JP3155624B2 - 回動体駆動機構及びこれを用いた磁気記録再生装置 - Google Patents

回動体駆動機構及びこれを用いた磁気記録再生装置

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JP3155624B2 JP24365092A JP24365092A JP3155624B2 JP 3155624 B2 JP3155624 B2 JP 3155624B2 JP 24365092 A JP24365092 A JP 24365092A JP 24365092 A JP24365092 A JP 24365092A JP 3155624 B2 JP3155624 B2 JP 3155624B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、磁気記録再生
装置等において使用される回動部材を駆動するための回
動体駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テ−プを記録媒体として用いる記録再生
装置においては、再生、記録を行なうためにはテ−プを
ロ−ディングする必要がある。このロ−ディング機構に
は、例えば、ピンチロ−ラア−ムあるいは、テ−プ引出
しガイドア−ム等の部材が使用されている。
【0003】これらピンチロ−ラア−ム等は各々支軸を
有し、該支軸を中心として所定の角度範囲に渡って回動
動作する構成となっていた。そして、該回動動作は、例
えば、特開昭63−220448号公報に記載のよう
に、各々ア−ムの一部をア−ムの回動支軸とは別個の支
軸回りに回動するように配置された回転駆動部材のカム
溝と係合させることにより行なうのが一般的であった。
【0004】なお、ピンチロ−ラア−ムとは、回動部材
であるピンチロ−ラを搭載してキャプスタンに圧着させ
る部材である。テ−プ引出しガイドア−ムとは、ロ−デ
ィングに際に所定のテ−プパスを形成するようにカセッ
トからテ−プを引出すためのテ−プ引出ガイドを、搭載
した部材である。
【0005】従来のVTRメカニズムにおけるピンチロ
−ラア−ム駆動機構の一例を図6を用いて詳細に説明す
る。
【0006】ピンチロ−ラア−ム2600およびテ−プ
引出ガイドア−ム2700の回動は、それぞれ独立した
駆動系を用いて行なわれている。すなわち、ピンチロ−
ラア−ム2600は、カムギア2900により回動され
る回動ア−ム2800とピンチロ−ラバネ3800とを
介して、連結されている。よって、回動ア−ム2800
の回度によりピンチロ−ラア−ム2600はピンチロ−
ラバネ3800に引かれて時計方向に回動し、また、回
動ア−ム2800に設けられたストッパ6200により
反時計方向に回動される。ピンチロ−ラ8がキャプスタ
ン9に接触後、回動ア−ム2800がさらに時計方向に
回動することによりストッパ6200がピンチロ−ラア
−ム2600の端面より離れ、ピンチロ−ラバネ380
0の力によりピンチロ−ラ8の圧着力を得る。
【0007】テ−プ引出ガイドア−ム2700は、カム
ギア6000によりスライド運動するスライダ−610
0に連接しているリンク5900を介して連結してお
り、スライダ−6100の左右運動によりリンク590
0が回動し、テ−プ引出ガイドア−ム2700を時計方
向および反時計方向に回動する。付勢バネ3900は、
テ−プ引出ガイドア−ム2700の位置を規制をし、テ
−プ引出ガイドア−ム2700のガタツキを無くす役割
を果たすものである。
【0008】以上のように、ピンチロ−ラア−ム260
0およびテ−プ引出ガイドア−ム2700の回動は、そ
れぞれ別のタイミングで回動するものであるため、従来
は、別系統の駆動系によりそれぞれ駆動していた。従っ
て、駆動系の部品点数及び部品占有面積の減少を図る上
での障壁となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、カム溝を有した回転駆動部材(これ以降、
代表して”カムギア”と呼称する)を支持している回転
軸と、ピンチロ−ラア−ム等を支持する回動軸とが別個
に構成されているため、メカ部品占有面積および部品点
数の削減、および低コスト化に限界があった。
【0010】また、従来の磁気記録再生装置は、ピンチ
ロ−ラのキャプスタンへの圧着動作とテ−プ引出ガイド
