JP3584073B2 - 記録又は再生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばVTR等の記録又は再生装置に係り、特に、テープガイド部材によるテープローディングに伴うピンチローラの移動動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、VTRにおいて、カセットの装着時にテープ引出ポスト等のテープガイド部材及びピンチローラをカセットの開口部内に位置させ、上記テープガイド部材の移動によりカセット開口部内からテープを引き出して、回転ドラムの周面に巻き付けるテープローディングを行い、このローディング動作に伴って、上記ピンチローラをカセット開口部内から移動させて、そのピンチローラをテープを挟んでキャプスタンに圧着させるように構成したものがある。
【0003】
このような構成においては、通常、ピンチローラが回動自在のアームに支持され、このアームの回動によってピンチローラの上記移動動作が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、VTRの小型化によって、限られたスペース内におけるテープパスが複雑になり、テープガイド部材の数が増加する傾向にある。
【0005】
さらに、VTRの小型化に伴い、特にカメラ一体型VTRにおいては、回転ドラムが取付けられた固定シャーシ上に移動シャーシを往復動自在に配置し、この移動シャーシ上にカセットを装着して、テープガイド部材によるテープのローディングに伴って、移動シャーシを回転ドラムの方向へ往動させて、回転ドラムの少なくとも一部をカセット開口部内へ相対的に挿入させる手法が主流となってきている。
【0006】
従って、このような場合には、テープローディング時に、狭いカセット開口部内に配置されたテープガイド部材及びピンチローラを、ある限られたタイミングでカセット開口部内からローディング方向へ移動させないと、テープを引き出すテープガイド部材の移動動作に対してピンチローラが支障となってしまう。
【0007】
また、テープガイド部材の数の増加によって、これらテープガイド部材が位置するカセット開口部内でのピンチローラの配置においても、カセット装着時にピンチローラがカセット開口部内でテープ及びカセット本体と干渉しない限られた範囲に収める必要がある。
【0008】
そこで本発明は、テープガイド部材の移動によるテープのローディング時に、ピンチローラがテープガイド部材の移動動作に対して支障とならない記録又は再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明はテープローディング動作時、装着されたカセットの開口部内からテープガイド部材の移動によりテープを引き出して回転ドラムに巻き付けると共に、ピンチローラを支持するアームの回動により前記カセット開口部内から前記ピンチローラを移動させて前記テープを挟んでキャプスタンに圧着させ、且つ前記ピンチローラの移動経路と前記テープガイド部材の移動経路とが互いに干渉する関係にあるテープローディング機構を備え、前記アームは互いに反対の第1の方向と第2の方向とに回動規制されるようになされ、前記テープローディング時、前記テープガイド部材を前記カセット開口部内からテープを引き出して回転ドラムに巻き付けるべく移動するとともに、前記アームを第1の方向へ回動させ前記ピンチローラを前記テープガイド部材の移動経路上より退避させることによって前記テープガイド部材を通過させた後、前記アームを第2の方向に回動させて前記ピンチローラを前記キャプスタンに圧着する位置へと移動させるように構成したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、固定シャーシと、この固定シャーシ上で往復動自在に構成されてカセットが装着される移動シャーシと、前記固定シャーシ上に設けられた回転ドラム、キャプスタン及び移動自在のテープガイド部材と、回動自在のアームに支持されたピンチローラとを具備し、前記カセットが装着された前記移動シャーシを前記回転ドラムの方向へ往動させて、その回転ドラムの少なくとも一部を前記カセットの開口部内へ相対的に挿入させ、これに伴って、前記カセット開口部内から前記テープガイド部材の移動によりテープを引き出して前記回転ドラムに巻き付けると共に、前記アームの回動により前記カセット