型化することができる。
【0045】そして、この巻線機200の作動工程につ
いて、図9〜11を用いて説明する。ここで、多極電機
子28に接近する方向を前進方向とし、離間する方向を
後退方向と定義する。まず、フォーマベース209が前
進すると、フォーマガイド7の接触部7fが鍔30に接
触しないように、開閉軸220が前進し、リニアガイド
210がフォーマベース209のリニアレール211に
沿ってフォーマガイド7、7が離間する方向に移動す
る。この際、サイドガイド8は任意の場所、この実施例
ではフォーマガイド7の接触部7fの厚みt分だけ極2
9に重なるように配置される。
【0046】次に、多極電機子28の最奥にフォーマガ
イド7、7が移動し、極29に接近、接触すると、スピ
ンドル軸203が回転によりフライヤ205が回転し、
線材Wが極29に巻きつけられ始める。1層目の巻線は
極29の内周側から外周側へ移動するように、フォーマ
ベース209が後退移動する。そして、フォーマガイド
7の接触部7fが鍔30と接触しないために、開閉軸2
20が前進しテーパ部220aがフォーマガイド7のカ
ムフォロワ部207c、207cに接触して、フォーマ
ガイド7,7同士を離間させる。とほぼ同時に、線材W
がフォーマガイド7の案内面7aから、サイドガイドの
案内面8bによってガイドされて巻線が行われる。
【0047】1層目の巻線が終了すると、2層目の巻線
が引き続いて行われる。この実施例では、線材Wは極2
9の外周側から内周側に向けて巻き付けられる。この2
層目は、1層目に行った工程を逆に行うものである。説
明すると、線材Wがサイドガイド8によって1層目に巻
き付けられた線材Wの上に巻き付けられ、その後フォー
マガイド7の接触部7fが1層目の線材Wの上に線材W
の径より小さい隙間を残す程度に接近しつつ、フォーマ
ガイド7によって線材Wが案内されることで巻線されて
いく。3層目以降も同様に巻線が行われ、所定の巻き数
に達したら巻線が終了し、フォーマベース9が後退す
る。同様に、他の極29にも巻線がなされ、多極電機子
28のすべての極29に巻線が施される。
【0048】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記
載した範囲を逸脱しない限り、当業者が有する知識に基
づく改良を適宣付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1としての巻線機の全体図。
【図2】その巻線機の巻線ヘッドの平面図及び側面図。
【図3】図2に続く巻線ヘッドの作用を示す平面図及び
側面図。
【図4】その巻線機の巻線ヘッドの巻線工程を表す図。
【図5】図4に続く巻線工程を表す図。
【図6】本発明の実施例2としての巻線機の全体図。
【図7】その巻線機の巻線ヘッドの平面図。
【図8】本発明の実施例3としての巻線機の全体図。
【図9】本発明の実施例4としての巻線機の全体図。
【図10】図9の巻線機の拡大正面断面図。
【図11】図9の巻線機の拡大平面断面図。
【図12】従来の巻線機の巻線ヘッドの側面図。
【図13】その巻線ヘッドの平面図。
【図14】従来の巻線機の巻線ヘッドの巻線工程を表す
図。
【図15】図14に続く巻線工程を表す図。
【符号の説明】
3 スピンドル軸 4 巻線ヘッド 5 フライヤ 7 フォーマガイド 7a フォーマガイドの案内面 7b フォーマガイドの開閉作用面 8 サイドガイド 8a サイドガイドのストッパ部 8b サイドガイドの案内面 9 フォーマベース 12 ストッパ部材 26 伝達軸 29b 極外周側 30 鍔 31 サイドガイド移動用モータ 35 開閉軸用モータ 100 巻線機 200 巻線機 203 スピンドル軸 209 フォーマベース 210 リニアガイド 211 リニアレール 220 開閉軸 226 伝達軸 W 線材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極電機子の極にコイル形成用の線材を
    巻き付ける巻線機であって、 巻線すべき前記極の周囲を旋回しながら前記線材を繰り
    出すフライヤと、巻線すべき前記極を挟み込んでフライ
    ヤから繰り出される前記線材を巻線すべき前記極へ案内
    する一対のフォーマガイドとを備えた前記巻線機におい
    て、 巻線すべき前記極及び前記フォーマガイドの近傍に配置
    されて、前記フライヤの回転軸方向に移動可能なサイド
    ガイドが備えられ、少なくとも巻線中は前記サイドガイ
    ドが巻線すべき前記極の全巻幅のうち極外周側で移動
    し、その極外周側で前記フライヤから繰り出された前記
    線材をサイドガイドが前記フォーマガイドに代わって巻
    線すべき前記極に案内するように構成することを特徴と
    する巻線機。
  2. 【請求項2】 前記サイドガイドは、 前記フォーマガイドが取り付けられているフォーマベー
    スに前記フライヤの回転軸方向へのスライド機構を介し
    て取り付けられ、前記フライヤの回転軸方向の移動範囲
    内で移動できるように構成することを特徴とする請求項
    1記載の巻線機。
  3. 【請求項3】 前記サイドガイドは、 前記フォーマガイドが取り付けられている前記フォーマ
    ベースに前記フライヤの回転軸方向の前記スライド機構
    を介して取り付けられ、前記フライヤの回転軸を貫通し
    た伝達棒を介して駆動され、前記フォーマガイドの移動
    手段とは別の独立した移動手段を備え、前記フライヤの
    回転軸方向に移動できるように構成することを特徴とす
    る請求項1及び2記載の巻線機。
  4. 【請求項4】 前記フォーマガイドの開閉機構は前記フ
    ライヤの回転軸の中心を貫通した開閉軸を介して駆動さ
    れ、開閉自在及び開閉量の微調整が可能である開閉駆動
    部を備えたことを特徴とする請求項3記載の巻線機。
  5. 【請求項5】 前記フォーマガイドは、前記線材を案内
    する側とは反対側に、前記回転軸の軸線方向と交差する
    方向に開閉移動するためのガイド部が設けられ、 そのガイド部に相対応し、そのガイド部を案内するレー
    ル部が前記フォーマベースに設けられている請求項4記
    載の巻線機。
  6. 【請求項6】 前記伝達棒としての伝達軸は前記回転軸
    に対し、その軸線方向に貫通して設けられ、 さらに前記開閉軸は前記伝達軸に対し、その軸線方向に
    貫通して設けられる請求項5記載の巻線機。
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