の所定位置への引出動作等を別々の駆動系を用いて行な
わせる構成となっていた。そのため、部品占有面積およ
び部品点数は多くなり、その結果、重量が大きくなると
いう問題があった。また、コストも高くなっていた。
【0011】本発明の目的は、上記問題点を解決し、回
動体駆動機構の部品占有面積および部品点数の削減、削
除、および低コスト化を実現するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、テー
プの走行を駆動するキャプスタンと、該キャプスタンに
テープを圧着させるピンチローラと、該ピンチローラを
支持し、回動可能に構成されたピンチローラアームと、
テープ引出時に所定量のテープを引き出す引出ガイドア
ームと、テープ走行時のテープに所定の張力を与えるた
めのテンションアームと、を備えた磁気記録再生装置の
回動体駆動機構において、上記ピンチローラアーム又は
上記引出ガイドアームと、回動の軸を共有する回動駆動
部材と、上記回動駆動部材により回動され、かつ、上記
ピンチローラアームと上記引出ガイドアームと上記テン
ションアームとのうち、少なくとも一つ(回動体)を回
動させる回動部材と、を有することを特徴とする回動体
駆動機構が提供される。
【0013】
【0014】
【0015】本発明の他の態様としては、テ−プへの信
号の記録、再生を行うためのヘッドを搭載した回転ヘッ
ドシリンダ装置と、カセットからテ−プを引き出し、上
記回転ヘッドシリンダ装置に所定の角度にわたりテ−プ
を螺旋状に巻装するテ−プガイド手段と、カセット、テ
−プガイド手段および回転ヘッドシリンダ装置間におけ
るテ−プの走行を駆動するキャプスタンと、上記キャプ
スタンにテ−プを圧着させるピンチロ−ラと、上記ピン
チロ−ラを支持し、回動可能に構成されたピンチロ−ラ
ア−ムと、上記ピンチロ−ラア−ムと回動の軸を共有す
回動駆動部材と、上記回動駆動部材により回動され、
かつ、上記ピンチロ−ラア−ムを回動させる回動部材
と、を有することを特徴とする磁気記録再生装置が提供
される。
【0016】上記回動ア−ムによる上記ピンチロ−ラア
−ムの駆動は、上記回動ア−ムと、上記ピンチロ−ラア
−ムとの間に設けられたカム機構により行なわれるもの
であってもよい。
【0017】上記カム機構は、上記ピンチロ−ラア−ム
に配置されたカム部と、上記回動ア−ムに配置された該
カム部に沿って移動する係合部とを含んで構成されるも
のであってもよい。
【0018】より具体的かつ詳細に説明する。
【0019】回動駆動部材と、これを支持している回動
軸にピンチロ−ラア−ムあるいはテ−プ引出しガイドア
−ム等の回動体を同軸上に配置する。そして、回動駆動
部材により回転角度変換手段を介して回動体を駆動す
る。
【0020】回動体の配し方としては、 (1)単一の回動体を回動駆動部材と同軸上に配す。
【0021】(2)複数の回動体を回動駆動部材と同軸
上に配す。
【0022】の2通りがある。
【0023】また、回転角度変換手段の駆動力伝達の対
象部材としては、 (a)上記の回動駆動部材と同軸に配された回動体のみ
を伝達対象とする。
【0024】(b)上記の回動駆動部材と同軸に配置さ
れた回動体に加え、上記回動駆動部材とは別の軸に配置
される回動体をも伝達対象する。
【0025】の2通りとなる。
【0026】さらに回転角度変換手段から回動体への駆
動力の伝達方法としては、 (i)回転角度変換手段にカム部を設け、回動体の一部
を該カム部と係合させる。
【0027】(ii)回動体にカム部を設け、回転角度変
換手段の一部を該カム部と係合させる。
【0028】の2通りが考えられる。
【0029】ここで、回動体が複数の場合は、(i)、
(ii)の組合せでカム部を設ける。よって、回動体駆動
機構の基本的な構成としては、上記(1)及び(2)、
(a)及び(b)、(i)及び(ii)を組合せたものが
考えられる。
【0030】
【作用】回動駆動部材を支持している回動軸に、単一或
いは複数の回動体を同軸上に配することにより部品配置
の高密度化が図れるとともに、上記の回動体の回動半径
を小さくした構成とすることが容易となるため、装置の
小型化を実現できる。この場合、回動体は、回動駆動部
材から駆動力を受けて回動するが、回動の仕方は各回動
体の機能に応じて設定される必要があるため、回動駆動
部材とは異なったものとなる。この回動体と回動駆動部