開口部内から前記ピンチローラを移動させて前記テープを挟んで前記キャプスタンに圧着させ、且つ前記ピンチローラの移動経路と前記テープガイド部材の移動経路とが互いに干渉する関係で構成された記録又は再生装置であって、前記アームは前記移動シャーシ上に回動自在に配されると共に、そのアームを互いに反対の第1の方向と第2の方向とに回動規制するアーム回動規制部材を前記固定シャーシに設け、前記テープローディング時、前記移動シャーシの往動に伴って前記テープガイド部材を前記カセット開口部内からテープを引き出して回転ドラムに巻き付けるべく移動するとともに、前記アームを前記移動シャーシに対して第1の方向へ回動させ前記ピンチローラの前記固定シャーシに対する移動を相対的に略停止させて前記テープガイド部材の移動経路上より退避させることによって前記テープガイド部材を通過させた後、前記アームを前記移動シャーシに対して第2の方向に回動させて前記ピンチローラを前記キャプスタンに圧着する位置へと移動させるように構成したことを特徴とする。
【0011】
なお、前記各々の記録又は再生装置において、前記第1の方向への前記アームの回動時に、前記ピンチローラを前記カセット開口部内でカセット本体に略当接させるとよい。
【0012】
さらに、前記各々の記録又は再生装置において、前記カセットの装着時に、前記アームを前記第1の方向と前記第2の方向との間における初期位置に規制するとよい。
【0013】
【作用】
上記のように構成された本発明においては、テープガイド部材によるテープローディング時に、ピンチローラを支持するアームが第1の方向としてアンローディング方向へ回動され、ピンチローラがテープガイド部材に対して退避された状態で、テープガイド部材がピンチローラよりも実質的に先行するので、カセット開口部内のスペースが狭い場合でも、ピンチローラがテープガイド部材の移動動作に対して支障となることはない。
【0014】
また、固定シャーシ上で往復動自在の移動シャーシにカセットが装着される場合には、移動シャーシの往動に伴うテープローディング時に、ピンチローラを支持するアームが移動シャーシに対して第1の方向としてアンローディング方向へ回動され、固定シャーシに対するピンチローラの移動が相対的に略停止された状態で、テープガイド部材がピンチローラよりも実質的に先行するので、カセット開口部内への回転ドラムの相対的な挿入によりスペースがさらに狭くなる場合でも、ピンチローラがテープガイド部材の移動動作に対して支障となることはない。
【0015】
なお、アームを第1の方向へ回動させる時に、ピンチローラをカセット開口部内でカセット本体に略当接させると、アームの回動によるピンチローラのガタが抑えられ、テープガイド部材等への接触も防止される。
【0016】
さらに、カセットを装着する時に、アームを第1の方向と第2の方向との間における初期位置に規制すると、カセット装着時にピンチローラをカセット開口部内でテープ及びカセット本体の何れとも干渉しない最適な位置に配置することが可能となる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明をVTRに適用した一実施例について図面を参照して説明する。図1は装置の全体構成を示す分解斜視図、図2はその平面図、図3はテープのアンローディング状態を示す平面図、図4はテープのローディング状態を示す平面図である。
【0018】
図1及び図2において、1は固定シャーシであり、記録再生用の磁気ヘッド(図示せず)を有する回転ドラム2、キャプスタン3、テープガイド部材4a、4b及び4c等が設けられている。テープガイド部材4a、4b及び4cは、カセット30の開口部30a内から磁気テープ31を引き出すガイドポストと、これらを支持するポストベースとからなり、ガイドレール部材6a及び6bにより案内され、ローディング完了時に位置決め部材7a、7b及び7cにより位置決めされる。
【0019】
8は移動シャーシであり、装着されたカセット30内の一対のリールと係合する一対のリール台9a及び9b等が設けられている。移動シャーシ8は、固定シャーシ1上で矢印a及びa′方向へ往復動自在に構成され、ローディング動作に伴ってカセット30と共に回転ドラム2に近接する矢印a方向へ往動される。移動シャーシ8上には、ピンチローラ10を支持するピンチローラアーム(以下、PRアーム)11が、軸12を中心として矢印b及びb′方向へ回動可能に軸支されている。