材との回動の仕方の差異を吸収するのが回転角度変換手
段である。このように、回転角度変換手段は、回動駆動
部材と同軸上に配された回動体に回動駆動力を伝達する
役割を担うものであるが、上記の回動駆動部材とは別の
軸に配置される回動体にも駆動力を伝達する構成とする
ことにより駆動力伝達の高効率化が図れ、これにより部
品点数が低減でき、装置の低コスト化を達成できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0032】まず始めに、本実施例の磁気記録再生装置
のテ−プ走行系概要を図3により説明する。
【0033】図3において、1はシリンダ、2,3は傾
斜ピン、4,5,6は幅規制ガイド群、7はテ−プ引出
ガイド、8はピンチロ−ラ、9はキャプスタン、10は
キャプスタンギア、11はプ−リギア、12はテンショ
ンア−ム、13はテンションピン、14はテ−プ、15
はシャ−シ、16はシンクロベルト、17はセンタ−ギ
ア、18はアイドラギア、19はインピ−ダンスロ−
ラ、20は供給側リ−ル台(以下、”Sリ−ル台”とい
う。)、21は巻取側リ−ル台(以下、”Tリ−ル台”
という。)、22はTリ−ル台ギア、23はカセット、
24はSリ−ル、25はTリ−ル、26はピンチロ−ラ
ア−ム、27はテ−プ引出ガイドア−ム、28は回動ア
−ム、29はカムギア、30は駆動モ−タ、33は回転
共有軸、34は回動軸、37はカセット開口部、38は
バネ、39は付勢バネ、51は回動軸、57はリングギ
ア、58は駆動系ギア列(該図中、斜線を付した)であ
る。
【0034】なお、駆動系ギア列58は、幅規制ガイド
5,6および傾斜ピン2,3によるロ−ディング動作等
を行うためのものであり、駆動ギア52,53,54,
55,56を含んで構成されている。
【0035】ロ−ディングの概要を説明する。
【0036】ロ−ディング動作は、駆動系ギア列58内
に位置するカムギア29により駆動される。
【0037】テ−プ14は、傾斜ピン2,3、幅規制ガ
イド5,6、ピンチロ−ラア−ム26およびテ−プ引出
ガイド27等によりカセット23のカセット開口部37
から引き出され、回転ヘッドシリンダ装置1に所定角度
でヘリカルに巻付けられる。そして、この状態で、キャ
プスタン9とピンチロ−ラ8により挾まれ、キャプスタ
ン9の回転力により所定速度で走行させられる。
【0038】この時、送り出されたテ−プ14は、Tリ
−ル25の回転により巻取られる。このTリ−ル25の
回転は、キャプスタン9の回転を利用している。すなわ
ち、キャプスタン9の回転は、シンクロベルト16、プ
−リギア11を介してセンタ−ギア17に回転力が伝達
される。該回転は、さらに、センタ−ギア17と噛み合
ったアイドラギア18を介してTリ−ル台ギア22に回
転力に伝えられ、Tリ−ル台21を回転させる。その結
果、テ−プ14が巻取られる。
【0039】本実施例は、ピンチロ−ラア−ム26等の
駆動機構を以下のようなものとした点に特徴を有する。
【0040】図1に示す様に、ピンチロ−ラア−ム26
と駆動カムギア29を同軸(以下、該軸を”回転共有軸
33”という)に配した。そして、ピンチロ−ラア−ム
26への回動力の伝達は、回転共有軸33とは別の回動
軸34に支持された回動ア−ム28を介してなされる構
成となっている。さらにこの回動ア−ム28は、テ−プ
引出ガイドア−ム27をも、回動軸51を中心として回
動させる構成となっている。
【0041】なお、カムギア29と回動ア−ム28の間
での駆動力の伝達は、回動ア−ム28にボスあるいはピ
ン等の突出部を設け、これをカムギア29に設けたカム
44に連接することにより行なわれる。また、回動ア−
ム28と、ピンチロ−ラア−ム26およびテ−プ引出ガ
イドア−ム27と、の間での駆動力の伝達は、回動ア−
ム28に突出部45,47を設け、各ア−ム26,27
と、この突出部45,47と接触させることにより行な
う。
【0042】捩じりコイルバネからなるピンチロ−ラバ
ネ38は、ピンチロ−ラア−ム26の支軸33を中心と
して巻き付けられている。そして、その一端は突出部4
5に、また、他の端は、ピンチロ−ラア−ム26に設け
られた突出部262に掛けられている。これにより、ピ
ンチロ−ラア−ム26は常に突出部45に押しつけら
れ、その位置決めが確実になされる構成となっている。
【0043】また、同様に、捩じりコイルバネからなる