【0020】
図3に示すように、固定シャーシ1に対して矢印a′方向へ復動されている移動シャーシ8上にカセット30が装着される。このカセット装着により、テープガイド部材4a、4b及び4c、ピンチローラ10がカセット30の開口部30a内に相対的に挿入される。
【0021】
ローディングが開始されると、移動シャーシ8が矢印a方向へ往動されていくと共に、テープガイド部材4a、4b及び4cが移動されて開口部30a内からテープ31が引き出されていく。
【0022】
そして、図4に示すように、回転ドラム2の略半分が開口部30a内へ相対的に挿入されると共に、テープガイド部材4a及び4bによりテープ31が回転ドラム2の周面に巻き付けられ、かつテープガイド部材4cにより所定のテープパスが形成される。また、このローディングに伴ってPRアーム11の回動によりピンチローラ10が開口部30a内から移動され、ピンチローラ10がテープ31を挟んでキャプスタン3に圧着される。
【0023】
次に、上記PRアーム及びその駆動機構について説明する。図5〜図7はローディング時におけるテープガイド部材とピンチローラとカセットとの位置関係を示す要部の平面図であり、図5はカセット装着時、図6はローディング開始直後、図7はローディング完了直前の状態を示す。
【0024】
図2、図5〜図7に示すように、PRアーム11は軸12により同軸に支持された第1アーム13と第2アーム14とからなり、第1アーム13の一端にピンチローラ10が回転自在に植立され、第2アーム14の一端にピン15が植設されている。第1アーム13は、第2アーム14に対してバネ16により矢印b方向へ回動付勢され、かつストッパ17により回動規制されており、バネ16の付勢力がキャプスタン3へのピンチローラ10の圧着力となるように構成されている。なお、その圧着時以外は第1アーム13及び第2アーム14は一体的に動作されるので、以下は一体のPRアーム11として説明する。
【0025】
そして、ローディング動作に関連してピンチローラ10の位置を規定するPRアーム回動規制部材であるPRアームガイド部材20が固定シャーシ1に設けられている。PRアームガイド部材20には長手方向に沿って横方向に偏倚するカム溝21a〜21cが連続的に形成され、PRアーム11のピン15が移動シャーシ8を貫通してカム溝21a〜21c内にスライド自在に係合されている。なお、カム溝21a〜21cを固定シャーシ1に直接形成してもよい。
【0026】
ローディング時には、固定シャーシ1に対する移動シャーシ8の往動に伴って、PRアーム11のピン15がPRアームガイド部材20のカム溝21a〜21cにより案内されて、PRアーム11が回動及び停止されるので、ピンチローラ10の位置が制御される。
【0027】
次に、上記のように構成された本実施例のVTRにおけるテープローディング動作及びピンチローラの移動動作を説明する。
【0028】
まず、カセット装着状態である図5では、移動シャーシ8が固定シャーシ1に対して矢印a′方向へ復動されているので、PRアーム11のピン15はPRアームガイド部材20のカム溝21a内に位置している。これによって、PRアーム11は初期位置に規制されており、ピンチローラ10はカセット30の開口部30a内においてカセット本体30bとテープ31とのほぼ中間に位置している。従って、カセット30が移動シャーシ8上に装着される際に、ピンチローラ10はカセット本体30b及びテープ31の何れにも干渉することはない。
【0029】
そして、図6に示すように、テープガイド部材4b及び4cの移動によりローディングが開始されると、移動シャーシ8の矢印a方向への往動に伴って、PRアーム11のピン15がPRアームガイド部材20のカム溝21bへ移動されていく。これにより、PRアーム11は第1の方向である矢印b′方向へ回動され、ピンチローラ10が開口部30a内においてカセット本体30bに近接する方向へ移動されて、そのカセット本体30bに軽く当接される。
【0030】
このとき、PRアーム11を支持している移動シャーシ8は、ローディング動作により固定シャーシ1に対して矢印a方向へ往動されているので、この移動シャーシ8に対してPRアーム11が矢印b′方向へ回動されることにより、ピンチローラ10は固定シャーシ1に対して一時的に相対位置が変化しない状態となる。
【0031】