テ−プ引出ガイドバネ39は、テ−プ引出ガイドア−ム
27の支軸51を中心として巻き付けられている。その
一端が突出部272に掛けられている。また、この図に
おいては明らかになっていないが、他端は支軸51その
ものに固定されている。これにより、テ−プ引出ガイド
ア−ム27は、常に突出部47に押しつけられ、その位
置決めが確実になされる構成となっている。
【0044】ただし、ピンチロ−ラバネ38、テ−プ引
出ガイドバネ39については必ずしも必要なものではな
い。他のなんらかの方法により位置決めを確実に行なう
ことができる場合、あるいは、正確な位置決めが不要な
場合には、これらのバネはなくても良い。
【0045】以上のような構成をとったことにより、従
来技術に比べて、カムギア29周辺領域の回動軸を削減
することができる。また、ピンチロ−ラア−ム26回動
における通過領域の面積を大幅に減少させることができ
る。従って、メカの低コスト化および軽量化が達成でき
る。また、単一の部材つまり回動ア−ム28の駆動によ
り、ピンチロ−ラ8のキャプスタン9への圧着および、
テ−プ引出ガイド7の所定位置への回動を同時もしくは
所定タイミングで行なうことが可能である。
【0046】上記実施例の応用例を図2、図4を用いて
説明する。
【0047】図2に示した実施例は、回転ア−ム28
と、ピンチロ−ラア−ム26等との間での駆動力の伝達
機構が異なる例である。
【0048】図2(a)に示した実施例は、回動ア−ム
28にカム溝311、321等を設けている。また、ピ
ンチロ−ラア−ム26およびテ−プ引出ガイドア−ム2
7の側に、このカム溝311、321に連接する連接部
351,361を設けている。該連接部351,361
は、具体的には、ボス、ロ−ラ、あるいはピン等で良
い。カム溝311については、引張バネからなるピンチ
ロ−ラア−ムバネ382の取付け長を確保するととも
に、その長さを一定に保って、引張力が一定となる様な
形状としている。なおカム溝311,321のみなら
ず、外周カムによっても同様の構成をとることはでき
る。
【0049】引張バネからなるピンチロ−ラバネ382
は、ピンチロ−ラア−ム26と、回転ア−ム28に設け
られたバネフック468との間に掛けられており、回転
ア−ム28の時計方向の回動に伴って引き延ばされる構
成となっている。すなわち、ピンチロ−ラア−ム26を
時計方向に付勢し、ピンチロ−ラ8がキャプスタン9に
接触した状態においては、該両者を圧着させる。また、
ピンチロ−ラ8とキャプスタン9とが接触していない状
態においてもピンチロ−ラア−ム26の連接部351を
カム溝311に当接させて、その位置決めを確実なもの
としている。
【0050】これにより、基本的効果は実施例1と同様
に、ピンチロ−ラア−ム26およびテ−プ引出ガイドア
−ム27の複雑かつ正確な制御を行なうことができる。
【0051】図2(b)に示した実施例は、図2(a)
の実施例とは逆に、回動ア−ム28に連接部352、3
62を、また、ピンチロ−ラア−ム26、テ−プ引出ガ
イドア−ム27にはカム溝312、322を配置した点
に特徴を有するものである。
【0052】捩じりコイルバネからなるピンチロ−ラバ
ネ381は、ピンチロ−ラア−ム26の回転共有軸33
を中心として巻き付けられている。そして、その一端は
連接部352に掛けられている。、また、この図では明
らかではないが他端は、ピンチロ−ラア−ム26そのも
のに固定されている。これにより、ピンチロ−ラア−ム
26を時計方向に付勢し、ピンチロ−ラ8がキャプスタ
ン9に接触した状態においては、該両者を圧着させてい
る。また、ピンチロ−ラ8とキャプスタン9とが接触し
ていない状態においても連接部352をカム溝312に
当接させて、その位置決めを確実なものとしている。
【0053】以上のような構成をとることにより、一つ
の回動ア−ム28でピンチロ−ラ8の圧着および、正確
な位置決めが可能になる。
【0054】また、カム溝312,322を、ピンチロ
−ラア−ム26、テ−プ引出ガイドア−ム27の側に設
けたことにより、図2(a)の実施例と同様の効果に加
え、回動ア−ムの部品占有面積と回動面積をさらに極小
化できる。この場合、該カム溝を設けるために、ピンチ
ロ−ラア−ム26、テ−プ引出ガイドア−ム27が大き
くなるが、これらは、カムギヤ29などと重なって配置
されている部分が多いため、機構全体として見ればその
影響は小さいからである。
【0055】図2(c)に示した実施例は、上記図2
(a)の実施例と、図2(b)の実施例とを、混合した
ものである。すなわち、ピンチロ−ラア−ム26の駆動
については、回動ア−ム26の側にカム溝311を、ピ
ンチロ−ラア−ム26の側に連接部351を設けてい
る。一方、テ−プ引出ガイドア−ム27の駆動について
は、テ−プ引出ガイドア−ム27の側にカム溝322
を、回転ア−ム28の側に連接部362を設けている。
【0056】捩じりコイルバネからなるピンチロ−ラバ
ネ385は、ピンチロ−ラア−ム26の回転共有軸33
を中心として巻き付けられている。そして、その一端は
連接部351に掛けられている。これにより、ピンチロ
−ラア−ム26を時計方向に付勢し、ピンチロ−ラ8が
キャプスタン9に接触した状態においては、該両者を圧
着させている。また、ピンチロ−ラ8とキャプスタン9
とが接触していない状態においても連接部351をカム
溝311に当接させて、その位置決めを確実なものとし
ている。
【0057】以上のような構成をとることにより、図2
(a)と同様の効果に加え、ピンチロ−ラア−ム26の
部品占有面積と回動面積を極小化できるので、カセット
開口部37にピンチロ−ラア−ム26および回転共有軸
33を配置する場合に有利である。
【0058】図2(d)の実施例は、図2(c)の実施
例とは逆に、ピンチロ−ラア−ム26の駆動について
は、ピンチロ−ラア−ム26の側に外周カム313を、
回動ア−ム26の側にストッパ353を設けている。一
方、テ−プ引出ガイドア−ム27の駆動については、回
転ア−ム28の側にカム溝321を、テ−プ引出ガイド
ア−ム27の側に連接部361を設けている。
【0059】ピンチロ−ラ8がキャプスタン9に接して
いない状態においては、ピンチロ−ラバネ382はピン
チロ−ラア−ム26を引いて、外周カム313とストッ
パ353とを当接させている。これにより、ピンチロ−
ラア−ム26の位置決めを正確なものとしている。回動
ア−ム28が時計方向に回動を開始すると、該ピンチロ
−ラバネ382に引っ張られてピンチロ−ラア−ム26
も、時計方向に回動を始める。この場合、外周カム31
3とストッパ353とは当接した状態を保っている。
【0060】ピンチロ−ラ8がキャプスタン9に接する
と、ピンチロ−ラア−ム26は、それ以上は回動しな
い。この後さらに、回動ア−ム28が回動すると、スト
ッパ353と外周カム313とが離れる。すると、ピン
チロ−ラバネ382が延びて、ピンチロ−ラ8をキャプ
スタン9に圧着させる。
【0061】以上のような構成により、図2(a)と同
様の効果に加え、ピンチロ−ラア−ム26の部品占有面
積と回動面積を極小化でき、カセット開口部37にピン
チロ−ラア−ム26および回転共有軸33を配置する場
合に有利である。また、かつテ−プ引出ガイドア−ム2
7の部品占有面積を小さくできる。また、適正な駆動タ
イミングでテ−プ14は引出されるので、テ−プロ−デ
ィング時のガイド乗り上げ等によるテ−プ損傷を防止し
ている。
【0062】なお、図2(a)〜(d)に示した実施例
は、各部材の許容寸法等の条件によって最適方法を選択
し応用すれば良い。
【0063】以上説明した実施例においては、ピンチロ
−ラ8の圧着と、ピンチロ−ラア−ム26の位置決めと
を一つのバネにより行なっているが、必ずしも一つのバ
ネに両機能をもたせる必要はなく、別々のバネにより実
現しても良い。あるいは、正確な位置決めが不要な場合
や、他の方法により位置決めを行なう場合には、単に圧
着力を得るだけのものとしても良い。
【0064】テ−プ引出ガイドア−ム27の駆動系につ
いても引出ガイド付勢バネ39を設けた例を図4を用い
て説明する。
【0065】図4(a)は、捩じりコイルバネからなる
テ−プ引出ガイドバネ391が設けられている。テ−プ
引出ガイドバネ391はテ−プ引出ガイドア−ム27の
支軸51を中心として巻き付けられており、テ−プ引出
ガイド27のカム溝362と回転ア−ム28の連接部3
22とを当接した状態に保ち、その位置決めを確実にし
ている。これ以外の点については、図2(b)に示した
例と同じである。
【0066】このような構成をとることにより、一つの
回動ア−ム28でピンチロ−ラ8の圧着および位置決め
のみならず、テ−プ引出ガイド27の正確な位置決めも