このように、ローディング開始時、ピンチローラ10は移動シャーシ8と共に移動を始めるが、その直後、PRアーム11が移動シャーシ8の移動方向とは反対方向へ回動されるため、固定シャーシ1に対してピンチローラ10は減速して実質的に停止する。従って、開口部30a内においてピンチローラ10がアンローディング方向へ退避された状態で、テープガイド部材4b及び4cがピンチローラ10に干渉せずに先行移動される。
【0032】
即ち、図5から図6に示すように、テープガイド部材4b及び4cが移動される際、移動シャーシ8の矢印a方向への往動に伴って、テープガイド部材4b及び4cは次第にピンチローラ10に接近するので、ピンチローラ10が図5の定位置にあると、テープガイド部材4b及び4c(特に部材4c)がピンチローラ10に干渉する虞れがある。これに対して、本実施例のようにピンチローラ10が退避されると、テープガイド部材4b及び4cの移動動作に対してピンチローラ10は全く支障にならない。なお、ピンチローラ10はPRアーム11の回動による多少の遊び(ガタ)を持っているが、ローディング途中にピンチローラ10をカセット本体30bに軽く当接させることにより、そのガタを抑えることができ、テープガイド部材4b及び4c等への接触も防止することができる。
【0033】
そして、テープガイド部材4b及び4cがピンチローラ10の横を通過すると、移動シャーシ8の矢印a方向への往動に伴って、PRアーム11のピン15がカム溝21bから21cへ案内されることによって、図7に示すように、PRアーム11が第2の方向である矢印b方向へ回動される。これにより、ピンチローラ10はカセット本体30bから離間する方向へ移動され、移動シャーシ8と共にキャプスタン3の近傍まで移動される。
【0034】
そして、ピンチローラ10がテープ31を挟んでキャプスタン3に当接してから、さらにPRアーム11は移動シャーシ8と共に若干往動される。これにより、第1アーム13がバネ16に抗して第2アーム14に対して矢印b′方向へ若干回動され、そのバネ16によりピンチローラ10がキャプスタン3に最適な力及び角度で圧着される。この状態で、キャプスタン3及びピンチローラ10によってテープ31が定速走行され、回転ドラム2に巻き付けられたテープ31に対して磁気ヘッドにより所望の記録又は再生が行われる。
【0035】
なお、テープ31のアンローディング時には、上述の逆動作によって、アンローディングの完了直前にピンチローラ10が開口部30a内で退避されている間に、テープガイド部材4b及び4cが復動され、この後、ピンチローラ10が初期位置に復帰される。
【0036】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の有効な変更並びに応用が可能である。例えば、実施例においてはカセットが装着される移動シャーシを固定シャーシ上で往復動させる構成を示したが、必ずしも移動シャーシを有する構造でなくてもよく、この場合には例えばピンチローラアームの回動手段に回動規制の機能を付加すればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テープガイド部材によるテープローディング時に、ピンチローラを支持するアームを第1の方向へ回動させて、ピンチローラをテープガイド部材の移動経路上より退避させ、テープガイド部材を通過させてからピンチローラをキャプスタンへと移動するようにしたので、カセット開口部内のスペースが狭い場合でも、テープガイド部材の移動動作に対してピンチローラが支障とならず、装置の小型化を促進することができる。また、ローディング時にカセット開口部内でピンチローラを退避させるので、カセット装着時には、ピンチローラを開口部内でテープ及びカセット本体の何れとも干渉しない最適な位置に配置することが可能となる。
【0038】
また、固定シャーシ上で往復動自在の移動シャーシにカセットが装着される場合には、カセット開口部内への回転ドラムの相対的な挿入によりスペースがさらに狭くなっても、上記ピンチローラの支障を回避することができる。しかも、アーム回動規制部材を固定シャーシに設けることにより、極めて簡単な構造で、移動シャーシの往動に伴ってアームを回動規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をVTRに適用した一実施例における装置の全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】上記装置の全体構成を示す平面図である。
【図3】上記装置におけるテープのアンローディング状態を示す平面図である。
【図4】上記装置におけるテープのローディング状態を示す平面図である。
【図5】上記装置におけるカセット装着時の状態を示す要部の平面図である。
【図6】上記装置におけるローディング開始直後の状態を示す要部の平面図である。
【図7】上記装置におけるローディング完了直前の状態を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
1 固定シャーシ
2 回転ドラム
3 キャプスタン
4a、4b、4c テープガイド部材
6a、6b ガイドレール部材
7a、7b、7c 位置決め部
8 移動シャーシ
9a、9b リール台
10 ピンチローラ
11 ピンチローラアーム
12 軸
13 第1アーム
14 第2アーム
15 ピン
16 バネ
17 ストッパ
20 ピンチローラアームガイド部材
21a、21b、21c カム溝
30 カセット
30a 開口部
30b カセット本体
31 テープ
Claims (4)
- テープローディング動作時、装着されたカセットの開口部内からテープガイド部材の移動によりテープを引き出して回転ドラムに巻き付けると共に、ピンチローラを支持するアームの回動により前記カセット開口部内から前記ピンチローラを移動させて前記テープを挟んでキャプスタンに圧着させ、且つ前記ピンチローラの移動経路と前記テープガイド部材の移動経路とが互いに干渉する関係にあるテープローディング機構を備え、
前記アームは互いに反対の第1の方向と第2の方向とに回動規制されるようになされ、前記テープローディング時、前記テープガイド部材を前記カセット開口部内からテープを引き出して回転ドラムに巻き付けるべく移動するとともに、前記アームを第1の方向へ回動させ前記ピンチローラを前記テープガイド部材の移動経路上より退避させることによって前記テープガイド部材を通過させた後、前記アームを第2の方向に回動させて前記ピンチローラを前記キャプスタンに圧着する位置へと移動させるように構成したことを特徴とする記録又は再生装置。 - 固定シャーシと、この固定シャーシ上で往復動自在に構成されてカセットが装着される移動シャーシと、前記固定シャーシ上に設けられた回転ドラム、キャプスタン及び移動自在のテープガイド部材と、回動自在のアームに支持されたピンチローラとを具備し、
前記カセットが装着された前記移動シャーシを前記回転ドラムの方向へ往動させて、その回転ドラムの少なくとも一部を前記カセットの開口部内へ相対的に挿入させ、これに伴って、前記カセット開口部内から前記テープガイド部材の移動によりテープを引き出して前記回転ドラムに巻き付けると共に、前記アームの回動により前記カセット開口部内から前記ピンチローラを移動させて前記テープを挟んで前記キャプスタンに圧着させ、且つ前記ピンチローラの移動経路と前記テープガイド部材の移動経路とが互いに干渉する関係で構成された記録又は再生装置であって、
前記アームは前記移動シャーシ上に回動自在に配されると共に、そのアームを互いに反対の第1の方向と第2の方向とに回動規制するアーム回動規制部材を前記固定シャーシに設け、前記テープローディング時、前記移動シャーシの往動に伴って前記テープガイド部材を前記カセット開口部内からテープを引き出して回転ドラムに巻き付けるべく移動するとともに、前記アームを前記移動シャーシに対して第1の方向へ回動させ前記ピンチローラの前記固定シャーシに対する移動を相対的に略停止させて前記テープガイド部材の移動経路上より退避させることによって前記テープガイド部材を通過させた後、前記アームを前記移動シャーシに対して第2の方向に回動させて前記ピンチローラを前記キャプスタンに圧着する位置へと移動させるように構成したことを特徴とする記録又は再生装置。 - 前記第1の方向への前記アームの回動時に、前記ピンチローラを前記カセット開口部内でカセット本体に略当接させることを特徴とする請求項1または2記載の記録又は再生装置。
- 前記カセットの装着時に、前記アームを前記第1の方向と前記第2の方向との間における初期位置に規制することを特徴とする請求項1または2記載の記録又は再生装置。
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