可能となる。
【0067】図4(b)は、引っ張りバネからなるテ−
プ引出ガイドバネ392が設けられている。テ−プ引出
ガイドバネ392はテ−プ引出ガイドア−ム27設けら
れたバネフック469と、回転ア−ム28の回転軸34
との間にかけられている。これにより、テ−プ引出ガイ
ド27の連接部361と回転ア−ム28のカム溝321
とを当接した状態に保ち、その位置決めを確実にしてい
る。これ以外の点については、図2(a)に示した例と
同じである。
【0068】このような構成をとることにより、一つの
回動ア−ム28でピンチロ−ラ8の圧着および位置決め
のみならず、テ−プ引出ガイド27の正確な位置決めも
可能となる。また、回動ア−ム28の回動中心と、引張
バネ392のバネフック468までのスパンを長く取る
ことができ、小さな回動力で、ピンチロ−ラ8およびテ
−プ引出ガイド7を作動させることができる。
【0069】図4(c)は、図2(d)においては引っ
張りバネであったピンチロ−ラバネ382を、板バネか
らなるピンチロ−ラバネ383に変更したものである。
また、テ−プ引出ガイドバネ393を、回転ア−ム28
に設けたものである。なお、ストッパ353、外周カム
313は、ピンチロ−ラバネ383の撓み量を確保で
き、かつその撓み量を一定に保って押圧力が一定となる
様に調整する。
【0070】これらの機能およびこれ以外の点について
は、図2(d)に示したものと同じである。
【0071】この例においても、一つの回動ア−ム28
でピンチロ−ラ8の圧着力および位置決めのみならず、
テ−プ引出ガイド7の所定位置への位置決めを正確に行
なうことができる。さらに、この例ではバネフック等の
部材を必要としないため、回動ア−ム28の小型化やバ
ネの簡素化等を進めることができる。これにより回動体
駆動機構全体の部品占有面積を小さくできる。なお、ピ
ンチロ−ラバネ383等の押圧部にRを設ける等すれ
ば、より滑らかに各ア−ム26,27と接触させること
が可能である。
【0072】以上、図4(a)〜(c)に示した構成
は、これに限定されるものではなく、当然ながら、これ
らの各種のバネを組合せて用いることも可能である。す
なわち、高さ制限等の条件に従ってピンチロ−ラア−ム
26とテ−プ引出ガイドア−ム27とでバネの種類を変
えたり、バネを各種ア−ムに取付けるばかりではなく、
逆に回動ア−ム28に取付けて圧着効果を向上させても
よい。さらには、回動ア−ム28や各種ア−ムの回動軸
33、34にバネの一端を掛けてバネフック469と共
用化するなどして、部品点数のさらなる削減と部品占有
面積の減少も可能である。
【0073】本発明の回転角度変換手段の他の実施例を
図5を用いて説明する。
【0074】上記実施例においては、回転角度変換手段
として回動ア−ム28を採用していたが、本実施例では
これと同様の働きをするように、バネ43,386,3
96と、連接ピン42,46,47とを組合せ、ピンチ
ロ−ラア−ム26とテ−プ引出ガイドア−ム27の回動
を可能にした点に特徴を有するものである。
【0075】この例においては、カムギア29に固定さ
れた回動ピン47が設けられている。また、ピンチロ−
ラア−ム26上にピンチロ−ラバネ386が設けられて
いる。そして、連接ピン42をカムギア29のカム溝4
4に挿通し、連接ピン42が該カム溝44に沿って移動
する構成とされている。さらに、連接ピン42の移動を
滑らにするため回転共有軸33に固定支持されたスライ
ドカム溝部材41を設ける。連接ピン42と、ピンチロ
−ラア−ム26に固定されたバネフック46との間には
バネ43を掛けられている。
【0076】一方、テ−プ引出ガイドア−ム27を駆動
するための機構としては、ピンチロ−ラア−ム26には
フックピン50が設けられている。また、テ−プ引出ガ
イドア−ム27のスライドカム溝40には、スライド連
接ピン48が挿通されている。フックピン50とスライ
ド連接ピン48とは、連結部材396を介して連結され
ている。
【0077】動作を説明する。
【0078】カムギア29が、時計方向に所定角度回転
すると、この回動ピン47はピンチロ−ラバネ386
押圧し、ピンチロ−ラ8をキャプスタン9に圧着させ
る。一方、カムギア29が逆転するとカム溝44により
バネ43の伸びる方向に連接ピン42がスライドする。
また、これと同時に、ピンチロ−ラバネ38から回動ピ
ン47が離れて、ピンチロ−ラア−ム26を所定位置に
格納する。
【0079】ただし、ピンチロ−ラバネ386と回動ピ
ン47を連結した構成とすれば、スライドカム溝部材4
1、連接ピン42、およびバネ43を設けなくても同様
の動作を行なうことができる。
【0080】一方、テ−プ引出ガイドア−ム27の動き
については、ピンチロ−ラア−ム26が水平な状態から
時計方向に回動を始めると、バネフック50の外周がテ
−プ引出ガイドア−ム27の外周カム49に接触し、テ
−プ引出ガイドア−ム27を所定量回動させる。これに
伴って、連接ピン48はスライドカム溝40に沿ってス
ライドし、連結部材396の極端な伸び等を防止する。
またこれにより、ピンチロ−ラア−ム26の圧着および
格納方向、どちらの回動においても、テ−プ引出ガイド
ア−ム27が回動される構成となっている。
【0081】なお、ピンチロ−ラア−ム26とテ−プ引
出ガイドア−ム27の連動は、連結部材39を用いず
に、直接フックピン50をスライドカム溝40に連接さ
せても可能である。
【0082】これにより、回転角度変換手段を回動ア−
ムなしに提供することができ、部品点数の削減および部
品占有面積を小さくできる。
【0083】上記、回動体駆動機構はピンチロ−ラ圧着
部とテ−プ引出ガイド部に用いるばかりでなく、テ−プ
テンションピンの回動部、ブレ−キ回動部等の他の回動
部に用いることも可能である。
【0084】以上説明したとおり上記実施例において
は、メカ的に新たな機構を設けることなく、かつシステ
ム回路的に何ら変更することなく、少ない部品点数で回
動体駆動機構を提供できる。
【0085】また、システム電源遮断時等の異常時に
も、カム溝等の働きにより、ピンチロ−ラおよびテ−プ
引出ガイドの位置は変わらず、テ−プを弛ませることな
く保持でき、テ−プガイドフランジへの乗り上げ等を防
止できる。
【0086】本発明の回動体駆動機構によれば、少ない
部品点数および小さな部品占有体積で部品の回動を行な
わせることができる。特に、上記実施例で示した磁気記
録再生装置においては、カムギア29と同軸に配された
ピンチロ−ラア−ム28の圧着動作とテ−プ引出ガイド
ア−ム27の所定位置への回動を、回転駆動源であるカ
ムギア29およびバネ等を含めても、全体としては、従
来よりも少ない部品点数および小さな部品占有体積で行
なうことが可能である。上記実施例においては、ピンチ
ロ−ラア−ム28のみをカムギア29と軸を同位置にし
ているが、テ−プ引出ガイドア−ム27についてもこれ
らと軸を同位置にすることができる。この場合には、さ
らに、部品占有面積を小さくすることができる。
【0087】また、ピンチロ−ラバネおよびテ−プ引出
ガイド付勢バネを設けつことにより各ア−ムの回動速度
および引出タイミングを最適化でき、テ−プロ−ディン
グ時のテ−プのガイドフランジ乗り上げによる傷つきを
防止できた。
【0088】なお、言うまでもなく本願発明は磁気記録
再生装置に限らずあらゆる装置に適用可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、メカコストの低減、メ
カ重量の軽減化、組立性向上、高信頼性の確保、を可能
とした回動体駆動機構を提供することができる。特に高
品質な信号記録再生を行なう磁気記録再生装置において
は、実装密度の高いメカを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した回動体駆動機構の構
成図である。
【図2】他の実施例を示す構成図である。
【図3】VTRのテ−プ走行系の概要を示す構成図であ
る。
【図4】他の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図6】従来技術を示す構成図である。
【符号の説明】
1・・・・・回転ヘッドシリンダ装置 2〜3・・・傾
斜ピン 4〜6・・・幅規制ガイド 7・・・・・テ
−プ引出ガイド 8・・・・・ピンチロ−ラ 9・・・・・キ
ャプスタン 12・・・・・テンションア−ム 13・・・・
・テンションピン 14・・・・・テ−プ 15・・・・
・シャ−シ 20・・・・・供給側リ−ル台 21・・・・
・巻取側リ−ル台 23・・・・・カセット 24・・・・
・Sリ−ル 25・・・・・Tリ−ル 26・・・・
・ピンチロ−ラア−ム 27・・・・・テ−プ引出ガイドア−ム 28・・・・
・回動ア−ム 29・・・・・カムギア 30・・・・
・駆動モ−タ 31・・・・・カム溝 32・・・・
・カム溝 33・・・・・回転共有軸 34・・・・
・回転軸 35・・・・・連接部 36・・・・
・連接部 37・・・・・カセット開口部 38・・・・
・ピンチロ−ラバネ 39・・・・・付勢バネ 45・・・・
・回動ピン 47・・・・・回動ピン 51・・・・
・回転軸 52〜56・・・駆動ギア 57・・・
・・駆動リングギア 58・・・・・駆動系ギア列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 潔 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所 映像メディア研究 所内 (72)発明者 上田 雅司 茨城県勝田市稲田1410番地 株式会社 日立製作所 AV機器事業部内 (56)参考文献 特開 昭63−1850(JP,A) 特開 昭63−245384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/665

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの走行を駆動するキャプスタンと、
    該キャプスタンにテープを圧着させるピンチローラと、
    該ピンチローラを支持し、回動可能に構成されたピンチ
    ローラアームと、テープ引出時に所定量のテープを引き
    出す引出ガイドアームと、テープ走行時のテープに所定
    の張力を与えるためのテンションアームと、を備えた磁
    気記録再生装置の回動体駆動機構において、 上記ピンチローラアーム又は上記引出ガイドアームと、
    回動の軸を共有する回動駆動部材と、 上記回動駆動部材により回動され、かつ、上記ピンチロ
    ーラアームと上記引出ガイドアームと上記テンションア
    ームとのうち、少なくとも一つを回動させる回動部材
    と、 を有することを特徴とする回動体駆動機構。
  2. 【請求項2】上記回動駆動部材は、回転駆動力を受ける
    ギヤが外周に形成され、内側に上記回動部材を回動させ
    るカム溝が形成されているカムギヤであること、を特徴
    とする請求項1に記載の回動体駆動機構。
  3. 【請求項3】テープへの信号の記録、再生を行うための
    ヘッドを塔載した回転ヘッドシリンダ装置と、 カセットからテープを引き出し、上記回転ヘッドシリン
    ダ装置に所定の角度にわたりテープを螺旋状に巻装する
    テープガイド手段と、 カセット、テープガイド手段および回転ヘッドシリンダ
    装置間におけるテープの走行を駆動するキャプスタン
    と、 上記キャプスタンにテープを圧着させるピンチローラ
    と、 上記ピンチローラを支持し、回転可能に構成されたピン
    チローラアームと、 上記ピンチローラアームと回動の軸を共有する回動駆動
    部材と、 上記回動駆動部材により回動され、かつ、上記ピンチロ
    ーラアームを回動させる回動部材と、 を有することを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記回動部材による上記ピンチローラアー
    ムの駆動は、上記回動部材と、上記ピンチローラアーム
    との間に設けられたカム機構により行われることを特徴
    とする請求項3に記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】上記回動部材は、捩じりコイルバネと引っ
    張りバネと板バネとのうち、いずれか一つのバネを介し
    て、上記ピンチローラアームを回動させることを特徴と
    する請求項3及び4のいずれか一項に記載の磁気記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】上記回動部材により回動され、テープ引出
    時に所定量のテープを引き出す引出ガイドアームを有し
    ていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項
    に記載の磁気記録再生装置。
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